
OPUS/作品
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/09/10 (火) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★
感情の対位法
弦楽四重奏団の人間関係をユーモアと緊張感を盛り込んで描いた作品で、クラシック音楽を演奏する人や聴く人は勿論、そうでない人でも楽しめる作品でした。
ある出来事がきっかけでヴィオラ奏者を解雇して新たに若い女性奏者が加入し、ホワイトハウスでベートーヴェンの弦楽四重奏曲第14番を演奏するまでの物語が、前任者がいた頃の回想シーンを挟みながらテンポ良く描かれ、色々な思いが交錯する様子が鮮やかに表現されていました。
ショッキングな行動による痛々しい破局の後に優しい雰囲気のコーダが続き、ハッピーエンドではないものの温かみのある後味を感じました。
客席が四方を囲む正方形の舞台の上で、譜面台と4(+2)脚の椅子の配置だけで異なる場所を表していたのが良かったです。
キャップを被ることによって、野球の話題と、がん(抗がん剤による抜け毛)の予感を重ね合わせていたのが印象に残りました。
5人の役者がそれぞれのキャラクターを感情豊かに演じていて、丁々発止の演技に引き込まれました。
演奏家達の物語なので当然ながら演奏シーンが多いのですが、左手のフィンガリングは潔く切り捨てて全く動かさず、右手のボウイングはかなり忠実に弾き真似をすることによってあたかも本当に弾いているようなリアリティーが出ていて良かったです。
作家がヴィオラ奏者とのことで楽曲構造と脚本の関係に凝ったものを期待していたのですが、それほど関連させていない様に感じられ、少々残念に思いました。

幹事の器
フライドBALL企画
ワーサルシアター(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

この生は受け入れがたし
青年団+弘前劇場
ザ・スズナリ(東京都)
2000/01/11 (火) ~ 2000/01/15 (土)公演終了
満足度★★★★
スズナリで観ました
※実際の公演期間は1996年1月11日(木)〜1月15日(月)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました。

痛いほど狂おしい選択(満員御礼!!ご来場ありがとうございました)
東京カンカンブラザーズ
ザ・ポケット(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
涙率高し♪
例によって何かしら極道がからむ、カンカンお得意の路線ですが、キュンとなるロマンスも織り込み、サスペンスの要素もたんまり・・・(^_^.)
いつものカンカンより、ちょっと涙率高いかな?
でも笑って泣けてしんみりして、最後はほっこり・・・これが東京カンカンブラザーズの持ち味です。

歌いタイツ!
劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)
あうるすぽっと(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しすぎでした~^^
すごく笑いました!!
CMソングの替え歌あり、クラシックに歌詞をつけた歌もあり、歌がお上手なキャストたちばかり+笑わせる演出の相乗効果で、客席が笑いの渦でした^^
個人的には、3つ目のシチュエーションコメディにハマリました~(笑)
ベテラン、若手のイケメンぶりを払拭するヲ○クっぷり、女性陣のハーモニー♪
初日とあって、タイツや小道具にも、ハプニングなのか、ネタなのか解らないトラブル?も発生し、最後の最後まで笑いっぱなし。
良いストレス解消になりました~^^
しっかし、キャストさんたちには、かなりキツい公演でしょうね(笑)
めちゃめちゃ楽しかったです^^おすすめ!!

Reach vol.17 ~The Seven Lucky Guys 2 ~
Dance Entertainment REACH
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/26 (木)公演終了
満足度★★★
ダンス♪
演劇という感じではなく、ダンスのステージでした。一線で活躍中のダンサーさん達なので、さすがのダンスでした。跳躍・キレ・表現・・どれも素敵でした。ただ、演技は殆どなく、撮影したシーンを映し出すだけだったので、もっと演技があってのこのダンスなら良かったのに・・と思いました。でも、素敵なダンスを観る事が出来て良かったです。

Reach vol.17 ~The Seven Lucky Guys 2 ~
Dance Entertainment REACH
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/26 (木)公演終了
満足度★★★★
ダンスは、素敵でした!
「~The 7 Lucky Guys 1~」に引き続き2を見せていただきました。
前回の話がどうなっていくのか期待していたのですが、
違った雰囲気になっていました。
ダンスは、見ごたえがあったのですが、お芝居の方は、残念ながら
雑な感じ(・・;)
あれだけダンスの振付を覚えなくてはいけないから無理なのかも。
全員が主役みたいな感じでした。

白戦
東京マハロ
小劇場 楽園(東京都)
2013/09/10 (火) ~ 2013/09/16 (月)公演終了
満足度★★★
白戦
全く予想外の設定で驚きました。
とても細やかな世界に注目した作品です。擬人化することで、どんな世界にもドラマが生まれるんだな、と思いました。
個々の役者さんのテンポは見やすかったです。
ありがとうございました!

3団体合同コント公演
モラトリアムパンツ×PLAT-formance×たすいち 3団体合同
新宿眼科画廊(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/28 (土)公演終了
満足度★★★★
きゃっほ~!!
このお値段で、この密度!お得お得!!とにかく楽しかったぁ・・申し訳ないくらい贅沢~三団体それぞれのセンスと個性がキラキラと輝いてました。笑いの直球も変化球も素晴らしかった!!

SHABoooN!
TEAM 6g
上野ストアハウス(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/30 (月)公演終了

30才になった少年A
アフリカン寺越企画
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2013/09/24 (火) ~ 2013/09/26 (木)公演終了

『起て、飢えたる者よ』ご来場ありがとうございました!
劇団チョコレートケーキ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★
上質の芝居
前回の「熱狂」に続いて、役者さんたちの熱量に圧倒されました。
ヒトラー役で私を魅了した西尾友樹さんが今回も、豹変する兄役で大変魅力的でした。
豹変といえば紅一点の渋谷はるかさん、「奥さん」から「永山さん」への変貌は何か憑依(と)りついたのかと思いました。
個人的に極左が全く理解できないので、感情移入はできなくて、「もっと総括します」とか「異議ナシ」「ナンセンス」などの科白には失笑しかけたのですが、それを許さない緊張感がありました。
思想や生きざまには共感できなくても、芝居としてはとてもクオリティーの高いものだったと思います。
舞台が柱で見づらかったのと、今一つ感情移入ができなかった点で満足度は☆1つ減らしていますが、劇団のお勧め度は☆5つです。

マチワビ
キリンバズウカ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/25 (水)公演終了
満足度★★★★
ちょっぴり奇跡
待ちわびてるのが何か、誰なのか、決着がつくのかつかないのか・・・
人生の命題にちょっぴり奇跡を感じさせてくれる、とても前向きなストーリーでした。
それぞれのキャラ設定も無理がないし、すんなりと物語に集中できました。
初見ながら好感度高いです。
あ、今更説明を読むと、描ききれてないところもあるかなという印象・・・・
でもいいか。
また観てみたい劇団です。

アンド ヒア アイム スティル アライブ
メガロザ
OFF OFFシアター(東京都)
2013/09/18 (水) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

頭デッカチ
GENKI Produce
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

ブローヴン
少年ギ曲団
シアター風姿花伝(東京都)
2013/09/18 (水) ~ 2013/09/22 (日)公演終了

透明
TEAM☆イットクルゼ!
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

それいけ!邪馬台国
CAPTAIN CHIMPANZEE
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

歌いタイツ!
劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)
あうるすぽっと(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★
笑わせてもらいました
多少くどかったけど、ロングコント風コメディー大いに笑わせてもらいました。パロディ・ソングも実に楽しい。皆さん汗だくで大奮闘。個人的にはベルリオーズのアンダーレイテッドな扱いが気になりましたが。

『起て、飢えたる者よ』ご来場ありがとうございました!
劇団チョコレートケーキ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
無題838(13-277)
13:00の回(曇)。12:21受付(整理番号札あり)、12:30開場。対面式、奥に座ります。舞台床が高いので2列目、左方。縦横に、柱組、確かにみにくいのですが、これによって観客も観劇中、緊張感、フラストレーションが高まるのかなと思いました(個人的には嫌い)。低く聞こえる風の音。中央の机にトレッキングザック…本棚、ソファー、くつろぐはずの空間に異物。12:58前説、風の音が大きくなり13:01開演〜15:09終演。柱の一つに日めくりカレンダー「1972/2/18」、ここから始まり、「28」で終わる事件。TV中継、鉄球、事件の概要程度は覚えている。「ここ」で起こったこと、「それまでに」起きたこと、をすっと入れ替えあらゆるものを引きずり込む、呑み込む。