
カスパーホイザーメア
イナセナ企画
赤坂エノキザカスタジオ(東京都)
2014/06/18 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★
会議は踊る されど進まず
面白い!
笑える悲劇。配役も非常に的確だったと思います。
特にシルビア役の増岡さんの鬼気迫る演技には恐れ入りました。
ダークなコメディが大好きな自分としては大満足でした。
最後にこの様な素晴らしい戯曲を翻訳され、多くの人々に伝えた主催の長田氏の努力と才能に敬意を表したい。

アベノ座の怪人たち
スクエア
近鉄アート館(大阪府)
2014/05/09 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了
満足度★★★★
初の近鉄アート館☆
三面仕立ての会場は、思う存分隅々までステージになるお芝居でした。
始まりから終わりまでスクエアの安定した笑い、その中の濃ーーキャラがメリハリがあったと思います。
花屋さんには結構笑ってしまいましたが、最後も丸くハッピーな感じがほのぼのしててよかったです♪

少年期の脳みそ
玉田企画
アトリエ春風舎(東京都)
2014/06/20 (金) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

クレッシェンド2014~演劇への道~
ThreeQuarter
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2014/06/21 (土) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★
応援したい
9人の研修生達だけの舞台でした。緊張している感はありましたが、一生懸命さが伝わってきました。全体的に思った事は、台詞は言えているけど、体が固まっている感じでした。殺陣も動きが遅く迫力がありませんでした(舞台が狭いので仕方ないかもしれませんが)。ストーリー自体は面白く、ラストは意外性もあり切なさもありました。それを一生懸命演じている姿は、素敵だな・・と思い羨ましいとも思いました。研修生なので、劇団員になるまで大変だと思いますが、頑張ってほしいと思いました。また、劇団をしっかり育てている劇団なんだなと感じました。

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽!
共に観た友人も言ってたのですが、一度観て、なんだかわからなかった箇所が、再び今日観て、はっきりとわかった気がする。ああ、そうだったのか、だからこうなるのか、と。ちなみに友人は 役者(舞台)経験あり。作る側、演じていく側として観ていくひとであります。
リング舞台は もうクエストの呼び物になりましたね。最初はビックリしましたが、ひらりとからだの重量感を感じさせないリングへの登場の仕方、そしてそこからのハケかたは何回観ても鮮やかですし 彼らの殺陣は プロレスにも通じるかな、って思ったり。
また多くのひとがここに書いているように リング舞台と観客席の近さ、すとんとリングからハケた役者の衣装がふわりと触れる。舞台で彼らが、裾を翻せば、そのはらんだ風が頬にふれる。
演じている役者の顔と
舞台(リング)からそれを見守る役者の顔
近いからこそ 感じることのできたこと、たくさん。
すぐ、目の前に見えた SUMIOさんの鍛え上げた脚の筋肉が躍動していたのが美しかった。
言葉より 五感で いろんなものが入ってきた。理解、というより感じ、触れることができた。
私もまた自分の狙い目の席には座れなかったが どこに座ってもアリーナ、ここが一番良席と思わせてくれるパノラマな舞台である。
それがどう美しく、キレがあって
と いくら書いても 観ていないひとに想像しろ というのは無理な話。
観るというより 体感、体験させてもらえるのが クエストの舞台。
壮大に 浮き沈みしてこそ人生 って台詞が 私は一番好きかなあ
千秋楽、客席にひとり 小学生と思われるキッズがいたのだが 彼の目にベニクラゲマンのヒーローぶりはどう映ったろうか、気になる。
今回、2度こりっちに書かせていただいたが 初回より今のほうが幸福感が増している。いや、一夜あけたのにまだ余韻が消えない。
終わったことが、信じられない。

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】
劇団チョコレートケーキ
駅前劇場(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと----------
マームとジプシー
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2014/06/08 (日) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★
センスの良さ
他の若手演出家による受賞作と同じく、センスの良さを感じました。
(ままごとやチェルフィッシュ等)
この先の展望は運にもよると思いますけど、一つ大きなテーマに執着できるか、かな。

怪獣使いの娘たち
味わい堂々×バジリコFバジオ合同公演
駅前劇場(東京都)
2014/06/18 (水) ~ 2014/06/24 (火)公演終了
満足度★★★★
賛否意見あるようですが
個人的にはありかな、と。
(もっと発散してまとまりのない作品は多々ありますしね)
まぁ、舞台構成、演出にまだ工夫の余地はあると思いますし、そもそもセリフが聞きにくいのは改善の余地ありですね。

12月26日
劇団フルタ丸
「劇」小劇場(東京都)
2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★
UPされた動画拝見したです
舞台セットのカレンダーがユニークでした。
舞台の時間で日付が光ったりして細かくて気に入りました。
話はタイトルの12月26日に向けて収束する群像劇でした、
でもチット頭でっかちな感じを受けるストーリー進行に思えた約2時間。
主な舞台としていたクリスマス後に閉店するファミリーレストランの料理担当のお兄さんが結構気に入りました(^^)自分も料理にはよく手を加えたりするので。

毒婦二景「定や、定」「昭和十一年五月十八日の犯罪」
鵺的(ぬえてき)
小劇場 楽園(東京都)
2014/06/12 (木) ~ 2014/06/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
Bプロ
【作者の言葉】にある通り、ノリはいつもと違いましたが、始まると同時に目の前の世界に引き込まれてしまうのはいつもと一緒。ハマカワフミエさん演じる阿部定がとにかく魅力的でした。

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しい。
ステージが近い近い。役者さんが駆け抜けると風が来るほどの近さです。目の前で繰り広げられるアクションやダンスの連続に、客を楽しませたいという心意気が感じられました。

ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」
BS-TBS
サンシャイン劇場(東京都)
2014/06/05 (木) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★
見応えあり
『TRUMP』を知っているとグッとくる場面もあり。終盤は特に引き込まれました。工藤遥さんが素晴らしかったです。

Shampoo ~花の香り~
PROJECT-残-
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2014/06/21 (土) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
正統派、錆びず。キラリと光る明日を追い求め
「残りモノには福がある」という。
この格言が、クリスマス・プレゼントの交換会で、どれほどの少年少女を裏切ってきたか。
想像に容易い。
スミタ・ナオタカ氏は「正統派」だ。下手な踊りや笑い、事件に逃げず、ひたすら「ドラマ」を伝えている。
たしかに「叫び声」は小劇場のボリュームではない。「うるさい」と感じた観客も60㌫以上にのぼったはずだ。
しかし、スミタ・ナオタカ氏は、そうした台詞使いであっても、「激情」ではなく、むしろ「場を鎮めさせる」のだ。「ヒューマニズム」が彼の基盤にある。
「夢を追いかけているのか、
夢に逃げているのか」
この台詞が一番、素晴らしい。
普通なら国家試験を5浪した男を「現実から逃げている」と断罪する。スミタ・ナオタカ氏の記す「夢に逃げている」はニュアンにおいて近いが、夢に向かい努力する人間しか解らぬ文章だと思う。
浪人生活を続け、町工場就職を拒む葛西 正(スミタ ナオタカ)。彼女想いの男だ。雑貨店を飛び出すシーンは どうしても同情してしまう「寂しさ」がある。これはスミタのぽっちゃり体型ゆえかは不明だが、「背中で語る」ことを地でいく演技だ。
「現実」を直視していなければ、毎日憔悴することもない。
「パチンコ依存症」人間は「現実」を耐えられない弱さだろう。

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
ベニクラゲマン大好き!
すごく素敵でしたっ!!✨
終わってからも興奮が冷めないままです!迫力が凄くて、舞台がすごく生きていて、楽しくって!千秋楽だったのにまた観たい!!って思ってしまいました🌟
頭の中でBGMがリピートされてます♪!次回公演が待ちきれないほど楽しみです!
アンチエイジング!ベニクラゲマン!

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
心から元気になれる作品でした!
舞台というものを見るのは今回がほぼ初めてで、次々に展開するシナリオ・ダンス・殺陣に圧倒されながらの、
そして観劇の動機となったセクシードロシー國立さんの大立ち回りに痺れながらの夢のような2時間×2時間でした!
物理的にも精神的にも役者さんと客席の距離が近くて終始ドキドキ。
終幕はもちろん寂しいですが、ベニクラゲマンが終盤で投げかけてきた言葉の数々を思い返すと、むしろ「明日からもっと頑張ろう」という元気が出てきます。
正に、生まれ変わった気分!
観劇から一晩経っているのですが、心にあるのは虚無感ではなくバイタリティです。
この作品に出会えて本当によかった!
"マジリスペクト マジ感謝"です!

超世界終末譚ギャギャギャギャラクティックデストロイ
駄目なたすいち
シアター風姿花伝(東京都)
2014/06/18 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

マンガタリLIVE第8号~HERO!~
マンガタリ編集部
天満天六・音太小屋(大阪府)
2014/06/22 (日) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
元のマンガが気になります
初めて観ました。どんな作品がセレクトされるかにもよると思いますが、個人的には楽しめました。
ただ、絵がないので、場合によってはとっても気になります。
逆に想像が広がるという部分もありますが。
後、作品によっては続きが気になります。

キンギョの人々vol.3「穴の宇宙」
突劇金魚
突劇金魚アトリエ(大阪府)
2014/06/01 (日) ~ 2014/06/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
2回目の観劇、やっぱり演劇はイイなぁ
初日に続き2回目、『ヨシ子の罰』+『捨ててもいいし』+『穴の宇宙-朱色-』を最前列の真ん中で観た。普段、役者の顔を、下から見上げる機会なんて無いけれど、今日はとても近くで見上げながら役者同士のリアルなやり取りを観ることができて、ウレシクて、やっぱり演劇はイイなぁと再確認できた。
そして『穴の宇宙』という芝居。なるほど『世界』じゃなくて『宇宙』なんだ。
『私の世界』というのは絵に描けそうだけど、『私の宇宙』というのは未知の世界の様な気がする。今日は自分の枠を離れて未知の空間を漂ってきた感覚がある。
自分は、本業の傍ら、5年前から演劇に携わっている。絶対に関わることは無いと思っていたが、役者もするし、少しだけど本も書くし、裏方もしている。演劇は私にとって大きな冒険、そして未知の出来事の連続、50歳を超える身には結構シンドイ、でも生身の自分で居られる。やっぱり演劇はイイ。

時代絵巻AsH 特別公演 『椿姫〜つばき〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/06/20 (金) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★
役者は熱演だが・・・。
高級娼婦(クルチザンヌ)を花魁に置き換えての芝居だが、舞台セットの花魁の部屋、衣装その他はやはり期待するものとは違っていた。残念!

超世界終末譚ギャギャギャギャラクティックデストロイ
駄目なたすいち
シアター風姿花伝(東京都)
2014/06/18 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★
観てよかった‼︎
タイトルからして最近本当に多い、世界が終わるよ的なお話だとわかってたけど、駄目なたすいちさんはこういう作品に仕上げてきたのですね。まず役者さんが素晴らしい。声も動きも生き生きしていて、熱量がまっすぐ伝わってきました。こんなに素敵な方々がまだまだたくさんいるんだなぁと思うと単純に嬉しくなりました。