最新の観てきた!クチコミ一覧

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点滅、発光体、フリー

点滅、発光体、フリー

バストリオ

nitehi works(神奈川県)

2013/02/07 (木) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★

センチメンタルな断片
特徴的な台詞回しや身体表現を用いて断片的なエピソードを繋いで行き、失われていくものに対しての悲しみが浮かび上がって来る作品でした。

各エピソードの頭に「○○の話をします」と言って始まり、時には全然その話になっていないエピソードもありつつ展開し、話が収束するわけでもクライマックスがあるわけでもない、不思議な感覚が新鮮でした。中盤からはしんみりとした雰囲気が支配的で、あまり物語的に動きがないので、少々退屈に感じました。
受付やオペレーションのスタッフがさらっとパフォーマンスに加わっていたのがユーモラスで良かったです。

奥の壁や床面に映し出された、絶えず動き続ける抽象的なグラフィックの映像が美しかったです。特に流れるような多数の線が体を照らして変化する様が印象に残りました。キネクトを用いたリアルタイム処理の映像だったそうなのですが、何をトリガーにしているのかが分からず、もう少し関連性がハッキリと見えるシステムの方が良いと思いました。

音楽も良かったのですが、音量が少しだけ大き過ぎて台詞が聞き取れないことが何度かあったのが残念でした。

【いよいよ今週末上演!】FAKE【チケット好評発売中!】

【いよいよ今週末上演!】FAKE【チケット好評発売中!】

恋愛体質

甘棠館show劇場(福岡県)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった~~♪
・・だよね~って役者さんも・・・え~~!って役者さんもいろいろ!
グリムを題材にしたとこがナイス♪

ネタバレBOX

WET組は言うまでもなく、村井さんには驚きテイスト、青ひげさんも良かったな~~大学生ですって??
くじらのおなか

くじらのおなか

ぬいぐるみハンター

荻窪小劇場(東京都)

2013/02/08 (金) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

笑える!
とりあえず、たくさん笑った(笑)

世界を終えるための、会議

世界を終えるための、会議

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2013/01/23 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

「会議」と「アイ」セットで観賞
人間に近い「解」を出すコンピュータシステムとは。
すでに今ある日本語Siriの受け答えも、かなり面白いことになっているようですが…

ネタバレはこちらに。
http://mizki4.seesaa.net/article/318493761.html

飛龍伝

飛龍伝

ゴーチ・ブラザーズ

本多劇場(東京都)

2013/01/23 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

満足度★★★

若さゆえのパワー
とにかく勢いがあって、ナニかがほとばしっていた感じ。
出演者の親世代に近い私には、濃すぎるのかも知れません。
神林・桂木約が良かった。


http://mizki4.seesaa.net/article/319595149.html

押忍!!ふんどし部!

押忍!!ふんどし部!

キューブ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

パワーアップ
再再演にして、これまでで最も高いテンションとおバカ度。押忍!!ふんどし部!2の上演が決定したそうですが、自分で自分のハードルを上げた!

くじらのおなか

くじらのおなか

ぬいぐるみハンター

荻窪小劇場(東京都)

2013/02/08 (金) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しいピクニック
に行ってきたような後味。

コンチェルト ご来場ありがとうございました♪

コンチェルト ご来場ありがとうございました♪

ミュージカル座

シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

小劇場のミュージカル
会場が小さいことで、役者さんたちとの距離はとても近く感じられました。空間や小道具を使った演出も良かったと思います。
9人の若者が出てきますが、つよしの印象が薄かったような・・・彼が一番、夢を追いかけたいと思っていたはず。もっと情熱的な部分を観たかった。そこが少し残念です。(もう一人くらい男性がいても良かったのかな?ライバル的な存在の。)
でも最後のアンサンブルは、皆さんの笑顔が輝いて、それぞれの熱い思いが伝わって来ました。

君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】

君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】

ラフメーカー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

丁寧に劇を作っていますね
風邪をひいたり、仕事の都合で日程が合わなかったりと、しばらく観劇から遠ざかっていたので、
今日こそはと、期待に胸をふくらませて池袋に向かいました。
宣伝のコピーからして、おそらく自分の体験と重ね合わせながら観ることができるのだと思っていた
ので、客観的な劇評にはならないかもしれません。

まず思ったのは、この劇団は「丁寧な劇作りをしているな」という印象でした。
清楚な、そしてよく工夫された舞台装置。ストーリー、雰囲気とよく馴染んだBGM。役者さんの言い回し。
展開の緻密さ。
どれ1つとっても、「手抜き」を感じません。それだけでも、「きっと、いい劇を観たな」と思うものです。

大学のサークルであった過去と、現在とを巧みに織り交ぜながらの展開。
「嘘」がテーマなのですが、それも押しつけがましく感じさせないくらいの比重。
私のサークル時代にも、似たようなことはあったな、いや、私の経験のほうが、もっともっと密で、どろどろしていた
かもしれない・・・などと思いながら、最後まで楽しんで観ることができました。

今回は、劇団の「団風」?といったものに感激して、気持ちよく帰路につくことができました。

あくしゃもん

あくしゃもん

田上パル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/13 (水)公演終了

満足度★★★★

河村さんがすごくやった、110分
原作でもある。「タイトな車」とはまったく別物にはなってしまいましたが、主演級である、河村竜也さんがすごいことをやって。15人の登場人物の中でもひかっていましたし。歌もオンチながらも、表現でカバーしてましたね。

Butterflies in my stomach

Butterflies in my stomach

On7

サラヴァ東京(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

リーディング
7~77歳までの女性の一生を描いた物語。

ネタバレBOX

ななこ17歳の、はじめて好きになった少年の死から、ももこ(ななこの娘)の誕生のまでの青年期を経て、特別な事は何もないけれど、人として、めくるめく年月の平凡な生きざまが素敵な舞台でした。
ワクラバノユメ

ワクラバノユメ

メッテルニッヒ

萬劇場(東京都)

2013/02/08 (金) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

(^_^)/元気なお芝居。
(*゚▽゚)ノ初見なり。関沢明日香さん、船津久美子さん御出演につき足を運ぶ。副題がふさけてる感じだったのでコメディかと思ったらまともだった。若くて元気な感じで好印象。テンポもノリも良い、殺陣も迫力があって見事。お話も題材どおりと見せかけて、ラストは意外な方向へ。とても好きな雰囲気のチームでした。今度は別の全くオリジナルな作品も見てみたくなりました。期待したい。

君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】

君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】

ラフメーカー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★

ちょとがっかり
「君ゆきて月に叢雲花に風」と言う何か素敵な演題に引かれて観に行きました。でもイメージと違いどたばたで演技も上手くなくがっかりでした。舞台装置は上手く出来ていると感心しました

IN HER TWENTIES 2013

IN HER TWENTIES 2013

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

【in her twenties 】を鑑賞。
劇団・競泳水着の別枠のユニットである。

ひとりの女性の20歳~29歳までの人生を、10人の女優が演じ分けて行く。
てっきり入れ替わり、立ち替わり演じると思っていたら、女優が舞台上に並んでいて、瞬時に変わって演じていくという面白い試みである。

夢の挫折、恋人との関係を綴っていくのだが、性別の差か?世代の差か?いまいち乗れずに終わってしまった。その原因は、人生の深さをあまり追求していないからだと思われる。10年間の出来事を軽いタッチで描いた作品です、と言われれば成るほどねぇ?と思うのだが、それでは満足しないのである。やはり心の闇、苦悩の部分を見たいのが本音である。
ただ表現方法が意表をついていただけに、あともう少し?という感じだった。
ちょっと残念な作品。



桜

温泉ドラゴン

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★

満開
面白い。

ネタバレBOX

若干32歳で地元の町長に就いた陽一郎(阪本篤)と精神科医?の話。
桜が咲くとキレイだという山にある桜の木の下で女が殺され、その犯人が陽一郎だという。そして陽一郎は、桜の木の下には鬼がいたという…。

小学校卒業時、仲間の悪ガキらと桜の近くの秘密基地で一夜を過ごす陽一郎は、桜の木の下で男とSEXしている母(桜井昭子)を目撃し、母や男、友人もろとも山を焼いてしまう。その後、東京大学入学前に出会ったさくら(牛水里美)に筆おろししてもらい、大蔵省エリートの道を捨て、町長になり、さくらと付き合うも、桜の下でさくらを絞め殺す…。
陽一郎の告白再現という形で、火事で死んだハズの友人や母が登場し、現実逃避な陽一郎の精神性を表していく。そして、その事実を受け止めた陽一郎は、ラストシーンでさくら殺害のシーンを供述するという体裁かな。

母と陽一郎の偏愛シーンは地味な描写ながらも、なかなか重要。母が売春(か単純に青姦)していたという事実と母を殺したという事実に反して、母に甘える自分とそれを受け入れてくれる母を描く陽一郎。実際の関係性は描かれないからこそ、実際のとこが恐ろしく思える。

さくらは、父が死んだせいで親戚宅に預けられるが、結局父と過ごした家に戻り高校へ通う。親切にしてくれてた米屋とかが次第に性的関係を求めるようになり、「公衆便所」として生計をたてる。父は火事で死んだということで、陽一郎と妙な繋がりがあり、人生を諦め幸せに恐怖する中、陽一郎からの告白に身を委ねるが、実家で一人母に話をする陽一郎に困惑する。
陽一郎がさくらとSEXした後、殺すといういきさつはしっかりとは描かれない。鬼に見えた母の話をするにつけ、さくらが鬼に見えたのか。さくらはさくらで、さくらの父や陽一郎の母の最期を訊いて人生を本当に諦めたのかしら。

そもそもさくらの遍歴も陽一郎の虚像って箇所もあるだろうし、なかなか想像心をつついてくれる。

骨子は面白いし、好み。
ちんこの話も嫌じゃないけど、母やさくらの描写とか、絞殺シーンに集約するようなシーンをその分増やして欲しかった。
IN HER TWENTIES 2013

IN HER TWENTIES 2013

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

演劇的♪
演劇でしか作りえない、そんな世界がとてもいい☆

風ノート

風ノート

放課後ランナー

ウッディシアター中目黒(東京都)

2013/02/08 (金) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

とても素晴らしかったです。

人の強さを心から感じ取れるような作品でした。
弱さも必ず強くなるということ。
諦めない心。負けない心。
生きるためのキーワードを
たくさん教えてくれる、そんな作品です。
本当に素晴らしかったです!!!

『静かな一日』

『静かな一日』

ミクニヤナイハラプロジェクト

AI・HALL(兵庫県)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

【おすすめ】静かな一日
動きと台詞はせわしないですが、ある意味本当に恐ろしく静かな一日です。ゾクゾクしました。帰りに阪急線の高架から見えた街の景色が変わって見えました。お勧めですが、今日9日だけの公演でした。観逃した方、残念。

ネタバレBOX

あのせわしなさは、恐怖と悲しみに直面した人のものだと思う。苦しそうだし、観ていて悲しくなった。
ごんべい~大阪冬の陣~

ごんべい~大阪冬の陣~

ゲキバカ

HEP HALL(大阪府)

2013/02/08 (金) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

男前
火消し衆のお話とのこと。殺陣だけでなく、そこにダンスが加わることで時代劇のようであってそう出ない感じがいい。個人的に鶴屋南北さんがいい味を出されているなと。南北がじいさまとばあさまから聞いた話を物語っているが、果たしてその二人の正体は?ごんべい役の西川さん、かっこよすぎる。初めて石黒さんの男役を観た気がする(笑)菊池さんの恋太郎。名前の通り少しぐらいロマンスあってもよかったかなとも感じます。野村さん、コロさんの男前っぷりには惚れそうになりました。ちなみにコロさんは女性ですが、ほんとにかっこいい☆花道もありそのあたりが、歌舞伎との連動さも感じられいいなと。ちょっとだけ気になるのはおりんと花吉が、逃げ回るシーン。もう少し短くてもいいかと感じてしまった(>_<)都合で一回しか観れませんでしたが、もしまた再演なるものがあれば二度三度観たくなります。

ネタバレBOX

ちょいとだけ、ダンスバトルがあります。ブラック★タイツVS梅棒の。これも見ものです♪♪
Anamorphosis アナモルフォーシス

Anamorphosis アナモルフォーシス

青年団国際演劇交流プロジェクト

アトリエ春風舎(東京都)

2013/02/07 (木) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

世界初演!
まだ見た事がない世界の片鱗にそっと触れてみるような感動。すごく繊細で、物語らしい物語はないのに何が起こるかわからないので飽きずに見ていられました。世界で初めて上演される作品に触れる瞬間、この喜びは何にも変えがたい体験ですね。

ネタバレBOX

スタジオに集まる4人の女性は、未来が見える機械によって視覚的に世界を予見する。そしてその予見を再現するように作品は進行していく。

歌人の穂村弘の『呼吸する色の不思議を見ていたら「火よ」と貴方は教えてくれる』という短歌がある。まだ「火」というものを知らない人にとって、それは名づけられていない未知のものだ。劇中にもキャンプファイヤーの火に見入るシーンがある。火を初めて見た訳ではなくとも、何だか改めて見ると不思議な瞬間がある。グローワーム(発光生物)に見入る登場人物達はそれをジオラマの中に置いて、太古の生物の人形を操り過去の世界へと逆行するシーンもある。未来も過去も見えないんだけれど、そのまだ見たことのないものに触れてみる時の感動は素晴らしいだろうなと思うし、自分自身そんな体験をたくさんしたいなと思う。だから演劇を見るのかな、なんて思ったりしました。

でも頭でっかちにあれこれ考えるより、ただ頭を空っぽにして感じること。観劇の原点に立ち返って、ただ楽しむことを教えてくれるような作品でした。音と光のコントラストが気持ちよくて、ついウトウトしてしまう居心地の良さでもありました。

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