
青色文庫‐其五、夜長月の童話集‐
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2024/09/11 (水) ~ 2024/09/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
Aチームを拝見、作品は2本、何れもオスカー・ワイルドの原作である。1本目は「小夜鳴鳥と赤い薔薇」2本目が「幸福の王子」。上演形態は朗読劇の体裁を採る。舞台美術は共有。板奥に天井から床まで届く布を下げ、布に等間隔の幅を設けた光の点を配して天井から床まで届く仕掛けだ。無論、同時に袖の役割も果たす。その手前観客席寄りの板中央辺りに丸椅子が等間隔に4脚並んでいるのは、登場人物各々が座る為である。板の最前部には下手、上手何れもシンメトリックに太い蝋燭が奥に2本、手前に2本重なるように置かれているが、奥の蝋燭は背が高く、手前の物は低い。これらの蝋燭の中間辺りに花で拵えた花壇状の造作。

だいたいみんな躍ってる2024
ユトサトリ。
小劇場 楽園(東京都)
2024/09/11 (水) ~ 2024/09/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/09/12 (木) 19:30
観るの2度目のユニット。女子あるある、な展開かと思ったら、意外に凄い方向に進むのが面白い。(3分押し)105分。
2021年に初演された作品の再演だが、初演は観てない。中堅女子社員2人が新人女子にリードされて、先輩の結婚式のサプライズで披露するダンスを練習しているが、当の先輩が来たり、主任と会計士が戻って来たりで、女子6人が展開するコメディ。最初は女子あるあるな話っぽく苦笑しているが、終盤でそれぞれが抱えるシビアな状況が展開され、それでも笑えるんだけど、どう収集するんだろう、と思っていたら力技で終了。やられました。

そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2024/09/12 (木) ~ 2024/09/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
凄く面白い。
劇団の疑似ドキュメンタリーな感じ。入団したそれぞれの女性の人生を切り取ってみせる。
女優を目指して上京したもののただのフリーター生活を送って腐っていた椎木ちなつさん。大阪で知り合いだった真壁愛(めぐみ)さんに劇団に誘われる。主宰は片岡百萬両氏。同世代の川嶋芙優さん、美鈴さん。ベテランの袋小路林檎さん、美津乃あわさん。客演の前川ゆう氏。キラキラとした目で劇団に入って来た新人、福澤音羽さん。
主催・演出・脚本の片岡百萬両氏は出演もこなす宮川大輔系。
真壁愛さんはハーモニカホルダーでIQOSを常時携帯する虻川美穂子系。気が利く理想の劇団の先輩。
川嶋芙優さんは親友4人組で集まり毎月カラオケBOXで夢を確かめ合っている。
美鈴さんは劇団の小道具の買い出しの帰りに異世界転移してしまう。
福澤音羽さんは真顔にコミカルな動きで台詞を繰り返す見せ場あり。
前川ゆう氏のデビルマンの被り物が良い。
袋小路林檎さんの「メ〜シ〜ア」「救世主」の合いの手。
美津乃あわさんは21歳のモデルを目指す役もハスキーにこなす。
椎木ちなつさんはアイドルフェイス。
MVPは衣装の植田昇明(のりあき)氏の爆発するセンス。この衣装抜きでこの世界は描けない。
細かい動作の振り付け一つ一つに手が込んでいる。
マチルダアパルトマンが好きな人は好きだと思う。
是非観に行って頂きたい。

都合
こわっぱちゃん家
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2024/09/12 (木) ~ 2024/09/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/09/12 (木) 19:00
初日を拝見。
最も殺伐とした世界である「係争」をトクダタクマさんが優しく、人間に対する愛をもって描いた佳作。
以下ネタバレBOX

ヤマモトさんはまだいる
東京演劇アンサンブル
あうるすぽっと(東京都)
2024/09/12 (木) ~ 2024/09/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/09/12 (木) 19:00
価格4,300円
創立70周年記念にベルリン芸大出身の劇作家、デーア・ローアーさんが本劇団の為に書き下ろした世界初演に出会えた事は非常に光栄。音楽監修には国内でクラシック音楽を学んだ事がある人なら誰もが知っているであろう池辺晋一郎氏。台詞の中に、間に絶妙な楽器の効果音。単に大きく盛り上げる訳でもない「品のある」丁寧な音響効果。回転する4つの舞台装置。まさに「アンサンブル」として、優れた芸術の世界を垣間見ることが出来ました。

来てけつかるべき新世界
ヨーロッパ企画
京都府立文化芸術会館(京都府)
2024/09/05 (木) ~ 2024/09/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/09/05 (木) 18:30
ドローン・AI等が進化した未来社会、大阪新世界の住民が新しい機械を取り込みながら取り込まれ、機械に降り回わされるおかしさが笑いを誘う。永野宗典さんのいじられキャラは相変わらず面白い。ヨーロッパ企画の代表作に納得。

ヤマモトさんはまだいる
東京演劇アンサンブル
あうるすぽっと(東京都)
2024/09/12 (木) ~ 2024/09/16 (月)公演終了

だいたいみんな躍ってる2024
ユトサトリ。
小劇場 楽園(東京都)
2024/09/11 (水) ~ 2024/09/16 (月)公演終了

探偵ハ物語
映像劇団テンアンツ
小劇場B1(東京都)
2024/09/11 (水) ~ 2024/09/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高!これは観て損はない!です。十藤俊作の第一声を聞いた瞬間に「おー『ひとくず』の金田きたー!」と思いました^^ 途中からオチが観えてきましたが、でも、いい感じで予想していたオチが覆されました。さすが、上西監督!と思いました。とにかく、何から何まで最高でした。映画の中でしか今まで観られなかった古川さんと徳竹さんも観られてめっちゃ感動しました。あと、岡本あつこさんも生で観られて感動しました^^ ほんと最高の舞台でした。ブラボー!です。

探偵ハ物語
映像劇団テンアンツ
小劇場B1(東京都)
2024/09/11 (水) ~ 2024/09/22 (日)公演終了

探偵ハ物語
映像劇団テンアンツ
小劇場B1(東京都)
2024/09/11 (水) ~ 2024/09/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。コントのようなコメディ作品でした。出演者の人数の多さに驚きました。私がテレビドラマで観たことがある俳優さんが多数いらっしゃったので、驚きました。観劇して楽しかったです。

4rooms~四谷四丁目編~
Sun-mallstudio produce
サンモールスタジオ(東京都)
2024/08/21 (水) ~ 2024/08/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/08/25 (日) 14:00
4つの団体によるあるマンションでの同じ時間に起こった異なる部屋での出来事を描いた短編オムニバス。各編それぞれ味わいや構成に個性がありショーケース公演のお手本、みたいな?
芝居企画TECALL「私の部屋なんですけど。」
中心となる一組の男女と「あの存在はもしや……」な人物(?)でツカミはオッケー、その後の展開も楽しい。「その部屋を事故物件にした地縛霊」というモチーフは半月前にも観ており #小劇場シンクロニシティ もアリ。
酒井謙輔プロデュース「夏のカニカマ」
突然訪れた妹に何かを隠そうとする兄とその友人、というシチュエーションコメディ的な一編。「なぁんだ、そんなことか」なオチまで上手く引っ張る。
The Stone Age「ネズミに引かれないでね」
飼っていたインコが逃げてしまい会社も休み「業者」に捜索を依頼する主人公の背後に「都会の孤独」を察するがどこか優しくあたたかい雰囲気に癒される。
Sun-mallstudio produce「谷崎家の一族」
「冥婚・アニメ・ビットコイン」という意外な取り合わせの「三題噺」。冥婚を中心に展開して「そっち系」と思わせておいての意外なオチが鮮やか。

夫婦パラダイス〜 街の灯はそこに 〜
シス・カンパニー
紀伊國屋ホール(東京都)
2024/09/06 (金) ~ 2024/09/19 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/09/10 (火) 18:30
日本文学を題材に北村想が好き勝手書いたホンを寺十吾が演出するシリーズの第10弾だが、かなり面白い。(2分押し)105分。
題材は「夫婦善哉」だが、舞台の雰囲気は昭和ながら、IRやら万博やらの話題も出てきて時代もよくわからない。カッパの話や陰陽師などおどろおどろしい要素も加わるが、とにかく細かく笑える。尾上松也・瀧内公美の夫婦に段田安則・高田聖子・鈴木浩介らのベテランが加わり、若手の福地桃子も大活躍で、何だかわからないけど、楽しんだ。

青色文庫‐其五、夜長月の童話集‐
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2024/09/11 (水) ~ 2024/09/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「プログラムA」 鳥、二編「小夜鳴鳥と赤い薔薇」「幸福の王子」
面白い お薦め。
情感に溢れた朗読劇。朗読といっても役者(女優4人)は動き回り、情況だけではなく状況も現す(「観る」ドラマリーディング の真骨頂)。
読書であれば、自分の想像で物語を膨らませるが、朗読劇はそこに脚本家の意図や役者の感情が入り込む。原作 物語は、空想の世界から離れ 目の前で繰り広げられる世界へ誘われる。空想する曖昧さ から朗読を通して立体的になる話、そこに この公演(朗読劇)の面白さ 味わい深さがある。
(上演時間1時間15分)

第13回名古屋学生演劇祭
第13回名古屋学生演劇祭
うりんこ劇場(愛知県)
2024/09/07 (土) ~ 2024/09/09 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
9日15時からの決勝4作品を鑑賞させていただきました。
どれもこの日のために頑張ってきたんだろうなと思える力作ばかり。
ああ、みんな青春やってるんだな、
若いっていいなと思いながら見てました。
それぞれに趣があって面白かったです。
これからもずっとピュアな気持ちで演じ続けていただければそれが一番!!
それにしてもうりんこ劇場遠すぎる!!

コジ・ファン・トゥッテ
東京二期会
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2024/09/05 (木) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

ヘッダ・ガブラー
ハツビロコウ
シアター711(東京都)
2024/09/10 (火) ~ 2024/09/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
本作どこかで観たと思っていたのは思い違いか(戯曲を前半だけ読んだ、等あり得る)、、あるいは毎回驚かされるハツビロコウ流アレンジによるものかも・・。
どちらにしても細部(特に後半)は記憶になかった。
以前「触れた」時の人物イメージとはまるで異なる人物が登場し、書かれて百年を経た戯曲の上演とは思えない現代性と、物語構築の精妙さがやはり印象に残る。
二日後に落ち着いて当日パンフを眺め、主宰の弁を見ると、ヘッダの戯曲をある軸を通すべく松本氏が「書いた」と書いてある。毎回気になっていた優れたテキレジだが、今回はより大胆に書き直したという事か。
特殊な人物としてのヘッダではなく、ごく普通の女性としてヘッダを捉え直した、との弁であるが、近代の憂鬱を捉えたイプセンの洞察による人物造形は、当時は(周囲の反応等で)センセーショナルに演出するに値しても、現代的視点で捉えれば「普通にいる」のかも。もっともヘッダに象徴された人間の「善悪の彼岸」を求める性質は、今も大きなテーマであり続け、収縮に向かう日本の思想状況では強力なアンチに。(三島由紀夫の価値はこうして時代に逆照射される。。)
変わる事なく息詰まる緊迫劇を作るハツビロコウである。
今回は原作を読みたくなった。

青色文庫‐其五、夜長月の童話集‐
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2024/09/11 (水) ~ 2024/09/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
プログラムA 鳥,二篇 鑑賞
オスカー・ワイルドの味わいのある短編のドラマリーディング。堪能させていただきました。基本的には朗読劇ですが,役者さんの動き,立ち位置,姿勢が効果的で,情景が見えるようでした。良い観劇時間になったと思います。

青色文庫‐其五、夜長月の童話集‐
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2024/09/11 (水) ~ 2024/09/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
本日B小川未明を観劇。読んだり朗読として聞いたことがある作品もありましたが、効果音まで役者の皆さんの朗読で素晴らしかった。何度かうかがっている会場もろうそくの火がゆらめく感じで良かったです。アフタートークの教科書の話も興味深かったです。いい時間が過ごせました。ありがとうございました。

青色文庫‐其五、夜長月の童話集‐
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2024/09/11 (水) ~ 2024/09/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日のプログラムBを拝見。「野ばら」以外の二篇は未読の作品だったが、三篇とも歌や演者による効果音、演者の配置なども含めて面白く、何だか物語が立体的に浮かび上がってくるような作り。