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一輪の、華をはなむけ・手向けることも赦されず★無事終演。ご来場どうもです。

一輪の、華をはなむけ・手向けることも赦されず★無事終演。ご来場どうもです。

劇団ING進行形

タイニイアリス(東京都)

2011/06/09 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★

みた
戯曲とうんちくは相性が悪いなあと思った。
活字なら読み飛ばせるけれども、科白は早送りできないからくどく感じる。

私には合わなかった。
ただ、演出と演技が変われば、随分違った印象の物語になるのではないかとも思った。

ワールドエンド、スーパースター。

ワールドエンド、スーパースター。

劇団エリザベス

タイニイアリス(東京都)

2011/06/09 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★

みた
不条理の最大の敵は、不自然なのかもと思った。


あと、劇団に対してでなく、企画者(劇場?)あての意見として、名前とメアドの記入が投票の条件というのは、投票率の低下にしかならないと思う。
無記名のリスクも想像できるけれども、もっと手軽でなければ(アンケートに書きそびれてしまったので、この場を借ります)

ネタバレBOX

不条理な物語を描こうとするなら、リアルに描くところは徹底してリアルな方が効果的に思う。
盲人は杖も何も携えていないし、説明科白があるだけだった。
また、おたがいの大事なもの(点字の日記、預かりものの赤ん坊)をあっさりと見ず知らずの相手に触れさせる。物理的にも心情的にも不自然に思った。物語を先に進めるために、見落とされてしまったものがある気がした。
また、携帯を指してそれ何?と尋ねられたら、私ならまずキャリアを答える気がする。重箱の隅かも知れないけれども。

それよりも気になったのは、演技の方法で、主役の女の子と眼鏡の男の子がまるで違う芝居をしている。3人芝居なのだから、特にそのあたりの足並みはそろえた方が見ていてすっきりするはず。

得体の知れないもの、というくくりで言うと、先日みたガレキの太鼓の作品と同じ方向を向いている作品。どちらがいいとかわるいとかでなく、表現は様々だなあと思った。
散歩する侵略者

散歩する侵略者

イキウメ

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2011/06/12 (日) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

気に入った
同じ舞台上で登場人物が交錯したまま別の場面が演じられたりと面白かった。
はじまり方や暗転の使い方も面白い。
話の展開も引き込まれていった。

宇宙人の認識間能力がアスペルガー的であったりしたことに面白さを感じたが、「概念を奪う」ことでの人間側の変化には観客を納得させるには少し足りなかったのではないかと思えた。

ラスト近くの妻の「愛」についての概念は、彼女のそれまでの演じ方から見ていると、それこそ愛が足りないのではないかと思えた。

「愛」なんて人それぞれだとは思うが、それこそ「概念」も個人でずれがあるのではないか、それを宇宙人たちはどうするのか、というところに穴があるように感じる。

ラストがハッピーエンドだけを感じる終わらせ方ではなかったところもよかった。

番町皿屋敷

番町皿屋敷

花組芝居

筑前一宮 住吉神社能楽殿 (福岡県)

2011/06/11 (土) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

私には駄目だった
花組芝居を生で観るのは初めて。
お客さんは結構盛り上がっていたようだが、私には全く合わなかった。

話のメイン部分や鳴り物は嫌いじゃなかったが、余分な付け足し部分が全く笑えず不快でならない。
現代の感覚で歌舞伎を、ということなのかもしれないが、必然性が全くなく生きていない。
笑いが不要だとは思わないが、不必要な笑いは入れなくてもいいと思う。

『革命日記』

『革命日記』

青年団

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/06/10 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

現代にも彼らはいると思う
面白い舞台だった。
現代において未だ革命を夢見ている集団。
平田さんが書かれていたように、「過激派」は近くにいなくても、他の何がしかの集団は自分たちの近くにいるのではないか、または、自分がその一員なのではないかと考えさせられる。

出てくる登場人物は共感しにくい、なぜそんな考え方をするのか、といった人たちばかり、それぞれが周りが見えてない様子に息苦しくなるばかり。

背景の置物群はなかなか考えられていて面白かった。

私が観た回は音響不備(ポンプが動かされた)のため劇中に異音が起こった。
あまりにも長い時間だったので、私もほかの方と同じように「効果音」だと勘違い。しかもこれが上手く不安感をあおるようないい音だった皮肉。

散歩する侵略者

散歩する侵略者

イキウメ

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2011/06/12 (日) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり いい!
こういう作品ばかりだと、『演劇を観る人がどんどん増えていくだろう』と思わせてくれる作品だった。
余分なキャストも場面もなく、演出も文句のつけようもなく、しっかりと計算された芝居だった。前の席ということもあるが、役者の滑舌が良いため、聞き取れなかったセリフが一つもなかった。基本的なことも、しっかりと練習されているのだろう。

ネタバレBOX

今回も、美しく素敵な芝居を魅せてくれた伊勢さん。
主役の窪田さんも、知的障害者?という状態から、だんだんと変わっていく様子を見事に演じていた。
いつもどおり、森下さんはいい味を出していた。イキウメは、個性のある役者さんが多いので、作品に味わいがある。

すばらしい芝居を魅せていただき、ありがとうございました。
前川さん、1年に1回は、福岡県に来てくださることを期待しています。
音無村のソラに鐘が鳴る

音無村のソラに鐘が鳴る

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2011/06/10 (金) ~ 2011/06/13 (月)公演終了

満足度★★★★

これは良いよ!
とても面白かった!!
照明と音響の使い方が秀逸であり、効果的だった!!
細かいことを気にしなければ、楽しめる作品だと思う。
劇団初見であったが、次回公演もぜひ観劇したい。
あとはネタバレで。

ネタバレBOX

近未来を描いたSF。
笑いあり、ドラマチックありでとても楽しめた!

デンキマンと吸血こうもりは最高!!
ぜひ一緒に飲んでみたい面々であった(笑)

後半からの終盤にかけての盛り上げ方は、なかなか。
先ほども書いたが、照明と音楽の使い方がとても良く、
効果的に気分を盛り上げた!!
ロイヤルホストクラブ

ロイヤルホストクラブ

ミュージカル座

THEATRE1010(東京都)

2011/06/09 (木) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

ミュージカル座らしさは…
歌舞伎町のクラブのホストたちの
成績競争を描いたミュージカルコメディ。
娯楽作としては、かなりのクオリティだし、
事実集客も良かったようだが、
個人的には、メッセージの感じられる作品のほうが
このカンパニーらしいとは思う。

COLOR

COLOR

月猿人

アドリブ小劇場(東京都)

2011/06/10 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

好印象!
劇団初見であった。
私は価格から考えれば、頑張っていると思った。
脚本はもっと工夫・改善できると思うが、着眼点は面白かった!
役者の方々はバラツキがあり、上手とは言えないものの、各々の役割を一生懸命演じようとする姿勢がみてとれた(好印象)。
あとはネタバレで。

ネタバレBOX

簡単にいうと、引きこもりになってしまった主人公が、人形と会話し生活を行っているが、その生活から脱却するまでのストーリー。

<良かった点>
人形を演じた面々はコミカルな演技が合っていた。
皆人形に思えてきたので、私的には良かった!

<評価できない点>
何でも屋が登場し、ひきこもり少女を普通の生活へ引き戻そうとするが、
あまり役にたっておらず、脚本的には疑問を感じた。

『革命日記』

『革命日記』

青年団

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/06/10 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

消化不良
初めての青年団、期待が高すぎたのか満足することが出来なかった。
『革命日記』という作品名から想像していた内容と、かなり違ったものだった。

ネタバレBOX

まず、隣人が自治会広報担当を増田に頼みにくる部分は、話の流れを断ち切るだけで全く不要と思う。

一番の見せ場である、立花が革命家のリーダー佐々木を罵倒する場面は、迫真の演技だと感じたが、立花は客席に背を向けたままであった。せめて横顔だけでも見れるように何故しなかったのか、不思議に思う。

曲がりなりにも、日本は民主主義国家で言論の自由もある。国民の支持を集めて国会で両院の過半数を取れば、平和的に自らの目指す政策を実現できることは、中学生でも分かることである。
それなのに、自らの人生と命を懸け、他人の命も犠牲にして軍事革命を何故行おうと考えるのか、何に対して不条理を感じるのか、心の闇を明らかにしてほしかった。少なくとも本人達は、正しいことをやっていると考えているのだから。

一人ひとりの俳優は、良い演技をしていたのだから、役者の人数をもっと少なくして内部対立を掘り下げて描けば、良い作品になったと思う。
KONKATSU道

KONKATSU道

ACファクトリー

劇場MOMO(東京都)

2011/06/08 (水) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

アクロバット的アクション
婚活パーティ控え室での女子の悲喜交々。
アクロバット級のアクションシーンは見応えあり。
上島竜平どーぞどーぞ的オチには、もう一工夫必要。
アフタートーク的楽屋オチ「男子会」は、全く不要だった。

『DOLL HOUSE DOLL』

『DOLL HOUSE DOLL』

henhouse

甘棠館show劇場(福岡県)

2011/06/11 (土) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

なんとか間に合ったので
観ることができました。想像よりもしっかり作られた舞台だった。
ただ、正面を見てのセリフが多く感じてしまった。

ネタバレBOX

運転手とファシリテーターのからみはやりすぎでは・・・。
  ※勝手に掲載してすいません。
シアター109

シアター109

たこ足配線企画

荻窪小劇場(東京都)

2011/06/10 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★

うーん・・・。
全体的に中途半端な印象でした。
シチュエーションコメディーかと思えばシリアスになったり、恋愛ネタが入ってきたり、どれも描ききれず。
あとセリフが早口で音量が大きすぎて聞き取れないことが多かったです。

所々面白い演出(特にラスト)があったのは良かったです。

次に期待。

雨と猫といくつかの嘘.

雨と猫といくつかの嘘.

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2011/01/30 (日) ~ 2011/02/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

吉田さんの世界観を堪能
大変失礼ながら初日にして完成度高し。事件らしい事件は特に起こりませんし、地味なお話ですが、絶妙なループにより心の奥底が揺さぶられました。また藤川修二さんのかわいらしさがなんとも言えませんね。

『革命日記』

『革命日記』

青年団

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/06/10 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

化石の記憶
 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』のような、連合赤軍の山岳ベース事件、あさま山荘事件や、『マイ・バック・ページ』の赤衛軍事件などの、過去の革命闘争を描いた物語ではない。『機動警察パトレイバー2 the movie』のような、近未来における自衛隊の蜂起など、日本に革命が起きうるとすればそれはどのような形を取るかというシミュレーションを行った物語でもない。
 これは、過去において確かに存在はしていたが、現在はすっかり時代遅れになった、現実から乖離し、観念的かつ独善的で、自己陶酔と視野狭窄に陥った、今でも「革命」などというものが本気で起こせるという妄想に取り憑かれてしまった、「現代の化石」とでも称するのがふさわしい愚か者たちの物語である。「オルグ」なんてコトバ、今どき使ってるのって、日教組くらいじゃないのか(笑)。

 登場人物たちを滑稽だと笑える観客は幸いだ。彼らのような愚かさを具象化したような存在は、その人の周囲には全くいないのだろう。
 しかし、必ずしも「革命家」でなくとも、彼らのような自己顕示欲の塊、自我肥大に陥ったナルシスト、他人を支配下に置くことで悦に入る精神的ファシストは、巷にはいくらでも存在している。そういう人間に関わらざるを得なくなった者にとっては、この物語を笑うことはできない。うっかりすれば、彼らの「夢想」に、こちらの「現実」が浸食される事態にもなりかねないからだ。

 あるいは、「彼ら自身」が、この舞台を観たとしたらどうであろう。彼らが登場人物たちを自分の分身であるように感じ、胸に刺さるものを憶えられたのならば、まだ幸せだろう。その場合、彼らには、自らの愚かさと向き合うことのできる精神的余地がある。しかし、「他山の石」と思えなかった時は恐ろしい。彼らは決して自らの過ちには気付かない。そして彼らの「愚かさ」がそのまま実行に移されても、それを止めることは誰にもできないのである。
 悲劇を回避する方法があるとすれば、まさしくこの物語が終わったところから始まるのだろう。しかしそれは、「取り返しの付かない事態」が生じて後のことである。

 題材自体にどうしても眼が行くが、この舞台では、現代口語演劇の方法論が、最も効果的に作用している。
 同時会話も、長い間も、観客に背を見せる演技も、この場合は自然さの演出と言うよりは、緊張感や逼塞感、重苦しさと言った、舞台空間を維持するために働いている。
 レッテル的に語られてきた「静かな演劇」を拒絶した「叫び」の部分も、登場人物たちのやるせなさと密接に結びついていて、批判的に語れることの多い「絵日記」的な表現から脱して、昇華されたものになっている。

ネタバレBOX

 「私たちはオウムではないのか?」
 パンフレットに書かれた、平田オリザ氏のこの言葉を、事件が起きた1995年当時、自問自答した青年たちは決して少なくはなかった。
 学生運動など、とうに下火の時代である。「革命」を本気で唱える人間などいなかった。けれどもバブル崩壊後のモヤモヤとしたいらだちや鬱屈のような沈滞感から、何か一つ突き抜けたい、そういう空気が時代を覆っていた。
 オウム真理教が本気で世界を革命する気だったのかと言えば、それは否としか言えまい。アニメのタームを多く借りていたオウムは、存在自体がファンタジーに過ぎなかった。
 しかし、オウムに帰依した人々は、時代を打ち破る矛として「これだ」という感触を持ったのだろう。金銭も社会的地位も自分を満たしてくれない、「自分探し」の果てに、彼らが行き着いた先が、「精神的な生き甲斐」を提供してくれるオウムだった。
 その過程は、かつての学生運動の闘士たちの姿にも重なる。彼らは本当に共産主義革命が成ると信じていただろうか。信じていた者もいただろう。無理やり自己暗示をかけて信じ込もうとしていた者もいただろう。正義は自分たちにあると、正義が成らないはずはないと、そう考えるのが自然であった時代なのだ。学生の多くがその共同幻想の中に飲み込まれ、全国の大学で、デモとロックアウトが繰り返されていた。
 もっとも、そんな「夢」から醒めていた者もいた。「何かがおかしい」と気付いていた者もいた。
 しかし、連合赤軍は、その醒めた者たちを「総括」という名のもとに粛正した。オウムは「ポア」と呼んでいくつかの殺人と、地下鉄サリン事件を起こした。遡れば、戦前の思想統制、言論統制は、大杉栄を、小林多喜二を、そのほか多くの思想家を虐殺した。
 この類似は、「人間は過去の過ちに学び反省することなどできない。結局は同じ轍を踏み続ける」という哀しい真実を物語っている。
 「劇団も、演劇人も、彼らと同じなのではないか?」平田オリザの非凡さは、その組織の内側にいる者が最も気付きにくい、自らの思想の誤謬に眼を向けることができた点にある。
 
 物語の冒頭で、篠田は既に革命の計画についてこう発言している。
 「机上の空論でしょ?」
 少人数での空港と大使館の同時占拠など、実行不可能なことは素人にだって分かる。サイバーテロの方がずっと実効性があるにも関わらず、その方法を採れないのは、彼らの脳が「化石」だからだ。
 この革命計画は最初から瓦解が予測されている。にもかかわらず、彼らは自らの思想の呪縛に囚われて、計画を中止することができない。そもそもこの計画に無理があることに気付けない。
 後半、首謀者の佐々木は、民衆を啓蒙し煽動することが目的だと嘯くが、三島由紀夫の失敗が、ビジョンのないアジテートだけでは、人心を掌握することもできなければ、誰も行動に走らないことを見抜けなかったことにあることを理解していない。
 そうなのだ、彼らは、全共闘世代の革命家たちと同様に、革命を成したあとの具体的な政治、外交、経済、産業、文化その他、諸々の社会構築のための計画を、何一つ考えてはいなかったのだ。

 なのに、誰も、この無謀な計画を止められない。
 増田武雄は 「カルトはいいよなあ、金があって」と愚痴を言うが、つまり彼らは「金のないカルト」なのである。そしてその姿は、自尊心だけが肥大した、現代の演劇人たちの姿にも繋がってくる。
 増田典子が立花の「感情」を自己反省に基づいて批判する論理は、連合赤軍の永田洋子が、山岳ベース事件の時に遠山美枝子を「自己批判」させようとした時の論理と全く同じである。遠山美枝子は、後にリンチに遭い死亡した。立花の口から、当局に計画が漏れれば全ては水泡に帰する。観客は、どうしても立花の安否を気遣わないわけにはいかない。
 典子はまた、組織の実態に感づいた柳田から「粛正とかされちゃうんですか?」と聞かれた時に、「そんな時代じゃないし」と答える。しかしその時、計画に批判的だった篠田は、会合に現れなかった島崎に刺されているのである。その理由は判然としないが、彼らの組織もまた、何かのきっかけで簡単に崩壊してしまうことを暗示して、物語は終わる。

 アフタートークで、平田オリザ氏は、演劇人を革命家たちになぞらえたことを明言した上で、「集団が(劇団が)崩壊するのはたいてい金と女が原因です。若い世代は優しいからそれをうまく回避していますが」と冗談めかして説明した。
 しかしこれもまた、永田洋子の殺害の動機が、本人は「思想」の問題であると主張していたにもかかわらず、他のメンバーからは「女としての嫉妬」であると看破されてしまったように、「劇団の崩壊」もまた、当事者からは「思想的対立」が原因であると主張されることが多いのに対して、実態はきわめて下世話な理由に基づくことが多い事実を示唆している。

 平田氏は、自らを映す「鏡」として、この戯曲を書いた。
 それはもちろん、世の演劇人、劇団員たちにとっても「鏡」となる。
 戯画化されてはいるが、佐々木のような観念でしか演劇を語れない演出家、櫻井のような自己犠牲が格好いいことであるかのように錯覚している役者、山際のような劇団にすり寄ることで自己のステイタスを上げた気になっているスポンサーやシンパは、実際にいるのだ。
 しかし、彼らにこの舞台が「鏡」として見えるようなら、初めから自画自賛型の舞台を作ったり、賞賛したりはしないだろう。平田氏の、世の演劇人たちへの切々としたメッセージは殆ど届くことはあるまい。
断食

断食

おにぎり

座・高円寺1(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

観ました
日曜日マチネにはややヘヴィな狂気を孕んだ作品で、上演時間の85分が長く感じられました。でもやはり池谷のぶえさんはおもしろいです。池谷のぶえさんが出演されている芝居はハズレがないですね。

ロングバケーション

ロングバケーション

コンドルズ

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2011/01/29 (土) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

満足
顕作さんが真心一座に出演中で不在だったのは残念でしたが、いつものように充分楽しめました。小劇場クラスタさんも小劇場ばかりじゃなくてこういうのも観ればいいのに。

散歩する侵略者

散歩する侵略者

イキウメ

ABCホール (大阪府)

2011/06/04 (土) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

ご時世にて
名前を言ってはいけないあの劇団、のような感じです笑。が、言いますがイキウメ(きゃー!)作品(&前川作品)は、よほどの初期でないかぎり、観てないものはないと自負している者のひとり。小劇場を脱したイキウメのセットはいつもクールで実にうまく構成されている。今回はとくにカラーの統一もあり、日々観る芝居の中で最も美術がイケてるんじゃないかと思う(大きくてメジャーな劇場のたっかいチケットの芝居をも含めて)。以下ネタバレへ

ネタバレBOX

概念を盗む者たちの話。過去にも観ている。その時もラストシーンで泣いたが、今回はさらに泣いた。役者が変わったせいもある。そして、世の中がいま、そんなご時世である、ということもあるだろう。己を最も愛してくれている者から、その愛の概念を奪ってしまう。奪ってその深い想いを知った瞬間から、その相手はもう二度と自分を愛すことはない。こんな哀しい話があるだろうか。過去に息づいている想い出の意味を自問自答した。記憶から紐解くひとつひとつの愛。この涙ゆえ、あれは愛だった、と思うしか無い愛の存在。崩壊してしまった愛の概念は、記憶のパズルのようだ。奪いとられるのと、崩壊させられるのと、どっちがマシなんだろう。・・・そんなことを思ってまた泣いた。天に召されても、地に引きずり込まれても、イキウメだけは観たい。絶対観られると確信している。それが私の死後の楽しみでもある。←笑うとこ
くちびるぱんつ

くちびるぱんつ

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

宇宙的
可愛くて楽しい芝居でした。YMOがぴったりとマッチしていましたね。

メェメと鳴くのは動物だからそうさ

メェメと鳴くのは動物だからそうさ

コトバグリ

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

ことり節 バグ節
登場人物の一人一人が物語を作っている。
コトリ独特の台詞、登場人物の個性が面白い
閉じ込められた状態で、決められた食器出の食事のアルバイト
あるとき数人がピンクの食器に変更
恋、友情、の物語

噂と推測で誤解が生まれて、人の心の動きがとても面白い
ことり節なお芝居でバグカフェの雰囲気

恋、友情、の物語 面白かった。

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