満足度★★★★★
臨場感のある舞台で楽しかったです
文化祭で1クラスだけ落選させるべく高校生たちがお互いを蹴落とし合う会議をしないといけなくなり、泥仕合が始まります。
先が読めず二転三転していくテンポの良い展開に引き込まれました。
「全会一致」で承認しないと決まらないというルールがあって、何も決まらず会議が終わりませんが、話し合いにより誰もが納得できる案を最後に導きだしていくという結論は流石だと思いました。
元小学校の「教室」が舞台となっていて、机や黒板、ナイゲンの会議資料、校内放送など、とても臨場感があって良かったです。
「12人の怒れる男」の二者択一と違い、「ナイゲン」の新たな選択肢を模索しようとするところが和を大切にする日本人らしい解決案だなとも思いました。
また、別の舞台も観たいです。