
硝子の方舟
形態ZERO
サブテレニアン(東京都)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
無題1055(14-094)
19:00の回(晴)。18:37受付、開場。中央より手前がよいとの案内がありました。右側に座席(3段)、上手の角にカーテンで仕切られた小部屋らしきもの。19:00前説、開演〜20:33終演。
こちらは初めて、「活動紹介」にある、転位21、山崎哲氏も未見。「板橋ビューネ」で何作か異色の作品を観ているので、そういったもののひとつとして観ました。「説明」を読めば何を素材として採り上げているのかはわかりますが、なぜ、今、此処で、演じるのかまではわかりませんでした。

歌姫
劇団EXILE
赤坂ACTシアター(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
3度目の感涙
東京セレソンデラックスでの初演、再演に続いて3度目の観劇。やはり名作だ。かなり後方の席であったが、今回の劇団EXILE版も泣いてしまった。グッとくるぜよ~。

高校演劇サミット2013@こまばアゴラ
高校演劇サミット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/03/29 (土) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
学ばされました
高校生の演劇という事で、どんな物が観られるのか?
青春いっぱいの、舞台を見せてくれるんじゃないか?
そんな期待をして行きました。
3学校出演という事だったのですが
2高校は、予測通りでした。
ドギモを抜かされたのは
国立筑波大学附属駒場高校
男子4人出演で、自分たちで本も作って会場を命一杯使って
それだけでも、
「やるぅ~」
ですが、もっともっと、深い事を彼らは考えて居るようです。
来年も、出てください高校生のうちは、続けて欲しいです。
最近はやりのスタイルの舞台を観ごと!!!!
60分
上演しきりました。
素晴らしい
3団体出たので、星は辞めて置きます

高校演劇サミット2013@こまばアゴラ
高校演劇サミット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/03/29 (土) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
精華
素晴らしい作品だと思った。
登場人物それぞれが、まるで大阪の若者から抜け出たようだと思った。
この物語、大阪でなければ成立しなさそうな・・。
陰湿さ、周到さ、救いようのなさ。
何よりいくら痛めつけられても決して根をあげない図太さ。
どれも素晴らしい。
舞台作品としての完成度、複雑さは筑駒の方がうえだったけれど、
泥臭く人間臭いこの作品の方が強さがあった。

美しいヒポリタ
世田谷シルク
吉祥寺シアター(東京都)
2014/03/27 (木) ~ 2014/03/31 (月)公演終了
満足度★★★
春の夜の夢
シェイクスピアを基にした現代劇。
パック役の方が気になりました。
内容的には可もなく不可もなく。無難な作品でした。
そう言った意味でもう少しチャレンジとか完成度のアップを求めたいですが・・・次回に期待します。

美しいヒポリタ
世田谷シルク
吉祥寺シアター(東京都)
2014/03/27 (木) ~ 2014/03/31 (月)公演終了
満足度★★
130分の勝負
チョット長く感じました、実際に長かったし・・・
ダンスを取り入れた表現が多く、きっと吉祥寺シアターのような劇場には合うだろうなと思っていましたが、ちょっと内容的にはもう少し小さいところの方が向いてるのかな?無理やり大きな表現に転化しているようにも見えました。
役者のみなさんは汗だくで頑張っていましたが、頑張りが見えすぎているのがちょっと現実味を帯びてしまって・・・若い方が多いためか雑に思ってしまうようなところも多々あり残念。

緑子の部屋
鳥公園
3331 Arts Chiyoda(東京都)
2014/03/26 (水) ~ 2014/03/31 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題1054(14-093)
19:00の回(雨)。18:30受付(チラシには整理番号付とありますが、そうではありませんでした)、開場。旧池尻中学校の「世田谷ものづくり学校」と同じ(旧校利用)ようです。入ると右/左にL字型の座席配置。風呂桶椅子、パイプ椅子、教室の棚(?)を利用したベンチシート。
右の椅子席に座ります。正面にテーブル(発泡酒とグラス)と椅子、上手奥に細いロッカー、壁に何か造りつけてあります。下手床にプロジェクター、客席後ろにカメラ。18:56当日券の方が席へ、19:07前説(西尾さん、75分)、開演~20:21終演。台本を購入。
此処は初めてで、鳥公演は(訂正:帰宅後よーく確認すると)、小鳥公園「女生徒(2011/4@神楽坂フラスコ)」を観ていました。「鮭スペアレ」の公演(2014/2@LE DECO)を観に行ったとき、中込さんとのトークに西尾さんがでていらっしゃったので次の公演を観てみようと思っていました。
記憶はあいまいですが、武井さんは「廃墟(2011/4@KASSAI)」、「Live Forever(2011/10@大山)」、浅井さんは「インスタントガール(2012/12@COREDO)」、鳥島さんは「Turning Point(2012/3@スズナリ)」を観ていました。
劇中、客席側からの映像が壁一面に映ります。役者さんご本人とその影、映像の中にもう一組、またその中にもう一組...意図的なのか、お話が微妙に人物を入れ替えていることと重ねて(エコー、残像)観てしまいました。
7章からなるお芝居...浅井さん餃子づくりが巧い。
次回公演はずっと先だそうで、7月の「8」に行けるようでしたら。

さらに/ハイ・クオリティー
ナカゴー
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/03/25 (火) ~ 2014/04/03 (木)公演終了

シメったねどこ
劇団オンガクヤマ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
嘘と忘れられぬ過去!
珍しい設定とても新鮮。さらに細部を意識した演出、自然な会話とても舞台に引き込まれ興味深かったです。
自分の都合のいいように人の迷惑顧みず平気でうそをつく女性、自分が騙されて初めて気づく愚かさ。
過去を引きずることを全面否定しながら、実は自分が過去を引きずっていることからの逃避であることなど複雑な思いが上手く表現されていました。
川上裟樹役の飯島さんの女性の厭らしさ滲み出ていました。
さらに佐々木由香役の鈴木陽子さんは容姿も話し方も檀れいさんに似てますね!

宝塚をどり
宝塚歌劇団
宝塚大劇場(兵庫県)
2014/03/21 (金) ~ 2014/04/28 (月)公演終了
豪華絢爛。
100周年おめでとうございます。
各組のトップさんがゲスト出演。
100期生の初舞台のラインダンス。
どれも素敵で魅入ってしまいました。

夢! 鴨川歌合戦
ヨーロッパ企画
駅前劇場(東京都)
2014/03/27 (木) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
笑いがところちりばめられていた
各所に笑いがあって、面白かったです。
思わず声を出して笑ってしまいました。
ミュージカル調ではありますが、違和感なく見れました。
ある意味違和感だらけですが笑えました。

遙かなるカトマンズ
暴走乙女ライン
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

「avance!!」
演劇ユニット ifstay
遊空間がざびぃ(東京都)
2014/03/26 (水) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
初舞台も!フレッシュです
三作連続のオムニバス・コメディ集。
一話_[宝剣はどこへ行った?]
【『怪盗ルパン』系統のミステリー・サスペンス。ところが、男性刑事と女怪盗が敵対するのではなく、ある「秘密」を隠そうと共謀する…
ペコリーノ(柾木元一郎)とアイオラ(高橋すみれ)の駆け引きにみる「奇妙な温情」こそ意外性があり、その「相性」は抜群であった。
ただし、屋敷主人・ラグダエル(山口圭三)はオーバーリアクションが過ぎた。また、人物描写を考えると、例えば、もっと「怒る時は怒る」ことが、ラストの「どんでん返し」を 安堵感ある展開にしたはずだ。】
二話_[Avance]
【『女子会』は、女子が集まり本音トークをする飲み会を指す。
「◯◯女子」という便利造語のパターンでしかないが、その新語には社会的自立だとか、「会員制プライベート・クラブ」のような自尊心がある。
本コメディは生態観察としての「たわいない会話劇」だったのだろう。これは観客にしてみれば退屈である。
いわば その「隙」を狙った急転直下が、「女の幸せ」を 特に20代〜30代の同世代観客へ、雑誌『ゼクシィ』よりリアリスティックな課題として提示した。「たわいなさ」は 計算機で導いた布石だった。
20代後半の女性観客はコメディであるにもかかわらず、まるで自分の恋愛観、家庭観を重ね合わせようかのごとく「真剣な顔つき」であった。】
三作_[俺達のFIRE]
【等辺三角形のようなコメディだった。
A、B、Cのキャストが出演するとすれば、三者が 全く同じ役割、台詞量、キャラクターなのである。
『戦隊レンジャー』ではなく、全員モテない系男子であるから、ここは グチャグチャにした新聞紙でもよかったと思う。仮に「当て書き」だとすれば、郡山(桂 裕貴)あたりは間違いなくモテます系イケメンでなければならない。
彼も含めたモテない系 男子が 「台詞」を 次から次に放つわけだが、聴こえない箇所も多々…
もっとも、キャスト陣の熱量は認めざるをえない。その汗でTシャツを濡らしたのだから。】
総評_脚本段階だと 相当、爆笑を誘うコメディであろう。
特に一話[宝剣はどこへ行った?]はキャスト陣もテンポよく「笑い処」を連発したのだが、それが100% 観客に伝わり「爆笑」を生んだかといえば疑問だ。
あえて、そのテンポを抑え、「場を凍りつかせてから融解する」テクニックが必要だったのかもしれない。
また、二話[Avance]に出演された櫻井みお さん(役:早苗)に言及する。
新潟県のスキー場へ滑りにいったか どうかは知らない。
気になったのは目の周り(グラス部位?)は白いままなのに、それ
以外は「焼けていた」?点である。
綺麗にお化粧されているため、「浅黒さ」はないが、やや「パンダちゃん」 だった。
ご本人が「美白」だからいう。
スキー場が関係ないなら単に失礼であるが、「女優靈」を発揮してほしかったと。 そこは残念だ。
結果、合間1分間のみ登場する座役・一晴さん が最も「爆笑」だった。

遙かなるカトマンズ
暴走乙女ライン
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
修羅場コメディ
昼メロが1クールかけて描く内容から核となる部分を抽出して93分に収めた修羅場コメディ。
いささか暗めに始まり心霊テイストもありつつ、次第に加速してドタバタ系に転じ、「あんなキャラ」が「あんなこと」までするとは!(笑)
また、「あること」をダンスで表現したり、ケンカを3通りの方法で見せたり、見せ方のアイデアが多彩なのもアッパレ。
多少のツッ込みどころがないでもないが、片眼を瞑っておくか。(笑)

ごめんなさいが言えない人々
45歳からのアクターズスタジオ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/03/26 (水) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★
謝罪会見が釈然としないワケ
製品による肌荒れ被害を出した化粧品会社の謝罪会見直前、社長が謝罪はイヤだと言い始めて…な風刺コメディ。
謝罪会見について、会見をする側・観たり取材したりする側それぞれのホンネ(?)満載で、今まで謝罪会見を見て釈然としないモノを感じていたのはそういうコトだったのか、と得心がいった。
また、一部のキャラの背後に劇団6番シードのメンバーが見え隠れするようで、時々ニヤリとしたりも。(笑)

痒み
On7
シアター711(東京都)
2014/03/25 (火) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
どうもお疲れさまでした
初日と千秋楽の2回、観劇しました。
飛行機事故の前後が、建前と本音の世界なのか、生と死の世界なのか、現実と夢(幻)の世界なのかなどなど、いろいろ思いながら観ました。
On7メンバー7人の体当たりの演技がとても素晴らしかったです。

シメったねどこ
劇団オンガクヤマ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
難解な
説明文から受けた印象とは違っていました。置きパンの登場人物表を見て「誰が誰かわからなくなるかな?」と思ったのは杞憂で、人物はわかりやすかったんですが、ストーリーがなかなかわかりにくかったです。最後の詰めの種明かし的な箇所、あまりにもあっさりで、逆にビックリ。面白くなかったのか?といえばそうではなく。ただ、あまり深くないというか、感動するー・・・でもなく、感心するーでもなく。このあと味は何と言って良いかわかりません。でも、集中して物語を見れました。

フィーバー5
渋谷ニコルソンズ
シアターD(東京都)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
今後にも期待
ニコルソンズ「悪夢六号室」が楽しかったので、こちらも期待してました。
次から次と出てくる感じが観客をまったく飽きさせない演出。会場の一体感を感じながら最後まで暖かく、心地よい笑いに包まれていた。

マジカル十条
ポリタン煉瓦亭
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2014/03/19 (水) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★
楽しかったです
ほっこりできるお話でした。
なんてことない日常を切り抜いたような、そういった生活が本当に繰り返されているように思えました。
でも、少しお話にメリハリがなかったと思います。
もりあがるところがないまま終わってしまったような、不完全燃焼な感じでした。
役者さんの演技は好きでした!

空ヲ刻ム者 ―若き仏師の物語―
松竹
新橋演舞場(東京都)
2014/03/05 (水) ~ 2014/03/29 (土)公演終了
満足度★★★★
よかった。
最初のうちは 福士誠治くんや佐々木蔵之介さんが「歌舞伎してる」ってのが興味深く、浅野和之さんのとぼけた説明オババぶりに、どっちかというと、いのうえ歌舞伎みたい(注・新感線ぽいというのではなく歌舞伎っぽくないという意味)と笑って見ていましたが、だんだんいつもの歌舞伎マジックにかかって、猿之助のくわ~って(笑ってんだか怒ってんだかわからない顔で絞りだすアレ)台詞にグッと来て、最後には大拍手。
歌舞伎らしい荒唐無稽さに、今時の音楽(あからさまにテープっぽいのが、ちとチープ)とド派手な舞台装置(特に三幕ね)を楽しみました。いかにもスーパー歌舞伎。
「さらばーさらばー」が猿翁若かりし頃っぽかった。