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ガラパコスパコス 広島Ver. 東京公演

ガラパコスパコス 広島Ver. 東京公演

公益財団法人広島市文化財団 アステールプラザ

アトリエヘリコプター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★

人類と日常の話
はえぎわ未見。面白かった。

ネタバレBOX

内向的な木村太郎(村田遼太郎)と老人ホームから抜け出たボケ老女・まっちゃん(恋塚祐子)の奇妙な同棲とそれを取り囲む人たちを描く。
壁面や床に文字やイラストを描く手法が良く計算されてて面白い。

老人ホーム従業員の明日(恵南牧)と明後日(石橋未央)は脱走の件で首になり、まっちゃんの娘・晶子(三浦雨々)と孫・先子(井上文華)は悲しんだり怒ったり、太郎の上司・花丸(高松呼志響)は同僚の渡(石田芽)に懸想し、渡もまた太郎に懸想し、太郎の兄・晴郎(富川一人)は妻・静香(山田明奈)と離婚し、明奈は酒に溺れ、明奈を暴行未遂した耕介(吉森雄作)は明日明後日を殺してしまうし、柱谷先生(坂田光平)は無精子症でその妻・緑(堀田夏美)は想像妊娠(妊娠虚偽?)だし、アメリカンな隣人(関友里恵)は感電死しちゃうし、古山はバスに乗れないし…ちょっと変だけどやっぱり普通な人々を凝縮した舞台だった。この中にあって、屈折しているようなまっすぐなような太郎とまっちゃんの二人が綺麗に感じられた。
最後、まっちゃんがホームに戻り、スーツに着替える太郎と、それを取り囲む面々が踊るボレロ…繰り返される日常と人類の歩みに彼も組み込まれたということか。サブタイトルの「進歩してんのかしてないのか」ってのはヒトに対しての面白い問いだ。

村田も恋塚も演技も声も良かった。高松、石田、富川、山田、吉森とかも良かった。「天辺塔」の役者が多かったみたい。ちょっと観てみたくなった。
「ザ・シェルター」「寿歌」2本立て公演

「ザ・シェルター」「寿歌」2本立て公演

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★

赤い傘とロザリオ
作品的に「寿歌」の方が面白かった。

ネタバレBOX

「ザ・シェルター」
家庭用核シェルターの実験中に原因不明の停電で脱出不可能に。そこでなされる会話劇。
ちょっと掴めなかった。仲良き家族の思い出話にほっこりという感じ。赤い傘と風呂敷が印象的。
おじいちゃん・センジューロー役の加藤健一もリーマン役の小松和重もその妻のサトコ役の日下由美も演技うまかった。娘のカノ役の占部房子はちょっと控えめな感じがした。

「寿歌」
核戦争後、旅芸人をしているゲサク(加藤健一)とキョウコ(占部房子)のコンビと、物を増やすことができるヤスオ(小松和重)の短い道中を描く。
デタラメを地でいくふたりと、キリストの生まれ変わりのようなヤスオの会話が面白い。ロケットが飛び交う荒れ果てた世界のなかにあって、終始明るく前向きなふたりに降り積もる雪が美しい、奇跡の話だった。淫語を連発する占部が変な魅力に溢れる。

どちらもエンターテイメントな雰囲気で楽しめる舞台だった。二つの舞台で登場した女(日下)の意味はわからんかった。
リトル・ウェンズデイ

リトル・ウェンズデイ

劇団赤鬼

ABCホール (大阪府)

2011/12/23 (金) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

大感動でした
思い出のある初演観劇から自分も年をとり、
当時はただ憎たらしかった人物に同情したり、以前と違う人物に心惹かれたりと、
いろんな感情を思い出すクリスマスになりました
素晴らしかった

-SORA-

-SORA-

PEACE

d-倉庫(東京都)

2012/03/01 (木) ~ 2012/03/05 (月)公演終了

満足度★★

若さと勢いだけでは・・・
正直こんなにお金をとれる内容ではないと思ってしまいました。
皆さんとても仲がよさそうで気持ちよく演技されてたと思いますので、そこはよかったんじゃないかと思います。
でも、ただそれだけだったような・・・?

彼らはなんだか「一生懸命やればきっと伝わる」と信じすぎているんじゃないかと思います。
「伝える」ことが目的でなく「一生懸命やる」ことだけに心を砕いているようにしか見えませんでした。
「一生懸命やる」のはたぶんこの劇団の手段で、戦法で、武器なんだと思いますが、それを目的にしてしまっては、ただ体裁を整えただけの自慰を見せつけることになってしまうと思います。
全体的に手段と目的を履き違えているような、そんな印象を受けました。

一生懸命やれば当人達は楽しいんでしょうけど、
これなら学生演劇を見たほうがマシだなあ。

熱愛報道【ご来場ありがとうございました】

熱愛報道【ご来場ありがとうございました】

ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2012/02/24 (金) ~ 2012/02/28 (火)公演終了

満足度★★★★

ナイスコラボ
中屋敷×イッツフォーリーズ、見事な融合でした。
ストーリーも「あるある」的要素満載で楽しかったです。

ヨーロッパ企画 イエティ「ブラッド&バター」

ヨーロッパ企画 イエティ「ブラッド&バター」

ヨーロッパ企画

駅前劇場(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★

まさかのフランス人!
まさかのタイムトラベラーもの。しかも、中世のヨーロッパが舞台になるとは!フランス語で始まるとは!
「 悪い意味で、問題作になること間違いなし」との説明でしたが、いつもの呑気で自然体な雰囲気は変わらずあたたかく、とくに本多力さんは中世のパン屋さんにピッタリでした(笑)
タイトルが『ブレッド&バター』じゃなく『ブラッド&バター』なのか・・最後の最後にわかりました(4人の男たちの“ブラッド”な関係)。
 
あと、ランチパックを初めて食べたときの衝撃を思い出しました。

ロマンサー-夜明峠編-

ロマンサー-夜明峠編-

モダンスイマーズ

シアタートラム(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★

次回も観たい
蓬莱竜太さんの作品は観たことはありますが、モダンスイマーズ自体の公演は今回が初めて。人間の心理の描写がとても上手い・・・心がぎゅっと掴まれてなんとも言えない気分になります。3部作の1作目とのこと。次回も絶対に観に行きたいです。

『THE BEE』English Version ワールドツアー

『THE BEE』English Version ワールドツアー

東京芸術劇場

水天宮ピット・大スタジオ(東京都)

2012/02/24 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

Very Japaneseな芝居?
初見で英語バージョンのため、作品のベースとなった筒井康隆さんの短編で予習の上、観劇。暴力がエスカレートしていく過程に引き込まれました・・・役者さんが身体的にも素晴らしい・・・特にキャサリン・ハンターさんがすごいです。
私はストーリー展開などから日本の作品っぽくない印象をむしろ受けたのですが、アフタートークでの野田さんいわく、今回の海外での再演では「Very Japaneseな芝居」と言われたそうです。ブラックユーモアのある芝居として面白いが、こうした人間の残虐性は自分たちには関係ないと、海外の観客は感じたのではないか・・・といったようなことをおっしゃっていたのが、印象的でした。

うれしい悲鳴

うれしい悲鳴

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

まずは初日ソワレ
一言で表現すれば「ビーンボール」。顔スレスレに際どい球を投げ込まれたみたいな。そして何でこんな所に投げてくるのか(←ちょっと違うか)考えさせられる、的な。さらに前作のど真ん中の直球ぶりとの対比の意味も含めて。
「好き」なのは前作『ロクな死に方』だが、「演劇的に面白い」のは本作か?
かねがねひょっとこ乱舞の作品には直球と変化球の2タイプがあると思っていたが、ラスト2作がそれぞれの最高峰(←褒め過ぎ)だったのではあるまいか?

まあまあだったね。

まあまあだったね。

あひるなんちゃら

OFF OFFシアター(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/06 (火)公演終了

満足度★★★★

すきだなあ
アヒルらしい芝居でした。あの空気はなんともいえませんね。
根津さんは、地でやっているのですかね。好きだなあ

【公演終了!】グッドモーニング・マイ・ヴィーナス

【公演終了!】グッドモーニング・マイ・ヴィーナス

GAIA_crew

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/06 (火)公演終了

満足度★★★★

無題314(22-067)
19:30の回。18:55会場着、受付&入場、全席椅子、舞台は腰の高さくらい、前の方ですと少し見上げるようになります。床面は黒、手前側面は白、奥には(襖のように)スライドする布製縦長のパネル(?)4枚、これを動かし左右、真ん中から出入り、開演前にかかっているのは繰り返されるリズム、今夜は満席、追加席が出てます。19:26前説、上手いです、震度計を置いているって言ってた…、目標時間は1:57とのこと。結果、19:37開演〜21:38終演。

プロジェクションマッピングがどのように使われたのか…

ネタバレBOX

原美術館でみたものは、美術館の壁(3階建てだったか)全面に映像を映し出すものでした、現れたのは巨大な工場、教会、地下空間、街…、本作は地下空港が恵比寿のsiteでやったものに似ていますが、あっさりしていたのは残念。街の抗争劇部分はシンプル、ヤクザものは「アウトレイジ」しかみたことがないのですが、わかりやすい筋立てで物足りなくもあり。街を支配するとどうなるのか…劇中のセリフにもありましたが、ここにもっと濃いものがほしい。

で、雫に目を転ずると、超能力者になりますね。世界が変わるとなると相当なもので、直ぐに思いつくのは「天のろくろ」、雫はもう夢をみなくなってしまったのでしょうか。
「超能力者の村(不思議な村)」「人間以上」「スラン」「闘志」…超能力ものは好きなのですが…これじゃ古いですね。

麻衣子役の杉山さんがよかったです。
レシピエント

レシピエント

ドリームプラス株式会社

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/02/29 (水) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★

すれ違う思い、伝わる思い
臓器移植をテーマにした作品とのことで社会派的な内容を期待していたのですが、そのような要素はあまりなく、心の繋がりを感じさせる感動のドラマを描いた作品でした。

非合法な腎臓移植によって一命を取り留めたものの、以前と性格が変わってしまったヤクザの男と、その腎臓のドナーを巡るの奇遇な繋がりが明らかになって行く物語で、素直に表現できない愛情が切なく描かれていました。
序盤はベタなネタで笑わせ、後半はシリアスな話になって行くのですが、ご都合主義的に偶然が重なって話が展開するので、最後まで乗れませんでした。

台詞や音楽の使い方が説明的過ぎて、味気無く感じました。もう少し観客に想像の余地を残した方が作品に深みが出ると思いました。場面の雰囲気が変わる時に音楽が大きく流れて、役者が台詞を話し出すと音量を下げるのは一般的な手法ではありますが、音量の強弱を付け過ぎていて音楽がいかにも添え物にように感じられました。

役者は皆安定した演技でした安心して観ることが出来ました。しかし、役の設定が類型的で厚みが感じられず残念に思いました。佐藤江梨子さんの演じる役がとても地味なのが意外と嵌っていて良かったのですが、前半はほとんど登場せず、ストーリー上の重要度もあまり感じられなかったのが勿体なかったです。

【公演終了!】グッドモーニング・マイ・ヴィーナス

【公演終了!】グッドモーニング・マイ・ヴィーナス

GAIA_crew

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/06 (火)公演終了

満足度★★

演劇である理由は?
音楽・照明・映像のカラミは格好いい。
しかし肝心の役者の身体の見せ方が弱い。
こういうのは演劇でなくアニメにした方が、
やりたいことをやれるんじゃないかと思ってしまう。

筋書きにももっと目新しさやスピード感が欲しい。

うれしい悲鳴

うれしい悲鳴

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★

ダンス乱舞
主人公達を悩ませ苦しめる、タブーと使命感、とある問題。
一筋縄では理解出来そうにない本筋に、不思議で静かで残酷な結末。
刺激的で華美さの少ないシンプルな舞台上にマスゲームのようなダンスパフォーマンスシーンはまさに乱舞。
その乱舞の華麗さと完成度の高さと洗練さに目を奪われる。
一人の人物を複数で演じ、句読点の無い詩を読んでいるような台詞回し。

ネタバレBOX

前の方の席で見た為か、少し女優陣の声の出し方がうるさく聞こえた。
空間を自由に行き来する内容の為か、これから変更していきそうな箇所もありそう。
上演アナウンスで、惜しくも降板になった寺田ゆいさんのメッセージあり。
スケベの話

スケベの話

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2012/02/29 (水) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

涙出た
笑いすぎて。高校球児だけあってみんな健康的で溌剌としており明るいし、「あるある、きっとある」と思わせるような場面ばかりなので自然と笑いが生じる。いつの時代にでもある10代後半男子の(異)性に対する複雑な思いが錯綜するのだが、昭和の匂いというかノスタルジックな気持ちにさせられたのはなんでだろう?

ネタバレBOX

男性俳優は全員気合十分の短髪。それを見ただけで(きっとこの芝居いいものになる)と予感させたし、これが長髪だったら観劇後の清々しさは得られなかったと思う。だからたまたまおやじ臭い高校生が集まったと思えばそれらの高校生役(多少の無理はあっても)は観劇前から分かっていたことでもあるし許容範囲。だが旅館のおばさんはミスキャスト。マネージャー役をもできるくらい可愛らしい佐藤は、実年齢は近かろうと人生経験豊かな32歳ばついち子持ちおばさんには見えない。ここは色気があって豊満な肉体の実年齢ももっと上の俳優にすれば高校生達の悶々ぶりに拍車をかけられらたと思う。そんな佐藤ではあるが、現役か?とも思わせるマネージャー変顔大サービスの川村共々、男子高校生達の股間をそして芝居を盛り上げてたことは確かだ。続編は試合に負けたところから始まる?
LOST & FOUND (ロストアンドファウンド)

LOST & FOUND (ロストアンドファウンド)

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★

人の温かさが
感じられる物語だと思いました。
出てくるキャラクターも様々で楽しいのですが
中盤はちょっとダレた感じですこし長く感じてしまいました。
良い意味でも悪い意味でも裏切られないお話。

ネタバレBOX

最後、手紙で本当の母の温かさに触れた事で
家族への考えが変わった主人公

でも結局おばあさんとは一緒に暮さない方向なんですよね?
私はそう受け取ったんですが・・・。

恋人と家族になろうとする前向きな意思は良いと思うのですが、おばあさんは結局他の人に任せるのかと思うと『家族愛』的なテーマが薄っぺらい感じがしました。

主人公にしろ、はるかさんにしろ結局は他人ではありますが
最後の母親からの手紙の内容を考えると、おばあさんとも家族になって欲しかったかなと。

物語は最初から最後まで予想通りに進んでいく感じで
安心感や安定感といった所はバッチリですが、あまり予想通りすぎると
退屈かなと思いました。

と、色々書きましたがこういうお話は好きで
ラストは皆良い人~的な締め方も私は好きなので
次回公演も観てみたいなと思いました
ジレンマジレンマ

ジレンマジレンマ

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

まさにジレンマの観劇
ここの紹介文から想像したのとは、ずいぶん趣の違う演劇でした。

三つの部屋で進行する、3つの取調べが、演劇的な効果を生んで、巧みな構成で描かれて行くので、観ていて、ある種、ワクワクする感覚が宿るのですが、描かれる題材は、震災後の現実社会に根ざしているので、演劇として、舞台を楽しむ感情と、現実社会の現状を憂える気持ちが相反し、何となく、居心地が悪い心境で観てしまいました。

出演者全員の役者力が優れ、小劇場では珍しく、華のある若手も揃っていて、一跡二跳の時より、遙かに、劇団力もアップした印象。

東京新聞社会部の、実際、震災現場に何度も取材に赴いている片山記者と、古城さんのアフタートークは、大変、考えることの多い、実のある時間でした。

「間~あわい~」全日程終了しました。ありがとうございました。

「間~あわい~」全日程終了しました。ありがとうございました。

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2012/02/22 (水) ~ 2012/03/06 (火)公演終了

満足度★★★★

木綿のハンカチーフ
って結構難しいのですね。
いや、丘咲さんはうまかったです。歌い方を工夫されてるようでした。

内容とは関連しないかもしれませんが、銭湯にいってくつろいだような感じがしました。

慣れの果て

慣れの果て

演劇チーム 渋谷ハチ公前

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/02/22 (水) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★

静かで熱い舞台
事情があって施設暮らしの少年少女、青年達が町の片隅の何かの工場で働いて暮らしている。そんな彼らの家族、友情、日常の葛藤やせめぎ合いは常に起こっている。
前半というか話の導入から中盤まで静かに話が進んでいたので、このまま行くのかと危惧していたら終盤に全てが凝縮されていた。

彼らは幸せなのか、不幸せなのかと考えたが、でもどこか煮え切れない部分も見え、それは自分が彼らより年代がずれている上の世代だから?とか不毛な考えがつきまとってしまい、誰かに手引きしてもらいたくなった。

客席から登場した彼がメインになるのかと思いきやそうでなく、舞台上で出演者がそのまま、演技というより待機しているように見えた。
また、誰でも主役になれる立場に見えたので、役名の一覧表を添付して欲しかった。

桃の花を飾る

桃の花を飾る

若伊達プロジェクト

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★

若伊達プロジェクト「桃の花を飾る」観ました。
 現実と架空、複数の物語や視点が並列し交錯し、もつれ合って語られる。世界の線引きを(死生すらも)越えていく思い。わちゃわちゃの中からにじみ出る、大事な人へのいとおしさや切なさ。終盤の、生命讃歌を感じさせる美しいシーンや、世界を再生させるカーテンコールに涙しそうに。一度は頓挫しながら、一年がかりで復活した若きプロジェクトに拍手!名古屋から観に行った甲斐がありました。

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