
D.S.T.P (Don`t stop the play) 〜芝居を止めないで〜
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2025/10/01 (水) ~ 2025/10/08 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/10/05 (日) 13:05
劇団A.R.Pの劇を今年の夏に続いて、今回の劇で私の記憶が正しければ、2回目になると思う。
今回は夏の劇と同じ喫茶店がメイン舞台となっていたが、店長が中年のあんまりイケてるとは言い難いおじさんだったり、細かい点でまず違っており、内容は映画の最終オーディションに選ばれし3人、その3人がこの古びた成田空港近くの喫茶店で一般客に混じって即興エチュードで “最高の結末” を描くこと。
チャンスは一度きり。ところが想定外のハプニングが次々と!
人生と芝居の境界線をにじませる、シチュエーション・コメディの新定番と言うような、前回とは共通した部分も多少あるものの、大きく変わっていて、まぁ、そもそも違う作品で、面白かった。
前回の劇も喫茶店が主な舞台となっており、前回は、その喫茶店で同窓会を開こうというような内容で、元先生を巡ってかなり重い要素があったり、観ていてただ笑えるだけじゃなく、くだらない部分やドタバタもありつつ、緊迫した場面や、観ている観客がハラハラドキドキさせられるような予測できない展開になるような、最後には思わず感動させられるような劇で、それはそれで良かった。
しかし今回の劇は、前回と同じくシチュエーションコメディで、ドタバタ喜劇なところや、舞台となる場所こそ共通しているものの、前回の劇以上に非常に馬鹿馬鹿しくて、大いに笑えて、中年のおじさん喫茶店店主を演じるどこか冴えないけど憎めない感じが醸し出されていて、味のあるおじさん役者と、ムギュさ全開で面白くて、味があって印象に残る喫茶店のバイトの店員を演じる童顔で高身長な女優とのコンビネーションも印象にも残って良かった。
登場人物たち全員が個性豊かで、それらを演じる役者が舞台の隅々まで使っていて、観客の視界から殆ど見えない位置でも、何かしら動いていたり、会話している感じだったりと、前回の劇以上に細かい部分においてまで役者が観客を意識して演じ、アドリブも観客が気付かないような小ネタもさり気なく食い込んだりしていて、観客にあまり見えない位置ですら何かしらしているという役者のプロ意識が凄いと感じた。
また、前回の劇以上に良い意味で、内容が無いようなシチュエーションコメディで、感動的とは無縁で、おめでたくて、今時の劇にしては珍しいくらいの徹底したハッピーエンドな結末になっていて、今時ここまで完全なハッピーエンドのコメディ劇なかなか世の中の劇で見かけたことが無いので、今の世の中、また世界情勢的にも暗いニュースも多い中で、ここまで何も考えずに、大いに笑えて、普段のストレスさえも吹っ飛ぶ程に、腹を抱えて笑えて、今までで劇を観てきた中でも、劇を観ている時に、自分がここまで何も考えずに、現実の時計の時間さえ忘れる程に大いに笑えて、劇にのめり込むことが出来て良かった。

「ニュー御釜怪奇譚」(にゅーおかまかいきたん)
レティクル座
萬劇場(東京都)
2025/10/01 (水) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです!え?ちょっとそこのところ納得できないんですが・・・と言うところもありましたが、笑っていたから聞き逃した?と思うことにします。
ゾンビは大の苦手で、ドラマも映画も見たことがありませんが、舞台のゾンビは安心して見ていられるので良かったです(笑)。
夢麻呂さんにも久しぶりにお会いできました!

PRINCESS TOKUGAWA
Alexandrite Stage
草月ホール(東京都)
2025/10/02 (木) ~ 2025/10/08 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
自分自身が親であり、そして今でも子供である私自身のことを、そして、両親や子供たちのことを改めて見つめなおさせられる作品であった。舞台を観ながら、三姉妹と浅井長政が互いに思う気持ちを想像したとき、激しく心を揺さぶられる思いに陥った。不意に涙腺が崩壊。2度も劇場に足を運んでしまった私でした。何年か後、もう少し年を重ねてから、再演があれば是非また観に行きたいです。

Venus誕生 第三幕
劇団Venus
レッスル武闘館(埼玉県)
2025/09/05 (金) ~ 2025/09/26 (金)公演終了
実演鑑賞
奇数月の金曜夜に上演を続ける劇団Venusの第三章。9月26日まで、レッスル武道館。75分
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/10/post-dafd99.html

The Breath of Life
serial number(風琴工房改め)
OFF OFFシアター(東京都)
2025/09/10 (水) ~ 2025/09/17 (水)公演終了
実演鑑賞
演出 詩森ろば、俳優 林田麻里/李千鶴で構成して、3年間にわたり女性二人の芝居を連続上演するユニットdialogue+1の第一回。 イギリスの劇作家デヴィッド・ヘアーの「The Breath of Life」は2014年に新国立劇場での上演があったようですが、ワタシは初見です。同じ翻訳(鴇澤麻由子)による上演。 130分。9月17日までOFF OFFシアター。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/10/post-c0840b.html

違書 いしょ
劇団かずき
シアターウィング(東京都)
2025/10/03 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高でした!!
シリアスになりやすいテーマにも関わらず、随所にコメディがあったことで最初から最後まで楽しい時間になりました。感情があっちこっちに揺られ、時間以上に濃い内容でした。
1年前から更に進化していて、また来年もあったらいいなと楽しみにしています。
これで2回目の観劇ですが、最高でした。
ありがとうございました!

『ロング・グッドバイ』
ニイモト企画
Absolute Blue(東京都)
2025/10/04 (土) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

コントライブ『30ら』
品川親不知
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/10/02 (木) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

MY TYPE~OL早乙女琴子の場合
東京夜間飛行
下北沢ハーフムーンホール(東京都)
2025/10/02 (木) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

D.S.T.P (Don`t stop the play) 〜芝居を止めないで〜
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2025/10/01 (水) ~ 2025/10/08 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです!
想定外のハプニングを乗り切ろうとする登場人物達が面白過ぎて、口元が緩みっぱなしでした。
ストーリーに、どんどん惹き込まれ、笑って笑ってあっという間でした。
役者さん達の熱演、表情、とても魅力的でした。
皆が笑顔になれる楽しい舞台でした!

古来稀でも今希なり
ペテカン
新宿シアタートップス(東京都)
2025/10/01 (水) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/10/05 (日)
観てきました☆久しぶりのペテカン、最高でした☆ 田中真弓さん、山口良一さんはさすがにお上手だし、他のみなさんも相変わらず元気でおもしろくて良かったです☆☆

三文オペラ
シアターX(カイ)
シアターX(東京都)
2025/10/04 (土) ~ 2025/10/07 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
シアターX「三文オペラ」予備知識無しに鑑賞。悪人が処刑されるまでの話で罪と罰が描かれ感動…のはずがラストで大どんでん返し!えー!と思い原作のあらすじ見たら同じだった。なるほどね。ラスト直前まで5000円払っても良いなと思ってたのがやっぱ1000円だと。これがこの作品の最高の褒め言葉です😂
※1幕目1時間50分は終盤疲れました。

MY TYPE~OL早乙女琴子の場合
東京夜間飛行
下北沢ハーフムーンホール(東京都)
2025/10/02 (木) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
一人芝居、ずっと同じテンションでやられすごいな…と思いました。劇伴も生演奏ですごく雰囲気よかったです。あと、劇場ですが、今回はじめて行きましたがすごくいいところですね。住宅地にまさかあんな地下劇場があるとは…でした。あ、飲み会での女子トーク、よかったです。女子の頭の中が垣間見れておもしろかったです^^

風のやむとき
演劇集団円
吉祥寺シアター(東京都)
2025/09/27 (土) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
昭和50年(1975年)、演劇集団円を設立するも持病の肺結核の悪化で入院中の芥川比呂志55歳。病室には見舞い客と劇団関係者、夢の中では亡くなった者達が訪れる。病床で『夜叉ヶ池』の演出方法をひたすらに追い求める執念。それを甲斐甲斐しく支える妻。
主演・芥川比呂志役、石井英明氏がカッコイイ。久米宏と三田村邦彦を足したような。
その妻に高橋理恵子さん。MVP。この作品の文鎮。
弟で作曲家の芥川也寸志に瑞木健太郎氏。寺山修司っぽい。
語り手である孫娘に大谷優衣さん。綺麗。
亡くなった弟に和田慶史朗氏。
劇団制作担当に近松孝丞氏。
仲谷昇役に中田翔真氏。
35歳で自殺した芥川龍之介、まだ7歳だった芥川比呂志。子供達に宛てた遺書には「若しこの人生の戦ひに破れし時には汝等の父の如く自殺せよ。」と。若くしてとんでもない十字架を背負わされてしまった。

ロマングースの神様
超人予備校
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2025/10/03 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
必要と思ったけど、要らなくなって避けものにされたマングースの悲哀。
人間社会を動物に置き換えてメッセージを感じさせる劇団はここにしかないと思います。
毎回、衣装が可愛くて、ダンスもあり楽しいです。
お芝居観られてありがとう🤟

MY TYPE~OL早乙女琴子の場合
東京夜間飛行
下北沢ハーフムーンホール(東京都)
2025/10/02 (木) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

Jeanne d’Arc -ジャンヌ・ダルク-
劇団ミュ
ウッディシアター中目黒(東京都)
2025/10/02 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

蝶のやうな私の郷愁
はちみつ
雑遊(東京都)
2025/10/01 (水) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
もったいない。はちみつ制作部の「蝶のやうな私の郷愁」を観終わった時、素直にそう思った。断じてネガティブな意味ではない。この傑作を、その日、わずか20人も観ていない事実にもったいないと思ったのだ。この舞台はもっと多くの人に見られるべき傑作である。多くの人に観られないのは社会的損失だ。しつこいだろうがもう一度だけ書こう。傑作だ。
本作は2人劇である。夫婦(と思われる)男女が、大型台風の大雨の中で少しズレた食事風景を演じる、とてもシンプルな内容だ。しかし、シンプルな内容であるからこそ、俳優の技量や演出力が求められる。
まずは俳優の演技。どこか現実感がありながら虚構である。その狭間の演技が上手かった。特にどこかズレた噛み合っていない夫婦の会話が面白い。何度か笑ってしまった。所作も現実の夫婦のようで質量がある。
何より素晴らしいのが演出だ。台風の大雨というジメジメとした湿度を見事に再現している。台風の日の会話の間、突然の停電、ロウソクの照明、雨漏りに対する対応。どれも日常で見慣れているはずなのに、どこか湿度で錆びついている。この空気感がよい。
特にこだわったと伝わってきたのが「食事」である。本作において、食事はパントマイムではなく、実際に用意されたモノを食べている。これが舞台全体に緊張感をもたらしている。
舞台における演技の基本は、役者が机がない空間に机を作り出すような虚構性である。しかしながら、「食事」が実際にあることで実在感が生じ、重みが生まれる。湿度の質量溢れる舞台で、実際のモノが存在する。役者と現実のモノのハーモニー。この重なった雰囲気が実に良かった。
このように練られた舞台でありながら、注目されていないのが本当に惜しい。1時間でありながら、料金以上の満足感が確かにあった。クセもなく幅広い世代に観やすい舞台であるのに、どこかもったいない。
舞台はナマモノだ。その場にいなければ、味わうことができない。たとえ録画があってもそれは本物ではない。模造品である。
この傑作の「本物」に出会えた偶然を喜ばずにはいられない。たとえ多くの人が観ずとも、私の中で生きる舞台になるだろう。そう思わせるチカラのある作品だった。

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】
sitcomLab
ザ・ポケット(東京都)
2025/10/01 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
レッドデビルを観劇した。いわゆるすれ違いコメディで設定が絶妙で面白かった。チケット最安が2000円ってすごい。

事実は小説よりも奇なり
Unit NA
新宿眼科画廊(東京都)
2025/10/03 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
不思議な世界観のある3つのオムニバスでした。舞台構成もさることながら、とにかく芝居が上手い!!是非、過去作品や他のお話も観たいです。