最新の観てきた!クチコミ一覧

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AGAIN!

AGAIN!

劇団PEOPLE PURPLE

HEP HALL(大阪府)

2014/12/17 (水) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

とても楽しい時間でした
笑いと感動あり、素敵な舞台でした。
美しい歌声と素晴らしい演技で、とても心が温まるお話でした。
クリスマスに楽しい時間をありがとうございました。

ネタバレBOX

サンタさんの姿は見えなくても、すぐそばにいるかも知れないと思うことができました。
私は、サンタさんの金貨(チョコ)を手渡してもらえて、すごく幸せな気持ちになりました。
これから、自分にできることからやっていこうと思いました。
個人的には、トナカイさんの大ファンです。
また、次回も舞台を観に行きたいです。
ジャングル ~柔和なジャングルの猛者~

ジャングル ~柔和なジャングルの猛者~

IQ5000

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/22 (月)公演終了

満足度★★★★

ちょっとゴチャゴチャ感はあるものの・・・
見事な演出,ストーリー,そして演技でした。そうか,一見何もない舞台は,あーいう風に使うためだったのね。縦横無尽に迫力満点,躍動感にあふれた役者さんの動き。物語もウィットに富み,世界情勢を盛り込んで,納得させられてしまいます。それにしても,役者さん疲れるだろうなぁ。疾走もさることながら,一人何役もこなし,緊張感もハンパないと思います。ちょっとゴチャゴチャしてて,途中まではわかり辛かったこと,これまでの作品を観ていないのでサイドストーリーというか,わからない状況があったことは難ですが,全体としてとても楽しめた,面白い舞台でした。

シカク

シカク

企画演劇集団ボクラ団義

サンモールスタジオ(東京都)

2014/12/18 (木) ~ 2014/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

ボクラ団義…スゴいね!
『シカク』観ました。
ボクラ団義公演観るのは2作品目ですが、スゴいです!
本作もクライマックスに向かうにつれ、鳥肌が止まりませんでした。

『リトル モア プーキッシュ』

『リトル モア プーキッシュ』

演劇組織KIMYO

名古屋市東文化小劇場(愛知県)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇組織KIMYO「リトル モア プーキッシュ』」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

矢田・東文小なう。ナゴヤドームではEXILE、特設テントではDAIHATSUオーヴォ、エンタメ系が張り合い過ぎww 演劇組織KIMYO「リトルモアプーキッシュ」19:00開演。(みんな英語だしwww)

ロビーで過去公演のDVDを流してるのって、意外と見ないな。KIMYO「リトルモアプーキッシュ」@東文小。

宮谷氏の演技は、決してうまい訳ではないのに(←お前が言うか)、なぜか目が離せない。ロビーで「12人の兄弟」DVDを観ながら。KIMYO「リトルモアプーキッシュ」@東文小

KIMYO「リトルモアプーキッシュ」、必ずしも説得力ある展開はできてないが、役者が演じる役とその肉親や本人が向き合う場面は、再現ドラマのような違和感がかなり興味深い(不気味の谷現象?)。 団員一丸で、(どこへ飛んでくか分からない)主宰の目指す方向に着いていく姿勢が今回も熱い。

KIMYO「リトルモアプーキッシュ」、星の女子さんやズッキュン娘等で見かける、「ふだん小劇場に来なさそうなお客さん」が大勢スペシャル席に。その後ろにかけた私の更に後ろには、熟年女性の団体が(代表・副代表ファン?w) 演劇畑の外をかなり開拓している感じの客層。強み。

のぼるはがんばる

のぼるはがんばる

劇団うりんこ

うりんこ劇場(愛知県)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/26 (金)公演終了

満足度★★★★

うりんこ「のぼるはがんばる」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

一社・うりんこ劇場なう。絵本みたいなセット。うりんこ「のぼるはがんばる」19:30開演。

うりんこ「のぼるはがんばる」、「あらしのよるに」「おまえ、うまそうだな」を連想する、甘味と苦味。好きとはなにか、自分で決める。親から子・子から親への語りかけ。原作への理解によるアレンジ。受け手によって余白が変わって見える。大人と子供が一緒に観たい芝居。

胎児の夢

胎児の夢

オブジェクトパフォーマンスシアター(オプトOPT)

損保ジャパン人形劇場ひまわりホール(愛知県)

2014/12/13 (土) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

オブジェクトパフォーマンスシアター(オプト)「胎児の夢」出演しました
日本でも他に類を見ない、オブジェクトパフォーマンスに出演しました。
詳しくは、トゥギャッターにまとめました。リンクをコピペしてご覧ください。

「オブジェクトパフォーマンスシアター OPT vol.22『胎児の夢~ドグラ・マグラより』 」
http://togetter.com/li/756252

↓自分のツイートを、ちょっとだけ抜粋↓

ネタバレBOX

【オプト『胎児の夢』私的考察】私の演じた「蝿」、私の顔が似てるw事もあって、夢野久作の別位相の分身な気が(ヒゲ剃りの場面とか)。蝿の飛ぶ軌跡、別々の場面で全く同じなのは、それぞれの場面がイコールという暗喩?(※稽古してる内にそうなった。演出の指示は特に無し)

【オプト『胎児の夢』のクオリティ】
・原作からの選択や抜粋、場面の軽重のバランスを取る構成
・素材の性質や質感を追求する舞台美術
・エリアやタイミングを厳選して、場面を印象づける照明や音響
・クセック等の身体の部位への意識や制御にも通ずる、綿密なオブジェクト操作

オプト『胎児の夢』メインで演じた役が、珍しいキノコ舞踊団×モモンガコンプレックス合同公演@東京芸術劇場で白神ももこさんが踊ったのと同じ役で、ちょっとだけ嬉しい(ハエw)
ふなぞこ

ふなぞこ

てんぷくプロ

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2014/12/04 (木) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

てんぷくプロ「ふなぞこ」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

てんぷくプロ「ふなぞこ」、前回観た時よりアングラチック。舞台上で現実と虚構が絡み合う、関係性やパワーバランスに支えられる世界観。モンタージュ写真のような役者の出入り。。小熊さんの体の張り方に野田秀樹を連想。会場に入った時から、スズナリ@下北沢にいる気分。出演者・観客全員の舞台。

遠い町の話

遠い町の話

よこしまブロッコリー

シアターココ(愛知県)

2014/11/29 (土) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

よこしまブロッコリー「遠い町の話」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

池下・theaterMOONなう。池下も久しぶり。パズル星団初回公演もここだったなあ(しみじみ)。名古屋と松山の劇団の出会い。よこしまブロッコリー×ボンヤリマドグチ「遠い町の話」11:00開演。

よこしまブロッコリー×ボンヤリマドグチ「遠い町の話」、身体や魂、人生すら左右しかねない「ことば」の暴力・恐ろしさを体感させてくれる密度の濃い短編を、二作連続で。興味ある方は、本日・日曜15時~・19時~、明日・月曜14時~、18時~に池下・theaterMOONへぜひ!

今日まで、よこしまブロッコーとコラボしたボンヤリマドグチ(松山)、劇王に出てきたらかなりヤバい感じ。表面に出ないことばの暴力の身体化。

静かの海でサーフィン!

静かの海でサーフィン!

双身機関

揚輝荘聴松閣(愛知県)

2014/11/27 (木) ~ 2014/11/29 (土)公演終了

満足度★★★★

双身機関「静かの海でサーフィン!」 観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

おはようございます。今夜は覚王山・揚輝荘にて、双身機関「静かの海でサーフィン」を観ます。松本・ヒトリ主義Night(愛知のダンス評論家・亀田恵子さん主催)で初演。ちなみに、今年のヒトリ主義Night観ました→ http://togetter.com/li/732434

秘密倶楽部の入口…ではなく、夜の覚王山・揚輝荘なう。会場の地下フロアは、怪人二十面相でも現れそうな雰囲気。双身機関「静かの海でサーフィン!」19:00開演。 http://p.twipple.jp/X7MhC

双身機関「静かの海でサーフィン!」、会館の都合で上演時間40分、あと20分は観たかった。ギリシャ神話の神々にも、壁から抜け出たレリーフ群にも見える、様々な種類の動きを持つダンサー逹の饗宴が飽きさせない。照明や美術も独特に、個性的な空間を引き立てる。

ティンカーベルに耳を澄ませて

ティンカーベルに耳を澄ませて

劇団テアトロ☆マジコ

千種文化小劇場(愛知県)

2014/11/22 (土) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

テアトロ・マジコ「ティンカーベルに耳を澄ませて」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

吹上・ちくさ座なう。B級遊撃隊でトリエ氏・ちょん吉と合流、栄でみわあきと合流、しばしお茶の後で劇場に。こより・ねこちゃん出演、タモツさん美術、スガイさんスタッフと、金文尽くし。クセック・しばっちも出演\(^o^)/テアトロ・マジコ「ティンカーベルに耳を澄ませて」18:30開演。

テアトロ・マジコ「ティンカーベルに耳を澄ませて」、時代背景を生かした話が興味深い。美術や照明も力が入っている。役者では、フック船長役の男優が高ランク。若手陣は厳しいか。演出はやりたいことがはっきりしていると思うので、それをユニット全体に浸透させ、全員創作を徹底できるといいのでは。

朝顔

朝顔

劇団B級遊撃隊

姫池052スタジオ(愛知県)

2014/11/22 (土) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

B級遊撃隊「朝顔」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

覚王山・姫池052スタジオなう。久しぶりに来たけど、周囲に飲食できるところがけっこう増えた感じ。B級遊撃隊「朝顔」15:00開演。

この神谷さんの前説、稽古してたとしたらすごい。神。B級遊撃隊「朝顔」。

B級遊撃隊「朝顔」、前半は別役実、後半はあおきりみかん「よく聞く。」を連想。何が確かかあやふやかも分からなくなる、不条理サイコサスペンス。主人公を軸にした少人数の、B級らしくもB級らしくない舞台。佃さん吉村さん長嶋さんの演技の違いも興味深い。

M-PAD2014 まとめ見

M-PAD2014 まとめ見

M-PAD

四天王寺スクエア(三重県)

2014/11/22 (土) ~ 2014/11/29 (土)公演終了

満足度★★★★★

M-PAD「M-PAD2014 まとめ見」 観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

おはようございます。今夜は津へ。津あけぼの座スクエアでM-PADまとめ見。スクエアと三重県文にオプトのチラシを置いてもらう腹積もり。帰りは地元までの電車がないので、、名古屋でネカフェ泊まり。明けて23日は、劇団名古屋→B級遊撃隊→テアトロ・マジコの3コンボ。24日はオプト稽古。

津あけぼの座スクエアなう。百景社・西本浩明・林英世・坂口修一(演出:岩崎正裕)…こんな面子の公演が2000円で観れるなんて、バチが当たるな…。「M-PADまとめ見」19:00開演。ちなみに来週のまとめ見は、山内健司(演出:平田オリザ)・はしぐちくるぶしん・このしたやみ・aji。

インディペンデント・最強の一人芝居フェスティバル…ではありません。M-PAD・第一週まとめ見の出演者&スタッフ。
http://p.twipple.jp/9vHJw

M-PAD・第一週まとめ見@津あけぼの座スクエアの出演者。左から百景社・坂口修一・林英世・西本浩明(敬称略)。こんな面子の公演が2000円で観れるとは。第二週は、山内健司・はしぐちくるぶしん・このしたやみ・aji。
http://p.twipple.jp/bbmOl

「M-PADまとめ見」@津あけぼの座スクエア、歌謡と絡める百景社、笑いで入れ子の坂口修一(演出:岩崎正裕)、抑えたショー要素の西本浩明、正統派の林英世…様々な手法のリーディングを2000円でまとめて。来週は、山内健司(演出:平田オリザ)・はしぐちくるぶしん・このしたやみ・aji。

サンタクロース・ドットコム!

サンタクロース・ドットコム!

シアターキューブリック

テアトルBONBON(東京都)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度も観たくなる
ひげチームとそりチームを観てきました!同じストーリーなのにシャッフルキャストによって雰囲気が全然違う、尚且つ衣装もダンスもかえているので2倍3倍と楽しめる!
個性的なキャラクターによってハラハラもドキドキもちょっぴりズキンとする感情、感覚、想いの全てがいとおしくて観終わったあと心がほっこりしました。

ハラ版四谷怪談

ハラ版四谷怪談

ハラプロジェクト

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2014/11/17 (月) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

ハラプロジェクト「ハラ版四谷怪談」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

大須・七ツ寺なう。美女にあるブツを渡してから来ました。今度出るオプト「胎児の夢」のチラシをデザインされたギリヤッコ・Aさん、こちらでは当日パンフ・人形制作・出演も\(^o^)/ ハラプロジェクト「ハラ版四谷怪談」19:00開演。

ハラプロ四谷怪談、ただいま回遊中。大光院へ向かっています。

ハラプロ四谷怪談、回遊先から七ツ寺へ戻ります。

ハラプロ「ハラ版四谷怪談」、本来の長い話をかなり要約、初見で分かるかな?。散りばめられたアクションと美しい絵が印象的。メインに初々しい若手・要所に手練れな重鎮の配役で、かなり安心感。どうしようもない人間を、それでも見守る優しい視点が全般に。

ハラプロ「ハラ版四谷怪談」、乳母役の火田詮子さんがやはり偉大な存在感。(そんなに出番ないのに一番偉そうw 俳優館でいうところのよしひウワ何をするモガモガ)。劇場全体に張りのあるあの声は凄い。長年の習練の賜物。

第3のセルベッサ

第3のセルベッサ

うわの空・藤志郎一座

タイニイアリス(東京都)

2014/11/07 (金) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

うわの空・藤志郎一座「第3のセルベッサ」 観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

うわの空・藤志郎一座「第3のセルベッサ」@新宿・タイニイアリス、出てくる夫婦全てが何か欠損している中で新しく誕生する夫婦。小栗さんの連発マシンガン&藤志郎さんの舐めるビームのような台詞(だかアドリブだか)の掛け合い(になってる)に圧倒された…。みずしなさん、地味だけどおいしい役。

うわの空・藤志郎一座「第3のセルベッサ」@タイニイアリス、みずしな孝之さん作「うわの空チュートリアル」の描写力に驚愕。舞台上に小栗さん島さんが実在した!似顔絵ではなくオーラ。しかし藤志郎さんのオーラは描写不能(:3)ミ。みずしなさん本人も、むしろ人間味が(言葉厳選) #うわの空

うわの空・藤志郎一座「第3のセルベッサ」@タイニイアリス、まさに「稽古場のエチュードから作る脚本」。進行会話の合間にアドリブとしか思えない台詞が(主に小栗さん藤志郎さん)、細かい隙間にまで間髪入れないテンポで乱射。お陰で本編の間が生きる。職人芸。 #うわの空

The Wonderful World ~サヨナラ愛しき世界~

The Wonderful World ~サヨナラ愛しき世界~

ネオゼネレイター・プロジェクト

小劇場B1(東京都)

2014/11/06 (木) ~ 2014/11/11 (火)公演終了

満足度★★★★

ネオゼネレイター・プロジェクト「The Wonderful World ~サヨナラ愛しき世界~」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】



下北沢・小劇場B1なう。ザ・スズナリの正面なのに初めて。昨年見逃したので懐かしい\(^o^)/ネオゼネ「The Wonderful World ~サヨナラ愛しき世界~」 14:00開演。

ネオゼネ「The Wonderful World ~サヨナラ愛しき世界~」 、人工デビルマンという雰囲気。終演後にshelfの矢野さんがいた\(^o^)/ これから主宰・大西一郎さんの25周年同窓会アフタートーク。客席からもトーカーが引き出された(笑)

ネオゼネ「The Wonderful World ~サヨナラ愛しき世界~」 、ロジャー・コーマンがデビルマンを監督したらこうなりそう。女だけの戦いに、もう少し必然性を舞台上で見せてほしい気も。一人異様に光る、猪股さんの我が道っぷり(笑)

牛乳地獄act.13「穴があったら入りたい」

牛乳地獄act.13「穴があったら入りたい」

牛乳地獄

G/Pit(愛知県)

2014/11/06 (木) ~ 2014/11/12 (水)公演終了

満足度★★★★

牛乳地獄「穴があったら入りたい」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】

G/pitなう。iakuは遠過ぎ(三重県文18時。。。)、古典戯曲を読む会で関わったNEO企画も行きたかったけど、こちら大阪公演もあるので応援に来ました。牛乳地獄「穴があったら入りたい」19:00開演。

牛乳地獄「穴があったら入りたい」、前半少々世界が掴みにくいが、おおむね安定の牛乳節。終盤の展開にもう一つくらい何かあってもいいかも。「冥土ダイバー」に比べ、まだ煮込む余地がありそうだけど、心洗われるジュブナイル系。日置さん中内さんの表情に注目w あと佐野ちゃんファンまばたき禁止。

やはり牛乳地獄は、大阪もいいけど東京公演を目指してほしい。劇団エリザベスに似た匂いを感じる

コクハクチ

コクハクチ

からふる激炭酸

TACCS1179(東京都)

2014/12/18 (木) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★

声優さんが多い?
声はしっかり出ていました。

「海のホタル」

「海のホタル」

オフィスコットーネ

小劇場B1(東京都)

2014/12/17 (水) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★

「山の声〜ある登山者の追想〜」観劇
自己都合により両方は見られないため、当日券で「山の声」を観劇。
両作品共、大竹野氏の作品。2009年に急逝されたため「山の声」が最後の戯曲作とのこと。
大竹野さんの舞台作は初見。また初めて訪れた劇場でもあったが、既存の小劇場みたいな空間だった。

昭和の初め、大晦日から元旦にかけ2人の登山者が雪山で遭遇した出来事。淡々とした会話がしばらく続くものの、終盤にかけて心理の追い込み方がチョコケー日澤さんらしいと思ったし、途中これってチョコケーの公演か?とも思えた。雪山に見立てた舞台セットを、V(L?)字型に挟むように配置した座席構造。登山ザック背負ってピッケル持って歩くだけなのに足掻く姿は雪山で彷徨う姿そのもの。モノクロみたいな舞台で2人しか出てないのになんであんなに濃いいんだ。
面白かった。約65分。

終演後、「海のホタル」の構成・演出のシライケイタ氏と「山の声」の構成・演出の日澤雄介氏とプロデューサーの綿貫凛さんによる約20分程度のアフタートークあり。ネタバレ部分に読みづらい覚書。

ネタバレBOX

妻と生まれたばかりの女児を自宅に残し、登山者2の浅井と真冬の槍ヶ岳に登頂した登山者1の加藤。天候の悪化のため雪山で待機した一夜の話。加藤と浅井はそれぞれ会話はしているが目線を合わすことはなく、ただ時間が過ぎるのを待っている。今回の登頂で凍傷を負った加藤、しばらく身動き取れず2人で話すうちに自分たちの登山家として境遇や下山に思いを馳せる。山の天気は変わりやすい。夜明けが近づき一瞬の天候好転。その隙を好機とし、最後の気力を振り絞り山頂を目指す、遭難した加藤と浅井の結末。
山小屋、雪山、遭難、幻覚、走馬灯。寝たら死ぬ。それでも山が好き。という言葉が常に付きまとう観劇でした。見ごたえありました。

日澤さんを挟んで、右にシライさん、左に綿貫さん。椅子に座ってトーク。以下、覚書。部分省略あり。

綿貫)大竹野さんの作品扱うのはこれで4回目。今回、シライさんは「海のホタル」のみ関わっているが、「山の声」は以前、演出と役者で何度か上演したことがあり、毎回登山者1をやっている。相手役の登山者2の役者は入れ替わり。これまでの上演はカフェとかでやった。今回のような劇場は初めて。劇場ver.としてチョコレートケーキオリジナルキャストで上演した。
日澤)今回のような、同時に上演してやるのは難しかった。
シライ)客観的に見られなかった。自分が上演した時は淡々とやった。本の読み方の違いなのか、同じトーン、時間(使い方?)でも違う。
日澤)登山者2が死んでいるが「始めから(死んでいること)バラすのか」と綿貫さんに言われ、モノローグをどうしようかと悩んだ。登山者1の言葉を登山者2が言うのは2人が1人の言葉という方が面白いか、登山者1の頭の中で処理しようかと。目を合わせずらいようにした。最後のシーンが肝(キモ)だから、残したかった。なので派手に動いた。今日は特に役者が淡々とやっていた。
シライ)(舞台を初めて客席から) 見て心の振幅が大きい本だなーと、思った。こんなになっているとは(思わなかった)
日澤)内的に出さないで見せる。立っているだけで絵になる。
綿貫)シライver.ではモノローグを朗読。カフェの上演を踏まえて、椅子に座って意図的にやっていた。
シライ)(カフェの舞台に当たるところが)真っ平らなところ。(床に)座ると見えないので。単純にそれだけ。今回の登山者1も座っていたが立ち上がったらどうするか?
日澤)岡本さん(登山者1)立ち上がらせると違う、動かせ方が違ってくる。
シライ)幻想、幻、周りを動くのは基本なんだろうな。
日澤)2人の適性を、武器というか考えた。原作は関西弁、シライさんが東京弁に変えた。基(もと)台本はテンポ良い。
綿貫)(台本の関西弁)「海〜」の方もそう。(「山」) 1回目(の上演時)、登山者2だけ関西弁だった。それも違和感なかった。
シライ)それで良かったが回を重ねたらネイティブじゃなくなってたから。
綿貫)もともと戯曲の上演時間は1時間40分くらい。カフェでは1時間くらいにカットした。登山の様子をカットして上演した。今回はその時のシライさんの構成台本に手を加えた。
シライ)(台詞で)「僕はそう痛くない」ここは元の台詞そのまま、甘納豆とか自分が(演出もやってて)覚えらないからカットした。基の台本はクライマックスが倍の台詞だし。全般1時間40分でやるとしたらどうする?
日澤)お客さんが(話に)耐えられないので考える。これをやるなら考えないと。座りっぱなしは加藤(登山者1の役名)だけだし。
シライ)(大竹野さんが過去に上演した)ビデオ見たら横並びに座って絵が長かった。大竹野さんの奥様は毎日見ている。昨日、どっちかというと(日澤さん演出の方が)大竹野さんがやっているような感じ、と言われた。シライさんは全然違う、新しい発見と言われた。日澤さんの方で出演も考えたが、「海」の演出やって、こっちで役もやってムリ。(もしやったら)台詞覚えながら代役立てて演出することになる。(「山」は)椅子に座らないと出来ない。でも台詞は全部覚えているから、(今回の登山者1の)岡本さんに何かあったら動きは別にして立ってるだけならやってもいいです。

(大竹野さんのこの戯曲は)演劇の原点みたいな作品台本。オリジナル原作のクライマックスでは、堺正章の「街の明かり」を流していたらしい。シライさんも当初は同じように考えたらしいが、ト書きでは歌い終わって最後のセリフを喋る、というパターンなのでやってみたが「俺にはムリだった」ということで変更した。もともと(エンディング等)劇中に歌謡曲を常に入れる方らしい。

時間が来て終了。
星ノ数ホド

星ノ数ホド

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2014/12/03 (水) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★

全てが頭脳ゲーム的
想像していた以上に、頻繁に同じようなシーンが繰り返される芝居で、これは、脚本家も、演出家も、キャストも、観客も、すべての人に頭脳ゲーム的思考を強いられる作品だと感じました。

決して、わかりにくくはないのですが、特に最初のシーンは、あまりにも頻繁に、あらゆる可能性を示唆したセリフのやりとりが何度も繰り返されて、舞台の世界観に浸るような雰囲気にはなれず、もう少し、人間描写を主体に据えた作品であれば、良かったように感じました。

後半になるにつれ、演劇作品としての異彩を放つ構成なだけに、最初のシーンの人工的な技巧がマイナスに感じてしまいます。まるで、最初の方は、役者のワークショップを見学しているような気分になりましたから。

ネタバレBOX

ある日、偶然バーベキュー会場で出会ったローランドとマリアン。

その二人の男女の出会いから、濃密な関係性が生まれるまでの、交際の軌跡が、あらゆる可能性を示唆しながら、徐々に進行して行く構成の、実験劇的演劇作品でした。

後半になるに連れて、本当の二人の行程は、これだったのだろうと観客も予想がつくようになりますが、初めの内は、まるでゲームのように、瞬時にカチッという音を合図に、何度も似て非なるシチュエーションのセリフが繰り返されるので、その場その場での、役者の感情移入も追いつかず、まるで、ワークショップを見せられているような気分で、舞台にのめり込むことができないのが残念でした。

浮気の告白に、男女差が出て、これは結構、現実に即しているなと、笑いました。

セットに関しては、土反さんのご意見に同感です。

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