最新の観てきた!クチコミ一覧

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星の結び目

星の結び目

青☆組

吉祥寺シアター(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1160(14-208)
19:30の回(曇)。18:35会場着、受付(全席指定)。青☆組は4作目、吉田さんは「Butterflies〜」を2バージョン(2013/2…こちらでは渋谷さん、吉田さん&11)。

広い会場でどうだろうかと思っていましたが、縦と横とを組み合わせたセットでした。左右いっぱいに廊下、手前/奥に段差。上手客席寄りに白い大きな円台。その奥に木戸のようなもの、天井からは数本、布上のものや灯りが垂れています。静謐、厳かな佇まい。オリジナルTシャツを着て誘導をする女性は吉田さんでした。

19:26女性が舞台へ、掃除を始める…19:31前説(130分、いつものように優しい語り)、19:36まだ受付待ちの方がいらしゃるそうで、やや押し、鳥の声〜21:49終演(ダブルコール)。アフタートーク21:53〜22:14。1階へ下りると、物販は終わっていたのでしょうか…。

アフタートーク中、客席で大きな声で話をしている方がいて、これじゃ聞こえないな〜と思った時、最前列の方がお二人、同時に、振り向いて注意…その会話の主は関係者の方でした…(ーー;)

縦横、視覚的に仕切られた空間と照明の組み合わせがとてもよく、果てしなく続く奥行きだったり、たった一人の空間であったりと自在に変化。白い紙を張った円台が積もった雪のようにも見え、灯りの濃淡が垂れている布の色合いすら変えてゆくのでした。

時代と、戦争と、没落、父と母、闇市、アジア、梅、紫陽花…そして星と氷。回想シーンや時間の循環が巧み。

多根さんは、てがみ座「地を渡る舟(2013/11)」で観ていました。

宵山の音

宵山の音

真紅組

近鉄アート館(大阪府)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

☆★艶やかな女優陣必見★☆
劇場内では艶やかな着物を纏った女優陣がお出迎え♪
劇中でもそうでしたが着物での立ち振る舞いや所作がいいですね
衣装や動き、話し方などでより一層、女優陣が魅力的に見えます♪
そして舞台のセットもなかなか粋な感じに作り込まれています

幕末の事件の裏で懸命にそしてしたたかに生きた
祇園の女たちの物語

前半は笑いも盛り込んだ会話が中心の展開で少し長くも感じましたが
後半からは展開が早くなり本格的な殺陣など見応えある時代劇!

役者さんは時代劇に慣れているのか⁈
殺陣の動きも早く、落ち着いたしっかりとした演技が最後まで惹きつけられます
そして女優陣も色気のある演技♪

全体的に笑いあり、涙あり、踊りあり、殺陣ありの
見所いっぱいのエンターテイメントな時代劇!
真紅組の原点も頷けるクオリティの高いお芝居!


☆印象に残った役者さん
この人の演技はいつも存在感たっぷり浅雛拓さん!

☆印象的なシーン
やはり殺陣シーンは見応えありました


……………………………………………
☆「宵山の音」東京公演
9月4日(木)~7日(日)
池袋シアターグリーンBOX in BOX
……………………………………………

おんまさん

おんまさん

ゑんドコロ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/07/01 (火) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

脇キャラ
脇キャラで成り立っている舞台だなと、1番強く感じた。芸達者な熟年組、味のある芝居、そして、展開が面白い。向かう先は見えているのだけど、そこへ行くまでの話の転がり方、あっちへこっちへ意外なバウンドをして落ち着くまでが絶妙でした。

許されざる者

許されざる者

シンクロ少女

アトリエヘリコプター(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/08 (火)公演終了

満足度★★★★

重量な笑い
軽やかなテンポに感じつつ、ズシリと重さがあるストーリーを堪能。
菊川朝子さんが「『鱈。』の(ら)」の時と対極な役柄を演じていたのが不思議に感じつつ楽しかった。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっとダークな童話?
ポップンマッシュルームチキン野郎さんの公演は初観でしたが、主人公が犬である以外は至って普通。主人公が犬であることが問題なのかもしれませんが。。。

テーマ、キャラクター設定、ストーリー、細かい味付けなども素晴らしかった。
個人的には「オズの魔法使い」的な雰囲気を感じながら見てました。

ラストのゴルバチョフが舞台中央に立って、転換に使っていた舞台両側の扉が、回想のごとく回るシーンはとても秀逸だった。

個人的にラストエンペラーの位置づけが最後まで?だったが、これは自分の理解不足かな。

ネタバレBOX

マッサージ椅子の子供がどうやって生まれたのかが知りたい・・・
おとこたち

おとこたち

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/07/03 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

おとこ鍋
おとこたちの人生のごっちゃ煮みたいなあまり美味しそうとは思えないけど味のある鍋をつついたようなそんな感覚に…。面白かった。泣けた。きっと今の年齢だからな部分もあり、若い頃こんな舞台に出会っていたらそれはそれで刺激的なものになかもと思いました。

「6月のパンティ」

「6月のパンティ」

モーレツカンパニー

Geki地下Liberty(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった~!
七夕におネエの話を観に行きました!!

ゲスト出演の永吉明日香さん目当てだったのが
個性的な出演者、テンポも良く、面白い話で
あっという間の120分!

声出して笑えます!!

おネエ系苦手な方も、30分で慣れますから!?

もちろん永吉さんも相変わらず可愛くも、
えっ!って役を熱演!!

後半は一部、ウルウルする場面もありますが
基本楽しく笑える素敵な舞台でした!!

Bitter Sweet Samba-Life goes on-

Bitter Sweet Samba-Life goes on-

チーム☆レトリバーズ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

いい千秋楽でした。
若い人たちの全体的にサラッと印象の小さな日常の物語でした。

数秒で暗転・明転を繰り返す見せ方はストロボ連写写真のようで面白かったです。若さに満ちて爽快感のあるお芝居でした。

千秋楽は、演者たちの顔が達成感に満ちて感動的でした。

ネタバレBOX

詳しくは自ブログに書きました。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-11890354146.html
宵山の音

宵山の音

真紅組

近鉄アート館(大阪府)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

京の雰囲気に浸れました。
芸妓遊びをしている気分になった2時間で、帰り道も余韻に浸れました。

とても有意義な時間を過ごせました。

ネタバレBOX

詳しくは、ブログに書きました。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-11889384019.html
ちょっとそこに座りなさい

ちょっとそこに座りなさい

劇団Q市街

北池袋 新生館シアター(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

日曜マチネを観劇。
一幕物の会話劇として、とても面白く出来ていたと思います。

隣人、父親、飼い猫など、舞台上に登場しない人物たちの使い方(描き方)も上手い(隣人はあんまり必要なかったかもだけど)。

ただ、全体的にキレイにまとまり過ぎな感じもしたので、個人的にはもっと予想外の展開も欲しかった。

主人公ナオコ役の存在感のある確かな演技と、振り回される友人2人のコミカルさと滲み出る”いい人感”が好印象でした。


上演時間:95分

許されざる者

許されざる者

シンクロ少女

アトリエヘリコプター(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/08 (火)公演終了

満足度★★★★

今回も面白い(泣けないけど)
もう今日で楽ですね、未見の人は急げ!です。
競泳水着の「許して欲しいの」に主演した名嘉さんが
今回は作演出で「許されざるもの」って、偶然でしょうか?
予想外に冒頭から西部劇風?な絵で始まる2組の夫婦のお話
隣の絶倫でゲンキな男の浮気が原因で妙な理論を使って
巻き込まれていくお互いを信じきれてにない夫婦。
夫婦喧嘩とかたとえ話とか、ホント失礼にも笑ってします会話
そんな中で2組の夫婦は最後「許したもの」だけが生き残る
なんとも皮肉で、楽しい物語でした。
客演のお二人が良かったですし、菊川さんは優しい方だと確信しました。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ポップンマッシュルームチキン野郎の作品を構成する成分の配分に変化あり!?
ポップンマッシュルームチキン野郎は、脱法ドラッグに近いのではないか。
「コメディ」と称して上演しているのだが、実態は「感動的な内容」だったりする。
覚○剤のような感動(興奮)作用があるのにもかかわらず、「コメディですから問題ありません」と言い逃れをしてきた。あくまでもコメディであり、吸引は勧めていないということなのだ。
しかし、今回は騙されない。
感動的成分がやや多めなのだ。
脱法ドラッグに対する規制と同様に、感動と成分構造が似た内容をまとめて規制対象とする、包括指定をしてほしいと思うのは私だけではないだろう。

ネタバレBOX

相手の目を見て話すことのできないような、少し恥ずかしい「純愛」「絆」とか、そういう感動的なものを、相手の目を見て話すことのできないような「お下劣」だったり「お下品」だったり、アブナかったりする笑いの中に隠す、というのがポップンマッシュルームチキン野郎なのではないかと思う。

その2要素の配分が、感動2〜3で、お下劣7〜8というイメージだったのだが、前回の短編集作品『ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない』から、感動を前面に出してきたような気がする。
「出しても大丈夫」と思ったのではないか。

今回は、感動要素がかなりの割合を占めていたと思う。
一家が殺害される衝撃的な冒頭のシーンを含め、その要素が大きい。

さらに、ゴルバチョフが未来予知(予測)から目覚めてからは、ほぼ笑い要素なしで、突っ走る。

当然、観客を惹き付けているので、脇に逸らさず一気にラストに持ち込み、この物語を完結させたいのと、観客にきちんと伝えたいからそうしたのだろう。
だから、ニワトリやトカゲ、さらにマッサージチェアが踊っていても、感動的であったりするのだ。

意識したのかどうかはわからないが、ここまでのいくつかの作品で、観客を、ある意味「鍛えて」きたのではないだろうか。
つまり、茹でカエル理論ではないけれど、熱湯にカエルを入れたら飛び出してしまうが、水から徐々に熱していくと、カエルは飛び出すとこなく茹で上がってしまうというアノ理論同様に、いきなり感動的な作品を見せてしまうと観客は、「そんなお涙頂戴は見たくないんだよ」と劇場を飛び出してしまうが、お下劣&お下品の下のほうに感動を入れて、徐々にその感動を増やしていくと、いつのまにか観客は、ポップンマッシュルームチキン野郎の感動的な作品に茹で上がってしまうということなのだ。

だから、観客は気をつけなくてはならない。
ポップンマッシュルームチキン野郎はそのうち、下品さが微塵もない、感動的劇団になってしまう。○ャラメルボックスのように、高校演劇部がこぞって上演してしまうような劇団になってしまうのだ。そうなってしまったら、どうする? え?

冗談はさておき、気になるのは、「笑い」の部分である。
下品で下劣で、アブナイ的な笑いは健在なのだが、どうも弱い。
もちろん、相当いいところもあるのだが、例えば、マッサージチェアが食べていることを自問自答するのだが、酒でまた自問自答する。これって、ここの劇団だと2回目はもう一捻りあったように思えるのだ。結婚したマッサージチェアが子どもらしいイスを持って出てきても、誰も何も触れないぐらいの感じが丁度いいのだ。

たぶん、そう書くと、作・演の吹原幸太さんは「いつもと同じだよ」と言うかもしれない。
しかし、観客がこの劇団に欲するレベルは、今、かなり高いところにある。
だから、「アブナイ的な笑い」も、「アブナイですよー」と、わざわざ宣言しているぐらいの、わかりやすすぎて、予定調和な「アブナさ」になっているような気さえしてしまうのだ。
例えば、キャバレーの名前「リトルボーイ&ファットマン」あたりが。
例えば、冒頭の中国ネタを止める感じも「ぬるい」と思ってしまう。

それぐらいの「軽さ」ならば、もっと量が欲しい。
前半の、タイトルが出る前までは、観客がイヤな気持ちになるぐらいの、そうしたネタを放り込んできてほしかったな、と思うのだ。

と、書いてきたが、それはあくまでも、この劇団に対するハードルの高さからのことであり、今回の作品自体は面白いと思う。

笑いがあり、切なさがあるいいストーリーだし、観客を引き込み、ストーリー展開を楽しませてくれる。
駅前劇場のサイズにあって、セットも素晴らしい。
特に、ラストに向かう前、ゴルバチョフが舞台中央に立ち、両側の扉がくるくる回るところがとてもいいと思った。

そして、今回も役者がいい。

前作『ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない』で、「増田赤カブトさんいい!」と思った者として、彼女をメインに持ってきたことは大正解だったと思う。
ヒロインとして輝いていた。

また、主演のゴルバチョフを演じた加藤慎吾さんもいい。
彼がかっちり演じているから、物語がぶれないのだ。
下手に笑いを取らせることせずに、きちんとストーリーを支える。
この手法は、ポップンマッシュルームチキン野郎の今までの作品と同様の手法であり、ここが上手いと思うのだ。
コメディの面白さがどこにあるのかがわかっているのだ。

さらに、いつもそうなのだが、サイショモンドダスト★さんの、ここぞ、というところでのスイッチの入り方が素晴らしいのだ。
ニワトリ役の小岩崎小恵さんも、きちんと演じて物語を支えている。
また、美津乃あわさんを歌わせたところがナイスである。彼女は歌が上手い。スターであるという位置づけを全うできているし、彼女がレビューの中心にいなければ、締まりのないものになってしまったと思うほど。
そのほかの俳優さんたちもいい。上手いというわけではないが、「いい」のだ。

ストーリーに、血生臭さがあるから、切なさが際立つ。
それをうまく使って観客を感動させる。
その手法にまんまとはまったと思う。

ラストは、ゴルバチョフ同様に未来を予知できる男から「お前はわかっていると思うから……」という台詞を受けて、「可能性の高い未来の予知」としての、未来の幸せなシズ子を見るゴルバチョフの夢のような予知の中で、(たぶん)自分が出てくるであろうシーンで静かに終わる。
とてもベタだけど、ここまでの展開の巧みさで、いいシーンだな、いいラストだな、と思わせてしまう。

ラストの加藤慎吾さんの表情、増田赤カブトさんが犬の鳴き声に顔を上げたときの表情、とても素敵だった。

最後に、観客の1人として、次回作はもっとハードルを上げて観に行くと思うので、よろしくね、と書いておく。
「6月のパンティ」

「6月のパンティ」

モーレツカンパニー

Geki地下Liberty(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑って泣いてまた笑って
めちゃくちゃ楽しい120分!!
時間を忘れてみてました。
個性豊かなキャラクターたちの織り成す笑いの渦。
とにかく楽しいダンス!
そして、後半に訪れる涙の物語。
役者さんたちもキラキラ輝いていてとても素晴らしい作品だと思います。

「Father Christmas, Don't Cry」 ~2014ラストVer.~

「Father Christmas, Don't Cry」 ~2014ラストVer.~

しゅうくりー夢

「劇」小劇場(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

昭和を楽しむ...
ハンカチを必ず!と聞いてましたが、その心づもりがあったためか、何とか涙腺持ちこたえてくれました。ストーリーもさることながら、音楽が懐かしい。あの時代を知らなかったら楽しめなかった作品かも?もう再演はないのかも知れませんが...しばらく経ったら、また観たくなる気がしました。役者さんがとにかく上手いんです。劇場でなくては楽しめない作品。

ブラインドタッチ

ブラインドタッチ

ラズカルズ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

うっとうしい梅雨を吹き飛ばす快作!
ぺこぺんからけだまさんを追ってこちらへ!
結果、大当たりを感じました。
さり気に皆さん実力派で、そうでなくてはあの内容はできないでしょう。
アホらしいと言ってしまえばそれまでなんですが、面白さは抜群。
渋い顔をしつつ観てた方がありましたが、もっと遊びの精神が必要ですぞ!
次回がどうなるか、楽しみで仕方ありません!
シンプルな舞台装置だな、と思ったのですが大秘密あり!
この辺りの精神もすばらしい!

私たちのイブたち 蝕~岸田理生作・戯曲「私たちのイヴたち」より~

私たちのイブたち 蝕~岸田理生作・戯曲「私たちのイヴたち」より~

ユニットR

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/07/05 (土) ~ 2014/07/07 (月)公演終了

満足度★★★★

甘粕事件
甘粕が語りました。

ネタバレBOX

2013年11月に上演された『さらば八月の大地』(新橋演舞場)で描かれた満映理事長甘粕正彦は、日本人と当時満人と呼ばれていた中国人を差別せず、満人のための映画製作を標榜していたため決定的な民族対立なども無く、お芝居自体は逆に盛り上がりに欠けるものでした。

それくらい甘粕はいい人でした。今回本作品を観て、満州で諜報活動をして夜の帝王と呼ばれていたという部分はさて置き、甘粕本人の口から大杉栄や伊藤野枝を虐殺した甘粕事件の首謀者ではなく、身代わりで服役していたことが語られました。『さらば八月の大地』で、満映解散式のようなパーティの後に自殺した事情が、甘粕事件や諜報活動の真相を闇に葬るためだったということも理解できました。

配役がオモテとウラで二人ずついて誰が誰だか分かりづらく閉口しましたが、甘粕から真相を訊き出すことによって公表された歴史と真実の歴史を統合する趣旨ということが分かり一応納得しました。

それにしても、思想というより恋愛と嫉妬で結びついたり離れたりの人間関係、大杉を刺した神近市子が戦後国会議員を努めていたとは何とも凄まじいイヴたちでした。
うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

心がスカッと。でもポッカリ。
全体のバランスがうまーくとれていて…
一歩間違えたら、ただただイタイだけの話になりそうなところを、その絶妙なラインを見事について、思いっきり笑って思いっきり泣ける舞台に仕上げてきていて、スカッとするとともに、なんかポッカリポカンとしました。すっごい。

UNKNOWN HOSPITAL

UNKNOWN HOSPITAL

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2014/06/20 (金) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

新しいサスペンスのジャンル♪
最後まで、テンポある展開で、見たことないものが観れたと共にやっぱり変な世界へ連れて行かれてしまいました♪
途中、一旦現実に引き戻され、また変な世界へ…
ひとつの舞台で色んな場所が出てくるのも、面白い‼︎

東京公演に向けてのアフターイベントで撮ったPVも公開されてて、是非壱劇屋のTwitterからYouTubeで見れます〜♪
面白い宣伝PVです(^^)

ひとひら

ひとひら

はっぴぃはっぴぃどりーみんぐ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

原作モノのお手本
とても良かったです。
役者さんたちの役作りに始まり、衣装や小物まで、
全編を通して原作の世界観が本当にうまく忠実に再現されていました。

原作モノというと下手にアレンジをいれて原作ファンからそっぽを向かれる、
という事態が少なからず見受けられますが、本作に関してはその心配は無用です。
原作の1コマ、さらにその細部の表現まで読み取って演じられている場面もあって、
徹底的に原作を読み込んで役作りをされているのだな、と感じました。

ネタバレBOX

原作の1巻~3巻を舞台化。
文化祭での演劇部と演劇研究会の対決までが描かれています。

合格発表の一コマから合宿、そして文化祭へと起承転結がしっかりしていて、
2時間という時間を感じさせないテンポの良い作品になっていました。

お気に入りのシーンは
美麗と野乃が倉庫に閉じ込められてしまうシーン。
そして、緊張でうまく声が出せないヒロイン麦にスイッチが入って大きな声が出せるようになるシーン。
どちらも涙腺を痛く刺激されました。

役者さんでは榊美麗役の葉山美侑さんの演技が大変素晴らしかった。
部長として、野乃の友人として、2つの顔をうまく演じ分けられていたと思います。
野乃に向かって感情をぶつけるシーンには圧倒されてしまいました。
許されざる者

許されざる者

シンクロ少女

アトリエヘリコプター(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/日曜の昼、大崎で
[シンクロ少女]の、
【許されざる者】を観てきました☆
面白かったです。
冒頭、あの名曲のフルコーラスでまず大爆笑♪
そして、シンクロ少女独特の世界へ☆
めんどくさい女性と、
その対極に位置する女性が
面白すぎます♪
観劇日記をブログに書きました。

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