
ひのないところに
青春事情
駅前劇場(東京都)
2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
とある日常の消防署の中に笑いあり涙ありで、すごく楽しめた。実力のある役者さんたちでこそ成り立つ舞台だと思いました。

ひのないところに
青春事情
駅前劇場(東京都)
2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

十二人の怒れる男
ハツビロコウ
小劇場B1(東京都)
2025/09/18 (木) ~ 2025/09/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
結論を出す事が期限付きで要請された密室の会議、という設定でどれだけの作品が書かれたか知れないが、「12人の怒れる男」なる名作の影響の大きさと作品自体のクオリティの落差が無い、のかどうなのかさえ検証不能な程スタンダードなあり方を呈している。
日本人ならまず「12人の優しい日本人」がこの作品のパロディ界隈では嚆矢でであり孤高に君臨しているが、コメディとして抜きん出ていてもやはり原作の持つ精巧さとメッセージの強靭さには叶わぬな、と今回改めて思った次第。と言っても今回初めて議論の進行の仕方、問題点が浮上する順序に僅かな不自然を見出し、やはり矛盾がなくしかも面白い完璧な脚本は中々存在し得ないものだな、とも。
長い前置きは閉じて。
公演ごとにテキレジが大胆になる印象のハツビロコウであったが、今作は手堅く原作に忠実な(とせざるを得ない脚本でもあるか)芝居の作りであった。ただし本作の正しい審判のあり方を巡る議論とは別にもたげて来る世情を映したやり取り、例えば人種の違い、貧富の差(容疑者もスラムの出身)、高齢者差別(軽視)等の要素が(時代はそれ程特定しないが)噴き出す部分で、ハツビロコウは現代日本いやあの突如躍り出た政党という徒花を見ている今現在誰かの口から吐かれて不思議でない台詞(翻案に近い大胆な翻訳か)を言わせていた。
民主主義の崇高さ、その可能性を説く教科書のような作品だが、場所、時代は戦後アメリカ。日本で作品を味わう時はどこか人種差別はアメリカにあるもの(黒人を奴隷としていたし)、スラムの住人が居る国情も移民大国アメリカのもの(日本は平等主義が強いので格差はあまりないが某国は実力社会)という感覚であった。今の日本はこの物語を「遠いの国の話」と安全なフィルターを通して受け取る必要がなくなった。自分の国で起きている事として見ている瞬間が幾度かあった。面目躍如。役者の揃え方にも大いに興味あり(大半を知らなかった)。キャラが粒立ってこその「12人」であり、この座組のユニークさ、魅があった。自分的にヒットは桟敷童子の稲葉氏の3番。最も観客の心を掴むあの役は、ああ彼に振られたのかと、そこも注視していたが、流石であった。

ひのないところに
青春事情
駅前劇場(東京都)
2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

紙を共に刷りぬ
コメディアス
小劇場 楽園(東京都)
2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
(笑えた度)4(今感)5(完成度)5
初見だったのですが、うまく言葉が見つかりません。
世の中には恋愛リアリティーショーなるものがありますが、
それのコメディ版、
コメディーリアリティーショーとでもいうのかな。
コメディ部分は殆どがアドリブか、と見紛うばかりのリアル感。演技してる感がゼロ。
いやー、笑いましたし、感心してました。

ひのないところに
青春事情
駅前劇場(東京都)
2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すごく楽しめました。消防団の日常を垣間見れたのはもちろんことですが、ノイジーマイノリティについてもいろいろ考えさせられました。あと、YouTube脳のお母さん、あのキャラいいですね^^ 楽しい時間をありがとうございました。

ひのないところに
青春事情
駅前劇場(東京都)
2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
25周年記念公演初日。説明文の通り、事件らしいことは何も起きない、とある消防署の日常。何も起きなくても業務はあるし、職員の葛藤はあるし、勿論彼らにも日々の暮らしがある。青春事情の舞台ではお馴染みの内海詩野さん、今回もいい味を出してました。

「彷徨の指指R-18」「海辺の私たちはR-18」
キ上の空論
上野ストアハウス(東京都)
2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
好みの部分あると思うけれど
海辺より指指の方が好きな感じの内容ではあった
演技としては海辺の松原さんが1番良かったかな?

「彷徨の指指R-18」「海辺の私たちはR-18」
キ上の空論
上野ストアハウス(東京都)
2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

草創記「金鶏 一番花」
あやめ十八番
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

「日本人の狂科書。〜序章〜」 「部落。」
三栄町LIVE
三栄町LIVE STAGE(東京都)
2025/09/17 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日と23日のAチームを観ましたが、どちらも皆さん凄い熱演でした。2度目の方は更にこなれて完成度が高く、初日以上に没入出来ました。台本も良く、お芝居と分かっていても惹き込まれて目頭が熱くなりました。スケジュール的に無理なのですが、もう一回観たいです。

受付/六月の電話
演劇ユニット茶話会
Paperback Studio(東京都)
2025/09/19 (金) ~ 2025/09/21 (日)公演終了

草創記「金鶏 一番花」
あやめ十八番
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
一番花、二番花のどちらもとても楽しめました。
今回は音楽劇とはまた違った魅力があり、
演出の抑揚や台詞の間合いが心地よく、
物語としてはこちらの方がより自分の好みに合っていたと感じます。
中でもキツネが登場する場面には、
独特の緊張感と空気の張りつめたような感覚があり、
とても惹きつけられました。舞台上の静けさと不穏さが美しく交差していて、
印象に残るシーンのひとつです。

秋雨 가을비
世 amI
ウイングフィールド(大阪府)
2025/09/23 (火) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

VIVID
Loneliness of the butterfly
イズモギャラリー(東京都)
2025/09/19 (金) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

ワンマイク ONE MIC
ホチキス
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2025/09/23 (火) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
笑いとホロ苦良い話、もっと厄介で悪い人が出て来ても面白いのではと思ったけれど、そこは笑わせるのに手慣れた劇団さん
温かい舞台には温かいスタンディングオベーションで称賛
客席と心が通い合った、とても良い初日ではなかったかと
毎回どんな役で登場してくるのか楽しみで仕方ない小玉久仁子さん
なんと今回は掃除のおばちゃん!
え~っなんか地味じゃない・・・と思ったのもつかの間、どんどん昇っていって何とも可笑し気なポジションをキープ(笑)
もうそこにいるだけでも突っ込めて笑える、さすがです。

nitehi:kedo
こわっぱちゃん家
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2025/09/10 (水) ~ 2025/09/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初演に続いて応援している田中愛実(あみ)さん同じ役に出演で2公演観に行きました。
田中愛実さんの演技安定でぶれてなくてとても素敵でした。
もちろん共演者さんも作品もとても素敵でした。
ぜひ配信やDVDどちらかで観てほしい作品です。

「彷徨の指指R-18」「海辺の私たちはR-18」
キ上の空論
上野ストアハウス(東京都)
2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
【(海辺)】を鑑賞-若く綺麗な俳優さん達の裸体の露出が多く、皆さんの体当たりの演技に圧倒されるが、それ以上に男性陣全員の存在感が秀逸。なんか皆嫌な奴で一生忘れられない迫真の演技。退場する際、傍にいたご婦人グループが「大学生(の娘)を連れてこないで正解だった。」には、子を持つ親なら当然の意見と誰もが納得する刺激的な仕上がり。

草創記「金鶏 一番花」
あやめ十八番
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/09/23 (火) 13:30
彗星を観劇。
メインの配役を入れ替えての観劇を楽しめた。
開場から開演までの間に販売しているオリジナルドリンクも美味しかった。

「タクボク~雲は旅のミチヅレ~」
江戸糸あやつり人形 結城座
ザムザ阿佐谷(東京都)
2025/09/18 (木) ~ 2025/09/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初の結城座公演。寛永十二(1635)年旗揚げで、今年390年という長い歴史を持つ劇団。国と東京都の無形文化財でもある。公演は、石川啄木の小説「雲は天才である」をオマージュしたオリジナル作品。
個人的に見所は、物語・操演・演奏の3つで、それぞれが巧く絡み合って面白い味わいを出していた。特にメインの あやつり人形は、繊細で表情豊かな表現をしている。
(上演時間1時間15分)