
五十億の中で ただ一人
トム・プロジェクト
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/11/27 (木) ~ 2025/12/03 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
不穏な時代に、静かに反戦を訴えかける芝居でした。
5人の出演者で、難しい設定を対話を通じて成就していくさまが見事です。
作、演出である、ふたくちつよしさんの得意とする新しい切り口の家族劇の誕生だと思いました。

あたらしいエクスプロージョン
CoRich舞台芸術!プロデュース
新宿シアタートップス(東京都)
2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

彼方の島たちの話
ヌトミック
シアタートラム(東京都)
2025/11/22 (土) ~ 2025/11/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
『ガラスの動物園』が衝撃的だったのでヌトミックにも興味を持った。観ていてNOKKOみたいに派手に踊る女優(原田つむぎさん)がローラだったことに気付いて驚く。東野良平氏の登場で盛り上がったが作品をぶち壊すまでにはいかず。凄く伝え辛い感覚をいろんな方法を模索して無理矢理表現しようとした作品。自問自答しながら途中で打ち消したり話をやめたり、ギターを爪弾いたりディストーション・ノイズを起こしたりやめたり、親子の関係性を謝ったりやめたり、忘れていたことを思い出したりやっぱり否定したり。Public Image Ltdの「Fodderstompf」を聴いた時の感覚。

あたらしいエクスプロージョン
CoRich舞台芸術!プロデュース
新宿シアタートップス(東京都)
2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

フルモデルチェンジ
劇団フルタ丸
STスポット(神奈川県)
2025/11/28 (金) ~ 2025/11/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
客入れSE、N'夙川BOYS「プラネットマジック 」がBARBEE BOYSみたいで良かった。中山うりカヴァーの「月の爆撃機」も。
政府の関与する自己変革プログラム、治験モニターとして3人が参加。十日間、マンションのような施設に閉じ込められて暮らす。演者各々キャスター付きの演台と張扇のような物を持つ。一日一つのお題が出され、それぞれ音読し考える。各人、他の二人の観察日記を付けなくてはいけない。
篠原友紀さんは学校の教師、いつも他人と自分を比べて回る。
山田伊久磨氏はTVのプロデューサー、バラエティ担当。自己啓発本マニア。パエリア好き。
真帆さんは「絶対に変わらなくては」と強い決意。流されやすい弱い性格を変えなくては。
後ろに英語字幕がずっと流れる。
精神的な話の為、流れるのはアンビエントな曲。これに弱い人は居眠りしそうな雰囲気。自己啓発系の面白さは自分の価値観を変えられるんじゃないか?との期待。世界や人の見え方が変われば面白い。
真帆さんの表情がBARBEE BOYSの杏子っぽい感じがして好感。

絶滅のトリ
だいだら
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2025/11/13 (木) ~ 2025/11/17 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/17 (月) 16:05
絶滅危惧種の鳥の保護/繁殖のために島で活動しているグループの群像劇。
新たに加わったミステリアス(?)なメンバーをきっかけに微妙に保たれていたバランスが崩れてゆくさまを、じっくりと時間をかけて並べたドミノの牌が終盤で次々に連鎖して倒れてゆくように見せる110分。
この終盤の「あの歌」が流れる中、台詞なしに演技だけで見せる手法に奇しくも少し前に観たたすいち「果てなしランデブー」と通ずるモノがあり共時性にビックリ。
あと、(この会場で)かなり凝ったツクリにした舞台美術も見事。
なお、ONEOR8の初演は未見。

一九一四大非常
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2025/11/25 (火) ~ 2025/12/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
流れるのはベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章。どうしようもない宿命のレールの上、粛々とそれを受け入れるしかない人間の群れ。もう変えようのない過去の人々。今それを振り返っている自分も先の世界から見れば同じ存在。逃れようのないレールの上をただ黙々と歩んでいく恐怖。どんどんどろろ、どんどろろ。
1950年代に中東やアフリカで巨大油田が発見、石油の低価格での提供が可能となり、1962年に日本でも石炭から石油へとエネルギー政策が転換。(第三次エネルギー革命)。「黒いダイヤモンド」と称された石炭の時代は終焉。用が失くなれば邪魔なゴミ。それが時代の宿命。
福岡県田川郡にある三菱方城炭鉱は三菱鉱業の主力鉱として栄えた。昇降機で地下270mまで縦坑を降り、そこから横に延びた坑道を掘り進めていく。270mは50階建て高層ビルの高さ。その深さの地底に推定1249人が働いていたと言われる。1914年(大正3年)12月15日午前9時40分、方城大非常(三菱方城炭坑ガス大爆発)。抗内用のトーマス式安全灯に気密不充分の物があり、侵入した石炭粉が引火したものとされる。生存者は僅か18名。
炭鉱夫は身体中を黒く汚す為、何役も兼ねる人は脚にあらかじめ汚してあるシアータイツを着用。顔を汚したり洗ったり大変な現場だ。
小学校の教師役板垣桃子さん。梁瀬農園の娘!チャーミングな眼鏡にのんのような髪型、学校の人気者の可愛らしい先生。
余所者の稲葉能敬氏と妊婦の長嶺安奈さん夫婦。
長嶺さんの妹の大手忍さんと許婚の藤澤壮嗣氏。
瀬戸純哉氏ともりちえさん(実際の夫婦!)は籍は入れていない。二人共腕が立つ。
柴田林太郎氏と川原洋子さん夫婦と姪の井上莉沙さん。
鈴木めぐみさんも流石。夏蜜柑を掻き集める。
炭鉱会社の救助隊中野英樹氏は佐藤允とRINGSの成瀬昌由を足したような苦味。三人の息子が炭鉱に降りている山本あさみさん。半狂乱の母親を収める為、「自分が必ず息子さん達を救出します。」と約束してしまう。気持ちには気持ちで応えるしかない。一酸化炭素の充満する地獄に夏蜜柑の皮を咥えて降りて行く。最早理屈じゃ何も出来ない。神頼みだ。
MVPは中野英樹氏、山本あさみさん、もりちえさん。無論、集団芸術として皆で成立させているのは承知。
中野英樹氏の抱え込んだ無数の痛みと山本あさみさんの無理を承知の足掻き、骨噛み、もりちえさんのいぶし銀の生きる術。
この劇団は皆にどうにか観て貰いたいが、表現しようとするものが文学の地平の為、人によっては消化し辛いだろう。熊井啓映画の貫禄。伝えようと試むものがデカ過ぎる。今こんな劇団があってこんな役者達がこんなことを訴え続けている事実。これは黒澤映画と同じできちんと評価し後世に残さないといけない。こんなもん再現不可能。今、観るしかない。後の世にこんな劇団があったなんて聞かされてもしょうがない。
「ご安全に。」

あたらしいエクスプロージョン
CoRich舞台芸術!プロデュース
新宿シアタートップス(東京都)
2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしかったです。実力派の俳優だけを集めた舞台だけあるな…と思いました。1人で4役5役されていますが、どの役も声質を変えたりキャラを完全に変えていて観てる方はまったくストレスを感じませんでした。あと、劇版の生演奏もすばらしかったです。役者の演技と完全にシンクロしていてすごいなーと思いました。演奏者も1人の役者ですね。それと、アフタートークも参加させてもらいましたが、まさか毎朝観ているZIP!のレギュラー出演者さん2人に出会えるとは思いませんでした。俳優の仕事もされているのですね… いやー、スペックの高さに脱帽です。

あたらしいエクスプロージョン
CoRich舞台芸術!プロデュース
新宿シアタートップス(東京都)
2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
残る映画を残らない演劇で。本家は見ているし、福原さんの好きな作品は沢山あるが、これで岸田かぁと微妙な気持ちにもなった作品。ただ、こうして他人の手に渡ることで、ロマンチックさを再認識。

首2
きっとろんどん
OFF OFFシアター(東京都)
2025/11/27 (木) ~ 2025/12/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
流石北海道から態々乗り込んできただけのことはある。華5つ☆ 尺は約110分、出来が良く発想の面白い脚本を可成りスピーディーな展開で魅せる。序盤、板上に用意されたスクリーン上に事件のあらましが表示されるが目の不自由な方々が読み終えられなかった場合に備え、口頭での説明が作品中で述べられる配慮も気が利いて居る。

きみがすきな日と
ゴジゲン
ザ・スズナリ(東京都)
2025/11/26 (水) ~ 2025/12/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
多分これがゴジゲン初観劇。寂れた商店街のお祭りで人形劇を上演する同好会(?)みたいな集まりの人間模様。大型ショッピングモールの建設計画が進んでいるという背景もあるせいか、コメディと笑い飛ばすには苦さの方が上回った感も。

あたらしいエクスプロージョン
CoRich舞台芸術!プロデュース
新宿シアタートップス(東京都)
2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
他の方も書かれておりましたが、予想よりコメディ色が強くて笑えるのに、終戦直後を生きる人たちの熱がしっかり伝わる舞台でした。
規制も多くカメラもまだ満足に使えない時代に「邦画初のキスシーン」を撮ろうともがく映画人達の姿が、なんとも不器用で愛おしい。
舞台セットや衣装の使い方も巧みで、島田さんの生演奏が物語に彩を加えておりました。
そして最大の見どころは、一人何役も演じ分けるキャスト陣の熱演。早着替えも声色も所作も実に見事で驚かされました。
笑いながらもしっかり胸に沁みる、後味の良い作品でした。

一九一四大非常
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2025/11/25 (火) ~ 2025/12/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
やはり、凄いです。劇団桟敷童子、そして東憲司さん。
劇場に入ったとたん、舞台装置に気持ちが高鳴り、約2時間の上演時間の最後まで目は釘付け、心が揺さぶられました。
シリーズものと銘打ってないけれど、1年前の『荒野に咲け』、半年前の『蝉追い』、今作がつながり、プラスアルファの余韻を味わいました。
役者陣はパワー全開で、劇団員の方も客演4人の方も、スキなし。人間の強さ、切なさ、そして少しの希望を感じさせていただきました。

すべての幸運を手にした男
東京グローブ座
東京グローブ座(東京都)
2025/11/14 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/11/14 (金) 18:00
2025年11月14日初日公演、15日、16日(マチネ)と3回観てきました。
とっても面白かった!!3幕構成の3時間10分、見終わって劇場を出る時の多幸感、大満足でした。
ストーリーのネタバレがある部分についてはネタバレBOXに記載します。ネタバレにならない範疇でいうと、「ストーリー」「キャラクター」「舞台美術」「劇場」が特に面白かったです。
・ストーリー
私はアーサー・ミラーの戯曲を初めて見たので、作家の傾向とか知りません。だからかもしれませんが、今見ても設定やストーリー展開が新しいと思いました。1幕を見ただけで、大体今後の展開が分かるなぁと思っていましたが、それをちゃんと見せてくれる所、裏切ってくるところ、両方あって退屈しませんでした。
一度の観劇ではストーリーがちょっと頭に入ってきにくいところもありましたが、パンフレットにある用語解説を読んで2回目の観劇に向かうと、ストーリーや台詞の意味が分かって、より面白かったです。
・キャラクター
多い、少ないはあれど、全キャラクターに見せ場があって非常に面白かったです。
みんなひと癖もふた癖もある変わり者で、でもどこかで会ったことがあるような人達で、魅力的でした。
・舞台美術
美しかったです!1幕のセットが特にお気に入りで、1幕ラストの夜から朝になる演出がとにかく美しかった。映像に残してもらいたいですが、肉眼で見ないとあの美しさは分からないかも…と思います…。芸術だなぁと思いました。
2幕と3幕では家の中になり、多分セット自体は変化してないと思うんですけど、壁変えたのかな?と思うほど雰囲気が変わっていて面白かったです。3幕ではヴィルヘルム・ハマスホイ作画になってました。怖かったです。
・劇場
東京グローブ座には初めて行きました。円形になっていて、3階から見下ろすのと1階から見るのとで景色が全く変わって面白かったです。3階の椅子がフワフワでそれも良かったです。
マイクを使わない肉声でのお芝居だと聞いていたので、3階からも聞こえるかな?と不安がありましたが、杞憂でした。とっても聞き取りやすく、景色は違えど音声は1階からと全く変わりませんでした。
3回ともノンストレスで見ることが出来て大満足です。
休憩が2回ある3幕構成の舞台というのは初めて観劇しましたが、今までに見たことがないもの、あるいは見たことがなくて見たいと思っていたもの、を体験できて大満足でした。
出来ることなら円盤にして残してもらいたいです…。

あたらしいエクスプロージョン
CoRich舞台芸術!プロデュース
新宿シアタートップス(東京都)
2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
自分はこの本、完全初見なのですが。
もう少し生真面目で辛気臭い感じかなって思っていたので、相当にコメディ寄りなのでビックリしました。
6人の役者が多数の役を目まぐるしく演じ分け、慌ただしく衣装替えしながら、更にセットを動かし続けながら。
7人目の出演者とも言える生演奏担当の島田大翼さんも大活躍で。
パワフルでドタバタと、多彩に舞台を紡ぎだしていきます。
思ってたのとは違ってたけど、楽しく観られました。
お馬鹿なシーンが多いのだけど、時代背景からくる混乱や悲しみ、映画への情熱といった芯の部分もきちんと届きます。

音楽劇『プレビュー』
劇団青年座
吉祥寺シアター(東京都)
2025/11/20 (木) ~ 2025/11/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/11/24 (月) 14:00
戦後間もなくの頃の東京のお話。女優を夢見て上京する少女を取り巻く音楽劇で、舞台も存分に楽しむことができました。
笑ってリズムに乗ってちょっとハラハラしたりでとても良かったな。
ちょっと前までの若手が新人とともに舞台を作る姿も素敵でした。

どうしてもいばれなかった王様の話
ISSO演劇PROJECT
紫明会館 3階講堂(京都府)
2025/11/22 (土) ~ 2025/11/24 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
感想遅くなりました。とても良かった。ラスト少し悲しかったですが、希望も残っていて良かったです。王様の役者の方のお芝居とても内容にあっていてよかったと思いました。歴史的な建物でいい雰囲気で観劇できました。

首2
きっとろんどん
OFF OFFシアター(東京都)
2025/11/27 (木) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

贋作者
劇団千年王國
札幌市教育文化会館・小ホール(北海道)
2019/02/06 (水) ~ 2019/02/11 (月)公演終了

あたらしいエクスプロージョン
CoRich舞台芸術!プロデュース
新宿シアタートップス(東京都)
2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了