
まだあの頃の話
劇想からまわりえっちゃん
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/08/12 (金) ~ 2011/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
驚きたくさん。見ごたえあり。
ストーリーは先が読めない唐突感と意外性でどきどきしながらも最後は納得感あり。脚本、演出、役者のどれも良かったです。次の作品も楽しみです。

「エダニク」「サブウェイ」
真夏の極東フェスティバル
AI・HALL(兵庫県)
2011/08/11 (木) ~ 2011/08/14 (日)公演終了
満足度★★★
異なる二つのお芝居
【エダニク サブウエイ】
★1 エダニク
生産農家と屠場解体と消費者、物語の中に、歴史もちらちらとのぞく、
若者が一人、物語の舞台になっている 職人たちの休憩所に現れる
若者は今時の若者で、ちゃらい感じ、敬語も無い、
職人2人と若者の会話が始まる、
徐々に雰囲気が悪くなる。
若者は、生産農家の息子と判る、職人一人の態度が変わる、
屠場の問題が起こり さらに雰囲気が悪くなる。
最後のシーンが有ってよかった。 豚の置物も印象的。
ちょっと理解しあった3人
物語には歴史的な複雑な背景もあり台詞1つが重く響きます。
面白いお芝居です。
★2 サブウエイ
地下鉄を使う人たちの一週間の話、
短いシーン、CMのシーンの連続で話が進みます。
神がこの世を1週間で作ったの字幕は、意味がわからない。
雪を降らす、雪ではなく新聞の記事らしい。
苦手な感じのお芝居です。
話は繋がって面白いですが、
物語が判りません、私がわからないだけか?
たまに有る、物語がわからないお芝居です。
そんなお芝居でも良いでしょう。

いつか / タルチュフ
こゆび侍
ギャラリーLE DECO(東京都)
2011/08/09 (火) ~ 2011/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★
「タルチュフ」観劇
詐欺師とそれに引っかかる人の関係は、いつの時代でもどの国でも変わらないな、と感じた。古典をとてもわかりやすくまとめて観やすかったと思う。ただ翻訳物の芝居に慣れていない役者が何人か…妙にオーバーアクションで台詞も大昔のテレビの洋画の吹き替えみたいでわざとらしい。タルチュフ役の方は、この役のために生まれてきたようであった。(見た目だけでなく)いやらしくて、狡猾で、けちな小心者を見事に演じて素晴らしかった。

チャイムが鳴り終わるとき
オーストラ・マコンドー
吉祥寺シアター(東京都)
2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了
満足度★
長かった
良い役者さんは何人かいたが、生かせていない。その割に長い。
内容に共感できなかったのは仕方ないとしても、いろいろな意味で気持ちが悪かった。
子供には見せたくない。

サよりよろしくバー
渡辺美帆子事務所
ひつじ座(東京都)
2011/08/14 (日) ~ 2011/08/17 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題85
渡辺様、昨日はありがとうございました。
いきなりですが、もともと有名どころの戯曲や演出家によるお芝居に関心がないので(ほとんど生理的にダメなので)、「サよりよろしくバー」という奇妙なタイトル、それもT.ウィリアムズだと確実にパスするのですが、渡辺さんの演出ということで(小瀧ソロに続き)観劇。
あまりサイトなどみないうえに、予習もサボるのでずっとこのタイトルだと思っていました(恥)。観劇後、ちょっと悔やむのでした。
さて、ここは始めてで、入ってみると中央に椅子が15脚ほど丸く配置されています。その真ん中には、ちょうどお腹の高さ位に天井から灯りがひとつ。部屋の周囲はすべて黒。床には黒いシートが敷かれています。椅子も黒くて、白のストライプ、シマウマのようで、渡辺さんも同じような服を着ていらしゃいます。
円陣を組んでいるようなものなので、目線を上げると他のお客さんが見えます。結構近いです。役者さんは3名。円の中では1人か2人。3人全員ということはありません、2人でいっぱいです。
終演後、お聞きしたのは、前作もお客さん同士、顔が見える配置だったのでそのような設定を続けているのかということ。最近はそうですというお答えでした。以前は映画ばかり観ていたので、他人の顔が視野に入るということはありませんでした。芝居の場合、円形劇場、舞台の左右、コの字に配置など見えることはよくありますが、今日はまるでみんな集まってミーティングでも始まりそうな雰囲気です。座席のわずかな隙間から役者は出入り。中、外で演じます。
帰りの電車のなかで検索すると直ぐに脚本がでてきました。娼婦街でのお話しだったんですね。終演後、お聞きした2つ目、男性は「男性の役なのか女性の役なのか…」、答え、娼婦の役です。相当迷って同性愛のお話しだと思ってみていました…(恥)。※8/17:追記です。どうしてかというと、ゴールディがベルトを外そうとするシーンがありましたよね。知らない人がみたらそう思う、と思いました。
自分に対しては「お勧め」。

大きなものを破壊命令
ニッポンの河川
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

青山君よ、家が明けたら夜に帰ろう
コーヒーカップオーケストラ
シアター711(東京都)
2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

青山君よ、家が明けたら夜に帰ろう
コーヒーカップオーケストラ
シアター711(東京都)
2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★
これはもの凄く好きな劇団になりそうな予感
どうでもいい脇道に、真剣に逸れていく感じがたまらない。
不思議な感覚のコメディ。 …コメディで合ってるよね?

悩める作家、浜乙女!
饒舌パタヤ!
池袋GEKIBA(東京都)
2011/03/08 (火) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

Q:H.
劇団コスモル
OFF OFFシアター(東京都)
2011/06/16 (木) ~ 2011/06/20 (月)公演終了

線のほとりに舞う花を
てがみ座
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/04/12 (火) ~ 2011/04/18 (月)公演終了

ネズミ狩り
劇団チャリT企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/03/03 (木) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

後日連絡します。~喜劇工房 2~
produce unit 大森そして故林
駅前劇場(東京都)
2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★
切なくも悲しいお話を・・笑いで斬る。
世相を反映した切なくも悲しいお話を・・単純明快に笑いで斬って戴いた作品でした。実社会同様、女性のポジティブな逞しさを脅威に感じました。。
就職氷河期に業績不振に苦しむおもちゃ業界の中で、ネット販売に特化する事で生き残り中途採用を目論む企業に、それぞれの事情をかかえた面接者が挑む物語・・果して、後日、誰の下へ良い連絡があったのやら・・。
<次回>客演参加の“本田さん”は負担が少ない分、生き生きと楽しそうに観えました、次はペテカン待望の再演「彼のことを知る旅に出る」(なしおさん客演参加)で、“大森さん“は「アパッチ砦の攻防」で、そして”三好さん“は「ドールハウス」で、次回拝観させて戴きます。

僕を愛ちて。~燃える湿原と音楽~【沢山のご来場ありがとうございました!次回公演は7月青山円形劇場にて!】
劇団鹿殺し
本多劇場(東京都)
2011/01/15 (土) ~ 2011/01/23 (日)公演終了
満足度★★★★
本多が似合う、賑やかなエンターテイメント公演
開演し客席が暗くなると、不意にドンッという重い音が客席脇から。
その重い太鼓を鳴らしながら入場するのは、鶴のかぶりもので裃姿の演者。
この奇妙な出で立ちがあれよあれよと言う間に8人の管楽器・太鼓になり、チンドン屋っぽくまた渋さ知らズっぽくもある曲と音色で、舞台の始まりを告げる!
美術が醸し出していた重そうな舞台の空気が一変。
賑やかで立体的な演出で、劇場は一気に非日常の空間に。
そういえば、公演に寄せて、演出の菜月チョビさんが「新春公演ですからね、パアッとおめでたいものをお届けしたいと思います」と言っていたのを思い出す。
まさに!
他にも、本筋と関係ないタイミングでお祭りを始めてみたり、
舞台を飛び出し客席中の通路を何度も使ったりと、
動きを”必要以上に”ダイナミックに見せる演出が詰め込まれていた。
これは狭い劇場だとできない。
本多に合わせて、劇場を活かしきろうとした演出。
見事!
演出以外で特筆すべきは、スーパー親父の粟根まことさん(劇団☆新感線)のパワフルな生ドラム!
親子が音楽で対決して、子どもに参りましたって言わせるシーンなんだけれど、
力強く叩く姿と粟根さん演じる親父のキャラが相まって、男の強さや器の大きさをものすごく感じさせるドラミングだった!
生きることの大変さと困難を乗り越えようとする意思の強さ、そんなことを寡黙に背中で見せてくれるようなドラム。
ドラムテクニックを超越し、男としての魅力が溢れていた名演でした。
鹿殺しのステップアップ公演は、本多劇場の名に恥じぬ、というか本多が似合う、賑やかなエンターテイメント公演にしてくれました。

かみさまの匂い
東京マハロ
駅前劇場(東京都)
2011/08/11 (木) ~ 2011/08/17 (水)公演終了
満足度★★★★
生きていく姿が観たかった。
東北大震災のボランティア活動に熱心なれど、
自分が継いだ家業古本屋の経営には身が入らず、
夢だった漫画家の道もさっぱりで妻の収入に頼る長男。
それを客観的な目で見る弟と妹。
タイトルからはもっとファンタジーな感じをイメージしてましたが、
観てみたら、ある家族の人間関係を描くリアルな話だった。
ただ、結局は人の死で盛り上げるような展開は、どうも納得いかない。
多くの場合現実では、死ぬわけにはいかないから、
情けなく、みっともなく、人から非難されながらも
どんな形で生き続けるしかないのかが本当の「ドラマ」であって、
死んでしまった悲劇は本当は「ドラマ」ではないと思う。
結局は誰かが死ぬことで成立させるような、非常に多くの
今のドラマ・映画・芝居を観て最近つくづくそう思う。

鳥と戦闘機【初日予約満席になりました】
Common days
TORII HALL(大阪府)
2011/08/12 (金) ~ 2011/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
飛ぶもの
「観た人全てにこれを伝えたい」という、明確なメッセージがある作品ではないのかな。誰に注目するか、どんなものを受け取るかは本当に個人に委ねられる作品のような気がします。
登場人物それぞれの、はっきりとは語られない痛みについてあれこれ考えてしまいます。
きっと皆「普通に」生きてきた人なんだろうな。
もしかしたら、全員が私なんだろう。
このままでいたいのか、このままでいいのか。どうしたくてどうすべきか。
何度も笑わせて頂きましたが、この作品のことを考えると、あまり直視しないようにしている今の自分の中にある漠然とした不安にピントを合わせてしまいそうになります。
鳥にも戦闘機にもなることなく生きるのも、ひとつなのでしょうか。
お芝居は怖いですね。いい時間を過ごさせて頂きました。
追記
ずっとてっちゃんのことが気になっています。あの人、何なんだろうなぁ……

さよなら また逢う日まで
ブラジル
紀伊國屋ホール(東京都)
2011/08/14 (日) ~ 2011/08/16 (火)公演終了
満足度★★★★★
人間くさくて魅力的
当日券、もしくは当日引き換えの長い行列のためだろうか、なかなか始まらなかったのだが、開演した途端に世界観に引き込まれる。セット、音楽、ストーリー、演出・・・どれも決して斬新という訳ではないが、非常に小洒落ていて小気味よく、人間味あふれる魅力的な悪者を演じる俳優・女優陣の好演とともに素晴らしい相乗効果を生んでいて秀逸な舞台でした。3日間、計4回公演だけとはもったいなさすぎる。

荒野に立つ
阿佐ヶ谷スパイダース
イムズホール(福岡県)
2011/08/11 (木) ~ 2011/08/12 (金)公演終了
満足度★★★★★
記憶は確かかって事。
過去~現在~未来を、記憶を元に行き来しているようにも見えるけど、それ、本当にあったこと?
という話かなと思った。
その人、本当にいた?それ、未来の可能性のひとつで、実際に起こる事じゃないかもしれないよね?
そんな話かなと思った。
「田端」という「覚えてもらえない少女」が文字通り水先案内人となって、一方向に流れない時間の旅をする。
心に浮かぶ記憶と肉体に残る記憶の隙間を埋めながら疾走する展開が、うん、探偵もの!って楽しさも。
名前がどうでもいいって所もポイントなのかな…
どうでもよくないけど。
名づけてもらって初めて人格が実体化する「美雲」もいるし。
「自分の未来が見えない」と悩む高校生くらいの娘を持った、心配性で悲観気味のお父さんの脳内での妄想物語と思うと、それもまた楽しい。
「これを観終わって、どうとでも思っていいよ!」
って感想の自由を許された話でもあるのかな。
イムズ苦手だけど、こういった組み方と効果であれば平気みたい。

かみさまの匂い
東京マハロ
駅前劇場(東京都)
2011/08/11 (木) ~ 2011/08/17 (水)公演終了
満足度★★★★
最高のコメディエンヌとの出会い
東京マハロの作品は2度目ですが、いつもある人生との出会いがあります。もちろん、それは舞台上だけなのだけれど、どこか、なまの人生というか、生死への畏敬というか責任というか、そういうものが根底にある気がします。
今回の作品も、そういう重さが作品にあって、どっしりとした見応えがありました。
が、作品としては、重さを感じさせるはずなのに、そこに武藤さんというリーサルウェポンがいて、軽い笑いとともに楽しめました。
作品に言うことがあるとすれば、最初のやり取りです。そこからロング回想に入っていくわけですが、「どっちがショックだった?」というセリフは、後に響きません。あえて回想にする必要があったのか疑問です。
武藤さんて、不思議な女優さんですね。はっきり言って、年齢不詳です。
たぶん、舞台を外れたら、ふつーの女性だと思うのですが、舞台上のあの輝きといい存在感といい、なんだろう。年齢を分けず、そのまま違和感なく演じられる久しぶりの女優さんの気がします。
可能であれば、TVでスポイルされず、舞台と映画で、存在感を残していって欲しいですね。

INDEPENDENT:2ndSeasonSelection / JAPAN TOUR
インディペンデントシアタープロデュース
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/08/04 (木) ~ 2011/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
関西演劇界を垣間見る良い機会
30分一本勝負の一人舞台、演じる方も大変でしょうが、休憩入れつつも10本観る方もなかなかの体力勝負。とはいえ、ワンドリンク(ビールや缶チューハイもOKとは粋です!)付きで楽しい企画。芝居というよりコントか?と思うような作品も垣間見られる中で、非常に印象に残ったのは玉置玲央「いまさらキスシーン」、福山俊朗「頼むから静かに聴いて。」の2本が★5つ。中には★1つの作品もありましたが、イベント全体として楽しかったので少し繰り上げて★4つ。