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CRUSH THE TYMKS単独公演「星の降らない夜明け前」

CRUSH THE TYMKS単独公演「星の降らない夜明け前」

CRUSH THE TYMKS

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/08/23 (火) ~ 2011/08/24 (水)公演終了

満足度★★★★

ストリート
ストリートダンスのボキャブラリーを駆使。作品(途中の長めの間)や照明(薄暗い)で見せ方としてこなれていない感じだが、若いのでこれからだろう。明るさ、はつらつさを前面に押し出したほうが持ち味が出たと思う。このユニットは不思議と客席との一体感がでることろが魅力。

ネタバレBOX

アンコール、抽選等サービス精神旺盛で舞台への愛情を感じた。
CRUSH THE TYMKS単独公演「星の降らない夜明け前」

CRUSH THE TYMKS単独公演「星の降らない夜明け前」

CRUSH THE TYMKS

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/08/23 (火) ~ 2011/08/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題96
面白い!!これはとっても楽しくて面白い。どういうわけか、客席後方から男性がひとり携帯で話をしながら舞台へ。前説でした。おなじみの「お願い」をわざとらしく間違えながら(言っとくけど、ここに下ネタは要らないよ)説明します。ちょっと「くいだおれ太郎」に似ていますね。今夜は、3人の小さな女の子が夕陽に染まった空き地で遊んでいる風景、そんな印象をうけました。音楽と照明と、ダンスと笑顔。

ネタバレBOX

普通の女の子らしい衣装、そのまま歩いて外に行っても大丈夫。ピアノ、ギター、バンド、聴こえてくるいろいろな音楽、何本もの筋となって降り注ぐ光、淡い光、揺らぐ光、光を受け影も舞います。柔らかい腕、手首、指先の動き、光の波の中で泳いでいます。

「山手線のシーン」という案内。一人用(段ボール?)の車両に乗り込みつり革につかまって揺られ、あとの二人はコミカルな動きでちょっかいをだす。ん?車中にもかかわらずアタマに手拭(じゃあないけど)を乗せ、湯船につかっていい気分。左手前の個人用山手線、右奥の二人。

キャットウォークによじ登り、そこからランプを吊り下げ、その下ではひとりが椅子に腰掛けてのダンス、自分の右足を操る人形使い。

中学生、学生服に着替え、メガネをかけて、元気な男の子と女の子。

今までのダンスですと、ずっと息をひそめ、姿勢を変えるときの椅子の音にも気を使うのでしたが、今夜はゆったりと見ることができました。豊かな表情、目線。若さがあふれています。キャットウォークからやけくそ気味に投げつける紙吹雪がキラキラ、バサバサっと降り注ぎます。

1時間の演技が終わり拍手、挨拶のあと、パンフレットの裏に「あたり」があればプレゼント。ここらは熱演のあとなので呼吸を整えながらでしたが、すぐアンコールがありました。よく続くものだと感心…パチパチッ!!

夏の夜、夢の世界、3人の踊る女の子たちでした。
プール・プール・プール【終了しました。ご来場ありがとうございました!!】

プール・プール・プール【終了しました。ご来場ありがとうございました!!】

演劇ユニットC720

タイニイアリス(東京都)

2011/08/19 (金) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

水着ナシでも楽しめました
プールに入ると心が解放されるのかな。みんな語っちゃいます。人生いろいろ。理不尽だけど仕方がない。開き直った方が勝ち。事前に水着は却下されたとのお知らせがありましたが、十分楽しめました。でもかえって不自然さも感じましたが。

美しの水

美しの水

AND ENDLESS

THEATRE1010(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

「Blue」を観た
まだ出自を知らぬ若き遮那王が生まれてきた意味を告げられ、その言霊と成長し、平家を討つまでを描く「Blue」編。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

1175年、平家全盛の頃、源家の生き残り鎌田正近は16年の歳月をかけ御曹司・遮那王をみつけ想いを託す。奥州平泉に逃れた遮那王は多くの出会いを通し義経となり平家への復讐を進めていく。富士川の戦いから壇ノ浦での平家滅亡を描いた編。

今回の舞台は全体的にパフォーマンスが多く悪乗り気味だった。源氏に綾かって光ゲンジの物まねをしたり、歌を歌ったりと・・。苦笑。

そんな中、鎌田正近役の徳秀樹と、後白河法皇役の塚本千代の演技が実に見事だった。特に「ホワイト」で見せた後白河はまだ小娘でオドオドした様子を巧みに演じ、コレと打って変わって今回は、16年の歳月を脈々と感じさせる堂々とした演技力だった。後白河の「奥州にくだり源氏を監視せよ。」と命を出すセリフにはシビレてゾクゾクしたほど。素晴らしいです。

鞍馬の山にひっそりと暮らしていた義経が奥州の野に放たれ、そして平家を倒すまでが今回の物語だったが、次回は兄弟での宿命のような争いを描写するRED。これも観なけりゃアカンでしょう。笑

ドラキュラ

ドラキュラ

フジテレビジョン

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★

箱が大き過ぎるけれど
花總さんのファンなので、彼女のステージを観られる機会を逃したくなくて、出来にはあまり期待せずに観劇しました。

案の定、ストーリー展開等には、難も感じましたが、まあ、和央・花總ファンの方には、必見舞台なのではと感じました。

とにかく、お二人のスタイルの維持に感服します。

最近は、ステージもそんなにこなされていないでしょうに、常に、舞台人としての努力を重ねていらっしゃるのだろうと、尊敬の念を抱きました。

先日まで、他の舞台で主役を務めていた安倍なつみさんの舞台女優としての目覚しい成長振りには目を見張りました。

若手の活躍も目立ちます。特に、小野田さん。彼の歌唱が確かなのは知っていましたが、あれほどの演技力を兼ね備えた役者さんとは知らず、御見逸れしました。

舞台作品としての質から言えば、それほどの作品とは思いませんが、とにかく、若い俳優さん達の実力を拝見できて、演劇ファンとして、単純に嬉しくなる舞台でした。

ネタバレBOX

ドラキュラモノの舞台は、過去にもいろいろ観ていますが、ストーリー展開のみに主軸が置かれ、人物の心象表現が希薄な舞台で、今まで観たドラキュラモノで、一番感動の薄い作品でした。

でも、やはり、花總さんの存在感、可憐さ、ドレス姿の高貴な美しさには、目を奪われます。

もっと彼女の舞台が観たいけれど、お二人セットでないと難かしそうで、残念です。

ドラキュラを追い詰める若者役の3人、上山さん、矢崎さん、松原さんのチームワークが清々しく、印象に残りますが、いい意味で鳥肌が立ったのが、ドラキュラの手下に利用される若者役の小野田さんの演技。彼の演技には一番心を動かされました。
将来のご活躍が楽しみです。

安倍さんも、単なるアイドル女優の域を脱し、立派なミュージカル女優さん振りで、得難い存在になられたなあと感心しました。
関ヶ原BOOGIE★WOOGIE

関ヶ原BOOGIE★WOOGIE

劇団BOOGIE★WOOGIE

シアターサンモール(東京都)

2011/08/11 (木) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

関ヶ原の戦当日の朝から決着がつくまでを戯画化
07年12月の「小早川の場合」に続く第2弾。関ヶ原の戦当日の朝から決着がつくまでを戯画化し現代のあれこれも加えて描き非常にワカり易い。
序盤のドタバタ系のギャグは評価が分かれると思うが、吉川広家と容光院の夫婦愛や殺陣・剣舞などは万人に通ずるハズ。

とーく・おぶ・ざ・でっど 序

とーく・おぶ・ざ・でっど 序

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2011/08/06 (土) ~ 2011/08/11 (木)公演終了

満足度★★★★

四部作の1作目
この会場での公演としてはスケールの大きいトンデモ系(笑)。がしかし妙にマッチしており、その世界観も好み。さらに途中で入る解説の喩えも的確にして愉快。
四部作の1作目ということで、今後の展開にも大きな期待。
ところで1作目が「序」、2作目が「弐」ということはもしや以降は「待」と「夢」?

チャイムが鳴り終わるとき

チャイムが鳴り終わるとき

オーストラ・マコンドー

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

「心に痛みを憶える」内容なのに140分の尺を感じさせない
当人はオトナと思っているが大人から見ればまだコドモ、な小学6年生ゆえの「無邪気な(?)残酷さ」や、後にそれを「なかったことにする」さまをありありと描き目を逸らさせない。また、そんな「心に痛みを憶える」内容なのに140分の尺を感じさせないのもスゴい。
なお、藤本七海嬢に舌を巻いた方々は映画『みづうみ』(06年、安藤正軌監督)、『子猫の涙』(07年、森岡利行監督)、『カンフーくん』(07年、小田一生監督)などでもっと驚くがいいさ。『カンフーくん』では谷垣健治氏による華麗なアクションにもご注目を。

光

サンピリ

青年センター ワンコイン実験シアター(福岡県)

2011/08/19 (金) ~ 2011/08/20 (土)公演終了

満足度★★★

面白いというか
感心した作品。
若い演出家と役者ばかりだったけど、よくここまで世の憂い事を表現したなと。
痛い。。そういうところからちょぴりもれる救いの光を見せてもらった感じ。

ネタバレBOX

庵原嬢のあの得体のしれないオーラにやられた。
問題のない私たち

問題のない私たち

“STRAYDOG”

テアトルBONBON(東京都)

2011/08/09 (火) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★

原作コミックス全3巻を舞台化
映画は原作コミックスの第2巻までだったのをテンポ良く運び全3巻を舞台化。
主演の秋月三佳をはじめとした女子中学生(←役)チームはしっかりしていながらコメディリリーフの大人たちに若干浮いた感があるのが惜しい。森岡利行の関西人的サービスではあるのだろうが…
なお、途中で入る歌と踊りの伴奏が生演奏なのも◎。

人魚

人魚

下鴨車窓

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/07/30 (土) ~ 2011/08/01 (月)公演終了

満足度★★★★

人と人とのかかわりあい
人魚という特殊な生物がテーマだったけど、これは
現実でも価値観が違う人とどうつきあうかという究極のテーマだった感じ。
私の受け取りだけどね。
人魚役の人の胸の大きさにほれぼれした。いいなぁ~~

マッチ・アップ・ポンプ

マッチ・アップ・ポンプ

キリンバズウカ

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2011/08/06 (土) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

地方都市の空気が流れていた
地方都市でのホームドラマで基本はユーモラスながら各人物が多かれ少なかれダークなモノを秘めており、それが見え隠れする案配が絶妙。
また、解決方法もスマートではないが、不恰好で見てくれは悪いが味わいが深くて旨い果物のようでステキ。
先日の青☆組に昭和の空気が流れていたようにキリンバには地方都市の空気が流れていたのだった。で、以前観た登米脚本・石井監督の映画を思い出したりも。

『ナツヤスミ語辞典』

『ナツヤスミ語辞典』

演劇集団キャラメルボックス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/11 (木)公演終了

満足度★★★★

成井作曲・中屋敷編曲、的な
喩えて言えば『スピード2』のエンディングで流れたコムロアレンジのメインテーマ。メロディは紛れもなくキャラメルながら楽器編成やリズム、音色は柿丸出し、みたいな(笑)。
また、HPにあった乱痴気やその昔観た版などの配役が浮かび、脳内マルチスクリーン状態。

テレビが一番つまらなくなる日

テレビが一番つまらなくなる日

劇団 東京フェスティバル

シアター711(東京都)

2010/05/11 (火) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高!題名に偽りあり(笑)
これはとても面白かった!
さすが放送作家の方が脚本を書かれただけのことはある!
選挙報道を裏側からみると、こんなに楽しいものになるとは!
「テレビが一番つまらなくなる日」、いやいや最高に面白かった!
最近観劇した「幹事長出番です」と同じ劇団とは、知らなかった!!
私はこちらの方がより好みであった!

僕たちの失敗~もう誰も信じない…~

僕たちの失敗~もう誰も信じない…~

ラブリーヨーヨー

駅前劇場(東京都)

2010/03/11 (木) ~ 2010/03/14 (日)公演終了

満足度★★★★

笑った!
おバカな内容だったけど、素直に笑えた。
郵便局に押し入る強盗の話。
フライヤーに惹かれて観劇したのだが、
おバカな感じがフライヤーからのイメージどおり(笑)。
公演から結構時間が経過したが、好みの作風だったのでいまだに記憶に残っている(笑)

増殖にんげん

増殖にんげん

ぬいぐるみハンター

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/08/16 (火) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

女版、観ました
役者さんとの距離が近すぎで、新鮮でした。
それぞれの役者さんのブースもバックボーンがみえてよかったのですが、芝居の内容には、それほど効果的にはなってなかったのが残念です。
男版も気になりますね。

Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

私たちの話となった。
セシウムって何?って感じの4年前に見ていたら、たぶん「ふ~ん、そうなのね。」って冷静に見ていられただろうけれど、今は違う。これ、もしかしたら私たちの10年後?!って、思ったら、ほんとに恐ろしくなった。私たちも目に見えないから見ないようにしてるだけ。

ネタバレBOX

あの検査官は東京に何しに来たの?最後までわからず。遊びに?
プール・プール・プール【終了しました。ご来場ありがとうございました!!】

プール・プール・プール【終了しました。ご来場ありがとうございました!!】

演劇ユニットC720

タイニイアリス(東京都)

2011/08/19 (金) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

沈思黙考
次第に重たくなっていきました。良かったです。

ネタバレBOX

スポーツジムでの雑談、やっぱり本当のことは言えませんものね。プールの中で一人ひとりが沈思黙考すると考えがまとまっていく。

そして、一人の女性は父親を殺して自分も死ぬ。

それにしても、一斗缶を叩く音は凄まじかったです。大き過ぎるとも思いましたが、父親の痴呆振りや心中事件に至る過程を表現するには仕方なかったのかもしれませんね。

別の一人の女性は仕事を辞める。あっはっはっは、いい気持ち。馬鹿娘も母親の大切に気が付いたことでしょう。寄りを戻すという選択肢を前提に会社を辞めたのでは少し単純なような気もしますが。

水泳のインストラクターはそれにふさわしい体型には見えませんでした。
純真無垢のメカニズム

純真無垢のメカニズム

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/22 (月)公演終了

満足度★★★★

お得意のSFですね!
少しずつ解明されていく演出、素敵でした。

ネタバレBOX

単なるデジャヴはデジャヴでなく、プログラムによって夏休みを繰り返していたという前段。現在と過去が交錯して行った結果、理科クラブ員四人のうち二人は学者に、二人は交通事故で死んでいたことが判明。当時の恋心を成就させるためにひたすらロボットを研究し、プログラムを開発していたという少し歪んだ心を持った女性学者の話。

あの女の子ロボットみつは理科クラブ部員あみだと思いました。ロボット開発に潜む「不気味の谷」、人間の剥製を使えばそりゃますます不気味になりますよー!

浅井先生役の堂野郁乃さんの胸のボタンが途中から外れたのがとっても印象的でした!!
増殖にんげん

増殖にんげん

ぬいぐるみハンター

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/08/16 (火) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

計三回
計三回観ました。

まず、役者さんと同じ目線で楽しめることが新鮮。
いくつか同時に話が進むので初めは理解し難いが、
全体がうまく繋がっている。

池亀さんがブログで、自分しか構成・演出できないといっていたが、
その通りかも。
観れば観るほど味が出る。もっと観たかった。

各回、他のバージョンの役者さんも観劇していてそれも面白かった。

おとこ版は告知が遅れたためか、客入りはすくなめだったが、
本来アイドルの追いかけの激しさはおとこのほうがすごいはずで
その感覚が垣間見れた。

ネタバレBOX

役名はついているがハンドルネームみたいで随所に役者さんの名前が出てくる。

個人的な感想。

石澤さんは、一番きゃぴきゃぴしていてそれっぽい。
(ただ個人的には、犬串「愛・王子博」のイメージがまだのこっていて、
○○シールド!というセリフが聞こえてくる・・・)
加藤さんは、まじめな追いかけで好感度高い。
緑茶さんは、最初から最後までの気持ちの推移が一番変わるキャラ。
大竹さんの熱しやすく冷めやすそうなキャラは楽しい
えみりーさんには、あめをもらったり・・・。
山田さんは、完全に演じきってますね。


おとこ版では、
浅見さんがすこし、アドリブが多そうな感じがしたが、それも狙い?
石黒さんがかっこよかった。
ひょいさんのおたくキャラは気持ちいい。
柴田さんは、衣装や小物が随時変わっていたような?
福本さんは、案外控えめに演じていた?
ジミーさんとは電車ごっこしたかった。

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