
秋のソナタ
ぴあ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/10/25 (金) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★
今注目の大好きな女優さんの一人、満島ひかりさんとベテラン佐藤オリエさんの二人芝居!
母娘二人、室内、次第に狂気に満ちていく濃密な芝居。
普通の会話が展開していくうちに、過去の話に至り、
激高した言葉のぶつかり合いから修復出来ない溝を
明らかにする。
お二人の演技でもう十分なところに、安物のB級ホラー映画
のような過剰な叫び声に少し興ざめ。
そういえば満島さんも「怒鳴るけれども上滑りしている」
ように感じるところもあった。

息をひそめて―シリア革命の真実―
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2013/11/11 (月) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★
お芝居を
やる意味や意義は感じましたがお芝居としては面白いとは感じませんでした。
それではそれこそ無関心な人を取り込んだり周知していくのは難しいと思います。観劇というより大学に勉強しにいった感じです。

『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2013/10/23 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★
感想抜けてました
すみません。うれしい悲鳴。
アマヤドリはもう少し小さい箱で観たいなと思いました。
内容が声を張り上げる芝居とはマッチしてないと感じました。
お芝居の内容は嫌いじゃなかったんですが主人公の女性の演技があまり好きになれなかった。

ギャラクティカ・めんどくさい。
劇団鋼鉄村松
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
壮大な宇宙戦争
壮大な話で、とても面白かったです。
水着のシーンが出てきて、とてもびっくりしました。
演技のテンポがよく、とても集中して観れました。

ホテル・アムール
ナカゴー
あさくさ劇亭(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい!
始めて拝見しましたが、痴話喧嘩のなかにサスペンス的要素あり、もちろん笑いあり、最高の90分でした。(もう少し長かったかもしれません)
ちょっと卑猥な言葉がでてきますが、個人的にはそんなに嫌でなかったのは役者さんの気持ちがしっかりとのっていたからだと思います。
このお値段で、絶対に損はないと思います。

片鱗
イキウメ
青山円形劇場(東京都)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★
面白かった・・・かい?
正直、コレが舞台じゃなくて映像作品だったらもっと怖くて面白かったろうと思わせるのが残念(でも怖いの苦手なので映画だったら観にいかない)。
生身の役者が目の前で演じるホラー作品は怖がる気持ちに客席の自分を持って行くのが難しいよね。アバンタイトル的なパートが一番怖くて、後はひたすら左脳で観てしまった。
…まあ、それ以前にハナシも演出、照明、音響の手法もありきたりなホラー映画のソレなので、あのやり方で「ホラー演劇」ってムリあるかもなあ。

ヴォイツェク
ttu【2017年5月末解散】
酒井理髪店 2F スペース(東京都)
2013/11/22 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★★
変わった演出
変わった演出なれど、それがどこに向けて作られた作品かわからなかった。
ただ、商店街にある理髪店の2Fスペースでの公演というのは、興味深かった。
隣の飲み屋の客のおじさんが、公演前に並んでいる観客に声をかけていたり(演出ではない)、公演が始まってからも、そのおじさんが飲み屋でしゃべっている声が聞こえてきたり、劇場ではない空間、その場にしかない生々しさがあった。
立会川という場所自体、さまざまな歴史的背景を持っている地のようで、パンフレットに「坂本龍馬が青年時代を過ごしたことでも有名」とある。隣にある公園にも坂本龍馬像が立っていた。また、「一説には、昔、近くにある鈴ヶ森形場へ送られる罪人が、家族たちと最後に別れを惜しむために立ち会う場所ということから「立会川」と呼ばれるようになった」ともある。この歴史を背負った場所を、「ヴォイツェク」に重ねて上演されているようだ。だが、そもそもヨーロッパの話であり、上演とこの場との連なりを感じることはできなかった。

~複製技術の演劇~パサージュ3
あごうさとし
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/11/22 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

青い童話と黒い音楽
ロデオ★座★ヘヴン
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

マザー
劇団5454
劇場HOPE(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
小さな世界なのにスケール大。面白い。
「ままごと」の語源は「まんまごっこ」=ご飯食べるふり=生活模写だと思う(調べてない)。小さな食器や台所用品の可愛らしさといったら、古今東西変わりない。私たちの国ではひな祭りそのものがままごとだ。自分と殿と側近の人形、素晴らしい塗りのお椀や皿。若いどころかまだ少女のうちにお家繁栄のため嫁がされた姫たちの、大きなお屋敷のなかのとても小さな、でも唯一の心のよりどころであったに違いない。この「小さな、だが唯一の心のよりどころ」から、ストーリーは展開する。前作「ト音」は新人戯曲賞公開審査目前。プレッシャーに負けず、上手い&面白いで実力を見せてきた脚本演出(今回は主役も※佐瀬とダブル)春陽漁介。そして役者たちの存在感と演技もまた、ますます素晴らしいものとなっている。

ボンジュール日本
かのうとおっさん
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2013/11/15 (金) ~ 2013/11/18 (月)公演終了
満足度★★★★
色々なテイストが愉しめた♪
色々な作品のオムニバス!
前半はちょっとシュールな笑いから後半はアドリブコント、
そして定番のコントへ♪
最初は今までのかのうとおっさんではあまり見たことない
不思議なSTORY重視のシュール⁈ 作品が二本!
笑いより話しに魅入ってしまった~(^^;;
その後はお客さんからお題を貰っての得意なアドリブコント♪
いつもながらアドリブで笑いを誘うあたりはこの二人ならでは!
動物雑学コントではウサギのあれこれ♪
ホントかな⁈と思う驚きを絶妙な落とし方で笑いに変えていました!
今回の作品の中では私は1番笑いました~♪
そして、定番のコント・教えてセクシー先生シリーズはいつもの緩い笑い♪
最後はゲストのギタリストわたなべゆうさんの美しい生演奏~♪
そして「かのうの部屋」に招かれた
ゲストわたなべさんと有北さんとのセッションコント♪
ちゃっと心が折れそうだった有北さん!
色々なテイストのかのうとおっさんが愉しめた
2時間20分の長~~い公演♪

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)
無頼組合
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/11/22 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★★
’80というかノスタルジィというか
ほんと松田優作のTVドラマ「探偵物語」のオマージュ(^^)
観客さんも”ワカッテイル”のか男性客多しであります、
んで話もまんま、そんな感じで予定調和で進行し閉じてゆく2時間でした。
できれば冷房いれてー
あつかったです・・いろいろと・・・

See You 【観客総動員数1000人突破!】
LIPS*S
新宿シアターモリエール(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
なんとなく輪郭がボヤケてる感あった
まぁ潜在意識の<機械都市>が舞台だから仕方が無いのかもしれないが、
ダンスというか殺陣のカッコ良さはあったけど・・・。
王道SFに期待していたら肩透かしーみたいな感じをうけた2時間でした。

テラヤマ☆歌舞伎『無頼漢 -ならずもの-』
流山児★事務所
みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★
ならず者達による体制批判
F/T連携プログラムで、原作が寺山修司ということもあり、先鋭的な要素がある時代劇を期待していたのですが、体制批判の意図が打ち出されてはいたものの、個人的に好みではない作風で、全然楽しめませんでした。
幕末の抑圧された歌舞伎役者達がお上に立ち向かう物語で、繰り返される争いと、ギリシャ悲劇の様な呪われた血の繋がりとが描かれていました。
現代的な音楽がBGMに用いられる以外はオーソドックスで、かといって歌舞伎の様な様式性も感じられませんでした。
大声で台詞を言い大袈裟に動いて自身の存在をアピールする様な演技や、段取り感が表に出ている殺陣のシーンが延々と続き、疲れました。
今年の流行語をもじったり、昭和から平成の映像を流したりして、現代においても同様なことが起きていることを示唆する趣向もありましたが、あまり説得力を感じませんでした。
開演の前に、会場の向かい側の公園でプロローグが演じられましたが、偶然見掛けた人がお金を払って本編を観たくなる様な魅力もなく、わざわざ寒い屋外で演じる意義が感じられませんでした。

ペンション百万石
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
あまり状況説明が詳しくない・・・
まぁ人の人生の覗き見芝居の様相でしたが、
できれば進行説明補足役のピエロさんが欲しかったなぁと感じました。
登場人物の多い群像劇風でしたが、いまいち全ての人物達の相関関係を把握できなかった・・・寒くなってきて灰色の脳細胞も活動鈍化してきたみたいです・・・・(-_-;) 舞台セットも綺麗で効果音などもしっかりされていましたが、とにもかくにも空調が効き過ぎて寒かったです。

『タガタリススムの、的、な。』
舞台芸術集団 地下空港
ギャラリーSite(東京都)
2013/11/14 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
興味深い実験
中央のブラインドに囲まれたステージを取り囲むように観るスタイル、平面ではなくより立体感を感じさせる演出に斬新さを感じました! 内容は終盤になって解る時代設定ゆえの少しの謎を残して進む展開にひきつけられました! ただ、状況設定を理解するのが少し難しくも感じました。

非!リア王/ぴかぴか
妄烈キネマレコード
ナンジャーレ(愛知県)
2013/11/14 (木) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
妄烈キネマレコード「ぴかぴか」観ました
(→一本目「非!リア王」から続く)
妄烈キネマレコード二本立て公演の二本目。
こちらは、名古屋一満面の笑みが似合い過ぎる女優、澤井しおりによる作・演出。
mだ世界を見始めたばかりの少女と、世界の外からやってきた来訪者の、出会いと交流。
観客も彼女とともに、かつての、そしていまの自分を見つめなおす。
札幌ハムプロジェクト「パレパーレ星の新しい生き物」を思い出す、純粋な子供心の世界。
照明・音響も世界観を大事に構築。
役者陣もステキ。主人公は9才児にしか見えない。宇宙人がキレッキレ。
やや退屈な流れもあったけれど、大多数から好感を持たれるかわいい作品になったので、初手としては成攻でしょう。
実舞台で経験を積んで、もっとイケる作品になるといいなあ。仲間も発表できる場も持ってるし。
ひとつの団体で、ショーケース的な上演を行う意義を感じる二本立てでした。

死神様の言うことにゃ
JEWEL BEANS
上野ストアハウス(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
世界はずっと深い そう思う
Danse Macabreを意識したダンスなのだろうか? それとも、只、流行りの形式を取り入れたに過ぎないのか、演出家の意図は確認していないので分からないが、ヨーロッパ人に見せたら、当然、何故、骸骨の踊りにしないのか? という質問や、様々な社会的階層を表していないのか? という質問が飛び出して来たことだろう。演出家が意図的にDanse Macabreを用いたならば、余りにも基本的なこれらの質問には即答するハズである。文化の異なる日本で、このようにしたエクスキューズはあるかもしれないが。

テラヤマ☆歌舞伎『無頼漢 -ならずもの-』
流山児★事務所
みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
70年代のアングラ観が、広く、大きい公会堂で発揮された
「テラヤマ歌舞伎」は寒さ凍てつく中池袋公園に突如 姿を現す。百貨店のガラスの入り口にいる婦人が歩行者か、開店を待ちわびる買い物客なのか、解らぬ光景と一緒である。照らさた夜の都市公園は、たった10分間「祭り」の空間に包まれた。集いし人々はバーゲンで安い商品を購入するため 他人を押すことはない。寺山修司という怪物の面影を感じるために輪を囲む…。
「世の中を変える演劇」があえぐ相手は権力である。今年度東京国際映画祭関連シンポジウム『ーMOVIE CAMPUSー第一部『時代劇へようこそ~先ず、粋にいきましょう』で文化庁の佐伯知紀氏(文化庁文化部芸術文化課 主任芸術文化調査官)が述べておられたコメントが よぎった。つまり、戦前の歌舞伎映画は「検閲を逃れやすい。故に最もその時代性が反映された」らしい。シンポジウムのオープニングに流された時代劇映画は幕末、悪代官に立ち向かう浪人2人と百姓達を描いた<活弁付き上映>『斬人斬馬剣』(デジタル復元版)である。明らかに今この時代の政府•官僚をもじった「テラヤマ歌舞伎」は、今この時代だからこそ再び歌舞伎を持ち出さなければならない悲劇だろう。
寺山修司がカタカナの「テラヤマ」へ書き換えられ、末は「TERAYAMA」のローマ字へ変わる未来。「100年たったら見においで」というが、没後30年でカタカナ表記の男は、これからも書き換えられ続けるはず。
大人数の歌舞伎が、江戸を書き換える。大人数の歌舞伎が、幕末を書き換える。殺陣こそ 未熟であった その大人数の歌舞伎は、時代そのものを別の身体に変えてしまった。「浸る」とは こういうことを指すのか。過保護の母から離れられなかった寺山修司。主人公の青年が代わって川に棄てた。かと思いきや、母は花魁にすくってもらい、作品の中でさえも、最後まで 息子にまとわりつく。

地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-
てがみ座
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
長田さんは、井上さんの再来かも
旗揚げから何作か拝見したてがみ座ですが、このところ、諸事情でしばらくご無沙汰していました。
久しぶりに観ようかなと思ったのは、古川さんがご出演になるのと、渋沢栄一の息子さん、渋沢秀雄さんと亡父が昔テレビ番組でレギュラー共演者だったので、私も何度か秀雄さんとは面識があったからです。
子供のころでしたから、渋沢家の事情には全く無頓着で、秀雄さんとこの芝居に登場する敬三さんの関係もよく存じあげませんでしたが…。
ですから、この芝居で描かれた物語は、私にとっては実に新鮮でした。
どこまでが虚構で、どこからが真実か、私には、わからないながら、このストーリーは、民俗学を通して、日本の戦争時代を投影する趣で、構成や演出がとても時機を得て巧みな舞台だったと感嘆しました。
大まかに分類すれば、歴史劇的な作りでもあるのに、しっかりと各登場人物に、血が通っている脚本に、敬意を表したくなります。
相変わらず、扇田さんの演出も、細やかで、技法が卓越していて、感心しました。
丁寧な長田、扇田ご両人の巧みの技に、華のある役者さんを得て、全てにおいて、申し分のない演劇だったと思います。