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izanami・(&#x00A0)

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アメウズメ

プロト・シアター(東京都)

2010/10/08 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了

満足度★★★

いつ立ち止まってもいい場所。
あの世とこの世の境界線で痛切な懺悔と壮絶な赦しが混濁する。
前回に引き続き、閉鎖的な『ある世界』を寓話的に描き、独自の視点で普遍的な死生観に挑む真摯な姿勢に好感を持った。
ただテーマ性だけでなく、メタ的要素が前回と被っているパートがあり、やや新鮮味に欠けているような気もした。
質素だけれど世界観に寄り添う形で構築されている舞台美術、照明、衣装が印象に残った。

ネタバレBOX

とある貧しい浮浪者の若い男女と乞食の女がひっそりと暮らすうす暗い掃き溜め。その中心部から延びる三叉路のひとつはあの世への入口で一歩足を踏み入れると二度と戻って来られないという言い伝えがある。
死は恐怖に他ならぬことを知っている3人は『そっち』へは決して足を踏み入れぬよう日々最善の注意を払っている。
そんなある日、紛失したメモ書きを探しにサラリーマン風の男性がやってくる。
生きることへの不安や不満、諦めなどを抱えるひとびとが、負の引力によって引き寄せられ、苦し紛れに辿りついた終着地での話。

全編通して緊張感に張り詰めた舞台だった。
登場人物の誰もが死を意識し、死と隣り合わせにあり、苦悶している。
その絶叫がこちらの骨の髄まで感染してくるようだ。
誰も笑わないし、笑えない。笑う気力すら残されてはいない、極限状態。
しかしながら飄々とした佇まいもあり、特に自殺が救われる唯一の方法だという意見で合致したサラリーマン風男性と貧しい浮浪者の若い男女が電気コードを首に巻きつけていざ集団自殺!という時に「痛い・・・痛い、苦しい。」といって浮浪者の若い男がのたうちまわる場面など笑っていいのかどうか迷ってしまうほどのコミカルさがあった。
痛い・・・痛い、苦しい・・・って電気コードで首絞めるんだからそりゃそうだろ、と。死ぬことすら満足に出来かねるへタレなのか、と。
けど、死にたいのに死ねないなら生きてるしか仕方がないよね・・・。という消極的なポジティブさは、現代を生きる人々の本音なんじゃないかとおもう。

そしてそんなひとびとのおかしみを、寝そべりながら見届ける男は、あの世とこの世を行き来する、いわば神の使いのような者である。
ある時男は、田中さんという人物宛てに靴を届けにやってきた。
自分は田中ではないだろうが、その靴は自分のものだろうと主張するサラリーマン風の男性。そういえば彼は裸足だった。飛び降り自殺をする前に脱いだ靴だったのだろうか。しかし、靴の汚れ具合から自分の物ではないと判断したその靴は乞食の女へと渡り、女は知ってか知らずか『そっち』へと足を踏み入れ、戻ってきた時には古事記のイザナミとなって帰ってくる。なぜか?
靴はカルマを、暗示していたのだろうか。
そして、サラリーマン風の男性が紛失したというメモ書き。
あれは、遺書だったのではないだろうか。
だとしたら、一体どんなことが書かれていたのだろう。
その一切は明かされない。
誰にも本当のことはわからない、ということなのだろうか。
会場内をぐるりと取り囲むように整然と敷き詰められた夥しい数の黒いゴミ袋からは死臭が鼻をつくようだった。

一点補足を。
当パンの挨拶文に当初はイザナミを殺した青年の話にする予定だったと書かれていたけれど、イザナミを殺してしまったバックグラウンドを持つ青年像というは残しておいた方が罪悪感への負荷が伝わりやすかったんじゃないかとおもった。
GLADIATOR-奴隷と皇帝-【ご来場ありがとうございました!!】

GLADIATOR-奴隷と皇帝-【ご来場ありがとうございました!!】

劇団三年物語

萬劇場(東京都)

2010/10/16 (土) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

2バージョンの楽しみ
二ヶ月前から今日の午後は休みと決めて観劇してきました。
午後から皇帝バージョン、夜から奴隷バージョン、どっちも良かったです。
予想では複雑そうな展開かなという予想もあったのですが、すっと劇中に
入ることができました。皇帝バージョンはシリアスな感じで奴隷バージョン
は適度な笑いもあって、どちらも楽しかったです。一日で二通りの楽しみ
方ができるなんてなんと贅沢なことでしょう。剣闘シーンは迫力ものです。

月が水面に忍び来るがごとく

月が水面に忍び来るがごとく

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2010/10/15 (金) ~ 2010/10/21 (木)公演終了

韓流サスペンス恐るべし
オジサン族にはゾクっとさせられる作品。
“悪女の物語”でありながら、コミュニケーションの本質をも問う内容。
美術も面白く、期待値以上。

スフィンクスと諭吉〜消えちゃった100歳〜

スフィンクスと諭吉〜消えちゃった100歳〜

劇団 東京フェスティバル

シアター711(東京都)

2010/10/19 (火) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

それぞれの思惑は?
ネット社会の確実で便利な部分と、それゆえの怖さや、不確かさが、でていて、楽しめました。当パンには、是非、配役名も入れて頂きたいです。この人数なので、顔写真だけでも、判別できましたが、髪型変わって、メガネかけたら、全然解らない方も、いるので、ご協力お願い致します。

ネタバレBOX

15分の残業に、残業手当が付かないから、45分飲みに行こうか?なんて、思ってしまう、いまいちやる気のない課長と主任、臨時職員の徳永に、できる女課長の4人の戸籍課。大臣視察で、準備にとりかかるつもりが、とんだミスの発見で、一大事に。その四者四様が、面白く、ミス発覚を、逆手にとり、大臣視察の演出に変えてしまう。尚且つ、ミスを無くす為に、システム一本化と、自分達の仕事も便利に、してしまう女課長の、機転も良かったと、思う。で、そうなった理由の一因が、女課長の裏事情だったりと、展開は、おもしろかった。最後は、公演期間中なので・・・メデタシの予感で、あるものの、なぜ、あの徳永の行動に、なったのかが、不完全燃焼として、残ってしまった。途中の展開が、面白かっただけに・・・。
砂と兵隊/Sables & Soldats

砂と兵隊/Sables & Soldats

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/10/06 (水)公演終了

満足度★★

フランス語ver観劇
フランス語の方でしたが、生の青年団は初めて観ました。ビデオとあまり変わらぬ印象。 なんだか、これをやる意味というのがわからない 凄く普通

グロリア

グロリア

ハイリンド×サスペンデッズ

「劇」小劇場(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

みた
いくつか早船作品を見たけれども、今回は染みてくるものが足りなかった。最後まで前のめりになれなかった。
戦中の雰囲気を演出することに力が入り、物語の方はあまり深みが出せなかったように思う。肝心の風船爆弾も、他の何かに取り換えがきく要素に思った。

ブリテリ・マイルーラ GOLD

ブリテリ・マイルーラ GOLD

はちみつシアター

劇場MOMO(東京都)

2010/10/13 (水) ~ 2010/10/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高のショータイム
観ましたよ!相変わらずのショータイムの楽しさで、とても楽しい気持ちで劇場を後にしました。芝居部分でそれぞれの役がどういう気持ちでショーに挑むのかをこちらを引っ張ってくれる分、ショーも楽しめるし、それぞれの役者さんも輝いて見えるんでしょうね。元気もらいました。ありがとうございました!!

GLADIATOR-奴隷と皇帝-【ご来場ありがとうございました!!】

GLADIATOR-奴隷と皇帝-【ご来場ありがとうございました!!】

劇団三年物語

萬劇場(東京都)

2010/10/16 (土) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★★

両方見たい!
皇帝サイドを観ました。
エネルギッシュな芝居に圧倒されました。
奴隷サイドも観たらより面白いんだろうなと思いました。
(都合がつかずあえなく断念しました)

ACT泉鏡花

ACT泉鏡花

アトリエ・ダンカン

東京グローブ座(東京都)

2010/10/01 (金) ~ 2010/10/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

いい、千秋楽でした。
こんなにも、十人の役者がいれば十色の、思いを乗せて走った舞台は、なかったと思う。

カーテンコール。三浦涼介、顔を真っ赤にして、ボロ泣き。
三浦と宮の二人は、なんと演出家任せではなく、自分たちの動きを自分たちで考えて(!)、スタジオの隅で練習し続けていたのだそうだ。(ダンスは躍動感あふれて、とても素敵だった!)
二人とも、大泣き。
一見、今どきのクールなイケメンにしか見えない三浦が、こんなにも熱いハートの人だったことに驚かされる。もらい泣きする観客、多数。

初日、あんなに固かった観客が、要所要所できっちり拍手をする!
三浦と宮の鮮やかな一輪車にも、ベテランの場面にも、すぐさま大きな拍手が沸いた。
観客が舞台設定を飲み込み、緊張が解けたのだ。
13回の公演を経て、観る側も、変わったのだ。

鏡花さんに呼ばれて、渋々舞台に上がった演出の加藤直。(出たがりの劇作家が多い中で、なんという新鮮!)
「最初は〝絶句するような〟メンバーで、戦々恐々として稽古が始まった。自分が言ってはいけないけど、正直ここまでやれるとは思わなかった・・・」
少ない言葉に苦労が滲み、逃げるように舞台から下りていった(笑)
〝このキャストで、この世界観で〟鏡花をやりたい。とプロデューサーが語っていた意味が、やっと少しだけ判った気がする。贅沢を言えば、そのコンセプトをもっと説明していたら、観客に伝わるのも早かっただろうと思う。説明なんて野暮ったいのは判っているけど・・・

司会の鏡花さん、カップルごとや「卯酉」など、二人ずつのくくりで全員を紹介し、舞台上の全員が一人のもれもなく、マイクを持って自分の言葉を話す。
何人かが「あったかいカンパニー」という、同じ表現をしているとおり、初顔合わせばかりなのに、とても仲のよいのが伝わってくる。
ひたすら、〝きもちの良い〟カーテンコールだった。

この日のカーテンコールは、あまりに楽しすぎて、それを伝えきれない自分の筆力不足を申し訳なく思います。ゴメンナサイ。

ドールズハウス★ご来場ありがとうございました!!!

ドールズハウス★ご来場ありがとうございました!!!

u-you.company

サンモールスタジオ(東京都)

2010/10/13 (水) ~ 2010/10/19 (火)公演終了

満足度★★★

ある愛の形
母の葬儀で久々に顔を合わせた4姉妹が、ガス爆発に巻き込まれることから始まるSFストーリー。

ネタバレBOX

「愛の歌」で一世を風靡した世界的シャンソン歌手を母に持つ4姉妹。
「世界が私を待っている」というポリシーを持つ母は幼いころから、4姉妹の面倒をあまり見ることなく、世界を飛び回っており、4姉妹は母の愛情を十分に感じることなく育った。
そのため、母の死を聞き集まった4姉妹はそれぞれに複雑な感情を抱いている。
4姉妹それぞれに、母への嫌悪を抱きつつ、その莫大な遺産の行方に注視をしている。

そんな中、ガス漏れに気づかずに、次女が煙草に火をつけた瞬間、4姉妹は爆風とともに、異世界へと導かれる。
その異世界とは、長女が幼き頃によく遊んだ、ミニチュアサイズの大きさに作られた模型の家(ドールズハウス)のなかであった。
彼女たち4人は、ドールズハウスの世界に迷い込んでしまったのだった。ドールズハウスのなかでは、人形がしゃべり、彼女たちと会話を交わす。
人形たちは、人間になるべく涙くましい努力を重ねる。
また、4姉妹も、当初は馬鹿にしていた人形たちの純粋な姿に心を打たれ、または自分自身が人間に戻るべくそんな人形たちを応援するのであった。

すると、人形の内の一体が突然、母親さながらのしぐさ、しゃべり口調を始めたと思えば、幼き頃の4姉妹との思い出を語りだす。
そう、母親は、その人形の体を借りて、娘たちに伝えられなかった最後の言葉を伝えに来たのだった。

動揺する4姉妹、明らかになる母親の思い。
複雑さを増す4姉妹の母への気持ち。

そんなやり取りの果て、気づくと、4姉妹は現実世界に忌避戻されていることに気づく。
母が憑依した人形とともに。


それぞれのシーンはコミカルで、見る者を楽しませてくれる。
一方で、なぜ、4姉妹がドールズハウスの住人となったのか、また、どうやって現実世界に引き戻されたかなど、設定に多少無理があるように思う。

演者では、かわいらしい人形役と、憎々しくも心の底では娘たちを愛してやまないシャンソン歌手と言う二役をこなした四宮由佳に拍手を送りたい。






西遊記 龍王編

西遊記 龍王編

劇団やぶさか

相鉄本多劇場(神奈川県)

2009/12/05 (土) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

もう一回観た~い!
劇団やぶさかを観に行くと、毎回入場した瞬間からドキドキが始まりますね!
西遊記~龍王編~も舞台がとにかく素敵!期待が高まりました。
内容もとても楽しく、笑えて泣けて、衣装も小道具も華やかで、大満足!
相変わらず男役のかっこいいこと!

ネタバレBOX

牛魔王がかっこ悪いのに可愛い!ほんとバカだなーって。とても好きなキャラでした。
翠蘭ちゃんの衣装がかわいかったです。
三蔵様の御一行、楽しそうでいいなー!入りたいっ!と思いました。

大満足なので5つ☆!
この道はいつか来た道

この道はいつか来た道

劇団北芸

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2010/10/16 (土) ~ 2010/10/17 (日)公演終了

満足度★★★★

上質な作品
別役実の戯曲を丁寧に丁寧に演出されていて、すごく上質な作品になってました。観に行って良かったです。

グロリア

グロリア

ハイリンド×サスペンデッズ

「劇」小劇場(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

文句なし
あきることなくさいごまで見れました

D.C.2359 - A Minute to Midnight -

D.C.2359 - A Minute to Midnight -

空想天象儀

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2010/09/18 (土) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

泣いた泣いた!
SFファンってほどじゃないですが、近未来設定が好きなので期待してました。で、期待とはまた違っていたけれど、いやー泣いた泣いた!
はじまった時は、まさか泣かされると思わなかったので自分にびっくりしました。

ネタバレBOX

育ってきた施設の子供たちに・・・とか、
反発しあっていた親子が・・・とか、
わりとよくあるはずなのに、うまーくホロっとさせられてしまいました。
女性キャスト版を観たのですが、牧野ちあきさんがとにかく印象的。
おもしろ切なかったです。牧野さん、声が素敵でした。
女性キャスト版を観たので、恋人を守る、と女性が言っているのが
かっこよくて新鮮でした。

ときどきセリフが聞き取りづらかったり、噛んでいたり、と集中力を削がれることがあったのが惜しかったので、4つ☆にします。
次回も期待しています!
犬神

犬神

劇団やぶさか

神奈川県立青少年センター(神奈川県)

2010/09/11 (土) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★

かっこよかった!
劇団やぶさかは過去にも数回観たことがあり、今回も大変おもしろかったです。
女性だけとは思えない熱気のある舞台でした。殺陣カッコよかった!
舞台美術や衣装が素敵な劇団さんなので、今後も期待しています。

ネタバレBOX

結局、土蜘蛛を倒さないままに終劇・・・ということは、
続編を期待してもいいのでしょうか?
主人公・梵天と銀狼の左月がかっこよかったので、また観たいです。
あと、藤五のその後が気になります。
満足度は、続きが気になって、ちょっとだけすっきりしないので4つ☆です。
ドールズハウス★ご来場ありがとうございました!!!

ドールズハウス★ご来場ありがとうございました!!!

u-you.company

サンモールスタジオ(東京都)

2010/10/13 (水) ~ 2010/10/19 (火)公演終了

満足度★★★

I want you back~帰ってほしいの
見終わった後にマイケル・ジャクソンの死にこの芝居の着想を作者は得たのでは?と、思いました。もちろんあくまで想像ですが、マイケルの追悼コンサートのトリにでてくるのは、有り得ないけどマイケルであってほしい!人形の生まれ変わりでもなんでもいい!と、ファンなら皆思ったはず。その思いがこの芝居を書かせたのでは?と、思ったのです。最後の部分あたりから書き始めたから最初の方がグダグダになってて、後から考えるとなんだか付け足しっぽいのかな?と。四人姉妹がちゃんと描かれてれば、ぬいぐるみで遊んでる時間はないはず。でも「生物」は捨てないでね。存在感ありすぎ。
 Show Time、私も見たかった~

グロリア

グロリア

ハイリンド×サスペンデッズ

「劇」小劇場(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

ぶっちゃけ楽しめました
主題は「戦争」だった、ということであってるかな。
丁寧に作ってありましたね。
出来事は、いろいろ辛く苦しいことの連続なのに、
明るく楽しめる作りになっておりました。
ちょっと伝えたいことの主題が不透明な感じがしましたが、
笑いが良かったので問題無しといえましょう。

ネタバレBOX

チャーボーが楽しかった。形態模写が見事でした。
そんでチャーボー入りのカレーを食べる仕草が、本当に美味しそうでした。

またチラシの不気味な顔のお面が見れてよかった(怖かったケド)

くたびれた派遣会社の社長+お姉ちゃん+説教の下手な牧師さんと、
衣装を変えるだけで演じきったトコロは上手かったです。

それにしても、日本の母らしい方が、
見事にオフクロサン演じられていましたね。

全体として、らしさが上手に表現されていました。

実際の風船爆弾とは、ホントにあんなものだったんですかねぇ。
三十女

三十女

ペテカン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/10/13 (水) ~ 2010/10/21 (木)公演終了

満足度★★★★★

期待通り
やっぱりペテカンさんの舞台は、台本があろうが無かろうがペテカンさんなんだなぁと思いました。あ、いい意味でですよ。
千秋楽にイベントがあるらしいので、もう一度観に行こうと思います。

ネタバレBOX

濱田さんと大治さんのふんどし姿にやられました。
月が水面に忍び来るがごとく

月が水面に忍び来るがごとく

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2010/10/15 (金) ~ 2010/10/21 (木)公演終了

満足度★★★★

サスペンス!
少しずつ変化する心の機微が面白い作品でした。

ネタバレBOX

50過ぎの男と結婚した若い女は名代の悪女でした!

壮大な計画のもとに綿密に実行された殺人事件と裁判風景。男が次第にあれっと思いだし、それでも信じていたのに、とうとう発言を覆すに至る過程が面白い逆転裁判劇でした。

相手の心を知るにはどうしたらよいかと、見えるものとか、見えないものとか、さんざん言っていましたが、少ししつこく、一寸の虫にも五分の魂も持たぬ名代の悪女相手には空虚なことでした。

韓国の原作だけに尊属殺人的刑罰があるようで、女には死刑判決が下りました。

やっぱり、50過ぎの男が持てるというのには何か裏があるのですね。心します。
坂口安吾 白痴

坂口安吾 白痴

726

OFF OFFシアター(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/19 (火)公演終了

満足度★★★

女優陣もいい
きれいかつ個性的なかた多しでした。

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