
深海のカンパネルラ
空想組曲
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/04/15 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
泥沼からの生還
自分の狭い世界に閉じて、外部の世界をシャットアウトする主人公に悪意ある者は純然たる存在としてそこにいると咽喉元に突きつけつつ、宮澤賢治の銀河鉄道を利用して一つの回答を見せるのはうなりました。

Ribbon
ELTEN
劇場HOPE(東京都)
2012/04/28 (土) ~ 2012/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
いさぎよい
初見、宝物を発掘した気分。最後まで楽しみながら見ることのできた作品。若い女性たちが大胆な作品を気持ちいいくらい思い切って演じた。次回の公演も楽しみ。

へちま -糸瓜-【全公演終了!ご来場ありがとうございました!!】
文月堂
OFF OFFシアター(東京都)
2012/04/24 (火) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★
設定はよくあるが
法事であつっまた3人の姉妹のそれぞれ抱える問題を中心に話しは展開。
適度に笑いあり、論争あり、それでも最後はそれなりにまとまっていく姉妹。
うまくまとまっていたように思う

夢!サイケデリック!!
範宙遊泳
アトリエ春風舎(東京都)
2012/04/25 (水) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

「約束するぜと笑って言えよ」(千秋楽満員御礼!)
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2012/04/12 (木) ~ 2012/04/18 (水)公演終了
満足度★★★★★
ハートフルスロットル
小粋な脚本と気が利いている演出で、会話劇と言うよりは独白劇の様相で楽しい。
役者4人演じる明るく楽しいキャラ描写、 コメディ描写が質・量ともに充実していてイイ感じでした。
本筋もこれ以上時間経過した告白だったり公演時間を長くしていたら、純愛ファンタジーにしても、いくらなんでもと完全に白けていたところギリギリの展開で見事です。

『宙の色 -sora no iro- 』
ポかリン記憶舎
ギャラリーKINGYO(東京都)
2012/04/17 (火) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題358(12-101)
15:30の回(曇り、少し風)。初めての場所でしたがすっと到着。早くついたので会場を眺めていると、人がいろいろいらして、役者さんでした。受付けをしていただき整理券(小さくて昔の切符くらい、青い筋の模様、陶器にあわせているかのよう)を受け取り、少し、狭い路地、周囲を歩いていると、案内図を手にした人たちとすれ違います。意外と人気のあるエリアだったのでしょうか。開場時間前に戻ると、15:08整理番号順に「名前」を呼ばれ整列。今まで番号で呼ばれることはあっても「名前」はありませんでしたので少し気になりました(なぜ番号じゃなかったのでしょう)。入ってみると、左側と奥が客席、中央と右側は展示コーナー=舞台。明神さんが案内をしてくださいます。左(2列):こちらが正面、但し2列目は見にくい、奥:戸外での芝居が良く見える。そういえば「humming5」も、その前の「冬の穴(本日終演後、台本を購入)」でも「外」も舞台でした。座って何故か緊張します。劇場ですと、舞台装置がリアルでも、逆になにもなくてもそのようなことはありません。最前列だと恥ずかしいと思っていたのはずっと前のこと。それでも、リアルな会場にいると、なかなか自分の居場所が掴めずどぎまぎ。話声もせず空調の音だけが聞こえています。軽妙な前説が始まると気持ちがほぐれてきます。中央、2つの展示台に並べられたいくつもの青い陶器、照明を受け丸い影が2つずつ綺麗に映えています。空調を切り忘れ、仕切り直して開演です。
陶器、上野の博物館「○○展」などで見るくらい。それは何百年、何千年も前のもの、陶器を通じて、実は、長い年月のこと、使ったであろう人たち、愛でたであろう人たちを想うのです。絵、書、彫刻も同じ。なので新作の(素材や技術、工法)よさは不勉強でよくわかりません。
お芝居は自然と始まり、日常の時間がそのまま流れます。戸外では人や車が普段通りに行き来、役者さんも同じ。日常(生活)がBGM、街が舞台。16:47終演。
終演後、小西さんとのトーク。創る前のイメージ、その98%はできない..なるほどと思う。16:59終了、不忍通りを歩きながら上野駅へ向かいます。

TheStoneAgeヘンドリックス「喪主もピアノが弾けたなら 」たくさんのご来場ありがとうございました!
The Stone Age
TORII HALL(大阪府)
2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
いろんな気持ち
親の心子知らず、はよく言うけれど、子の心親知らず、はあまり言わない。お互いにお互いの事を大切に思うあまり、その相手を傷つけてしまう。不器用に相手を思う気持ち。本当はただただ一緒にいたかっただけ。ガモさんのキンちゃんへの思いがわかった時思わず涙。笑いもありながらの涙。仕事で忙しすぎた私の心、ほっこりしましたm(_ _)mありがとうございます。

サージェント
劇団 浪漫狂
紀伊國屋ホール(東京都)
2012/04/26 (木) ~ 2012/04/29 (日)公演終了
満足度★★
古い感じをうけました
こちらの評判が良かったので、期待して行きました。
が、残念ながら私には合わなかった、というか、正直どうして評価がここまで高いかがわからないという感じです。(個人的に)
戦中、戦後、現代に渡っての、ある一家族の話です。
ひとりの女性(朝子)の生涯から(また、その戦死した夫を軸に)、戦争の悲惨さや残された遺族の傷あとやなんやかやが語られていますが、すごく表面的で、今まで何度も漫画やドラマで観て来たような内容とかわるところはありません。それのダイジェスト版。
NHKの朝ドラで半年かけて見せられたらそれなりに感動したかもしれませんが、芝居として見たらかなり厳しい2時間強でした。
笑わせようとするところも、泣かせようとするところも、全てが古くさく感じました。
すみません。失礼な意見だとは思いますが、こういう意見もあってもいいかなというか、ひとつの感想としてよろしくお願いします。

殻の中の晩餐会
Uovo ウーボ
調布市せんがわ劇場(東京都)
2012/04/26 (木) ~ 2012/04/28 (土)公演終了
満足度★★★★
言葉と言葉ではない言葉。
俳優とミュージシャンのコラボレーションということで、一体何が起こるのやらとワクワクしながら観に行きました。
はじめ、プロローグのギター音が小さくて「?」と思いましたがそれは早合点でした。
役者の動きや場の緊迫感、高まった緊張が切れる瞬間とか力の抜ける音、大きくなったり小さくなったり消えかけたり。言葉ではないけれど確かに其処には、相手に「それ」を伝えようとする何かがありました。
気持ちを表現することって、言葉だけでは完全には無理なのだろうなと思います。
それは音楽だけでも同じこと。
皆さんそれぞれの個性やアイデアが絡み合って、とても観やすくなじみやすい、体温のある舞台でとっても楽しめました!

PLAY PARK2012
PLAY PARK 事務局
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2012/04/20 (金) ~ 2012/04/29 (日)公演終了
満足度★★★
28日昼
1時間弱遅刻、1回目?の休憩の後入場。
動物電気の感じはつかめた、たぶん。
珍しいキノコ舞踊団は、1曲目ではこれを単独公演で観るには僕にはキツイかもと感じたけど、最後の方はこれイケルかもとなってきました。
今日はあさ早かったので花組芝居の時はかなり寝てました。

ちゃきん【終演いたしました!連日満員御礼!】
劇団俳協
TACCS1179(東京都)
2012/04/25 (水) ~ 2012/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
泣いてしまいました。
登場人物たちに対し、時にはがゆくて、もどかしくて、イライラしたり嬉しくなったり楽しくなったり。
皆さんが活き活きしていて大満足の二時間でした。
見終わった後にも胸に残るこの気持ちを味わえて、本当に期待以上でした。
感想として何をどう書いたらよいのかわからないほどです(笑

七夕祭りで
★☆北区AKT STAGE
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
満足度★
目的は明確に
AKTの劇作家ワークショップとのことだったので、新しい戯曲作家のお手並み拝見と思い観に行った。船越みゆきや井上賢嗣といった名優と一緒に演劇教室の生徒たちが出演している。はっきり言ってレベル差が激しいため、戯曲自体の評価が出来ない。劇作家ワークショップの発表会ならば劇団員だけで演って欲しかった。演劇教室の発表会は別の機会があるのであまり多くのことを一緒に行おうとすべきではないと感じた。

エゴイズムエコロジー
Oi-SCALE
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2012/04/18 (水) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
新ユニットでも雰囲気は丸々継承
演出が林灰二ではないのに、雰囲気はまんま継承、的な。
そのトリッキーな構成は「夢らしさ」にうまく適合し、さらにあるシーンでは映画『千年女王』を彷彿とさせたりもして、好みにピタリ。

絶頂マクベス
柿喰う客
AI・HALL(兵庫県)
2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
最高に恰好イイお芝居!
いゃ~最高に恰好イイお芝居!
オープニングから音楽といい衣装といい動きといい心が揺さぶられます♪
そして、いつも感じるキレキレの演技!
一人ひとり全員がキャラになり切ってます!
ここまでヌケた演技をされると心地いい(^^)
台詞の話し方や言葉のチョイス!独特な動きにテンション♪
前回のアフタートークで演出家の中屋敷さんが言っていたのですが
とっつきにくいシェークスピアの話を愉しく
そして、悲劇を悲しく見せるのではなく愉しく魅せる演出は流石です♪
だからストーリーを愉しむより、演者さんを観てるだけでも終始、惹きつけられます♪
主役のマクベス役の深谷由莉香さんは小気味いい台詞と表現力が素晴らしい!
そのマクベス夫人役の内田亜希子さんはおしとやかさとぶっ飛ぶ演技で笑わせてくれます(^^)
マルカム役の我妻三輪子さんはスマートで恰好イイですね!
そして、魔女役のセクシーさ全快の新良エツ子さんにはメロメロです…
男性は多分、ずっと目が離せなかったんじなないですか…f^_^;)
その他の女優さんも演技がオシャレで恰好良く見えます♪
これは役者さんの魅力と演出の妙ですね♪
全体のテンポが良くてリズムに合わせたダンスの様な動き!
時に笑いも盛り込んで、時には遊び心を盛り込んだエンターテイメント♪
ラストも洒落っ気たっぷり♪
ん~心憎い(^^)
終始、ドキドキ&ワクワク感が収まりません!
今まで観てきたAI HALLが奥行きがあって広く感じました♪
観た後、久しぶりにTwitterでも呟かずに叫びました~(^-^)/

BUS DRIVER【終了致しました。ご来場誠にありがとうございました!】
机上風景
タイニイアリス(東京都)
2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

ピクトマージ
インパラプレパラート
サンモールスタジオ(東京都)
2012/04/13 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★
マンガっぽさが強すぎる
描いた絵が実体化しバトルするというトコをダンサーの表現力で見せるのはおもしろい演出ではあったし見ごたえがあったがストーリーが案外と平坦な感じでした。
バトルシーンも多めで中盤を省略すれば飽きずにクライマックスが盛り上がるんじゃないかな?

へちま -糸瓜-【全公演終了!ご来場ありがとうございました!!】
文月堂
OFF OFFシアター(東京都)
2012/04/24 (火) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★
落ち着くところに
落ちるという安心感がいい。姉妹のそれぞれが、奇抜ではないけど、それなりのバラエティーさ。アフタートークも出色のおもしろさ。

国境のある家
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2012/04/21 (土) ~ 2012/04/29 (日)公演終了
満足度★★★
個人的には・・
難しい内容だったかな・・という印象でした。特に最初、おじいさんの長いセリフのシーンは難しくて眠くなってしまいました。でも、お父さん役の役者さんの演技には引き込まれました。もっと私の頭が良ければいいのですが・・難しかったです。

シカク、シテン、シカイ、、
Infinie
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2012/04/23 (月) ~ 2012/04/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題357(12-100)
19:00の回(小雨)。18:30受付、18:40開場。ここは2回目で前回も木村さん。入ってみると暗くてほとんど見えません。スタッフの方がライトで誘導してくれます。椅子席、開演のちょっと前、桟敷席(座布団)ができ、開演後も数人のお客さん。下手、入口近く、ビニールの上に砂、奥(上手)にはゴミ袋。座席右側にはプロジェクター他があるようです。お隣にいらした方は上演中ビデオ撮影。今日も上から始まるのかなと考え、どこから来ても大丈夫なようキョロキョロ。ところが、19:03入口から普通に入って来て、スタッフの方かと思ったら、客席に背を向けスパイダーマンのように壁に張り付きながら横移動、奥で大の字(うつ伏せ)。壁面に映像。揺らいでいるようにも、流れているようにも見え暫くはなんだかわかりませんでした。視界の右端…動いているものを感じ、みると、男性がひものようなものを手にゆっくりと歩いています。ひもの先には小さな筒のような…カメラ、で、その映像が壁面に。舞台をひと回り、じっと横たわっている木村さんも上からの映像でとらえて、客席に戻ると、ようやく右手が動きました。腕が動き、指が開かれ、羽化の様子をみているようです。カラダが揺れ、水滴の音(?)。このところ自然科学系の本をいろいろ読んでいて、生命の誕生(遺伝子や進化)のように見えました。小さな細胞、海から陸へ、四つんばい、立ち上がり二足歩行へ。20:40終演。(未完)

サカナノクチ
ベビー・ピー
アトリエ劇研(京都府)
2012/02/24 (金) ~ 2012/02/26 (日)公演終了
満足度★★★
雑多なようだけど
見なくちゃいけないものがきちんと見るべきものとして提示されていて、おかげでとっても気持ちがよい瞬間がある。
んだけど、そのせいか目をそらしたときに、見なくてよいものがそのまま見ちゃいけないものとして放っぽり出されていた。
わざわざ劇場でやらない方が楽しめたかも。とか考えてしまってるうちに終わってしまってました。