
岸家の夏【全日程終了!次回公演は2012年1月東京・2月大阪にて!】
劇団鹿殺し
青山円形劇場(東京都)
2011/07/28 (木) ~ 2011/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
人生山あり谷あり
新しい人生を歩もうとする3姉妹が父の借金を知り、返済のために奔走する。
3姉妹の人生の一コマを描いたコメディ。ネタバレあり。

超コンデンス
少年王者舘
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2011/07/29 (金) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

雑音
オイスターズ
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2011/07/22 (金) ~ 2011/07/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
掛け合いがよかった
不条理でもなんでもいいんですが、面白かったです。
特に中尾平塚の掛け合いが味があってよかった。
夜なのに子供が近くの席にいて、シモネタとか腹から笑えなかったです。
(でも「ドーテー」のところでその子供が無邪気に爆笑してた。。)

弁護士バイロン
劇団東京都鈴木区
遊空間がざびぃ(東京都)
2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
つか作品でコメディ!?
過去に何本かつかこうへい作品を見てきている自分ですが、この鈴木区では点か作品でコメディでやるという話をきいていて、果たして一体どんなことになるのやら・・・と思っていたのですが・・・
いつもの鈴木区らしさのコメディとつか作品の熱さとを見事に融合させたなぁという感じでした。間違いなくコメディでしたねぇ。
模擬裁判の一対一の対決には手に汗握りました。
もう一回見たかったなぁ・・・

果樹の在処
集団as if~
笹塚ファクトリー(東京都)
2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了
満足度★
かなしくなったひ
平日の昼間という普通なら舞台が混まない時間にもかかわらず、お客さんでいっぱい。
人気劇団だということがわかります。
芝居を見て、悶々として自由記述欄のないアンケートの裏面にこれでもかって言うくらい感想を実名入りで書いてきました。
さらに悶々が消えなかったので、いま書いてるわけです。
なんか3300円払ったことに対する怒りが収まらない。
同じような感想を持った人はいるかなと思って、Twitterやmixiの舞台の感想を見たんですが、どこを見てもほめることしか書いていない。
埋まってた観客の中で、純粋な観客(=義理枠じゃない人)はいなかったの?
これでいいの?
知り合いの舞台だから無批判でいいの?
そんな感じを受けました。
そんな風に思うのは、おまえのセンスが悪いからだ、とか、舞台の見方がわかっていないからだ、とか言われるかもしれないけど、書かずにいられないから書きます。
私は「表現者(クリエイターと言い換えても可)に対しては基本的にリスペクトを払う」人間です。
私が思う「表現者」とは「表現せずにはいられない人」。
すなわち表現せずには死んでしまう人とも言い換えられる。
血反吐を吐きながら表現しているからこそ、表現行為は尊いものだし、それだからこそ、われわれはその対価としてお金を払うわけである。
だから、表現しているもの自体の好き嫌いということ以前に、「表現者」が出してきたモノにたいしては敬意を表する。
そのことを前提に・・・
集団as ifを見るのは2度目。
前回見たのは先日解散を発表した第三舞台の「リレイヤーⅢ」。
これは劇団の崩壊する様を描いたメタ演劇作品。
もとの脚本があるものなので中身については割愛。
で、見たときに感じたのは、演出がこなれてるけど、元の丸パクリだということ。
高校生じゃないんだからさ。
「リレイヤー」という作品に対して、「自分たちはこういう答えを出した」という答えを期待してお客は見に行くと思うんです。
だって丸パクリなら第三舞台を見ればいいわけだから、
そこに彼らなりの結論を見せないと意味がないわけです。
でも、それがない。
その時点で彼らに「表現する」ということに対する意識の低さを感じるべきだったのかもしれない。
ここからが今回の本題。
今回のお芝居を見て感じたのは、集団as if のスタイルは冒頭のハイテンションからはじまり、ギャグを推進力にして客を温めつつインプロを挟みつつ、後半のシリアスな流れにもっていくというスタイルなのかな、ということ。
まぁこれは一方的に私が感じた構図だから、誤読の可能性が大いにありですけど。
今回まず微妙だったのは、冒頭で複数の会話が同時に進行するという演出。
早口でしゃべったからって興味引かないから!
むしろ苛立つんですけど!
2層構造を表現するにしてももっとテクあるべよ。
あと推進力を生み出すためのギャグがまったく笑えない。
あれだけ客がいて1くすりも笑いが出ないというのは、その時点でだめなんじゃないかと。
でも、ここまではそれほど重要じゃない(ただ笑えないってだけの話なんで)。
今回一番問題だなと感じたことについて書く。
それはインプロで金を取ることについて。
インプロとは即興劇のこと。
集団as ifはインプロが必ず含まれるインプロ劇団らしい。
そもそも、インプロって金取れる形式なの?
いやインプロで金を取っちゃいけないとは思わない。
大道芸的に投げ銭形式であれば、インプロ自体に対してお金を払うから、成立すると思うんですけど。
問題にしたいのはインプロを舞台にして金が取れるのかということ。
そもそも表現として安定して高いレベルのものが出せない可能性のあるものを舞台上に載せる感覚がわからない。
だって、インプロは毎回お題が違うわけだから、安定したクオリティの確保ができないでしょ。
そんなものを舞台に上げることなんて、怖くてできないと思うんだけど。
インプロで舞台に乗せるということは「自分たちのインプロはこのライン(=金が取れるレベル)をはずさない」という強烈な自信がないとできないと思うわけです。
ならこっちは「安定して面白いインプロを出し続けられる自信があるわけなんだな、じゃあ見せてもらおう。」という感じになるわけです。
で、今回どうだったのか。
かなりのお客が入っているのに、1くすりもなかったですよ。
他の回では非常にはじけたのかもしれないけど、少なくとも自分の見た回は金を取れるレベルのものじゃなかった。
根本的の問題はこの芝居にインプロを入れる意味ってあるのかということ。
少なくとも前回の「リレイヤー」では稽古の一種という設定があるからこそインプロをやる意味があるけど、今回はないじゃん。
クオリティの確保ができないなら入れる意味はない。
クオリティの安定しないインプロで芝居を面白くしようというのは甘いんじゃなかろうか。
近いものとして芝居上のアドリブというものもあるけど、あれは稽古の結果の上に立ってこその面白さでしょ。お話のベースがあって、それを役者が十二分にわかった上でストーリーの推進力をそがないで(むしろ推進力を増すために)、やるから面白いし、意味があるわけで。
新しいこと=インプロなのですか?
それが「良きこと(=新しきこと)」であるならば、私はそれがわからない人であってかまわない。
少なくとも、あのインプロに価値はまったく感じませんでした。
古い考えかも知れんけど、芝居は「稽古で固めるもんだ」ということはやっぱり正しかったなと実感しましたよ。
細かいところの批判もありますよ。
舞台の話上、そこまで登場人物いらなくない?というほどの人数。
16人いらなくね?とか。
ま、これの良し悪しは大人の事情もあるだろうから一概に批判できないけど。
あとチラシにセンスがない、とか。
音がでかい&劇的「風」すぎて逆に感情移入できないとか。
ま、もろもろあるけど。
でも、最後にほめポイントをば。
照明の人は結構いいセンス。
でも、照明のセンスよかったと思うってことは、芝居自体に照明に応えられるだけのクオリティの高さがないとも言える。
あと笹塚ファクトリーの箱はいいね。それは賞賛。
あくまで書いてきた感想は個人的なものだということ。
「見方がなってない」「わかってない」という意見も当然あるでしょう。
演劇の見方が硬直的で、新しいものが「見られないだけではないか」と不安になったりもする。
それについての批判は甘んじて受け入れます。
では、最後に。
私は、TBSラジオの「ウィークエンドシャッフル」で、番組アドバイザーの劇作家・せのちんさんがおっしゃっていた「演劇(劇団)は3回見てから評価すべき」という意見に同意する考えの持ち主です。
今回、集団as ifは2度目の観劇。
でも、次はない。
今回、自分ルールに反します。
残念なことです。

新年工場見学会2010
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2010/01/02 (土) ~ 2010/01/04 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しかった!!
劇団から出されたホットワインを飲んで、ホロ酔い気分で最高だった!
正月らしく、ゆるーい芝居が多く、これまた楽しい!
このイベントに参加した頃から、小劇場は本当に楽しい!!と思えてきた。
ぜひまた参加したい!!

飛龍伝
獣の仕業
遊空間がざびぃ(東京都)
2011/07/23 (土) ~ 2011/07/24 (日)公演終了
満足度★★★★
臨場感がすごい
常時すべての役者が舞台上におり
効果音やがやなどまでやられた上
役割が変わる瞬間ダンス的なキレの動きで切り替わるため動きの一体感があり
それをあわせた臨場感で安保当時の空気をびしびし伝えて来る
そんなお芝居でした

INDEPENDENT:2ndSeasonSelection / JAPAN TOUR
インディペンデントシアタープロデュース
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
似た物は無い10作品の一人芝居
10年の歴史過去5年60作品から厳選
流石 珠玉のセレクション、10作品と言うだけあります。
“全国に撃って出る”とチラシに有りますが、
全国で多くの人に観てもらわないと、勿体ない、
面白いお芝居(作品)です。

+-×÷
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/05/20 (金) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
満足度★★★★
「一人 15 Munutes Made」?(笑)
「一人 15 Munutes Made」の如く5編それぞれの異なった味わいに加えて、再演やスピンアウト作品3編の後にそれらとリンクさせつつ言葉遊びを駆使した新作を配してテンポ良く4編を見せた後にやや長くしっかりしたドラマ性のある作品で締めくくる構成がまた良くて満足。

鬼泪~KIRUI~
カプセル兵団
アイピット目白(東京都)
2011/05/19 (木) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
満足度★★★★
構成が秀逸
軽妙な前半から次第に加速してストーリーに引き込み、ダイナミックなスペクタクルアクションを見せて一件落着した後に、単なる導入部かと思わせておいた「羅生門の場」で最終的な決着をつける構成が秀逸。
また、ヒーローものやアニメネタの織り込み方もいつもながら見事。

うそでもいいの
GORE GORE GIRLS
ワーサルシアター(東京都)
2011/05/18 (水) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
満足度★★★★
マスコミ批判と演じ分けが◎
中心となる4人の目的がなかなか見えない(←客を引き付けることになっているのは認める)のがもどかしいし立ち直るのが簡単過ぎる気がするがテンポの良さとサラリとしたマスコミ批判(ちょっと違うが)、それに4人の「演じ分け」がイイ。

ロマン
東京タンバリン
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2011/05/13 (金) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
本当に「ロマン」!
いや本当にロマンだわ(笑)。
途中「笑ゥせぇるすまん」か「世にも奇妙な物語」か、な流れになって他人事ではなく身につまされ…(ネタバレ自粛)。
あと、全体が階段様になっている装置の変化ぶりもステキ。

STATION
リブレセン 劇団離風霊船
ザ・スズナリ(東京都)
2011/05/11 (水) ~ 2011/05/17 (火)公演終了
満足度★★★★
遺された側の喪失感・虚脱感
前半の自殺の罪深さ(これも好きなテーマだが)はままあるレベルではあったが、予想外のどんでん返しの後に語られる「遺された側の喪失感・虚脱感」の描き方は他に類を見ず、圧巻。が、東日本大震災関連は敢えて無理に(?)入れなくても良かったような気がする。

GUNG-HO
グーフィー&メリーゴーランド
明石スタジオ(東京都)
2011/04/14 (木) ~ 2011/04/17 (日)公演終了
初日とはいえあんまりな出来
全体的にメリハリに欠ける上に終盤の見せ場である屋外シーンでは黒布の隙間から装置の一部が見えているなど「稽古不足を幕は待たない」状態。
さらに当日パンフレットを配布し忘れるなど、いかに初日と言えど「そりゃないだろう」な出来。(話の種、頂きっっ!!!)
なお、満足度の星は「評価しない」ではなく「無星」である。

『ゴーストライターズ』
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2011/04/13 (水) ~ 2011/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★
意外にも時間モノ
メインと思われたストーリーが終わりかけたところでさらにもうひと波瀾りコトの本当の原因を語る二段構えの構造が巧みな上に、二組の親子ネタも練り込まれていて150分の長さを感じさせないのが見事。
なお、気に入ったので翌日にリピート。

降臨Fight
ACTOR’S TRASH ASSH
吉祥寺シアター(東京都)
2011/04/06 (水) ~ 2011/04/12 (火)公演終了
満足度★★★★
新感覚アクション
荒俣宏や山田風太郎のテイストに「逆VR」的な要素を加えた新感覚アクション。「(自分の)命よりも大切なものがある。それを守るのが誇りだ」「リセットすることなどできない本当の痛みを知れ」などの台詞にツボを突かれる。
![昆虫系[改訂版]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/163/stage16303_1.jpg)
昆虫系[改訂版]
鵺的(ぬえてき)
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2011/07/27 (水) ~ 2011/08/01 (月)公演終了
満足度★★★★
観てきた
まず、役者さんがとても上手で開演から引き込まれた。
それぞれプロフェショナルな印象。
実際の事件の報道の感情がよみがえり、終始イライラさせられ嫌な気分だった。
難点は舞台が見切れてしまう事と、実際の事件の衝撃を超えるまでには至らなかった。

汗はまだかける
ボビボビ。
ウッディシアター中目黒(東京都)
2011/02/23 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ロートル応援歌
基本はコメディタッチのロートル応援歌、主人公たちの20年来の友人関係がなかなか良い感じで羨ましく、そのうちの1人が挑戦した東京マラソンに完走できなかった理由が「応援客たちが多数いるので声など聞こえないと思っていた浅草で妻の声を聞き取って急にピッチをあげたから」なんてところでホロリとさせるのも上手い。

実験都市『ご来場ありがとうございました。』
演劇ユニットG.com
劇場MOMO(東京都)
2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了
自己批評
迫力のある芝居だった。面白いのか、面白くないのか良く分からなかった。それは、良くも悪くも観客の想像力を充てにしすぎていたのでは? これは劇作家の問題なのか、演出家の問題なのかは不明。G.com唯一の俳優、佐藤晃子は完全にはまり役だった。案内された。三つ目がとおるの「わとちよこ」に見えた。漫画の人が舞台上にいた。マルガリータ役の重盛玲架は天才過ぎ。完全にG.comのメソッドを体現しているように思われた。まだ中学生なので、無限の可能性があるなかで、万が一だが、あんまりおすすめできないが、100万が一、演劇界に、そして女優業をやったら舞台に咲く、大切な大切な一輪の花になる可能性を感じた。もちろんあくまで可能性。良くも悪くも「可能性」についての物語だったんだな、っと感じだ。再演があれば是非見たい。
(2011・8.3文章修正 三浦剛)

岸家の夏【全日程終了!次回公演は2012年1月東京・2月大阪にて!】
劇団鹿殺し
青山円形劇場(東京都)
2011/07/28 (木) ~ 2011/08/07 (日)公演終了