最新の観てきた!クチコミ一覧

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ロストマンブルース

ロストマンブルース

SANETTY Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2015/05/28 (木)

じわじわ来た。涙腺に。
無理に涙を誘う話でもないが、涙がにじむ時間が長く続いた。
失うとはどういう事か。思索をめぐるような時間でした。

ロストマンブルース

ロストマンブルース

SANETTY Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

新しい再演
去年の初演時とカンパニーをまるっと入れ替えた再演。
直前に元アイドルの子が降板したけど、その分キャスト陣は実力派揃い踏みで安心して観られました。
初演観た人もその空気感の違いを特に楽曲面で楽しめるし、
今回初の人はワクワクしながら最後まで観られる感じかと。
おすすめです。

STYLE FREE vol.10

STYLE FREE vol.10

東京天然デザート

あさくさ劇亭(東京都)

2015/05/22 (金) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

短編集
短編集。面白い台本を選んで上演しています。
少しずつ進化しているように見受けられます。

星の王子さま~サン=テグジュペリ物語

星の王子さま~サン=テグジュペリ物語

ザ・ライフ・カムパニイ

あうるすぽっと(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

作品のみでなく作者の生活も垣間見れた(^^)
基本、空間を上手に表現したセットが少なく感じた舞台でした。
でも衣装とか小道具とかが細かくて好みに合ったデス(^^)

作者の時代表現と名作の舞台化のミックスであり、
王子のキャラクターがイメージに合っていました。

あぁエルメスと会話するキノの旅の原点なのかなぁ・・とかちょっと思えた
全2幕15分休み入りの2時間40分の長丁場でありました

裏ねじ

裏ねじ

トルニージョ(フラメンコ)

スタジオトルニージョ(東京都)

2015/05/28 (木) ~ 2015/05/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

踊りとは何か、、、
踊りとは何か、即興とは何か、ということを深く考えさせられた。
詳しくはネタバレに。
素晴らしかった。

ネタバレBOX

<以下、私の極めて主観的な感想です。
 解釈を必要としない作品に解釈を持ち込むのは、
 作品の意味を狭め、時に作品を愚弄することにもなりかねないですが、
 忘備録として書きます。>

ひとりの女とひとりの男。
時にすれ違い、時に交わる。
人と人との愛の関係性を2人の踊り手が見事に演じていく。
感情の豊かな女。あまり感情を表に出さない男。
この2人の個性の違いは、踊りのスタイルの問題ではない。
(ちなみに、ジャン・サスポータス氏は元ピナ・バウシュ舞踏団にいた人、森田志保氏はフラメンコ舞踊の人。)
女は感情豊かと言っても、それを情熱的な踊りとして表現する訳ではない。つねに抑制が効いている。この抑制の効いている点が、二人の踊りの共通点のようでもあった。その沈黙の豊かなこと。静かな部分や一見踊ってなどいないような部分でさえも、常に踊りの中にいる。では女の感情の豊かさとは何か。それは相手に向ける眼差しや所作などだ。それに対して男は常に無表情。その微細なやり取りが本当に素晴らしかった。その抑制が、二人が交わるところで解放され、激しい踊りとなる。それが出会いの喜びを全身で表現しているようでもあり、一人で思い上がって歓喜しているだけようでもある(相手は座っているため)。常に光に対して影が、影に対して光が見えるのがよかった。最終的には四人が交わる部分で、真の融合のようなものもあり、人の一生をふたりの男女を通して走馬燈のように見ているような感覚があった。森田志保氏の踊りでは、そんな描写は一切していないにもかかわらず、日常の家事をやっているような姿さえ、その踊りにダブって見えた(これは私の幻想だ)。もはやこれは「踊り」というカテゴリーではないのではないか。ジャン・サスポータス氏も立っているだけで、ある悲哀を帯びている。
二人の踊りは存在そのものの提示のようだった。それは踊りのようでいながら音楽のようでもある。4人で音楽を奏でていたのではないか。それは4人で踊りを踊っていたと言い換えてもいい。

即興と音楽/ダンスのことを考える。即興とは人間がそれぞれに自立した時間を生きているのかどうかということが重要なのだと思う。それは自分の殻に閉じこもり自分だけの時間を生きるのではなく、または他者や環境(流れ)にすべてを委ねて自分を無くすことでもなく、確固とした自分を持ちながら、他者と対話をしていくことなのだろう。
驚くべきことに、この4人の表現者は、スタイルの違いを越え、ジャンルの違いを越えて、そのような対話を成り立たせていた。
その点が共通していた。即興とはそういうものなのだな。

オールラストでは、女がウェディングドレスを着るような場面があった。これは結婚の暗示だろうか。それを見ながら、私は齢を重ねた2人の姿を想っていた。
本当に素晴らしかった。
雨ウツ音ナリツヅ9日々

雨ウツ音ナリツヅ9日々

tetsutaro produce

Geki地下Liberty(東京都)

2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

雑味も・突っ込みドコロも多く感じたが・・・・
様々な戦争史実を舞台上に視覚化したコトを強く評価したく思った。
戦争というものに少しでも興味あれば・・・無くてもだな、
是非とも見た方がよいのではと思ったです。
(原爆資料館みたいに思えたっすね)
(表現が過激だと言われてマイルドになったんだっけ・・・)

舞台の設定では沖縄の話となってます・・・・
でも今でも戦後は続いているんだよなぁ・・・とか、
いろいろと考えされられた1時間50分強でした。

ネタバレBOX

週刊モーニングで載せてた戦争もの漫画で、島民をマラリア蚊の蔓延する島に追いやる話があったが。家畜等を勝手に処分して追いやる話もやってたですなぁ。実話だと思うとホントやるせないです・・・。戦争は嫌です。

ちなみに静脈注射では青酸化合物つかうよりも塩化カリウムとかですよねぇ・・・
(青酸は経口摂取により胃内塩酸と反応生成した青酸ガスを吸入することによる中毒死です)

ナイフとかが現代風だし・・・、敵国のサイドアームはガバメントにして欲しかったなぁ。

傘をライフルとかに見立てた使い方は雨というタイトルにも合わせて巧い演出だと思えたデス
40minutes VOL2

40minutes VOL2

TABACCHI

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/30 (土)公演終了

ゆれた!
演劇界において、人気と実力を兼ね備えた有力団体を3団体とのことでしたが私が知っていたのは1団体だけでまだまだ知らない劇団がたくさんあると実感しました。全くテイストの違うお芝居で評価は難しかったですが私なりに1番良かったところに1票入れました。ある団体のお芝居の最中に技術的な問題が発生し、観客に伝えきれなかったのは残念なことでした。

分かれ道ジャッジメント

分かれ道ジャッジメント

KAMAYAN

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/05/28 (木) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★

意外な展開が・・・
“群像コメディー”としては、なかなかいい感じだが、物語にドラマが足りないかな?と思った。

意外な展開とかがあると、作品としてのクオリティーがもっと高くなるんじゃないのかな~。。。

“笑いのセンス”は、けっこう私好み。

次回公演が気になりますネ~。

ゴベリンドン

ゴベリンドン

おぼんろ

吉祥寺シアター(東京都)

2015/05/21 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

同じ脚本なのに
初日に観に行って以来の2回目。初日のなんとなくぎこちなく感じた動きが全くなく、あの豊洲の工場とはまた違った面白さが出てきた。同じ脚本なのに同じセリフを聞いているのに、観に行くたびにどんどん魅力が増していくようだ。初日から完成度の高い芝居を観せるのが、通常当たり前だと思うけど、このおぼんろという劇団の役者たちは、それがいいのか悪いのか、回を重ねるごとに新たな印象を持たせてくれる。今回は、特にゴベリンドンの動きが心に残った。一緒に行った友だちがすごい運動量だね、と言っていたが、うなずける。この先どうなるのか、少なくとももう1度は観に行きたい。初日に行った人たちに、もう1度観に行くことをおすすめします。

僕は父のプロポーズの言葉を知らない

僕は父のプロポーズの言葉を知らない

劇団フルタ丸

小劇場B1(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

フルタ:フルカラー
初演一夜にして 四つも『観てきた』があるなんて。
良い意見:悪い意見は別として スゴイ事だと思います。


(注)ネタばれボックスは 今回ネタばれ色が強いため 
行かれる方はあけないことを お勧め致します。

ネタバレBOX

チケットプレゼント ありがとうございます☆


他の方も書かれてますように 身内なのかファンなのか   
不自然に笑ったり笑いすぎたり ダイナミックなお客さんが ままいる。
本来 そういうのって自分はシラーっとしてしまうのですが 
フルタ丸は まだ許せるほう。
それについては 下に書かせて頂きます。


『アンタあの子のなんなのさ』 って 面白かった (笑)


追う男(宮内勇輝)と 車掌さん(宮内勇輝)が 同じ役者だったなんて・・・。
同じ人に見えなかった。
追う男は 存在が気になるし 昭和のヤンキー?っぽいしゃべり方が 良かった。


フルタさん 作・演出・役者とされてますが 誰も書いていないのが不思議なくらい 演技もなかなかでした。
お笑いの何かやってる方なのでしょうか?
フルタさんがしゃべると 間なのかなんなのか 面白くなるし。
暗転に入る前の オチが しっかり作られている。
ただ桜とチューリップの間違いは やりすぎだと思う。


それから 電車でお母さんと出会うシーンは 
お父さんは車掌さんとして仕事中なのに 長すぎて不自然に思いました。
だけど エレベーターガールをしてる お母さんを観に行った時の お父さんのあのリアクションは好きです。真帆さんの演技も好き。


民宿:田口屋の息子(フルタジュン)
『民宿からすれば ここホテルは敵であり 第一線なわけだから 
だから経費を圧迫するべく 自分はサービスのコーヒーを 一杯でも多く飲んでいるのだ!!』
(言葉は違うと思いますがそんな台詞だったと思います) あれ好きだ。


あと2役なのに A役から着替え無しでB役を『この服買ったの』と 続行しちゃうところとか。 
1人3役のため 誰が誰だかわからなくなって 
最後なんて プラカードに名前を書いて もう出しちゃうなど ちょいちょい斬新 ☆


気になったのは、この話を作られたフルタさんが 
何故父親のプロポーズの言葉を テーマにあげられようと思ったのか?
コリッチの紹介文にも そこをかけば良いのに~と 思いました。
 

この作品は笑いのエッセンスも強く 笑いやキャラに集中すると 結構充実してみられたような気がしました。
(但し 笑う場面でないのに笑うとか そういうのは除外して)。
それと なんとも温かみがあるから 好感持てるのですよね。
ただ他の方も書かれてるように 最後あっさりしてるのは物足りなかった。


それと 案内のスタッフさん 
私が落とした紙を即座に拾ってくださる とても気づかいのよくできた方でした。
しかし 入り口入って1メートル先の段差では そこを通る半分以上の人が つまずいてるのに そこは指摘しないという・・・。
めちゃ丁寧なのに そっちは言わんのかい☆ みたいな (笑)
なんとも カワイイ人たちでした。 
 

ロストマンブルース

ロストマンブルース

SANETTY Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

とにかく観てほしい!!
たぶん、初演観てても、観てなくても知ってる役者さんが
いなくても、楽しめるはず!
だって、そこには役者はいないんですから!
バンドのギターボーカルのリーダーや、その家族、
ライブハウスのオーナー、その他何かを無くした客達がいます!
それくらいその世界にのめり込めました!
それくらい素晴らしい役者さんが集結してます!
何を隠そう3日連続3回目の観劇!観劇というのもなんか違う!?
だけど素敵な時間を過ごせます!

ロストマンブルース

ロストマンブルース

SANETTY Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上でした!
キャストの予想は大友さん、高橋さん、平山さんが違ってたけどこれが大正解でした!初演を観ていてハードルを高くしていたつもりだったのですが、やっぱりプロって凄い。初演の曲も好きだけど内容にリンクした曲になってて良かったぁ。平山さんが今まで見たなかで一番可愛い役でとても可愛かった!本当に凄いキャスト陣です。あと2回観られる予定がとても幸せです!

花園Z

花園Z

20歳の国

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/05/21 (木) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

これは絶対 生で観ないと!
23日の不良verに続き、童貞verを観劇。どちらもラグビーシーンがあるけれど、エキサイティングを好むなら童貞ver、男子高校生の裏表をじっくり見るなら不良verかな。HPでダイジェストが見れるけど、会場では全然迫力が違うので是非生で観てもらいたいです!役者さんも素敵な方ばかりでした。

『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

ロズギル上演委員会

OFF OFFシアター(東京都)

2015/05/04 (月) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

マイ楽でした。
20日ぶりに劇場に入ったら、舞台セットに使われていたハムレットや王様、女王、オフェーリアの衣装や額縁にくもの巣がかかっていて、上に張られている布なんかも汚されていました。面白いなぁと思いました。
この劇場で、彼らの時間は繰り返されていました。でも、外の世界の時間は流れていた・・・・。
ハムレットの脇役に焦点を当てた物語ですが、ふっと思ったのは、私たちがこの世にいること自体、彼らと同じようにどうしてこの場所で、この状況で、この人生なんだろう・・・・と言うこと。
「退場するということは、どこかに登場するということ」という台詞がありましたが、死ぬということはこの世からの退場で、またどこかに登場するのかもしれないですね。それは、誰にもわからないけど。
こんなことを考えた今日の舞台でした。

ロストマンブルース

ロストマンブルース

SANETTY Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

ぜひ!
初演は見てないのが良かったのかはわからないけれど、とにかく面白かった!
個人的にはキャストさん、脚本、セット等全部好きだった(^^)
話の繋げ方が特に好きだった。
今一押しの舞台です!
見なきゃ損損!

愛でもないし、youでもなくて、ジェイ。

愛でもないし、youでもなくて、ジェイ。

アナログスイッチ

シアター711(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

もやもや感がいい。
可能性を求めて都会に暮らすか、生まれ育った地元で友人に囲まれて暮らすか。それぞれの人生を背負う同級生たちのシットコム、楽しく観劇しました。このテーマで一本脚本が出来ちゃうというすごさ。というか、あれですね、脚本そのものが落としどころを求めて右往左往している感があり、それが巧まざる面白さになっていて(巧んだ結果なのかな?)共感を呼ぶ。とはいえ、実際はここまでは紛糾しないだろうな~。それでも帰省すると何となく話が合わなかったり、違和感を感じたりするのも事実だし、そのくせ自分のルーツは生まれ故郷にあると自覚させられるのも事実。この辺のもやもや感を実にうまく捉えた舞台でした。

ネタバレBOX

う~ん、地方の男性陣の声量がすごすぎてちょっと疲れた。地方人の声は大きいという設定なのかな?小さな劇場なのできちんと調節してほしい。
40minutes VOL2

40minutes VOL2

TABACCHI

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/30 (土)公演終了

満足度★★★★

ゆれる
40分という短い時間の中でなにを表現するのかできるのか。各劇団テーマを咀嚼して演じている。中でもチャリT企画のリーディングともいえる作品は大変興味深いものであった。

Without you No life

Without you No life

ラチェットレンチF

シアター風姿花伝(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い!!
「ラチェットレンチお得意の、過去と現在の入り乱れる息もつかせぬハイスピード・カットバック・サスペンス。  シリアス成分多めでお送り致します」の説明通り、最後まで飽きさせることなく観(魅)せてくれた。
サスペンスであるから緊張感ある場面展開はもちろんであるが、時々入るコミカルな演出が妙にマッチし、公演全体を通じて圧迫感ではなく娯楽性という媚薬を嗅がされたようだ。
ちなみに劇中にも...。

ネタバレBOX

謎解きの糸口になるのが、犯人がつけている香水。

さて、物語概要は解説に記されているが、警察機構、マスコミの報道姿勢を事件の背景として描き、そこに隠された問題を抉り出す。この物語(娯楽)性と問題(批判)性をうまく融合させた手腕はすばらしい。どちらか一方でも、単にストーリーを追うだけになり、問題の主張ばかりしても面白みに欠けるし、印象がうすい。その点、ストーリーにものめり込めるし、その主張は一面鋭く、かつ人間らしさも含んでおり温かい。

サスペンス&ミステリーの要素が濃い分、舞台から目が離せない。脚本が見事であると同時に、そのストーリーがカット・バックであっても理解しやすい工夫がしてある。多くの場面が設定され、その転換をスムーズにするためキャストの立ち位置や照明によって状況と雰囲気を変える。そしてあまり暗転を利用しないことから、観る集中力が保てたのも嬉しい。

キャストの演技は、昨年(2014年)「落伍者。」(池袋演劇祭優秀賞)を観ており、その力量は知っていた。やはり個々のキャストの力もさることながら、そのバランスのとれた芝居…安定感がこの公演の魅力であろう。

次回公演も期待し、そして楽しみにしております。
 
ロストマンブルース

ロストマンブルース

SANETTY Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ないと勿体ない。
泣かずにはいられなかったです。最初に感じる違和感や、あれ?っていう腑に落ちない感覚が、最後には全部がちゃんと解る。物凄い切なさと一緒にどんどん納得していく。この雰囲気は、とても久保田さんらしいけど、ロジカルというよりもエモーショナルで、役者陣の熱量が本当に素晴らしかった。
途中・・・というか、初日の1週間前に降板なさった方が居た事も影響しているのでしょうが、空席がまだあるんだそうです。
このストーリーで、このキャスト陣で、今年無くなると予定されてる笹塚ファクトリーで、観に行かないのは絶対に勿体ない。
迷っているなら、本当に観に行ってほしい。

いつも眠るまえに

いつも眠るまえに

Pityman

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

真摯
真面目に問題に取り組んでいました。

ネタバレBOX

腹を痛めて産んだ赤ちゃんに執着してトラブった代理母の話。

施設の世話係の女性が、当該代理母の気持ちも理解できるようになったと心の変化を訴えていましたが、そんな初歩的なことについてはケーススタディで研究して納得しているはずなので、ちょっと安直過ぎるかなと思いました。そして、お腹の子に声を掛けないなどの指導は仲間同士ではなく、施設の職員が行うべきだと思いました。

裁判の結果は、精子提供者の父に親権が認められ、卵子提供の母、即ち妻には親権がなく、産みの母に親権が認められたとのことで、なるほどよく知っている例も養子で処理したんだっけかと思い出しました。

四季口調が少し気になりました。

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