
マクベス祭
KAMELEON
京都芸術劇場(京都芸術大学) studio21(京都府)
2012/08/17 (金) ~ 2012/08/18 (土)公演終了
満足度★★★★
シェイクスピアが卒倒しそうなマクベス♪
マクベスを普段着でカジュアルにアレンジした作品♪
それもそのはずマクベス役をバイトで引き受けるところから始まる
それは縁日での演目なのか?その辺りは分かりませんでしたが…
剣のかわりにホウキ!普段着に正装はハッピ姿!魔女は女子高生!
何から何までカジュアル♪
今までも色々なマクベスを観てきましたがこれだけくだけたマクベスは初めて♪
シェイクスピアが観ればオーマイガッ~‼って卒倒しそうなぐらいf^_^;)
そして役者さんはテンション高めの突き抜けた明るい演技!
同年代の女の子に人気のありそうなイケメン&品川似⁈
その中心の中で魔女以外では紅一点の田中佑花さんは貫禄の演技♪
シリアスな演技から笑いの演技まで器用に演じる安定感!
後半に掛けての主役のマクベス役の片山将磨さんの
迫真の演技も見応え充分!
笑いの雰囲気の中でピリッと効いてました!
所々に笑いの演出を盛り込んで
最後はお客さんみんなに渡されたカラーボールでマクベスにトドメ!
こんな明るく愉快なマクベスは初体験♪
大阪から京都まで観にきて良かったと思える作品でした!
但し、マクベスを知らない人は全く意味が分からなかったのではないでしょうか⁈ f^_^;)
私も基本のマクベスは知らなくて
小劇場での色々なマクベスを観てストーリーが理解できてきましたから♪
今まで色々と観てきましたがこんな愉しそうにお芝居をしてる劇団って初めての体験!

アンダンテ・カンタービレ~歩く速さで歌うように~
札幌座
扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)
2012/07/21 (土) ~ 2012/08/18 (土)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい作品だった
田舎での噂、自衛隊の兄弟、合併による合唱団存続の不安、合唱と生活のバランス。8人の登場人物をしっかりと描き、合唱する時間も見せながら90分の時間に見事にまとめた。
合唱もとても良く効いていた。役者もスキがなく素晴らしい演技だった。

はんぶん隠し味
ロリータ男爵
OFF OFFシアター(東京都)
2012/08/15 (水) ~ 2012/08/20 (月)公演終了
満足度★★★★
お伽噺?
お伽噺のような笑い話。
しかし、衣装・メイク・大道具・小道具など凝っていた。
ばかばかしいが、このばかばかしさ、結構好きです。
ちゃんと落ちがあるし。

今夜此処での一と殷盛り
風雷紡
サンモールスタジオ(東京都)
2012/08/11 (土) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
家を守る
ミステリーとは聞いていましたが、、、個人としては悲話のように感じました。太一郎と準一郎の関係性がわかった時、御子柴の名前のために手段を選ばない本家の慶喜、睦や聡子、孝子、早苗の気持ちはどうだったのか。御子柴一族とはなんだったのか。一瞬にして村が消えた理由も心が痛い。大正と昭和にかけての因縁めいたものへの謎解きのようにも感じましたが、太一郎の『俺(僕)が終わらせるよ』は、、、本当に苦しい言葉。彼の人生とはなんだったのか。知らずにいたのか、うすうす知っていたのか。
無理して行ってよかった。そしてもう一度観たかった。そうすればもっと理解できたかもしれない。この舞台を観れて本当によかったです。
及川さんの太一郎役、とても素敵でした♪♪本当に『王子さま』だとおもった。彼の心理状態は複雑だったと思いますが、それが動きや間合いで感じ取れ←上から目線ですみません(^_^;)その辺りがやはり及川さんだなと。素敵な男性の役を観る事ができて、日帰りながら大阪から観にいってよかった。ありがとうございましたm(_ _)m

百物語
ファントマ
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2012/08/17 (金) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
今回も
なかなか『ゾクッ』とする演出の中、ちゃんと笑いもあって怖いながらも楽しみました。家に縛られ父親に縛られ、、、なんだか悲しいような怖いような複雑な気持ちに。あわさんのあのキャラは正直救われます。また来年も行くでしょう(笑)

今夜此処での一と殷盛り
風雷紡
サンモールスタジオ(東京都)
2012/08/11 (土) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
金田一?
というような雰囲気の舞台でした。怖いけれど、悲しく切ないストーリーでした。少し人間関係が複雑だったのですが、分かり易く進行していました。ただ、累は何だったのだろう?何か一族と関係があるような雰囲気でしたが・・それが理解出来ず未消化という感じでした。個人的には、怖い話より明るい話の方が好みなので、役者さんの力は感じましたので、今度はこの劇団の楽しい作品を観たいです。

月黄泉ノ唄
劇団ZTON
ギア専用劇場(京都府)
2010/06/25 (金) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

狗神エイト
劇団ZTON
ギア専用劇場(京都府)
2009/08/27 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

幕末紅蜀葵
劇団ZTON
ギア専用劇場(京都府)
2011/12/02 (金) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

月に叢雲、花に風
劇団ZTON
京都府立文化芸術会館(京都府)
2012/08/18 (土) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
見ました
初のホール公演。そのわりにいつもと比べると細部の詰めが甘い。スタッフ、役者、脚本・・・もっとハイレベル、ハイクオリティなものを期待していたので残念でした。

今夜此処での一と殷盛り
風雷紡
サンモールスタジオ(東京都)
2012/08/11 (土) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
累って何歳くらいの設定だったんだろう?
中也の詩をあのように朗誦させてはダメだろう。あの探偵ならあのように読んでもおかしくはないが、それでもあの読み方には納得できない。蛍の光が嘘臭くそれが美しいはずの場面だったのと全体的には照明はよかったから余計に惜しい気がした。

正義の人びと ~神の裁きと訣別するための残酷劇~
オフィス再生
APOCシアター(東京都)
2012/08/16 (木) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★
ビジュアル系
右翼団体の代表者を呼んでのプレトークや芝居の硬派な内容とは裏腹に、役者の衣装や髪型が少女マンガのようなビジュアル系なのが面白かったし、舞台面全体もきれいだった。(開演前に美形で有名なJapanのDavid Silvianの歌が流れていたのもそのせい?)プレトークで「正義の反対語は別の正義」と言っていたが、ということは人の数だけ正義があるのかな~などと柄にもなく難しいことを考えてしまった。役者の見栄えのよさをもっとよく見せるためにも、客席の作り方はもう少し考えてほしかった。2列目にすわったら、かなりの部分が見切れだった。

ドリリズム
イッパイアンテナ
元・立誠小学校(京都府)
2012/05/10 (木) ~ 2012/05/14 (月)公演終了
満足度★★★★
楽しかった
学校の中の秘密基地、観ているほうも一緒にドキドキしたりハラハラしたり。思いっきり笑ったり。見えないところであっちこっち駆け回っているような様子もうかがえて、楽しい時間でした。

艶やかな骨
十七戦地
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/08/14 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
女性版
会場のLE DECO 4の特性を上手に利用した舞台セットが素晴らしい。
植物を培養した研究室にしか見えない。
脚本も練られていて説得力があった。

「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/08/15 (水) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★
観た
劇団初見。
舞台転換が鮮やかで、テンポを乱さず素晴らしかった。
ミステリーの脚本も無理が無くて秀逸。
とても力のある劇団だと思った。
面白かった。

今夜此処での一と殷盛り
風雷紡
サンモールスタジオ(東京都)
2012/08/11 (土) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
観た
舞台セットが凝っていて印象的。
暗く悲しい世界観が良く出ていたと思う。
ただ、物語が親切に進行しすぎて、予想通りでやや物足りなかった。

劇団ハタンセ『タイタス・アンドロニカス』
こまばアゴラ劇場
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/08/17 (金) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かった。
シェイクスピア作品を韓国語字幕無しで観て不思議な感覚だが、パワフルな観客参加型の迫力あるステージに圧倒された。
政治的に微妙な時期で複雑な気持ちで観劇したが、言葉は通じなくても演劇に国境はなく、若い役者が必死に表現する姿は日本も韓国も同じだと思い心を打たれた。
楽しかった。

はんぶん隠し味
ロリータ男爵
OFF OFFシアター(東京都)
2012/08/15 (水) ~ 2012/08/20 (月)公演終了
満足度★★★★
笑った
劇団のモットーは「バカバカしい事を壮大に!」らしいが、大人達が真剣にバカをやっている姿に爆笑した。
本公演も観たい。

明日を落としても
ピンク地底人
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/08/17 (金) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
現実か妄想なのか分からないまま、過去にさかのぼり物語は進行するが、徐々に明らかになる真相の見せ方がお見事。
凄く練られた脚本と効果音の演出が印象的。
素晴らしかった。

パリ・オペラ座バレエダンサーによるスペクタクル
フランス・バレエ国際コンクール事務局
ゆうぽうとホール(東京都)
2012/08/19 (日) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
将来が楽しみ
今年のローザンヌ国際バレエコンクールで優勝し、この公演の翌日にはドイツ留学に発つ菅井円加さんの短いソロ2本と、パリオペラ座バレエ団のメンバーによるデュオの短編からなる、合わせて30分にも満たない小さな公演でした。
『眠れる森の美女』よりオーロラ姫のバリエーション
『ファラオの娘』よりアスピチアのバリエーションのバリエーション
菅井さんのソロで、真っ直ぐに伸びた体の軸の安定感が抜群でした。『眠り』では腕の表現に少し硬さを感じさせたものの、『ファラオ』では空気に溶け込むようなフワリとした軽やかさがあり、素晴らしかったです。音楽に合わせて静止してポーズを取るのがピタッと決まっていて、観ていて気持良かったです。
実質踊った時間は10分もなく、もっと観たかったです。留学終了後の活躍が楽しみです。
『タイス』(振付:ローラン・プティ)
マスネの『タイスの瞑想曲』に振り付けたパ・ド・ドゥで、マリーヌ・ガニオさんとフロリアン・マニュネさんがヌードカラーの衣装で流麗に踊る、大人の色気を感じさせる美しい作品でした。
派手な技はあまり用いられていませんでしたが地味に大変そうなことをしていて、技術の高さを感じさせました。リフトをしたまま回転し続ける中、照明が静かに消えていくラストが印象的でした。