福子、福ちゃんの夜明けに飛べ
enji
吉祥寺シアター(東京都)
2023/04/27 (木) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
昭和44年の王子のアパートでの群像劇、グッときました。何だかんだ言っても、この時代は未来への希望があったんですね。う~ん、懐かしい(自分は幼稚園児でした)。
熱海殺人事件「4作品同時公演」2023
カガミ想馬プロデュース
バルスタジオ(東京都)
2023/04/19 (水) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/04/30 (日) 12:00
#カガミ熱海2023 売春捜査官を観劇 中2日で代役(主演の)を成し遂げた半仁田さんのお芝居がどうのこうの触れるのはなんか野暮ですが、「鬼気迫る芝居とはこういうものか」と思えるシーンなどもあり。見られて良かった。
葛飾ナンバー
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2023/04/26 (水) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
密室脱出モノ。タイトルが軽くネタバレしているのかと思いきや、意外性あり。ただ、如何せんお笑い部分が好みじゃない。今時、女性の見た目に関するネタが多いのもなぁ…。
「キムンウタリOKINAWA1945」「OKINAWA1972」【4月6日(木)19時の回の公演中止】
流山児★事務所
ザ・スズナリ(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/23 (日)公演終了
実演鑑賞
流山児×詩森ろば舞台は、第一弾「OKINAWA1972」、数年後の「コタン虐殺」を観た。今回はその続編的・総集編的公演のようで観たいが二つは厳しい。「OKINAWA1972」の方は概略分っており、アメリカ世(ゆ)から「本土返還」までを時代設定とし沖縄ヤクザという題材のユニークさ。「知らなかった」知識に触れた「面白さ」が評価の大半だったので(書き直したとは言え)骨格は変わらないと踏んで「キムンウタリ」に絞った。
結論から言えば、やはり自分の肌に合わない作品を作る人だな、という感想。何がそう思わせるのか・・。宮台真司によれば「芸術は痛みを伴うもの」。演劇はどうか。現実に傷ついた人の心を慰撫する演劇も立派な芸術だが、本当に感動した舞台は現実の(真の)「痛み」に届いている。ただし宮台氏は「痛み」を「刺す」「不快」とも言い換えていて、フィットするのは「不快」である。快感という甘味にまぶして薬を飲む喩えで言えば、快感より不快が上回る。詩森ろば氏の舞台のこの「不快」から、私は色々と考察を余儀なくされても来た。今回も、不快の源を考える。
詩森氏は劇作家である前に「演出家」と自認する、とは何度か(トーク等で)耳にしたが、この「演出」が肌に合わない、と感じる事が過去幾度か。感覚的なものだが、自分にとってのそれは例えば、客席に向かって俳優が喋る(ナレーション)台詞・演技が多い。そしてダイアローグでない台詞の時間を舞台上で「持たせる」ためにリズミカルに、時に歌に乗せて、何らかのアクションとセットで言わせる。「埋めてる」感が嫌である。それは自分が言葉を理解したいと考えるからか・・。演出意図は恐らく「説明言葉が理解できない」観客層に配慮しての事だろうと思うものの、ノリノリで言わなくとも、普通に説明すりゃいいじゃん、と思ってしまう。
劇中人物としての発語に感情移入させないために持ち込む異化効果は例えばどんでん返しとして、またはディープな芝居の息抜きとして、現代演劇でも用いられる一般的な手法だが、これは、「芝居を観て解決しても(カタルシスを覚えても)現実の解決にはならない」という社会変革を志向したブレヒトの「思想」を超えて、汎用性を持ったという事。しかし詩森氏はこの「異化」の元来の趣旨を感覚的に導入しているのかも知れぬ。
・・仮説はともかく、今回「不快」であった理由は、その構造にある(いや構造そのものは優れているのだが)。
SEXY女優事変
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2023/04/25 (火) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
おっとこれは・・現代を描くとこうなるか。という新鮮なドガドガプラスの新作。「現代日本」を盛り込み切れず、皿からこぼれている。一方、性風俗と親密な距離にある望月氏がAV新法という悪法をトリガーにまっすぐな愛情を見せるのが、業界で真摯に葛藤の中で働く者たちの描写。音楽・歌と踊りは相変わらず中々である。平均年齢が低そうな女優陣の健気に演じる姿が題材と重なってくる。受付にCDが置かれ「追悼野島健太郎」と紙があった。音楽担当のこの人は映画にも携わり、望月氏との接点はそこだったか。残した楽曲を構成しての今回の舞台だったか、遺作となったのかは不明。
ハートランド
ゆうめい
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2023/04/20 (木) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
久々のゆうめい観劇。最初に観たのが数年前下北演劇祭の若手をピックアップする下北ウェーブに登場した1時間作品「弟兄」。自伝的要素があり一発屋な感じも持ったのだがその後尽きる事なく作品を出し、「イタイ」世界を構築する。見逃し多くそれでも今回4作目、芸劇での公演、出演陣もちょっと気合の入った面々という事で気になっていたが、当日たまたま時間が出来たので運よく観劇したら、秀逸。中央にドカンと高い岩場のような装置があってこれが一軒の建物で、下手側の階段を上って玄関、待合室、カウンターバー、奥が居間と段々低くなる感じで、具象が多い割に戸をエアでやってたり、プチ変則な約束事をちりばめた奇妙演出が、独特な端折りで話が進む(後に勿論つながる)進み具合も、場面単独のディテイルのリアリティで見せてしまう。
終盤「音楽」でクライマックスは以前の作と重なり、持ち味。そこはズルいが、見事に嵌まっていた。(作者の熱い部分は台詞でなく歌とか、そういうのに代弁させたいタイプ?) 殺伐とした現代の風景を基調に、その底流に通う人間の血の温度を、その可能性を見せる。「ハートランド」の字体がよく見るとホラー系。ディストピアでの人間の棲息風景、にも見える。
ブロッケン
ゴツプロ!
新宿シアタートップス(東京都)
2023/04/21 (金) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い。
なぜか関西弁、の人物がゴツプロ!の主宰?(そのあたり詳細知らず) 兄役の彼と弟を主役に、人生半ばにして迷走する男の「今」を描く。深井邦彦氏作品を少し前のツケヤキバに続いて吟味する回、でもあったが着実な仕事を重ねていると実感。
特徴的な人物(ちょっと居ないがどこかには居そう)と彼らを取り巻く人々が、最後に群像の画を結ぶまでの軌跡を描くわけであるが、構成される場面を面白エピソードに仕立てる技師であるのか、むしろ散文(小説)を書くテンポから生み出されて来るものなのか・・。
俳優がうまい。早々に死んだ叔父さん(有薗)がちょいちょい出て来て何か言うのが美味しい。母(岩瀬)の娘との距離感と、最後に今自分が言える言葉を探しつつ語るのがいい。わけわからん!と周囲に言わせながら貫き通す兄(大塚)のキャラが強靭。割り切った娘(泉)が最後の最後に湧き出る不条理の思いに身を任せるのがいい。
CAREFUL CARE ケアフル・ケア
劇団Turbo
駅前劇場(東京都)
2023/04/26 (水) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
感想遅くなりました。私は面白かったです。内容である一定以上の年代の方しかわからないところがあり、わからない人はわからないんだろうなと思って拝見してました。私はその年代に入ってるので、十分に楽しめました。映像をうまく使ってよかったと思います。テーマとしては難しいものですが、明るく楽しく見せてくれて楽しかったです
SEXY女優事変
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2023/04/25 (火) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
久しぶりの新作&現代劇!
ドガドガプラスらしく、ダンスに歌も素敵です。
タイトルはスゴいけど、下品さはない。
続く4作品もとても楽しみ。
騙されざる者たち▶Reboot
LAPITA☆SHIP
ザ・ポケット(東京都)
2023/04/26 (水) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
CAREFUL CARE ケアフル・ケア
劇団Turbo
駅前劇場(東京都)
2023/04/26 (水) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
老人介護をテーマにした物語…老いらくの恋が絡むが、何とも清々しく温かい気持にさせる喜劇?
歌、ダンス、映像をもって観(魅)せようと工夫するところには好感だか、それが有機的とは思えなかった。
物語はグループホームに暮らす おばあちゃんとその施設に隣接するデイサービス施設に通う おじいちゃんの恋バナ、何と2人は高校の同級生で今86歳なのだが…。
グループホームには6人のおばあちゃんが暮らしているが、その役名に担わせた 高齢者らしい行動が少しコミカルに描かれる。しかし「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」(永六輔)を思い出し、素直に笑えなかった。物語は面白いが、描き(演じ)方がぎこちないのが憾み。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし)
福子、福ちゃんの夜明けに飛べ
enji
吉祥寺シアター(東京都)
2023/04/27 (木) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
UNION
TremendousCircus
音処・手刀(チョップ)(東京都)
2023/04/23 (日) ~ 2023/04/23 (日)公演終了
PARADURE -パラデュール-
壱劇屋
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/04/22 (土) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
壱劇屋さん、久しぶりのセリフありの舞台。
やっぱり個人的にはセリフアリ派!!
セリフがないとストーリが追えなくなるんです。。。。
福子、福ちゃんの夜明けに飛べ
enji
吉祥寺シアター(東京都)
2023/04/27 (木) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
Please just a minute
劇団スクランブル
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2023/04/27 (木) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
若者ダチへ
ジャパニーズ生活
イズモギャラリー(東京都)
2023/04/27 (木) ~ 2023/05/01 (月)公演終了
デンジャラス・ドア
爍綽と
浅草九劇(東京都)
2023/04/26 (水) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/04/29 (土) 17:00
ちょっと感覚がおかしな会社員と危険なドアの話。
繰り広げられる会話のすれ違い具合や、行動と言語のバランスがずれていて面白い。
そして、デンジャラスなドアが迫ってくる迫力があった。
古典芸能 演劇 『道行再考』全幕通し上演
道行再考
AI・HALL(兵庫県)
2023/04/29 (土) ~ 2023/04/29 (土)公演終了
満足度★★★★
歴史モン
ビックリしたのは、演者だけでなく客の年齢層もめっちゃ高い
僕が凄く若くみえた‼️
内容は特に歴史的なバックグラウンドがなくても楽しめルが、日本史選択者には深く楽しめると思う
コスパは良かった‼️
テンリロ☆インディアン
feather stage
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2023/04/26 (水) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かった。
さすが松本陽一さんといったところでしょうか。
本作が初舞台の方も居られたようですが、観劇中は違和感を感じなかったし、後でTwitterで知って、「そうだったのか」と思う程度で演技が下手だとかは感じなかった。