最新の観てきた!クチコミ一覧

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ガラリ

ガラリ

表現集団 式日

麻布区民センター 区民ホール (東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

素晴らしかったです。毒親、親による呪い、自立、承認欲求、自己肯定感など、現代のキーコンセプトがうまく盛り込まれ非常に見応えのある舞台でした。どの役者さんもすばらしかったですが、とくに、母親役の方の演技に驚嘆しました。これまで観てきた役者さんの中でもものの違いを感じました。

しゑん者

しゑん者

劇団光合聲

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2023/01/07 (土) ~ 2023/01/09 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

まず会場に入って個人的に少し驚いたのはステージが逆
芸創のこの場所でエレベーター側にステージを組んでる舞台は実は初めて見たかもしれないんですよね
個人的レア
それはかなり個人的な驚きって感じではあったんですけどね
そしてそこで繰り広げられるのは刑務所の物語
そして死刑囚って存在を中心にした物語
そしてもうひとつがそれを見つめる刑務所の職員たちの物語
さらにそれを管理する国、政府の物語
さらにはその死刑囚の家族の物語
複雑にそんな複数の世界
考え方の違いなんかが複雑に絡み合うそんな物語やった印象なんですよね
そしてそれらの世界観が曖昧な壁って感じに入れ替わっていく
かなり独特な雰囲気に転換しながら進んでいく印象の舞台
しかしこの見せ方、時間の重ね方は独特でいい感じかな
そしてかなり印象的なワードが『普通』やったかもしれない
この物語の中の定義は自分の好きな感じやったかな?
一般的には周りの多数と同じ感じの表現の言葉の気もするな
このあたりにこの作品の全体的な世界観と作り手のイメージがあるのかもしれないなって印象やったかも
少し照明が暗めでってのがあって表情がもう少し観たかったんだが、今回の作品の雰囲気ならこれもあり
やはり朝比奈愛恵さんは個人的にはいいセリフの感じやった印象
かなり複雑な精神状態も良かった印象かな
そう言えば将棋なんですが…駒の入れ物ってひとつやないかな…w

ブラック・フラッグ・ブルーズ

ブラック・フラッグ・ブルーズ

ミサキカク・秋月はる華共同プロデュース

小劇場 楽園(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです。笑いあり、ホロッとあり、スリルありシンプルなセットで上手く宇宙船感出していましたね。ラストもハッピーエンドでよかったよかった。個人的には、砂記さんがもう少し声を押さえた感じの方がよかったかなと思いました。
この後のことが知りたくなりましたね。みんな合格したのかなあとか。いづれ、誰かのパイロットになった編、やってくださいね。

Free Flow Sensation!

Free Flow Sensation!

One Bill Bandit

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

ハナイトナデシコ Vol.14

ハナイトナデシコ Vol.14

ハナイトナデシコ

ギャラリーサイズ(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

本日観劇しました。二本立てどちらも期待を裏切らない。とても面白かったし心に染みました。「癒すひと」はシリーズいくつか見ていますが原点的なお話でしたね。笹野先生の野本さんいつもながらいいですね。内容的には暗い話も入っているけど前向きに明るくまとまって流石です。「叔母たちはこじらせたい」は楽しいですね。でも口に出して伝えないとというメッセージ、素直にそうだよなと思ってしまいました。
いつもながらの優しい時間。心が暖かくなりました。いつまでもドラマが染みる場所提供してくださいね。次も必ず伺います。

ガラリ

ガラリ

表現集団 式日

麻布区民センター 区民ホール (東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

会場も広くてきれいですし家族を改めて考えました。
観る人に細やかな気配りを感じ安心して観られました。 

立場が変われば見方も変わりますね。
ドクターは未来のお兄さんだったのでしょうか。

胎内

胎内

7度

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/12/09 (土) 19:00

初見のユニット。三好十郎の有名な3人芝居を1人で上演する。重い。79分。
 終戦直後に書かれた戯曲で、戦争時に掘られた横穴に閉じ込められた3人の男女の物語で、新国立劇場での上演を観たことがあるが、それをマンションの1室に置き換え女性1人で上演する。開演前に説明されるように、セリフの順序を変えたり等の潤色はあるもののセリフの時代を感じさせるが、それが現代に活きる面もあり、興味深くは観た。ただ重い。演じた山口の力量は確かだと思った。

ガラリ

ガラリ

表現集団 式日

麻布区民センター 区民ホール (東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

独特の世界観で、興味深い内容でした。
言葉や思いは、その人の捉え方によって違ってくるので、本当に難しいと感じました。
そして、家族や大事な人とは、とことん向き合わなくてはいけないと思いました。
役者さん達の熱演も良かったです。
考えさせられる良い舞台でした。

クリスマス・キャロル 

クリスマス・キャロル 

劇団昴

座・高円寺1(東京都)

2023/12/02 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

去年観て随分考えさせられたので今年も観た。
主演の宮本充氏は三國連太郎、夏八木勲、堀田眞三ライク。
死を前にした現実主義者の『パウロの回心』が描かれる。
①何故、自分はこんな人間になったのか?
②今、まだ自分にやれることはあるのだろうか?
③もう時間はない。

使いっ走りの少年や妹役等の上林未菜美さんが良かった。何か中野亜美っぽさがある。
市川奈央子さんは善良なモブをこなしつつ、スラム街の魔窟での盗品売買では邪悪な掃除婦を怪演。人間の邪悪さ醜悪さをこれでもかと見せ付ける。更にカーテン・コールでの『きよしこの夜』の合唱では美声が唸った。
小道具の七面鳥が良い出来。

第二の聖霊が自分の上着の下に隠れている二人の汚れた子供を紹介する。「男の子が“無知”で、女の子は“貧困”。男の子の額には“破滅”と記されてある。さあこれを否定してみろ!」

スクルージの悲痛な叫び。
「未来は変えられないのか?せめてティムだけでも!」
来年もきっと観に行くだろう。

ネタバレBOX

勘違いかも知れないが何か描き込みが薄くなって第一幕が軽くなった気がした。スクルージの少年時代、父親から寄宿舎に捨てられた孤独な生活。読書好きでイマジナリーフレンド達と一人遊びに耽る少年。優しい妹、ファンだけがいつでも唯一の味方だった。だが病弱な妹は若くして死んでしまう。彼女の残した息子がフレッド、その甥っ子にさえ冷たくあたることに。丁稚奉公先の優しい経営者、フェジウィッグ。優しさ故か経営に失敗して店は潰れてしまった。金を稼ぐことに冷徹になっていくスクルージ、恋人のベルは幻滅して別れを告げる。ただ与えられた人生に懸命に立ち向かっただけなのに、誰からも忌み嫌われる守銭奴爺扱い。別にそれでも良かった。だが逆に言うとそうでなくても良かった。

第一幕での描き込みが重要。ここを流すとよくある安っぽいドラマにされてしまう。
ガラリ

ガラリ

表現集団 式日

麻布区民センター 区民ホール (東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「今ある状況をガラリと変えたい」という主人公の願望を軸に幾つかの「ガラリ」が散りばめられた繊細な作品
ビューティフルドリーマー
主人公が海の中を漂う様に多くの人と関わっていく様は「海」という主人公の名前にも通じているよう
観進めているうち「反抗期」という言葉を久しく聞いていないなぁと思った
真面目で良い娘すぎるから・・・似たような悩みを持った方は案外多いのかもしれない
会場のあちこちですすり泣きが聞こえてきました

精神科医の問診というカタチで主人公の両親の想いも深掘りされていき、物語は立体的に展開
加えて兄の存在もかなり重要でしたね

表現集団弐日さんはこれからも、こうした生き辛い社会で思い悩む人の心に寄り添った作品づくりをされていくのではないかと想像すると期待が膨らみます
本作はそうした中で更なるブラッシュアップ、再演あり得るかも、そんな可能性を感じるのでした

ブラック・フラッグ・ブルーズ

ブラック・フラッグ・ブルーズ

ミサキカク・秋月はる華共同プロデュース

小劇場 楽園(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ワクワクハラハラの楽しい舞台。
セットはそれほど凝っていないのにちゃんと船内に見えるのが不思議でした。

パプリカどろぼう

パプリカどろぼう

自由バンド

ウイングフィールド(大阪府)

2023/12/10 (日) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

コロナ期を過ごした高校生の話
普通だったらおこなわれていた修学旅行、学園祭等々への不満をとても上手く表現していたと思います
パブリカってピーマンみたいなやつで中身がないやつが題目に有るのはちょっと…
コロナは泥棒のほうが…ストレート過ぎるけどね

ガラリ

ガラリ

表現集団 式日

麻布区民センター 区民ホール (東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

機能不全家族をテーマにしたグサリとくる作品。自分は親目線で観てしまうけど、過干渉も放任もなかなかに難しい。多くの人に観てもらいたい。

ブラック・フラッグ・ブルーズ

ブラック・フラッグ・ブルーズ

ミサキカク・秋月はる華共同プロデュース

小劇場 楽園(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

グッときましたね。コンパクトな舞台を逆手に取った巧みな演出。シンプルなセットと照明で、気分は宇宙船の中。大いに楽しめました。

Free Flow Sensation!

Free Flow Sensation!

One Bill Bandit

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

このチケ代で観るのが申し訳ないくらい、本当に楽しませてもらった。アンケートと引き換えにもらえる裏パンフレットも必読。

ハナイトナデシコ Vol.14

ハナイトナデシコ Vol.14

ハナイトナデシコ

ギャラリーサイズ(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2つ作品が有ったのですが、話の展開とテンポがとても良かったと思います。
面白かったです。

巨匠

巨匠

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/10 (日) 13:30

座席1階

民藝が木下順二の「巨匠」を上演するのは、今回が5回目という。このほかにも多くの木下作品をやり続けてきた老舗劇団にとって、思いが俳優たちにこもっている舞台に仕上がっている。

主役の老俳優役の西川明は、民藝のレジェンド的名優が担ってきた役ということで、相当なプレッシャーを感じたと、出演者鼎談で話している。レジェンドを受け継いでいくさまを、舞台を通して客席は見守ることができる。
この物語は、ドイツに占領された先の大戦時、普通の人たちが暮らす住宅にゲシュタポが突然踏みこんでくることで大きく展開する。ドイツ軍への妨害工作への報復として、その場に居合わせた5人のうち4人の知識人を選んで銃殺するとして尋問をはじめる。老俳優の身分証は簿記係となっていて「あなたはよろしい」とはじかれるが、老俳優は自分は俳優だと強く主張。知識人と認められれば命はないのに、「ならばシェークスピアのマクベスの短剣シーンの演技をやってみろ」と言われ、その場で迫真の演技を展開する。
この老俳優が銃殺されたかどうかは、もともとの作品とは異なるようだが、この場面が最大のクライマックスだ。なぜ、演劇をやるのか、なぜ演劇で生きてきたのか。老俳優の演技はこうした問いに答えを出そうかとするかのようである。

座付きのベテラン演出家の丹野郁弓がキレのいいコンパクトな演出をいている。若い俳優たちがベテランの役作りを目の当たりにして、次の世代に劇団が続いてほしいという思いもこもっているようだった。

ロマンス

ロマンス

劇団こふく劇場

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

昨年は地方ツアー二箇所のみで観る事ができなかった地方劇団こふく劇場の同演目。今年の拡大ツアーで辛うじてここに回ってきた。
数年ぶりのキラリ☆ふじみ。
上演は2時間超え。最初に観たこふく劇場の演技スタイルが、今回より板について洗練されている。終始鼻を啜る音が客席から聞こえていた。

空ヲ喰ラウ

空ヲ喰ラウ

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/11/28 (火) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

見どころ有り。筆頭はもりちえの役柄。凡そ役どころの決まった桟敷童子の役者面々だが時折振り幅が大きくなる。「できる」立ち姿を見てきたもりちえは今回、板垣桃子共々「女だてら」に高木に登って作業をする「空師」集団として衰退する中村組を担う女空師の役。思わず拳を握り「やるな」と心で呟く。歌舞伎にも似て桟敷童子の芝居はある種の「型」があり人物らは「粋さ」を競う部分がある。大向こう(歌舞伎で屋号の掛け声を掛けるアレをそう呼ぶらしい)を入れたくなる演技というヤツである。一方の板垣桃子も「女だてらに」の役が深まっている(もりちえが影響を与えたのかもと想像も逞しくなる)。
林業の衰退は特記するまでもない事実となっているが、ウ露戦争で木材輸入が滞る分一時的に需要が高まっている、という会話がある(他に現在を語る台詞は特にない)。時代に翻弄され衰微していく産業を桟敷童子は取り上げて来たが、時代の「必然」を受け止める人々の姿は、その先に未来を見せた。だが林業はどうか。「どうあるべきか」の問いと共に、簡単に衰退してほしくない気持ちがもたげる。農業しかりだ。高い木材でもそれは自国の「第一次産業」、生存の根幹にかかわる産業を守る選択をしない国のあり方は、これで良いと言えるのか・・。

ネタバレBOX

中盤から芝居の中心人物となるのが、都会から来たらしい身元不明の青年。彼が姿を現した後は、中村組がある事業を請け負うために必要な頭数に数えられるが、予測に反して空師としての天性の素養を持つ事が(その道を知る者にしか分からぬ特徴から)分かる。それは村のもう一つの組である柳瀬組(こちらは勢力を広げ中村組を吸収しかねないが組頭は仁義を弁えている)共々に、希望の的となる。
だが、、彼は皆の前に出て来る前、村の鼻つまみ者でかつて崖崩れで脚をダメにした元空師(稲葉能敬=板垣の夫)と会い、互酬関係を持ってしまっていた。足を引き摺り金属パットを杖代わりに歩く彼と青年のしがらみは、村人の介入で一応は解消するも、純朴まっさらな青年の「弱み」を稲葉は握っており、最後にこれが効いてしまう。前にいた職場ではバイトの身でありながら「犯罪に手を染めた」と彼は思っており、逃亡を図った彼はバイト先の親父さんとその会社の者たちから逃げている、とも思っている。
客観的には彼は煩わしい都会から逃れた一人、なのであるが、都合よく使うために稲葉が彼に「負い目」を注入したものと思しい。
中村組が受注した仕事は柳瀬組とそれぞれ別の山をを受け持つ形で進める事となる。林業仲間では一の山、二の山等と呼び習わし、中村組はかつて持ち山であった五の山を自分らだけでやらせてくれと頼み込む。渋々承諾した柳瀬組だったが、程なく彼らは中村組の女空師の仕事の確かさに改めて唸らされる事となる。中村組を出て柳瀬組に入った番頭は躍起になるも叶わず、仲間に宥められ、良き競争関係が形作られる。
そんな中稲葉は妻の板垣や村人と一悶着あり、村を追い出される。もりちえ演じる空師は心臓の持病を拗らせ木に登る仕事を止められ、俺はこいつを育てると宣言する。
空師の仕事にやり甲斐を見出した青年は稲葉とそれに付随する枷から逃れる。確かな伝統技能に根差す事にこだわって来た中村組の未来に光が射す。

が、このドラマは悲劇へと歩む。
あるタイミングで稲葉は背広を着て現れ、青年が一人でいる所を脅し上げ、折しも吹雪が吹き始めた夕刻、パニックとなった彼は山に逃げ込む。せせら笑う稲葉。その前段として彼は青年に「もし空師になったらお前を殺す」と耳元で囁く。「自分なんかがなれる訳ないっすよお」と青年は頭を低くしながら答えるが、その後村人皆の前で「空師になる」と本心が噴き出してしまう、という事があった。
予言通りと言うのか、稲葉の計算づくか、必死の捜索にも関わらず彼は死ぬ(樹上で雪と一緒に固まって死ぬ事を「空死に」と言う)。ラストで板垣が一人、組の解散後も青年を探し続ける姿を残像に残す。

個人的にこの末路は選びたくなかった。先述したような、「その先」が見えない。
この結末を選ぶのであれば、青年の死は中村組やそこに繋がる人々の個人的な悲しみに止めず、私たち皆が財産を失ったのだ、とまで言い切ってほしかった。衰退も致し方ないと言える産業と、そうでない産業とがあると思ってしまうからである。
諦めの美学は「その先」がなければ諦めに終わる。
久々に厳しい評価を持ってしまったが、ここ近年の桟敷童子舞台に「今」に分け入る模索の姿勢を(何となくだが)感じていただけに、そこが個人的には残念であった。
#34「闇の将軍」四部作

#34「闇の将軍」四部作

JACROW

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

第2話『宵闇、街に登る』
2018年初演、2020年再演。
これは傑作。笠原和夫の実録ヤクザ映画と『ゴッドファーザー』を融合したような。Netflixでドラマ化した方がいい。『ゴッドファーザー PART II』のように過去と現在を同時進行でずらして作品化すべき。そんな妄想するぐらい面白い。
説明の為、入る字幕スーパーがツッコミと化してドッカンドッカン沸く。

「角福戦争」と呼ばれる佐藤栄作の後継者争い、田中角栄対福田赳夫が主軸。昭和46年(1971年)から昭和47年(1972年)まで。

田中角栄の後援会、越山会(えつざんかい)。「越山会の女王」と称され、角栄の秘書を33年務めた佐藤昭(あき)。認知されていないが角栄の娘を産んでいる。

人気ワイドショー番組、「3時のあなた」を上手に活用。山口淑子(李香蘭)!
日米繊維交渉の名台詞「2000億円よろしく頼む」。

中曽根康弘に谷中恵輔氏。ペナルティのわっきーに見えた。
「元帥」木村武雄に菅野貴夫氏。塩見三省っぽい。
「俺の趣味は田中角栄」、二階堂進に山森信太郎氏。
キーマンとなる竹下登に今里真氏。本当にそう見えてくる。
山口淑子に木下祐子さん。客席を回って歌うシーンは盛り上がった。
佐藤昭に小林あやさん。凄く角栄の人格に厚みが出る助演。
秘書の早坂茂三に青木友哉氏。

これは一つの到達点。
是非観に行って頂きたい。

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