
珈琲豆と機関銃
演劇ニッケル
御浪町ホール(岐阜県)
2015/10/17 (土) ~ 2015/10/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
ミステリアスでありながらも、ポップでテンポ良くコメディアス
微妙にシチュエーションや人物を変えながら繰り返される問答はミステリアスでありながらも、ポップでテンポ良くコメディアス。分からなくても楽しめる二面性があって上手い。また、役者さん達の表情のオーバーアクションが見てて心地良いんだよね、楽しい。
役者の出所なんかも私にとっては初めてみるスタイルで、ちょっとお遊び的にメタ構造にする辺りも好きだな。岐阜では一番のお気に入りなので次も期待。

ら・ら・ら
劇団朋友
三越劇場(東京都)
2015/10/16 (金) ~ 2015/10/16 (金)公演終了
満足度★★★★
ウェルメイド・ドラマとしての洗練
劇団朋友の名前には馴染みがあり、いくつかの過去演目を覚えており、予約して観劇する寸前にもなったせいか一度は観た気で居たが、実は一度も観劇していなかった。が、想像していた通りの雰囲気を持つ劇団、舞台だった。「よく出来たホームドラマ的な芝居」を、観たいと期待し、その期待通りの芝居を、意外にも休憩を挟んだ(25分!)二幕構成でゆったりと、観劇できた。そして芝居の質としては洗練の域で、本の面白さもあるが、役者が十全に、破綻なく「らしい」庶民のそれぞれを演じ分けていた事により、意外にも(?)「真に迫った」芝居の瞬間を作れていたのだ。コーラスグループのメンバーとその家族(凡そはメンバーの抱える問題が会話の中で言及される)の話だから、「歌」は出てくるのだが、ミュージカルテイストにはならない。働いてたり定年を迎えてる庶民が作る地域のささやかなコーラスグループの、実にリアルな、バタ臭いドラマなのである。歌は二曲がフルコーラスで歌われる。真面目に歌っていて、そこそこ聞けてそこそこ素人臭い絶妙さが良く、選曲が良い。特に二曲目。だが決して「歌」に頼った感はない。深刻な社会問題をストレートに扱ったりしていないが、しっかり身につまされる部分が作られている、うまく出来た芝居。

幽玄音楽劇「ロミオとヂュリエット」
鮭スペアレ
ザムザ阿佐谷(東京都)
2015/10/20 (火) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
-
戯曲であり舞踊であり人形劇であり。聴覚、視覚に加え古民家の雰囲気も味わった。台詞と謡で進行するところなど、歌舞伎の義太夫狂言を思わせる。
![死神シリーズ[観覧車編]★ラストスパートイベント](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/548/stage54803_1.jpg)
死神シリーズ[観覧車編]★ラストスパートイベント
満月動物園
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2015/10/08 (木) ~ 2015/10/08 (木)公演終了
満足度★★★★★
ここでしか見れない。
インディペンデントシアター1stで満月動物園ラストスパートイベント!劇中歌ライブ&ミニシアター 死神(河上由佳さん)と疫病神(諏訪いつみさん)前説からのオープニング(西原 希蓉美さん)
ここでしか見れない、
疫病神の諏訪さん。
倒壊する観覧車で落ちる表現をする西原さん。
死神の河上さんと3人の絡み、サンタ、トナカイ。
見たかったんですよ、良かった面白かった。

対ゲキだヨ !全員集合
MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)
ナンジャーレ(愛知県)
2015/10/16 (金) ~ 2015/10/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
劇団の繋がりで興る企画はやっぱりノリが良い
他地域の劇団を呼び込む企画は本当に嬉しい。三重とか芸文とか劇場主体のも頑張っているけど、劇団の繋がりで興る企画はやっぱりノリが良い。制作・前説・幕間から企画としての一体感があって、観にいった・・・じゃなくて、参加してきた感があって楽しかった。対ゲキ、流行らしてよ。以下、個別の感想
■R.U.R.外伝〜突撃!隣の晩プルトニウム〜(短距離男道ミサイル)感想】 イロモノという言葉ではとても片付けられない。もはや人間を捨て去ったと言っても過言では無いがw、多人数で統率されるとパフォーミングアーツなんじゃないかと思えてくるから不思議。客席を世界に引き摺り込むイントロも巧妙で良かった。WARNINGなんか癖になりそう~。最後、あっけにとられて観客が拍手できなかったのが印象的でした。紛れもなくインパクトNo.1
■新興宗教ワタシ教(オレンヂスタ)感想】 唯一、家族のテーマにマジで切り込んできた感あり。ワタシ教は妙に納得できるし、昨今の孤独というものを深く考えている。が、この対ゲキにあっては纏まりすぎてパワーロスしてるかも。文乃さんの演技、怖くて良い。鍋叩くの楽器的で意外に心地良い。
■新幹線も弾く毛布と愛おしい明け方 愛の囁きなど要らぬ。眠い(コトリ会議)感想】 劇団名に騙されたw 1つ穏やかな劇団が紛れ込んだと思っていたら、結構とんでもなかった。床下はとても映像化できないダークさだし、それでいて「フェブラリィ・ジョン!」は爽快感あり。不思議な劇団。

ハワイ
INUTOKUSHI
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2015/08/18 (火) ~ 2015/08/26 (水)公演終了
満足度★★★★
によってちゃあんとハワイにして終わるのにはもう口が塞がらず
開演前からタイトルにそぐわない舞台美術だと思っていたが、開演するとタイトルらしからぬどころか犬と串らしからぬ(←偏見(笑))シリアスな内容…。
が、次の場に進んで笑いが増えて「なるほど」と思うもまだタイトルとの関係は思い当たらず。
そうしているうちにσ(^-^)の好きな“あるパターン”になり、それでもハワイとの関連が想像できずにいたら、「まさかのワザ」によってちゃあんとハワイにして終わるのにはもう口が塞がらず(笑)。ヤられたなぁ。
あと、美術も特筆モノ。
なお、第1場のシリアス場面、あのままのカタチで膨らませた中編か長編を機会があれば観てみいとも思う。

この中から3つ
電動夏子安置システム
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2015/10/21 (水) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

舞台映像上映会&Ustream放送番組 満月動物園『ツキノウタ』
SP火曜劇場
天劇キネマトロン(大阪府)
2015/10/21 (水) ~ 2015/10/21 (水)公演終了
満足度★★★★★
赤い毛糸は未来へ継がれる。
やっぱり家のパソコンで観るのとは違う。 赤い毛糸、貧乏神は人類最後の人類の走馬灯 母の想い 鹿太郎の孤独 未来へ受け継がれる、赤い毛糸、面白かった。
死神のセリフは編集しにくいらしい、
死神は抑揚のないせりふ回しで感情を入れる。
満月動物園 次回12月公演 「ツキノヒカリ」 フライヤーを頂きました。
楽しみ!!

底ん処をよろしく
東京ストーリーテラー
高田馬場ラビネスト(東京都)
2015/10/19 (月) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
Aチーム観劇
相変わらず久間氏のストーリーはすばらしい。
その細やかな描写と、巧みなストーリーテラーぶりの評価は、大勢の方々が書いておられる通りで、既に書き尽くされたと思われるほどの賛辞が並んでいるし、自分としても、まさにごもっともと追随するばかりである。

或る日、或る時
森組芝居
座・高円寺1(東京都)
2015/10/17 (土) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
テンポが良い
暗転を上手く使ってテンポ良く進み、引き込まれた。
三波豊和はさすがの歌唱だが、西崎緑の舞踊が特に巧いとは思わなかった。

Obtain~over the horizon~
風凛華斬
シアター風姿花伝(東京都)
2015/10/22 (木) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
満足度★★★
迫力満点!
大海原を目指し、幽霊船のゾンビたちと戦うトレジャーハンターたちの冒険活劇は、とても楽しかったです。
全力疾走!なエネルギッシュな舞台でした。
照明がちょっと単調だったので、もっと工夫があっても良かったかも。

モーツァルト/歌劇『フィガロの結婚』 ~庭師は見た!~ 新演出
東京芸術劇場
東京芸術劇場 コンサートホール(東京都)
2015/10/24 (土) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
オペラと演劇の融合
制作発表の時に野田秀樹さんが言っていた、「オペラと演劇の融合」を十分に堪能できた。さらに、イタリア語と日本語のシームレスな歌唱、そしてせりふ。欧州で生まれ育ったオペラが、大和撫子と結婚したような舞台だった。
フィガロを「フィガ郎」とするネーミングは、発表の時は違和感を感じたけれど、実際に見てみるとすんなりというか、ぴったり来るから不思議だ。「庭師は見た!」という副題のように、庭師アントニオ(アントニ男)を狂言回しに使い、舞台は純和風。和風なんだけど、伯爵夫人の洋装はまったく違和感がなく溶け込んでいる。
このあたりが百戦錬磨の野田さんの演出だろう。さらに、オーケストラピットが客席からきちんと見えて、指揮者の井上道義さんのタクトも堪能できる。
見ないと損!と申し上げます。

メビウス'15 月下人魚'15
劇団ショウダウン
船場サザンシアター(大阪府)
2015/10/09 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★
『月下人魚』 ピュアな心に感動…♪
林遊眠さん初の「一人芝居」の再演♪
一人芝居の原点を見た気がしました。
マンホールの底から見た人間の世界は…。
魚に育てられ人魚は…、人間になれるのか…。
イヴと名付けられた人魚は…。
両親の想い、愛する人の想いとは裏腹に、国家の思惑がイヴを追い詰めてゆく…。
追伸、遊眠さんの休憩時間、「メビウス初演」や「パイドパイパー」や「千年のセピラ」の一コマを紹介いただけました♪
全然、遊眠さんの休憩になってない!ですが、とってもお得なひとときでした♪
ラッキー!
人気が高い、遊眠さんの一人芝居「ウィンドミルバレー」も観てみたいものです♪
次回「錆色の瞳、黄金の海」の再演もとっても気になります♪

ダブリンの鐘つきカビ人間
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2015/10/03 (土) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
後藤さんの凄さを痛感して、嬉しくなる
以前、中越さんがおさえを演じた舞台を観ているので、彼女以上のおさえは観られないだろうと、観劇を躊躇したものの、吉野さんの演技を観たさに、行きました。
CDに参加して頂いた頃は、まだ駆け出しの俳優さんでしたが、ここまで、存在感ある、中堅役者さんに成長されて、感無量でした。
篠井さんとのコンビネーションも抜群!
真奈美役も、以前の土屋さんの舞台向きでない発声法には、辟易した思い出があるので、今回の千弘さんのしっかりとした演技には、ほっとさせられました。
こういう作品に、村井さんや、篠井さんのような、重鎮がご出演になるのも嬉しいし、お二人が、真摯に役に向き合って演じられている姿にも、好感が持てました。
存在感の薄い役者さんと、ベテランの役者さんのアンバランスは、やや気になりましたが、全体的には、大変、楽しい舞台になっていました。
小西さんの、コメディ役者の資質にも、驚きます。
でも、一番、驚いたのは、あの、諸悪の根源政治家を、揶揄する台詞があったことでしょうか。後藤さんのような演劇人が、あちこちで、こういう台詞を書いて下さったら、対岸の火事と思っている、たくさんの日本人を啓発することに繋がるのではと期待してしまいます。
時々、役者として、登場する、後藤さんのラフな佇まいには、本当に、心が癒されて、感謝します。

リクレイムド ランド
Oi-SCALE
駅前劇場(東京都)
2015/10/21 (水) ~ 2015/10/26 (月)公演終了
満足度★
やっぱり
脚本・演出家が表に出てきてしかも重要な役どころを担うパターンは失敗が多いです。
重いテーマなのに自己満足だけの芝居になっているように感じて何も伝わってきませんでした。

ミュージカル『スコット&ゼルダ』
ホリプロ
天王洲 銀河劇場(東京都)
2015/10/17 (土) ~ 2015/11/01 (日)公演終了
満足度★★★★
ダンス!タップ!
ストーリー的にはあれだけど、中河内さんとアンサンブルのキレキレのダンスや、盛りだくさんの見せ場あり。ウエンツさんの狂気と喜怒哀楽の表現、濱田さんの安定した歌唱力、虫のハプニングなど自分的には満足。

大逆走
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2015/10/09 (金) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
満足度★★★
別世界なので。
なんでもありなんですよね。基本の装置と舞踊は理解しやすいんですけど、なんか置いて行かれた気分でした。キャストさん方の個性、ひとつひとつは安心です。

ナイゲン(全国版)
アガリスクエンターテイメント
元・立誠小学校(京都府)
2015/10/09 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
話す 話し合いましょう。 面白い、名作です。
面白い設定の物語 青春の思い出 文化祭 人間の本性が観える 無関心 言葉の非情 論破 詭弁 恋心 浮気 世代が変わる。 昔 一年間週2回8人で話し合った事を思い出す 立ち位置 譲れない 熱くなる 本末転倒 議決時間 思い出した。 話す 話し合う 議論 論破 妥協 3年の思い出 1年のやる気なさ 恋心がきっかけ 話し合いましょう。 面白い、名作です。

みそとせ!
劇団すごろく
新宿シアターモリエール(東京都)
2015/10/15 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

マンザナ、わが町
こまつ座
紀伊國屋ホール(東京都)
2015/10/03 (土) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
意義深い上演、鵜山演出最高!
恥ずかしながら、井上戯曲に、こんな名作があったことを今まで知らずにいました。
内容も知らずに、キャストの組み合わせの妙に惹かれて、チケットを買いましたが、これは、見逃さずに済んで、大正解でした。
日系人も、強制収容所に軟禁されていたことを、どれぐらいの日本人に周知されているでしょうか?
このどうしようもない、政権政治の時代だからこそ、こういう舞台を観て、考えることが必要だと、改めて、舞台芸術の凄さを体感できる作品でした。
出自の異なる、5人の女優さんの競演が、鵜山演出で、光を放ち、日本人全員に観てほしい、珠玉の舞台になっていました。
やはり、井上戯曲は、鵜山演出だと、素晴らしい!!懐かしい童謡も、胸に沁みました。
いつまでも、日本人であることを誇れる国であってほしいと、切望させられる舞台作品でした。