最新の観てきた!クチコミ一覧

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暗闇演劇 「The Light of Darkness」

暗闇演劇 「The Light of Darkness」

大川興業

ザ・スズナリ(東京都)

2015/10/10 (土) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

気配を楽しむ!
前回本公演(第38回)は完全な暗闇劇であったが、今回は薄光で舞台の様子が何となく観える。芝居は観るもの…確かにそうだが暗闇劇も素晴らしい。観えないがゆえに、神経を研ぎ澄まし集中する。その緊張感が心地良い。

ネタバレBOX

3つの話がしだいに修練し、最後には心温まるような大輪を咲かせるような物語。そして観えないがゆえに、台詞の一言一言が印象に残る。たとえば「楽しいことは拡散し(印象)薄まるが、悲しみは集中し暗闇に引き込まれるようだ」は正鵠を射るようだ。なにより素晴らしく感じることは、公演底流にある観客(目の不自由な方も含め)に感じて貰いたいというサービス精神に溢れているところ。その対応力の高さと同時に作品固有が持つ物語の魅力であろう。その個々の味わいを掬い取る繊細さも見逃せない。これをDVD化にしても面白味は伝わらない。実際劇場で体験するしかないのが残念であるが...。

さて、3つの話と全体としてまとまる梗概
第一話。バブル期にあった温泉付マンションは、売れ残り住居者も疎ら。そのゴーストタウンのようなマンションにいる売れない芸人の不安と焦燥。
第二話。学校でイジメられ、屋上から自殺しようとしている学生と担任教師。校長は、学校はもちろん担任教師にも問題はなかったと(管理)責任回避。
第三話。既婚男性の妻と愛人との間で心が揺れ動く、というよりは優柔不断な態度が招く悲劇。愛人が癌になり妻が身を引くことにしたが、実は妻も末期癌で他界...その心情を知った男の号泣。

これらの3つの話は交錯し一つの話を紡いでいく。途中に男全裸の電光映像が紗幕(暗くてわかりにくいが)に映し出されるなど、大川興業らしい笑いも挿入されるが、全体を通じたテーマは「命と人の優しさ」といったことが感じられる。

次回公演も楽しみにしております。
reflection of 灰色天使

reflection of 灰色天使

劇団芝居屋かいとうらんま

OFF・OFFシアター(東京都)

2015/10/10 (土) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

観応えがあった
衝撃な冒頭シーン。
謎の男の謎の事務所に来る人々。なぜ男のところに来るのか。底知れない知性を秘めているのか、穏和な人柄に癒やされたいのか。
多少癖はあるが、普通の人たちが曖昧な会話や行為を通じ、次第に心が病んでいく様が怖い。この男の正体は…。

ネタバレBOX

紳士然とした振るまい、穏やかな口調…その外見から予想出来ない真実。

圧巻の冒頭シーン。
そのシーンは、一人の女性が血が付いたナイフを持ち、白いブラウスは返り血で染まる。そして母、父、友人、そして周りの人々を次々と殺害した、と衝撃の告白をする。
暗転後は、ほのぼのとした雰囲気の某事務所。この事務所は何を行うところか分からないが、相談事で人の出入りが多い。
大金を手に入れ幸福感に浸るところであるが、そこに不安も感じる。完全な姿の中に不完全な幻影を求める。人は満足の中にある不安という感情よりは、不満の中に安心と求める夢を見るのかもしれない。

この事務所の男との会話は、穏やかで安心感を与えるようであるが、その応答に解はない。しだいにイライラが生じ、歪な関係になって行く。男の深奥に閉じ込めた思い...。無関心、不作為という一見人に迷惑をかけないような態度・行動は、時として自分に跳ね返る。深奥の扉がジワジワと開き、心を解き放った先に娘との邂逅が...。人に翼(肩甲骨は翼の退化?)があって空を飛べるの?という娘の問いに「飛べない」と現実的な答え。しかし、心の中では空よりも広いところを飛んでいる、と思う。

脚本・演出はもちろん、役者の演技力も素晴らしく、そのバランスも良かった。
次回公演も楽しみにしております。
芸祭

芸祭

WATARoom

ザ・ポケット(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★

教訓のような…
座席指定であったが、受付に手間取っていたので対応に工夫が必要だと思う。
公演は、大学・学園祭までのサークル活動に絡む問題等を乗り越えて…そんな青春群像劇といったところ。色々な問題が生じるが、大学職員が大人の対応をし解決またはまとめるが、それが教訓臭いと感じる。学生自身または学生間の課題として観せてほしかった。

ネタバレBOX

公演を敢えて芝居とパフォーマンス(ダンスと剣舞)に分けた場合、芝居は説教じみており、山場のある内容ではなかった。そして完全な予定調和である。

梗概は、大学学園祭に向けて、それぞれの立場で活動しているが、その行動によって衝突するが、課題・問題を一つずつ解決し乗り越えて成功裡に導く青春ドラマ。そこに同級生の就職活動に焦燥を感じる留年確定学生、学園祭実行委員の学生、学園際というイベントの楽しさが忘れられない(現実社会からの逃避)卒業生、そして大学(学生課)職員の調整型人間が現れ...いろいろな場面で、一見正論のような理屈を述べるが、まとも過ぎて教訓のようだ。
一方、パフォーマンスは2団体の各々の演技は観せ場があった。ダンスは女性だけで、キレのあるフォーメイションが良かった。剣舞は、その太刀裁きが力強く優雅でもあった。そして、両団体合同パフォーマンス が一番の見所であったと思う。この劇中のパフォーマンスを活かしきれていないのが残念であった。

次回公演を楽しみにしております。
The Last Snow~雪女物語

The Last Snow~雪女物語

劇団暴創族

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

とても観やすい
ストーリーの割に出演者が多めですが、みなキャラが立っていて、美人女優グループ、否美人グループ、オカマグループと役割が整頓されていて観やすかったです。
ストーリーはホラーと言うより、ドタバタコメディかな。背筋が凍るような恐怖というものではありません。安心して観られます。

ネタバレBOX

しいていうなら、何故この時期の公演に雪女選んじゃったかなぁ・・・と。
スキーやら、雪合戦などがいまいちしっくりこない。
夏場の公演、あるいは冬の公演だとまた味わいも変わってきたと思います。
『銀飯モンスーン』

『銀飯モンスーン』

ひげ太夫

シアター風姿花伝(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

みてきた
一度みたかったのでみれてよかったです。
時折こまかく笑わせてくるんですね、面白かったですよ。

新源氏物語

新源氏物語

宝塚歌劇団

宝塚大劇場(兵庫県)

2015/10/02 (金) ~ 2015/11/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

田辺聖子作「新源氏物語」
華麗で素敵な光源氏に心踊りました。
藤の花や紅葉など春夏秋冬が美しく描かれていて、雅できらびやかな衣装など平安時代を偲ぶことができました。
「新源氏物語」は束の間の夢のような美しい舞台でした。

吐き気がするほどに

吐き気がするほどに

劇団時間制作

明石スタジオ(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

夢と現実と・・
WキャストのBチームを感激しました。夢を叶える為に陥る現実に葛藤する人、夢を諦めた人、夢を持てない人・・夢と仕事の中で葛藤する若者達の姿が、リアルに描かれていて、どんどん惹き込まれました。楽しい雰囲気で笑いもある中で、描かれている内容は、かなりシビアだと感じました。役者さん達の熱演も良かったし、セットもよく作りこまれているなぁと思いました。演劇に携わっている人達が観たら、心が痛くなるだろうな・・と感じましたが、頑張ろうと食い縛れる気持にもなれる舞台だと思いました。じわじわ心に沁みる良い舞台でした!

ナイゲン(全国版)

ナイゲン(全国版)

アガリスクエンターテイメント

元・立誠小学校(京都府)

2015/10/09 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

臨場感のある舞台で楽しかったです
文化祭で1クラスだけ落選させるべく高校生たちがお互いを蹴落とし合う会議をしないといけなくなり、泥仕合が始まります。
先が読めず二転三転していくテンポの良い展開に引き込まれました。
「全会一致」で承認しないと決まらないというルールがあって、何も決まらず会議が終わりませんが、話し合いにより誰もが納得できる案を最後に導きだしていくという結論は流石だと思いました。
元小学校の「教室」が舞台となっていて、机や黒板、ナイゲンの会議資料、校内放送など、とても臨場感があって良かったです。
「12人の怒れる男」の二者択一と違い、「ナイゲン」の新たな選択肢を模索しようとするところが和を大切にする日本人らしい解決案だなとも思いました。
また、別の舞台も観たいです。

月の獣

月の獣

俳優座劇場

俳優座劇場(東京都)

2015/10/04 (日) ~ 2015/10/13 (火)公演終了

満足度★★★★

家族になるために
文学座の石橋徹郎、小野事務所の占部房子の熱演が舞台をリードし、アルメニア人虐殺で心に深い傷を負いながらも生き残った男と女が家族になっていく姿を描く。

目の前で家族を殺された男の子、そして女の子。米国にたどり着いた男は同郷の女を妻に迎え、自分が子供時代に幸せだったような家族を作ろうとする。だが、その妻も虐殺で凄惨な過去を持つ。夫と生きようと自らを語り前に進もうとする妻。男は心の傷を奥深くしまいこんで家族の作り直しに努めるが、妻の痛みを理解できない。そんな二人を変えたのは、孤児院を逃げ出した少年だった。

演出の栗山民也がずっと前から温めていたという、リチャード・カリノスキーの台本をシンプルな舞台装置で展開した。力のある二人の俳優だからこそできた、悲しくも温かい舞台だ。

ネタバレBOX

月の獣とは、月食を恐れたトルコ人たちが、平安を乱す月の獣に向かって発砲した、というところからとられていると知った。トルコ人たちがはその後、隣人のアルメニア人に銃を向けたという。
今も内戦が続くシリアでは、この舞台のような二人が生み出されているかと思うと悲しい。
HalfWay,ChooseLife

HalfWay,ChooseLife

シグナルズ

カフェ 風知空知(東京都)

2015/10/09 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1623(15-312)
15:00の回(曇)

14:30受付(エレベータで4Fへ)、開場、ドリンクを注文し座席へ。

奥の一段高くなったところが舞台、下手側にはCD、本がいっぱい。上のほうには「原子心母」のLPジャケット。ソフア、椅子、カウンター席。

14:46前説(タバコ、60分、ドリンク注文は開演前に)、15:05開演~16:01終演。

4組の夫婦と1人のおばさん(かなりの曲者)。夫婦の悩み、葛藤、すれちがい。解決する…いや、ただのおせっかいか…(かなりの情報通)おばさん。

日常的な素材だと思いますが、とてもうまく物語にしていて、役者さんたちも重くならないように演じていたようです。

大山さん「ひとよ(2011/2@トラム)」。杉山さん「ことば」vol.4 ~海~(2014/4@絵空箱)。生野さん「舞首ー三つ巴の里ー(2015/5@711)」。鉄炮塚さん「ことほぎ(2013/7@「劇」。

『熱血戦隊!ハ-トレンジャ-!』

『熱血戦隊!ハ-トレンジャ-!』

平熱43度

萬劇場(東京都)

2015/10/08 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度

受け入れられない
出演者からの宣伝を受け、観に行ったらいきなりの第5話。
主人公たちの宿命も葛藤も口頭で説明されただけで、このかなり突飛な設定を受け入れろと言われても。
さらに話はとっちらかってるし、登場人物も多すぎるし、個性的という訳でもないから誰が誰やら分からない。
全部で4公演もやるらしいが、ちゃんとファンになってくれた人にだけ続きを見せればいいと思う。
ノルマ稼ぎで途中参加のキャストに呼ばれて行き、ゲンナリした客は少なくないのでは。

ネタバレBOX

それでも内容がすごく面白ければ許せたんだろうけど、見所はオカマたちが殴り合いしてる所ぐらい。
アイドルたちは可愛いのかもしれないけど、歌も踊りも目を見張るほどではなく、何よりも芝居が弱すぎて魅力が伝わってこない。
単にアイドル好きなら見ていられるのかも。

何より、歌うと男になっちゃうっていう設定を全然上手く演出できてない。変身するのもただ入れ替わるだけだし、それぞれ芝居を寄せてるわけでもないし。
メゾン

メゾン

AnK

東京アポロシアター(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1622(15-311)
12:00の回(雨~曇)。

11:30受付、開場、椅子+座布団席。

舞台は3段、中央にテーブル、周囲を囲むように廊下、天井近くにあるのは障子をイメージしたもの?、下手に便座、POST、ゴミ袋、上手に手桶。

11:57前説(90分)、POSTを持ち去り、12:00開演~13:24終演。

長屋/メゾンを舞台にした、ありえないけどあってもいいかなと思わせるお話。原田さん(セリフも動きも)大奮闘。

ここぞとばかりの住人たちとハローワーク通いの管理人さんとがひとつの狭い部屋で巻き起こす幻想的なお話。和菓子と採用通知、今と昔が溶け合ったような印象。

役名に何かつながりがありそうに思えるが..わからず。

原田さんを初めてみたのは「ゲンゴロウ(2014/2@pit)」、8作目(校内公演含む)。久保さん「マーシー~(2015/6@キッド)」他。堀内さん「地獄篇 ―賽の河原―(2014/1@王子)」。大柿さん「すべての夜は朝へと向かう(2012/12@サンモール)」「僕らの心象風景~(2012/2@眼科画廊)」。橋本さんは「プリズムが砕けて、青(2015/3@ST」の橋本さんですね?植浦さん「RUR(2012/12@上野」「青春残酷短編集(2012/3@笹塚)」「チャイムが鳴り終わるとき(2011/8@吉祥寺)」。

野良な犬ほど夜光る

野良な犬ほど夜光る

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2015/09/30 (水) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

素敵な空間。
入り口から入った途端、流れるアナウンスの声。
舞台が駅のホームであることを視覚で必然的に理解させようとする。
転換が照明でコミカルに入れ替わるので見ていて面白い。
少々下品なところもあったが、それもまた駅と人間の関係を表すために必要な表現だったのだろう。

あめんぼ女、天国に行く

あめんぼ女、天国に行く

ザレ×ゴト

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2015/10/08 (木) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

カラフルでポップ、でもちょっとしんみり
カラフルでポップで、視覚的にも楽しいファンタジー・コメディ。ひとつひとつのセリフも面白くて、ついつい笑ってしまいます。でもちょっとしんみりですね。天国に行っちゃう話ですから。

おばけリンゴ 【終演しました。ありがとうございました!】

おばけリンゴ 【終演しました。ありがとうございました!】

Moratorium Pants(モラパン)

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

【B/こども観劇回】無題1621(15-310)
11:00の回(曇)。

10:30受付、お母さんたち、子供たち、ベビーカーあり、整理券あり、開場。

中央に正方形の舞台、絵本が朱い紐につながり、大きなリンゴの木、天井に葉が蔦い、三方に座席(入って右が正面..3列)、この回では入り口側が親子エリア。11:03前説(アナウンス、100分)、開演~12:05、15秒休憩、~12:48終演。

江間さん、てがみ座で観た橋本さん、38の佐山さん、音楽監督に「時々自動」の鈴木さん。

今まで:青海さん「ロマン(2011/5@星の)」、星さん「アダムの肋骨(2015/4@王子)」、太田さん「スネークライク・デートコース(2011/12@DECO)」、加賀美さんは青春事情の作品で。

演奏、歌、人形(なんとなくバジリコの人形に似ている)、いろいろな仕掛けが飛び出してきてとても楽しい。子供たちも目がくぎづけ。役者さん一人一人はもちろん、ワルター役の佐山さんが秀逸、物語を進めるパパパ、マママのお二人は子供さんにも語りかけます。

ちょっと余談::江間さんの「キトキト企画」。「ヘソのゴマ、ゴマの星(2013/12@眼科画廊)」を観たときには丸山さんは子育て中、その様子は(ブログ)「キトキトな日々。」にあり、11:00の回にいらっしゃることも書いてありました。開演ギリギリ、間に合ったようで、お子さんは写真のとおり(当たり前ですが)。

芸祭

芸祭

WATARoom

ザ・ポケット(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★

各々の気持ちはわかるけど…
出演キャストは、ほぼ初見。
上演時間は90分。

配役表はありませんでした。
(名前が分からなくても、
 キャラかぶりはなかったので観る上で問題はなかったです)
パンフレットにも役名一覧、衣装姿の写真も無し。
壁掛けカレンダーとして使えるようになっていて
面白い仕組みだなと思いました。

話の筋としてはストレートなので、
演出でもっと冒険してほしかったなぁと思いました。

ネタバレBOX

個人的に、会話シーン で本当に「会話しかしてない」のが
延々続くことが多かったので
見えない時は最初から最後まで見えないのが苦痛でした。
感情が動くなら、身体や立ち位置も動いてほしかったです。

ところどころアドリブと思われるシーンがあって、
そこでは予想のつかない言葉が出てきましたが
ストーリーは全体的にベタなやりとりが多く、
どんでんがえしもなく、
物語上、一番出所が謎だった女子「マリカちゃん」も
特に掘り下げられ ることもなくて物足りなかったです。
(↑男性キャストが女装してたけど、
 作中で突っ込まれてなかったし完全に女子扱いでいいのかな…
なぜそういうことにしたのかも謎)

発表する演目ってことで披露される
ダンスや殺陣パフォーマンスは見ごたえありました。
あと、テーマソングも耳に残るメロディとフレーズで心地よかったです。
ゾンビの瘡蓋―SCAB OF THE DEAD 2015

ゾンビの瘡蓋―SCAB OF THE DEAD 2015

FOURTEEN PLUS 14+

JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)

2015/09/30 (水) ~ 2015/10/01 (木)公演終了

満足度★★★★★

絶望ではなく希望で・・・
本物のゾンビを見たことはありませんが、人間の通常の歩行とは違っていました!
あんな身体能力、すごい!!

ネタバレBOX

ゾンビになったら、痛めつけていいのか?
元は人間でも、異種族になれば排除するべきなのか?
ゾンビは同種族を増やしたいから襲うのか?
いろいろ思いながら観ました。
劇中の歌が、ドキドキのストーリーを忘れさせてくれました。
サヤカのお腹の中の子は成長を続けているなら、生まれてくるのか!?
その子が新しい時代を作ってくれる「希望」のように思ってしまいました。
それにしても、メイクがすごかった。
行ったことはないけれど、USJのゾンビもこんなカンジなのかな?
「ロボット」

「ロボット」

演劇ユニットハイブリッド

ART THEATER かもめ座(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

ロボロボット
スクリーンを使っての演出いいですね、
でも、もっともっと色々な使い方があっても
いいのにと感じました。
ストーリーはとても面白くあっというまにひきこまれて
しまい、いつのまにか⒉時30分が過ぎたかんじでとても良かった
です。
こんな面白いことをやづていろなんてまた観にきたいです。

吐き気がするほどに

吐き気がするほどに

劇団時間制作

明石スタジオ(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

劇団時間制作:「吐き気がするほどに」
 先週の土曜日、高円寺・明石スタジオで、永井 李奈さんが出演されている劇団時間制作第8回公演:「吐き気がするほどに」を観て参りました。

 「吐き気がするほどに」。このインパクトのあるタイトルからどんな舞台なのか?重くシリアスな舞台なんじゃと思う方もいると思いますが、内容はとてもシンプル。

 一言で言うと、「今の時代の若者にとって夢とは」何だろう?夢と仕事のお話しです。

俳優養成学校で同期だった3人の売れたいと思っている俳優と女優が中心になって織り成されて行く舞台。

 3人の中の河崎良侑さんの、何をしてでも売れようとする遼は、オーディションに受かったのをきっかけに、アイドル俳優として人気を博して行くが、そこから落ちたくない一心で、事務所の社長に誘われるまま、手を出してはいけないものに手を出してしまい、その事に後ろめたさを感じつつも、夢を叶えるために売れたいと思ったことが、いつし売れる事が目的になって、見失って行く自分の不甲斐なさに葛藤し、もがく姿が切ない。

 渡辺ありささんの未来の、売れるため、チャンスを掴むためファンを裏切り、自分の心身を傷つける選択をした結果、その事で、葛藤と裏切ってしまった自分の弱さと後悔に押し潰され、夢を喪わざるを得なかった苦しさに胸が痛くなった。

 倉富尚人さんの義隆の、唯一、芝居が好きという初心のまま、ファンを裏切るようなことも、誤った選択をすることもないけれど、オーディションに落ち続け、売れて行く二人を見ながら、先の見えない状態に焦りと悔しさを感じ葛藤し、悶えているのに、売れた二人からは逃げていると責められ夢と現実、先が見えない夢の行く末に、吐き気がするほどの不安を抱えていながらもなお、芝居が好きで堪らず、夢を諦めきれず、その吐き気を飲み下しても追い続けて行こうとする姿に堪えきれず、涙が溢れた。

 宮本愛さんのさやかは、持つ夢が無いことに諦めと怒りと焦りと不安と悔しさを抱えている女子高生。今時の女子高生と括られてしまうことに嫌悪と悔しさを持っているのがピリピリと皮膚に伝わってくる。今の自分の思いを上手く言葉に興味が出来ないことを、何も知らない大人たちは、夢を持てだの、夢を探せだのとしたり顔で説教することに苛立ち、そう言う自分達はどうなんだという怒りと、そう言われる今の自分の状態に一番、不甲斐なくも悔しい、自身に対する腹立たしさをもて余し、心のなかにくすぶり続けるマグマを感じさせた。

 松 和樹さんの亮太は、どんなことがあっても、未来を応援し続けようとし、誰よりも人を思いやり、人の気持ちが解ってそっと寄り添える人。

 永井 李奈さんの亜紀は、二次元の男性にハマっているのがちょっと残念なバイト先の店長。でも、誰よりも3人の事を思い、時に厳しく、時に温かく励まし、さやかや元ニートで中々上手く接客出来ない彩子など、他の店では受け入れられなかっただろう人間たちを無条件で受け入れ、叱るべきは叱り、温かく包み込みながら、時に突っ込まれながら、見守る懐の広い店長亜紀でした。

 生きて行く中で、誰もが経験し、感じ、考える、仕事とは?夢とは?夢と現実、挫折と葛藤、夢を持ったが故の残酷さと夢を持てない故の虚しさと息苦しさ。

 一度諦め手放したものは戻ってこない。だからこそ、中々諦めきれずに、後戻りが出来なくなり、追い詰められて行く人たちを描いた舞台だけれど、このタイトルとは裏腹に、実に爽やかに、笑いどころもふんだんにありながら、しっかりと問いかけ考えさせ、最後はホロリと泣ける。

 清濁あわせ飲み、込み上げて来る吐き気がするほどの不安を飲み下してもなお、夢を追い続け叶えようと進むことを選ぶことの強さに、勇気と元気を貰えた いい舞台でした。


                            文:麻美 雪









遠浅

遠浅

伏兵コード

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2015/10/09 (金) ~ 2015/10/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

遠浅
素晴らしいクオリティでした。

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