
ウエストサイドのオペラ座の殺人
カスタムプロジェクト
調布市せんがわ劇場(東京都)
2024/11/29 (金) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
謎解き公演としては、一年に一回。定番化してる公演の最新作。
もともとは、シットコムやってた団体っぽいんですが、運良く(?)評判を呼んだ謎解き公演の一回目から通っております。
がっつりと芝居を観る→捜査資料を参考に犯人とトリックを見破る(30分)→解決パートの芝居&解説
っていう構成になります。初期は他の謎解き公演っぽいパズル要素もそれなりにあったのだけど、洗練されてきていて、今はもうシンプル。でも完全正解は相当に難易度高い。自分は皆勤なのに一度も正解しておりません。
舞台セットをしっかりと組んだりは無いけど、もともと普通に演劇やってたところなので(声優系の人多め)、芝居パートがちゃんとしてるのが良いとこで、極端なことを言うなら、謎解き要素はスルーしても楽しめるくらいです。最近は、特にコメディ要素が強めになってるような。
推理するって行為は、芝居全体をもう一回味わい尽くすってことなのかもしれない。
特に、今作は、ミュージカルのバックステージものでして、そういう観点でも、謎解きに限らず普通の演劇ファンの人もきっと楽しめただろうになあって思いが強かった。面白かった。

流れんな
iaku
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2024/07/25 (木) ~ 2024/07/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
行きたかった初めてのiaku鑑賞。広島のある家族の風景。家族、親子、姉妹を巡るそれぞれの想い、感情の壮絶なぶつかり合い、地域というもの、人とひとの微妙な関係、表面と心の底、縛られる逃れられない現実。様々な現実社会の風景が描かれて、その世界に吸い込まれる感動。異儀田さんは昨年の磁界以来でしたが、感情を完全に惹き込む熱演で感動、素晴らしかった。ジーンと、ズーンとくる舞台でした!

夫婦
maars inc.
インディペンデントシアターOji(東京都)
2024/12/05 (木) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
今、これ書いてる時点で、実は前日譚にあたる、ハイバイ版の”て”(岩井秀人さん演出では)ラスト公演を見にいった次の日なんですが。そうやって行動に移させてくれるくらい魅力あった芝居だったのは確かだと思います。
自分はハイバイ版は未見(DVD購入したので、これから観ます)なんですが、現代だといくらでも悪役に出来る父を、一方的に断罪する形にしてない作劇に誠実な感覚を感じました。
役者も素晴らしく、王子小劇場の限られたスペースにぎゅっと濃縮感のある、いい芝居でした。

お父さんと漫才(東京公演)
深谷文化祭実行委員会/Card Case(宮下涼太プロデュース)
高田馬場ラビネスト(東京都)
2024/11/22 (金) ~ 2024/11/24 (日)公演終了

《二四十一》
道楽息子
エリア543(東京都)
2024/11/15 (金) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
犬の刺客とイエドロの楽語お目当てだったんですが、とても楽しい公演でした。
お目当てはどちらも期待通りで、他の演者の方々もそれぞれに味があって。
チケット代もお手頃、とても楽しいひと時でした。

うみのかたわれ
らむらどぅプロデュース
インディペンデントシアターOji(東京都)
2024/11/28 (木) ~ 2024/12/02 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
観劇好きな方がプロデュースされてって枕詞無しでも成り立てる公演になってるのが素晴らしいと思います。
客席の作り方や、各種当日運営の諸々、演劇愛を感じるところは、ほんとに好きなんだなって好印象。
自分はエンタメ寄りなので、前回のほうが好みではあったんだけど、ガラリとテイストが変わったこちらも、なかなかに魅せる芝居でした。
演者もさすがに素敵な方ばかりでした。

幻の壁
演劇プロデュース『螺旋階段』
小田原市生涯学習センターけやき(神奈川県)
2024/12/20 (金) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
感想遅くなりました。日曜日拝見。螺旋階段さんは横浜で何回か拝見しています。どちらかと言うと現実味のある人間模様が多い気がしますが、今回はSF的な要素もあり、コメディ要素が少し強めで、今までとは少し違う作品でした。15年前の再演とのことですが、とても面白かったです。いつも出演されてる皆さんの安定的な演技さすがでした。最近に気になる女優さんの一人のモハメディ亜沙南さんも凛々しい演技でかっこよかったです。また、次回は横浜で公演とのこと、また拝見したいと思います。プチ小田原旅行とお芝居、充実した一日でした。

害悪
果てとチーク
座・高円寺1(東京都)
2024/11/22 (金) ~ 2024/11/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
力作だし、団体の持ってる演劇的なセンスは疑うところ無いんだけど。
ちょっとテーマを追うあまり、人を選ぶなって思いは拭えないかな。
再演は観てるんですが、僕はそちらのほうがはるかに面白かった。
今回、本編よりも、むしろ開演前のパフォーマンスが凄い感動的だったかも。

ケレン・ヘラー
くによし組
シアタートラム(東京都)
2024/12/19 (木) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
個人的に気になったのは、役者が張り上げるような発声になってたところ。
それ以外は、ああ良くできてる、良いなあって思うところばかりなんだけど。
モヤモヤした感じがずっとあって、良かったとは言えない感じ。
入場して美術に感心して、役者は個性も魅力も技術もある人ぞろい。
着眼点も面白いし、セリフもなかなか切れてた。
それでも、面白くは無かったです。観て損したとかは無いんですが。
初演は観てないんですが、今年、アトリエ春風舎で観た短編は、めちゃんこ面白かったんだけどな。

雑種 小夜の月
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2024/08/10 (土) ~ 2024/08/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
映像でしか観たことがなかった団子屋シリーズがついに上演されるということで観に行きました。
主役が1話は三女、2話は長女が主役になっていたので、今回は次女かな?と思っていたらまさかのお母さんでした!
ほとんどセットは無い状態なのに、そこにあるはずの物や情景が実際に見えた気がしました。

グッドルーザー ウィンウィン!
江古田ぐるぐる
アルネ543(東京都)
2024/12/12 (木) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/14 (土) 18:30
とある事情で離島に逃避した元プロボウラーが地元企業の大規模ボウリング大会の助っ人を頼まれ……という出だしから変形スポーツものかと思いきや、八百長ネタから大会に絡む不正をめぐるサスペンスに転じ、まさかの結末に至る「予測不能フィクション」、面白かった。
あと、「北風と太陽」や「ピラティス」に関する「そっちじゃないだろ!」なボケも巧みで好き♪

BACK FIRE WARS
KOTH
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2024/12/17 (火) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

キミと奏でる音色
SFIDA ENTERTAINMENT
劇場HOPE(東京都)
2024/12/17 (火) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

昭和歌謡コメディVol.20
昭和歌謡コメディ事務局
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2024/12/17 (火) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

ケレン・ヘラー
くによし組
シアタートラム(東京都)
2024/12/19 (木) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/22 (日) 16:00
2度目の観劇。切なくて、そして考える芝居。107分。
「面白い」とはどういうことか、についての深い芝居。2018年の初演時にはもっと笑いが起こっていたと思うが、時代の変化を考えさせられる。

桜の園
シス・カンパニー
世田谷パブリックシアター(東京都)
2024/12/08 (日) ~ 2024/12/27 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
チェーホフはよく判らん。S席12000円⁉『江戸時代の思い出』が面白かったのと天海祐希さんを(多分)観たことがなかったのでこわごわと抽選予約に参加。当選してしまった。『桜の園』自体は観ているがそこまでハマってはいない。
小間使いドゥニャーシャを野口かおるさんだと思って観ていた。途中、「そういや池谷のぶえさんも出てたな」と思い、「もしや!」とやっと気が付いた。そのぐらいキャラ変している。同じくロパーヒン(荒川良々氏)もやっと気が付いて驚いた。従僕ヤーシャ(鈴木浩介氏)もかなり後になって気付く。こんなキャラも演れるのか!?禿ヅラ被った大学生トロフィーモフ(井上芳雄氏)にも驚く。こんな贅沢な配役はない。わざとイメージと違うキャラを演らせるギャグなんだろう。
それにしても女主人ラネーフスカヤ夫人(天海祐希さん)の登場シーン。スターのオーラ。思わず客席は拍手しそうになっていた。背が高くピンと立ち、誰よりも際立つ存在感。これはファンが付くわけだな。宝塚でトップを張るとはこういうことだ。
家庭教師シャルロッタ(緒川たまきさん)のマジックもなかなかのクオリティ。老僕フィールス(浅野和之氏)も流石。屋敷の事務員エピホードフ(山中崇氏)の「ね」。隣の地主ピーシチク(藤田秀世氏)の借金をねだるクズっぷり。

荒野に咲け
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2024/12/15 (日) ~ 2024/12/24 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
時代を反映してか、(イキウメ前川氏程でないが)桟敷童子東氏の戯曲もある時期から無慈悲で冷酷な現実を映す若しくはそのものの場面を含む作品が散見される(後者に「エトランゼ」が思い出される)。
貧困の再生産という事が言われるが、その平均的イメージはそれとして、本作では「頭が悪い一家」と、その自意識からのひずみが悪しき変転を辿るパターンに陥った家族が描かれている。
執拗な被害意識からの反動を動力にしたカッコ付き「前向き」を楽観的に変えようとしない母孝子(板垣)、その子供ら(姉弟)の内、先に家を飛び出した姉香苗(大手)、三年後に彼女が発見された後面倒見がてら彼女を雇う事になる親戚の食堂(仕出しもやっている地元の老舗会社)で彼女の面倒を見る事になる従姉の恵子姉さん(増田)、毎度のお婆役だが今回は最も時代に乗り自由を謳歌し、どん詰まりの所で香苗を救う事になるヒサ(鈴木)、本作ではこの四女優の存在感が芝居の要となる(今回ぐっと前面に出ていたのが増田)。普段とは違った役柄というか佇まいの親戚(孝子の姉と妹)二人(川崎、もり)も良かった。男優はそれぞれ役としての存在感を持ちながらも機能としてアンサンブルに徹し女優を光らせている印象が強い。
無惨で悲惨な日本のどこかで今この時も起きていて不思議はない現実を、目を見開いて凝視させる筆力、役者力、アンサンブル、微細な振りを大きな変化に繋げる技も見事。
装置を駆使したクライマックスを本作ではラストでなく少し手前に持って来て、そのファンタジックな場面を介して小さな光を灯すエンディングへ誘う。この場面に登場するアイテム=装置は、「現実」の峻厳さを象徴する迫力を備え、必見。この難敵に立ち向かう小さい方の健気な「それ」(さびれた町の片隅にある解体寸前の資料展示館にあるミニチュア)が、涙を誘う。
「自身がそれを選んだのだ」(又は)「人それぞれに与えられた宿命だ」・・不幸な他者をネグレクトする自己弁護に我々は事欠かないが、多くの現場でこれを掬い上げている存在がある。篤志家を称賛するような習わしもこれに付随している。が、盛大な拍手よりも自分がやれる一つをやる事がこの物語へのレスポンスだ、と思わされる。自分がやれるのはせいぜい為政者に「お金を出せ」と申す事くらいだが。

歓喜の歌
劇団扉座
紀伊國屋ホール(東京都)
2024/11/26 (火) ~ 2024/12/01 (日)公演終了

雑種 小夜の月
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2024/08/10 (土) ~ 2024/08/18 (日)公演終了

雑種 小夜の月
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2024/08/10 (土) ~ 2024/08/18 (日)公演終了