最新の観てきた!クチコミ一覧

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blue film

blue film

桃園会

ザ・スズナリ(東京都)

2012/03/07 (水) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★

意義ある公演
震災から7年後に上演された、それからを描く作品。ここでいう震災は阪神淡路の方だ。桃園会らしく、穏やかで力強く、切なく明るい芝居だった。この作品を今の東京で演じることには意味があると思う。そしてまた数年後に見直したい。

うれしい悲鳴

うれしい悲鳴

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

乱舞堪能
ひょっとこ乱舞を観たのはまだ2回目ですが、澄んだ空気感と乱舞のリズムに魅了されます。誰かを抱きしめたくなる話だったなー。

きれいごと。なきごと。ねごと。

きれいごと。なきごと。ねごと。

Cui?

新宿眼科画廊(東京都)

2012/03/17 (土) ~ 2012/03/21 (水)公演終了

足りないのか過剰なのか
そういうのが若さなんだと思いました。
いい言葉だなあと思うと同時に、その言葉が音楽と微妙にずれて感じちゃって。
演出次第では更に良くなるように感じました。
公演後半に入ってもう少し良くなるかも。

小田急線で会わせに行きます

小田急線で会わせに行きます

ジェットラグ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/03/16 (金) ~ 2012/03/19 (月)公演終了

満足度★★★★

うん、よかった
狭い劇場での、こじんまりとした、あっさりとした作品。全てがちょうどいい感じでした。はい、ちょうどいい感じでしたよ。

希望的観測

希望的観測

デッドストックユニオン

ウッディシアター中目黒(東京都)

2012/03/16 (金) ~ 2012/03/20 (火)公演終了

満足度★★★

長い
ラストシーンは良かったけど
そこに至るまでが長いし、けだるい

印象に残らない登場人物も多い

異性人/静かに殺したい【ご来場ありがとうございました!】

異性人/静かに殺したい【ご来場ありがとうございました!】

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/03/08 (木) ~ 2012/03/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

切れ味よいです。
『静かに殺したい』は所有と剥奪による制裁を、『異性人』は依存を経て共存と調和に至るまでの駆け引きをややこしい人間関係と愛情の対立を軸に表現していた。
両作品ともアガリスクの持ち味であるエッジの利いた作演と緻密に構成された舞台空間に死闘を繰り広げる役者陣営の泥臭さが加わり増々最強に。
特に『静かに殺したい』に出演した捨て身でタックルする後藤彗と、軽やかに立ち回る斉藤コータの存在がやばかった。
『異性人』は、ラストがうつくしい。

ネタバレBOX

”予期せぬ訪問者の到来に慌てふためく主人公がその場しのぎの「嘘」をつき「誤摩化」そうとするものの、それがかえって「誤解」や「勘違い」を招き、収集がつかなくなる様を、不意打ち的な「誤算」と「打算」 によって掛け合わせ、これらを関係性に基づく行動原理の相関図として記号的な抽象が点在する限りなく無に近い舞台空間からの具象化をはかり、ディスコミュニケーションの実態と考察をスーパーフラットかつ多次元的に可視化させる”
という、『みんなの部屋』を皮切りに『ファミリコンフューザー』や近作の『バッドバースデー』でも引用されたフォーマットをリミックスして、ディストーションかけて、トドメを刺したような作品。

なかでも『みんなの部屋』との親和性が高く、関係性の相関図に特化した『みんなの部屋』をリメイクしつつ、いかに超えるか、という挑戦を課し、ドラマ性への負荷をかけ、ドラマに「仕掛け」を用意することで、超えようとしているようにおもえた。

内容的に、大学生のシリアルキラーがバスタブに隠した女性死体を誕生日を祝いに来たサークル仲間らから隠そうとする話というと、一見突拍子なく聞こえるかもしれないが、
「好きなひととは、ずっと一緒にいたい」という気持ちが根底にあることにより、切り刻んだ死体をパーツごとコレクションする彼の行いは、命の「剥奪」ではなく「好きなひととは、死んでも一緒に"いたい"」がための”遺体”の「所有」と「保存」を目的とするために、極悪非道からはほど遠く「人間味」があることが伺える、そんな歪んだ純愛が良い。

しかも、ここぞという時にヘマをする。ちょっぴりドジでマヌケなセクシー系モテ男のシリアルキラーというキャラクター設定の妙に、三角関係のトリック、サークル仲間のおせっかい(打算)、不意打ち的なマクガフィン(小道具)、「うっかり出来心」によるアクシデント(誤算)を惜しみなくディテールに盛り込み、フルスロットルで荒ぶる波を乗りこなすようなアッパー系のパニックコメディとシリアスドラマ。そして何といっても、エクストリーム(!!)な個性を持った役者陣らのチームワークとフットワークのよさ。

それは物語の後半、窮地に陥った後藤彗(コーヒーカップオーケストラ)扮する「過激派活動家」が「過激」なことをひたすら行い、緻密に構成された劇空間を壊しにかかるという暴挙に出る場面で発揮された。
これは汚れキャラに徹する後藤彗のアドリブ力と、過激派の言動になすがままにされる役者陣の絶対服従と、回ってきたボールを落とさずにパスするという協力的な態度がなければ成立しなかったことだ。役者が全員全力だったからこそ酷いな、と心底笑えたし、
一体なんてことをしてくれるんだ!とすらおもえた。
お陰で最後の審判が下る場面が、おまけのように感じられてしまったくらいだ。すごい面白かったけど。笑
力技で超えるというのはこれまでのアガリスクではあまり観たことのない表現方法だったので驚いた。
『静かに殺したい』は私にとって、もはや事件だった。


『異性人』
看板落下事故の下敷きになって死んだところを宇宙人に助けられた青年・アキラ、「片時も離れることなく一緒にいる宇宙人」に戸惑いを隠せないアキラの恋人・ミキ、アキラへの気持ちをミキにカミングアウトするマナベ、宇宙人Bに恋するユウコ。この4人がそれぞれ異なる事情と立場・状況から宇宙人とかかわり合っていく。

命綱、異物、犠牲、恋人、と形は違えど、概ね自己実現を目指すための装置として宇宙人を捉えているのは人間の業の深さ故か。
だとしたら、ユウコが恋する宇宙人BとBの相方だった宇宙人Cが感情のないロボットのように、憮然とする様は私たち人間の本性だったのだろうか。
宇宙人Aだけが人間の痛みを感じることができるやさしい心の持ち主であったというその姿は人間よりもよっぽど人間らしい。本来の人間がそうあるべき姿の理想像であるような気さえする。

宇宙人が人種差別を受けている社会的弱者として扱われている点も興味深い。
物語のなかにそれを蔑んだり茶化したりするキャラクターがひとりもいなかったことはすくいかも。
ただ、終盤の宇宙人狩りにあった場面で他人事を決め込んだ観客のわたしたちの態度が、差別はいけない、しかし、差別はなくならないということへの決意表明であったのか、とおもうと末恐ろしくなる。

ラストのミキの行動は勇敢だった。
犠牲を省みず誰かを何かを救済することは、決められたルールやモラルの外側に飛び出さないとできないことだからだ。

また、「共生」を意味するこの場面は、アガリスクが、これから鹿島さん、淺越 さん、塩原さんの3人で活動していくことの合図のようにもみえた。

この話はややこしい人間関係と愛情の対立を軸に、「すき」と「きらい」の不条理や、目にみえない偏見・差別への嫌悪感や生命の尊厳を、「異物」と「違和感」からみつめなおしていた。

宇宙人と地球人の話というと、インディペンデンス・デイやエイリアンやX-FILEのように、敵対心を持っている宇宙人が地球を侵略しようとする作風のものと、E.Tや宇宙人ポール宇宙人と地球人の友情に焦点をあわせるものがあるけれど、『異性人』は、敵対と交流の一歩先を行く作品だとおもった。
「愛情の相関図」からはみだす情感についてのはなし、だったともいえるかもしれない。
ワンダーガーデン

ワンダーガーデン

玉造小劇店

座・高円寺1(東京都)

2012/03/08 (木) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

女優4人がそれぞれ男女二役を演じる4姉妹の半生。華やかで楽しく、ホロっとさせられる。
美しい庭を舞台に、ある4姉妹の20年間にわたる人生を、女優4人が男女二役を演じて描く物語。

女優4人の個性に加えて、それぞれの男役も楽しめる面白い企画。
皆さん芸達者でよかったのですが、中では澤田さんの男役の演技が、独特のデフォルメがあってまじめなのに可笑しくて、独特の雰囲気でした。
また、ラストシーンは、ロマンチックで不思議な感じで、ほろっとさせられました。
わかぎゑふ さんは、こういう明治から大正、昭和へと移り変わる年代記ものが、非常にうまいです。

ちなみに、今日は四華・女優チームの東京千秋楽だったので、終盤パーティーの場面で、四獣の男優4人がサプライズで出演。
ハプニングが可笑しくはありましたが、せっかくの芝居の流れを止まってしまって、ちょっと興ざめでした。

蛇足かもしれませんが、カーテンコールで、すべて終わってホッとしてうまく言葉も出なかったような高橋由美子さんが、非常にかわいらしかったです。

十字架ロミオ

十字架ロミオ

Ego天

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2012/03/15 (木) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

なかなか楽しめたが
ドリンク付きだったのでお酒を飲んだのだが、これが失敗!
前半なかなか面白かったのだが、途中で気分が良くなり、
うとうとしてしまった。。
上演時間90分。

ネタバレBOX

ギャグ満載の話かと思いきや、結構真面目な話だった(模様)。
うとうとしてしまい完全には話が把握できてない。
なので評価はつけられない。。
こんなこと今までなかったので、次回公演も観なくては(汗)。
ちなみにどこからが浮気かといった答えはなるほどと思った。
男友達にはしないことをしたら、浮気と判断。
一緒に出掛けるのはありでも、手は繋がない、ここからは浮気(笑)。
受付の対応はとても良く、好印象。ドリンクバーの対応も。
囁く夜と飴玉のいくつか

囁く夜と飴玉のいくつか

スミカ

百想(re:tail別館)(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

愛おしいふたり芝居×4つ
とても童話的。光に溶けていく白昼夢を見ているような、ふわぁ~とした幸せな気持ちになり、とてもやさしい時間を過ごすことができました。「百想での夜」を思い浮かべて作られた物語のようですが、昼公演だったので「・・・陽のあたる部屋で」バージョンとのこと。そうなると、夜も観たかったです。

掏摸―スリ―

掏摸―スリ―

サイバー∴サイコロジック

OFF OFFシアター(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

満足度★★

長かった…
役者さんの演技は良かったが、あまり好きなタイプの舞台ではなかった。

【耳のトンネル】満員御礼!ありがとうございました。

【耳のトンネル】満員御礼!ありがとうございました。

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/03/09 (金) ~ 2012/03/19 (月)公演終了

満足度★★★

初・羽衣
妙ージカル、言い得て妙。「観てきた」コメントによると、今回公演は観やすい方・・・そうなのか。面白かったような、そうでないような、頭の整理がつきません。どっちもあったからか。ちなみに同行者の感想は「フルマラソンを終えた直後のように疲れた」そうで「もう観たくないとは思わないけど2年に1回程度で良い」らしいです。
でもなんか、もう一度歌だけを聴いてみたいよーな不思議な余韻も。カネゴンの「ロストチェリー」良かったなー♪

上手な想いの遺し方

上手な想いの遺し方

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北池袋 新生館シアター(東京都)

2012/03/16 (金) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題334(12-077)
12:00の回(曇り)。11:15、2Fへ受付、11:30開場。左右に各1枚、中央には、上下に1枚ずつ、絵があります。舞台には横長の箱...新聞記事などがコラージュされていて、震災の記事「an・an」のロゴ。ベンチシートとイス席、ザブトンあり。11:51黒の上下、黒いネクタイ姿の女性による前説(を聞きながら飴を食してしまう)、90分。12:05開演~13:29終演。終演後、お二人にお話しをうかがう。客演の3人もはりきっていた。うち、お一人は客席まで乱入、傍若無人、やりたい放題で暴れまくり、お客さんを震え上がらせる(爆)。続く。

異性人/静かに殺したい【ご来場ありがとうございました!】

異性人/静かに殺したい【ご来場ありがとうございました!】

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/03/08 (木) ~ 2012/03/12 (月)公演終了

満足度★★★★

『異性人』
着想の勝利というべきか、コメディであると同時にドラマ性も持ち合わせて見事。
また、よく考えると無茶な設定を冒頭でさらりと説明して「そういうモノである」と観客に思い込ませる手腕がスゴい。次回公演では気付いたら壷や鍋を買っていたなどということにならないように気を付けねば(爆)。

HOTEL CALL AT “杉並演劇大賞”受賞

HOTEL CALL AT “杉並演劇大賞”受賞

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2012/03/16 (金) ~ 2012/03/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題333(12-076)
18:00の回(雨)。17:30受付...ドキドキしながら会場へ、一目見てしばし立ち止まります。別世界が創られ、思わず近寄ります。ここでどんなお話が繰り広げられるのだろうと思わずにはいられません。17:46シルクハットの男が登場、18:00開演~19:59終演。なぜホテルの名前が「Call at(立ち寄り、短い訪問、停車)」なのか、なぜチェックアウトできないのか...お話の構成、舞台セット、衣装、そして何よりも役者さん。ときどき、自分だったらどうするんだろう、と考えてしまうお芝居があります、今夜はそのひとつ。最後の「カミナリ」と「拳骨」に暖かみを感じました。続く。

異性人/静かに殺したい【ご来場ありがとうございました!】

異性人/静かに殺したい【ご来場ありがとうございました!】

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/03/08 (木) ~ 2012/03/12 (月)公演終了

満足度★★★

『静かに殺したい』
ブラックなスラップスティックで、テンポの良さが身上。
その早口の台詞の応酬に主人公の狼狽ぶりや焦燥感が如実に顕れているのはワカるが、聴力の衰えを感じ始めた世代としてあと僅かゆっくりめであるとありがたい。

掏摸―スリ―

掏摸―スリ―

サイバー∴サイコロジック

OFF OFFシアター(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

満足度★★★

やや長い
オチ前までが、やや苦行系ではある。

小田急線で会わせに行きます

小田急線で会わせに行きます

ジェットラグ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/03/16 (金) ~ 2012/03/19 (月)公演終了

満足度★★★

正当な人情コメディー
なのだろうか、根本ちがうんじゃないか

囁く夜と飴玉のいくつか

囁く夜と飴玉のいくつか

スミカ

百想(re:tail別館)(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/19 (月)公演終了

満足度★★★

日曜の11時からでした
この時間にはぴったり、外光が主たる照明で、曇天のため、室内の明るさと衣装白さがあってました。

くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】

くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】

DULL-COLORED POP

アトリエ春風舎(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

猫がいてこそのポップ感
なのだろう、いないと陰鬱かもしんない。百花にゃんかわいい

ジレンマジレンマ

ジレンマジレンマ

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱり
ムーブメントはインパクトあって流石です!
ああいう状況下での正義、自分が同じ立場に立たされたらどうするか、いろいろ考えさせられる話で深いなぁと。。。
個性豊かな俳優さん揃いで大いに楽しみました!

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