最新の観てきた!クチコミ一覧

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この街の片隅の何処かで

この街の片隅の何処かで

:Aqua mode planning:

ターナーギャラリー(東京都)

2014/10/05 (日) ~ 2014/10/07 (火)公演終了

満足度★★★★

言葉・台詞を大切に、丁寧に発することに好感
「お前に捧げるその花は」
内容とゆっくり目で丁寧に発せられる台詞とが相俟って醸し出す昭和中期の雰囲気が懐かしい。

「収納がある部屋」
コミカルな台詞のやり取りに始まりながらいつの間にか不穏な感覚が漂ったと思ったら…な幕切れはまさにショートショートの醍醐味。

「あとの祭のまえ」
Mrs.fictionsでの上演を前提としたものだったとのことで(当日パンフレットより)まさにそんな味わい。
で、勝手に配役を想像したりも。(だいたいアタリ(笑))

「綺羅星ダイアログ」
視覚障害者の方々向けとして創られた作品ゆえに勧めに従って瞑目して鑑賞。
言葉を言葉のみならず「音」としても使うのが面白く、あちこちから聞こえる声を楽しむ。

あと、オープニングのタイトルコールもゲーム的な感覚とハプニング感があって面白かった。
上演時間約65分。

タダデネ!

タダデネ!

発条ロールシアター

タイニイアリス(東京都)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★

ラストはステキ
大雨のために図書館に幽閉状態となった人々と、海の民たちの暮らしぶりと…な物語。
現代パートと「海の民」パートに接点があまり見えず、並行して進んでいるように感じられてしまうのが賛否両論ありそう。
個人的にはそこのところがもどかしく感じられながらも場転というか衣装替えの妙技(?)で辛うじて救われ、なおかつ我慢の限界に達する直前に両者の関係を明らかにして結末を迎えたので賛といったところか。
でもあのラストはステキだったな。「ヤられた!」と思ったもの。
いや待てよ、そこに至るまでじらされた反動もあるのか?(笑)
ところで「あの映画」の「あの台詞」、観客のうちの何割くらいに伝わったろうか?
ちなみにσ(^-^)はもう1本、別の映画も連想。

ネタバレBOX

最初はそれぞれがもう一方を夢で見たりしていることから「胡蝶の夢」的なものかと思いきや、実は祖先と子孫の関係で、あれこれでヘコんでいた主人公を祖先が励ますカタチで終わるのは快感。
なお、勝手に思い浮かべた映画は相米慎二監督の「台風クラブ」。
しかし「ポセイドン・アドベンチャー」ならば
刑事「アンタを見ていると腹が立ってくるのは何故かな?」
神父「私と貴方が似ているからじゃないか?誰でも自分を見るのは嫌なものだ」
というやり取りも使って欲しかったな。
deprived

deprived

shelf

ARTZONE(京都府)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/03 (金)公演終了

満足度★★★★

語りの力、すごかった
これまで観たことのない舞台でした。
内容はなかなか難しく、理解が追い付かないところもありましたが、それでも何か考えさせられ、役者の語る力も相まって圧倒されました。
人を食った話が個人的には一番惹かれました。
チケットプレゼントありがとうございました。
終演後のお話も楽しかったです。ありがとうございました。

六悪党

六悪党

トライヲンズ

下高井戸 HTS(東京都)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

幕末スペクタクル!
キャパ40席くらいの対面客席で、大河ドラマのような幕末活劇が観られました!漲る緊張感と圧倒的な迫力で、このお芝居をこの箱で・この金額で観られることはかなりお得で幸せ。中でも、虚構の劇団を退団以来に拝見した山崎雄介くんが壮絶。芸術的なまでに均整のとれた肉体から繰り出す殺陣のキレや和装での立ち居振舞いの美しさが凄まじく、目力の強さが益々冴え渡ってまるで映画を見ているかのような光景で魅せ続けてくれました。彼の演技を観るだけでも、下高井戸まで足を運んだ甲斐がありました。確実に、こんなに狭い場所で観られる役者さんの実力ではありません。とても素敵でした、観て良かったです(^o^)

ネタバレBOX

土田祐太さんという方も突出した存在感で引き付けてくれました。決して明晰ではないけれど忠誠心が高くて志が真っ直ぐな足軽というキャラクターを見事に体現。声が野太く確りとしていて、やはり小さな箱には留まらない、華のある役者さんでした。三上陽永くんも、ホームの虚構より伸び伸びとしていて楽しそうに見えました。杉浦くんはピュアでよかったけれど、半分くらい瀕死だったので、元気な姿をもっと観たかった(というのは単なる我がままですね(^-^;))

一つ気になったのは、ふんどしだけのシーン・・・それまでのとてつもない緊張感が途切れてしまったので、正直、「笑い」の要素としてのシーンはいらなかったかなぁと思いました。笑いは入れなくても、同じように脱いでいく方が、観客としてはドキドキしてしまったかも。そして、笑っていいかどうか迷ってしまったかも。そのくらいのニュアンスの方が、全体的なバランスが良かったんじゃないかなぁと思いました。それにしても、役作りで減量したという山崎くん。素晴らしいビジュアルでした。もちろん裸も(*>_<*)
桜×心中 -再炎-

桜×心中 -再炎-

BLACK★TIGHTS

世界館(大阪府)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/10 (金)公演終了

満足度★★★★★

魅力的なキャラたち
子どもたちが大好きなキャストさんを見せてやるために、14歳と10歳の子どもを連れて見に行きました。
開演前、客席に子どもの姿がなかったので「大丈夫かな?」と不安になりましたが、
10歳の息子は、笑って笑って、物語にぐんぐん引き込まれていきました。
14歳の娘は、笑って笑って、泣きました。

主演のお2人はもちろんですが、脇を固めるキャラたちも魅力たっぷり。
息子は玉菊ちゃん、娘は犬神くんと火垂ちゃん、私はうのちゃんと金子ちゃんに、特に心を掴まれました。

たぶんB★Tの次回作も見に行きたいって言うとおもいます。

BOX, L’HOMME AU CARTON

BOX, L’HOMME AU CARTON

Dance New Air ―ダンスの明日

こどもの城(東京都)

2014/10/05 (日) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★

段ボール箱と踊る
青山円形劇場の1階エントランスホールで行われた(雨が降っていたせいか、場所が屋外のピロティから変更されていました)10人のダンサーによる30分間のパフォーマンスで、周囲とは異なる時間感覚で静かに踊る姿が印象的でした。

各ダンサーの足元に置かれた1面が開かれた段ボール箱の後ろで片手を上げながらゆっくり回るシークエンスが淡々と続き、次第に5人ずつの動きに分かれ、更に1人だけが回転を続ける展開の後、段ボールを手に取って高さや向きを変えながら踊り、最後にまた同じ1人だけが取り残される構成でした。

物語性も目を引くようなムーブメントも無い単調な内容でしたが、 劇場内ではなくオープンな環境の空間で上演されることによって独特の質感が生まれていました。
とはいえ、せっかくそのような場所で上演するのであれば、通りすがりの人が足を止めるようなキャッチーな要素があった方が良いと思いました。

ことぶきの唄(終演いたしました!ありがとうございます)

ことぶきの唄(終演いたしました!ありがとうございます)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2014/10/03 (金) ~ 2014/10/16 (木)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった!
限られた空間で、だからこそ生まれる空気感が、初めはくすぐったいけれど慣れてくると心地よくはまります。
あっという間の上演時間。
楽しい!また観ます!

【プレミア席まだあります!】デバッグトレジャー

【プレミア席まだあります!】デバッグトレジャー

スタンダードソング

新宿村LIVE(東京都)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

窓際部署の巻き返しストーリー
落ちこぼれ社員を集めて無理難題をふっかける…
そして自主的に退職をさせようというコンサル会社のリストラ策…
あらすじにかかれていなかったシビアなスタートとなったものの、
社員の衣装からゲーム内の衣装への早着替えの連続だったりと、
思いの外役者さんには大変そうな舞台でした。
セットの回転扉をライティングで大きさを表現している中で、すぐ横の壁には光を当てずに回転扉にだけ当てたりと、舞台装置もシンプルながらに凝ってました。

ネタバレBOX

主人公の冴えない女性がPLとして個性豊かな人物をまとめていき、彼女自身も部署全体も成長していく姿、彼女自身の成長も姿勢や服装で表現されており、観ていて気持ちいい舞台でした。
アイドルの方が主役という事で演技力の前情報を知らずに観劇しましたが、ありがちな演技力不足なんて事もなくシッカリとした演技でした。

役名に関してはゲームをやる人なら聞いた事があるゲームクリエイターの方名字だったり、ゲーム内の役名がとあるゲームのもじりだったり、ダンボールが出てきたりと、ゲーマーならばくすりと来るネタもありました。

個人的には約一時間半と最近自分が観ていた舞台より短めだったり、ゲームネタがもう少しあっても良かったんじゃないかなと感じたので☆4つにします。
勇気出してよ

勇気出してよ

小松台東

OFF OFFシアター(東京都)

2014/10/06 (月) ~ 2014/10/08 (水)公演終了

満足度★★★★

呪い
面白い。90分。

ネタバレBOX

早坂(瓜生和成)…ユイに会うため川崎より地元に戻った。未婚独身、両親死亡。スーパーの惣菜調理のバイト。
ユイ(森谷ふみ)…喫茶enishiのママ。元ホステス。青木の父と七年不倫関係にあった。喫茶店を畳んで川崎の両親の元へ行くつもり。
横山(もたい陽子)…ユイから店を引き継いだ。ユイと同じように不倫をしている。
青木(森田祐吏)…青木建設?の営業職。仕事に悩み、横山に甘えようとするが上手くいかず仕事に邁進する。
小野(松本哲也)…ユイと同級。酒に弱い。ユイにふられ続ける。

不倫で苦しんだユイが、青木母から墓参りするなと言われ、宮崎を離れようとする。青木父の命日に墓参りをしたほうがよいと早坂が後押しして横山と墓参りに出かける。早坂は二人が戻ってきたらサプライズ二周年祝賀会を開こうと青木と小野とともに準備に入る…。

不倫経験者のユイと不倫中の横山という女性二人と、二人に想いを寄せる男3人という図式。真剣に不倫に走る女性とどこかコミカルな男性の組み合わせと、シンプルなストーリーながら想いが透けてみえるような演技に引き込まれた。
二人が墓参りに行った後、男3人の息があってるようであっていないようなシーンが色々癒してくれる。ユイは川崎に行くだろうし、横山は不倫を続けるだろうし、早坂は独身が続くだろうしって気もするけど、プラスな未来を期待しちゃう、そんな舞台だった。
『北極星の見つけかた』

『北極星の見つけかた』

妖怪大縁会

札幌市教育文化会館・小ホール(北海道)

2014/10/06 (月) ~ 2014/10/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

『北極星の見つけかた』
工業高校定時制ならではの、持ち味を最大に生かした仕上がりでした。
涙あり笑いありの舞台で、支部大会で終わらせるにはもったいない作品です。
全道大会で多くの人に観てほしい秀作です。

The Greatest Hits Of HYOGEN SAWAYAKA

The Greatest Hits Of HYOGEN SAWAYAKA

猫のホテルプレゼンツ 表現・さわやか

駅前劇場(東京都)

2014/09/24 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

10周年。
自分の演劇の原点が高校生の時に観た、三谷幸喜さん主宰の東京サンシャインボーイズだとすれば、この表現さわやかが自分の(ドキドキ)小劇場デビューだった。
ともすれば、おちゃらけ集団、コント集団とだけ見られがちだが、実はけっこう脚本も深いところを突いていたりする(こともたまにある)。
そんな表現さわやかも結成から10年、最初は猫のホテル内のコントユニットとしてスタートしたのに、気がづけば毎回満席の人気劇団に。
今回は10周年ということで、今まで出演した名(迷?)キャラクターが一同に集合。昔からのなじみなら抱腹絶倒だが、他に書かれている方もいたが、所見の人には???かも。
それと、個人的に自由席に1時間以上座っているのは正直つらい。次回はゲル座布でも持ってこようかな。

ネタバレBOX

あと、前回の「ストレンジストーリーズ」から引き継いだ自由席限定つっこみシート。個人的には好きな趣向だが、いかんせんリサイクルの紙を使っているからシートはふにゃふにゃ…。
まあ、それも含めて大好きな劇団です。
五人揃えばいろんな話

五人揃えばいろんな話

ソラカメ

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2014/10/04 (土) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★

面白くはあったものの・・・
初見の劇団。劇団員全員が作・演出にチャレンジする公演というので,これが本来の姿ではないと思いながら観劇。それぞれの個性でしょうね,面白くはあったんですよ。でもね,やっぱ,完成度という点ではどうだったんだろうか。次は劇団のホントの芝居を見てみたいなぁ。あと,ダンスは良かったですよ。

恋はぐだぐだ

恋はぐだぐだ

劇団Monocle

天満天六・音太小屋(大阪府)

2014/09/27 (土) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★

☆★脚本が面白いコメディ★☆
中野さんの脚本らしく前半の伏線を巡らせて
後半に怒涛に畳み掛けるドダバタコメディ!
脚本は面白いのですが役者さんの硬さなのか?緊張なのか?
お客さんもそれが伝わって硬くなって?
なかなか笑いに繋げれない感じの前半

後半になってその雰囲気にも慣れてきたのか笑いも起こっていました♪

若い役者ばかりだったので必死に演じているのは伝わって来るのですが
コメディは演じるだけではなく
会話の流れと間が大きく影響すると思います
もう少し自然な感じでお客さんの空気を読みながら
演じられれば笑いのビックウェーブが起きると思います‼︎

☆印象に残った役者さん
一番自然な演技だった夏木マオさん!

緋色のくちづけ

緋色のくちづけ

㈲アスアアーツ

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2014/10/04 (土) ~ 2014/10/08 (水)公演終了

満足度★★★★

シンプルな大正LOVEストリー
舞台の小道具はじめ、ライトアップ効果、役者さんのレベルの高さに感銘します。歌舞伎をみている錯覚さえ起こしてくれた。久々にシンプルイズ ベストな芝居スタイルを観ました。良かったですね。

無伴奏ソナタ

無伴奏ソナタ

演劇集団キャラメルボックス

三重県文化会館(三重県)

2014/10/05 (日) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒されました。
初めて観る舞台。
クリスチャンの生涯、決して楽しい場面ばかりではない(結構衝撃な場面もある)が、最後は舞台と観客が一体となり感動があふれでた。
シュガーの歌最高!美術、音楽も素敵でした。
もう一度観劇したい。

NO MOON,NO SUN

NO MOON,NO SUN

Trigger Line

劇場MOMO(東京都)

2014/10/04 (土) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

ねずみ
10/5(日)マチネ観賞。
会場は中央をステージを入口側の固定席と奥に作られた客席が挟む形。因みに開演前はステージに奥の席に移動するためのマットが敷かれている。
会場に入ると主宰の林田さんをはじめ、出演陣の方々がスーツ姿でお迎え・客席誘導をしていた。

上演時間は105分。
しかし無駄のない凝縮された情報がテンポ良く流れ込み、体感では実際より短い舞台だった。
公演期間の後半になってくると更に淀みないものになるのではないだろうか。後半にもう一度観たいが、自身の都合が付かない事が残念。

(後刻、追記します

俺たちの劇 ~東京編~

俺たちの劇 ~東京編~

ENBUゼミナール

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2014/10/04 (土) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★

もう少し膨らませてほしい
台風の影響で雨が激しく降っているにもかかわらず、立ち見まででる盛況ぶりだった。結構仲間内だったかもしれないが、劇団側は嬉しかっただろう。

さて、公演であるが大きく二つの流れのある話だが、その関連性は薄い。できれば説明にある”劇団”をメインにしたストーリーを膨らませてほしかった。
居酒屋の件は、ストーリーテラー的な役どころの「ちひろさん=南帆子サン」だけでよかった。

ネタバレBOX

劇団を主宰し存続させていく苦労、脚本家としての能力の限界など、苦悩する姿がよく出ている。
それだけに居酒屋で相席になり、合コンのようになった女性達の話(その内の一人が外国人と結婚する)はまったく関係ない。それよりも自分達劇団の喜び、悩み、悲しみ…希望を状況とセリフで表現してほしかった。劇中劇のようになるかもしれないが、それでも興味が持てる。もっと主筋を大切にし、本当に描きたい内容に絞った芝居のほうがわかり易いと思う(ENBUゼミナールであっても)。

今後の公演に期待しております。
revive

revive

風凛華斬

シアターシャイン(東京都)

2014/10/03 (金) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

優しい雰囲気でした
何となく漫画のようなイメージの舞台で、楽しく、そして優しい雰囲気でした。演技はぎこちない所もありましたが、役者さん達みんなの一生懸命さが伝わってくるような感じで、とても印象が良かったです。笑いあり、涙あり、友情あり、愛があり・・優しい気持ちになれる舞台でした。劇団の雰囲気も良く、いい劇団なんだろうなぁと思いました。面白かったです!

無伴奏ソナタ

無伴奏ソナタ

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/10/01 (水)公演終了

満足度★★★

ピアノ弾くシーンが大好き
初演も観に行きました。当日券でぎりぎり駆け込み、一階席一番後ろの席でした。

ネタバレBOX

結論から言うとちょっと後ろすぎました…
でも、初演同様泣けました。

クリスチャンが初めてピアノを弾くシーンが大好き。ピアノの正しい弾き方を、知らない弾き方をするのです。必死で、夢中で、無意識で。何度見ても泣けます。

前回は字幕が入っていたシーンに今回は入っていなくて、字幕なしのほうが想像する喜びがあって断然よかった!

ラストの喝采まで、なんとなく少し短かったような?気がしたのですが、それは、席が後ろのほうだったからかも。前回は随分前の方だったので、思わず拍手してしまう、体験ができたのですが、後ろだと前の方の人が先に「思わず拍手」してしまうから、短く感じてしまうのでしょう~

初見なら前のほうがお勧めです!
小指の思い出

小指の思い出

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2014/09/29 (月) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★

青柳いづみを見る1時間50分
とにかく会場が広くて、2ブロック目以降になったのなら双眼鏡があったほうがいいです。

持っていかなかったのでほとんど表情などは見られず残念…

野田版は見ていません。前評判があまりよくなかったので心配していましたが私は楽しく見られました。

ネタバレBOX

はじまってから最後まで、とにかく青柳いづみを見ていました。マイクだから最初はだれが喋っているのかわからなくて、あーか、あーお、とどこかから聞こえる声が青柳いづみのものだと知ってわあー、と思う。少年役で飛び跳ねる青柳も、腰を折ってうふふ、みたいな恰好をする姿も、すべてとても魅力的。舞台上でこんなに自由で、こんなに人を惹きつけるとは。最後の方の声もすばらしい。まったく感情移入できるシナリオではないと思うし、意味もわからなかったですが心が動かされました。

その分他の役者たちが(一部を除いて)弱く感じました。特にお嬢様役の方は髪型や恰好が彼女と似ている分、もっと凛とした強さや芯のようなものを観たかったです。子ども二人は前評判通り何を言っているかほぼわからず…。

会場はとにかく座席が広すぎた感があります。2ブロック目以降だとかなり勿体ない。当日券で前のほうの見切れ席か階段席が出るのなら、また観に行きたいです。

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