フィクショナル香港IBM
やみ・あがりシアター
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2024/05/01 (水) ~ 2024/05/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/05/01 (水) 19:00
頭オカシイとしか思えない(褒めています)傑作。観るべし!観るべし!!観るべし!!!120分。
何を書いてもネタバレになるのだが、「IBMが作ったフィクショナルな香港の話」くらいなら書いてもいいかな、の感じ。とにかくスゴイ。見事。繰り返しや断片的なシーンの連絡が最後にまとまると泣く。
なかなか失われない30年
Aga-risk Entertainment
新宿シアタートップス(東京都)
2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
去年惜しまれつつ閉館した小劇場シアター・ミラクルがあったのは新宿歌舞伎町のカイダ第3ジャストビル4階。今作はそこをカワダビル4階と変えた。2024年4月30日、ビルを相続した男(伊藤圭太氏)が売却の手続きをする為、不動産屋を待っている。数十年、このビルの電気設備管理を担当してきた淺越岳人(あさこしたけと)氏が点検に来る。一度ブレーカーを落としたところ、部屋が暗転と共に時空間の混線に巻き込まれ、過去のその部屋の時空と重なり合ってしまうハプニングが。全く訳が判らないまま、伊藤圭太氏と淺越岳人氏はこのSF的難問にどうにか対処しなければならない。果たして不動産屋が来る2時間後までにこのトラブルを解決できるのか?
MVPは北川竜二氏。この人のキャラ設定、台詞が最高。
雛形羽衣(うい)さんも可愛かった。
榎並夕起さんの長い美脚、鹿島ゆきこさん、兼行凜さんと脚でキャスティングしてるのか?と勘ぐる程。
江益凛(えますりん)さんは相変わらず華がある。
次の冨坂友作品は2024年7月三越劇場の『逃奔政走-嘘つきは政治家のはじまり?-』。主演鈴木保奈美さんでチケットは一万円と強気。しかも今から手配しないと即完売っぽい雰囲気。
どちらも是非観に行って頂きたい。
なかなか失われない30年
Aga-risk Entertainment
新宿シアタートップス(東京都)
2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すごかった。ずっとワクワクしてた、時代毎の設定が納得しかなく、普段は買わない台本まで買ってしまいました。面白かったです。
絶望という名のカナリア
甲斐ファクトリー
小劇場 楽園(東京都)
2024/04/23 (火) ~ 2024/04/28 (日)公演終了
へなちょこヴィーナス
“STRAYDOG”
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2024/04/25 (木) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
どつぼ
ナイスコンプレックス
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2024/04/26 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了
へなちょこヴィーナス
“STRAYDOG”
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2024/04/25 (木) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
実は2回目の観劇でして、役者の方々の生の芝居に熱量に圧倒されました。掛け合いが多く、面白く感じました。どちらか片方がもう一人に言い聞かせることで表現するわけでなく、その場にいる全員が一つのことを表現していると感じました。人物が刺激を受けて、トラウマを乗り越えざるおえない感じが青春の甘酸っぱさと合わさって感情移入できました。そして何よりダンスのダイナミックさと、一人一人の役者の方々の元気あふれる感じ。またコメディとして面白かったです!素敵な方々だなと思いました!
Le Fils 息子
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2024/04/09 (火) ~ 2024/04/30 (火)公演終了
実演鑑賞
引きこもりの息子(岡本圭人)と、どうにかして彼を立ち直らせようとする父(岡本健一)を軸に展開する家庭劇。
社会的地位もあり、若い妻との新生活も楽しむ父の、「息子をどうにかしてやろう」とする傲慢さ、愚かさ、そして犯す間違いの数々……。言ってしまえば父親の「凡庸なクズ」ぶりを描くきめ細やかな筆致、演技に引き込まれる。息子を演じる岡本圭人の不安定(不気味にも見える)さ、現在の妻(伊勢佳代)と前妻(若村麻由美)の抱く不安や焦燥も鮮やかに立ち上がり、俳優の演技、そのやりとりを楽しむという意味では充実した時間だった。
多少ドラマティックにすぎる物語とはいえ、「家族」という舞台なればこそ、浮き彫りになる間違い、すれ違いそれ自体は特別なものではなく、共感、共振する人も多いかもしれない。
SEXY女優事変ー人妻死闘篇ー
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/30 (火)公演終了
前髪(あなたに全て捧げるけど前髪だけは触るな)
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/30 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
MCR歴3作目。
今回はどうにも消化しきれず…
堀さんや荒波さんをはじめ、役者さんたちのパフォーマンスには納得も物語の軸を掴み切れなかった。
絶望の先にあるものって何なのだろうか?そんなことを考えた2時間。
熱海殺人事件「4作品同時公演」2024
カガミ想馬プロデュース
サンモールスタジオ(東京都)
2024/04/17 (水) ~ 2024/04/30 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ストーリーは結構矛盾をはらんでるし代名詞の早口でがなる台詞回しは聞き取れないところもあるし…
ダメな人はダメかもしれない。が、自分はそれらを凌駕する熱量の芝居が好き。
初アスナさんだったが、とにかく引き込まれた。
全編、歪な愛の物語に胸を打たれた。
いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』 【大阪・東京 休演(2月28日~3月17日) / 福岡全公演中止 】
劇団☆新感線
赤坂ACTシアター(東京都)
2020/02/15 (土) ~ 2020/03/24 (火)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
2024年4月30日16時50分 ゲキシネ ブルク13
私のゲキシネ第2弾!なんか見たことあるような・・・と思ってこちらのページに今日の感想書きにきたら確かに舞台で実演観劇しているではないですか!!自分の記憶力が危ういのは確かですが、劇場では後ろから数えた方がいいような席だったので、見え方が全然違うのだから仕方ないと思うことにしよう。
殺陣のシーンのカメラが近すぎると思うのと、そんなにアップにしなくても・・・というのは今回も感じましたが、DVDで見る分にはいいのかな。
ストレスのない映画館席で見られるのはとてもいいです。改めて、面白かったし。
ピーチボーイズ
Peachboys
シアター711(東京都)
2024/04/23 (火) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初でラスト…
とにかく大笑いの2時間。大の大人が大真面目に下ネタ、モノマネ、パロディを繰り広げる姿に12年の歴史を感じたのか不思議と胸が熱くなった。
カテコダブルではもらい泣き。
こんな楽しさと感動はきっと小劇場ならでは。
これで見納めって切なすぎ。
朗読か?群唱か?「残酷な天使のテーゼ」からのパロ、めっちゃ好き。
瀧山と180度ちがう生粋万鈴さんの綾波なみ?脳裏から離れない笑
世界名作劇場、森口美樹さんの足プルプル、泣いた笑
夢落ち…だし
カテコで「また会いましょう!」…だし
なんか期待してしまう…
なかなか失われない30年
Aga-risk Entertainment
新宿シアタートップス(東京都)
2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いやもう凄いとしか。
設定が面白すぎるし理屈がリアルにしか感じない。
なるほどなのセットチェンジも注目。
そう来たか!のラスト、感動して胸が熱くなった。
これはもう一度観たいと心から思える素晴らしい作品。
めちゃくちゃ面白かった。
夜会行
動物自殺倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
決して多くはない台詞に込められた繊細な思いが胸を突き刺す。
心情の破裂を表現するかのような演出がたまらなく切ない。
あんなこと自分は絶対に言わないと思いながらも深層ではどうなのか?と問われているよう。
今観るべき芝居であることは疑うべくもない。良かった。
デカローグ1~4
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2024/04/13 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了
実演鑑賞
プログラムAを鑑賞。デカローグ1&3はどちらも普遍的な物語だとは思うものの、プログラムAだけを観た現時点では 1980 年代のポーランド・ワルシャワを描いた映画をなぜわざわざ2024年の日本の国立の劇場がしかも演劇でやるのかが全く見えなかった。特に、なぜ演劇でこれをやるのかという点については大いに疑問。プログラムAについては団地の一部を模した舞台美術が全く機能しておらず(機能するように使えておらず)、単に見づらいだけでなく空間の使い方があまりにルーズで(どこまでが部屋でどこに壁があるのかなどが不明瞭)それがいちいち引っかかる。観客の想像力に都合よく甘えるべきではない。
Le Fils 息子
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2024/04/09 (火) ~ 2024/04/30 (火)公演終了
実演鑑賞
家族の不和を描く劇作家フロリアン・ゼレールの筆の巧みさが冴え渡る一作。最悪の結末が容易に予期できるだけに避けがたく終わりが近づく様が観ているこちらの心も削る。
La Mère 母
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2024/04/05 (金) ~ 2024/04/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
同時上演の『Le Fils 息子』と同じく家族に訪れる危機を巧みに描いた一作。家父長制を基盤とする「家族」に生じる歪みを描き、子が自立した母に訪れる「空の巣症候群」を通して「母」という存在を問い直しているという点では今の日本で上演する意味も大いにある作品だと言える。
だが、上演時間の大半を母の「狂気」を描くことに費やし、しかもそれをことさらに笑えるものであるかのように提示する手つきには疑問を感じる。妄執に取り憑かれた母の姿はたしかに滑稽かもしれないが、それは本人が真剣だからこその、ほとんど悲愴と見紛うばかりの滑稽さであるはずだ。
processing and tuning
オータムプロダクションズ
SCOOL(東京都)
2024/04/09 (火) ~ 2024/04/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
タイトルが示すように最終的なアウトプットとしてのダンスを楽しむというよりむしろそこに至るプロセスを共有し、ダンサーと向き合う観客の知覚をチューニングするような上演。
開場中から、ジャグリングボールを使ってパフォーマーと観客、あるいは観客同士でのキャッチボールを促し、そこからボールをキャッチするときの体の重心のあり方に、さらには椅子を持って移動するときの体の重心のあり方に観客の意識を向けさせる導入がスマート。
ジャグラーの目黒陽介とダンサーの仁田晶凱はそれぞれに身体が鍛え上げられているのはもちろんだが、観客の知覚に働きかける語りも巧み。
語りと字幕で提供される言語情報の働きかけによって観客としての自分の知覚のモードが操作され、しかもそのこと自体も自覚させられるので、目の前の身体の動きと同じくらい、自分がそれをどう見ているのかにも意識が向く上演だった。
校臨エンプレス【Aチーム】
RAVE☆塾
ブディストホール(東京都)
2024/04/25 (木) ~ 2024/04/29 (月)公演終了