最新の観てきた!クチコミ一覧

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GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

自稼働人形
の三体が特によかったです。カプセル兵団特有の演出も今回のファンタジーにも見事にマッチしていました。ホント、この劇団の舞台が好きなんだと改めて実感しました。

「恋と蛍光灯とヤング」

「恋と蛍光灯とヤング」

ハイブリットハイジ座

STスポット(神奈川県)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

理不尽、イラッ
しかして、コップの中の嵐に過ぎず。

ネタバレBOX

12年間新作が作れない引きこもり気味の自主映画作家が、若手自主映画作家や小劇場系のマイナーな女優たちと話が噛み合わず理不尽な対応をされる話。

失礼ながら、傍から見ると何の展望があって続けているのだろうと思うくらいの自主映画制作という物凄く狭い世界の話を面白く描いていました。映画制作者がそうならば、売れない女優も詐欺師のようなクソ女でした。

ホームグラウンドの南美櫻さんはいつにも増して甲高く満足しました。可愛い女性から嘘ついたよねと、一つの嘘を発端にあんな風に責め立てられると、祥吉さんじゃなくてもやり込められてしまいますね。
白鳥たちのブルース

白鳥たちのブルース

プロジェクト・ドロブラ

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1411(15-059)
11:30の回(晴)。20分前開場ということでしたので11:00頃会場着で待っていると、外は寒いからと言って中へ入れてくださいました。受付し(靴を脱ぎ)、11:10開場、場内での客席誘導もたいへん丁寧。

入って、右に客席(ひな壇)、左が舞台で...ハンガーラックが舞台幅いっぱい、上手は楽屋のように鏡と小さな台、奥には役者さんたちがいますが、かかっている服でよく見えない。

こちらは初めて、この会場では何回か舞踏の公演を観ていて、時々、公演スケジュールを確認しています。江間さんのお名前があったので観にきました。

チェーホフは苦手なのでどうかなと思ってしまいましたが、とても面白い構成でした。

11:30前説(90分、遅れているお客さん待ち)、11:37ラックを移動~13:03終演、男性4×女性4、(未読、未見)チェーホフの白鳥の歌に短篇を挟んだ佳作。畏まることなく、コミカルなお話(設定+演出)に引き込まれてしまいました。

ネタバレBOX

(勝手に副題)

1.プロローグ(oh! ダンス)
2.タバコの害について ひと幕の独白劇(4人で1人はやけに忙しい)
3.寿退社(頼まれたらなんでも引き受けてしまうOLに明日はあるのか)
4.青春デイジー(アメリカンな家族って)
5.桃(割ったら出てきた桃太郎、誰が面倒見るのか)
6.夕日にブルース ~腐りかけのヒーロー~
(腐ってもアンパンマン、行け!皆の夢守る為)
7.白鳥の歌(カルカース) ひと幕の習作
(女優は魔女の如く)

長栄さん、横山さん「ヘソのゴマ、ゴマの星(2013/12@画廊)」
GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

柴田秀勝さんシブすぎ!
私が観劇した回の日替わりゲストは、ベテラン声優として有名な柴田秀勝さんだったのですが、とても素敵でした。
あのお声にあのマスクにあの芝居!
役柄も「海賊」という男らしい役だったのですが、荒々しさのなかにも優しさ溢れる海の男!
とにかくかっこよかったです!

芝居全体としてもカプセル兵団らしい、ダンスありアクションあり、笑いあり涙ありのエンターテイメント活劇として、とてもクオリティーの高い舞台でした。

月光条例の続編も今から楽しみです!

静寂の扉

静寂の扉

643ノゲッツー

OFF OFFシアター(東京都)

2015/02/24 (火) ~ 2015/03/02 (月)公演終了

満足度★★★★

扉はキーワードではなかった、が…
「扉」自体には大した意味も、ストーリー上の展開もなかったですね。
もっと何かしらの意図があり、時代を行き来するとか(スターゲイト風)、場所がいれかわるとか(どこでもドア?)の仕掛けの素になるのかと予想していましたが…。

しかし、作品としてはとても良くできていたと思います。
”過疎問題”に人間性の面から取り組んでいる作品といえるでしょうか。

地域に生きる青年たちにエールを送りたくなりますが、経済面からの切り口が不足しているので、”都会への憧れ”と”故郷に生きる”といった面だけの物語ですが、固いこと抜きに観ればいいじゃんと思いました。

ただ(くどいですが)もっと”生きる”という視点での都会生活の危うさを強く押し出してもよいのでは?と思いましたが。

これからが楽しみな劇団だと感じました。

GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしいクオリティ
カプセル兵団は初めて観劇しましたが、衣装、小道具、舞台、音響等全てに於いて拘っているなと感じました。
既製品らしきものが見当たりにくかったので、殆どが手作りなのかな?工夫を凝らしてそれらしきものを作る技術に感心致しました。
会場入り口にも、ゴーストシードに纏る人形などが飾られていたり、舞台のある広間に入ると流れてくる小鳥達の鳴き声。ゴーストシードの世界に入り込んでいる気分にさせられました。
素晴らしいです。
細かい事ですが、効果音が結構好きですね。生で当てているから凄い!
カプセル兵団の『色』を認識させて頂く良いお芝居でした。

東京ブラストーリー

東京ブラストーリー

KING&HEAVY

HEP HALL(大阪府)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

珠玉のブラストーリー♪♪♪
タイトルからして、コメディ一色のお芝居かな?と思ってたら、濃厚なヒューマンドラマが展開され、ラブストーリーも絡んだ物語が戦争を舞台に繰り広げられます★もちろんお笑い所も満載♪これが旗揚げ公演とは驚きのクオリティーの高さでした!最後は切ない感動が溢れます★主演のヴィーナス演じる岡田由紀さんが体操の田中理恵さんに見えて仕方なかった♪筋肉質ボディに萌えました♪ファンやったレトルト内閣のたはらもえさんも怪しげな約所を見事に演じてらっしゃいました★☆
とても楽しいお芝居でした(^o^)v

2月文楽公演

2月文楽公演

国立劇場

国立劇場 小劇場(東京都)

2015/02/14 (土) ~ 2015/03/02 (月)公演終了

満足度★★★★

第一部
愛憎が入りまじり最後までひきつけさせてくれた。
いつも音声解説ガイドを借りてみているが、これがあればこそ。
文楽は楽しいが、しっかり見ていないと分からなくなってしまう。自分の見る力のなさをつくづく感させられた。
でも次回公演も観に行くつもりである。

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

いつものことながら
PMC野郎の作品は、バイキングで腹がはち切れるまで食べたような満腹感を覚える。さすが

ラストマンスタンディングマッチ

ラストマンスタンディングマッチ

チョコレイト旅団

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/02 (月)公演終了

満足度★★★

頑張ってます
生バンドが素晴らしく、舞台美術も力作、役者さんたちも頑張ってます。
ただ・・・伝わってくるのは、芝居が好きで好きでたまらないんだなあってこと。

へんしん(仮)

へんしん(仮)

ENBUゼミナール

シアター風姿花伝(東京都)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇って素晴らしい
演劇ならではなことが、てんこ盛りの舞台でした。北川さんのセンスに脱帽し、個性がしっかりしている役者さん達にワクワクしながら懲りずに二回も見てしまいました。

演劇って素晴らしい!

劇王 天下統一大会2015

劇王 天下統一大会2015

劇王 天下統一大会2015運営委員会

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

中学生
短編4作、とても興味深く観劇しました。
特に中学生二人による芝居は、卑怯だ!と思いながら見入ってしまった。
かなわない、かなわない・・・。

残念ながら決勝が見れられないのが残念!
来年は、絶対見るぞ!

a man's man もしくは…

a man's man もしくは…

FRANK AGE company

d-倉庫(東京都)

2015/02/20 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

もっと観たい!
11回拝見しましたがもっと観続けたい作品でした。
キャストさんの中には毎回違う演出を考え、
楽しませてくださる方もいらっしゃってそのシーンの度に大笑い
しました。
見所はたくさんありますが、しいてあげるなら
落ちぶれた役者が自分の不甲斐なさに「ふるさと」を歌い、泣き崩れるシーンと
ファッションショーで見せるダンスバトル
芋洗坂係長さんとフランクエイジカンパニー主宰のトクナガクニハルさんが魅せてくれます。

フランクエイジのお芝居はチームが一丸となってプレイする...
キャストだけでなくスタッフ、関係者、関わる全ての方々が強い絆で結ばれていると毎回感じます。
次回の公演でも素敵な絆を拝見させてください。

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

そこは新宿シアターサンモール
客席のゆるやかな傾斜が本多やPARCOの感じに似て、そのひと回り小さめのシアターサンモール(客席300程度)は新宿中心街から少し離れた、ビル地下なのにプチ・ゴージャスな劇場らしい劇場だ。通路に並ぶ客演・渡辺徹あての祝い花の豪華さ、送り名の豪華さはさすがというか。以前チラ見した時の劇団の「風貌」とはえらいギャップだが、この華やいだ祝祭の空気は狙って出せるものでない。
開演前のステージではギター、ウッドベー、ドラム+1で外タレのロック曲を演奏、と思いきや、エアである。芝居にバンドは出てこないが、芝居中この光景が既視感のように重なる部分がある。パフォーマンスもそこから発想されたのかも知れない。ただドラムがひっしと叩く8ビートのスネアがなぜか<裏>でなく<表>に入り、音楽をやる人間なら普通これはギャグに属するが、そう意図してるふうでもない。ギャグとマジ(自然)の境界のぼやけ具合が以前「チラ見」した同劇団の舞台にあったのをかすかに思い出した。そう私は未知の劇団の「正体」を発見しにやって来たのだった。
普段「役者」より「芝居」を見ようとする客だが、冒頭板付きで登場する渡辺徹の役割をどうしても追ってしまった。客演のスタンス、渡辺氏の出自であるリアル(新劇系)演技は運命に翻弄される主役の役柄に最終的にはフィットし、(笑いに絡む場面もあるにはあるが)貫徹して良かった、とは思いつつ、役の心情をもっと劇的に熱演で表現する位があっても良かった気がした。
もっとも、ドラマのほうはラストが決まれば「全て良し」なうまい作りがされている。復讐の物語の敵対する存在が対峙してのやりとりの終わり、一方が投げた問いに他方が逡巡したのち返した一言、その答えを聞いた相手のリアクションの、陰影を切り取るように照明がアウトし、フィナーレ・・。
このラストが残すものは多様でメッセージ性もあり深いテーマを含んでいる。が、そこまでの深みを受け止めた観客がどれだけ居たかどうかは未知数だ。というのは、憾みとして、シリアスに見るべき部分とギャグと荒唐無稽な設定の関係の整理を、観客に強いる面が残っているように感じたからだ。

ネタバレBOX

これは西部劇の物語設定を借りて書かれたお話で、主人公は復讐相手を探す道程にあるが、復讐の原因となる事件(家族全員の虐殺)が起きる時期のエピソードが回想シーンとして挿入され、徐々に話の大筋が見えてくる構成になっている。その間、シュールな笑ネタも細かに挿入される。否、序盤の人物登場からナンセンスの嵐である(動物はともかく無機物まで擬人化して登場する)。これらが人物の役割を比喩的に表わしたものかと言えばそうでもなく、ナンセンス度は高まるが、物語を追う目にはそれが障害にもなる。そこをギャグによる突き放しで押し切る技は見るべきものがあるが、リアルさの上に積み上げる(それによって重みを増す)タイプの芝居の尺度からすると「積み上がり」づらい要素が弱点としてみえてしまったのも事実。そこを楽しみたい向きには笑は欠かせない要素だが。
一つには、誰もが知った話やパターン化したドラマを、どう料理するか(ギャグで)を見るのでなく、伏線と謎解きが最後にピークを持つきちんと書かれたドラマなので、ドラマと相乗する笑いでないと腰を折る形になる。ナンセンス・ギャグよりは人物の行動の中に起こる人間臭いしぐさや反応が笑える要素となる。この点は惜しくも、細やかな演技がもう一つ欲しい場面が多々あった。逆に言えば強靭なドラマの語りがあっての、脱線の笑い。ただこれに関しては、序盤のギャグの畳み掛けから話が複雑になって行く段でギャグは徐々に減っている。「笑」は「物語」に主役を譲って大人しくなった。問題はその「物語」が立派に舞台上で闘ってくれたかだ。
扱いが難しいのが、序盤に登場人物として出してしまった架空の者たちや、都合のいい場所移動・人との遭遇など寓話的に進むタッチが「地」としてあって、微妙な行為の違いが分かれ目となる場面で厳密な説明(演技や脚本上の)がなく、スルーしている部分だ。主人公の記憶に関する設定(近くでピストル音を聞くとある時間までの記憶を無くしてそこに戻ってしまう)が、色んなケースで厳密にどうなっているかの説明は、丁寧なほうが良い。また主人公の「本当の敵」の過去の所業についての説明も、(ラストが氷塊させてくれるとはいえ)欲しい。役者の佇まい一つで「本当にやったかも知れない」と思わせる事も可能ではないだろうか。挑戦して良いと思う、「普通の芝居」みたいに。
終盤に最も気になったのが、主人公が本当の敵を見出した時、全開で怒りをたぎらせ、元の原因が己にある事に思い至らないという不自然さだ。かのインディアンに対する主人公の怒りに共感する観客がもし居たとしたら、感覚の麻痺だ。この場面で激昂をみせることでラストが印象深くなる事はあるだろうが、「自分が原因でも今この状況で俺は怒るしかないっ」と複雑な心理にあって感情がわき起こっているなら、リアルな設定での「激昂」は成立するだろう。というか、その可能性を追求するこだわりを、見たいと思った。

復讐の応酬の沼にはまった二人の最終対決は次の如く終る。記憶障害の主人公ブルースがピストル音に三たび記憶がリセットされ、目の前にいる<敵>を発見する。その時彼は、それまで何度となく繰り返しただろう問いを、舞台上では初めて口にする・・「お前は誰だ?」。自身の復讐を遂行し終えた相手が懊悩の末、もらした言葉は「トモダチ」。ブルースの緊張にこわばった姿勢が溶解する。乗り越え難い対立からの和解が、潔い形でなされる図は、実世界では夢物語でしか無いだろうし、そもそも和解などというものを成り立たせる対等な関係じたいが希有である。この作品も、復讐が完遂された事じたいが奇跡に等しく、その事で対等さを獲得したからこそ、「トモダチ」と呟いた事が彼の自由意思からの選択として、尊く感じられるのだ。現実には正すべき行ないを為した者が強さに奢って改めず、不利な条件での「和解」を飲まされる弱者は復讐を遂げられずに燻る。犯罪の根は増殖する。そんな現実あっての和解の尊さ、、私が勝手に読み取ったに過ぎないかも知れないが、普遍的テーマである事に変わりはない。

さてポップンマッシュについて。いまだ勝手な想像だが、この劇団の笑の質はどちらかと言えばシュールで「メジャー」や「メイン」に在るものに土砂をかけるのがスタンスではないか。だから、勝手な願望だが、ウェルメイドな物語と共存する道を探る(実は迎合する)より、痛快な毒を追求してほしい。願わくは毒を盛る相手を見誤らぬ事を。的を間違えたら、笑えない。
GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

とにかく勢いで突破
ファンタジーは難しいジャンルだと思うのですが、よくここまで作り上げたと感服しました。多少、辻褄が合わないところとか、描写に無理があっても、勢いとパワーではねのける。まさに演劇の力。役者の方々、体力の要る芝居で大変だったのではないかと思います。

ネタバレBOX

演技のスタイルが感情に訴えるというものではなかった為、感動的とまではいきませんが、楽しく観ることができました。ただ、あれだけテンポの速い芝居を2時間というのは長く感じました。
GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

感動したけれど…
正統派のファンタジー。泣きました。ただ他の人も言って居る様に随所に見られるマニアックネタは、内容が分かるものでも雰囲気にそぐわず白けました。内輪だけが楽しい様な。素敵なファンタジーなのに勿体ない。感動していた分残念です。身体パフォーマンスで木や火、家等を表現するのは素晴らしかったですが、口頭での情景描写は変に勢いがあり過ぎて現実に引き戻される事も。またコウヤが噛み過ぎ。演技も練り込まれて居ない印象を受けました。

だいたい源氏物語

だいたい源氏物語

カミシバイ

道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)

2015/02/21 (土) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

宮中ならぬ、芸能界が舞台?
源氏物語の宮中の世界を芸能界に置き換え、
また主だった登場人物(葵の上、藤壺中宮、六条御息所、若紫、朧月夜、明石の方、雲居の雁?)を、女優や芸能人に置き換え、
源氏物語を知らなくても知ってても、楽しめるのではと思いました。

ただ、同じ役を演じる俳優がコロコロと変わるので、途中ついていけなくなった箇所が…、少し残念。

でも「だいたい」な感じ、面白かったです。

さよならダースヴェイダー

さよならダースヴェイダー

劇団Spookies

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/02 (月)公演終了

満足度

名前に惹かれて観たけれど
仕事が終わった後、演劇が観たいと思い、ふらっとグリーンシアターに言って、一番タイトルに惹かれた作品に当日券で入りました。
具体的な感想は先入観を持って観るとよくないのでネタバレで。

ネタバレBOX

「さよならダースヴェイダー」というタイトルが「なんかいいな、観たら気分転換になりそう」と思って観ました。C3PO組でした。観はじめてすぐに「演劇じゃなくてコントなの?」と思ってしまいました。わざとやっているような大袈裟な表現。誰に話しかけているのかわからない、ひとりごとのように聞こえることが多い。
失礼ですが演技力の前に美鶴役の役者さんの声がひどかったです。大声を出しているのに響いていなくてとても辛そうな音に聞こえました。かといって演技力でカバーをしているわけでもなく、声を低くして、割れたような音を出せば、不良娘になるわけじゃないと思いました。

シナリオも不可解な部分が多かったです。私には、実際に職を失った人や病気の人を馬鹿にしている様な表現に思えました。話の流れや結末も見えているし、それぞれの人物の葛藤や感情の動きも感じられず、そもそも「このタイトルじゃない方がいんじゃないか?」と思いました。ダースヴェイダーというキーワードがなくてもこの話は進むだろうし。金八のモノマネが秀逸だったがそれを多く出すならダースヴェイダーはいらない。個性的なキャラクターが多くいたけれど、「面白い」と思う前に「こんな人はいない」という感想。面白キャラクターをたくさんつめこむだけコントに見えてきます。
みんなどこか、話している内容と感情が違う動きをしていてまるで仮面をかぶっているようにみえることが多く、ダースヴェイダーの仮面を意識してわざとやっているのだと思いましたが違っていました。台詞の意味を考えることもなく、映像が流れていく感覚で、途中までは昼間にやっていた30分のドラマのようだとおもっていましたが、途中からこんなアニメありそうと思えてきました。

総評すると、演劇以外の色んなものに見えました。でも、新しい演劇のカタチにも見えませんでした。

西園寺しおり役の女優さんは演技がよかったです。本当に辛いのが伝わってきました。しかし一人だけまとっている空気が異なっていたのでこの作品の中では切り抜いて貼ったように思えました。
また、最後だけ演劇らしいドタバタが観れたのはよかったです。妊婦という点でこうなるだろうと予想はできましたが。
終演後に次回作のCMコントをしていましたが、おそらく観ないと思います。
ブリキの茶袱台

ブリキの茶袱台

えのもとぐりむプロデュース

Geki地下Liberty(東京都)

2015/02/24 (火) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーハホリー☆
(^^)/2月28日の昼、下北沢で
[居酒屋ベースボール]の、
【ブリキの茶袱台】を観てきました☆
面白かったです。
大好きなハートフルコメディ☆
主人公は可愛い、各キャラは楽しい、
大道具は素敵で、小道具もナイス!
終演後も親切な役者さんたちで、
いろんなお話が出来ました♪
観劇日記をブログに書きました。

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

通常回とR18回を観劇!
普通の西部劇じゃないなーってことは
チラシ画像(特に右端)の時点でわかっていましたが、
予想を超えた楽しい作品でした。

はっきり言って手狭なあの劇場ロビーで、
終演後にストレスなく物販に行く人と出口に向かう人が進めたのも
素晴らしいと思いました。
そうなるよう常に声掛けをしていたスタッフさんたちの動きも
それを受けて焦らずに波に乗って歩いたお客さんたちを見ても
「いい公演だなぁ」と思わせてくれました。

開場時間中の本編とは関係ないパフォーマンスも面白くて、
あれを観るために
「開場時間にはすべての支度をして劇場にいよう」という気持ちになるので
劇団側も定刻開演できるし、
お客さんも楽しいしで両方得な催しなのだなぁと思いました。

後列プレミアム席で拝見しましたが、
舞台全体が見渡せて、表情もちゃんと見えるし、
前列のひとの後頭部も視界に入らないしで、快適でした。

ネタバレBOX

ヌータウとブルースが再会するところで、
ブルースが選んだ方法、
それを受けてのヌータウの発言に涙が出てきました。

2回目でヌータウとアナの行動を見ていると、
ちゃんと伏線がはってあって(「家族」の言葉を聞いた時の反応とか)、
そしてアナが結末を見届けての表情と涙が、こちらの涙腺を刺激しました。

R18回の悪ふざけもいい意味でバカバカしくて楽しく、
前説でどういうネタを仕込んでくるかいくつか教えてくれるので、
心の準備もできます。
いくつかの不意打ちR18ネタも笑えるものなので、
PMC野郎のこういう遊びっぷり、好きです。

ネタバレを避けるために当日配布パンフの人物紹介が
略されてたり伏せられていたりしていて、
そういう心遣いとセンスもステキだなぁと思います。
あんなにイケメンのナップザック、おそらく人生でここでしか出会えない(笑

物語の内容も笑いありシリアスあり感動ありで、
銃撃戦をカメラ撮影で表現したり、
馬のクオリティを利用したびっくりな仕掛けなど、楽しい時間でした。

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