最新の観てきた!クチコミ一覧

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雨降りのヌエ

雨降りのヌエ

コトリ会議

扇町ミュージアムキューブ・CUBE05(大阪府)

2024/03/09 (土) ~ 2024/03/30 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

1ヶ月とその後の話が今日届き、私の中の雨降りのヌエが今日終わりました!
1ヶ月足繁く劇場に通わせていただき、何かを感じたり考えたりお芝居がとても身近にある時間を過ごさせていただきました。
場当たりやゲネプロ、劇団員さんのお芝居への向き合っている姿など普段なら見れないことが沢山見れるいい機会でした。そして本編も今回初めての観劇だったのですが、何回も観たくなるほど変化もあり面白い内容でした。次回また観れる日が楽しみです!

絶望という名のカナリア

絶望という名のカナリア

甲斐ファクトリー

小劇場 楽園(東京都)

2024/04/23 (火) ~ 2024/04/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ほぼ素舞台ながら劇場(楽園)の特性と大小の箱馬を活用する休憩無し約2時間、自殺を図った中年男が巻き込まれるシチュエーションコメディ的開始から、新興宗教・怪しいファンド・推し活など絡めて転がる展開は、この劇団にしてはややありきたりの感もありつつ、脚本家曰く「数学への復讐」が独特のスパイスとなり、その流れから予想外な形でタイトルの意味が氷解するところが素敵。あとヒジカタ役がいい声。

SEXY女優事変ー人妻死闘篇ー

SEXY女優事変ー人妻死闘篇ー

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2024/04/24 (水) ~ 2024/04/30 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初めてドガドガプラスさんの舞台を観ましたが何度も見たくなるとても中毒性の高い舞台です
作品名やポスタービジュアルからは想像できませんがアイドル好きにもオススメです

11月の第4弾も今から楽しみにしています

恋と呼ぶには気持ち悪い

恋と呼ぶには気持ち悪い

株式会社ジェイステイツ

ヒューリックホール東京(東京都)

2024/04/26 (金) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/04/28 (日) 12:30

純情に目覚めたちょっと気持ち悪いオジサンを内がキモ〜く大熱演。主人公のふたり以外の、相思相愛がなかなか実現しない人間関係もユーモラスに表現。

花影

花影

臼井智希プロデュース

シアターバビロンの流れのほとりにて(東京都)

2024/04/23 (火) ~ 2024/04/24 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

華5つ☆ ベシミル!
 花影(かえい)とは、月光などにより花が落とす影のことを指すが、何とも含みのある言葉ではないか。こんな素敵なタイトルを未だ若い人たちが付けた作品が今作だ。壬生狼と呼ばれた時期もあった新撰組の謂わば顛末記の一節が今回描かれた訳だが、今迄新撰組に纏わる舞台を10作程は拝見してきた。その中でのベスト作品である。僅か2日間の上演であったが配信もあるとのこと、是非観て頂きたい。お勧めである。

ネタバレBOX

 何がお勧めか? 登場する個々の人物のキャラクター描写が素晴らしいのだ。史的には、激動の歴史の最中で先の見極め方を誤った者達が殺戮集団として機能したことが悲劇として或いはアイロニカルな喜劇として描かれることの多い新撰組だろうが、それを観た者は更に捻れた悲劇と取る向きも喜劇と取る向きもあろう。然し乍ら今作のように己の生き死にの問題と捉え、自らの念(おもい)と生き方の切実な鬩ぎ合いと捉えて作家自らがキチンと自らの頭で考え創作された作品は極めて少ないのが我が国の現状のように思われる。その壁を今作の作・演出を担い役者としても登場している臼井氏はやってのけた。役者陣の意識も高く、脚本・演出・演技・手作りの日本刀、衣装、照明や音響も良い。殺陣も半年掛けてしっかりしたものに仕上げている。また武士の作法についても良く此処迄キチンと調べた、と感心させられるような数々の場面があって驚かされた。
 さて、今作を論じる核心に入ろう。上記の如く新撰組評価に関しては毀誉褒貶様々であるが、そのような評価に関する意見でもない。表現そのものが、それを受け取る人々に何を齎すかについてである。所謂エンターテインメントが楽しみや安らぎ気晴らしを提供すると主張し娯楽作品を提供している。これを悪いことだというのではない。然し世の中には真に自分の伝えたいことを持ち伝える手段と方法を持つ者が居る。だがそういう者達の中に在ってそれを最も有効且つ効果的に伝える方法を持つ者は少ない。その方法の有効性に気付いて居ない場合も多かろう。その稀有な才能を顕わす前に他界してしまった者もあろう。然しそれを表現し得た者が日本にも居た。既に鬼門に入ってはいるが昭和の時代に彗星の如く顕れ世界でも高い評価を受け未だにファンの多い多才な詩人・劇作家・映画製作者等々の肩書を持つ寺山修司である。彼は“問い”を表現の極めて大切な動機、方法、実現手段として社会に大きな文化的インパクトを実際に与えた。
 つらつら考えてみるに表現する者にこれ以上に大きな社会貢献は可能だろうか? との問いが生まれた。今作の眼目は、作家が自分の頭で本当に自分の描きたいことを考え、それを問いとして提示する為に演劇を選び、新撰組という素材に念と何時死ぬとも分からぬ我らの“死”を前提とし各々の実存を賭した生き様を、普通に生きる人々に提示した点にある。以下、作中に顕れた具体例を幾つか上げておく。
 当時、労咳と言われた結核が沖田の持病であった。不治の病と恐れられ罹患すれば死は避けられない。池田屋襲撃時に傷を負った沖田は、近藤、土方をはじめ新撰組の寝食を共にした家族のような仲間から可愛がられた。然し「無理をするな」との温かい思いやりは、全身全霊を懸けて信じた近藤についてゆく。明日をも知れぬ自らの命をその念の為に費やそうとする総司には隊の任務に携わらせない皆の思いやりが、アンヴィヴァレンツでしかない。そのことを土方のいたわりに対する答えのシーンで訴える。その直截な表現が胸を撃つ。
 その優しさの余り隊規を破り切腹を余儀なくされた山南 敬助が介錯に沖田を指名し「声を掛ける迄待ってくれ」と言ってから切腹したことの意味。即ち既にサラリーマン化した江戸時代の武士の切腹が初手で脇差を刺した瞬間に介錯を行っていたことに逆らい古式の切腹をして“武士”として天晴な死に様を晒したことと沖田に任務を与えたことの意味は明白である。
 また山南の古くからの親友、新撰組参謀として活躍した伊東 甲子太郎は、手の込んだやり方で新撰組に敵対することとなったが、流石に切れ者の甲子太郎、時代の読み方に間違いは無かった。この流れに共感する者二人。藤堂 平助と永倉 新八各々の剣の腕と人間性。それに賭けるだけの力や矜に懸けた念によって敵対しつつ共鳴する生き様は、新撰組の法度を鬼になっても護ろうという念で実行した土方撃退には共闘して当たり功を得た。然もそれぞれの歴史的立ち位置と選択の差によって決着はつけるという男の意地を通す美学は現代的では無かろうがグー。
 細かい点で他に2点、指摘しておきたい点がある。新撰組法度に盾突き追われる身となった山南が追手となった隊士たちと争う場面で隊士を殺さぬ為北辰一刀流の妙技・親指斬りを用いたと思われるシーンがあった点。
 山南の遺志を継いだ伊東が近藤 勇と会談した折、近藤は着座の際、刀を右側に置いて敵意の無いことを示し、伊東は左に置いて反対の意思を示している点である。双方の懇談に対する態度が如実に示されると同時に近藤のリーダーとしての人間の大きさも示すシーンだと解釈した。
 物語の創りとして本質的に非常に上手いのが、今作がかつて新撰組隊士であった人物の語る一次情報を基本とした事実譚として創られていることである。物語であるから、フィクション部分はあるのが前提だが、このように本質を弁えて作られると物語としてのリアリティーが確保されるのだ。作家は若い。この若さで此処迄普遍性を具えた作品に仕上げた才能に今後とも期待したい。制作を今回担当した駒井さんは照明、広報、ヘアメイク、小道具製作なども手掛け大活躍、役者陣もキチンと役の個性を演じてグー。こんな質の作品をあと2作発表できたら、今作に参加した総てのメンバー全員が、今後も期待できる本物と見做せよう。
どつぼ

どつぼ

ナイスコンプレックス

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2024/04/26 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

すてきな「巻き込まれ型観劇」、感激しました。演出、役者、完璧でした。

ネタバレBOX

平田だろ、笑っちゃいました。なつかしいな。
まともがわからない

まともがわからない

The Stone Age ヘンドリックス

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2024/04/26 (金) ~ 2024/04/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

外野から見れば良くないわけで、好きやからしょうがないか。好きになるのは訳がある。おにぎりの場面はホロリと来ました。
お芝居観られて良かったです。
ありがとう😀

3156(サイコロ)

3156(サイコロ)

WATARoom

ブルースクエア四谷(東京都)

2024/04/26 (金) ~ 2024/04/28 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2024/04/25 (木) ~ 2024/04/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

〈チーム蠍座〉
平田オリザ流『銀河鉄道の夜』論な部分が非常に面白かった。確かにカンパネルラはそんなに良い奴でもないな。貧乏で虐められているジョバンニに唯一優しく接してくれるだけ。虐めっ子グループのザネリとも仲良いし、最期はそのザネリを救けて溺れ死ぬ。自分の中の正しさに殉じて死んでいく少年。理想の友達みたいに思っていたが、何かを背負わされている可哀想な子に見えた。自分の判断ではなく、常に何か誰かの評価を気にした行動。死にたかったのか?

ジョバンニ役菊池佳南さんは顔立ちがキムタクに似ている。5人で一時間で『銀河鉄道の夜』をこなすという荒技。取り憑かれたように何役もこなす、たむらみずほさんがMVP。狂気すら感じた。一番、判り易いタイタニック号ネタを切るとは驚いた。何を切って何を残すのか、が面白い。原作についても考えさせられる。後ろのスクリーンに投影されるアニメが良い出来。3時間ぐらいのもうこれ以上はない『銀河鉄道の夜』なんかも創って欲しい。

ネタバレBOX

『銀河鉄道』とは、理想を追い求める人々の精神の世界である。人々はそれぞれに目的地、到着駅を定める。最高の価値観は『宗教』だったり『自己犠牲』だったり、鳥捕りのようにそれを商品化して売り捌く奴も現れる。ジョバンニが何故か持っている『何処へでも行ける切符』。それは現実世界に理想の世界を築く可能性のある純粋な魂の持主の証明書なのかも知れない。個々の美学に殉じて人は生き死んでいく。カンパネルラの死さえもジョバンニは感傷を振り払って生きていかねば。まだ切符は手にある。

日本共産党都議会議員・そねはじめ氏のホームページに掲載されている論文が一番納得がいくものなのでお薦め。
デカローグ1~4

デカローグ1~4

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2024/04/13 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

B ②④

②同じ集合住宅の最上階に住んでいる女(前田亜季さん)が下の階の老医師(益岡徹氏)を訪ねて来る。彼は入院している女の夫(坂本慶介氏)の主治医。「寝たきりの夫は助かるのか、このまま死ぬのか?」「そんなことをこんなところで軽々しく答えられない。決められた曜日に来院して正式に面談してくれ。」
テーマは「プラマイゼロ」。

④娘(夏子さん)を産んですぐに亡くなった母(松田佳央理さん)。父親(近藤芳正氏)は独りで娘を育て上げた。長期出張に出掛けた父の引き出しの中に意味ありげに置かれた封筒。「私が死んだら開封するように」と書かれてある。それを読むべきかずっと考え続ける娘。

前田亜季さんだとは気付かなかった。確かに①②の組み合わせだと暗くて動きがなく、つまらないかも知れない。(だから変則的なプログラムにしたのだろう)。
夏子さんは熱演。背景に映し出される巨大な映像がなかなか効果的。公園の池のシーンは良かった。
MVPは近藤芳正氏。笑いに飢えている観客が食い付いた。

全話に登場するであろう、亀田佳明氏演ずる名無しの男。石森章太郎の『ジュン』に登場する少女のように集合住宅の人々の暮らしを哀しそうに見つめている。この役をもっと意味ありげに配置するべき。この連作集の謎を解く鍵のように。

是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

何か自分的にはイマイチだった。映画を無理矢理舞台化しただけで、この表現こそが正解とまで至っていない。

②旦那とは別の男の子供を妊娠した妻。旦那が助かるなら堕ろすし、死ぬなら出来れば産みたい。医師は適当な事を言えず、諦めた妻は墮胎しようとする。慌てて医師は「夫は助からない」と告げる。戦争中の空爆で幼き子供達を失った辛い過去があったのだ。堕ろすことをやめた妻だったが、奇跡的に回復した夫が医師に挨拶に来るオチ。「生命が助かった上に子供まで授かるなんて。」
妻はヴァイオリニストの設定だが別に弾くわけでもない。主人公は医師であり、重要なのは失くした子供達のエピソード。しかも愛犬さえも女の車に轢き殺されている。その葛藤が巧く伝わらない。妻がどうしても子供を産みたい訳でもなさそうなので、ある意味どうでもいい話。

④父が実の父親ではないことを知って、愛を告白する娘。近親相姦的なコメディなのだが違和感がある。血縁関係がなければいいのか?母親が実の母でないと知って、世の男性は急に異性として意識するものか?DNAではなく、これまでの関係性の方が重要だろう。ポーランドではまた違うのかも知れないし、このドラマの父娘の関係が特殊なのかも知れないが。しかもオチでは手紙は娘が偽造した物で、母の手紙の内容は読んでないとのこと。実の父娘のままの可能性も普通にあるだろうし、娘の頭はイッちゃってる。
トライアル 2024

トライアル 2024

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2024/04/24 (水) ~ 2024/04/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

Aチームを観劇しましたが、すごく面白かったです!
ストーリーの面白さ、役者さん達の熱演に、あっという間に惹き込まれました。
台詞やキャラクターのリアクション等、笑える場面が沢山あり、ずっと口元が緩んでいました。
且つ、事件の真相は何なのか?真剣に考えながら観ました。
予想外の展開で、本当に良く出来た脚本だなぁと思いました。
大満足の舞台でした!

「あぁ、自殺生活。」

「あぁ、自殺生活。」

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2024/04/17 (水) ~ 2024/04/21 (日)公演終了

実演鑑賞

3回目の観劇。
更に洗練され、見やすくなった印象。
ただ最初に見た時のあの怪しげな
雰囲気も好きです。

トライアル 2024

トライアル 2024

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2024/04/24 (水) ~ 2024/04/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。
当日パンフによれば、初演は14年前で裁判員制度が施行された頃 だという。本作は時代に合わせ加筆修正したとある。表層的には裁判員制度を揶揄するような印象だが、物事(事件等)を疑って多面的・多角的にみることの大切さを描いているよう。演劇的には、裁判員制度といった堅苦しい内容(制度)を 面白可笑しく描くことで、その在り様を楽しく観せ そして考えさせる。

有名な「十二人の怒れる男」を連想させる内容で、勿論 被害者と被告人は登場しない。謎の そして曖昧な人物像を想像させ、事件が起きた状況を素人なりに推理していく。その過程と登場人物1人ひとりの性格や立場を立ち上げながら軽快に展開していく。観客の気を逸らせない楽しい会話、そして いつの間にか事件の核心に迫っていく巧みな構成、見事。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし) 【Aチーム】 追記予定

3156(サイコロ)

3156(サイコロ)

WATARoom

ブルースクエア四谷(東京都)

2024/04/26 (金) ~ 2024/04/28 (日)公演終了

実演鑑賞

コントののりで進行していく。

ネタバレBOX

一人複数役かと思いきや、多重人格の話。
ここから面白くなる。
そして予想の上をいく結末。
見事な脚本。
2×3

2×3

甲南大学文化会演劇部 甲南一座

甲南大学岡本キャンパス甲友会館(兵庫県)

2024/04/28 (日) ~ 2024/04/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

学生演劇は無料カンパ制で観れるのが有り難いです☆でも内容はクオリティ高いお芝居されるので見応え十分でいつも感動させてもらってます!今作品も素晴らしかった\(^o^)/

ARTE Y SOLERA CONCIERTO Vol.28

ARTE Y SOLERA CONCIERTO Vol.28

ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団

めぐろパーシモンホール(東京都)

2024/04/20 (土) ~ 2024/04/20 (土)公演終了

実演鑑賞

この手の発表会にはありがちなことですが、やっぱり上手い人とそうでない人の差が大きいなあ、と。

音響はもっと自然に演奏が聞こえていたら、更に良かったかなあ、と。

最前列では、ハレオやパルマで盛り上げている人がちらほらと。
その点については本公演よりも良い点だなあ、と。

ユリが咲く頃には

ユリが咲く頃には

名城大学劇団「獅子」

G/Pit(愛知県)

2024/04/19 (金) ~ 2024/04/21 (日)公演終了

実演鑑賞

タイトル見ただけでおおよその結末がわかってしまいそうなお話。

ネタバレBOX

いやいや、犬や猫の仔拾ってきたわけじゃないんだから
今の世で記憶喪失の見ず知らずの女の子を
男の部屋なんかに連れ込んだりしたら犯罪でしょう。
まずは、警察行くなり
親元に返してあげるのが普通だと思うんだけれど
それもせずに、勝手に住まわせて
あげくの果てに働き過ぎて身体壊して
「自分は困っている人を見捨てられないんだ」って
まずこの感覚のズレ、常識のなさが理解できない。
『やさしさ』を履き違えているのかな?
舞台を現代にしたのなら
やっぱりある程度時代に合わせてもらわなくっちゃ。
そして、もしどうしてもそういう設定にしたかったのなら
もう少し説明のつくつじつま合わせくらいやってほしかった。
女の子は女の子の方で
自分記憶戻ったし迷惑かけてるみたいなんで帰りますって
あの子がこの世まで飛ばされてきた意味は?
いったいこの世に何しにやって来たんですか?
そしてどこに帰っていったんでしょうか?
自分の描きたい場面、セリフだけをただペタペタとノリで貼り付けていった感じ。
何もかもがちぐはぐでご都合主義に終わってしまった感が否めない。
どつぼ

どつぼ

ナイスコンプレックス

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2024/04/26 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

市街発イマーシブ演劇…阿佐ヶ谷編。劇場<阿佐ヶ谷アルシェ>を結婚式場に見立て、観客は これから始まる結婚式の参列者という 没入と言うか体験型の観劇。観客(参列者)によって好みが分かれる公演。自分は楽しんだ派。
ちなみに イマーシブ演劇は、新郎が寺山修司を慕う劇団員という設定が妙。

ホームページにあるが、本公演の始まりは、阿佐ヶ谷駅前で北口(新婦側列席者)・南口(新郎側列席者)に集合し、阿佐ヶ谷の街を散歩しながら「結婚式の会場となる阿佐ヶ谷アルシェ」に向かう。散歩は新郎コースと新婦コースの2つ。先導する案内人(濱仲太サン)が、Zoomを使って 店や景色などに思い出や2人の出会いや抱えている悩みなどを説明しながら歩く。そこに結婚式会場で起こる事の伏線が散りばめられている。

結婚式を挙げる迄の苦労話。それは世界的な感染症「ゾンビ禍」で順延を余儀なくされたカップルの苦悩を、ナイスコンプレックスのコンセプトである「実際にあった事件をモチーフに描いている。現実にあったであろう事を観客に体験させることで知ってもらう」を意図している。まさしく劇場のみで完結するのではなく、観客の脳髄に作品の一瞬を焼き付け残したもの。

説明にある「結婚式を控えていた普通の人間。全ての準備が整ったその時、世界は『ゾンビ禍』となる」は、どのような状況下か 容易に想像がつく。公演の結婚式は3回目という設定---延期・中止・決行中断、そして有り得ない事態への「慣れ」は怖いが、それでも人間は逞しい。そんなことを改めて感じさせる公演。
(上演時間2時間15分 散策含む)【新郎側参列者】

ネタバレBOX

寺山修司は、1975年4月に<ノック>と称し 阿佐ヶ谷近郊を劇場に見立てた実験演劇を行っている。閉ざされたドア、閉ざされた心をノックしてみる という謳い文句であったよう。
阿佐ヶ谷アルシェには何回も行っており 道順は知っていたが、改めて街中を散策してみると面白い。案内する場所---例えば、スナック ラスベガス等は公演に関わりがあることから、もう少し詳しく説明してもよかったかも(同じ場所に長く止まることは出来ないが)。

舞台美術、当初は新郎・新婦側の参列者という前提であるから 左右に分かれ椅子に座り、中央はバージンロード。物語(挙式)が進むにつれて椅子の位置やテーブルが運び込まれ 変形していく。

以降追記する
鴨川ホルモー、ワンスモア

鴨川ホルモー、ワンスモア

ニッポン放送

サンシャイン劇場(東京都)

2024/04/12 (金) ~ 2024/04/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/04/27 (土) 13:00

鴨川の岸の舞台美術が面白かった。
「吉田代替りの儀」も楽しめた。

空夢

空夢

劇団papercraft

すみだパークシアター倉(東京都)

2024/04/26 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/04/27 (土) 18:00

舞台美術、音楽とストーリーのギャップが面白かった。

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