
うつくしい革命
劇団フルタ丸
「劇」小劇場(東京都)
2012/08/31 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了
満足度★★★★
優しい、優しすぎる…
土田英生さんとのトークショーも面白かったです。
記念公演だからといって急に素晴らしい物が書ける訳でもなく、役者にしても急に上手くなる訳でもなく、常に崖っぷちなのですから、日頃から一生懸命、あるいはそこそこやっているということが分かりました。

東京福袋
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2012/09/02 (日) ~ 2012/09/09 (日)公演終了
満足度★★★
9月3日の回を鑑賞
東京芸術劇場のリニューアルオープンのこけら落としのオムニバス公演で、9月3日の回はパフォーマンス、ダンス、一人芝居、公開対談とバラエティに富むプログラムでした。
CORPUS『飛行隊』
カナダのトロントのグループによる空軍の訓練を模したパフォーマンスで、英語とフランス語がメインでしたが、言葉が分からなくてもコミカルな動きで楽しめる作品でした。子供向けな感じがして序盤は乗れなかったのですが、次第に引き込まれました。観客の1人をステージに上げ、厳しくかつ温かくいじっていたのが楽しかったです。
無料上演しているの『ひつじ』の方がパフォーマンスに対して示唆に富んでいると思いました。
珍しいキノコ舞踊団『珍しいキノコダンス』
3月に上演した『ホントの時間』の抜粋に少し新しい部分が追加された作品で、『PLAY PARK 2012』で上演した作品と重なる部分が多く、自信作ということなのでしょうが(実際、良作だと思います)、そろそろ他の作品を見せて欲しかったです。
動きが音楽に良く合っていて、踊ることの楽しみがうっすらとした切なさと共に伝わって来ました。今回追加された冒頭のシーンはあざとさを感じて好みではありませんでした。
柿喰う客『いまさらキスシーン』
繰り返し再演されている、玉置玲央さんによる一人芝居で、再演され続けているのも納得の圧倒的な表現力があり、後半は少々悲惨な物語であるにも関わらず、とても楽しめました。
超絶な早口で捲し立てたり、長い沈黙の時間を取ったりと変化自在な台詞回しと、激しい身体表現が爽快でした。時間の経過や登場人物の感情を的確に表現する照明の演出も素晴らしかったです。
東京デスロック『Counseling』
主宰の多田淳之介さんとSPACの宮城聰さんの対談で、最初は多田さんがずっと一人で喋り続け、席を立つ観客が現れたところでBGMが流れ出し、宮城さんが饒舌になる展開が劇的でした。東京と地方の演劇の受容のされかたの違い、変な人の存在を受け入れるのが都市なのに近年はアジアの他の都市にそういう人が流れている等、興味深い話題がたくさんありました。
先日の『Rehabilitation』と同様に東京絡みの音楽や映像を使っていましたが、君が代(の変奏曲)は今回の文脈にはそぐわない気がしました。

しんや、にじ、くらくらと
sora-note
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/01 (土)公演終了
満足度★★★★
「幻想第4次」系
恋人の事故死に責任を感じ、後を追おうとした主人公が気付くと列車の中にいて…という「幻想第4次」系(笑)。
大好きなタイプなので早い段階で「ある人物」の正体に気付き、以降はその目線で観て大いに共感。
また、主人公とその恋人の人物造形や彼らが知り合い親しくなって行く過程を丁寧に描いて後半の展開に説得力を持たせるのも巧み。

うつろな肖像
演劇プロデュースユニット コモレビ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
あえて苦言
良い作品なので敢えて苦言を呈したい。問題が深刻であればあるほど、その原因を掴む為に、地獄くだりをしなければならない。これは、きちんと問題を捉えようとすれば避けられない。この作品は、その意味では、地獄くだりをしている。それもかなりきちんと。
一方、人間は、地獄に生きることを完全な喜びとするには、弱いように思う。例外はあると思うが、フーコーの狂気に関する定義、”純粋な錯誤”に踏み込むことは、多くの危険を伴う為たいていの人は避けて通る。ここに欺瞞、偽善が屯するのは事実でも、やはり、知のパラダイムシフトこそ肝要だろう。その底に蠢く地獄は表現する者だけが負えば良いのだ。そのうえで、ここで展開されている演繹的手法を帰納的手法に変えてみることの中に、未来という言葉を肯定的に捉えうる縁が隠されているように思う。世界の広がりを捉える自分なりの方法を編み出してほしい。今回は、頭でっかちになり過ぎたので、減点1。

キミが、No.1☆/デカ長・園田獄太郎の憂鬱
劇団東京都鈴木区
【閉館】(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった。
コメディーを見る時に期待が大きいと、肩透かしをくらうことは少なくない。
しかし、その期待以上のものを観せてもらえたと思う。
個性的なキャラクターがのびのび生き生きしているのは、観ていてやはり気持ちがいい。

春までの距離
LIPS*S
萬劇場(東京都)
2012/08/16 (木) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★
ファンタジー!
的な部分は本当に素敵でした!
殺陣とかダンスとか。
ただ、すべての役のかっこいいところを見せようとしたのか、焦点がずれずれになってしまった印象が。
魅力的な役者さん多かったが、ヒロインがどうしても好きになれず。

【初ツアー公演終幕致しました!】都道府県パズル
北京蝶々
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/05 (水)公演終了
満足度★★★
傍観者的立場にて
道州制なるものに興味がなく郷土愛もない私にとってこれを題材にした理由が分からない。なぜ観たかと問われれば北京喋々だからだ。前作のイメージが強く残っているのと予備知識不足で勝手に道州制実施後の戦国時代的群雄割拠の世界を想像してたため、予想に反した静的な世界はパンチ不足(帯金の不在も一因か?)となった。時々クスクスしながら舟を漕ぐ隣人を気にしながら何で南東北の人はなまってないんだろうと疑問に思いつつ愛ってなんだよおと一人つっこみをして、地味ながらもホンのおもしろさを損なわせない演出の労苦に思いをはせた。

TIGER & BUNNY THE LIVE
「TIGER & BUNNY THE LIVE」製作委員会
Zepp DiverCity TOKYO(東京都)
2012/08/24 (金) ~ 2012/09/01 (土)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!!!
いや~、面白かった!!
所狭しと劇場をフルに使って、カメラや映像も使った視覚効果も満載。
何よりアクションが見ごたえあり。
ストーリーもテンポもよく小ネタもあって面白かった。
そして何より大葉さんがステキだった!
生で大葉さんが観られるなんて…!
できればもう一度観たかった。

【番外公演 とりささ!】 退魔師・裏
とりにく
テアトルBONBON(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
観てきた!
旗揚げ公演から観ているので、この「退魔師 裏」は楽しみだった^^
アクションもカッコイイ。
個人的なツボはBGM。旗揚げに引き続き、今回も大神満載でニヤニヤしてました。
お話はずいぶんすっきりさせたんだな~という印象。
おぼろげな記憶だけど、たしかもっとギャグシーンが多かったような。
面白かったです。
ぜひまた上演して欲しい。

キミが、No.1☆/デカ長・園田獄太郎の憂鬱
劇団東京都鈴木区
【閉館】(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった~
豪華2本立て!
面白かった~。 特に【デカ長・園田獄太郎の憂鬱】はかなりツボにハマったw
舞台に対して客席が3方向からだったので、どうせなら違う席で別の角度からもう一度観たかったな~。
それぞれのキャラクターが個性的でどの人も良かった。
スタジオセイロのこけら落とし公演という事で、本番後にビールを振る舞っていただきました。ありがとうございます。
次回も期待!

ロボット
演劇集団リレーションシップ
APOCシアター(東京都)
2012/08/29 (水) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★
長いけど、面白かった!
基本長いセリフが多いのに、
そのセリフの速さやリズム、
セリフの緩急と動きの緩急がうまく具合にマッチングしていて、
物語の進行も遅すぎず、早すぎずに、
そして、
全ての役者さんの演技が同じ方向を向いている感じも、
空間をぐわって広げてきて、
すっとのめりこんでいきました。
満足です!

すうねるところ
梅田芸術劇場
シアタートラム(東京都)
2012/08/27 (月) ~ 2012/09/09 (日)公演終了
満足度★★★
見ました。
3人の吸血鬼と1人の少年が街のどこかで深夜営業のパン屋を営みながら暮らしているが、少年は彼らが吸血鬼とは全く知らない。
その少年に前で起きたある事をキッカケに変化が訪れて‥。
設定は小さな町の暮らしでのお話、小物アイテムや彼らが暮らしている部屋は雑然としていながらも、どこか整っている。ドラえもんがのび太の机の引き出しから出てくるのが鉄板なら、彼らは洋服ダンスから出入りしている。
開演前には心地よい昭和のニューミュージックのポップスが流れてる。
ファンタジーぽい要素が占めているのかと思いきや、生々流転が出来る人間の幸福な思いが詰まった話。約90分。
他愛無く聞いていられそうなセリフだけど、発せられるセリフは時々美しく胸に響いてくる。最後のアザミの台詞よかった。
見ている方も違う世界に行ってて、一歩劇場出たら現実に戻されたような、不思議感覚の観劇だった。
篠井さんが「おばあちゃん」という日が来るなんてな〜(苦笑)

ラ・カヌビエール~奇跡のディナー
演劇プロジェクト・Decca(デッカ)
シアターサンモール(東京都)
2012/08/29 (水) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった
ギャグが少ししつこく感じる部分はありましたが、全体的にはとても面白かったです。
セットも素敵でした。
ありがとうございました!

【初ツアー公演終幕致しました!】都道府県パズル
北京蝶々
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/05 (水)公演終了
満足度★★★★
初・北京蝶々
噂に違わず、上質なエンタメ作品だったなあ、と。
設定的に「県民キャラVS県民キャラ」的な、ケンミンショー的な感じだったら嫌だなあという事前の不安は全くの杞憂。一人ひとりの登場人物が生き生きとしてて面白かった。
また最近の演劇界で「(言葉は悪いですが)トレンド」なネタを扱った作品でありながら、その向こうへの目線がちゃんとある、というところにも(自分としては当たり前であってほしいことですが)好感を。社会を語ることが最終目的じゃない芝居はやっぱり楽しい。
役者陣の身体性の違いから、それぞれの生きる土地がにじみ出てくる、そんなキャスティング&演出が見事。
堅牢な質感でありながら空間に歪みや裂け目を感じさせる美術、照明も印象的。
個人的な好みで言えば、腹八分目すぎてものたりなかったり、もうちょっと締めかたはシニカルでもよかったんじゃとも思わなくもなかったりけど、これはこれで。

東京裁判
パラドックス定数
pit北/区域(東京都)
2012/07/31 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了
満足度★★★★
やっと、初見
これまでに何度か予約をさせてもらったものの、急な用事が入ってドタキャンをせざるを得なかったパラドックス定数。遂に観させてもらう事ができた!
いやいや、待った甲斐があった。素晴らしい作品。検察側に座ったのは大正解だった。重いテーマではあるものの、たとえ敗者であっても黙認はできない強い想いを、噛み殺しながらも可能な限り前面に押し出す弁護団たち。善悪や正誤とは全く一線を画した、勝者が敗者を裁く戦争裁判。やるせない想いの叫びを感じる事ができた。
もちろん軍部の暴走も含め日本にそれなりの非があったという部分は否定してはいけないと思うし、戦争に負けた事によって不利な状況に追い込まれてしまうという部分も、出来事の規模から考えるといた仕方ないとも思う。ただ、fair trial というものを一番信じているであろうアメリカからその fair trial を与えてもらえなかったというのは、少し悲しい気がする。まあ時代が時代だっただけに、これもいた仕方なかったのか。

【ご来場ありがとうございました】諍わなければならないいくつかのこと
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
pit北/区域(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/03 (月)公演終了
満足度★★★
難しくもあり、おもしろくもあり♪
斬新な始まり方だと思いました(笑)
よく思いつくなぁ。
人間に不可能はないような気がしてきました。
ダウトのようなお話。
言葉回しがむずかしくて、途中言葉を追いかけることをあきらめたこともありましたが、笑いをところどころ入れてて良いリフレッシュでした。
遠慮なく笑える舞台ってすきです♪

『ギア-GEAR-』Ver.2.00
ギア公演事務局
ギア専用劇場(京都府)
2012/09/01 (土) ~ 2013/02/11 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しかった♪
念願かなってやっと観てきました~♪『ノンバーバル・パフォーマンス★ギア-GEAR-』 会場のART COMPLEX 1928は、過去数回観劇経験ありますが、今回2階まで舞台が作り込んでありビックリ。パフォーマンスが始まって以降も連れて行った甥っ子(中一)共々、集中して楽しく見ることができました。ダンスあり、マジックあり、マイムありーのジャグリングすごい、ドールのLEDも美しく最後まで楽しめました。キャスト色々組み合わせがあるようで、他のキャストのもぜひ観てみたいです。楽しかった~

【初ツアー公演終幕致しました!】都道府県パズル
北京蝶々
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/05 (水)公演終了
満足度★★★
地方活気の在り方
僕は千葉で比較的都会の方なのでしょうが、考える作品。地方や都会、発展と衰退。そんなことを考えます。本当はもっと高評価ですが、以下感想にて。コンパクトにまとまっていると思います。

百物語
ファントマ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/08/31 (金) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
ファントマらしい、涼。
短編ホラー「家」。キャストの皆さんも演技が達者な役者さんばかりで
面白くも戦慄しながら最後まで拝見しました。
前半部分に挟まれるギャグや、そのスベリっぷりが楽しく、物語の中盤から
クライマックスは、それぞれ別の意味で非常に怖かったです。
延命さんのMAX状態が夢でうなされそうなほど怖かったです。(褒めてます)
あわ様を久しぶりに拝見できたのも嬉しかったです。相変わらず、独特な
存在感の素敵な女優さんだと思いました。
そして怖さの中にも「さまざまな人間の想い」が感じられるラストでした。
トークや企画も楽しく、小さい劇場にギュウギュウでしたが(笑)とても濃い
時間を過ごせました。また、劇場側のトラブルもあったようなのですが、
主宰やスタッフの方が丁寧に対応されていたのも好印象でした。
それから照明や音響の使い方が良くて、より怖さを引き立てていました。
また来年の夏、東京でも「百物語」が観られると嬉しいです。

【ご来場ありがとうございました】諍わなければならないいくつかのこと
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
pit北/区域(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/03 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題459(12-202)
19:00の回(ときどき雨)。18:30受付、開場、入って左側に座ります。クッションは2枚重ねで良好。明るい舞台、壁が板張りで木目がベーコンみたいに並んでみえます。床は木目のシートを張っているようで、木漏れ日がその床に模様を描き出し、「山あいのコテージ」「林間学校」の雰囲気十分。でも、奥の壁には大きな(白)スクリーン、下に丸い穴、2階を見上げると入口側には暗幕。18:55前説、19:05開演〜20:59終演。帰るとき、前作「黒」のDVDを購入。恥ずかしくも、突っ張った男たちの精一杯の矜持か…。かっこつけ具合に笑う、MJには及ばないものの何となくわかるような気もする。