最新の観てきた!クチコミ一覧

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前衛漫画劇 『帰ってきた日本』

前衛漫画劇 『帰ってきた日本』

SCOT

静岡芸術劇場(静岡県)

2012/04/07 (土) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

滅びの美学
滅んだもの、滅びゆくものに思いをはせました。日本人に生まれてきて良かったのか、悪かったのか。せめても肯定的に生きていきたいと切に願いました。

白痴

白痴

ユニークポイント

atelier SENTIO(東京都)

2012/04/15 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

安吾!
テキストの強度に感動。

そして、テキストの強度に負けない女優久保(台詞が一切ない)に感動。

この作品がSENTIVAL! 2012オープニング作品。

shelfもエントリしています。

面白いですよ、SENTIVAL! 愛が詰まった空間です。

ご興味もたれた方は是非!!

俺以上の無駄はない

俺以上の無駄はない

MCR

駅前劇場(東京都)

2012/04/12 (木) ~ 2012/04/17 (火)公演終了

満足度★★★★

面白かったです
醜く、生き汚く、必死で、でも生きている人達。台詞だけ追ってると迷子になります。ほんとは重い話、でも、構成や演出で、ぼかして軽く見ええるけどときどきはっとさせられて、目を離せない。安定して笑えて、なんか、心に残ってしまうお話。面白かったです。また観に行きたい。

もしも、シ【ご来場いただいた皆様ありがとうございます!!】

もしも、シ【ご来場いただいた皆様ありがとうございます!!】

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/04/04 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★

個人的には
合いませんでした。脚本と演出のズレと言うのを感じてしまい、詩的な台詞も全く入って来なく、それによってストーリーとメッセージも伝わりませんでした。役者さんは良かったと思います。
勉強になりました。ありがとうございます。

「4 1/2」 「キッチンドライブ」

「4 1/2」 「キッチンドライブ」

劇団子供鉅人

ポコペン(大阪府)

2012/03/25 (日) ~ 2012/04/16 (月)公演終了

満足度★★★★

古屋の空間を知り尽くした、欲深でやんちゃな演出
 会場は築100年以上の長屋でした。作・演出の益山貴司さんのお住まいでもあり、普段はカフェ・バーとしての営業もされています。益山さんが使い慣れた、知り尽くした空間なんですね。
 『キッチンドライブ』では、台所と、玄関に面した踊り場の2つを舞台として使用していました。描かれるのは倦怠期の若い男女と、見知らぬ客人たちとの不思議などんちゃん騒ぎ。限定20人の観客は、壁で仕切られた2つの部屋を至近距離から覗くように鑑賞します。

 2階へと続く今にも壊れそうな木造の階段を、男性が全力疾走で駆け上がると、階段が大きく音を立てて軋み、本当の意味で生々しくスリリングでした(笑)。台所で所狭しと激しく踊る場面で、陶器の割れた音が響いた時もドキッとしました。破片を踏んで役者さんが怪我をしないかと心配になったのですが、舞台からドバドバと溢れて、飛び出てしまいそうなほど勢いのある演技に引き込まれ、ハラハラしながらも目が離せませんでした。

 ずっと台所にいる聡里役のキキ花香さんがとてもエロティックで、関西の女性ならではの大らかでしっとりした色気を感じました。シャツの首周りがよれっとしてるのもセクシー。無論、○○○エプロンは私にもツボでした(笑)。

ネタバレBOX

 33歳無職の雄介とその恋人で21歳のフリーターの聡里が暮らす古い、古い日本家屋。同棲して3年になる2人の貧しい生活は曲がり角を迎えていた。言い訳ばかりして働こうとしない雄介に、聡里は愛想を尽かしかけていたのだ。そこに突然4人の招かれざる客が訪れる。2人だけの狭い世界が乱暴に、でも広く明るく開かれて、未来に希望が持てなくなっていた2人に、ある変化が訪れる…。

 おかまのリリーと芸術家のサリーは留守宅の台所を狙って食べ物を盗む“キッチン・ドライバー”。2人が初めて登場する時にしばらく完全暗転し、本当の真っ暗闇になったのは特別な体験でした。路地の奥にある長屋で電気を全て消すと、あんなに何も見えない、静かな暗闇になるんですね。その闇と静寂を破るようにカメラのフラッシュが光るのはお見事。
 他人の家の押し入れに勝手に入って高校受験の勉強をする30代のケンゴと、ケンゴを追いかけまわす恋人の大河内もまた、存分に暴れまわって聡里と雄介を翻弄します。2人ともが強烈なキャラクターで、特に1人で勝手にまくしたてるようにしゃべり続け、延々と自己完結する大河内の強引さ、滑稽さには圧倒されました。

 壁を隔てた2つの部屋での同時多発会話や、騒然とした台所と静かな踊り場の対比など、舞台空間の絵づくりが巧妙です。リリー役の益山寛司さんが、台所を破壊することも厭わないほどの勢いで、大いに踊って暴れる様は痛快でした。俳優の身体のみで生み出すスリリングで迫力のあるライブ・パフォーマンスとして十分に魅力的でした。

 リリーたちが嵐のように去った後、聡里はふらりと冷蔵庫の裏側に行き、そのまま消えてしまいます。聡里はリリーたちを追って家を出て行ったのか、この物語自体が雄介の幻想だったのか(最初から聡里は居なかった)、さまざまな解釈が可能です。玄関の戸が開く音がしなかったので、私は「家を出て行った」という可能性は低いと思います。「人間が消えた」という現実では起こり得ない、不可思議な怪奇現象ともいえる事件を起こすことで、観客に時空の広がり、深まりを体感させる効果があったと思います。

 蛇足ですが、物語の外枠が深田晃司監督の映画「歓待」と似ていると思いました。でも聡里が消えてしまうのは、「歓待」とは随分と異なる結末ですね。
レッドアパート

レッドアパート

ネコ脱出

ザムザ阿佐谷(東京都)

2012/04/11 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ギャグ&ホラー
怖いのに笑えた!
ハヤブサ先輩最高!!

【ご来場ありがとうございました!】死と再生とテクノに【次回本公演は6月です!】

【ご来場ありがとうございました!】死と再生とテクノに【次回本公演は6月です!】

ロ字ック

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/04/03 (火) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★

6人のメインキャラの個性に引き付けられる
開演前からパーティー気分満載で盛り上げておいての本編、「お天気屋でこの夜は不機嫌」なTSUTAYA(大竹沙絵子)と「空気を読まない(読めない?)」アイドル(えみりーゆうな)のやり取りからグッと引きずり込まれ、以降はその2人を含む6人のメインキャラの個性に引き付けられる。
雑然と散らかった感じの舞台美術も設定を上手く表現して◎。
上演時間70分。

3次元の彼女~Z(ゼータ)~

3次元の彼女~Z(ゼータ)~

万本桜企画

千本桜ホール(東京都)

2012/04/11 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

やけにリアル。
伊藤玻羅馬くん目当てで観劇。伊藤くん始め皆さんイケメンなのに、ヲタクがハマってました。あそこまで成りきる根性に拍手。

ネタバレBOX

なんか、笑いまくった前半と打って変わって、後半は暴力シーンやら殺人事件やら結構ダーク。でも、いい意味で期待を裏切る、楽しい作品でした。
くちづけ 【閉幕しました/配役発表】

くちづけ 【閉幕しました/配役発表】

オーストラ・マコンドー

中野スタジオあくとれ(東京都)

2012/04/11 (水) ~ 2012/04/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

役者さんが素敵
物語も魅力的ですが、なんと言っても役者さんが素敵。
神戸さん、後藤さん、村上さん…。
そして、先日のぬいぐるみハンターで初めて拝見した黒木絵美花さんにとっても惹かれました。
大満足!

絶頂マクベス

絶頂マクベス

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2012/04/14 (土) ~ 2012/04/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

絶頂っっ
女優のみ90分でマクベス。脚色・演出・役者全て文句なし。エンタメ感満載で、場転までが美しく、演劇愛溢れる作品でした。女体シェイクスピアがシェイクスピア作品とのファーストコンタクトな観客が増えると柿のシェイクスピアが、ベーシックスタンダードになったりして。それでも良いと思う位、敷居は低く、クオリティ高い。圧倒的フィクションっっ!!

ネタバレBOX

場転は、ダンスの様。台詞回しも登場人物も過剰な程濃く、でもきちんとマクベスの物語を演じきっている。

1労働者として、領主に従順に仕える象徴の執事の服を身にまといながら、権力の絶頂目指して頑張るマクベスは、キングになってもその劣等感や猜疑心から快楽は感じず、鬱屈して、溜まってしまう。溜まったものは破裂し暴走する。マクベスが一線を越えてしまう瞬間を現代人の自分に置き換えるまでは想像しきれなかったけれど、シェイクスピアの描くマクベスの葛藤はとても強く訴えられていた。クライマックスのマクベス以外の全キャストの歌い上げるシーンは圧巻。

最後まで、笑いと驚きに溢れる演出で、そしてその世界観を体現できる女優陣のパワフルさに、もっともっと女体シェイクスピアシリーズを見たいと思ってしまう。
【21ステ無事終了!】とーく・おぶ・ざ・でっど 弐【次回は夏か秋!】

【21ステ無事終了!】とーく・おぶ・ざ・でっど 弐【次回は夏か秋!】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2012/03/22 (木) ~ 2012/04/02 (月)公演終了

満足度★★★★

まさに佳境!
十分に面白いがタイトルからの予想とは異なった「序」に対してこちらはモロに「リビングデッド」の系譜で、なるほど確かにアレは「序」なワケだ、的な。
また終盤の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」風な映像で新たな謎を見せて次に繋ぐのが上手い。

くちづけ 【閉幕しました/配役発表】

くちづけ 【閉幕しました/配役発表】

オーストラ・マコンドー

中野スタジオあくとれ(東京都)

2012/04/11 (水) ~ 2012/04/18 (水)公演終了

満足度★★★

王妃の器
面白かった。

ネタバレBOX

マッチ売りの少女(神戸アキコ)の前に7人の小人が現れ、この世で一番美しい貴女の願いを叶えてあげると。おとぎの国にいった少女は、さらに王妃になりたいと願うと、小人は王妃・シンデレラ(白井珠希)を刺殺し、少女が王妃に。魔法の鏡(日高愛美)への、この世で一番美しいのは誰?という問いを日々繰り返し、安心を得る少女。しかし、シンデレラの実子・白雪姫(黒木絵美花)こそ一番美しいとなってから、少女はさらに狂いだし、白雪姫を殺そうと毒林檎をプレゼント。死亡した姫に王子(永島敬三)がキスして復活。姫の策略で孤立した少女は火あぶりの刑になるも、これが王妃の「器」だと、周りの嘲りと怒号を意に介さず、死の瞬間まで踊り続ける…。

見所は少女の変貌とうちに抱える愛情を欲する寂寞感だろうか。かなりテンポが良いのでストレスは少ないが足早すぎる気も若干。少女の背景が見えにくく感じるし、小人・後藤剛範の少女への想いの軌跡が読みにくいく感じる。また、小人は善悪を判断するきっかけってなんだろうかと。王妃は殺すが少女が白雪姫を殺すことへの抵抗感の違いがわからんかった。それもひっくるめての残酷な話ということか。

白雪姫の無邪気から残酷な女への変貌が素敵。てか毒見するなら食べるな。王様役の島岡はスタンハンセン。いやいい迫力だったし良かったけど。大森茉利子のメガネな侍女も見た目的に良かった。神戸アキコの中盤の寂しさが伝わればもっと良かった舞台だったかなと。
夜の森

夜の森

虚構の劇団

新宿シアターモリエール(東京都)

2012/04/05 (木) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★

新たな演出家と出会う旅
三回目の虚構の劇団で、初・木野花さん作品。
大好きな「星の王子様」ということで、期待も高く、実際楽しく観ることができかした。
が、「新たな演出家と出会う旅」というコンセプトにしては無難だったのではないかな、などと思ってしまったり…。
一癖も二癖もある演出家さんを呼んでみてもおもしろかったのはないでしょうか。

愛、あるいは哀、それは相。※無事公演終了しました!ありがとうございました!

愛、あるいは哀、それは相。※無事公演終了しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2012/03/27 (火) ~ 2012/04/02 (月)公演終了

満足度★★★★

魅せられました
相変わらず見事な人間ドラマ。今回は震災のことにかなり突っ込んでおり、いろいろ考えされられます。何が正しいかわからない状況で、自分なりの判断を下すのは難しい。唸らせれます。

HIDE AND SEEK

HIDE AND SEEK

パラドックス定数

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2012/04/13 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

作家の脳ミソ
面白い構成と見せ方。

ネタバレBOX

江戸川乱歩・横溝正史・夢野久作ら3名の作家とその創造物らの、実と虚が入り混じった空中戦。

創作者をその創作人物が食い尽くす様、逆に押さえつける様、互いを想う様など、創作ならではの関係性というのだろうか。わかるようなわからんような。
終盤の、小野ゆたかの「俺は読者だ、カネ払ってんだ、楽しませろ」ってのが印象的。その際の、読者はこちら(創作側)には入ってこれない?ってところに、クリエイターの宣言を感じた。

乱歩役の西原誠吾が良かった。幕の使用方法やその奥のドアとかのセットの組み込み方がうまい。
セイルオフ

セイルオフ

発条ロールシアター

タイニイアリス(東京都)

2012/04/12 (木) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★

男性客多し。
年齢層の幅広い役者さんが沢山出てきて、いらいらとほのぼのがちょうどいい感じでした.

あの人は引きこもりがちだったり登校拒否だったり本当の性格を隠したり働きたくなかったり...なぜでしょうか?
理由もわかればさらに興味深かったかもしれません.

一番謎なのは社長さんかもしれません.

絶頂マクベス

絶頂マクベス

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2012/04/14 (土) ~ 2012/04/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

光陰
時が流れて たどり着いて
出会った これも
本物の 舞台だな と 思いました。
危険で
おもしろかったです。

ネタバレBOX

舞台の 闇の光が 際立っていて、
とても
かっこよかったです。
絹の手ざわり ~縁(えにし)~

絹の手ざわり ~縁(えにし)~

劇団絵生(えき)

三越劇場(東京都)

2012/04/11 (水) ~ 2012/04/17 (火)公演終了

満足度★★

耐え忍ぶ女の強さ
普段ならまず観ないタイプの作品ですが、友人が出演しているので観に行きました。
大正時代から終戦にかけての呉服屋を舞台に、古い価値観が支配的な時代の中を力強く生きて行く女達の姿が描かれていました。

幼い頃の病気が原因で子供を生めない体になってしまった若女将が、旦那が他の女性との間に設けた子供を実の子供と世間に偽って養う苦悩が描かれた第一幕と、戦争によって生活が困窮し息子も遠方で戦死してしまう苦難の中を嫁・姑が心を合わせて暮らして行く様子を描いた第二幕からなる話で、笑いは控え目で重いトーンが支配的でした。

ゆっくりとしたテンポで分かりやすく物語が展開するので、まどろっこしさを感じました。各シーン毎にセットを変えるために長い暗転が頻繁にあり、流れが滞っているように感じました。客の年齢層がかなり高めだったので、このくらいのスローペースの方が良いのかも知れませんが、もう少しテンポ良く展開して欲しかったです。
登場人物がショックを受ける時にピアノの不協和音が響く等、音楽がベタ過ぎるのも逆に冗談みたいに見えて醒めてしまいました。

頼りない若旦那を演じた篠塚勝さんの年代毎の演じ分けが良かったです。岡田茉莉子さんが演じる姑と、かとうかず子さんが演じる嫁は前時代的な女性像で描かれていて、あまり魅力を感じませんでした。

赤色のジュース

赤色のジュース

みどり人

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2012/03/30 (金) ~ 2012/04/02 (月)公演終了

満足度★★★

女性(作家)ってコワい
冒頭の三姉妹の会話や長男のヨメ候補に対する「品定め」の視線を筆頭に、リアルというよりはナマナマしくてドキリ。
女性(作家)ってコワい…(笑)

きら星のごとく【YoutubeにてPV動画公開中!!ご来場誠にありがとうございました!!】

きら星のごとく【YoutubeにてPV動画公開中!!ご来場誠にありがとうございました!!】

蜂寅企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/03/29 (木) ~ 2012/04/02 (月)公演終了

満足度★★★★

温故知新
「ネオロマン時代劇」もしくは「温故知新」。
物語のベースは所謂「義賊もの」で古典的だが、主人公を女性絵師にしたのがミソで面白い。
また、墨絵的な屏風(ギミック込み)をメインとした装置や終盤に登場する大凧(舞い上がる表現を含む)など舞台美術も◎。

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