最新の観てきた!クチコミ一覧

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「2」

「2」

コロブチカ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

「2」
二人芝居×3作品。
チラシが魅力的かつカッコイイ。

ネタバレBOX

「sweet motoin」‥とりあえず「森ガール」「山ガール」(という言葉)が嫌いなのはわかった。

「グッドフェローズ」‥不倫男への制裁(というワンシチュエーション)をホラーテイストで味付けした良作。内容自体は過激であるが、どこか可笑しくもありそのバランスが良い。

「来週は桶狭間の合戦」‥援助交際相手の金持ちオヤジの殺害計画を練る女子高生を描く。これが一番面白く感じた。役者が生き生きとしているのが好印象。
サヨナラ【当日券有ります!!】

サヨナラ【当日券有ります!!】

双数姉妹

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/14 (木)公演終了

満足度★★★

自分を生きる役者たち
特殊な制限を設けた上でのコミュニケーションの様態を音響・照明効果なしの中、アドリブを多用して描いた作品でした。途中までは設定を活かしたコントのように見せかけながら、各エピソードの巧みな構成によって、終盤ではコミュニケーションが断絶していて孤立しているけど陰欝ではなく清々しい不思議な雰囲気が醸し出されていて、ただのお笑いではない演劇作品としての質感を持ったものになっていました。

チラシの絵の通り、見えない(目隠し)、聞こえない(耳栓+ヘッドフォンから音楽)、話せない(マスク+自らの意志)という3つの制限の内の1つが各役者に課され、そのことによって起こるコミュニケーションのすれ違いが面白おかしく描かれていました。
大枠の構成以外の台詞や行動は毎回アドリブとのことで、どんどん話が逸れて行ったり、他愛のないシーンでなかなか進展しなかったりと演じている役者達にも予想できないハチャメチャな展開が楽しかったです。
見えない者同士による「あっち向いてほい」や、話せない者同士での「しりとり」など強引にゲームを続ける様子は笑いの中にうっすらディスコミュニケーションの痛々しさも感じられ印象的でした。
同じエピソードを制限の異なる役者に組み合わせを変えながら繰り返し描き、最後には孤立しているのに気付かない姿が切なかったです。

1つのアイディアを最後まで押し通した潔さや、役者の奮闘ぶりは良かったのですが、個人的には笑いの比重が大きすぎるように感じました。終盤に見られた何とも言えない雰囲気や構成の妙をもっと出して欲しく思いました。
あと、開場時の客の導線が面倒なことをしている割には効果がないような気がしました。

愛情爆心地はボクのココ

愛情爆心地はボクのココ

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度★★★★

いいですねぇ。
久々のぬいぐるみハンターさん。今回も勢いがありました。
ユリカちゃんの登場は、やられました。神戸さんの笑いは文句なしです。
今回は、はづきさんが良かった。おもしろかった。
会場が少し寒かったので、少し残念!

きょうの日は

きょうの日は

コメディユニット磯川家

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

2回も観てしもたぁ
たまたまタイミングよく東京へ出張!なので大阪に続いて2回目、観てしまいました!いやーちょっと泣きそうになった。一回観ただけでは分からないディテールがよく汲めるようになったからかな?ちょっとカミぎみなのは気になりましたが(笑)、大変いい芝居です。みなさん、観てソンはないですよ。いいですよー。塚まいさん、かわいいですよー。でもやっぱり、信原&島岡さんですけどね!信原さん、大阪観に行きますからね!

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

テアトルBONBON(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★

4days
脚本リレーという面白そうな企画なので見てみた。
4人の脚本家の色を味わえる公演でお得と思えるか、また面白いと思えるかどうかがポイントでしょうか。

ネタバレBOX

とある喫茶店が閉店するまでの数日をそれぞれの脚本家が描き出すヒューマンドラマ。
2日目(あひるなんちゃら)は大いに笑えた。
3日目(乞局)の回は、2日目との落差でかなりとまどった。こういうところ、徐々に雰囲気が変わっていくようだとよかった。企画的に難しいというか狙いがあるとは思うけど。
4日目(クロカミショウネン)の回、もう少しインパクトあってもよかったような気もします。
きょうの日は

きょうの日は

コメディユニット磯川家

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

休憩前らしい作品で。
楽しませていただきました。
楽日まで頑張ってください。

久美ちゃん、お疲れ様でした!
持ちネタが冴えてたね♬

ネタバレBOX

いちこの、家族の前で頭を下げた時のセリフ、磯川家に関わった全ての人へ、劇団員それぞれからの気持ちのようで、素敵なシーンでした。
ゴールテープ

ゴールテープ

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2011/07/06 (水) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

1回きりの人生
反省しました。
一生懸命生きないとなー、と。

観る前に想像してたのと違ったけど面白かったです。
一緒に観た友人も大満足。
招待して下さり、ありがとうございました!

ネタバレBOX

開始直後の部屋入口のゴールテープを切るシーン。
何だったのか、よく分からないかなぁ・・・?

今の場所で頑張るのが大事なんだな、と思いました。

小さいことですが、
「アリマサ」が「有馬さん」だと途中まで思ってました。
配布物のチェックはしとくべきでした。
サヨナラ【当日券有ります!!】

サヨナラ【当日券有ります!!】

双数姉妹

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/14 (木)公演終了

満足度★★★★★

みた
自分がいまどんな物語を演劇に求めているのか、そもそも求めているのは物語なのか、分からないまま惰性で劇場に足を向けていた最近の私にとって、宝石のような作品でした。

八人目の侍

八人目の侍

演劇プロジェクト・Decca(デッカ)

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

ありがとうございます!!
いやぁ~、本当に面白かったです!!!
最初あらすじを読ませて頂いた時の印象はもっとぶっ飛んだ感じのお話かと思っていたのですが実際はちゃんと一本筋の通ったお話でした!笑いの中にもちゃんとそれぞれの生きてきた道というものがちらちら見えていてちゃんと奥の深いお話でした。笑いも、間のタイミングとか空気の外し方とかがもうばっちりで本当に面白かったです。構成がアドリブを多数盛り込んだ作りになっているのかとお見受け致しましたが、それがものすごい良い空気を産んでいました!!アドリブを盛り込む場合、下手すると内輪の笑いになってしまいがちかとも思いますがそれも全然なくて。役者さまのセンスの良さがものすごい出ておりました!!これぞプロの笑いでしたね!!


いいお芝居をありがとうございます!

南阿豆ソロ舞踏「とうもろこしが実るころ」

南阿豆ソロ舞踏「とうもろこしが実るころ」

南阿豆

門仲天井ホール<アート・キッチン>(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/07 (木)公演終了

番外
門前仲町です、初めてきました。
19:00から受付けと案内があったので間に合うように移動。で、数人が、30分も蒸し暑く狭い所で待たされる。今までで圧倒的な待ち時間。おまけに スタッフは内輪で話し込んでいるし、どうやら受付けの段取りもできていない様子、そんなことお客さんがいる前でやる?すぐそこは楽屋でしょ。もちろんまともな説明はない。お客を迎えられる状態なんかじゃないよ。ご近所さんを招待しての発表会なら許せるかもしれないが、最低だ。おまけに開始時間になって「10分おし」の声がかかる。これだって座席後方から。普通、お客さんの前に出てこない?下書きはもっと書いたけどやめとく。

ということなので、予定を変更してまできたんだけど、評価できません。

ゴールテープ

ゴールテープ

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2011/07/06 (水) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱり面白かった
落ち着いた展開から、あんなふうに舞台上が様変わりするなんて!!!

上と下で、見た感じの違いでもう少しなにかインパクトがあってもよかったかなぁと思う。

おもいのまま

おもいのまま

トライアングルCプロジェクト

あうるすぽっと(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/13 (水)公演終了

満足度★★★★

不思議な夢を見たような
感想をひとことで言うと、レビューの題のようになります。

同じような状況で、一幕と二幕がまったく異なる結末の芝居で、違うテイストなんだけど、終わった後、爽やかな気持ちになりました。

佐野さんの演技にぐいぐい惹きつけられていって、それだけでも観る値打ちがあったと思います。

石田さんは初舞台のときから落ち着いた女優さんで、舞台向きだと思うし、
穏やかな笑顔が印象的でした。


舞台美術が、90年代に見た飴屋さんの前衛的攻撃的アート作品とは違い、普通の落ち着いた感じなのが意外でした。

素敵なインテリアなんだけど、この劇場も間口が広いので、下から見上げる前方の席からは、中央部分がごちゃごちゃした印象にみえたのが残念。

でも、自分は視力が弱いので、後方だと俳優さんの表情が見えないのでしかたありません。

ネタバレBOX

同じ設定の芝居が2編。前篇が悲劇、後篇は多少笑いが混じる。

侵入するTV局の取材記者のコンビの音尾・山中さんが前半で1,2の役どころを替えて演じるのも楽しめる。

ただ、私の印象では、選択によって結果が大きく変わってしまうというよりは途中で起こった状況が少しずつ違うので、違う芝居にみえ、「AorBというような選択のもたらす妙」は感じませんでした。

前半の最後に水の音が高まって大きな潮騒に変わるあたり、冒頭に洗面所の蛇口がはずれて水浸しになる場面を想起し、不気味な効果があった。

後編は夫妻が助かり、ホッとして終わる。

控えめな音楽も心地よく、たまにはこういうお芝居もいいなと思った。
不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

テアトルBONBON(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
出演者の役名が芸名と同じで、「これはお祭り」とのパンフの説明に、予想していたのと違い、びっくり。

だから肩の力を抜いて、楽しませてもらいました。

このところ、番外企画が続き、その中で加藤裕さんが退団してしまったのはさびしい限り。やはり、ファンとしては野坂さんの新作本公演が早く観たいです。

ネタバレBOX

1日目と4日目が面白かった。

乞局を観たことがないので驚きましたが、3日目の暗く恐ろしい雰囲気から、一転してシチュコメ風ドタバタに転換させてくれる野坂さんはやはりうまいなぁと思いました。

大真面目に演じれば演じるほど面白い浅倉洋介さん、トボケた味わいのワダ・タワーさん、どんなタッチにも見事に順応して存在感を示す渡辺裕也さんが印象に残りました。

セットが本格的で素敵でした。渋い木目調にステンドグラスなどもあって。

齊藤陽介さんが、本当にこの喫茶店で働いてる男の子に見えたのもお手柄。
【公演終了】『完璧な世界』【ありがとうございました!!】

【公演終了】『完璧な世界』【ありがとうございました!!】

タカハ劇団

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/17 (日)公演終了

満足度★★★

チェンジ
チラシのことちがうじゃん。

傷-kizu-

傷-kizu-

東京セレソンデラックス

シアターサンモール(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっと中途半端
東京セレソンデラックスの原点とも言うべき演目の再演ということでしたが、うーん、少なくとも泣けませんでした。

ネタバレBOX

行き場の無くなった女性のためのデリヘル、女子高生をたしなめたように、本来は主婦にも夫と真剣に話し合うように説得すべきであったのかもしれません。そうしていれば、最後の悲劇は起こらなかったのではないかと悔やまれますが、逆にその時点で主婦が殺されていたかもしれませんし、仕方なかったのかも…。

若菜は妊娠したと嘘をつくことによって陵の身代わりに圭介が放火犯として捕まるように仕向けたのでしょうか。同じように、主婦の夫である錦織がかーっとなってナイフを振り回す性格を見抜いた上で、翌日4時少し前に来るように指示したのでしょうか。圭介が殺されることまで予測していたとしたら恐ろしいことです。

もし陵を愛するあまり圭介をも踏み台にしてしまう若菜であれば、そして思惑どおりに事が運ぶのであれば、ラストは引っ越し後のデリヘル事務所で、陵、若菜、デリヘル嬢たちが楽しげにわいわいと騒いでいる光景で終わってほしかったと思います。

レベルが高いのは分かります。シアターサンモールが回転舞台になっているのも知りました。

それだけに、悪なら悪にずっこーんと突き抜けるくらいの徹底さが必要でした。
おどくみ

おどくみ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/06/27 (月) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度★★★★

となりの皇室
「天皇制は既に存在している空気のような存在」だとの主張を
ホームドラマ調の展開で描いた
新国で演られることのみに意味のある作品。
開館以来の“天皇制を問う”井上作品上演への対比として、
演出の宮田芸術監督が
「新国の方向性の修正」を意図的に宣言したかのように思えた。
役者が皆良い中でも、谷川さんと根岸さんが巧いなあ。
店舗兼住宅の2階建てセットとハトの映像が印象的。

THE TRUTH OF PALM 

THE TRUTH OF PALM 

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

ブディストホール(東京都)

2011/07/06 (水) ~ 2011/07/11 (月)公演終了

満足度★★★

反戦公演
物語は太平洋戦争で失った尊い命や残された家族を描写したものだった。
全体から匂ってくる風景はやはり反戦公演だ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

久しぶりに観た快賊船の公演。相変わらず構成は雑だ。要らない箇所は多くあり、男優のパンツまで見せて笑いを取りにいっていたが、客席はドン引き。こういった笑わせネタは古すぎるのだ。

更にどういった訳か、キャストが感極まって号泣する場面があり、ワタクシ???状態だった。キャストらは物語の結末を解っているから、終盤を空想して泣けたのか、はたまた、何らかの訳があって泣いたのかは知らないが、一人泣くと、他のキャストもつられて泣く始末で、そうなるとワタクシのほうは急速に冷めてしまって、物語の世界観に入れなかった。
まだ、物語の展開は登場人物に同情して泣ける場面ではなかったのだ。

河野夫婦を主軸に物語は進む。夫は戦地に、妻は内地でピカドンの被害にあったが、夫婦の間で交わすひまわりの種手紙はほんわかと温かみのある描写だった。しかし、ピカドンの投爆の情景や逃げ惑う場面の構成が弱すぎる。あまり切羽詰った情景が観られないのでその分、感情移入が出来なかったのも事実だ。

また、過去と現在を交錯させて見せていたが、その暗転の仕方も雑だった。肝心のピカドン被爆された彼女達の苦しみの描写もイマイチだったように思う。快賊船特有の小ネタも散りばめられてはいたが、 全体的に緩くなってしまっていた。それでもここの劇団のキャストらは魅力だ。舞台に立った清水などは巨人のようにも見える。笑
衣装はしっかり。照明と音響はもっと迫力があっても良かったような気がする。



【公演終了】『完璧な世界』【ありがとうございました!!】

【公演終了】『完璧な世界』【ありがとうございました!!】

タカハ劇団

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/07/05 (火) ~ 2011/07/17 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった!
本、役者、演出、照明、音響、どれも過不足なく良かった。
芝居好きなら1日も早く観に行った方がいいよ。

ネタバレBOX

ラストシーンの石澤彩美さん、smartballを思い出した…
5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

MU

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★

リアルとフィクションの狭間
壊れてしまった学校を舞台に、壊れてしまった社会、親子関係、人とのコミュニケーションを見せつけてくるお芝居。この醜悪さは現代社会の暗部をリアルに描いていて、うすら恐ろしい「ギリギリフィクション感」を感じる。

おどくみ

おどくみ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/06/27 (月) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度★★★

ちょっと昔のホームドラマ
昭和末期から平成初期のお弁当屋兼お惣菜屋さん一家を巡る話。

「学習院」というブランドに縁のない自分としては、何の学部があるのか全く知らないけど、即「皇族」「宮内庁ブランド」「上品そう」が漠然として出てくる程度で、劇中の家族同様、軽口の冗談話程度の関心で日々過ごしていた。
ということで自己中心で考えれば、長男(剛)が学習院大、長女(郁美)は医大生、母親が料理上手でしかも綺麗って、かなりポイント高い一家ですw。
家長のパパ(幸広)の、家族を大事にする思いと、お気楽で元祖TVっ子のほほんぶりが「あ〜いるわ〜」と人んちの家庭生活の匂いが想像出来た。
世代的に兄妹と同時代を過ごしていたので、兄の物事が上手く運べずくさくさする感じ、妹の叔父を巡るやり取りに気持ちが嵌ってしまった。

天皇が絡む話といえば井上ひさし氏の作品が思い浮かべるが、あの人の天皇とは(青木さんが反骨精神とかは追求してないと思うけど)権威や威厳とかが対比するかのような緩さだった。自主映画で世間からはみ出す様な作品を作る事を追求し、それらの事象を舞台の上で見せた事はいいと思うけど、そこまで「アナーキー」とはなっていない気がした。
毒性が薄く「国立ですのよ」という印象。
皇室マニアの酒田さんの最後の台詞から、時代の流れ的にあの時は未来に夢や希望がいいイメージでまだ想像出来てたからかな。
まだ現役だから良くするように努力するけどさ。

役者さんも全員上手くって、楽しめたし良かったけど、向田邦子作品を薄い味付けにしたような印象だった。

ネタバレBOX

だらしない親類(次男の二郎)、それをほっとけない母親、その思いを汲み取っている長男(幸広)。その感情をすんなり理解出来る分、自分も親世代に近づいたと自覚する。
関係ないが、幸広お父さんは夏場は高校野球中継に夢中になってそう。

次男が絡んできて離婚して家族崩壊するパターンかな、と危惧したけどあの家族流の解決の仕方に少しホッとした。
石綿君は見た目、御学友(正確には全く違うけど)ともいえる人間性の良さが垣間見えたが、人それぞれ表面の見えない部分ではいろいろ葛藤や悩みもあるわけで。その辺はやんごとなきお方にも共通してるのかな。この作品見たら「それそれ!そこ!」とか思うのかな。・・流石にこんな軽い口調ではないだろうが。

舞台良かったけど、「お毒味」=偉い人に関わる重要な仕事という思い込みが強く、今作を見た限りではそれを絡めて巡り巡った家族の話という感じだったので、薄味の向田邦子作品を見た様な後味。

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