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【延期公演開催】エアスイミング

【延期公演開催】エアスイミング

演劇企画イロトリドリノハナ

小劇場B1(東京都)

2024/07/04 (木) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

なぜこの程度の事で「触法精神病施設」なる施設に幽閉されなければならないのか
なぜ家族は娘がこの様な目にあっているのを長期にわたって容認しているのか
それらの背景まで深掘りすれば、とてつもなく話は膨らんでいき、実際観終わった後には彼女達のキャラクターや台詞の端々から推測や憶測がいくらでも湧いてくる
そういった意味で目にした以上の情報、問題提起に富んだ作品

実際に舞台上で描かれるのは施設に収監された二人の女性(ペルセポネーとドーラ)の長期にわたる風呂場掃除タイムでの交流シーン
収監歴ではペルセポネー(森下知香さん)より2年先輩となるドーラ(室田百恵さん)はきっと社会に出ていれば並みの男以上に社会貢献できそうな頼もしい女性
お嬢様育ちで現状把握さえちゃんとできていないペルセポネー(天然が入っていてユーモラス)の良きアドバイザーであり良き話し相手
一見楽しげな会話シーンの連続でありながら、この病院ではろくな治療行為も行われず閉じ込めっぱなしである事がハッキリ炙り出される光景でもある
やがて二人が編み出した別の名前になって繰り広げられる現実とは別の世界
そこにはもはや恋愛欲求や食欲など入り込まず、ひたすら“憧憬”に特化されていくようで何とも切なく、時には狂気が混ざり込んだ美しさで妖しく輝いて見える
“相互依存”という状況は悪い意味で使われる事の方が多いけれど“相互依存”がなければきっとこの二人は廃人になっていたに違いない
後半 気の遠くなる様な50年を経て、彼女達がどの様に変貌していったのかは必見
お二人の女優魂を存分に味わい、その後の人生に思いを馳せ、前に述べた「実際観終わった後には彼女達のキャラクターや台詞の端々から推測や憶測がいくらでも湧いてくる」に繋がっていくのでした

ネタバレBOX

追記
ラストシーンが目に焼き付いたのと同時にモヤモヤした気持ちがどうしても残っていて、ようやく後になって気付かされました。
自分の幼少期、比較的近所に大きな精神病院があったみたいで、確かにそこはアンタッチャブルな存在として囁かれていた記憶があり、初めて「差別」という認識が知らず知らずのうちに生まれたのではなかったかと

「異形」と映ってしまう人達を目の届かない場所に隔離し、存在ごと蓋をしてしまう事が如何に残酷な事か
自分の身近にもあったかもしれない事であり、無意識にその様な考えが残っているとしたなら改めなければならないと強く思い知らされました

大きな声で、いただきます。

大きな声で、いただきます。

試験管ベビー

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2024/07/05 (金) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

リアルな表現で、肉がたべられなくなりそう。困ったな。
昔、4キロメートル離れた屠殺場から殺され損なってわが家まで逃げて来た牛の事を思いだし、その時の恐怖までよみがえってしまいました。
でもまた観客参加型で楽しませていただきました。

大きな声で、いただきます。

大きな声で、いただきます。

試験管ベビー

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2024/07/05 (金) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/07/06 (土) 18:00

養鶏場や牧場や養豚場のことなどよく調べて話が作られてい、感心しました。
今回は特殊演出効果参加席もあったりして、そちらも楽しかったです。
もちろんいつもの参加席も!

大きな声で、いただきます。

大きな声で、いただきます。

試験管ベビー

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2024/07/05 (金) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/07/06 (土) 18:00

今回は顔なじみの方もいましたが、若い新人さん?が多かったみたいですね。
若いからものすごく元気もあって、開演前もキャッキャッととても賑やかでした。
今回は牛・豚・鶏の肉についていろんなことを語ってくれ、よく調べたな~という部分も!
観客参加型も楽しかったです。
肉のことについてかなり語ってくれた感があったので、題名は「大きな声で、いただきます。」じゃなく、「やっぱり肉が好き」みたいな方がよかったような……。

逃奔政走

逃奔政走

フジテレビジョン

三越劇場(東京都)

2024/07/05 (金) ~ 2024/07/16 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/07/05 (金) 18:00

135分。休憩なし。

ゴースト&レディ

ゴースト&レディ

劇団四季

JR東日本四季劇場[秋](東京都)

2024/05/06 (月) ~ 2024/11/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/07/05 (金) 13:30

175分。休憩なし。

ANGERSWING

ANGERSWING

劇団Q+

駅前劇場(東京都)

2024/07/03 (水) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/07/04 (木) 19:00

115分。休憩なし。

~喜楽に落語~ ハルカス寄席

~喜楽に落語~ ハルカス寄席

近鉄アート館

SPACE9(大阪府)

2024/07/02 (火) ~ 2024/07/25 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2度目の落語鑑賞でした☆めちゃめちゃ面白かったです\(^o^)/

駈込み訴え

駈込み訴え

中瀬古健

MUSIC BAR道(東京都)

2024/07/05 (金) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

良かったです。

狐晴明九尾狩

狐晴明九尾狩

創像工房 in front of.

慶應義塾大学日吉キャンパス塾生会館(神奈川県)

2024/07/03 (水) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

【延期公演開催】エアスイミング

【延期公演開催】エアスイミング

演劇企画イロトリドリノハナ

小劇場B1(東京都)

2024/07/04 (木) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

これは演じる側からするとかなり刺激的な戯曲なんだろう。最近、上演が多いのも納得というか。
先日、G・W・パブストが1929年に撮ったドイツの無声映画『淪落の女の日記』を観たが、父の助手に誘惑されて妊娠した薬局の娘がヒロイン。親族会議の結果、無理矢理子供と引き離されて感化院に入れられるが、そこは虐待に近いことが行われている場所だったというもの。映画は仲間と感化院を脱走してからの展開の方が長いから、この舞台と内容は異なるけれど、男側の倫理規範が女性に押し付けられる社会を描いていて、結構重なるシーンがあるなあと思いながら観てました。

ネタバレBOX

ドリス・デイの名や曲が度々出てきて、この人が活躍するのは40年代に入ってからなのにとか、この曲は○○年だよなあとか、つい余計なことを考えてしまい、一幕は少々戸惑いつつ観ていたというのが正直なところ。その辺は二幕に入ってからの展開でようやく腑に落ちたのですが。
廻り巡って蝶を飛ばす

廻り巡って蝶を飛ばす

劇団ホリック

アトリエS-pace(大阪府)

2024/07/06 (土) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

満足度★★★

旗揚げで、この時間帯満席はすごい
何事にも恵まれない子供達の話
女の子に生まれて欲しかったのに男の子が生まれたことで、赤ランドや女装を強要されてきた男性 両親が行方不明で身体を売ってお金を稼ぐ女性 愛してるという薄っぺらな言葉で満足する彼らは、愛情を感じらレズに育った(ある意味親は親なりの愛情を与えていたのかな〰️)子供たちの行く末はいかに… 与えたことを真っ直ぐに受け止められる子供は少ないと思う

駈込み訴え

駈込み訴え

中瀬古健

MUSIC BAR道(東京都)

2024/07/05 (金) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

やはり上手い。
最初から全開。

ネタバレBOX

個人的には過剰な気がしないでもないですが。
演出家は始めから高いテンションを要求しがちなので、そのせいかもしれないのですが。

途中の講談パートがすごく良い。この部分大好き。

最後にこの曲をもってきたかあ。
やるなあ、望月六朗。
問わず語りの三文オペラ

問わず語りの三文オペラ

YUTOMIKA  ゆーとみか

座・高円寺2(東京都)

2024/07/05 (金) ~ 2024/07/06 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

こんにゃく座人脈だろうか、比較的新しいユニットによる「歌」芝居である。クルト・ヴァイル作曲の「歌」が十数曲、この「三文オペラ」という話がよく分かった。シンプルなストーリーだが独特な匂いがある。悪事を働き、女を弄ぶマック・ザ・ナイフが、最後は縛り首になる悪役物であるが、石川五右衛門よろしく最後に公開処刑される怪盗・鼠小僧を翻案した芝居(佐藤信版は観てないが野田歌舞伎版は確かそんなであった)はこれに着想したのかも。。
ヤツに娘をたぶらかされたピーチャム商会の店主、その実乞食らに盲や片輪を演じさせ浄財を巻き上げて伸しているピーチャムが、マック捕獲に執心し、逆に警察署長タイガー・ブラウンがマックを逃そうとする転倒。最後はタイガーは折れ万策尽きるのだが、描かれるマックの人間的魅力を作者は、実は弱き者の味方であったとか、親思いであるといった徳目でなく、己が歓心の赴くまま、自由に生きる姿に見出させる。そこに女郎たちやある種の人間は惹かれ、ある人間は疎ましがり、またある人間にとっては「裏切っても許してくれる」人物。
彼がやった程度の「悪」は、大手を振って罷り通る巨悪に比べれば取るに足らないものだ、という視線は芝居の中でほぼ語られる事がないが、物語の底流にひたひたと流れている。ブレヒトは壮大な皮肉の物語を書いたのだな、と思う。

舞台の方は、演奏者二人(ピアノ、サックス)以外は6名。同好会的雰囲気のあるユニットだが、公演ひと月前に主要出演者の一人が急逝したとの事で、追悼の言葉がパンフにも記されている。そんな事もあってか、初日は台詞が詰まる等厳しい瞬間もあったが、その時の気まずさを超えて、終わってみればドラマの情感を伝えて来るものがあった。歌の力だろうか。
こんにゃく座の芝居がそうである時が私は大変好みなのだが、「歌」に芝居を従属させない、「歌が芝居である」表現に、なっている。歌唱力はバラつきがあるも、個性の振り幅と言え、「歌」が芝居として連なり行く舞台になっていた事が、私は満悦であった。

ネタバレBOX

パンフによれば、台本の底本としたのは大岡淳翻訳版という。数年前東京芸術祭、池袋西口での野外劇「三文オペラ」で披露されたのを見て、出色と感じた翻訳であった。小気味よい啖呵台詞の応酬。SPAC芸術部に所属する大岡氏は当劇団でもたまに翻案・演出等も行なうが、この仕事は日本演劇に特記さるべき成果ではないかと思ったものだ。私などが言うのもなんだが。
駈込み訴え

駈込み訴え

中瀬古健

MUSIC BAR道(東京都)

2024/07/05 (金) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 ベシミル! 迫真の一人芝居だ。力量のある役者にしかできない。追記した7.8 8時39分

ネタバレBOX

 言うまでも無い。太宰治の作品である。演者は中瀬古 健氏、一人芝居だ。演出は望月六郎さん。観客席正面に設えられた板は高座仕立ての台。この奥に流し。上手が出捌けのドア。シーンによって台上に机の機能を果たす小道具が置かれ、講談の高座のように時折、机を叩きながら演じられるが、このシーン以外で机状小道具は床に置かれて邪魔にならない。下手側壁には台詞の一部であろうか? 何ごとか書きつけられた紙片が数枚貼られている。作品内容は極めて重い。というのも太宰がその作品を書き、発表した時期を振り返ってみると日本が絶えず戦争をしていた時代と敗戦後のごく僅かの時代、最も激しい混乱困難の時期である。今作は、キリストとユダの関係を描いた作品であるが、このユダの屈折は、戦時中に共産党シンパとして活動し関連雑誌を広く買い集めては人々に配布したりもしていた太宰が、言ってみればマルクスの基本的には人間理性を信用し、その上で未来に賭けた共産主義の理想に共鳴して特高の監視が常識であった時代に反体制の運動に関与し、後それを「裏切る」形になった自らの在り様に心底震え戦き悩殺されたであろう原体験を基に書かれた作品と解釈することが可能であると考える。太宰に関しては道化の意識などということが良く言われることは承知している。然し道化は道化でも「リア王」に登場する道化の台詞の刺さること、刺さること。この台詞が太宰のような弱そうで強靭な神経を苛んでいたとしたら? それこそが、今作の肝だとしたら? 華があり、一挙手一投足の隅々まで気の充溢した役者・中瀬古 健氏ならではの迫真の舞台である。
 こう述べただけでは分かり難いと思う読者も居るであろう。補足しておこう。太宰が己の苦悩を重ねてユダを描いたのであるとすれば、それはどのようなレベルに於いてであろう? 自分は以下のように考えたのだ。それはアイデンティティーとアイデンティファイの間にある落差に蜷局を巻いている矛盾に在るのだと。即ち共産主義思想に賭けようとし、幻滅して離れた己の思想行為は己の内面に於いては納得し得る論理的帰結であったものの、世間的には非合法だったと考えられるマルクス主義関連雑誌等を購入して配布したりしていた訳だから、受け取った者が感化され非合法であったであろうマルクス主義的思想に染まっていったとすれば現実的に逮捕・拘禁・拷問を含めた自白強要等々の処分を受けることが容易に想像できる。その思想を選んだのは個々人であるにせよ、そのきっかけを作ってしまった事実は消せないから人々から恨みを買い、論理的必然としてアイデンティファイはし得ないということになる。このアイデンティティーそのものに纏わる二層構造の間の矛盾を賢明な太宰は極めて深く、而も良く判っていた。その塗炭の苦しみを中瀬古 健氏はその一挙手一投足を演じる際の強弱や間、キリストを演じる際のどこかしなやかで地底に於いてもほの明るさを見せるような雰囲気を纏って演じることで決してブラックではないユダ、而も同時に影のように拠り所の無い朧であるが故に果てしの無い苦悩という酷い苦悩に苛まれる者の底無しの深さをも体現して見せていたのである。
 当然の事ながら今作には明確な回答等無い。掛かるが故にユダの訴えが有効性を
持ち得て居るのであり、文学として残り続けているのである。それが意味する処を現在日本で身体化したことの意味は大きい。
和製吸血鬼伝

和製吸血鬼伝

劇団そとばこまち

近鉄アート館(大阪府)

2024/07/04 (木) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/07/05 (金) 19:00

エンターテイメント時代劇楽しく観劇。戦国時代の終わり頃、吸血鬼による混乱は続く。終わりの見えないウクライナ戦争。平和への願いは届くのか。南園みちなさん(吸血鬼キーヴ)の存在感がすごい。

BOX IN THE WORLD

BOX IN THE WORLD

T1project

新宿シアタートップス(東京都)

2024/07/03 (水) ~ 2024/07/10 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 本日はsideAを拝見。面白い。ベシミル! (追記7.8 9時44分)

ネタバレBOX

 さて、今作のテーマはidentityである。ではアイデンティティーとは何か? 即答できる人はそう多くあるまいから、一応自分が考えるその定義らしきものを記しておく。アイデンティティーとは即ち、或る個人が己の内的世界に於ける存在の意義を自己矛盾無く措定し得る状態である。と同時にニンゲンという存在は漢字で書くと人 間。これはヒトという生き物が他者との関り無しに生きて行けない生き物であり、生きてこれなかった生き物であるという人間個々の他者との関係を必須とした存在形態を現していると解釈することが出来る。換言すれば、先に述べた通り己自身の内部での矛盾無き統一が、その個人と関係する社会と矢張り矛盾なく統合され遅滞矛盾なく機能し合うことである。これが為される状態がアイデンティファイされた状態だと考える。従ってアイデンティティーという言葉が日本で用いられる場合、人間存在に不可分の社会的関係を含む二層構造の矛盾無き統合を含む概念と捉えるということだ。
 板上レイアウトはsideBとほぼ同様、無論話の内容は異なる。時期設定は近未来。社会はエリート層と下層民社会に完全に分断され下層民は差別され権利もへったくれも無い有様。大学を出ていようが様々な資格試験に通っていようがそれが既に時代遅れの技術であれば雇用サイドから顧慮されることは一切ない。当然仕事にも就けない。正社員になれる訳もなく派遣等でも職にありつけば良い方である。そんな時代、大学を出て正社員として就職、懸命に働いたものの首を切られたまゆみが、この得体の知れないエリアに吸い寄せられるようにやって来た。電話機の取り外された電話ボックスから何者かが話し掛けてくる。それは彼女の痛い処を突く言葉の群れであった。それは彼女の仕事に対する上司即ち社会の評価であった訳だ。当然、彼女は面白くない。オープニングで凡そこれだけの情報が与えられる。そして次々に他の人々が寄ってくる。その各々がこの場所に吸い寄せられたかのようにも、惑星直列が在る確率で必ず起こるように何か或いは誰かに吸い寄せられるかのようでもある。集まった者達は三種類の存在だ。一つ目はエリート層、二つ目は下層民、そして三つ目はバグともいえるゾミア的存在。
 因みに此処に関わる登場者はエリートとしてのAI(はぐれ者を含む)、普通の人間、そしてデータの無いコンピュータ上ではバグとして認知されるであろう、非存在的存在。これら三つの要素が矛盾なく同時に同空間に存在する必然性を探り回答を得ることが今作で為されていることである。既に惑星直列の件である確率でそれが必然であることは説いた。その謎が明かされてゆくのである。近未来、人間の開発したAIが人間の能力を凌駕しヒトをその支配下に置くという懸念はITを用いていることが当たり前となった昨今誰もが抱えている漠然たる不安である。今作で登場するAIたちもヒトとそっくりの姿形はしているが情報に基づいて作成されたイマージュに過ぎない。(そのイマージュを演劇だから本物の人間が演じているだけである)その実際にはイマージュに過ぎないが世界を統御するエリートとして機能している「存在」と実際の人間即ち下層民、そして不確定要素を表すゾミア的人間(データ無し)が一堂に会する必然性とそのことをエリート層が気にかけて介在してくる理由とは何か? が今作の面白さである。答えは分岐点だ。その分岐点で最上の登場者の誰かが最上機種AIであることが判明するが、全能のそのAIがニンゲンに対しどのように振舞うか? がこの全能の絶対者の判断に委ねられる。してその判断の結果は? 愚かな欲望の為に愚行を繰り返してき、人類などと呼称するには大きな矛盾を感じざるを得ない人類にどのように振舞うのか? 滅亡? 或いは? その結論を出すに至った全能の存在の内実は? 今作では敢えてその解答を表現していないが、観た者には明白であるように思われた。
デカローグ7~10

デカローグ7~10

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2024/06/22 (土) ~ 2024/07/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/07/05 (金) 19:00

D(7・8)を観た。非常に面白い。56分(20分休み)64分。
 7「ある告白に関する物語」女子大生マイカは母エヴァと父と同居しているが、高校時代に産んだ娘アニャをエヴァの娘として育てることにしたが、エヴァに邪険にされ、アニャとともに家を出ることにして…、の物語。悲劇的な結末に向かってしまいそうな展開が、ある意味で落ち着いた結末に向かうが、その過程を興味深く観た。
 8「ある過去に関する物語」倫理学を教える教授ゾフィア(高田聖子)を、その著作の英訳者であるエルジュビェタ(岡本玲)が訪ねて来て、ゾフィアのゼミを見学するが、そこで議論の題材としてエルジュビェタが提示した話題は、…の物語。2人が対立するのかと思ったが、穏やかな展開と意外な展開を交えた作品で、デカローグ10作の中で最も面白いと思った。高田と岡本の組合せが見事だ。岡本は新国立の作品では常に光る。
 10作を全て観たが、一種平凡で事件が起こらないものから、いきなり事件に展開するものまで幅がある。ポーランドという国の事情もキリスト教という文化的背景も違う私には、10作観てどう、とは言えないなぁと思う。

駈込み訴え

駈込み訴え

中瀬古健

MUSIC BAR道(東京都)

2024/07/05 (金) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

太宰治作です 1人芝居 一瞬も目が離せない 全身全霊で惹きつけます

狐晴明九尾狩

狐晴明九尾狩

創像工房 in front of.

慶應義塾大学日吉キャンパス塾生会館(神奈川県)

2024/07/03 (水) ~ 2024/07/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

舞台美術もしっかり作られ
衣装も らしさが良く出てて
なかなか熱い作品だったが
モーちょい全体の声量抑えた方がー
と強く思えた
だって出演者皆さん
声枯れまくってるんだもの......

話も分かりやすく
視覚的にも良く出来ていた
約二時間の作品
紙アンケートとボールペンあり

ネタバレBOX

開演前の座の温めは
あったほうが良いかな~って
割と頻繁に開演遅れってあるから
作品背景とか作品にかける
熱き思いとか先に
天の声で流したりと
してみた方が 盛り上がるかしら
とか思えました

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