最新の観てきた!クチコミ一覧

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三谷文楽 「其礼成心中」

三谷文楽 「其礼成心中」

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2012/08/11 (土) ~ 2012/08/22 (水)公演終了

満足度★★★★★

文楽を知っている人も知らない人にも楽しめる作品
文楽を初めて見る人には、解りやすい語りの義大夫に笑えるストーリーで、また見たいと思わせる内容になってました。

また、解りやすく作りながらも、近松門左衛門の世話物原作を本家取りにした数々のパロディは、文楽を日頃見ている者にとっては、原点が「それ」と判るだけに非常に愉しい。

そして、普段は見ることが出来ない足遣いの動きを見せたり、舞台上でカシラを別の胴に付け替える衣装替え等、数々のニクい演出。

こうした工夫は、橋下大阪市長の発言に対する挑戦のようでした。
文楽の将来性を感じさせる、お見事な作品です。

ネタバレBOX

文楽場合は「大夫」と書きます。歌舞伎だと「太夫」です。
これには、文楽の演者は非常にプライドを持たれていますのでご注意下さい。
HELLO HOLLOW NEVER END

HELLO HOLLOW NEVER END

PEACE

萬劇場(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度

コスパ!!(コスパとはコストパフォーマンスの略です)
が、非常に悪い・・・ってか、あれで3200円も受付で払ったのが残念です。ダンスはそろっていないし、殺陣はカッコ悪いし・・・今年最低かもしれないです。

アフタートークで言い訳を聞きたくなかったので終演後すぐに出ました。

ここの劇団の方は、他の団体を見たことがないのでしょうか?

ネタバレBOX

3200円の価値が欲しかったです。それは役者の演技力であったり、演出であったり、スタッフ力なのかもしれませんが、どれもプロを名乗るどころか学生団体としてもどーなのかという感じでの出来。

スピード感があるお芝居にしたいのだろーけども、あのセットと演出ではそれが逆効果。一辺倒な感じと、代りばえのしない舞台転換(間が悪い)のせいでテンポも悪いし・・・

もっと派手なモノを想像していたのですが照明もセットもそれがなく、とてもありがちな感じ。せいぜいもっとファンタジーして欲しかった。

狭い空間を利用するならば、もっと工夫があればよかったんだと思います。

とにかく3200円は高いです。
公演其ノ二十一 花葬日記

公演其ノ二十一 花葬日記

よしこ

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2012/08/18 (土) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度

2009年の「三幻燈」以来の観劇
今回は盛岡市民演劇賞大賞を受賞した作品ということで観にいきましたが…独特のスタイルがあるというよりは漂うマンネリ感の方が強く、既視感に襲われっぱなしでした。残念な感じです。

「はなして」+「アマゾン」

「はなして」+「アマゾン」

三角フラスコ×ペピン結構設計

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2012/07/21 (土) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

手を取りあっている
いつの間にか私は劇場ではないどこかにいました。2つの作品が魔法のように私を包み込んでいました。

ゴミくずちゃん可愛い

ゴミくずちゃん可愛い

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/27 (月)公演終了

満足度★★★★

とても元気でした
ぬいぐるみハンターはの芝居は、観るほうに力を与えてくれるような気がします。2時間を越える長さですが、少しも飽きることがありません。
池亀三太三はすごい人です

三谷文楽 「其礼成心中」

三谷文楽 「其礼成心中」

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2012/08/11 (土) ~ 2012/08/22 (水)公演終了

満足度★★★★★

「文楽って何?」という私でも面白かった!観てよかった!
「文楽って何?」という私でも面白かった!観てよかった!
何もわからず、三谷さんだけを信じてチケットを買ったわけですが、大正解でした。

文楽の新作は、ほとんど無いらしいのですが、三谷さんのオリジナル書き下ろしの脚本は、
まるで落語の人情噺を観ているようで、笑って泣けて、それでいて、堅苦しくなく、
時折、時事ネタ、今の言葉(「逆ギレ」とか)をはさみながら、
しかし、文楽のセオリーだけは逸脱し過ぎず、砕けすぎずに創られているのは、素晴らしい。

文楽なんて本当に初めて観たのですが(そういう観客が多いと思う)、
三人がかりで操られる、その人形全体で演じられる見事な表情に驚かされながら、
本当に自然に人形の演技を見入ってしまいました。

前説では、「三谷さんの顔をした人形」が登場。
三谷さんの声の録音テープにあわせて、一人の方が操作しながら、
非常口案内の消灯とか、携帯電話の電源とか、いつもの注意事項を、
ギャグをはさみながら説明。
これで一気に客席は和んだという、細かな心遣い(というか、それも演出のうち)は、
さすがです。
(「三谷版 櫻の園」でも同様でしたね。)

物語は・・・
近松門左衛門の「曽根崎心中」が大ヒットし、世の中は一大「心中ブーム」。
(本当に、そうだったらしいです。)
その舞台となった森では、今日も心中志願のカップルが現れて、
「いざ、死なん」と短刀を振りかざす。
が、そのとき、一人のオヤジが止めに入ったのだが・・・。

ライト・リライト

ライト・リライト

翠組 midori-gumi

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/08/23 (木) ~ 2012/08/28 (火)公演終了

満足度★★★

頑張って!!
はっきり言って“動き・台詞・表情”全部堅い!!通し稽古何回目?という感じ。人前に出すにはまだまだだったと思う。話は少々同じシーンの繰り返しが多すぎてくどく感じる。
でも、ここの作品意外と面白いんですよ!!多分演出さんの腕がいいから。何気ないところにちょっとした面白さが出る。問題は若きイケメン!?クンたちがどこまでついていけるか?ということ。もっともっと頑張れとただただ思います。

夏のバッキャロー!!

夏のバッキャロー!!

株式会社Ask

シアターサンモール(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★

故郷は・・・・・
故郷は温かい・・・まぁ詰めればこんな話。
故郷は必ずしも“いいもの”とは限らない。田舎に帰るたびに聞かなくてもいい話、知りたくはないことを知ってしまう私からすれば“東京は冷たい、故郷は温かい”的な発想は“現実を見ない当たり前”に感じてしまう。楽しい舞台でしたが、もう少し生身の人間がいてもいいのではないかと思います。

ライト・リライト

ライト・リライト

翠組 midori-gumi

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/08/23 (木) ~ 2012/08/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

必死
登場人物の名前がおしゃれな感じなのに、やっていることがベタな笑いなのでそのギャップに笑ってしまいました。
出ては、消されていく役者さんたちのすばやい動きと話の変更に必死でついていきましたー。
舞台美術がとても素敵でしたー。

レイラの手紙

レイラの手紙

メガバックスコレクション

ART THEATER かもめ座(東京都)

2012/08/19 (日) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

深いですね
私は、この「レイラの手紙」のような作品は、とても好きです。深いし、見ていて入り込んでいました。これからどうぞ、頑張って下さい。

麻結ちゃん頑張って下さいね。ずっと応援しています。

レイラの手紙

レイラの手紙

メガバックスコレクション

ART THEATER かもめ座(東京都)

2012/08/19 (日) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

レイラという強い意思を持った少女の話
Aバージョン観劇。
複数の手紙を配達する目的で、とある酒場にたどり着いた姉妹。彼女たちは手紙を持って、北へ向かうという。

ネタバレBOX

しかし、姉妹には父に会うという目的があった。光の日から、一変してしまった世界。この殺伐とした今の時代と姉妹の心に一筋の光を射す酒場の家族たち。やがて、少女の心は氷解し少女らしい記憶を取り戻していく。心温まる素晴らしい舞台だった。脚本も、役者も、秀逸で見て良かったと心から、思う。
登校日へ行こう

登校日へ行こう

覇天候

テアトルBONBON(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ジーンと来たぜ
良く練られた脚本が素敵でした。

ネタバレBOX

教室には座席が13席、誰がどこに座っていたか今でも記憶に残っているくらい個人個人がきっちり描かれていました。

授業中の男子間の遊びが女子に誤解を与えたように、一つの大きな思い出自体が重要な伏線だったという風に構成がしっかりしていました。

地元組と上京組との融合も図られ、また気まずい思い出も水に流され、最後は、この卒業から十余年後にクラスメートを招集する葉書を出したのが誰かという謎解きも解明されました。

そしてこのような秘密めいた素敵な伝統がこれからも続くのか微妙な感じの終わり方も面白く拝見しました。

ただ一つ、町長候補が窓の外に出て、何かを確認しようとした行為は何だったのでしょうか、全く拾われていなかったように思いました。
【全日程終了!ありがとうございました】小田急VSプレデター(東京)

【全日程終了!ありがとうございました】小田急VSプレデター(東京)

劇団東京ペンギン

明石スタジオ(東京都)

2012/08/23 (木) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなか
意味のある内容で、役者さんが楽しみながらも真剣にやっている姿がなかなかだった。

話の芯がしっかりしているのだが、それの伝え方をもう2回しぐらい進化させると相当クリアになるように思えた。

あと、後ろのほうからだと、舞台の全体像が見えないため、残念だった。
最前列か2列目で観たかった。
+異様に暑かった・・・。

ネタバレBOX

どっかで、クロムうんぬんというのがあったけど、
意味がわかった。まあ、近いけど、ちょっと違うかな。

最後、「宇宙へ行けるように…」が「府中に行けるように…」と聞こえてしまい、???になってしまった。

一か所、「阪急」になっていたが、あれは多分ミス???

登校日へ行こう

登校日へ行こう

覇天候

テアトルBONBON(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★

登校日、面白かった!
たまには、同窓会もいいかも(笑)。
映像を使用した演出が新鮮!
上演時間120分。

ネタバレBOX

全体的に楽しめて、結構笑えた。
各人の高校時代のエピソードが楽しめた。
甘酸っぱい初恋の話、ミッキーマウスの話、謎のナプキン太郎の話等、
見どころ満載(笑)。
難易度10の二重にしたというのは、ツボ(笑)。

ただ、どこがピークなのか分かりづらかったかも。
笑えたシーンが多かったが、突き抜けた場面がなかったからかな?

小型テレビのような何十というモニタ-を使用した演出は目を惹いた。
もしも「・・・」風だったらというのは、なかなかのアイデア(笑)。

役者陣では、ヒデ役の渡部将之さん、葛木先生役の石井マサトさんの
巧みな話術に惹きつけられた(笑)。

ミュージカル「テニスの王子様」青学vs立海

ミュージカル「テニスの王子様」青学vs立海

テニミュ製作委員会

Kanadevia Hall(東京都)

2012/07/13 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

はじめてのテニミュ
友達に誘われてみにいってきました* 最初からクライマックス!って感じに音楽と照明がすごくって興奮!最初から最後までどきどき感動しっぱなしでした 3階席一番後ろということもあって観にくいかなと思いましたが、全景がしっかりと見渡せてよかったです*

ネタバレBOX

ゴールデンコンビの時の照明がどうしても大石がくるくるまわってるようにしか見えなくって・・・ 大石がたくさんくるくる・・・くるくる・・・
コミックス☆GO!GO!

コミックス☆GO!GO!

Smile Earth Project

俳優座劇場(東京都)

2012/08/17 (金) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

どきどきでした!
opから演出がわくわくして音楽と照明とすっごく好きでした*
たくさん笑えてでもうるうるして とっても楽しい時間でした!

感動のあとはすかさず笑わせにくるところも好きです

銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜

青年団

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2012/08/21 (火) ~ 2012/08/22 (水)公演終了

満足度★★★★

落涙
すごく完成度の高い作品でした。1時間という上演時間が信じなれないくらいの濃密さ。小さな子どもたちも真剣に前のめりで見ていて微笑ましかったです。最後はジンとしてしまいました。

恋するロビンソン

恋するロビンソン

Theatre劇団子

あうるすぽっと(東京都)

2012/05/16 (水) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度★★★

素材は良いのだが・・・
アップが遅れましたが、皆様の評価も割れていますね。
私もイマイチ感が強かったのですが、それでも、興味深い箇所もありました。

取り上げた素材は良いと思います。
ただ、色んなことに目が向き過ぎて、
どれも印象薄くなってしまったのが残念。

しかも、ここの舞台の広さも、筋の緩さをより際立たせた気がしました。

色んなものを取り入れて、筋を繋ぎ合わせて行くのでなく、
「見せ場」を意識して、ポイントを絞ると、ずっと良くなったのではないか、
そんな気がします。

夏のバッキャロー!!

夏のバッキャロー!!

株式会社Ask

シアターサンモール(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★

なかなか楽しめた!
昔の仲間と日本酒を飲みたくなった(笑)。
上演時間2時間15分(休憩時間15分含む)。
後半が見どころ。

ネタバレBOX

ある田舎の酒蔵の話。
中心となるのは、経営悪化した酒造の今後を巡る物語。
主人公の妹カップルの恋愛話や幼馴染との確執等も描かれ、
楽しめた。
田舎ならではの、近所に隠し事が出来ない感じも滲み出ていた(笑)。

主人公が、「本当にやりたいことは別にある、人生をやり直したい」と
言った場面が私的には一番の見どころで共感できたのだが、
あっさり友人たちの”好意”により、酒蔵を継続するくだりとなったのは、
消化不良な気持ち・・・。
主人公の本音ではなく、強がり発言と捉えた方が良いのかな。

役者陣は皆さん良かったが、個人的にはスナックのママを演じた役者さんが観ていて惹きつけられた!
主人公の”私服”姿はナイス(笑)。
大きな会場であったが声は聞き取り易かった。

個人的に、以下4点が気になった。
①出演者16名と結構多いため、人間関係を把握するだけで前半1時間を
 要した感じであった。
 人数が多い公演では、パンフレットに簡単な相関図でもあった方が
 良いと思える。
②舞台1セットで2時間持たせるのは、ちょっと。。。
 (酒造の立派な感じが出ていて良かったとは思うが。) 
 舞台半分を別のセットにするか、2F立てのセットにするとか工夫し、
 場面転換した方が、観る側としては飽きないと思える。
③夏を題名にしているのだから、もっと夏を感じさせた方が良いと思える。
 蝉の鳴き声、スイカ/かき氷を食べる、風鈴の音、蚊取り線香を
 使用するとか。
 ちなみに、中途半端なラジオの音は余計な気がした。
④役者陣の会話から「観客に想像させるシーン」が結構多かったように
 思える。
 昔話が多いせいかもしれないが、絵がなく、個人の想像に委ねるのは
 ちょっと・・・かな。。。
思案と知らん

思案と知らん

Grass919

小劇場 楽園(東京都)

2012/08/21 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった!
チラシ等を見ると2本立て上演のように思えるし、
それは間違ってはいないのだが、
事実上、一作品のように上演され、
そういう知識がなければ、一作品と思ってしまうだろう。

芝居がかった、でも面白い前説から、
そのまま公演に・・・。

戦前の伝統的な日本の庶民の家という舞台装置&衣装。
ベタな芝居なのか、と思ったが、どうしてどうして、
現代にも通じる問題意識・・・さすが岸田作品、ということか?

「哲学上の大問題(?)」から「恋愛」「彗星(?)」「危機管理」など、
もり沢山の要素が、有機的に絡み合い、進行して行くあたりもさすが。

笑いあり、人情あり、そして人生を深く考えさせられる
素晴らしい作品だった。

まあ、強いて言えば、途中の「あの世の入り口」あたりは
ちょっと冗長だったかも?
でも、逆にいえば、それ以外の箇所の緊密感が素晴らしかったから、
そう感じた、とも言える。

余談だが、今回の上演、この日しか行けそうな日が無いので、
当日昼過ぎにメールも入れ、しかし返信が無いので、
3回ほど電話もしたのだがつながらず。

それで、「まあ満席で入れないことは無いだろう」と思って
行っちゃったのだが、やはりメールは見ていなかったよう。

そして15分前に開場し、ご丁寧に1人ずつ番号を呼び上げたりしていた。
もうちょっと、「制作」さんがしっかり運営して欲しいと思った。

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