最新の観てきた!クチコミ一覧

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泥花

泥花

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/12 (木)公演終了

満足度★★★★

生きるという事
偉人でもなく、中流の何不自由なく安穏と人生を流れていく事も出来ず、必死にならないと生きていけない人々。
必死になっても、なおかつまだ苦労を強いられる人々。
「生きる」ということを強烈に再認識させられる作品であった。

しかし、何故だか皆明るく感じる。必死さ故か?個人的には、もっと暗い部分が普通の感覚でベースに流れていても良いかなとは感じた。
やけくその宴会の無理な弾け方が強調されたら、この物語に更なる深みをもたらした筈だと思う。事実、救われない人々なのだから(作者もそういう筆致で物語っていると思う)

「おばけの太陽」からの繋がりは終盤見事だった。
しかし、ハジメの性格の変遷の道筋は示されなかった。少年期のハジメは妙に明るい。その明るさが素直な彼の素性をよく醸し出しているのだが、青年・ハジメと結びつかない。不満が残る。

作品としては、非常に真摯に、一所懸命創りこまれたとても良質な物語であり、愛すべきお芝居である!!!

次作にも非常に期待している。(この連作はどれも初観劇なので)

よろしく!桟敷童子の皆様!!!

クロス ジンジャー ハリケーン

クロス ジンジャー ハリケーン

梅棒

俳優座劇場(東京都)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

あなた今どこに?アケチ今本能寺。
すいつの衣裳がたまらんぜよ!日本よ!夏よ!ありがとーーー!!!
突然の本能寺に絶対吹き出してしまうんだけど、遠藤さん明智とすいつくん濃姫とかガチすぎるんぜよー!レキシのアケチノキモチに乗せて踊るの面白すぎてほんとだめ信長←明智だしほんとだめすき。

15 Minutes Made Volume13

15 Minutes Made Volume13

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了

満足度★★★★

先月のvol.12に続いて拝見
今回はダルカラとPMCくらいしか知りませんでしたが、知らないところも面白かったのでほくほくしています!
でも一番好きなのはやっぱりMrs.fictionsだよー。ごろごろー。

小林少年とピストル

小林少年とピストル

キティエンターテインメント

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/08/12 (水) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★

明智先生にブロークンハート…
きちんと出演者を把握せずに駆け込んでしまったので、丸山隼さんがいたことに感動してしまったよ!青年館での上映会ぶり……?パリッとシャキッと、すっかりご立派になられてー!とってもいい感じでござったー!いいものを見たー!

今、出来る、精一杯。

今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

テアトルBONBON(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/30 (金)公演終了

満足度★★★

テンポアップして観やすくなっている
初演時は全公演を観劇したので、このお話はけっこう細部まで覚えているつもりですが、台詞の変更はほとんど無かったのではないかと思います。
初演に比べて台詞のテンポが早くなっていたり、演者の細かい動作などがだいぶ端折られていると感じました。
その効果か、初演の時に間が長過ぎて笑えなかった部分が笑えました。
ですが、どうしてもこの話自体があまり好きになれないので、評価は低めにしておきます。
ただ、金子くんと長谷川さんのラストシーンだけは、今でも根本作品の中で一番好きです。

超、今、出来る、精一杯。

超、今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

テアトルBONBON(東京都)

2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

煩悶を乗り超えたのか
二年半前の「今、出来る、精一杯。」から今作の「超、今、出来る、精一杯。」なわけですが、タイトルとスーパーマーケットという設定以外は続編でもなんでもないです。
私は、初演時の言いたいこと言ってるようで実は奥歯に物が挟まったような物言いをする登場人物達にイライラさせられたのですが、今作はわかりやすく一人一人に語らせていたので気持ちよく笑わせてもらいました。
どちらが好みかは分かれるかもしれませんが、観劇初心者などの多くの人に観てもらうという使命を自分に課している根本宗子さんにとっては、こちらの方が正しいのではないかと個人的は思っています。
本公演にしては、バー公演のときのノリに近いので、他人にも勧めやすいと感じました。

『ZEN』 ~Filled with ZEN~

『ZEN』 ~Filled with ZEN~

激富/GEKITONG

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

『ZEN』無茶苦茶良かった!人間の尊厳!勇気が貰える♪
初日、満員御礼♪
観る価値ありの2時間15分でした!
 
近未来、人間の尊厳を扱いながら、「笑っていれば何とかなる」という至ってシンプルなテーマでグイグイ押してきて、とっても共感できて、勇気が貰える公演♪
伏線やストーリーもしっかりしていて、無茶苦茶良かった♪
目にハンカチの方も多数居られました♪
 
役者さんも皆さん好演でした。
主役の風太さんは初見でしたが、風太さんにビッタリの、はまり役のような演目で、とっても良かった!
 
木曜公演の数席を除き、他の6公演全て予約完売、キャンセル待ちとの事!
観るなら木曜しかないかも…!

追伸、1時間前の受付開始時で既に十数名の方がお並びに…。
また自由席(一部指定席)でしたが、事前購入の指定席の席数がかなり多く、自由席は端の方…。
次回公演は事前購入しておくべきかも…。

エバーランド 第四話

エバーランド 第四話

フロアトポロジー

新大久保ホボホボ(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

次が千秋楽
基本的に一話完結とは言っているものの、これ見逃したらますます次回からわからなくなるんじゃないかという大転換点な第四話でした。
いつもより全体的に笑いどころが多かったですが、特にコマチ役の芦原さんが絶好調で、とても笑わせてもらいました。
今月の話は次が千秋楽とのことなので、見逃さないことをおススメします。

ラバウル食堂

ラバウル食堂

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★

良い芝居だった…
新しもの好きはどう感じるか分からないが、これが芝居ですよね。役者それぞれが精一杯、役になりきっている。話は、昭和? 確かに出演者の役の年齢は昭和だが、やはり平成だからの話だ。人が生きていく、何となく見えることも、大変な悩みも抱えている。終わり方も良かった。敢えて一点直してほしいことは、一幕ものとしては長いので休憩を入れるか、あるいは全体を10分程度短くしてほしい。

最後に歩く道

最後に歩く道

TOKYOハンバーグ

サンモールスタジオ(東京都)

2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

動物愛護のテーマは苦手だったが。
テーマがはっきりした作品だ。ステージの大きい部分を占める約40㎝高の円形の台、蹴込みは柵のデザインで、この直径3m程の円台に、冒頭、犬たちと思しい四つ這いの俳優が音楽の中悲哀たっぷりのムーブで「最後」を迎える瞬間を示す。円形の内部は檻の中を表していると知れる。図らずもここで動物たちへのシンパシーが湧く。台の奥側には開閉可能な本物の柵が置かれ、出はけはこの扉と下手の袖二つ。舞台処理はスムーズ、見やすく、感情移入も可。
きちんとした取材をもとに作られた痕跡がそこここに見え、きちんと書かれた本だとの印象を持った。テーマ内に収まった作品だとは言えるが、ここ動物愛護センター(という名の民間委託の保健所=野良犬猫を一定期間一定数保護し余剰は殺処分する)という設定が良い。彼らの日常業務、先進的な活動をしている熊本の事例、トリマーもやっている青年職員らの目的意識、ベテラン職員の苦労と悲哀、新たに採用された職員とのやりとり。猫や犬を個人的に飼う者同士の雑談などにも、動物と人間の関係が生々しく表れ、様々な角度からこのテーマを掘り下げることにより全体像がうっすらと浮かび上がる作りになっていた。
何より、主人公が慣れない部署に配属させられた「ほぼ新人」で、娘一人を養う身だがしっかり者の娘に全てを悟られている風もある。そんな素人目線の男を通して、この世界に観客を誘導し、素人ゆえの切り込みを会話でやらせていたり、台詞の構築もうまさがある。
TOKYOハンバーグは昨年のB.LET'Sとの合同公演が初で、大西氏脚本、劇団単独公演は今回が初。独自性、について語る材料はないが、終盤に登場する老犬の存在はユニークだった。厳しい現実を背負う老犬と、主人公の男との交流(といっても一方的に語っているだけだが)は、中々ないシーンではなかったろうか。
安直な涙に流れず、むごい現実を手加減なく、効果的に見せていた。この芝居には不快な現実を観客に受け入れさせる仕掛けがある。
・・主人公は犬が苦手であり、最もこの職場に「向かない」人材とも言えたのだが、老犬の姿になぜか彼は動かされる。結果的には、それは同情といったものではなく、何より彼は最も酷薄な決断を老犬に関して行なう。その時、飼い主からの虐待で脅えきった、しかも病に冒されて余命幾ばくもない老犬を、彼は抱いて語るのだ。その言葉の説得力は「犬好き」でない彼だからこそ持つ。かくして、殺処分を巡る動物たちの「ドラマ」に彼はいつしか足を踏み入れており、かつ問題を最も敏感に感じ取っていた人間だった事が露呈する。彼は、即ち私たちでもあるだろう。犬・猫の存在が連想させる「死」の現実と、向き合えない自身に、その弱さゆえに気づくのだ。

うしろの正面だあれ

うしろの正面だあれ

山の羊舍

小劇場B1(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

普通でない人と普通の人と
こたびも別役実テキストの妙味に浸った。名取事務所の『壊れた風景』と同じ下北沢小劇場B1にて。姉と妹の冒頭「枕」を巡るやり取りは、歴史観を巡る「争い」の要素をぎゅっと詰めたサンプルのようで笑えた(現実にある問題を思えば笑えないが)。この姉妹の永遠に続きそうな関係性・距離感は全編に貫かれる。場は玄関に通じるダイニングで呆けた父が「そろそろ茶の時間か」などと言ってそこに出てくる(母はいないらしい)。この父が、台詞で絶妙に絡む。さてある日、妹が朗読の会か何かで知り合い、本を返すように言っておいた相手の男性がやってくる。この「外来者」(そこそこ若い男性)を家の流儀によって組み敷き、ある結末を迎えるまでの顛末。
まず、二人が発語する言葉の意味は逐語的なそれとは正反対である。その事を、姉は妹について、妹は姉について「外来者」に説明するが、その行為がある狙いを持っていることは、当の二人の(他方についての)説明によって明らかになるという入れ子状態。つまり、姉は「妹はああ見えてあなたの事が満更でもない」と言い、妹は姉の事を「あなたを待っているのよ」と言う。姉妹の様相がこうなるに至り、「異性」問題がその核心に横たわるらしい、と、感づく。

別役作品は俳優に高度に的確な演技を要求する、という印象が強いが、今回も俳優が印象に残った。男(外来者)の役は姉妹に翻弄されたり、時に意志を示したりの塩梅。父親は呆けていながらある時には妙な説得力を言葉が持ってしまう演技。姉と妹はそれぞれの俳優の持ち味を生かしながら常に対をなして、言い合いにも終りがなく(どちらかが他方を征する結果は来ない)、均衡した関係を維持している微妙な加減。
姉妹が主役であるが、外来者に対してあからさまに秋波を送るのを憚られる年齢に既にある、その具合も絶妙だった。
奇妙な会話・・とは言え一応成立はしている会話・・の中に立ち上る香り(異臭?)がやはり別役戯曲のうまみで、癖になる。

ネタバレBOX

今回の作のラストも、まるで獲物が蜘蛛の巣にかかり非業の死を遂げるという犯罪オチだった。このオチがなくとも、途中が十分楽しめるので、「お話」としての収まりを付けなくても良いのではないか、と以前別役作品について述べた事があったが、今回のオチはこの奇天烈芝居が「現実」に繋がることを仄めかす。その示唆があった。
二人の他者(異性含む)に対する(延々続く対話の中で増幅した?)歪つな感性が、「他者」の正しい評価にさらされることなく残存し、後戻り出来ない程に膠着し、偶然彼女らと接触した男が、その犠牲になる。生け贄に等しい。
ある事実=現実を受け入れることのできない心、にも関わらず、現実の中にある美味しそうなものを、ガチに「得よう」とするゆえに、「想定」と「現実」の乖離は決定的に現前するのであり、この現実を否定するには、それを主張する相手を「消す」のみだった、という事である。
もし仮に、美しい女優でなく醜女(キャラ?)が演じたとすれば、ベタな現実をなぞる日本残酷物語になるかも知れないし、または一方を美人設定、他方を醜女設定、あるいはその逆パターンなど、観てみたいが・・いつその機会と遭遇できるだろう。
泥花

泥花

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/12 (木)公演終了

満足度★★★★★

観てきました
炭鉱は自分が産まれる前のもの

土門拳さんの筑豊の子どもたちという写真集を思いださせてくれるインパクト

無駄がなくきちんとした時間で終わるのもとてもいいです

バックステージツアーも暖かくて良かったです。面会とかよりもバックステージツアーで役者さんとお話できるほうが、断然楽しかったです。面会する役者さんがいないものにとって帰り際ってその風景つらかったりしてたので。。。

最後までみたいなあとまた思ってしまいますね


『いとしの儚-100DaysLove-』

『いとしの儚-100DaysLove-』

劇団扉座

座・高円寺1(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

鬼の手のうちに踊り、死に行く人間のあわれ
空想物語にしては(・・と言えば語弊ありそうだが)優れた舞台であり、お話であった。 博打の天賦の運にだけ恵まれた鈴次郎が「鬼」との博打で得たものが、100日で人間となる「絶世の美女」だった、という始まりである。困惑が生じるとすればこの部分のみ、というのは・・ ここは「現世」なのかあの世なのか、というとあの世であると冒頭で語り部(賽の河原に居る鬼)に説明された形跡があるのだが、その鬼から「見よ」と指し示された先では、現世の鈴次郎が博打をする風景を映しているかと思いきや、そこに鬼がおり、上の賭けとなる。だが、次の瞬間には「現世」で「生まれたばかり」の女を抱え、赤子のような「儚」に付き合わされ調子を狂わせられる鈴次郎の「現世」での日々が始まっている。最初の鬼との博打の場面は何だったのか・・と、終盤、マクベスよろしく行き詰まった鈴次郎がもう一度「取引」を交わすべく鬼を呼び出す、という運びとなり、ここに至って観客はようやく冒頭の場面が特殊な状況で、鈴次郎が何らかの成り行きで鬼と博打を打つことになった、という風に再認識する。がしかし、その段になれば既に話に引き込まれ切っており、問題でなくなっている。
 事ほど左様にこの奇想天外の空想物語の運びはうまく、舞台の使い方(装置)の端正さ美しさ、場面転換の鮮やかさ、左右両サイドで生で演奏される「音」(主に打楽器だが「音楽的」に響く音が多い)、この世のモノでない博打の女神を「演じる」操り人形、そして自在に世界観を変化させる照明によって、「空想」的世界観を見事に具現できていた。プロの仕事だ。
 ストーリーの面白さ。「絶世の美女」が酔狂でやった鬼との博打で転がり込み、最初に見た相手を親と思うように儚は鈴次郎に「父親」を求める、この二人の関係がしっかり示される。一たび相手を子供と見た目には、儚を「女」と見る目は奪われている。やがて知識を身につけ、独り立ちを願う儚は、自分が後数十日で人間になる事を知る。ただし、男と交わらなければ、である。「絶世の美女」儚は、死体のパーツから作られたので、人間としての魂を宿すための時を要する、のである。
「真性の人間」でない儚を巡り、戯曲は、登場人物らにあからさまに卑猥な連想をここぞとばかりに言わせる。抜かりがない(と言うべきか?)。
 さてその後の顛末は、悲惨である。鈴次郎の困惑、絶望、錯乱、博打うちの典型的な破滅への道が、まるで絵に描いた光景のように現前して行く。この境涯での鈴次郎には儚の存在は軽く、ついに苦界に身を沈める儚であったが、経緯あって男をイかす「手」を知る彼女は・・・と、まだまだ興味をそそる展開が続く。そして終盤には儚と鈴次郎の心の交流が、言葉となって湧き出し、舞台を熱くする。
 コミカル・痛快な局面と、人間感情の極まる局面とが、両面緩急自在に表現され、押さえる所を押さえた練達の舞台だ。
 物語全編に漂う、基調となる色合いは、まるで操り人形のように人形師に動かされ恣意に翻弄される存在である人間の哀しさ・それゆえの愛おしさ。
一方で「鬼」は、人間の運命をたやすく左右できる者として、有限なる人間とは異なる感覚をもって人間界を眺め、人間に不条理を強いるものの象徴として、視覚的に印象づける。人形も然り。そして二人が迎える結末において、「抗えない力」に弄ばれる小っぽけな人間の陰影が、脳裏に刻まれる。
この「力」に精一杯抗うことで何かを「示す」ことは出来る・・ というメッセージ性も確かにこの芝居には潜んであり、その事が観客の琴線に触れているのには違いないだろうが、このことは安易に語ってはいけない気もする。

ストリッパー薫子

ストリッパー薫子

BuzzFestTheater

シアター711(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

魅惑120%
ストリッパーはみな個性がありました。

ネタバレBOX

一人のストリッパーという簡単な話ではなく、しっかりとしたストーリーで、コミカル面とシリアス面の両面があり、とてもよかったです。ストリッパーのひとりひとりの個性・過去・生き方が興味深かったです。生きる力強さを感じました。最後の結末は予測できませんでした。
愛してるぜ、雑音。

愛してるぜ、雑音。

GORE GORE GIRLS

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/11/10 (火) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★

こういう世界、好きです!
“GORE GORE GIRLS”初めて観させていただきました。

こういう世界、好きです、クセになりそう。

面白かった~。。。

当日パンフに、
“「今、なにをみせられているのだろう」と思われるお客様もいらっしゃるかもしれません。でもご安心ください。自信を持って言えます。自分も、同じです、と。”
と記されていますが、その通りです(笑)。

ラバウル食堂

ラバウル食堂

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

日々失われていく戦争の記憶
や歴史が、フイと鮮やかに甦り身近になってくる瞬間を描いて深い感動を呼ぶ舞台。「ラバウル食堂」といってもあまり戦争とは関係ない人々が一生懸命に生きていて、それぞれに人生に悩み迷ったりするのだけれど、その冗長とも思える普通の時間が、ラストに至って宝石のように輝いて見える。戦争を描くのに、こんなやり方もあるのだな、と唸らされました。すごい手腕だなぁ・・・。過去というものはいつもこんな風に私たちの傍にあって、発見されることを待っているんですね。

ラバウル食堂

ラバウル食堂

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

流石の“劇団芝居屋”
心に沁みる物語り、心に響く演技に、観劇後の充足感に浸れる。

それは、“劇団芝居屋”の芝居に対する確固たる姿勢故なのでしょう。

本作、コミカルなシーンが、とてもいいアクセントとなっていたように感じましたし、さらには、役者さん達の好演が物語をより魅力的なものにしたと思いました。

殊に、“増田再起”さん、“永井利枝”さんの演技には感服いたしました。

泥花

泥花

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/12 (木)公演終了

満足度★★★★

客入れもいいですよね
開演の30分前に到着して、すぐに入場。開演を待っていたんです。
桟敷童子の客入れっていいですよね。お祭り感があって。これからなんか特別なことが始まるんだなあっていう気にさせてくれる。客入れからもう公演が始まっているというか。
だから30分座っていて何もしないでいても退屈しないんですよね。そんでもって芝居のほうも体感30分ぐらいで終了。公演が終わって外に出て時計をみて、タイムスリップしたような気持ちに。
もちろん芝居のなかでもタイムスリップしてたんですけどね。男女間のキビみたいなのもよかったです。
あんまり深く考えてるわけじゃないんですが、構造的に『オバケの太陽』とおんなじで、そのバリエーションというか。ちょっとずつ違う繰り返しなんだなあと。そういう感じもいいですよね、心地よいというか。
バックステージツアーも楽しかったです。

平田オリザ・演劇展vol.5

平田オリザ・演劇展vol.5

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/18 (水)公演終了

満足度★★★★

この生は受け入れがたし
70分。寄生虫とは奇妙な題材だこと。話が進まないところが面白い。

『バイク屋タケちゃん』

『バイク屋タケちゃん』

Performance Unit S4U

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑った!
いろいろと細かい所でも笑わせてもらった。あの秘書のガムシロの使用量は、もうそに目が釘付け。マッキーの使い方がすごい。まり子さんの歌唱も素晴らしかった。個人的には、酒井俊介さんが、ホントはカッコいいのに、変顔とかがすごくて、大注目でした。

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