微糖エナジー
劇団コミックパワーボックス
ACT cafe(大阪府)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
オムニバスも面白いですね!
オムニバス形式の演劇を始めて拝見させて頂きましたが、面白かったです。劇場も始めて行くところで、音響や、照明には難有りでしたが、内容は満足のいくものでした!女将さんの演技が個人的には好きでした♪できれば、笑いだけでなく、恋愛について追及頂ければと思います。
紙の花たち
スポンジ
「劇」小劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
表と裏
の顔が皆にあるのだなぁと思えた内容。
じっくりゆっくりと魅入ってしまった芝居だった。
最後は「えっ?この先は?」と続きが気になる終わり方なのでぜひ続編をお願いします。
蛇の足
Volvox
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
『ハッピーなバッドエンド』そのもの
プレビュー公演にお邪魔してきました。
エネルギーと笑いに満ちた、観終わった後、なんだか世界が優しく見えるような舞台でした。
下手に入れたら寒くなってしまうような笑いも、メリハリと絶妙なテンポで気持ち良く笑えました。
次回作の予定は無いとの事でしたが、是非また観たいです。
ネタバレBOX
神様と社蓄とバンドマンが呑んでる所を延々と見ていたいです。そして私も神様に話聞いて欲しい!!
幼女Xの人生で一番楽しい数時間
範宙遊泳
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了
満足度★★★
不思議感覚
疲れました。
ネタバレBOX
『幼女X』 幼女強姦殺人事件を犯す人がいますが、身内にも幼女に執拗な関心を示す弟がいることが分かりましたという話。映像と文字とちょっと不思議なパフォーマンスで進行。
変態呼ばわりすることで収まるものなのか、エスカレートするのか。性犯罪の再犯性を考えると将来が心配です。嫌われ者の親戚のおじちゃんになりますね。
『楽しい時間』 結婚式の披露宴で、関係者が口からでまかせの挨拶をする話。
単なる口からでまかせなので不条理劇とも異なるのですが、不条理劇を観ていると考えれば楽しめたのかもしれません。いずれにせよ、二つ合わせて100分がものすごく長く感じられました。
龍 -RYU-
劇団ZAPPA
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了
満足度★★★★
龍馬が翳む・・・
〔雷〕を観劇。
脱藩前の龍馬の物語りを観るのは初めてだが、とても面白く観させていただいた。
登場人物の人格・相関がよく描かれ、物語と相まって惹きつけられた舞台だった。
ネタバレBOX
とても良く出来た物語だが、私的には“もう一捻り”が欲しいところ。
また、“乙女”の存在感が強く、“龍馬”の存在が幾分翳んでしまった感があった。
“加尾”を手篭めにした“福岡藤次”の憎たらしさは、ナイス・キャスティング(笑)。
龍 -RYU-
劇団ZAPPA
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了
雷組初日
龍馬に向かってそそがれる全体の結束力を強く感じた。個々の熱意がぐるぐると渦巻くように膨らんでいく様は、まさに龍。
さて、今後、それがどう動くが注目である。
龍 -RYU-
劇団ZAPPA
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了
風組 初日
初日の緊張からか、ややおとなしめの印象。
いつもほど殺陣がないせいもあるかもしれないが、もっと勢いがほしいところ。
龍馬を取り巻く人々の個々のエピソードが、とてもよい雰囲気であり、それがきちんと繋がっていくところは、この劇団の作品ならではと思う。
まだ、初日・・・さて、どう上がっていくかが楽しみなところ。
人民の敵
オフィスコットーネ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/08/21 (金) ~ 2015/09/02 (水)公演終了
満足度★★★★
最終日観劇
四角い舞台に町の未来と健全さを巡って自己の主張の訴えようとする若い医師、そんな夫を支える出産間際の妻。
多数が勝ちの方向には現代的でタイムリーな内容に感じたが、1幕は話を聞いてるだけでややぐったりした。2幕からの議論展開は劇場内を掻き回すように舌戦を繰り広げるマイクプロレスが面白く、渋くて濃くて愛嬌ある役者たちに眼福。ヨッパライの宮島さんの扱われ方にも笑った。
ネタバレBOX
医師の兄はその町の町長。
医師が町の基盤施設の温泉施設を独断調査し、そこに問題があることがわかる。公になると大騒動になることは容易に想像でき、医師への行動の鎮静を助言するも聞き入れず。
真実を暴露し理想的な社会を思い描くこと、一方、現在の損得を優先したい人、どちらも正しい主張のぶつかりあい。
優先された未来に取り返しのつかない事態が起きたら、と想像したら、その世代の人々の困難さも想像させるし、またそれを考える民衆(観客)という効果的な構図。
自分の意見に賛同しない人はみんな敵、見下す、卑下する。民衆の敵は、民衆なんだな。
それまで告発を思い留めるようにしていた妻が、夫の四面楚歌の状態に、唯一(船長もだけど)の味方になり最後までサポートしているのは、彼の倫理観をずっと見ていた妻だからこそ、彼女なりの愛だったのかな。妻のお父さんも最初のイメージは援護してくれるかと思いきや、そうでもなかった。娘と生まれてくる孫可愛さに生活に困らないように資産を残そうとしたが、その思惑が外れ、好々爺から嫌味爺に変化。登場した時のルックスからして不気味な存在感だったが、あの父からあの娘へと、どういう育て方をしたんだろうか。ああ、でも告発騒動前の親子はいい関係のようだったから、夫に添う娘の行動も腑に落ちるか。
自己信念が強い人ほど、生き残れる。
日和見主義の自分がこの町の民衆だったら、どう行動して、どちらを選択していたか、どんな行動を考えるか、ぼんやり考えた。
今日はこのくらい
Outside
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2015/09/03 (木) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
よかった
地元愛にちょっとうるっときました。
ネタバレBOX
一杯の生ビールを何口で飲むんだろう・・・と、
思ったら笑えました。
トリコ/ロール
カンムリプロデュース
HOTEL SHERWOOD(東京都)
2015/08/28 (金) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
良質の短編集
円盤ライダーの流れが継承されているというべきか,らしさが顕れた短編集だった。それぞれが面白く,楽しい時間を過ごさせてもらった。会場のみならずホテルの屋上までも舞台としてしまう発想,やられた。
幼女Xの人生で一番楽しい数時間
範宙遊泳
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了
満足度★★★★
それから 『幼女X』と『楽しい時間』の2本立て
と思っていたら、タイトルからして1本の作品なっていたようだ。
切れ目がないから、1本の作品だ、というよりは、底に流れる「気分」が同じだからだろう。
(ネタバレへ……また、長く書きすぎたか)
ネタバレBOX
非常に不安をかき立てられる作品だ。
「ストーリー」を追って見ていた者としては、劇中で語られる「連続幼女強姦殺害事件」の犯人は、“いかにも”な大橋一輝さん演じる男のほうでなく、埜本幸良さん演じる男のほうじゃないか、と“あたり”をつけていた。
なので、訪問販売で1日何件も契約を取った、ということが犯行の数と重なって見えたりしていた。
しかし、そうではなかった。
彼らが体現する“現代”は、実に不安と恐怖に満ちていると感じる。
彼らの存在そのものが、“それ”であり、かつ、彼らが生まれてしまった背景にも、“それ”がある。
この不安感は、字幕で「今、こんな世の中に生まれて来たくない」と語られる。
「まだ準備が出来ていない」というところが、新しい。
「こんな世の中に生まれてくるのはイヤだ」ではなくて、「まだ」ということなのだから。
あるいは、「もっと前に生まれていればなあ」というのとも違う。
つまり、過去が“羨ましい”というわけでもない。
しかし、それはポジティヴな感覚ではなく、「(自分は出来る子なので)もっと勉強すればいい学校に入れた」的な、“言い訳”“言い逃れ”のような、ネガティヴ感があるのではないか。
「準備さえしておけば、こんな世の中でも大丈夫だった」と。
そう「だった」なのだ。
我々は、今、この時代にすでに「産まれている」のだ。
だから、「不安」なのだ。
それから
とにかく、ネガティヴの“圧”が強すぎる。
現代の不安感は、ここまで来ているのか、と少し他人事のようになってしまうほどの“ネガティヴの圧”が強い。
それから
現代の不安の背景には、“情報(過多)”がある。
今までならば知ることのなかった、事件や事故の背景や、それを取り巻くあらゆる情報が押し寄せてくる。
例えば、犯罪者のみならず、犯罪被害者の家族や住まいや仕事や学生時代の出来事まで、知らされてしまう。
例えば、放射能が人体に及ぼす健康被害についても、事細かに知らされてしまう。
しかも、それらの情報の真偽の程は明らかにならないままだ。
それから
政治信条もヘイトともに飛び交う。
それら情報は、ネットによるものが大多数。
テレビや新聞などの、マスメディアはネットの後追いにすぎない。
ネットの情報のほとんどは、“文字”だ。
文字に追いまくられ、不安をかき立てられるのが現代の不安の構造である。
しかも、不安になるからと言って、それを“絶つ”ことは絶対にできない。
それらは“不安装置”でありながら、“繋がっていること確認装置”でもあるからだ。
そして、“繋がっていること確認装置”は、そのまま“不安装置”にもなってしまう。
舞台の上では、字幕の“文字”とあたかも会話しているように、2人の役者が演技をしている。
まさに、「それはリアルなのか?」と問い掛けてしまうような、バーチャルな状況である。
本当に彼らは、元カノや、姉や母と会話をしているのだろうか?
それから
役者という存在そのものが、肉体があるものの、“バーチャル”であるとも言える。
したがって、観客はバーチャルと対話しているバーチャルな存在を持っているリアルな肉体を観ていることになる。
目の前にいる姿や、発する声はリアルであるが、舞台の上の物語はバーチャルである。
観客はここでもバーチャルに振り回されて「不安」な気分となる。
それから
独特の緊張感が舞台の上にある。
非常に気持ちは悪い。
それから
登場する2人の男は、「何かを変えたい」と思っている。
それは作者の希望でもあろう。
不安な現実から、「悪いモノを取り除くこと」で「良くしたい」という願望だ。
木槌を持って歩く男は、自らの行為を「世直し」と言い、サラリーマンの男は、自らを「白血球」と言う。
「世直し」は“外”に向かって悪いモノを取り除こうとする行為で、パトロールのようなことをしている。対する「白血球」には“内”の害を退治する役割がある。
彼ら2人で内外の“悪いモノ”に対峙するというわけなのだ。
しかし、その想いとは裏腹に、彼らが、彼らの存在は現代では(いつの時代でもか)、「悪」である。
この構造は、先に述べたネット情報とも重なってくる。
ある種の「正義感」によって、本人は良かれと思って、ネットに書き込んだことが、人を誹謗し、中傷し、害毒を流してしまうことがあるからだ。
2011年3月以降に、あまりにも多く見かけた“誤った情報がリツイートされる様”は、リツイートした1人ひとりは、「知らせないと!」という強い「正義感」のようなものに駆り立てられたことによることが多いのではないか。
しかし、それは害になった。
我々は、今それを知っている。
2人の男の行動(考え)も、「正義感によるリツイート」と同じではないか。
世直しも白血球も。
それから
木槌を持った男は、バーチャルとリアルの狭間から、テレビの中の人になり、信じられないような展開となっていく。
つまり、バーチャルとなっていく。
もう1人の男はそれに包まれていったのではないか。
それから
ここまでが、「幼女X」で、この先からテレビつながりで「楽しい時間」となっていく、と思う。
後半は、前半でサラリーマンの男が家族を「血液」にたとえていたのを引きずっているように感じた。
管とか線とか波とか。
場所も時間もまったく見えない。
結婚式の披露宴のような設定の一人芝居だ。
それから
言葉が滑っていく様はどこか筒井康隆の小説を思い起こさせた。
ただし、それほど言葉の面白さや音の面白さはない。
後半は、前半をより抽象的にしたような、不安感がある。
ドロドロしたポエムだ。
まるでネガティヴなポエトリーリーディングだ。
それから
前半のネガティヴ圧に比べると、ネガティブ感はあるものの、「圧」は感じない。
それはなぜか?
一人芝居の福原冠さんが、「楽しそう」だからだ。
福原冠さんが演じる男が楽しそうなのではなく、「福原冠さんが楽しそう」なのだ。
どこのシーンかは忘れてしまったが、身体を動かし同じ台詞を何度も繰り返していたところがあった。
それが「あれ? これ、この役者さん、とっても気持ちいいんじゃないかな」と思ったのだ。
自分に酔っているような、そんな姿を見た。
つまり、「不安な現代」の「不安」を「身体を動かして、大きく発声する」ことで、吹き飛ばしているのではないかということだ。
だから、観客は、作者が、いわば不安解消をしている様子を延々と見せられてしまった、ということではないのか。
気持ちいいから延々とやる。
「お腹一杯だよ」と観客が思っていても(舞台の上の役者やどこかで見ている演出家には伝わっているでしょ? 笑)気持ちいいから続けている。
「不安は身体動かして、声出せば、なくなるよ (^_^)v ピース」なんていうメッセージではないとは思うが。
それから
後半部分の面白さは、マクロとミクロが繋がっていろところにある。
どこか「神」を思わせるような“語り掛け”がありつつも、一人芝居であるという構造的な“意味”からの、極「個人的」な感覚と視点。
地球規模サイズのような広がりと、血液のようなミクロな世界も見えて来る。
そんなところが面白いと思うのだ。
しかし、後半は、もう一度言うが、「お腹一杯」である。
それから
字幕の多用やチェルフィッチュみたいな動きのある台詞(サラリーマン男)とか、特にどうとか思わないが、「即時性」として、「生煮え」のような作品を、「今、これなんですよ、私は」と見せることには意味があると思う。
「答え」はないので、「ないよ」と言うことだけでなく、「わかりませんけど、こうなんです」と言うことも、アリなのではないかと思ったのであった。
観客としては「いや、まあ、どうなんですかねー」ぐらいしか言えないけど。
幼女Xの人生で一番楽しい数時間
範宙遊泳
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了
満足度★★★
いまだ中二病者の私は身につまされっ放しでした/約95分
『幼女X』と『楽しい時間』の二本立て公演。両作とも私は初見。
『幼女X』は表現こそ洗練されているものの、内容はドロッドロのルサンチマンを抱えたまま成長した青年二人の寄る辺ない生を描いた中二病演劇。
大人になっても中二病が癒えきらない身としては彼らの気持ちが痛いほどよく分かって、鑑賞している間じゅう、身につまされっ放しでした。
これが面白かった反面、『楽しい時間』は観念的で取っつきづらい一作。こちらは楽しみづらかった。
ネタバレBOX
最も印象深いのは、“敵を探し続ける男”が息絶える『幼女X』のワンシーン。
死に場所となる“血の海”が綺麗に描写されているために男の死までが美化されていて、“嗚呼、彼は浮かばれた。成仏した…”と救われたような気分になった。
龍 -RYU-
劇団ZAPPA
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了
満足度★★★★★
2日連続で!
初日、風組公演観賞して本日は雷組です!
雷組には自分!大好きな役者さんの北田拓郎さんと
三島富美子さんのお二人さんが出演されるので観て来ました。
北田拓郎さんの迫力あるお芝居!今回の三島富美子さんの可愛いお芝居と迫力ある殺陣は最高でした。
風組、雷組の二組による公演ですが演じる役者さんによって違いがあるから両組観ても飽きないね。
オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』
劇団☆新感線
赤坂ACTシアター(東京都)
2015/07/29 (水) ~ 2015/09/03 (木)公演終了
満足度★★★
イベントとしては大成功
芝居としての評価は、全く不能ですが、お祭り、ファンイベントとしては、大成功!
客席で、新感線ファンとして、見守っていると、何故か幸せな気分に満ちて来ます。
とにかく、35年間も、これだけ、力技を貫いて、観客を楽しませてくれる劇団の力に、ただただ感謝したくなりました。
とうとう、30代の役者さんが皆無になったのだとか。
皆さん、体を張って、演劇を続けて下さっているパワーに、脱帽します。
閣下の特別出演も、嬉しかった!
まだまだ、活力を漲らせて、観客を楽しませて下さることを期待しています。
ネタバレBOX
賀来さんは、見栄えはいいのですが、若い割には、動きがシャープでないのが、残念!
ウマシカの中谷さん、とても40歳には見えません。
皆さん、心も体も全開だから、若くて生き生きとされているのだなあと、羨ましく拝見しました。
個人的には、粟根さんの活躍場面が多くて、嬉しく思いました。
龍 -RYU-
劇団ZAPPA
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了
満足度★★★★★
初日公演 風組!
昨年、劇団ZAPPAさんの公演を初めて観てから待望の
公演!
今回は坂本龍馬の物語!良かったです。
迫力満点の殺陣 !感動あり笑いありの劇団ZAPPA
まだ終わって無いけど次回作が楽しみです。
紙の花たち
スポンジ
「劇」小劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
いい演出でした
全体的に、1時間45分でしたが、続きが観たい内容でした。
ネタバレBOX
はじまりは自然な感じでよかったのですが、そのあと、しばらくしてのちのオープニングは引き締まりましたので一層よかったですね。ググっと引き込まれました。暗転の時の音楽も非常にいいですね。次の展開を自然と期待してしまう、演出をひきたてます。個性の強い役者たちで、民宿のいい雰囲気が出ていました。特に、ノゾミさんがとても印象的で、素晴らしかった。ただ、男二人がベランダから逃げ出したことは無理があった気がします。そして、個人的には最後のヒッチハイクの場面は必要なかった、終わり方がちょっと物足りなさを感じました。
おつきさまがついてくる
【ハッカ】
遊空間がざびぃ(東京都)
2015/09/03 (木) ~ 2015/09/07 (月)公演終了
満足度★★★★
日常の有り難さ/約115分
我々の周りに当たり前にある、普段は気にも留めない日常の風景。
そんな“当たり前”が消えつつある荒んだ未来に我々のよく知る日常の風景が垣間見えた時、そのありふれた光景があんなにも輝かしく、まばゆく感じられるとは!
普段はなんとも思わない“この世界”への愛惜が募ってくる、痛切だけれど素晴らしい物語でした。
時々入る、生を謳い上げるような生演奏&生歌が感動に輪をかける。
未来世界を縛る、“今この世界”にはない“約束事”が少々分かりづらいのがちょっぴり残念。
銀河鉄道の夜 2015
ROGO
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/09/03 (木) ~ 2015/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1584(15-273)
19:30の回(雨)。
18:55会場着(5F)、受付(お久しぶりの新居さん..全席指定)、19:09開場。
何もない舞台、19:18/30前説(115分)、弦の音色が響き開演~21:29終演。
木谷さん「ぱらいそ(2015/5@APOC」「見よ、飛行機の~(2015/6@明石)」が客演ということで観に来ました...で、開演したら梅田さん...すぐ気がつきました(同じく「ぱらいそ」)も出ていらっしゃったのでビックリ。
宮沢賢治の作品はどちらかというと敬遠してきたのですが、本作は、役者さんと演出、ダンサーと振付に加え、音響、歌、照明が素晴らしく、日曜日にもう一回観に行くことにしました。
満天の星、流れる天の川、汽車の音。美しく豊かな感性を現す群舞が舞台を覆い尽くしていました。
星座がさまざまな物語を彩るようにダンサー(役者を含む)は宇宙の摂理を紡いでいるようでした。
笛を吹け吹け 双子のフロイライン
演劇企画ハッピー圏外
TACCS1179(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
“緩急”が足りないか・・・
〔Kチーム〕を観劇。
ドイツ民話を題材にした物語り、という本作。
なかなか面白い物語で楽しめた。
ただ、全体的に“緩急”が足りない演出と感じた。
また、アドリブ(?)を挟み込んだシーンは、好き嫌いが分かれるところだが、
私は嫌いではない。
プロトタイプ
劇団衛星
KAIKA(京都府)
2015/08/27 (木) ~ 2015/09/02 (水)公演終了
満足度★★★★
劇団衛星『捕虜』『義経千本松原』観劇♪
劇団衛星さん、初観劇ですが…、20周年おめでとうございます♪
とっても不思議な雰囲気の舞台でした!
『捕虜』、立川さん、お綺麗でした。
『義経千本松原』、ますます不思議な雰囲気でした!
面白かったです。
そして今回、両公演とも早割1000円で拝見できて、超お得でした♪
ありがとうございました。