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薔薇にポケット

薔薇にポケット

パプリカン・ポップ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2013/02/22 (金) ~ 2013/02/24 (日)公演終了

満足度★★★

絵本を読んでるような感じ
絵本を読んでるような感じの、とてもあったかい雰囲気に満ちた舞台だったので、どこか懐かしい気持ちになることができました。ただ、登場人物たちの行動や、心情の変化が少し解りにくいと感じた部分もあったので、そのあたりが少し物足りなかったかなと思いました。

「ジャパニーズ・ジャンキーズ・テンプル」

「ジャパニーズ・ジャンキーズ・テンプル」

ハイブリットハイジ座

シアター風姿花伝(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

面白いか面白くないかじゃなくて好きか嫌いかだ
手加減のない、よい舞台でした。
なにもかにも過剰。見終わったらぐったりです。
南美櫻のドスの利いたかわいらしさも健在でした。

次回の公演が待ち遠しくて仕方ない。

ネタバレBOX

ラストの「告白ダンス」ループ。舞台上のダンスにばかり心を奪われて、客席後方で告白を受け止めるハコビ役田中裕子の表情を見逃してはならない。ハコビはどんな気持ちで苦行のように繰り返されるダンスを見ているのか。その苦行を強いているのは他でもない「ずれてる」と毅然として言い放つ自分なのだ。その切なさは登場人物ハコビとしての感情だけではなく、疲労困憊する仲間を見守る田中裕子の切なさのようにも感じられた。

そして、何か居心地の悪さも感じた。その感覚は何に起因するか。
田中裕子がこちら(客席)側にいることが端的に示すとおり、ダンスシーンに主宰の天野峻が加わっていることが示す通り、さらにはその天野峻が舞台後方ではなく先頭に立ち田中を見据えてることが示す通り、このダンスシーンは虚構から抜け出し、リアルの世界に極めて近い場所で行われている。(今回、天野峻が役者として出演しているのは当初配役された役者の降板のためと思われるが、主宰がこのダンスに加わっていることは演出意図と考えられる)。劇場での行為がリアルになったとき、我々観客は傍観者にならざるを得ない。その芝居は観客の前に提示されながらも観客を意識しない。だから、わたしたち観客は田中裕子に背を向け、彼女の表情が見えないのだ。
そしてさらに、私たちは怒っている芝居や泣いている芝居や悲しんでいる芝居を見ても、それは怒っているのでも泣いているのでも悲しんでいるのでもなく、芝居をしているということを知っている。一方、今回の繰り返されるダンスによる役者の疲労は芝居でも演技でもなくリアルな疲労であることに疑いは無く、ダンスのループはリアルを補強する装置の役割を果たしていると理解できる。
そうして次第にダンスは、わたしたち観客へ向けられたものではなく、田中裕子にのみ開示されているという気がしてくるのであった。
それが居心地悪く感じた理由です。
(居心地が悪くて嫌だった、と言っているのではありません)
キャッチャーインザ闇

キャッチャーインザ闇

悪い芝居

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/26 (火)公演終了

満足度★★★

深く考えないこと
久しぶりに観た悪い芝居の舞台。3つのストーリーからなるお話でしたが、個人的には、徹底的に速さを求める陸上選手の話が印象的でした。
全体的に楽しんで観ることができたのですが、展開が割とシュールなので、ストーリーを追うのに少し苦労した部分もあり、終盤の全員が入り乱れて劇場内を走り回るシーンでさらに頭をかき回されてしまいました(笑)。深く考えずに体感する舞台だと思います。

虚言の城の王子

虚言の城の王子

空想組曲

吉祥寺シアター(東京都)

2013/03/03 (日) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

絶望の先に
念願の空想組曲で評判もよかったのでドキドキしながら観劇させていただきました。皆瀬と貴臣の言い合いやそなたの涙、佐久間のみちるを失った嘆きなど物語が終盤になるにつれて役者さんたちの剥き出しの感情がガツンとぶつかってきました。観劇後は自分に対するエールを受け取ったような気持ちになりました。絶望と少しのご都合主義。ただのファンタジーでは終わらない説得力、リアルが舞台上に表現されていたと思います。

ホームステージ

ホームステージ

新宿アクティビズムスタジオ

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/03/04 (金) ~ 2011/03/06 (日)公演終了

新人なのに、劇団解散。




男A「最近、知り合いから聞いた話なんですど、奥さん  が 本棚の文庫本に  ヘソクリ隠していたらしいんですよ」
男B「そういうの困るよねえ。俺の同級生も、女房にヘソクリ隠されてたそうだぜ」
男A「どれくらいの額ですか?」
男B「400円!」
男A「少なっ。‥というか、ヘソクリするほどの金額じゃないし」
男B「そうだよ、昭和初期の百円札でさ。なんか、髭はやした肖像画が印刷されてたみたい」
男A「えっ、めちゃくちゃ価値あるじゃないですか!」
男B「まあ、たしかに少額だが、ヘソクリ自体が  問題だろ。たまたま、そいつが紀伊國屋書店の雑誌コーナーで立ち読みしてなきゃな分からなかったんだから」
男A「ちょっと待って下さい。非常に、気になることがあったんですけど‥」
男B「ヘソクリ自体が問題だろ!というくだり?たしかに、貯蓄を考えた可能性もなきにしはあらず、だが。」
男A「えーと、その  後のくだりです。紀伊國屋書店でヘソクリ見つけたって。何それ!」
男B「同級生の奴が、文藝春秋を立ち読みしてたら、発見してよ。小さく、シールで『これは私のものよ。私のもの。そう、世に言うヘソクリってやつ。でも、プライバシーだから名前は明かせない。幸江よ。住所は‥‥‥』」
男A「何  その奥さん、文藝春秋買った人も腰抜かすわ!『中曽根康弘、かく語りき』のページに現金あったら中曽根さんに ありがとう言いたい。何だか」


男B「ヘソクリの話は  どうでもいいけど、この間、ショッピングモールで  お爺さんに話かけられたのよ」
男A「なるほど。道案内ですかね」
男B「そうしたら、孫との記念写真を撮ってくれって、頼まれて。仕方なく、応じた。」
男A「へえー、七五三とかだったんでしょうね」
男B「でも、なかなかポーズが決まらなくて。まず麦わらぼうし取って下さいって、注文してね。で、あと、赤色の上着も、もう少し  はだけてた方がいいな、と。その最中も、孫が泣きだしそうで困ったよ。いないいないばあー何回やったかな」
男A「なんで、お爺さんワンピースのルヒィ?」
男B「そこは、どうでもいいんだけど、孫が大変でよ」
男A「むしろ、そこ中心に話、聴きたい!」
男B「さすがに、泣くもんだから、撮影は止めておいた。美人な女子大生だったなあー」
男A「あっ、もっと背丈の低い幼児を考えてた」
男B「それにしても、ハラハラした。ロッテ百貨店の中って,人が大勢いて撮影場所を確保するの難しかったんだぜ」
男A「しかも、外国の話ですか!」

寝惚けた日記帳

寝惚けた日記帳

劇団ハーベイ・スランフェンバーガーのみる夢

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

観に行って良かった
なんとなく予感がして、予定を無理くりして観に行って良かった。

イキウメの「散歩する侵略者」の初演を初めて観たときのような感触。

場面の限定された会話劇なのに、飽きずに観れた。

夢の描写が、いわゆる不安系とか、そういうんではなしに
メビウスと原宿系が合体したみたいな(笑
甘くてカラフルなイメージとか、
南Q太の漫画に出てくる夜みたいなイメージだったりするのが新鮮だった。

別にいちいち説明しなくても、ブレイクする要素が全て詰まっている(笑
敢えて売り込まなくとも、自分がチケ手に入らなくなる日は近そうだ(苦笑

頑張ってエンゲキを若い人たちに広めてください。

ネタバレBOX

「人類は一度滅んだ」
じゃないけど、
誰かが死んだと思ったら、実は一度死んでいた、とか、
P・K・ディックのシミュラクラっぽく
「人間もどき」が大活躍?する感じとか、
SFオタク受けする要素を多く含みながら
後味がふわっと切なくする感じとか。

王子でこんな一般向け?にブレイクする要素満載な舞台が観られると思わなかった(笑

ディック好きな高校生なんかは大喜びするんじゃないカナ。

舞台好きよりマンガ好きな人向けカモ(最近はオタな人たちが一番読解力高いからなぁ・・
ママリンの身の上話

ママリンの身の上話

浅草リトルシアター

浅草リトルシアター(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度★★★

舞鼓というダンサーが素晴らしい
ストリップ劇場への出演を控えて別活動に臨んでいる「牧瀬茜」という踊り子さんの脚本・振付による。
この人のステージ自体が、きれいだった、楽しかっただけでない、何らかの感銘があるものなので、見に行くきっかけになった。

ネタバレBOX

実は、ストリップの「芸界」聞き書きは結構な数に上る。灰汁の強い有名人も多い。そんなこんなをいろいろ読んできての感想を言うと、耳新しい内容はそれほど無かったとも言える(牧瀬茜さん自身、踊り子インタービュー記事の連載経験も豊富にあるのだ。)。

強烈な個性で悪目立ちする人も多い業界なので、かえって類型化しているように感じるのかも知れない。

劇の進行は、前説があって、津軽三味線の演奏があって、天の岩戸のエピソードとダンスがあって、という手順を踏んでのスタート。

踊り子さんのストリップ風のパフォーマンス(おそらくバーを改造した、40人ほどの客席を壁際に作った小劇場なので、通常の半分位の尺)をはさみながら進んでいく。

ダンスの内容は、

卯月朱美さん。夢二の女風の装い(黒船屋)で登場。横たわっての自慰ベッド(風)。立ったシーンで、左右から切り返しで赤いライト。実験的だが、これはストロボみたいであまり良くない。

舞鼓=舞子さんは、非常に独特な空気感があって抜群に良かった。賭博場の壷振りの姐さんからタトゥーのある和装の女。衣装を脱ぎ、紐を咥えて、大きな生地で隠しながら。音楽も良い。キング・クリムゾンとのこと。幕切れで、観客の女性たちから小さく感嘆の声漏れる。平静、芝居の最中笑い転げるなどの個性を持った演技者。

牧瀬さんはアラビア風。強くポーズをとって、腰の細さ強調。腰骨に引っ掛けた腰巻布をハラリと落として暗転。

ダンスの出演者は、日にちによって違うのだが

卯月朱美(現在は劇場は引退した踊り子さん)
舞鼓(舞子):椿舞子 a.k.a. ELNA(元踊り子さん・風俗やショービジネス周辺業界の人)
牧瀬茜(現役の踊り子さん・作家など)
水野さやか(舞台劇の役者さん・ダンスは途中で暗転。ラストまでは演技しない)

結奈美子(現役の踊り子さん)
MIO a.k.a.羽月澪(劇場は引退した踊り子さん)

登場人物は、踊り子あがりのストリップ劇場経営者(ママリン:渡辺美弥子)と元相棒の賄いのお母さん(山口六平)。「看板」の若手踊り子に、ベテランの踊り子さん2人、ぎっくり腰で運ばれた姐さんの穴埋めで急遽来た踊り子さん(楽日は牧瀬茜:ズーズー弁で鼻めがねのトウの経った女を演じる。吉本新喜劇風?)の4人が、問わず語りに繰り広げるストリップ業界の今昔譚である。

具体的には、実家が地方の旧家で、冠婚葬祭で帰って来いと矢の催促がある若手の女の子の話と自分の身の上を引き比べ、ママリンが、携帯も宅急便も新幹線も無かった時代の移動の苦労の思い出にふける場面がハイライトだろうか。

ラスト近くのストリップ談義と、4人の踊り子さんによる劇場でのフィナーレ再現をつなぐ構成。効果的に見えるように構成されている。

「こんな気持ちで笑顔がつくれるだろうか。」といった踊り子さんの心理描写もGJ。
舞姫

舞姫

メイシアタープロデュース

吹田市文化会館 メイシアター・小ホール(大阪府)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかったです。
おもしろかったです。
おもしろかったですが、、、あまりにもわざとらしいなと思う所があって、そこは私は受け付けませんでした。これは、個人的な好みですね。みんな笑ってたし。
相沢役の人が、特に熱演だったと思います。

シルク・エロワーズ「iD」

シルク・エロワーズ「iD」

フジテレビジョン

Kanadevia Hall(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/22 (金)公演終了

満足度★★★★

映像
映像の使い方がかっこよかったです。

ネタバレBOX

シルクドソレイユと比較すると「小劇団っぽい」って言い方するとあれですが、群舞とか演目とかこじんまりとした整い方がソレイユの派手さとはまた違って、これはこれで楽しかったです。

トランポリンがかっこよかったな。
寝惚けた日記帳

寝惚けた日記帳

劇団ハーベイ・スランフェンバーガーのみる夢

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

SFはむずかし
まして、夢の世界なんて何でもありなんだから、なんの制約も受けない世界で何かを創りだすのはむずかし。

ネタバレBOX

思いっきりファンタジーにすれば良かったのに、トラウマや新しい人格の創造とかシリアスな展開だから、夢の世界と実世界との関係性とか良く分からず、所詮、夢の出来事じゃないのって思うし、そもそも夢の世界の研究意味が分からなかった。
わが星

わが星

聖学院大学演劇部わがままスナイパー

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題630(13-055)
11:30の回(晴、今日も暖かい)。11:00受付、開場。座席は6つのブロック(それぞれ前後2列、段差あり)に分かれ中央部分を囲んでいます。スタッフの方の案内に従い、奥の席に座ります。何もなく、天井から家庭用の蛍光灯がひとつ。「わが星」、名前は知っていました。書店でもよく見かけます。でもみることはないだろうと考えていた作品(「あゆみツアー@森下スタジオ」はみました)なのですが大学が近いのでみにきました。

11:35開演~13:15終演。始まって、ぐるぐる時計まわりでかなりのスピードで回転したときはついていけるかなと思ったのですが、落ち着いてきたころから引き込まれていきました。「ちーちゃん」役の栃木さん、だだっ娘ブリが巧く、他の役者さんもとても私好みでした。
取り急ぎ第一報です。

※前日、予約についてメールをしましたが返信がありませんでした。ここはご注意ください、。

CASE

CASE

劇団伍季風 ~monsoon~

小劇場 楽園(東京都)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

話の展開が面白い
話に、どんどん引き込まれました。

ネタバレBOX

謎の鍵をめぐって展開するお話に、引き込まれました。
斜め45度

斜め45度

劇団モンキーチョップ

アレイホール(東京都)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

テンポの良い劇でした
次々と笑える内容の短編が展開され、面白かったです。どの役者さんもはつらつとしていて見ていて元気になりました。ありがとうございます。

肝っ玉おっ母とその子供たち

肝っ玉おっ母とその子供たち

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても良質の劇でした
主役の方は、とても高齢な方でしたが、全く年を感じさせないパワフルさと演技力がありました。一緒に観た小学生の子供も、最後まで集中して観劇することが出来ました。すごく感動できました。ありがとうございました。

TOM HANKS

TOM HANKS

トムハウス

ワーサルシアター(東京都)

2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

自分の笑いのツボがわかった
コントがメインの作品は今回が2作目ですが、偶然起きたアクシデントやナチュラルのものが、自分は好きなんだなと思いました。映像がちょっと長かったかなというのと、最後におまけ的な感じでまとめて映したら、もうちょっとまとまったかなという気がします。

ネタバレBOX

映像は長かったけど、原さんと渡部さんのダンス・カラオケ・テニスの対決や、ミニ4駆レースへのマジチャレンジは面白かったです。コントでは「女子?3人の告白」がいろんな意味ですごかったです。
今、出来る、精一杯。

今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

駅前劇場(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/12 (火)公演終了

満足度★★★

精一杯
演技が見づらいのが残念。

ネタバレBOX

はな(早織)…安藤の彼女(三ヶ月)。友人の死で弱ってるのに、安藤が支えてくれないから出てったけど戻ってきた。そして西岡の死を隠蔽する。
安藤(加藤岳史)…優しさを信じられない、ダメ男。西岡を殺す。ダメっぷりが上手い。
坂本(墨井鯨子)…前職水商売で、そこでいじめられてた女の子が自殺した負い目を感じる。そのため女子の派閥には無関係でいる。
利根川(梨木智香)…スーパーバイトの嫌われ者。小笠原のテクでないとイケないとして小笠原を呪縛する。肉食。
遠山(大竹沙絵子)…矢神と付き合う。金子に誤解を生んだせいでボコられる?
西岡(前園あかり)…バイトリーダー。八方美人と揶揄される。落ち込んだ安藤に優しく接するも、そのせいで刺殺される。安藤に接する際の雰囲気が上手い。
久須見(下城麻菜)…20歳。バイトらの関係とかをキモイものと断罪する一見常識人だけど…。
篠崎(あやか)…20歳。利根川にいじめられる。小笠原と付き合っているが、庇ってくれないことが不満。利根川にク○ニする。
小笠原(遠藤隆太)…スーパーの店長。利根川への負い目を感じている。
矢神(浅見紘至)…遠山と付き合う。利根川と浮気するも、そのおかげで遠山への愛を確認する。
金子(野田裕貴)…学校のリレー時の事故で長谷川に怪我させた罪悪感に悩み、吃音になる。遠山への愛も受け止めてもらえず、キレる。
長谷川(根本宗子)…車椅子の女。人生に嫌になり自殺も考えるが、金子にそばにいてとお願いする。

若者の真剣な愛憎を描く。傍からみると滑稽に見えても、人間関係の芯が通っていると感じた。その人間の「めんどくささ」を背負えるか否か、そして、自分の立ち位置を認識すること。終盤ちょっとダレだけど、テーマとか描き方はいい作品だった。
CASE

CASE

劇団伍季風 ~monsoon~

小劇場 楽園(東京都)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

扉の向こう
チケットプレゼントにて鑑賞。

ネタバレBOX

扉が2つある部屋に閉じ込められた7名。置いてあるケースの中の鍵は、鍵穴に入るも扉は開かない。自分らが、数年前にとあるペンションに同時期に泊まった客であること、そのペンションオーナーの奥さんが事故死したこと、ここに来る直前で記憶が途絶えていること、尿意や食欲がなくなっていることから、オーナーの奥さんが客の誰かに殺されたと思い、オーナーが客らを殺したと小説家(加藤大騎)が推論を立てる…。
結果、令嬢(Aica)が犯人で、お家の呪縛へのストレスとオーナー夫婦への嫉妬(と自分への絶望)から奥さんを突き落としたと自白。令嬢を残して6名は鍵で開けた扉から出て行く。そして令嬢の前に男(栗原智紀)が現れ、二人はもう一つの扉から出て行く。

90分の中でコンパクトにまとまった作品で、演技のうまい下手は置いといて、観ていてストレスはない。
こういうサスペンスな作品だと、観劇後もう一度最初から見てみたいと思わせるような作りだとなお良かった。令嬢は最初からあまりしゃべらないので、終盤突っ込まれて自白してってちょっと展開が淡白すぎる気がする。

バイ(大室洋平)とかアホそうな男(SHOUTA)と細かそうな女(小島亜梨沙)のカップルとかの「愛」と令嬢の「愛」って部分にもう少し光を当てると単なるサスペンスに終わらずに面白さがグっと増すかなと。令嬢のフィアンセ(菊池真之)は、令嬢の罪を分かっててずっと黙ってたワケで、その「愛」もやっぱり愛なワケで、ラスト令嬢とフィアンセのやり取りがあっても良かったと思う。

全員死んだって設定は面白かったし、最期の6名は天国かどこかへ行って、2名は地獄へ行くってことなのか、ハッキリしないのも良かった。その最期の男はオーナーなのだろうけど、てっきりもっとおじいさんを想像してたので驚いた。
「ジャパニーズ・ジャンキーズ・テンプル」

「ジャパニーズ・ジャンキーズ・テンプル」

ハイブリットハイジ座

シアター風姿花伝(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

娯楽と諷刺と
好みは観る人によって全く分かれると思うが、僕は好きだ。シュールなギャグがことごとくツボにはまって、笑いを堪えるのが大変だった。ただハイジ座の作品はそれだけで終わらない。痛烈に社会批判の目を向けようとする意志がある。

今回の作品はアイデンティティ・クライシス(自己喪失)への警鐘が作品の根幹にあると感じた。自分が何者で、どこから生まれ、何を目的として生きているのか。ある種の喪失感に抗う主人公は最後、これまで逃れられなかった性質に背き、ひたすら自分の思いに向き合おうとする。

ハイジ座は割といつもそうだが物語という物語は描こうとしていない。非物語の中で娯楽と諷刺を行き来する。日常の生活に埋没して機械的な行動に打ち込む、といったような消費社会における現代人への批判的な眼差しは、ハイジ座の作品には通底している要素のように思う。

今回批判は描かれていたもの、読み取りづらくはあった。確かにその案配は難しいところなのだ。余計なことだけど、作り手としておそらく満足しきってはいないだろう。とはいえ作品そのものとしては楽しめたのも事実。これから幾らでも伸びしろある才能なので同世代として楽しみ。

ちなみに作、演出の天野峻は同い年。彼の作品は処女作から観ていて、今回で五本目。観られてないのも二本あるから、凄まじいペースで作品を作っている。学生的なノリとテンションを残しながらも、独特のテンポある演出方法は我が道を行っていてクセを生む。はまる人は絶対好き。

ダーク・フィッシュ

ダーク・フィッシュ

移動する羊

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度

奇譚・・
というより、全く訳が分かりませんでした。役者さんの台詞をかむ場面が多く、最初から最後までかみっぱなしの方もいました。舞台の設定となっている皆既日蝕の壮大さも感じられず、何となく残念な舞台でした。ただ、パイプ椅子の座席にクッションが置いてあったので嬉しかったです。

No Pushing / 12.16

No Pushing / 12.16

250km圏内

SNAC(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

触覚
上演時間45分。入口を開放したままで道路から丸見え。花粉症にはつらかった。体が力強く触れ合うことで発せられるものを体現。押し合うことを熱演し、それを皆で囲んで観るという、それだけでうれしくなる。花粉がない状態でもう1回観ることによって自分の中にすっと入ってくる予感がする。

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