
万お仕事承り〼 お仕事の参~若さのヒケツお捜しします~
劇団岸野組
俳優座劇場(東京都)
2013/05/18 (土) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★
時代劇芝居としてはgoodだけど・・・・
芝居の流れにアクセントがあり、とても見やすかった。(猪鹿蝶の3婆婆いい味だしてる)
役者同志の巧みな会話、クライマックスシーンには満足したが、
気になったことは、
①ギャグで笑いがとれない。②衣装は素晴らしいのだが、歌舞伎を見慣れている者には、セットが簡易過ぎる(予算の問題あるでしょうが)。

メメント・モリ
ウンプテンプ・カンパニー
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/05/16 (木) ~ 2013/05/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
気が付くと一気に引き込まれてしまいました。
ストーリーはとてもシンプルなのですが、主筋を取り巻く人々の演技が作品に奥行きを生み出しているように感じました。祝祭的な猥雑さから、神父が現れ本筋である少女との出会いへと向かわせ方、実に巧みで自然と不思議な世界に引き込まれていきました。ですが決して情緒的へ引きずらず、観客を一定の距離へと突き放すやり方は上手く行っていると思いました。
衣装や音楽や布を使った場面転換など実に凝っているので目や耳の感覚も総動員して釘付け世されてしまいました。
今を浮かび上がらせていく良い芝居でした。
とにかく綺麗です。

【次回公演は3月!ご来場ありがとうございました!】「かたわこや」
劇団東京ミルクホール
SPACE107(東京都)
2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★
三寸を愉しむ
初めに断っておく。片輪という差別用語が使われているのは承知している。然し、この作品を作った人々も自分も差別することもされることも嫌いである。差別はとてもデリケートな問題だ。言葉そのものに対する、自分の頭で考えた考察が必要なことは言うを待たない。然し、言葉の使い方、使われ方の方が、より重要だと自分は考えている。即ち、在る時代、在る地域で、在る表現が、如何なる意味をという単純なレベルではなく、言葉の背理も含めて意味する所をキチンと弁え、時には、踏み込んだ発言、意見交換すらできる程度には、自分と同等であることを尊敬の念と共に分かち合うことが、最低限必要なのである。このようなスタンスで、この作品を拝見した。

いってきMARS
イッパイアンテナ
元・立誠小学校(京都府)
2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了
満足度★★★★
立誠小二連勝!
テーブル下のシーン大笑いしました!予想通りというか予想以上に楽しめました。連れて行った相棒も大喜びで帰途につけました。女優さんが美人ぞろいでもっといろんなタイプのお芝居も観てみたいと感じました。もっと大きいコヤでもいいのではないでしょうか。

メメント・モリ
ウンプテンプ・カンパニー
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/05/16 (木) ~ 2013/05/27 (月)公演終了
満足度★★
異端の存在
世間から疎外される少女の短い人生を、ピアノの生演奏や歌を盛り込んだ音楽劇の形で描いた、独特の雰囲気がある作品でした。
南米のある貴族の娘が犬に咬まれてから様子が変になり、修道院に預けられ、悪魔が憑いたと彼女を忌避したり、逆に彼女に破滅的に惹かれて行ったりと、周りの人々を惑わす物語で、文学的な重厚感とおどろおどろしさが、レトロな雰囲気を醸し出していました。
異端の存在を巡る物語は現代に通じる所もあって惹かれるものがありましたが、演出や演技の方向性がまとまっていなくて、求心力に欠けると思いました。
前半ではコミカルな表現や歌が多く用いられていましたが、作品の雰囲気に合っていなくてチグハグさを感じ、コミカルな要素無しの方が魅力的になると思いました。
演技のスタイルも、大仰な台詞回しが板についている人とそうでない人のギャップがあり、まとまりが感じられませんでした。1人だけ男性の役を女性が演じていたのも、意図が分かりませんでした。
最初と最後の合唱で物語の寓話性を強調していましたが、物語の重さに比べてあっけらかんとした響きで、違和感を覚えました。
2時間を越える作品なので、長くなり過ぎないように配慮した結果なのかもしれませんが、台詞の間が短くて、もう少し溜めが欲しい場面が何度もありました。
衣装のクオリティーが高く、雰囲気を高めていました。中央に置かれたテーブルとそれをくるむ布の使い方が見事でした。
プリペアドピアノ(あるいは内部奏法)を用いた不穏な響きが印象的でした。
あばずれな母親と禁欲的な修道女の両方を演じた中川安奈さんの演じ分けが素晴らしかったです。

PLAN-02『クラッシュ・ワルツ』 PLAN-03『マイフェイバリット・バーーーーーージン』
刈馬演劇設計社
ユースクエア(名古屋市青少年交流プラザ) (愛知県)
2013/05/17 (金) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★
刈馬演劇設計社「マイフェイバリット・バーーーーーージン」観ました
新作「クラッシュ・ワルツ」から続けて、7年前の作品の再演を観ました。
さすがに新作に較べれば、複数ある軸の主軸が分かりにくく、台詞も決めた感があって、若書きの印象。
「見える能力」や、やって来る男の、展開上での必然性は弱かったか。物語的には必要だけど(終盤の「障害、無くなってた」という台詞にはちょっとシビれた)。
「身障者向けデリヘル」という題材は、いま観ても秀逸(商売とボランティアの葛藤とか)。周辺のサブテーマも含め、「性愛と身体の関連」は、さらに掘り下げて見てみたい。刈馬さんならではのテーマかと。
役者では、キョウタ役の宮谷達也さんの、自然体に見える飄々とした存在が映えた。主宰している劇団のスタイリッシュな舞台に「つくりもの」感をつよく感じるだけに、意外で印象的。これも、刈馬さんの舞台だからこそか…
なお、宮谷さんの劇団・演劇組織KIMYOは、次回公演「スィーティドム」で初の、名古屋・東京2都市公演!名古屋は7月下旬に七ツ寺共同スタジオで、東京は8月上旬に王子小劇場!興味の出た方はぜひご覧ください。

PLAN-02『クラッシュ・ワルツ』 PLAN-03『マイフェイバリット・バーーーーーージン』
刈馬演劇設計社
ユースクエア(名古屋市青少年交流プラザ) (愛知県)
2013/05/17 (金) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
刈馬演劇設計社「クラッシュ・ワルツ」観ました
刈馬カオスさんによる舞台は、昨年の劇王・塚田奏一郎名義「シュガーレスガール」、本公演ではテラ・インコグニタ「十人姉妹」以来です。
デス電所やiakuを思わせる、緻密に計算して人物たち(二組の夫婦+女性)の世間体を脱がし、その人格や事情を少しずつむき出しにしていく展開に、観客の集中の度合いも高まる…。それぞれが有機的に他者の事情を暴いていく。欲望、依存、加虐、許し…。
かなり陰惨な光景が出てきながら、そこからあのラストに持って行く、刈馬さんならではの叙情力…。
それぞれが今までもこれからも抱える人生の時間を考えさせられる、濃密な役ばかり(特に、展開の軸となる、ある夫婦の子供を交通事故で死なせてしまった女性・チハル役の切り替えが大変)。
全員が振り幅大きく醜さも美しさも持った、でも当たり前の人間。
公演は、この新作と7年前の作品の再演が続けて観られる興味深い構成でした。そこにも時間の流れが…(笑)
刈馬さんは、この「クラッシュ・ワルツ」で旅公演ができないかと検討しているそうです(とくに仙台、北九州に関心高い)。
どこか興味を持って、声がかかるといいなあ。ぜひ多くの人に観てほしいです。

『一つの戯曲からの創作をとおして語ろう!』vol.4上演審査 別役実・作「或る別な話」
福岡市文化芸術振興財団
ぽんプラザホール(福岡県)
2013/05/18 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★★
企画は理解です
プレゼンを観ていないので、上演順が違っていると見方も変わったかなと思いました。三者三様の作品と公開審査、いい時間でした。

青鬼(コンクール特別版)
劇団印象-indian elephant-
「劇」小劇場(東京都)
2013/03/06 (水) ~ 2013/03/09 (土)公演終了
満足度★★★★
チャーミングなイルカさん
私は劇団印象の『青鬼』を観劇してきた。
演出家の鈴木アツトさんは、日韓リーディング『海霧』において、骨太でストレートな芝居を見せてくれた。
鈴木さんの芝居は他に観たことがなかったので、勝手に骨太なイメージを持っていたのだが、
チャーミングな中にチクリと刺さる、シュールな作品世界を展開していて驚いた。
ある夫婦。
夫は極地でイルカを食して以来、味がクセになり、
密輸しては家の巨大水槽でイルカを飼育・捕食している。
ある日の事。
人格を持ったイルカが水槽から脱出。以来、そいつをペットとして飼う事になる。
食べたい気持ちよりも愛情が勝り、次第に心を通わせていく。
が、日に日に夫が生臭くなりイルカに、
イルカは言葉を覚え、人間に近づいている事に気が付いた妻。
この進行を防ぐためには、イルカを食べる他無い…。
人の世界に馴染んでいくイルカがキュートで、
うろたえる夫婦がおかしく、
会場に漂う喜劇の雰囲気。
それをしっかりラストはシリアスに持っていく脚本の采配が見事。
演出は目新しさよりも、心理面を大切に、笑いを大切に、という丁寧さが目立った。
最優秀賞は逃したものの、観客投票による観客賞を受賞、というのは、合点のいく、クオリティの高い芝居だった。
この妙な世界観は、なかなか癖になりそう。

万お仕事承り〼 お仕事の参~若さのヒケツお捜しします~
劇団岸野組
俳優座劇場(東京都)
2013/05/18 (土) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
見事
エンターテインメントに徹しながら、この完成度!! お見事!!! 幕開きでは、浮世絵を見るような舞台美術と役者陣の配置、適確な照明と絶妙なスモークで三次元を二次元と見紛うような色合いで見せて驚かせ、観客を引き込むテクニックにレベルの高さを見た。その後の展開も、演技、演出、場転、これらを邪魔しない音響と照明、一見何気ない科白に人間観察の鋭さを活かしたシナリオ。猪鹿蝶ばあさんトリオによるイソギンチャクの揺らめく触手のような、生体情報アンテナの手踊りも笑いのアイテムとして丁度良い。

未確認の詩-ウタ-
ライオン・パーマ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了
満足度★★★★
子どもの駄々ではない
“ショートコントのようなシーンを積み上げて、一つの作品に仕上げる作風”
だとホームページにもあるが、まさにそう。
軽い笑いネタ満載のエピソードがいくつも展開して
最後どこに行きつくのかと思っていると
何だよ、えらく泣いちゃったじゃないの。
じーんとくるようないい台詞言わせるんだもの。

ドロテアノヒツギ〜evolution〜
ムーンビームマシン
HEP HALL(大阪府)
2013/05/17 (金) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
evolution
前回公演も観ました。前回も良かったですが。さらに良くなっている感触。それが、evolution なのかな。特に、大魔法使い役の方がとても良かった。
ただ、、、、あまりの満席に、席が狭過ぎでした。あんな狭いの、私のHEP HALL 観劇経験ではじめてじゃないかな。

シュナイダー
青年団若手自主企画 マキタ企画
アトリエ春風舎(東京都)
2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

幕末異聞 武士の影(もののふのかげ)
(有)オフィス パラノイア
「劇」小劇場(東京都)
2013/05/02 (木) ~ 2013/05/06 (月)公演終了
満足度★★★★
色と人情
思ったよりもシンプルな構成だったと思います。別に悪漢とは特に思わず、それよりも偏りはあるけど市井の人々という目線での時代の捉え方が良かったです。ベテラン役者さんの芝居もまた良かった以下

マリア
Straw&Berry
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/23 (火)公演終了
満足度★★★
惹かれるキャラはいないが
個人的にはそれ程惹かれるキャラはいなかったが、実際にいそうなキャラだったからか、世界観には引き込まれ、時間は長くは感じなかった。なかなかには面白かった。
オマケもいつも以上に下らなかったー(笑)(誉めてます)

【終演!ありがとうございました!】女教師と団地妻
ボクキエダモノ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了
満足度★★★★
なかなかドロドロ(笑)
いやー観終わってみれば、なかなかのドロドロ具合で(笑)、タイトルに偽りなしでした。ただ、ラストの展開ちょっといきなりだなと感じた。まあ、後で振り返ると、あ、勘違いや気付いてないからこうなったんだなと理解したが、それを匂わすシーン的なのがあってよかったかも。

宝島
第0楽章
SPACE EDGE(東京都)
2013/05/06 (月) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

【次回公演は3月!ご来場ありがとうございました!】「かたわこや」
劇団東京ミルクホール
SPACE107(東京都)
2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
おもしろかった~~~~~!!!
たくさん笑わせてほしい。 激しく踊ってほしい。 美しく舞ってほしい。 うっとりさせてほしい。 ほろりとさせてほしい。←と「観たい!」で書いた。希望はすべてかなえられた!!!!!ほんとにほんとにおもしろかった!!!!!!!!!!

未確認の詩-ウタ-
ライオン・パーマ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題711(13-136)
18:00の回(パラパラと雨が)。17:15受付(階段中ほどに椅子が用意されていました)、17:30開場。17:56前説(2時間強)、18:04開演~20:08終演。こちらは初めて。このところ疲れが抜けないので今夜はできるだけ家に近い(北のほう)劇場がいいな、とそれだけの理由でみにきました、すみません。いつも、公演の案内をいただいていましたが、ようやくです。TVはニュースくらいしかみないのと、邦楽を聴かないのでモノマネ、パロディ物は苦手なのですが、いやいや、笑いました。いくつもネタがあったのでしょうが、エヴァはほとんどみていないし、ETも刑事ドラマもみないし、SFは好きだけどスペースオペラ苦手だし...とはいえ役者さんたちのほどよい外し方というのか、大真面目なところが可笑しかったです。物販でDVDあったのでしょうか、次回作のとき確認してみましょう。

未確認の詩-ウタ-
ライオン・パーマ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了
エヴァンゲリオンネタって・・・・
そんなに一般的なんだろうか。ツボにはまる人は大笑いで、そうじゃない人は正直どうでもいい。(ある一定の年代の男性にはバカ受け。女性客は引き気味)お笑いなどで使い古されてもう手垢がついている感じですが・・・・。でも、演者の皆さんが楽しそうだからそれでいいのでしょうね。セリフの甘さと暗転時のキレの悪さが気になりました。