最新の観てきた!クチコミ一覧

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ミュージカル 『レディ・ベス』

ミュージカル 『レディ・ベス』

東宝

帝国劇場(東京都)

2014/04/11 (金) ~ 2014/05/24 (土)公演終了

満足度★★★

平野さんの回
エリザベスが女王になるまでの話。
有りがちな物語に感じたが、
分かりやすくて面白い。
それにしても、観客は女性が大半だったなあ。
上演時間3時間10分(休憩時間25分含む)。

ネタバレBOX

「自由に生きること、愛する人と生きること」
「国家のために生きること」
揺れ動いたがエリザベスは自由ではなく、国家のために生きることを
選択する。
自由に生きることを選択して欲しいなあと
心では思ったのだが、エリザベスがなぜこの男を愛するようになったのか、説得力がなかったので、これでいいかも(笑)。
別バージョンもみようかな。
床ずれと耳かき

床ずれと耳かき

明治大学演劇研究部

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2014/04/18 (金) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

一人称 大帝が 求めた「耳かき」
太ももに身を委ね、「耳かき」をしてもらう行為は「至福の幸せTOP10」にランクインする。

膝枕は建前上 「必要」だからである。対面式は固定ができず、繊細な内耳を傷つけてしまう。


さて、明治大学演劇研究会による公演は何度も観劇しているが、役者のスローテンポな台詞は「遊び心」だ。
おそらく塚田圭太あたりは今後の演劇界を背負う人物だと思う。男子大学生の「可愛さ」なるものを客席との一対一で伝え、小説における一人称の支配を確立してしまった。

この「可愛さ」はアドリブではない。時間消化をもたついたようにも解釈できるが、脳内電子計算機を活用した上の演技である。



自宅の敷布団で、「耳かき」の出張サービスを待機する男子大学生・竹内(塚田 )は、「退屈」を身体性から感じ取ることが可能だった。彼は開場中30分間、ずっと その布団で眠りにつくわけだが、「金縛り」に伴う影響があったとはいえ、疲れ、ぎこちない肉体は魂の欲求不満である。

そういえば、「耳かき」という好奇心も それは肉体的欲望なんかじゃなかった。「退屈」な日常生活からの崖を、インターネットに委ねたのだ。まるで膝枕に身を委ねるように。


推測だが、脚本・演出 川越太郎は「共同生活」への好奇心が強いのではないか。一人暮らしをする男子大学生が 外部の人間と衣食住をともにする。これは「耳かき」や「宇宙人飛来」と同程度の「好奇心」だったのかもしれない。

ネタバレBOX

「宇宙人対策センター」が偽物か、本物かはメッセージ性に深くかかわるコンセプトである。イデオロジストの男子大学生・竹内が自ら その「好奇心」を味わい、「退屈」から抜け出したかった、そう解釈できる終幕だったからだ。もはや妄想を実現する駒である。



脚本を とやかく述べる以前に、キャスト陣が魅力溢れ、役者的好感度を抱いてしまった自分がいた。(脚本は さすが である)
藤崎景 (役_金目鯛)の「空気を読めない」をディフォルト化する演技も、卓球玉のように舞台局所に命中する力があった。

松平陽子(役_橋原)は、幅広い役柄をこなす役者だと思った。今度はバブリーな色気である。雑誌記者役は明らかに空間を補完し、「こっち側の住民」論争をコメディへと深化させた。


スローテンポな台詞は「遊び心」である。しかし、これは「哲学」を兼ねており、表現手段が「ゆとり」を持ち始めたことが その「遊び心」を形成したのではないか。
パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~

パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~

ナイロン100℃

青山円形劇場(東京都)

2014/04/10 (木) ~ 2014/05/03 (土)公演終了

満足度★★★★★

素材と演出のコラボレーション
絶妙なコンビネーションとでも表現すべきなのかな。
良い素材を良い料理人が調理すると、それなりの良い結果が出るように
良い戯曲を良い演出家がコーディネイトした当然の結果ですかね。

ネタバレBOX

ニオイシート、こする前から結構プンプン匂ってましたね。
路地裏物語

路地裏物語

劇団暴創族

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/04/16 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

【Bランチ】とても良い時間を過ごせた!
物語も良かったが、演出が素晴らしかった!
新しい芝居ではなく、正当な真っ直ぐな芝居だった。
一緒に観劇した友人が、小劇場で今まで観劇した芝居で一番良い芝居だったと言っていた。
上演時間2時間。

ネタバレBOX

20年前と現在を同時進行する芝居。
回想シーンや人の想いを演出で分かりやすく表現していた。
最後の指輪のリレーのシーンは良かったなあ。
たとえ血は繋がっていなくても、大切な家族であることにかわりはない。
娘と血の繋がりがないと最後に明らかになったが、
この流れでありきたりだと思っていたストーリーが
急に引き締まった。

一緒に観劇した友人はこの劇団の次回作は絶対観劇すると言っていた
今後も注目したい劇団だ。
リターン☆プラネット on stage

リターン☆プラネット on stage

baghdad cafe’

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2014/04/18 (金) ~ 2014/04/21 (月)公演終了

豪華な出演者。
一瀬さんは舞台映えがするので釘づけ。有元はるかさんの歌声に聴き惚れ、ゲストの塩尻さんに無茶振りされた成瀬さんに笑った。川添さんが意外に若くてびっくり。(桜×心中で初見。もっと年配の方に見えた。)
お客さんは年齢層によって笑う所が違って、それも楽しかった。

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

『ガチゲキ!!』実行委員会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/04/09 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

一気に観た
1日で一気に観た。その場で決着がつくバトル形。観た日は全部後攻が勝ったので、後攻が有利なのかも。3戦の内、1戦だけ自分の判断と逆の結果が出て面白かった。他の人の受け取り方がある程度分かるのは意外に楽しい。

ネタバレBOX

日本のラジオ 『アラッテモオチナイ』ラストの華麗な伏線回収に震えた。原典『マクベス』との距離感も凄く好み。踏襲しすぎでも飛躍しすぎでもなく。フェスなのにあの雰囲気の作品を持ってくるのもある意味好感。しまおみほの雰囲気も好みだ。

こゆび侍 『ラブの炎燃やしたいメラ系の魔法使い中間管理職ナツコ30歳』分かりやすい構成と展開で、正にフェス向きな作品。ベタな恋愛コメディ。ただ、ちょっとゴチャつきすぎな印象。あんなに人数が必要なのかな?というのと、もっと出来るんじゃないのという印象。

宗教劇団ピャー!! 『リア王とジプシー』合わない。観念的過ぎて納得度にかける。前回観た際に感じた良さも今回は感じなかった。雑多で無理やり。隣の女の子が寝ちゃって揺ら揺らと不定期にぶつかってくる緊張感が無ければ、自分が寝てた。

劇団だるめしあん『僕の彼女がこんなに浮気なわけがない』のっけからノリがエロ過ぎて結構戸惑うが、徐々にそういった表面的な事象から深堀して行く工程が良かった。終盤のオセロのモノローグ、あの部分だけ切り取ったら青臭いのだが、持って行き方が良くて心が動いた。

劇団鋼鉄村松『家族がやたら恋愛に理解のあるロミオとジュリエット』かなり原典に忠実なストーリー展開の中でキャラ設定に捻りを効かせて笑わせてくる。分かり易さは抜群。8割世界の日高ゆいがキャラ立ち良くて印象に残ってる。

Mrs.fictions『毒を飲むより苦しいなんて』ストーリーとキャラクタ設定共に捻りが効いてて笑わせる。岡野康弘が何か喋る度に笑ってた。葉丸あすかの無茶苦茶振りも良かった。ロミジュリコンビは、劇団エリザベス以来だけどホント10代の淡い恋が似合う。
ぬれぎぬ

ぬれぎぬ

アマヤドリ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/04/01 (火) ~ 2014/04/23 (水)公演終了

満足度★★★★

3回目
舞台上の冷蔵庫の駆動音すら気になるほどの静かな演出。音響も最低限。淡い照明と陰影の演出はいつも通りだが、群舞はなくガッツリの会話劇。物凄く繊細なタッチで描かれる「悪と自由」の物語。そこにあるのは絶対悪と悪人ではなくて、普通の人の正義と罪のお話。

ネタバレBOX

登場人物達が語るそれぞれの価値観は、それぞれに理屈があって何らかの正義がある。社会的には犯罪かどうかで線引きされてはいるが、実際にはどれも罪。なのに自身では悪いと思っていない。身に覚えのない罪=「ぬれぎぬ」というのが、兎に角震えた。

劇団員のみの公演のため演者の完成度が素晴らしく高い。全員がそれぞれに印象的で心に残っている。敢えてワンポイントだけ挙げると、笹井里美の涙する姿、糸山和則の狂気、松下仁の冷徹さ、小角まやの怒り、中村早香の孤独、榊菜津美のキュートさ、渡邉圭介の気合い。

衣装も印象的。あの色使い好きだ。どんな意味使いがあったのかは分からなかったけど、皆似合ってて格好良かった。そういえば、榊菜津美、前作からガラッと髪型違ってて吃驚した。まぁ、前作も大概には吃驚させられたけど。
定期能4月-金剛流-

定期能4月-金剛流-

セルリアンタワー能楽堂

セルリアンタワー能楽堂(東京都)

2014/04/20 (日) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

第二部鑑賞
上演時間2時間、20分の事前解説、休憩あり。恐るべし、狂言。シベリア少女鉄道で大笑いした後でも、まだまだ笑った。能は小書きのある「葵上」。怨霊の憐れが心に残る。

あのっ、先輩…ちょっとお話が… …ダメ!だってこんなのって…迷惑ですよね?

あのっ、先輩…ちょっとお話が… …ダメ!だってこんなのって…迷惑ですよね?

シベリア少女鉄道

座・高円寺1(東京都)

2014/04/16 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

大爆笑
いつになく笑ったし、しかもしっかりシベリア少女鉄道だった。 サンクス。

GYPSOPHILA-regret-

GYPSOPHILA-regret-

創造集団S.O.R.A.

STスポット(神奈川県)

2014/04/18 (金) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

露店って最近あまり見ないなぁ…
ストーリーは新鮮!というわけではないのですが、誰しもの心の中にあるもやもやを会場で共有して、ふーっとゆっくり息をつきたくなるようなそんなお芝居でした。あと、ウロウロして露店に巡り会いたくなりました。
主役の男性の方の自然な演技がとても惹かれます。そして声が良いなぁ〜と思ったら声優さんもやってらっしゃるのですね。他のキャストさんも個性が光っていて、もっとそれぞれの方の出番も拝見したかったです。

自分が昔持っていた夢ってどんなのだったかな、としみじみ考えています。叶わない夢のほうがずっと追いかけることができて良いかもしれないなぁ、なんて思いました。

グローブ・ジャングル

グローブ・ジャングル

虚構の劇団

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2014/04/17 (木) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

いつものように鴻上さんからパンフを買いました
期待が高すぎたかなあ。期待したレベルに到達せず。
DVDで見た初演の時の方がよいようにも感じました。

でも、劇中劇の桃太郎は結構いいと思う。もっと長く見てみたい。

劇とは関係ないところで、何と言っても朝日のような夕日をつれてが2014年バージョンで上演されること、ビーヒアナウの再演があるということで。今年の夏の楽しみが二つできました。

ネタバレBOX

住田さんの最後のシーンは、天使のテンコや、エゴサーチの小田切さんのせつなさにかぶりました。どうしてもああいう部分を見ると、悲しさと諦めの気持ちに押しつぶされそうになります。
でも一番悲しいのは麻美かな。でも人生、というか恋愛というか、ああいう思いをする人の方が多いような気もする。どんなに求めても手に入らないもののある悲しさというか。

ヨル♪宮沢賢治'14(@東京・大阪)

ヨル♪宮沢賢治'14(@東京・大阪)

お茶祭り企画

Cafe Slow Osaka(大阪府)

2014/04/18 (金) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てきました(^o^)
ひとり語り芝居…ひとり芝居を観るのは初めてでした。
ピアノ等の伴奏もあり、とても良い雰囲気でした。
でも、ソファーに座って観賞していたら、とても気持ちが良すぎて眠気と戦ってしまいました。
もっと宮沢賢治の作品に触れたいと思いました。
次は、たくさん宮沢賢治の作品を読んでから、観に行くことにします。
チケットプレゼントありがとうございました。

深緑の少女

深緑の少女

妄想プロデュース

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/04/19 (土) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

観ました(*^^*)
最初…小学生の設定に違和感があったけれど、その内に慣れてきて舞台に引き込まれました。
大きな木、教室、押し入れ…少し解りにくいところがありました。
歌はすごかったけれど、ちょっと無理くりな設定だった気がします。
チケットプレゼントありがとうございました。

世界は不在の中のひとつの小さな星 ではないか?ーーNIGHTバージョン

世界は不在の中のひとつの小さな星 ではないか?ーーNIGHTバージョン

Dance Company BABY-Q

ピラミデビル(六本木6-6-9)(東京都)

2014/04/19 (土) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★

19日20:00の回鑑賞
六本木アートナイト2014のイベントとして行われたパフォーマンスで、六本木ヒルズや東京ミッドタウンが出来る前の健康的ではない雰囲気の六本木を彷彿させました。

商業ビルの中庭にアブストラクトな映像が投影され、DJが流すテクノの上に中原昌也さんが演奏するノイズが被さる中で、東野祥子さんが壊れたロボットの様な断続的な動きで踊り、殺伐とした退廃的な雰囲気が濃厚でした。
ギクシャクとしたムーブメントが多用される中、中盤で立ち上がっては溶ける様に崩れ落ちる動きが繰り返されるのが印象に残りました。
オープンなアートイベントの屋外での無料公演でありながら、観客に媚びない、いつもと変わらない毒気のあるパフォーマンスが繰り広げられ、異彩を放っていて刺激的でした。

ライブハウスやクラブとは異なり、周りに営業中の店がある環境だったので難しいとは思いますが、ノイズはもっと強い音圧で聴きたかったです。

帝国の湖

帝国の湖

劇団 現代古典主義

大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)ホール(大阪府)

2014/04/17 (木) ~ 2014/04/19 (土)公演終了

満足度★★★★★

観てきました(^o^)
友達と二人で観てきました。
さすが古典主義だけあって、内容が高等でした。
そもそも白鳥の湖の話があまりわかっていなくて…もっと勉強して行くべきでした。
同時進行の舞台…とてもよくできていました。声も揃っていて素敵でした。
バレエのダンスの要素もあり、綺麗な舞台でした。
チケットプレゼントありがとうございました。

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

『ガチゲキ!!』実行委員会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/04/09 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★

Mrs.fictions×鋼鉄村松
面白い。

ネタバレBOX

「毒を飲むより苦しいなんて」(Mrs.fictions)
熱意もなく流されるように生きている死彦(須山造)と同じようにコレといった意思のない儚奈(長谷美希)の恋愛を描く。

ATで言ってたとおり、ロミジュリをやるというより、その苦しさのエッセンスを抜いて構築した作品。バイトの先輩らに誘われて参加したバンドにのめり込むでもなく、なんとなく儚奈と付き合いだした死彦が、バンドが脚光を浴びはじめた矢先に脱退する。ギターロミオ(岡野康弘)の分ってくれる人に言えという言葉に押され儚奈に会いに行く。熱烈な想いが双方にないけど好きだという、微妙な感覚を打ち明けた二人は、ロミジュリの(マイナーなシーンの)芝居を楽しむ…。
ちょこちょこ笑わせてくるセリフの面白さとか設定の面白さは相変わらず。話的に面白いわけでないけど。
むしろ、生きていくのが苦手な二人を軸にした地味で冴えないラブストーリーというとこがいいトコ突いてると思った。こみ上げてくるような感覚に乏しく主体性が薄い人間の苦悩。原作が、両家の確執を投げてでも一緒になりたいと情熱的(非理性的)に動くに対して、なんと曇り空みたいな二人だろうかと思う。けれど、そこんとこがとても気に入った。


「家族がやたら恋愛に理解のあるロミオとジュリエット」(鋼鉄村松)
タイトルの通り、双方の家族が恋愛に理解があったらというスタイル。理解があっても結局原作とおりになる運命なのかという展開かと思ったら、理解のある家族の策で二人は結ばれるという結末。

素直に楽しかった。スピード感も良く、ロミジュリの悲劇の根源?を覆す恋愛に理解のある家族という設定がうまく機能してた。
路地裏物語

路地裏物語

劇団暴創族

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/04/16 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

大泣きした
Aランチを観ました。
シチュエーションコメディだから泣く事は無いと思っていたのに。大泣きしました。涙が頬を伝うなんてもんじゃなく、滝のように。ハンドタオルがぐっしょり。良い話だった。役者さん方も熱演で。こんなに泣いたのは久しぶりです。良い時間をありがとうございました。

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

『ガチゲキ!!』実行委員会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/04/09 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

【各論2】13日16:00開演」
Mrs.fictions「毒を飲むより苦しいなんて」
発想・演出・演技とも「いかにもMrs.fictions!」な作品で大いに楽しいが、ラストが肩透かし気味な印象。
あともうひと押しかふた押し欲しかった。(あ、時間の関係か…それと多大な期待)

日本のラジオ「アラッテモオチナイ」
前回のガチゲキでも見せた「原典昇華」系、元ネタの状況などから新たな物語を紡ぎ出し、今回はさらに別作品も練り込んで持ち味を存分に発揮。
で、その別作品である「死の棘」を予習しなかったことをちょっと後悔。

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

『ガチゲキ!!』実行委員会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/04/09 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

劇団だるめしあん×日本のラジオ
今回は日本のラジオに入れざるを得なかったわけですが、だるめしあんも面白かった。
4劇団みましたが、一番45分にぴったりおさまった感じがしたし、リックモラニス(に似た人)もでてたし。ここでのデズデモーナの主張はいまのところ笑いをもって受け止められるようですね。
ガチゲキの企画は、スターウォーズと同じ位つづくといいですね。エイリアンくらいでもいいですけど。

仮面舞踏会―イメージの力、うごく!

仮面舞踏会―イメージの力、うごく!

プロジェクト大山

国立新美術館(東京都)

2014/04/19 (土) ~ 2014/04/19 (土)公演終了

満足度★★

観客参加型
六本木アートナイト2014のイベントとして行われたパフォーマンスで、会場の国立新美術館で開催中の展覧会に関連させた構成は良かったものの、内容としては物足りなさを感じました。

2階の奥の方からハチャトゥリアンの『仮面舞踏会』が聞こえて来て、このカンパニーのトレードマークである頭まで包む青い衣装を着たダンサー達が赤い大きな布の中に一列に並んでエスカレーターを降りて来て始まり30分程パフォーマンスを行った後、観客全員で踊るパートが続きました。

パフォーマンスは静と動の対比が鮮やかな振付で、所々にコミカルな仕草を交えつつ展開し、楽しかったです。観客を睨み付ける様な視線の強さが印象的でした。後半のパートでは観客を立たせて仮面がプリントされたマスクが配られ、振付のレクチャーがあった後に『仮面舞踏会』に合わせて踊り、何百もの人達が一緒に踊る姿が圧巻でした。
全員で踊ってそのまま終演という展開は締まりが無い様に感じられ、ダンサーが何か違う形で絡んで来る演出が欲しかったです。

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