入管収容所
TRASHMASTERS
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/02/17 (金) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
アプロプリエイト―ラファイエット家の父の残像―
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2023/02/16 (木) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
家族って厄介なものですね。生前父が、分けるような財産なんかないのは幸いと言ってました。負け惜しみだろうと思っていた悪い娘ですが、ドラマしかり、知り合いのお宅の様子みたりしているうちに、父は正しかったと思いました。でも・・・(以下ネタバレ)
アフタートークも楽しかったです。え!そうだったの?時間があったらもう一回見て確かめたいです。
入管収容所
TRASHMASTERS
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/02/17 (金) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/21 (火) 14:00
辛い内容なので観るのにかなりの覚悟がいりましたが、観てきて良かったです!!もし躊躇している方がいたら「ぜひ観てください!!」と背中を押したい気持ちです。
この作品で1番評価したい点は、単純にウィシュマさんの死に憤る側と入管側の意見の対立に、安易に二極化していない点です。個人支援者、支援者団体、入管の現場の人々、入管で決定権を持つ上位者、それぞれがけして1枚岩ではないことが伝わります。さらに被収容者とその家族の姿、入管行政に疑問を感じている記者の視点が描かれていて、台詞の情報量もすごかったですが、なにより描き方に作品を表現する際の思慮(考えた量が透けてみえるかのような思慮深さ)や配慮が伺えました。脚本に大拍手、大満足です。もちろん役者さんの技量や演技にも大拍手です。特に入管側の役者さん達は演じる方も辛いだろうなということを感じました…もう観てるときはひたすら憎っったらしい!と思うのですが…一筋縄ではいかない、「この表現はすごい」と思わせる仕掛けがたくさんあります。入管問題に関心を持ってる人も、そうでない人にも、ぜひ多くの人に観ていただきたい作品です。
ケンジトシ
シス・カンパニー
シアタートラム(東京都)
2023/02/07 (火) ~ 2023/02/28 (火)公演終了
実演鑑賞
北村想は前回のシスカンパニーの「風博士」は、具体的な日本軍の慰安所をバックに、歌もふんだんに使ったわかりやすい芝居だった。このように難解な前衛劇だけではないのだけれど、今回は抽象度の高い詩的演劇ど真ん中。疲れていたこともあって、かなりうとうとしてしまった。残念。
石原莞爾(山崎一)がトシ(黒木華)に賢治のことを聞き、それをランニング姿の屈強な青年ホサカ(田中俊介)が記録する。変な設定である。賢治(中村倫也)は、ダービーハットと外套の得意の姿でうろうろする。
ケンジとトシの関係は恋愛関係ではないか、という疑問に、トシが「兄は大人の恋ができません。アドレッセンスの人なのです」「アドレッセンスとは思春期……」という解釈が、妙に納得できた。ケンジの一風変わった童話も大人になり切れない魂が書いたと思えばわかる気がする。
ケンジとトシが楽しく過ごす時間はすぎ、トシの死を嘆くケンジの慟哭は見事な感情表現だった(らしい)
カニのような手をした河内大和はじめ、ムシのようなシカのような恰好をした3人のコロス。楽器はバイオリンかと思ったらヴィオラだった。道理で少し低い音が出ていると思った。冒頭は「セロ弾きのゴーシュ」のようだった。
隣の40代くらいの男性客は、終わると、とりわけ目立つ大きな拍手をいつまでもしていた。熱心な宮沢賢治ファンなのだろうか。1時間35分。
アプロプリエイト―ラファイエット家の父の残像―
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2023/02/16 (木) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
博士の愛した数式
まつもと市民芸術館
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2023/02/19 (日) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
80分という上演時間の予告を見て、「短い!」とまず一驚。博士の記憶が80分しか持たないことに合わせたのだろうか。ギター演奏があるのはぜいたくな演出。ストレートプレイでは避けがちなナレーターを使って、短い説明で単刀直入に核心場面に入っていく。無駄のない作劇で、家政婦(安藤聖)と博士(串田和美)の出会いから、成長したルート(井上小百合)と博士の交流まで、小説の見どころはほぼ全部盛り込んでいた(と思う)。悪意のないピュアで美しい原作を、雑音のないまっすぐな芝居にうまく転換させていた。小さいながらもじんわりした感動があった。串田和美の博士が、子供のような無邪気で涙もろい感じが自然でよかった。
ジョン王【1月3日夜~1月8日昼、1月22日昼公演中止】
彩の国さいたま芸術劇場
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2022/12/26 (月) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
シェイクスピアって難解なイメージだったけどだいぶ分かりやすくしてくれている。
でも。。現在の戦争にもからめて反戦メッセージを織り交ぜてくるのが不要だと思いました。まずはその時代のストーリー丁寧にお願いします。後で感銘を受けたりするのは人それぞれなので。その時代のその世界観に純粋に没頭したかったですね。あと演者全員男性なのは当時の慣習に習ってなんだろうけどSDGs的にはそこ?と思いました。吉田さんの声はさすがのレベルで聞き取りやいのですが貴族の人たちががなって何いってるのか理解不明なくらいのセリフ回しでした。そこは誰が演出しているのだろう。私の勉強不足もあるかもしれませんが。。
あと小栗旬目当てのお客さんがほとんどなのか途中寝ている人もチラホラ。。主役誰だったんろうか。。ジョン王も最後あっさりしてて悲劇な感じがしなかったです。そう誰に感情移入していいかわからず。あの最後におらがおらがとか言ってる人はよくドラマで見ますが彼がマンオブザマッチかな。
咎人の刻印
High-position
紀伊國屋ホール(東京都)
2023/02/16 (木) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
令和の切り裂きジャックと吸血鬼との出逢い、やがて火花散らし合う異能の者達
キ上の空論 中島庸介さんが脚本・演出であったのが心強かった
耽美の迷宮に置いてきぼりにされる事もなくその世界観を着々と楽しむことができました
ゾンビ映画にも通じる哀しい残酷味、刑事役のヤングダンディーっぷりに可笑し味が含まれていた事も見逃すまい
ただ馴染めなかったのが主人公の設定
連続殺人犯と心揺れ動く綺麗な青年との両立が自分的にはどうもしっくりこない
ファンの人から「そこがポイントだよ、ダメじゃん」と言われそう、ガ~ン
なるほど「咎人の刻印」は シリーズものだったのですね
目一杯盛り上がった後でのお楽しみはこれからだ!感が上手い
ユキコ
東葛スポーツ
シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)
2023/02/17 (金) ~ 2023/02/20 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
入場時、スクリーンに2022年の岸田國士戯曲賞受賞シーンの映像が流れる。山本卓卓さんの長すぎる受賞挨拶に内心苦笑してしまう。
闇バイトによる強盗殺人など時事ネタを取り入れつつ川﨑麻里子さん代読による岸田賞受賞挨拶。タモリ方式で挨拶をする川崎さん、すごい!
そしていよいよタイトルの「ユキコ」、佐々木幸子さん本人の話に。あの佐々木幸子さんがついに戻ってきた!と喜び勇んでいたけど、事はそんな単純なことではないということが激しいラップを通じて明らかになってくる。ASDで3級の精神障害者手帳を持っていること、宅建士やフランス語の資格を持っているがASDの過集中のため資格を取るのは容易いこと。演劇をすると決まって対人トラブルを起こしてしまうので夫である金山さんに「演劇をしたい、と言い出したら止めてほしい」とお願いしていること。パチンコの景品交換所で働くのは自分に合ってると考えていること。将来のために高級マンションをローンで購入していること。(ザ・コート神宮外苑、調べてみたら販売価格1億6,500円だった。凄すぎる…!)
難しい状況はあるにせよ、一方で天賦の才といえる役者としての高い能力を持ち合わせた女優さんがパチンコの景品交換所で働いてるなんて本当にもったいなすぎる。ゆっくりとしたペースでいいからまた演劇の世界に戻ってきてほしいとファンのひとりとして切実に願う。劇場の座席に置かれたチラシの中によく「佐々木幸子(野鳩)」って名前を見つけた頃が懐かしい。
「いま東葛キテる感じで、私が出てた頃は暗黒時代みたく思われてる」って佐々木さんの台詞、そんなことないと声を大にして言いたいけど、音響だけをとらえれば3331の地下でやっていた頃など確かにひどい時はあった。しかし今回、高音と低音の迫力をキープしつつ中音域の台詞も聞き取り易くて、私が今まで観た東葛の中で音響が一番素晴らしかった。
リリックとトラックは東葛スポーツを観るうえで欠かせない要素で、音が濁ったり割れたりするとせっかく練りに練られた台本も台無しになってしまう。クリアなサウンドで聴けるというのはとても重要だし、音響を磨き上げることによって鋭いリリックを吐き出す女優さんたちを輝かせ、同時にリリックを粒立てることに見事に成功していたと思う。
入管収容所
TRASHMASTERS
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/02/17 (金) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
入管収容所
TRASHMASTERS
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/02/17 (金) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/20 (月) 14:00
座席1階
かねてより問題になっている入管の非人道的行為を詳細に描いた力作。実際にあった事件をモチーフにしており、それが極めて詳細に取材されており、役者たちの熱演も相まって大変な力作に仕上がっている。
オーバーステイというだけで何の罪も犯していない外国人を収容し、本国へ送り返すのが役割だと平然と言い放つ入管局長。虐待以外の何物でもない収容者の処遇に若手職員が疑問を持ち始めるが、局長ら上層部は「それが問題となれば、法務大臣の顔に泥を塗る」と隠ぺいの姿勢にためらいもない。東南アジアや中東の外国人=テロリストと言い、在留許可を出すことが「テロリストを野放しにして、国民の安全を危うくする」と堂々と言う。官僚たちはそこまで腐ってはいないだろうと実は思ってしまうが、この舞台ではそうした思考がある意味宗教心のように深く入り込んでいることを浮き彫りにする。
日本の刑務所・拘置所も相当な人権侵害、虐待が行われていることが明らかになっており、この国の役人たちの上から目線というか、人権意識は、戦前に中国・韓国などのアジア人を「第三国人」と呼んでさげすんでいた視点となんら変わらず、いったい日本人は何を学んできたのかと嘆息する。
作・演出の中津留章仁は「書きたいことは山のようにあり、その全部を描くことができないのが何とももどかしい」とパンフレットで書いている。この戯曲は、客席と舞台での怒りの共有だ。2時間40分、休憩なしで繰り広げられるハードな会話劇だが、舞台から目を離すことなどできない。人間はどうしてここまで人の命に無関心、無頓着になれるのか。精神病院の虐待事件が今、クローズアップされているが、ここで行われている虐待は、この舞台でこれでもかと描かれた虐待となんら変わらない。恐ろしいのはこれが素人によるものでなく、それなりに法務行政を勉強した人たち、専門職によって行われていることだ。
これが日本の一つの姿であると、そこから目を背けるべきではない。戯曲としても成功している。見ないと損するぞ!
入管収容所
TRASHMASTERS
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/02/17 (金) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/20 (月) 14:00
収監者が亡くなったというニュースは定期的に聞きますね。その都度、日本でそんなことがあるなんて、と信じられない気持ちでいっぱいでした。この劇団は世界の、日本の、都会の、地方の、町の、村の、組織の、家族の、個人の暗部を鋭く描く作品で定評がありますが、歴代作の中で、この作品ほど見ていて憤りを感じ、同時に、血の気がひいたものはありません。あっという間の2時間40分。立体的なステージの作りもグー。
PICT
劇団24区
早稲田大学学生会館(東京都)
2023/02/17 (金) ~ 2023/02/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
主人公の夢を描いた短編集でしたが、どれも面白かったです。
役者さん達は、演技力に差はありましたが、皆、若さ溢れるフレッシュな演技でした。
ストーリーも演出も、よく考えられていました。
ちょっと不思議な雰囲気を楽しめる、良い舞台でした。
リーディング公演『ロッテルダム』『若造(チャマーコ)』
公益社団法人 国際演劇協会 日本センター
上野ストアハウス(東京都)
2023/02/16 (木) ~ 2023/02/19 (日)公演終了
ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』【2月15日昼公演中止】
ホリプロ
日生劇場(東京都)
2023/02/07 (火) ~ 2023/02/23 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
心癒される音楽劇。出だしは、楽団がぞろぞろ歩いて間延びしてみえるが、地元の人々の家に分宿して、夜になるといい歌が次々続く。十二分に楽しめた。ひっこみじあんの青年の恋を後押しする二枚目の色男・新納慎也のバラード。バツイチの濱田めぐみが、妻を亡くした風間杜夫によりそうラブソング。そして、赤ん坊をあやす矢崎広の子守歌。夜明けのコーラス。
出演の楽隊メンバーが、舞台上で楽器を生で演奏するのもよい。クラリネットおじさんの中平良夫さんが、赤ん坊をあやすために吹いたりするもの楽しい。アラビア音楽を生かしたエキゾチックな響きだった。1時間45分休憩なし
アプロプリエイト―ラファイエット家の父の残像―
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2023/02/16 (木) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
大農園の古びた屋敷に、人々が集まって何かが始まり、最後はみんな去っていく。作劇はチェーホフと同じだが、「桜の園」と違い、こちらは激しい言葉が飛び交う。エネルギーみなぎる恨みつらみのぶつけ合い。しかも各人に怒涛の長セリフがある。なかでも次男フランクあらためフランツ(間瀬英正)の、後半の長セリフは半端ない。昨夜から朝の出来事を語って、15分超ではないか。しかもどぶのような湖に入ってきた、体中汚れた半裸姿で熱演していた(いまは冬なのに)。
3兄弟を見ていると疲れるので、ちょっと部外者の女性たちにすくわれた。長男の妻レイチェル役の小山萌子の、はじめの上品さをかなぐり捨てた「脱ぎっぷり」が見事。その長女13歳の「ほぼ大人」キャシディー役の川畑光瑠と、フランツの恋人リバー役の高畑こと美が、普通の人っぽいいい味を出していた。とはいえ、一番の功労者はいちばん「毒をまき散らす」姉の関谷美香子。大変な芝居をお疲れさまでした。
入管収容所
TRASHMASTERS
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/02/17 (金) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
アフタートークで望月さんが開口一番「事件の概要はほぼほぼこの通りです」とおっしゃっていましたが・・・以下ネタバレ
こういう事件があったことは知っていましたが、詳しくは掌握していなかったので今回この舞台を見て良かったです。配信もあるようなので友人にも勧めます。
宝飾時計
ホリプロ
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2023/01/09 (月) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
夢見ル化石
劇団ろうそくだんす
中野スタジオあくとれ(東京都)
2023/02/18 (土) ~ 2023/02/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初々しい劇団で全員が舞台を
「同じ好き」で共有している劇団でした!
お話の内容はいいのですが
この難解な内容の舞台は
セリフを中心に(観客にとっては登場人物の会話を中心に)進んでいくため
正直後半戦は疲れました。
動きはもちろんあるのですが、
セリフ中心となっていくため
下半身が動かない。
そのため役者から何か動いて
アプローチしたいというのが無意識に
伝わってきます。(それが初々しくて良い)
役者さんですが猫背が多い...
ちょっとネックでした
お酒をそそぐシーンやタバコを吸うシーンが
ありますがおそらく実際にしたことないような
ちょっと嘘の演技が「うっ!」となっちゃいます
育ちがいい癖がでちゃう。
苦労を語るシーンもありますが
ライトな感じがでる
なので公演内容と役者のもつ引き出しで
ミスマッチが起こっていました。
でも初々しいから面白いと感じました。
ここから自分たちに足りないものを補い
引き出しを膨らませていく
そして5年後にまた再公演した時
より一層に深みがます舞台になるのが
分かります。
めっちゃ期待しています。
また次回作楽しみです🎶
『Auld Lang Syne』(オールド・ラング・サイン)
渡辺源四郎商店
こまばアゴラ劇場(東京都)
2023/02/17 (金) ~ 2023/02/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/02/19 (日) 11:00
前から知っているが実は初見のユニット。青函連絡船を扱うシリーズの4作目。(2分押し)82分。
初代の青函連絡船である比羅夫丸と田村丸のあれこれを、「蛍の光」の源極であるタイトル曲と絡めて展開する。船を疑人化して歴史を追っているが、そのことで分かりやすくなることもあるが、捨てられてしまうものありそうな気がした。「蛍の光」の3・4番の歌詞が歌われるところを久々に聞いたが、やはり戦争の臭いがするよね。イギリス製の比羅夫丸がスコットランド古謡の同曲の日本語詞を聞いているときの表情は見事。ただし、比羅夫と田村を「英雄の名前」と言っていることに大きな違和感を覚えた。
客入れから会場にいた作・演出の畑澤聖悟が、芝居が始まる前に5分ほど青函連絡船の歴史を語るが、これは必要なことだし、上演時間にはこれが含まれているように思う(上の表記もそうした)。