そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
なんかの味
ムシラセ
OFF OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
寿歌
いいいのいー
アトリエ第Q藝術(東京都)
2025/04/08 (火) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
核戦争後の荒野を往く旅芸人のゲサク(戯作)とキョウコ(狂言)、これにヤスオ(耶蘇)が加わってのひと時の旅と別れ。劇中のパロディネタの中には、もうおぼろげにしか覚えていないCMがあったり、時代を感じさせる部分もあるが、この詩的な戯曲が当時ほぼ一気に書かれたものだということに改めて感動する。
大事故物件
同じ釜のムジナ
新宿眼科画廊(東京都)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/15 (火)公演終了
これが戦争だ
合同会社EVIDENT PROMOTION
シアター711(東京都)
2025/04/09 (水) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「戦争を重層的に描く語り」
国際演劇協会による「紛争地域から生まれた演劇」シリーズで2018年に取り上げられたカナダの劇作家ハナ・モスコヴィッチ作、吉原豊司訳の作品である。リーディング上演と同様に生田みゆきが演出を手掛けた。私はAキャストの初回を鑑賞した。
ガールズ・ネバー・ネバー・クライ
演劇ユニットこれやって死ね
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
バック・トゥ・ザ・フューチャー
劇団四季
JR東日本四季劇場[秋](東京都)
2025/04/06 (日) ~ 2026/03/29 (日)上演中
なんかの味
ムシラセ
OFF OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/04/04 (金) 14:00
披露宴で余興を演りたいと娘に無理を言う父親……な場面から始まるムシラセ流の人情噺あるいはホームコメディ?いや違うな、やはりムシラセはカテゴライズとは無縁でムシラセのままがイイか。
基本的にコミカルな中、次第に言えなかったことや隠していたこととその理由(心情?)が観客に伝わってゆくのが巧いんだな。そして終盤で次々に明かされるあれやこれやはジェットコースターの如し?(笑)
いやぁ、面白かった♪
そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
下北沢に続き、大阪公演を観てきました♬.*゚
下北沢とは違う部分はあったけど…泣いて、笑って、グッとくるけどまた笑ってを繰り返す舞台…
百萬両さんの演出、脚本も演者さん達も本当に素敵な舞台で元気を貰いました✩.*˚
次回の舞台も楽しみしかありません!!!片岡自動車工業の舞台を観たことない人にも観てもらいたい劇団さんです♡
WALK THIS WAY
ROCKSTAR有限会社
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2025/04/12 (土) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
コンドルズとハンドルズ(近藤良平&埼玉県内の障がい者たちによるユニット)による合同公演。2024年の第一回公演に続き、今回が二回目にあたる。それぞれ8名ずつ出演者を選抜し、基本的に「コンドルズとハンドルズ1名ずつによるペア(二人一組)」で表現する。オープニングで全員学ラン姿で登場し踊る様子を観ると、この演目が自然体で企画・上演されていることが伝わってきて、それだけで胸が熱くなります。この雰囲気を生み出し、実際にステージ上で表現できることが、近藤さんやコンドルズメンバーの大きな魅力のひとつだと改めて感じました。
そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/04/13 (日) 13:00
劇団の新人たちの奮闘が本当に心に響いて、明日に向かう力を、背中を押してもらったような、とっても素晴らしいそして、笑えて楽しい舞台でした。
権乱業火~懊悩の信念~
SAB-on
ザ・ポケット(東京都)
2025/04/09 (水) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
玉川来夢さん出演。
当日券で土曜のマチネを観劇。女性陣のアフタートークがある回で、MCを担当されました。13人も参加するアフタートークはあんまり無いと思います。笑いの絶えない楽しい時間でした。MCのおかげかもしれませんね。
SAB-onさんといえば2019年の「比翼の人」で。双子の2役を演じ分けたのをよく覚えてます。その後2年ほど舞台出演無かったのでもう無いのかと心配しましたが、再開されたときは嬉しかったものです。
中尾拳也さんといえば「戦国BASARA」。素手で戦う徳川家康が色んな意味で最高でした。
椎名亜音さんはつい最近「九龍の玉漿」で拝見したばかり。千秋楽が3月23日だったので、中16日で今回の初日だったわけで。さすがのプロですね。
今回の演目は続きもので、第4弾なんですね。それだけ続くのは人気あるからでしょう。満席に近かったです。
見て納得でした。面白いです。分かりにくいところはあるのですが、分かりやすくする努力に好感を覚えました。
寿歌
いいいのいー
アトリエ第Q藝術(東京都)
2025/04/08 (火) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
平均年齢73歳の三人芝居。ヴィジュアルから元ネタは大友克洋&矢作俊彦の『気分はもう戦争』だと思ったがこっちが先。1979年発表。核戦争後の崩壊した世界をリヤカーで突っ走る老いぼれた『イージー・ライダー』。ひらめく九重五郎吉一座の幟、要は流しのチンドン屋。
寿歌(ほぎうた)=祝いの歌。
「はいな。」
イオナの化粧品、横顔のバーバラを起用し「イオナ。わたしは美しい。」のCMは1977年誕生。48年後の今日もそのネタを強要。訳が分からないが笑うしかないだろう。
伊東由美子さんはいい女だな。老人ホームのマドンナみたい。井村昴氏はカッコイイ。山田康雄やクリント・イーストウッドの美学。猪股俊明氏は奇跡を起こせるのだが大して使い道もない。
オリジナルを知らないので自分的にはこの老人の愉快な旅こそが原像となる。今平とかホドロフスキー、フェリーニ風に映像化して欲しい。寺山修司調にアレンジしてアングラ地獄巡りの道中なんかもあり得る。
観に行って正解。面白かった。
龍と虎狼ーepisode SOUJI-
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/05/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初見の劇団さん。若い役者さんたちが頑張っているなぁって好印象ではある。物語は,沖田総司はどのように沖田総司に形作られたのかというプロローグ的なものであるが,やや納得できるというか響いてくるものが少なかったような気がする。シリーズものであり,続きを見ていけば深まっていくのかもしれないが,この1作のみでは…。それでも,気楽に楽しんで観劇できた舞台でした。
そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
楽しく進む物語の中で俳優、女優と観客とで共有する時間と空間の中で迫力のある演技にいつしか引き込まれました。
本当に高い臨場感を味わう事が出来ました。
なんかの味
ムシラセ
OFF OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
満足度の高い観劇でした。もう90分経ったの?という感じでした。
娘もいないし娘でもないし、感情移入要素はないはずなのに、中盤からずっとうるる。展開もとてもおもしろく…ただ高位だけど安定かなぁ。
花梨さんと有馬さんの確実な技と中野亜美さんの変幻力。そして松永さんの破壊力!
そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
演劇のことが更に好きになる舞台で、お気に入りのシーンだらけで頭に焼き付きました。
挫折とか逆境とかそれを乗り越えて、前に向かって進んでいく姿に目一杯の元気をもらえます。
本当に楽し過ぎる時間で、帰り道ニコニコです。
これが戦争だ
合同会社EVIDENT PROMOTION
シアター711(東京都)
2025/04/09 (水) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
女流劇作家モスコヴィッチの本作は「紛争地域から生まれた演劇」リーディングで数年前取り上げられ(自分は未見)、今この時に観ておくべき演目か・・と、どうにか時間を作って観た。
2チームある内今見てみたい座組のAチームが観られた。
「これが戦争だ」と呼ぶに相応しい、戦場を舞台にした劇(正確には帰国した兵士の証言で構成)だが、具体的には2001年9・11後のタリバン政権を制圧にかかった米軍によるアフガン戦争を題材にしている。
とある部隊の4名が登場人物で、帰国後、ある作戦実行に携わった事の証言が聴き出されている。
他国の「体制」を否認し、介入した一方的な戦争である点でイラク戦争に通じ、そのように見ても違和感はないが、芝居の中でそうした「戦争の意義への疑問」が言語または態度で語られる事はない。むしろ国家の大義への信頼、忠誠、部下への責任感といった諸々を動員して「任務」へと自らを駆り立てている彼らが、厳しい現実に直面する。戦闘における仲間の死、自らの負傷もそうだが、作戦実行前夜の緊張ゆえの歪んだ行動、あるいは無防備に近づいて来る敵側の子どもに銃口を向ける自分、そうした場面に直面し、苦悩し、耐える、あるいは耐えきれず何らかの歪みが行動に出る。
本作の作者は自分の初名取事務所観劇であった「ベルリンの東」の作者であった。確か戦争犯罪(第二次大戦における)にまつわる戦後の話であったような。太い筆致の作家である。
目を向けて、背を向ける。
TOKYOハンバーグ
「劇」小劇場(東京都)
2025/04/06 (日) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「劇」小劇場の特徴(空間的な収まりに影響)が意識される観劇であったが、思い起こしてみれば数年前の名取事務所の果敢な作品もステージの扁平さにもどかしさを覚えたものだった。美的な好みで言えば表と闇との境界が明瞭でなくグラデーションであるのが良く、奥行の無い舞台ではそれが難しい・・まあそれだけの話ではあるが。
久々に大人数(適度な人数とも)で賑々しいハンバーグ芝居の舞台はお爺お婆の集う場所。独居の淋しい老後でない「最後の友達」と過ごす場所には一つ特殊な事情が秘められている。のだが、この特殊な事情は、描かれる日常風景の中に溶け込んでおり、ある意味で「理想の体現」が為されている、と見えている(それが平均的な見え方かどうかは分からないが)。その心は、中盤に一人の老人が若いスタッフに吐露する持論の中に凝縮され、静かに胸を打つ。そしてこれは現日本への静かなプロテストでもある。
キャラクターを生かした役人物たち(ご老人達)の競演が楽しい。
なんかの味
ムシラセ
OFF OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
安定のムシラセでした。
物語が進むにつれて明らかになる事実。そして最後に待ち受ける大団円。いつもながらウェルメイドな舞台に大満足です。