
見上げればあの日と同じ空
アミューズ
紀伊國屋ホール(東京都)
2013/04/04 (木) ~ 2013/04/15 (月)公演終了

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))
INUTOKUSHI
シアター風姿花伝(東京都)
2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

新訳 群盗
雷ストレンジャーズ
テアトルBONBON(東京都)
2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了
演出に難あり
言わずと知れたシラーの作品だ。古典ともいえる作品なので、筋についてくだくだ書かない。図書館ででも読んで貰えばすむ話だ。演出でアロマセラピストが香りをつけているのだが、自分の座っていた席には余りその効果が無かったようだ。ところで、新訳と銘打ち、かなり気合の入った舞台であるべきが、キャスティングや場面転換が頗る安易で、折角の原作が色褪せてしまった。キャスティングミスを言葉で言い繕っているのだが、この時点で既に演劇を嘗めて掛かっている。別に女性が男性役をやることに問題は無い。然し、身長でも、押し出しでも、また匂い立つような若武者振りでも、無茶をやって許される天性の資質でも、何一つギャップが埋まらないキャスティングは失敗と言うしかない。
更に、場面転換でもボヘミアの森から故郷フランケンに近い森に戻った時、恰もパソコンの画面転換でもするように場面を切り替えてしまう。余りにも安易だ。役者の身体性に対する演出の気遣いが足りないことが歴然としている。映画と勘違いしている点もあるのかも知れないが、言葉面だけ捉えて分かった気になっているのではないか、と勘繰りたくもなるのだ。更に、当時のヨーロッパに対する歴史認識も浅い。オーストリアの名がちらっと出てくるのだが、当時のオーストリアは、今とは比べ物にならぬ位力を持っていた、何故、シラーがここでその名を出しているかについて、もう少し勉強しておくべきだろう。
演出の力が全然足りない。これでは役者が可哀そうだ。

【全公演終了!】東京ユートリア【ご来場誠にありがとうございました。】
劇団東京ペンギン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了
満足度★★
食いつきはよかったけど
ゆとり世代って言われているほどあるの?
この芝居もゆとり世代だから、何かを伝えたいのかを期待したが、あまり感じられなかった。
途中でダンスを踊られるシーンがあるが、上手に踊られていたけど。それだけ。少し物足りなかった。

かぜごっこ
劇団B級遊撃隊
姫池052スタジオ(愛知県)
2013/04/04 (木) ~ 2013/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★
B級遊撃隊「かぜごっこ」観ました
二週間ぶりの観劇です(グエヘヘヘ←禁断症状)
休みなしに続くクセックACT稽古が、奇跡的に急遽休みになりました。
(一本だけ何か観劇できる…!)
あおきりみかん「迷子の部屋」、KIMYO「ジョナサン」、柿喰う客「発情ジュリアス・シーザー」と迷ったあげく、個人的知り合いが多く出てて、オイスターズ・平塚さんがアフタートークに出て、久しぶりに行く劇場(B級遊撃隊アトリエ)であるこれを選択。
イエスの方舟を連想させる集団の異様な連帯感が、終始狭い劇場内に充満。キモい(笑)
「社会から閉じた集団」と受け止めたけど、対外的なその辺について、台本描写がいまいちあやふやだったため、その点は効果が弱かったか…。
「かぜごっこ」とは、実際は風邪を引いてないのに、それぞれの思惑であの集団に参加しようとした、あの二人のことなのだろう…。
共通言語に則った、無自覚だった心の隙間・傷を満たされる不気味な癒し・充足感と、渇望しながら得られない孤独感との対比が、最後になって突然、ぐっと来た…。
小さな空間だけあって、こちらまで風邪引きそうな空気感が充満。アトリエ公演ならでは。
佃さんの咳が変にリアル。佃さんが妙に色気あり。佃さんと三人娘(こやつらも、個人的に知ってる手ごわい輩w)の絡みが、特に見ものでしたw

ゴドーは待たれながら
ナイロン100℃
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/04/06 (土) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))
INUTOKUSHI
シアター風姿花伝(東京都)
2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
劇場が笑いの渦に飲み込まれる!!
今回で本公演は3回目の犬と串。いつもと変わらないテンポの良さと身体の動きの激しさと表情の豊かさで楽しくて面白くてすべてを吹き飛ばして元気をもらえる作品。過去の作品からのアイテムや笑いの展開などが所々ありより楽しめた。
いつもどこからその発想が!!!っていう展開にも驚く。舞台の奥行があり、ポップな印象。「ウズキちゃんにライバル現る!!」って感じがした。役者の皆さん舞台に上がると一気に目つき変わり表情も変わる!!やっぱりすごいな~。セリフの量とそのスピードにも圧巻。

「そんな奇跡は起きなかった」たくさんのご来場ありがとうございました!!
The Stone Age ブライアント
サンモールスタジオ(東京都)
2013/04/09 (火) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

知恵と希望と極悪キノコ
LIVES(ライヴズ)
シアタートラム(東京都)
2013/04/04 (木) ~ 2013/04/07 (日)公演終了
満足度★★★
悲哀
端役を主人公にした作品。訴えるのは、他の人々と同じように一所懸命生きているのに、十把一絡げにしか扱われないばかりか、利用されるだけされて、後はポイと捨てられるだけの彼らの悔しさ、虚しさ、悲哀。それだからこそ、逆に、役を貰えた彼らは科白に命を吹き込み、役に掛ける意気込みも高い。だが、初めてプロのステージに立つ者、初めて映画に出る者等々、寄せ集めであることも事実。このチグハグが、この作品成立の要件だ。

趣味の部屋
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2013/03/22 (金) ~ 2013/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
嘘に楽しみ騙され見事に伏線を回収
書棚のスペース、キッチンとリビング、ガンプラが占めるスペースがあるマンションの一室で繰り広げられるノンストップな舞台。
冒頭から笑いの部分が多い台詞を含め、舞台版キサラギみたいな展開を彷彿するが、「サスペンスコメディ」と触れてあるとおり、嘘に楽しみ嘘に騙され、各キャストのエピソードや種明かしの展開まで見事に計算され尽くされた纏め方で気持ちの良い舞台だった。
「ガンダム」をあそこまで話に浸透させ、且つ、魅力的に興味をそそらせるのはさすが男の子という感じ。
面白かったし役者さんも上手かったけど、各キャストの見せ場が饒舌になっているように感じて、集中が途切れそうになった。
もう少しエピソード場面テンポアップしても良かったのではないかなと思った。
でも、今まで見た行定演出の中では一番好きな作品。
約2時間。

「そんな奇跡は起きなかった」たくさんのご来場ありがとうございました!!
The Stone Age ブライアント
サンモールスタジオ(東京都)
2013/04/09 (火) ~ 2013/04/14 (日)公演終了
ぼんやりだけど面白い部分も…
火野蜂三さん、ナカムラユーキさんのあの感じは面白かったよ☆ なんだかぼんやり終わった感じかな…? 第1回公演の作品ほど刺激がなかったかも…?次回楽しみにしています♪(*^_^*)☆

迷子になるわ
五反田団
西鉄ホール(福岡県)
2013/04/06 (土) ~ 2013/04/07 (日)公演終了
満足度★★★
折りたたみ椅子。
作品内容は、アラサーの女の子の迷いのお話。
わかりにくいお客さんもいたかもしれない。でも、そのあたりに気を遣ってか、ありえない笑いを所々入れてきて、あきさせません。

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))
INUTOKUSHI
シアター風姿花伝(東京都)
2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題661(13-086)
19:30の回(曇)。18:50会場着、受付、19:01開場。こちらは2作目、鈴木アメリさんは、浮世企画等も含めて7作目、二階堂さんは2作目。ピンクとグリーンで色分けられ「W主演女優(当パン)」の特大パネルが鎮座する舞台。幾重にもかかった虹のようなアーチが一見おとぎ話の雰囲気を出しながらも本編はハイテンションでした。場内ではスーツ姿の男性が案内、19:27前説(100分、涙をふくハンケチをご用意くださいと...)。19:36開演~21:13終演。実は「・・・」、お互いに心底嫌いあっているサチとユキを中心にした一大宇宙絵巻、は大げさかもしれませんが随所に大ホラ話を含み、ハデな演出とアクションに客席も笑いだすのでした。

もうひとつある世界の森に巣喰う深海魚たちの凱歌
あなピグモ捕獲団
ぽんプラザホール(福岡県)
2013/04/05 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了
満足度★★★
再始動ですね。
舞台美術、奥の暗幕からの6カ所の出はけは、森の木の陰から現れるイメージでしょうか。
キャスト陣の演技、照明・音響は納得でした。

見上げればあの日と同じ空
アミューズ
紀伊國屋ホール(東京都)
2013/04/04 (木) ~ 2013/04/15 (月)公演終了
満足度★★★★
べたな特攻隊もの
戦争に男女の仲を裂かれる物語は数十年演じられ続けてるのに、劇場の外に出てみるときな臭い話ばかり。
禁煙のはずなのに、客席の私の席にはエアコンからの空気に乗ってタバコの臭いがぷ〜〜ん。ノドはイガイガ。

木の上の軍隊
こまつ座
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2013/04/05 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了
満足度★★★★
木の上の兵隊ではなく、軍隊だった。
終戦間際と直後の2年間の沖縄が舞台で、今の日本と沖縄が常に透けて見えるお芝居。井上ひさしさんの新作を観る時のように、落ちる涙を拭くこともできず、グサグサと胸に刺さり続けるセリフたちを聴いて(身体に入れて)いました。戯曲掲載の雑誌も購入。

【全公演終了!】東京ユートリア【ご来場誠にありがとうございました。】
劇団東京ペンギン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了
わからなかった
私も「ゆとり世代は・・・だ」という言い方にはずっと違和感を持っています。それはとても暴力的な言い方だと思っています。
ただ、ゆとり世代の人と関わっていると、良い悪いの判断とは別に、確かに何かその世代特有の傾向があるようにも感じていました。何十年も前から、バトン・リレーのように繰り返されてきた「今時の若い者は・・・」というだけでは済まない何かが。それは現代社会を読み解く上でも、極めて重要な何かなのだろうと思っています。
その辺が少しでも判ればいいな~というのが、観たいと思った動機でした。
ですが、その辺はまったくわからなかった。
それはわからなくてもいいのです。作者の視点は別にあるのですから。そこで、演劇的な何かがきちんと提示されていれば・・・。それが感じられなかった。

幕末ノ丘
神田時来組
俳優座劇場(東京都)
2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了
満足度★★★
華やかで
切ない感じの幕末ドラマでした。 普通に面白かったのですが、メインの内容はシリアスなものなので、あまりネタ的なものは入れない方がいいんじゃないのかなぁ、と。 せっかく雰囲気が盛り上がってても興ざめしてしまうというか。。 それと、ストーリーはとてもよくできていると思うのですが、ちょっと間伸びしてしまってるようにも感じたので、もう少しテンポよく話が進んでもいいのかなぁ、と。そんなことで、 全体的な作品としての統一感みたいなものが感じられないようにも思いました。。 スイマセン。。 様々なジャンルの音楽は非常に効果的に使われていると思いました!

過大な評価癖
多少婦人
OFF OFFシアター(東京都)
2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
行き過ぎた評価がもたらすもの
初日行ってきました。
正面切ってガッツリと過度な評価癖に対する
皮肉や批判を打ち出してくるのかと思いきや、
大きく3つの場面を通して勝手な思いこみや
自己肯定感に乏しいといった、
行き過ぎた評価によってもたらせることを
笑いを取りながら描いていたように思います。
自分もある種の思いこみで、観る前はもっと
重たい感じかなと勝手に思ってました。
押入れの存在が印象的でした。

病院のススメ
GENKI Produce
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/04/02 (火) ~ 2013/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★
気軽に
肩の力を抜いて観れる万人向けの作品でした。 あえていえば、特に前半、若干のテンポアップがあったらもっと笑えたように思いました。