最新の観てきた!クチコミ一覧

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AMUSE×PEOPLE PURPLE ORANGE 東京公演

AMUSE×PEOPLE PURPLE ORANGE 東京公演

劇団PEOPLE PURPLE

本多劇場(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

感動しました
あまり芝居を観たことがなくって、自分から観に行ったはじめての芝居だったけど、これを観て本当に良かったと思う。

青ひげ公の城

青ひげ公の城

非シス人-Narcissist-

サンモールスタジオ(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/03 (木)公演終了

満足度★★★★

やっぱり寺山ワールド
サンモールスタジオの最高動員記録を作ったか? 古典からアングラまで、役者論から衣装代の未払いまで、高尚な哲学からエログロナンセンスまで、あらゆるものがぎゅ〜っと詰まった寺山ワールドと形容するしかないステージに圧倒されました。

ロックンロール・ダイアリーズ#1

ロックンロール・ダイアリーズ#1

JMC

シアターブラッツ(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

熱いロック魂
熱い(時に暑苦しい)ロック魂を堪能しました。
ロックも演技も出来る自己男チェスターズ、今後大注目ですね。

「伽羅倶璃」-カラクリ-

「伽羅倶璃」-カラクリ-

護送撃団方式

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/30 (月)公演終了

満足度

いってきた
人気劇団のつもりなのかも知れませんが、とんだナルシスト野郎だ。客のことなど考えられんのだな。

悪夢六号室【東京大阪2都市開催】

悪夢六号室【東京大阪2都市開催】

ニコルソンズ

駅前劇場(東京都)

2013/09/27 (金) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

アドリブ?
かみかみでした(笑)
初めて見る劇団さんだったのでいつものことなのかもしれませんが、
アドリブっぽいことが多くて楽しかったです。

ネタバレBOX

小説のイメージが強かったのでもっと恐かったりするかと思ってましたが、
良いお話でした。
何回もだまされて気持ちよかったです。
ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

傑作
去年観て、内容がわかっているけど何度観てもすばらしい作品。細部まで演出がなされているので、2回3回観るといろいろ気がついておもしろい。
今回は「下敷き」で扇ぐのやめたんですね。

フール・オン・ザ・ヒル

フール・オン・ザ・ヒル

多摩1キロフェス

パルテノン多摩【旧情報】(東京都)

2013/09/27 (金) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

満足度★★★

池の中の野外劇
寓話的な物語を多彩な手法を用いて描いた作品で、野外劇ならでは開放的な空間を活かした演出が楽しかったです。

妻が亡くなって自分も死にたいと思っている老人と、昔その老人に助けられ願いを叶えようとする狸と、死を思い止まらせようとする猫の物語で、ごまのはえさんならではの原始的なまがまがしいさが薄く、ライトなテイストでした。
想像していた程には「多摩」や「ニュータウン」を強調していなくて、物語としては上演場所との繋がりがあまり感じられませんでした。

池の中にT字型に張り出したステージ、その周りに11台のブランコ、下手にはドラムや打楽器が配置されていて、ステージ上で演じる場面は少なく、大半が池の中で水を撒き散らしながら展開し、ダイナミックでした。
山が切り崩される様子を池の奥にある林にショベルカーのシルエットを映し出して表現したり、池を囲む列柱にプロジェクションマッピングをしたり、夢の世界を表現するのに面状に噴き上げられた水の膜に映像を投影したりとスケールの大きい映像演出が素晴らしかったです。
被り物や人形のクオリティーが高くて良かったものの、対照的にいくつかの小道具が安っぽく見えたのが残念でした。

主人公の老人を演じた茂山童司さんの狂言特有の声色や台詞回しが印象的で、狂言や歌舞伎を模したシーンに映えていました。

麻痺 引き出し 嫉妬

麻痺 引き出し 嫉妬

イデビアン・クルー

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2013/09/28 (土) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

スッキリしました。
選曲・照明がよく、出はけも計算されていてダンスにも引きつけられました。
後半にユーモアのある構成が入り、そしてラストへのフォーメイション。

ネタバレBOX

舞台は今とおぼしき(3×8)24畳の畳の上、四隅に梁の一部、その周りの通路的なスペース、上3下3の出はけ口、道具はタンス、ソファ、テーブル、奥の襖、蛍光灯。
冒頭は、屋根裏でしょうか。
お母さん役の方(と思います)が着物でバレエをするのもなんかよいです。
悪霊-下女の恋

悪霊-下女の恋

森崎事務所M&Oplays

そぴあしんぐう(福岡県)

2013/09/28 (土) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

満足度★★★★

下女の恋って
後半にならないと明らかになりませんが、それぞれのキャラの影も後半から明らかになっていきます。

ネタバレBOX

部分的に見えなかったが、本筋には影響はないです。
時事ネタを現在にあわせていますが、大筋は初演・再演と同じなんだと思います。
三宅さん演じるタケヒコは初演が松尾さん、賀来さん演じるハチマンは初演が池田成志さん、観ていないけどなんか想像できます。
交通事故でタケヒコが車いすでの生活になり、タケヒコとハチマンは実は..という設定や、ほかにもありますが、前半コメディー、後半ブラックという松尾さんの作品でした。

で、大千穐楽ということで、カーテンコールでは松尾スズキさん登場し小ネタ披露のサービスもありました。
たすけて青春ピンチヒッター2京都インフィニティ

たすけて青春ピンチヒッター2京都インフィニティ

WET BLANKET

ぽんプラザホール(福岡県)

2013/09/21 (土) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★★

身体はってました。
総勢17名の出演者が何役もこなして、衣裳チェンジもめまぐるしい。
舞台装置は毎回考えていて、今回は上手入り口に向けての花道が設置されていました。

ネタバレBOX

ばかばかしいコメディもたまにはいいなあ。
Short Act Battle Vol.2 予選ラウンド

Short Act Battle Vol.2 予選ラウンド

演劇集団ザ・ブロードキャストショウ(SABカンパニー)

Live Space B.SQUARE(大阪府)

2013/09/19 (木) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

満足度★★★★

20分間の熱いバトル!Dグループ観劇
前回は観る事はできなかったので初見です!

観る前から前に行われた劇団のTwitterが炎上⁈したりして
余計にどんなバトルなのか気になった!

今回は《Dグループ》を観劇!
◆吉田商店 ◆斬撃☆ニトロ
◆Artist Unitイカスケ◆昆虫PEG.
◆DEW PRODUCE (上演順)

劇場であるB.SQUAREは小さなスペースなので
お客さんに誤魔化し様がない!

初めてのShort Act Battle観劇でしたが
お客さんの拍手の大きさが全てを物語っている様に感じました!
思っていた以上に皆さん熱いバトルで楽しめました!

ネタバレBOX

今回で2回目のShort Act Battle
前回は観る事はできなかったので初見です!

今回は《Dグループ》を観劇! (上演順)

◆吉田商店 『くま+√ 893』
初めての劇団ですが話しは分かりやすく
割とベタなホッとする笑い!
ちょっと固さの見える演技でしたが幅広い年齢層にウケる様な作品!
最初の劇団なので基準点として平均点にしました
☆演技3点 脚本3点 総合評価6点


◆斬撃☆ニトロ『コンビニにて。』
ニトロのお芝居を観たのは約1年振りぐらいでしょうか⁈
役者さんの熱さ&パワフルさは1番感じました!
中でも平田真希さんは初めて観た時の演技はまだまだ初々しく感じたのが
こんなにも逞しく貫録ある演技に驚き!

話の展開も時間を戻して違う視点から魅せる演出などは面白く見応えありました!
若い劇団だけにこれからが愉しみ♪
☆演技4点 脚本4点 総合評価8点


◆Artist Unitイカスケ『トドロキ博士のアバンチュール』
脚本や魅せ方の展開などが圧倒的でした!
20分間という時間を起承転結上手くまとめられた作品!
役者さんが台詞を噛むシーンが多くあったのでそれがなければ満点!
来年に奈良演劇祭で公演されるみたいですが
がっつり本公演が観たくなる劇団!
★演技3点 脚本5点 総合評価9点


◆昆虫PEG.『マリーの店は夜ひらく』
本多真理さんの一人芝居
初日でかなり緊張されていたのか⁈
観ているこちらにも緊張が伝わってきました…f^_^;
まったりとした展開でちょっとしんみりとした作品♪
突っ込み所は「全部歌うんかい~!」
★演技3点 脚本3点 総合評価5点


◆DEW PRODUCE『ウナーウォーズ 新たなる土用』
ちょっと笑いのツボがズレてると感じました…f^_^;
特に初っ端の阿部慎之助のネタは全然笑えない…
1番笑ったのはスターウォーズのテーマに合わせたオープニングの解説!
話はテンポ良く進み役者さんも元気がありましたがちょっと荒削りな印象…
★演技3点 脚本2点 総合評価4点
手話&音楽劇「月のダンス」

手話&音楽劇「月のダンス」

プリズム・ミュージック

アトリエファンファーレ東池袋(東京都)

2013/09/20 (金) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

手話劇を堪能しました!
1週間遅れとなりましたが投稿します。
先週観劇してきました。
僕の時は定時に開演しました。

この作品は手話劇です。
本当に最初から最後まで手話がついていたのに驚きました。
それも日本手話で、劇中の歌の部分もきちんと手話がついていました。

僕は手話通訳の仕事をしていて、聾唖の友達に誘われて見に行ったのですが、ここまで徹底的に手話がついているお芝居とは思ってなかったので、役者さんたちがいつから手話の勉強をしているのかとても気になりましたが、とにかく素人レベルの手話では無い役者さんがたくさんいました。

もちろん中には、まだ手話を始めたばかりなのかなっていう役者さんもいましたが、公演後に手話でお客さんと会話していたので、劇の台詞の手話だけを覚えたのではなく、きちんと手話を勉強したんだなっていうのを感じました。

ネタバレBOX

手話と音楽って正直どうなのかなって思っていたのですが、聾者にも聴者にも楽しんでもらいたいという気持ちは十分分かる内容でした。
手話と音楽をこんな風に合わせることができるんだと思いました。
手話コーラスサークルとは違って聾者のために手話がついていて良かった。

手話が分からなくても普通に声の台詞があるので手話が分からない聴者でも内容は分かるようになってるし、手話があれだけ全編についてたら聾者も内容が分かると思います。
実際、僕の友達も内容が分かったと言ってました。

恭子さんの夢のシーンも、聾者の友達にはとても気持ちが分かるシーンだったみたいで感動してました。

歌を歌っていたので恭子役の人は聴者なのかと思いますが、他の役者が本当は聾者なのか分かりませんが、僕はそれで良いと思います。 

聴覚障害というのは見た目では分かりずらい障害なので、それをあえてこの役者は本当に聾者だって示していたとしたら、ちょっと違うなって思います。障害者ががんばってるみたいに見られたくはないと思うし。
障害がある無いによって見方が変わるのは健常者によくあることだけど、それを知らせていないことに僕は好感を持ちました。

僕も手話の勉強をしてますが、あの恭子役の人はそうとう手話を練習されたんだと思います。歌うまでは僕は聾者なのかと思ってたし。
最初の足を痛めるシーンも僕は納得の演技でした。

音楽劇なので歌もダンスもありましたが、他にもさまざまな楽器を使った演出がたくさんありました。僕は歌のことは良く分からないけど、聾者は音は聞こえないけど、目の前で楽器を演奏していると(木琴とかたて笛とか)様子が分かって、音を想像する楽しみがあると友達は言ってました。


話の内容もとても聾者のことを理解していて、普段聾者が抱いている感情がよく描かれていたので、僕はとても好きです。
こういう内容を理解してくれる聴者が増えてくれればいいのになあ。


こういう内容の話、それに手話劇とか音楽劇って好き嫌いがハッキリ出るのかと思います。

聴者が楽しめる演劇や音楽劇は他にもたくさんあると思うけど、聾者が楽しめる演劇は少ないので、せっかくこのような試みをしている劇団があるなら僕はつぶれてほしくなくて今回投稿しました。

僕はこれまで他の劇団で手話を使った劇っていうのを見たことがあるけど、ここまで全編手話っていうのは他では見たことないし、他のところだと対応手話だったり、なんか手話に無理があったり、ところどころしか手話がなくて、結局隣で僕が聾唖の友達に手話で説明しながら見ないと聾者が楽しむのは難しいのが多かったけど、今回は途中で通訳する必要がありませんでした。

僕は今後もこの劇団の手話劇が見たいと思ってます。
そう思っている聾者も多いんじゃないかと思います。
僕が見に行ったときは、舞台の後手話で会話している人が多かったので聾者もたくさん見に来ていたと思います。


僕はこの劇団の関係者とかではないし、他の投稿に対してコメントするのは良くないとは思うけど、前の投稿者さんはこの劇の一番のテーマ(?)手話劇ということに一切触れられてなく、また音楽劇についても歌やダンスにしか触れられていないのに疑問を感じました。
不適切なら僕の投稿は削除してください。
そのことで、劇団さんに迷惑がかかっても困るし。

僕の聾唖の友達も投稿したいけど、文章が苦手なので書けないって言ってましたが、伝言として「今後も続けて下さい」って言ってました。
本当は本人が文章苦手でも書いたらよいんですけど、変な文章で誤解されたくないって言ってたので、僕が伝言を書きました。


これからも頑張ってください!!
二代目はクリスチャン

二代目はクリスチャン

★☆北区AKT STAGE

シアターサンモール(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

シスターが踊るダンスが非常におもしろかった。
つかこうへい:笑いと毒の彼方へ(元徳喜)では,シナリオが特に優れているのが,『二代目はクリスチャン』だ。教会で静かに神に仕えるクリスチャンが,暴力団の二代目を襲名する。日本には,クリスチャンの数は少ない。非日本国籍の在日コリアンの数と同じだ。

神戸は,欧米宣教師が特に布教活動を熱心にした場所である。修道女の今日子は,魅力的でこの演劇の核になる。今日子は,英二が大好きだ。ほかにも,刑事の猪熊も狙っている。組では,神竜ほか子分もメロメロだ。

『蒲田行進曲』では,児童劇団時代から演劇を志す一組のペアに,大部屋のさえない男が絡んで来る。『飛龍伝』では,神林美智子が上流階級の人に思えても実は生まれに影があり,送り込まれた機動隊の男と,子どもを作ってしまう。

今回の『二代目はクリスチャン』は,新宿シアターサンモールで,三組のチームで競演していた。『蒲田行進曲』『飛龍伝』と似ている点は,社会の底辺でもがく人間の姿,激しい情熱がぶつかるところだったと思う。

シスターが踊るダンスが非常におもしろかった。シスターが,やくざの抗争で追われた男をかくまう。シスターは,清純で美しかったので,子分は残らずキリスト教に入信する。しかし,本来やくざは,命をかけてケンカをしているので,ちぐはぐな設定。

それでも,シスターは,猛烈に恋に生きる。そして,最後は,たいへんな立ち回りがある。いつ入れたか,シスターには,龍かなんかの彫り物が見えた。もの凄い啖呵を切る。神戸の街には,台風が来る。しかし,その台風の土嚢に抗争の死骸はなっていく・・・

歌いタイツ!

歌いタイツ!

劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)

あうるすぽっと(東京都)

2013/09/25 (水) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

「ギャップ笑い」で、口角も伸びた


『タイツマンズ』を観て、日頃のストレスを発散しよう。


初幕は、誰もが知っているテレビ•コマーシャルの替え歌を披露するショーの連続でした。
松崎しげる『富士サファリパーク』、吉幾三『新日本ハウス』など です。

『富士サファリパーク』は『マジ•サファリパーク』に。

それを、動物園のオス•メス ライオン達が唄い、踊り上げるシーンは圧巻!

統率の取れた手の動き、脚の動き、まるでコンピュータ•ゲームのようでした。
特に ご紹介しなければならないのは、EXILE「チューチュートレイン」のダンスです。

ライオン姿=『タイツマンズ』の それはギャップがあり、統率の取れていることに「笑い」が起こります。
ちなみに「ギャップ」と打ったら、次のような文字変換候補が ありました。

「ギャップ萌え」(?)

でも、多くの観客は「萌え」より、「笑い」だったのではないでしょうか。

IT企業、携帯会社へ言いたい。

「ギャップ笑い」は なぜ、候補に入れてくれないのかと。


次幕は、小学校の音楽教室を舞台とした、「肖像画の偉人」達のステージでした。

「クラシックの名曲が ずらずら登場するのかな…?」と思った そこの女性!、そんなんで「ギャップ笑い」は生まれない。

「山田くんち」の唄など、寝そべって煎餅をバリバリ噛みながら聴けるような、「軽ーい」曲ばかりだったのです。

モノマネ•コーナーも ありました。

ただ、ベートーヴェンやモーツァルトに扮した『タイツマンズ』は、すでにやっちゃってませんか?モノマネを。

偉人達が「江頭2:50」や「ふなっしー」をモノマネする姿、もう複雑すぎます…。
ファミコンのコンセントが 絡まった状態です…えっ?、古い?


『タイツマンズ』を観ると、CX「笑う犬の冒険」を思い出す。
「ノリ」は大切ですね。

大物ゲスト•水谷あつし さん の「ノリ」が あまり発揮されなかったのは残念でしたが、「カオス理論」を実証する舞台だったのではないでしょうか?

個人的な要望をいえば、一幕を短く削って、色々なバリエーションが あった方がよかった。

「よし、じゃあ 次回も 観に行こう!」


ちょっと、そこの眼鏡かけた課長さん!完全に乗せられてますよ。

商売上手なんだから…(秋葉原のメイド喫茶にいそうなツンデレ風に)

ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

彩の国さいたま芸術劇場

上野学園ホール(広島県)

2013/09/28 (土) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしかった
市川猿之助さんが素晴らしかった。
それは私がシャイロック派だからか?
シェイクスピアなので、とにかくセリフが長い。長いけど聴き入ってしまう。
性格というかもともとの素質もあると思うけれど、迫害を受け続けるとこうなるのか?と考えてしまった。

ネタバレBOX

観劇前に、パレスチナの難民や頑張っても受け入れてくれない世界のコラムを読んでしまい、シャイロックに思いが偏ってしまった。
シャイロックは確かにやり過ぎ。
でも、アントーニオ達もやり過ぎでは?
登場人物全員が自分の利益を優先させている。
そこが面白くて、結局誰にも感情移入できずに、遠いところからその成り行きを見ている。シェイクスピア作品は、いつもそんな観劇になる。

ユダヤとキリストは平等だと正義を振りかざしても、そもそも平等とは何だろうと思ってしまう。
ラストの改宗の場面、私はその時の世情を知らないので、キリスト派の寛大さを物語っているのか、ユダヤ派の屈辱を物語っているのか・・・。
その時代の観客の反応はどうだったのかな?

市川さんは口の中を真っ赤に染めての演技。
後方席にも、恐ろしい口元は分かり、引き付けられました。
高橋克己さん狙いで観劇に行ったけど、今日は声の調子が悪かったのかな?それとも音響のせいかな?
OPUS/作品

OPUS/作品

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/09/10 (火) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

見せ方上手な演出
いつもは観難いバルコニー席も、こういう舞台配置ならどこからもよく観えそうと喜んだのも束の間、お隣の巨体女性が終始、前のめりでご覧になっているので、私は、彼女の顔と腕の挟間から、舞台を覗き込む形になり、かなり左肩が痛くなっての観劇体制でした。

もっと環境が良ければ、満点の満足度だったかもしれません。

小川さんの演出は、いつも見せ方が御上手だなと感心します。

カルテットメンバーは、皆さん芸達者揃いで、どなたも演技面で、ベストを尽くしていらっしゃり、見応え充分ですが、個人的には、相島さんの佇まいが一番好きでした。相島さんて、テレビとかだと嫌なタイプの人種を演じられることが多いような気がしますが、こういう、数人のグループの調整役的な役柄を演じられると、とても光り輝く気がしています。

紅一点の伊勢佳世さんも、相変わらず、演技の振り幅が自然で、愛嬌があって、文字通り、舞台に華を添えていました。

セットを特に変えることなく、小道具だけで、部屋を特定する技が素晴らしかったと思いました。

内容自体は、もっとシニカルで、重たい内容かと思いましたが、言ってみれば、どこの誰にも経験ありそうなごく一般的なお話でした。
ですから、クラシック音楽の素養がなくても、全く問題なく、楽しめる作品です。

ネタバレBOX

それにしても、あの小道具は、公演の度にあーいうことになるわけだから、いったいどれだけ用意されたのかしら?と余計なことが気になってしまいました。スタッフの隠れた努力に思いを馳せました。
3団体合同コント公演

3団体合同コント公演

モラトリアムパンツ×PLAT-formance×たすいち 3団体合同

新宿眼科画廊(東京都)

2013/09/25 (水) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

満足度★★

もっと高みを
お祭り騒ぎの団体合同公演。それはそれとして良かったとは思いますが、「コント」公演と銘打っているのに笑いの質が低いのが残念。学生のお笑いライブの方がまだ面白いのもありますよ。演劇的なのもあったりで色々と味わい違いは楽しめましたが、お金をとるのであればもっと上の質を求めたいです。特にコントユニット。

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★

さすがの出来
でした。何度も再演を重ねているようで、その意味での良さが出ていました。が、このまま小さな劇場でしか出来ないような団体感が否めないのは残念。もっと高みを

フール・オン・ザ・ヒル

フール・オン・ザ・ヒル

多摩1キロフェス

パルテノン多摩【旧情報】(東京都)

2013/09/27 (金) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

会場一体!
野外ステージ、楽しい!初めての野外観劇でしたが、この空間だからこそ出来る演出がたくさん詰まっていて、一瞬一瞬が本当に特別なんだなぁと思いました。また、昼と夜では公園の雰囲気が全然違って、すごく臨場感がありました。途中雨足が心配な瞬間もありましたが、それも含めて、5感で楽しめるんだなぁと思いました。

ネタバレBOX

ずぶ濡れで好演した役者さん、生演奏の方々、スタッフの皆さんに頭が下がります。すごく良かったから、是非単年ではなく、通年の取り組みになれば良いのにと思いました。
No border !!

No border !!

多摩1キロフェス

パルテノン多摩【旧情報】(東京都)

2013/09/28 (土) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

言葉はいらない
誰でも楽しめる敷居の低さと、高い満足感のある最強のパフォーマンス。会場にいた子供達の笑い声や反応が、また楽しく嬉しい。言葉に頼らない、頭を使わないでも楽しめる、観客を巻き込んで一体になる、でも長い時間訓練し計算されたからこそ出来るステージ。ホール一杯に観客が集まればもっと楽しいのにと、そこだけが残念。

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