最新の観てきた!クチコミ一覧

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SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

久々の当たり!
全てがとにかく素晴らしかった!本編はもう言うまでもなく、俳優さんの演技、身体能力、演出に音響に照明に、その全てが素晴らしかった!さらに、受付や物販のスタッフまでもが文句無しに素晴らしい!
演出がとても面白くて、久々に上演台本を購入してしまった。
大阪ぎ拠点の劇団で、また東京に来て欲しい。これからもずっと観続けたい。

ラストシャフル

ラストシャフル

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

Bを観劇。
東京ストーリーテラーのお芝居を初めて観劇しました。忍び込んだ家の老人に影響を受け、またお節介な仲間たちの協力で、ダメ男は立ち直り、ある家族が再生した・・・それだけでは終わりませんでした。やはり仲間は良いなあ、と思うと同時に、生きていく上で必ず誰かが何処かで見守っていてくれているものだと感じました。

2016-TSTクラシックス

2016-TSTクラシックス

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

りコリス
どこを切り取ってもネタバレになりそうで言えないのですがとにかく
『優しい世界』です。
いい感じに泣ける良いお芝居でした。

GEM CLUB

GEM CLUB

東宝

サンケイホールブリーゼ(大阪府)

2016/04/08 (金) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★

思っていたのとは違った
もう少しミュージカル寄りなのを勝手に想像してたら、ジャニーズ寄りだったので、観たかったものとは違ったかな…と。

レドモン

レドモン

カムヰヤッセン

吉祥寺シアター(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

差別?区別?
社会派のテーマ(差別と区別)と家族愛を軸にしたSFチックな作品。ただ、SF感はそれ程なく、宇宙人として人種差別を扱った様に感じた。設定にいくつか疑問を覚えましたが、役者陣の熱演で見応えのある舞台でした。特に各人の心情の動きが垣間見れ、背負うもの、考え方の違い等での齟齬が、観ていて苦しくなる場面もあった。
ロープを使った演出には、賛否両論ありそうですが、個人的には面白い演出だと思います。
この作品の初演が7年前という点も驚きで、今でも色あせない作品だと感じました。

ウェルテル

ウェルテル

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2016/04/03 (日) ~ 2016/04/16 (土)公演終了

満足度★★★★

後半からが秀逸
新国立劇場で公演しているオペラ『ウェルテル』の中日に出掛けてきた。
ゲーテ原作の台本にジュール・マスネが作曲したフランスの作品ある。

粗筋は、一言でいえば婚約者のいる女性・シャルロットに恋したウェルテルが、婚約者と結婚して人妻になっても彼女の事が忘れあれず、結果として自殺することで彼女への思いを清算するまでの葛藤を描いた作品。ウェルテルの自分に対する思いに応えたい気持ちと婚約者(後の夫)への思いの間で苦しむシャルロット。シャルロットの婚約者でウェルテルの恋心に感づいたアルベール3人の、本心を隠したままで対峙する2重唱が秀逸な2幕や、シャルロットと自殺に向けて決意するウェルテルの想いが工作する3幕が見所といえるだろう。

実は、観に行く事前勉強で粗筋だけは頭に入れて劇場に行き、特にプログラムを買うこともなく1幕を観た段階では、今まで観てきた様々なオペラと違い退屈だし穏やかな作品で最後まで飽きずに見終えることが出来るだろうかという思いがあったのだが、2幕の内容がかぜん緊迫した物となって気分は一新。あわててプログラムを買い求めて、マスネがこの作品をオペラではなくドラム・リリックと名づけて作り上げた事を知り、なるほどそこが従来のオペラとは違った印象を受けた根本的な理由だったのだなぁと納得した次第。

さて、公演ではウェルテルを演じたテノールのディミトリー・コルチャックと、シャルロットを演じたメゾソプラノのエレーナ・マクシモアの歌唱と演技が圧巻。日本人では、シャルロットの妹であるソフィーを演じたソプラノの砂川涼子の出来が素晴らしかった。動きが比較的少なく、登場人物も少ない本作では、感情を込めた歌唱のシーンが多く、その歌唱に緊迫感がよく込められていて上演のレベルとしては秀逸の出来ではなかったろうか。

指揮は当初ミッシェル・プラッソンだったが、急遽来日不能になり息子のエマニュエル・プラッソンが担当。これまで新国立劇場にはバレエ公演指揮者として2回登場していて、オペラ公演を指揮するのは今回が初めて。ネット上ではバレエ指揮者と軽視する向きもあったが、なかなかどうして上手くオケと歌手をコントロールしていたように感じた。特に後半のドラマティックな音楽作りには感心。若手指揮者として、もっと招聘してもよい人材なのではあるまいか。

オペラ 『椿姫』

オペラ 『椿姫』

府中シティ・ミュージック・ソサエティ

府中の森芸術劇場(東京都)

2016/04/10 (日) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

良かったけど・・・・・
集中力を使わされた~(^^)

まったく睡魔が襲ってこず
物語に没頭できた約3時間(途中休憩2回=各20分づつ)でした

ネタバレBOX

あらすじ[Wikから]
<前奏曲>
第3幕冒頭の場面の哀愁をおびた旋律が奏でられたのち、第2幕でヴィオレッタがアルフレードに別れを告げる場面の旋律が引き継ぐ。華やかに装飾しつつも、どこか物悲しい気分を作り、静かに終わる。
<第1幕>
ヴィオレッタの住む屋敷。今夜も賑やかなパーティーが開かれており、女主人は来客をもてなしている。そこへアルフレードがガストーネ子爵の紹介でやってきてヴィオレッタに紹介される。歌を1曲歌うよう勧められた彼はいったん辞退するが皆の再度の勧めでグラスを片手に準備をする。一同の沈黙と緊張のなかアルフレードは情熱を込めて歌い、ヴィオレッタが加わってデュエットになる。さらに皆が加わって華やかに歌い上げる(「乾杯の歌」)。
皆が別室に行こうとしたときにヴィオレッタがめまいをおこして椅子に座り込む。何でもないからと一人部屋に残った彼女の所にアルフレードが来る。アルフレードはヴィオレッタに、こんな生活をしていてはいけないといい、1年前からあなたを好きだったと告白する。ヴィオレッタは最初は軽くあしらうが、彼の真剣さに少し心を動かされる。ヴィオレッタは椿の花を渡して再会を約し、「この花がしおれるころに」という。有頂天になるアルフレードに「もう一度愛しているといってくれますか」とヴィオレッタが尋ねると、「はい、何度でも!」と彼は応ずる。
アルフレードに続き来客が去って一人になったヴィオレッタは物想いにふける。「不思議だわ」(作品を通じ、彼女はこの言葉を各幕で1回、計3回繰り返す)と純情な青年の求愛に心ときめかせている自分の心境をいぶかる。そして、彼こそ今まで待ち望んできた真実の恋の相手ではないかと考える(「ああ、そは彼の人か」)。しかし、現実に引き戻された彼女は「そんな馬鹿なことをいってはいけない。自分は今の生活から抜け出せる訳が無い。享楽的な人生を楽しむのよ」と自分に言い聞かせる。(「花から花へ」)彼女の中でアルフレードとの恋愛を肯定するもう一人の自分との葛藤に、千々に乱れる心を表す、コロラトゥーラ唱法を駆使した華やかな曲で幕切れとなる。
<第2幕:第1場>
パリ郊外のヴィオレッタの屋敷
二人の出会いから数か月が経った。ヴィオレッタは貴族のパトロンとの華やかな生活を捨て、この家でアルフレードと静かに暮らすことを選んだのである。彼女との生活の幸福を語るアルフレード(「燃える心を」)は、丁度帰宅した召使いから、この家での生活費のためにヴィオレッタが彼女の財産を売却していたことを聞き、気付かなかった自分を恥じるとともに売ったものを取り戻そうとパリに向かう。
そこへヴィオレッタが登場し、彼のパリ行きを聞き(理由は知らない)、いぶかる(2度目の「不思議ね」)。そこにアルフレードの父親ジョルジョ・ジェルモンが突如来訪する。驚きながらも礼儀正しく迎える彼女に、あたりを見回し「息子をたぶらかして、ずいぶんと贅沢な暮らしをしていますな」といきなりなじったため、ヴィオレッタは「私の家で女の私に失礼なことを言わないでください」と毅然と応じ、たじたじとなるジェルモンに秘密を打ち開ける。彼女が自分の財産を息子との生活のために手放しつつあることを知ったジェルモンは非礼を詫びる。アルフレードをどんなにか愛しているかと理由を説明する彼女に対し、ジェルモンは本題を切り出す。息子と別れてくれというのである。駄目ですと即座に断るヴィオレッタに、彼はアルフレードの妹の縁談に差し支えるから、助けて欲しいと迫る。ついに要求を受け入れ、彼女は身を引くことを決心する。しかし単に家を去ってもアルフレードは追いかけてくるだろう。方法は任せて下さいと請合うヴィオレッタに礼を言って、父ジェルモンはいったん去る。
一人になったヴィオレッタは一計を案じ、アルフレードに手紙を書く。彼女はアルフレードと別れて元のパトロンとの生活に戻る、という偽りのメッセージを送ろうとしたのである。そこへアルフレードが帰宅する。彼は父が訪ねていくという手紙を見て、すでに父が来たとは知らずに、ヴィオレッタに大丈夫だなどという。ヴィオレッタは、アルフレードの父が来るなら席を外して庭にいると言いその場を去る。別れ際に彼女は「アルフレード、いつまでも愛しているわ、あなたも私と同じだけ愛して。さようなら」と第1幕の前奏曲の後半の旋律で歌う。アルフレードは彼女の様子を不審に思うが、父親が来ることに動揺しているのだと思い込む。アンニーナが登場し、ヴィオレッタが急遽出かけたこと、手紙を預かったことを告げる。不安にかられつつ手紙を読み、アルフレードは自分が裏切られたと思い込んで激怒する。そこに父ジェルモンが再登場して、息子を慰め、故郷のプロヴァンスに帰ろうとなだめる(「プロヴァンスの海と陸」)。しかし息子は自分の受けた恥辱を濯ぐのだといい、パリに向かう。
<第2幕:第2場>
パリ市内のフローラの屋敷
相変わらず貴族と愛人たちが戯れあう日々である。丁度仮面舞踏会が開かれている。フローラとオビニー侯爵、グランヴィル医師らは、アルフレードとヴィオレッタが別れたという噂話をしている。ジプシーの占い師やマタドールなどの仮装の後、アルフレードが登場、彼らはカードの賭けを始める。そこにドゥフォール男爵にエスコートされたヴィオレッタが登場、ドゥフォールはアルフレードを避けるようヴィオレッタに指示する。アルフレードはつきまくり、ヴィオレッタへの皮肉を言う。それに激高したドゥフォールも賭けに参加するが、ドゥフォールはアルフレードに大負けする。そこに夕食の準備ができ、一同退場する。アルフレードとドゥフォールも後ほどの再戦を約束して退場する。アルフレードの身を案じたヴィオレッタは彼を呼び出し、自分のことなど忘れ、逃げて欲しいと訴える。それに対してアルフレードは復縁を迫るが、ジェルモンとの約束で真意を言えないヴィオレッタはドゥフォールを愛していると言ってしまう。それに激高したアルフレードは皆を呼び出し、これで借りは返したと叫んで先程賭けで得た札束をヴィオレッタに投げ付ける。自分の真意が伝わらず、皆の面前で侮辱された彼女は気を失う。一同がアルフレードを非難しているところに父ジェルモンが現れ、息子の行動を諌める。自分のやったことを恥じるアルフレードと、真相を言えない父ジェルモンの独白、アルフレードを思いやるヴィオレッタの独白、ヴィオレッタを思いやる皆の心境をうたい、ドゥフォールはアルフレードに決闘を申し込んで第2幕を終ぬわる。
<第3幕の前奏曲>
第1幕前奏曲と同じ音楽が、やはり弦楽合奏で始まる。いっそう悲痛な調子で演奏され、アルフレードに愛を告げる音楽はもはや登場しない。切れ切れになったフレーズでひっそりと、弱々しく終わる。
<第3幕>
パリのヴィオレッタの屋敷
数か月が経った。アルフレードは男爵と決闘して勝ち、男爵は傷ついたが快方に向かっている。国外に出たアルフレードに父親は手紙を書いてヴィオレッタとの約束を告白し、交際を許すことを伝えてヴィオレッタの元にもどるよう促しており、そのことをヴィオレッタにも手紙を書いていた。しかし、皮肉なことにヴィオレッタの生命は尽きかけていた。持病の肺結核が進行していたのである。
幕が上がると、ヴィオレッタがベッドに寝ている。彼女はアルフレードの帰りを今か今かと待ちわびている。何度となく読んだジョルジョからの手紙をもう一度読む(ここは歌わずにほとんど朗読する)。読み終わった彼女は一言「もう遅いわ!」と叫び、過ぎた日を思って歌う(「過ぎし日よ、さようなら」)。「ああ、もう全ておしまい」と絶望的に歌い終わると、外でカーニバルの行進の歌声が聴こえる。
医師がやってきてヴィオレッタを診察し励ますが、アンニーナにはもう長くないことを告げる。そこにとうとうアルフレードが戻ってくる。再会を喜ぶ二人は、パリを出て田舎で二人楽しく暮らそうと語り会う(「パリを離れて」)。しかし、死期の迫ったヴィオレッタは倒れ臥す。あなたに会えた今、死にたくないとヴィオレッタは神に訴える。そこに医師や父ジェルモンが現れるが、どうすることもできない。ヴィオレッタはアルフレードに自分の肖像を託し、いつか良い女性が現れてあなたに恋したらこれを渡して欲しいと頼む。
彼女は「不思議だわ、新しい力がわいてくるよう」といいながらこと切れ、一同が泣き伏すなかで幕となる。

この通りでしたわ・・・・凄いなぁと感想です
(でも開演5分遅れセオリー発動したのは少し笑えたなぁ)
手のひらを太陽に

手のひらを太陽に

コルバタ

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2016/04/07 (木) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

日本の原風景を見るような
この劇場(戸野廣浩司記念劇場)の舞台セット、見事な伊藤煎餅店がそこにある。黒く艶のある柱や梁、趣のある3畳和室、煎餅を入れる容器など、人の暮らしがうかがい知れ、その人たちの息づかいがしっかり聞こえる。そしてチラシにもある店の暖簾には伊藤家(氏)の代表的な家紋(庵木爪)を使用するこだわり。

この舞台は、或る商店街にある伊藤煎餅店の家族を中心に物語は進展するが、実に心温まるもの。そぅレトロな感じもするが、いつの時代も家族関係はドラマになる。この舞台では「お父さん」と呼ぶことが許されない事情があるようだが...。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

梗概は、説明文から抜粋...或る町のとある商店街にある煎餅屋「いとうせんべい」は頑固な父親としっかり者の娘で切り盛りしていた。 普通の生活をしている二人だったが、この頑固親父には1つ変わった事があった。 それは「お父さん」と呼ぶ事を許さないこと。 そんなある日娘が彼氏を連れてきた事で物語が動き出す。 色んな家族の絆が交錯するドタバタコメディー

主人公・元太(天晴一之丞サン)、若い時の元太(廣司侑也サン)は、孤児院施設の仲間だった夫婦(妻は子を産んですぐ、夫は子が3歳の時に病死)の子供を親代わりに育てており、子・岬(折原陽子サン)もそのことは知っている。お父さんと呼ばせることで、実親のことを忘れてしまうことを恐れている。お互いを思いやる気持ちがチグハグ。この父娘の関係を中心にして、近所のラーメン屋夫婦、離婚以来、娘と会っていない父親のふためき、実娘と里子の娘という少し複雑な家庭の父親など...家族の数だけドラマがあるようだ。

この家族・血縁という”個”という側面と、商店街という地域の繋がりを、温かい視点で見つめる。家族の中でケンカできることを羨ましいと思う里子・とうこ(マツダヒロエさん)の言葉が、家族の距離感を表す。クールで優等生的な態度には、実親でないことに対する客観的で距離を保つ姿が感じられる。その血縁のなさを超えた枠に家族を形成する。

そこに街の存在が関わる。時代とともに移ろい変わる街であるが、どこか郷愁が残る。地域商店街は日本の原風景であり、馴染み深いものであり、見守りの原点でもあった。古きよき時代の一面を詳らかにしつつ、市井の人々の人情をしっかり絡める巧みな芝居であった。

役者陣は個性豊かで、その役柄キャラクターを立ち上げていた。そのアドリブとも思えるような笑い。本当の家族、地域の人たちの関わりを観るようであった。
なお、劇団猿芝居の特長である「人情劇の王道」が観てとれ満足だが、コルバタとしては、これで良かったのだろうか。

次回公演を楽しみにしております。
舞台 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 デラックス風味

舞台 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 デラックス風味

株式会社オフィスインベーダー

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

元気、もらいました!
出かける前にちょっとばかり“頭の痛い”ことがあったので、こんな時に舞台観ても・・・と思いつつ。しかし、予測を超える“お馬鹿ネタのオンパレード”に悩むのが馬鹿馬鹿しくなり、なんか元気出ました!みんな思いっきり元気にお馬鹿して、そしてなんだかキラキラしていました。いつもイケメン舞台の出演者もここぞとばかりの奮闘!楽しんでいるのがこちらにも伝わって来る。個人的にはかなでちゃんのエンジェル!お気に入りです!!見た目も動きもムチャ可愛すぎる!心の軽くなる舞台、有り難うございました。

『アバレジェ-urban legend-』

『アバレジェ-urban legend-』

Q商会

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2016/04/09 (土) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

都市伝説とフリーメイソン
 コンセプトはコント演劇ということらしい。(追記2016.4.19)

ネタバレBOX


今回は2回目の公演であるがテーマは都市伝説。一応、嵐をパロッたアイドルグループが結成され、このアイドルたちは秘密結社の中で最も人口に膾炙しているフリーメイソンの広告塔にもなって欲しいと注文を受ける。その後、フリーメイソンメンバーの拘る数字だとかイニシアルなどにかこつけて、実は嵐もフリーメイソンの息が掛かったアイドルグループであったということを状況証拠と共に提出するなど、都市伝説と陰謀論を組み合わせ、フリーメイソンについて述べられていることをイルミナティーと絡めながら面白く再構成したり、創作をして都市伝説っぽい陰謀論を展開してゆく。ものの本によればこれらの秘密結社は実はルシフェリアンの隠れ蓑に過ぎず、本当はアンチクリストが実像だという。
 かてて加えてロスチャイルドを絡ませることによって、現在の地球上で最も力を持つ者の秘密結社への絡み方が示唆される。言うまでもないが、ロスチャイルド家がこれほどの位置を世界に占めるきっかけとなったのは、ネイサン・ロスチャイルドがワーテルローの戦いでナポレオン敗北に賭け、ロンドン市場で大儲けをしたことがきっかけである。彼をはじめロスチャイルド家はハプスブルグ家から、ユダヤ人として初めて爵位を賜っている。男爵である。ネイサンを含めマイヤーの5人の息子たちはマイヤーの本居フランクフルトを始めとする大都市、ロンドン、パリ、ナポリ、ウィーンに拠点を設け、各々独立採算で事業を展開した。偶々流行った疫病によって幾人かを失ったが残った者たちは、ヨーロッパの王族・大貴族間の郵便連絡網を牛耳っていたタクシス家を傘下に、最も信頼できる情報網を整備し、銀行システムを整備して世界標準とし第一次大戦時には国家・王を動かすのはロスチャイルドだと言われる迄になる。
無論、アメリカが世界史に踊り出しイギリスを出し抜いて以降は、アメリカロスチャイルド家を創設。軍産複合体とも結託して更に巨大な財を築いてきた。因みに世界のウラン三大鉱山を握っているのは、ロスチャイルド家である。カナダ、南アフリカ、オーストラリアにそれらのウラン鉱山がある。
ロスチャイルドではないが、フリーメイスンの大物でK.K.K.(クー・クラックス・クラン)主任制裁人の肩書を持ったアルバート・パイクは、南部出身者でK.K.K.でも大きな力を発揮していたが、首都ワシントンに大きな銅像が建っているのは、ちょっと詳しい人なら誰でも知る事実だ。而も彼はイルミナティーの最高位に位置して多くの者を惨殺している。
まあ、ざっと以上のようなことも絡めて考えることができるという点で面白く拝見した。
解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話

解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話

映画24区

明石スタジオ(東京都)

2016/04/07 (木) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

格調高い舞台
女子大生が旧体育館で語り合う。惚れたハレたの大立ち廻りもヒーローもヒロインも主役もない。一部タイムスリップするけど話は淡々と進む。ひと昔前なら前衛なんて言葉もでるような舞台でした。
でも役者さん達の動きは大きく、舞台と5cmくらいしか離れっていない最前列観たので大迫力でした。再演されるのでしたら、また観たいと思わせる奇妙な魅力があります。

『Geeks Go Lucky!!!』

『Geeks Go Lucky!!!』

劇団ORIGINAL COLOR

新宿眼科画廊(東京都)

2016/04/09 (土) ~ 2016/04/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

オタクが世界を変える!?
 今作は、破格の時給に応じてきたアルバイト募集の応募者1万人の最終選考に残った3人を面接する話として物語が展開してゆく訳だが、以下のような問題提起も為されており、眼科画廊のがらんどう空間を上手に処理し、シナリオ、演出、演技もハイレベルである。実に刺激的で面白い作品だ。(追記後送)

ネタバレBOX

Geekとは、やな奴とかうるさい奴、ばかを表す俗語だ。登場する主要キャラが、一風変わったオタクたちだし、日本ではオタクと言うと根暗だの変人だのと否定的に見られがちだから、このようなタイトルにしたのだろう。だが、世の中で平均的な生き方を選ぶことが、否そのように見られることを至上価値とする者の多い監視社会・日本では、価値を貶められていても、常に彼ら・彼女らは変革の糸口を持っているのも事実だ。平均的な人間などを装っているうち、大抵その仮面が本人になりすましてしまい、他の顔を乗っ取ってしまうものだから、凡庸そのものになってしまうのがオチである。気付いた時には、交換可能な歯車の一つとなって人生に意味を発見できず空しさだけを抱えて世を終えるのだ。
「幕末!天命、投げ売りのクマさん」「ニコニコさんが泣いた日」

「幕末!天命、投げ売りのクマさん」「ニコニコさんが泣いた日」

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/14 (木)公演終了

満足度★★★★★

ニコニコさんが泣いた日 昼公演
今日は役者の皆さん、一段と気合入ってましたね!公演 始まった瞬間に感じました〜 お見事! 役者あっての舞台です。まだまだ期待してます。
それにしても魅力的な芝居です。

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

何て贅沢な演劇体験
フロア中央にでんと構える立方体の四面舞台。
その内外で繰り広げられる不思議な密室からの脱出劇。

非常に面白かった!演劇を“観る”というよりは“体感する”作品。重低音のきいた音響と照明もクラブのようで空間丸ごと楽しめる。とりあえず様子見で初日をおさえていたが、気付けばチケットを買い増し四面すべてから観ることに。リピーターが多いのも納得。

観客の想像力を刺激するパントマイム・ダンス・ゴム紐を用いたパフォーマンスで、そこにないはずのものを見せてくれる。圧倒的な運動量は見ていて清々しい。身体表現が持つ強さとはこういうことかと感動すら覚える。舞台と客席が近いこともあり立方体のすぐ外側から覗き込んでいるようだった。

ストーリーもまた工夫を凝らしており、パズルのピースを集めていくかのような、複雑に絡み合った糸を手繰っていくかのような展開。一見ミステリー仕立てだが終盤訪れるカタルシスには胸にグッと来るものがあり(しっかり芝居でも魅せてくれた)、背中を押された気分だった。

関西で最も勢いのある若手劇団。
今後も定期的に東京公演が観られたら嬉しい。

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすが!
DVD見てましたけど、中央に舞台あるの斬新です!
舞台の距離も物凄く近いし。東京公演全て観てますが、パフォーマンス・マイムが凄過ぎ。壱劇屋さんにはまった要因の一つです。期待外れ無しのお勧めの劇団です。
次回も早めに来て欲しいです。

【公演終了】箱の中身2016【感想まとめました】

【公演終了】箱の中身2016【感想まとめました】

映像・舞台企画集団ハルベリー

テアトルBONBON(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

箱の中にあったのは・・・
「後悔」だったように思えました。25年前の作品と言う事で、もっと訳の分からない(?)話になるのかなと思って行ったのでしたが、そうではありませんでした。アフタートークでわかばやしさんが「ヒロインの描き方が私が演出する事で前の舞台とは違っていたと思います」とおっしゃっていたので、昔の舞台も見てみたかったと思いました。別れるにしてもくっつくにしても覚悟が必要。それがないから後々迷惑をかける事になるのだと現実世界を見てても思うが、それが人間だから物語も生まれて来るのだろう。

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

箱の中
面白い舞台を目撃できた!と言う感じでした。セリフが聞こえにくいシーンがあって残念でした。

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

初・壱劇屋でした
初・王子小劇場、初・壱劇屋、初・SQUARE AREA。
観劇好きの知人に声を掛けて貰って、ようやく壱劇屋さんデビューをしました。

開演前から、舞台空間が面白い。
囲みの舞台というのは珍しいわけではないけれど、真ん中にドンと立方体の枠があって、絶えず変化する照明と鈍い音が四角の空間を包み込んでいる。その周囲をうごめく観客。
異様な空間が、もう既にインスタレーション作品みたい。舞台作品の世界観とか、いわゆる「空間づくり」に、開演前から成功しています。

それから驚いたのが音圧。地下だからなんでしょうか。
OPダンスの音量の余りの大きさに最初すこしビビって、だんだんその音量が心地よくなってくる。そうなってしまうともう作品の中ですよね。

パントマイム系の舞台を見た事が無かったので、やわらかい体の使い方がとても面白く感じられました。加えて、テクノっぽい硬質な音楽と、四角というエッジの効いた環境に、そのやわらかさが見事にマッチしている。
王子小劇場の地下という環境、非日常的で異様な作風、役者の熱量と観客の近さという箱の大きさ。
小劇場ならではの良さを見事に活かしきったすばらしい作品だと思います。
ぜひまた東京にいらしてください。東京を制圧できるのもすぐだと思いました。

DVDでお勧めするより、現地で見て欲しい作品です。
東京では、あと知名度が欲しい。そこからもっと伸びて欲しい。
そこに期待して★四つとさせて頂きます。

ネタバレBOX

作品内の話になります。
「SQUARE AREA」という洋風のタイトルに、まさか故事「四面楚歌」が絡んでくるとは思いもせず、中盤気づいた時に、柔らかい発想だなあと驚いてしまいました。
また、ルービックキューブから得た「一面・二面」とクリアしていく脱出ゲーム的な要素。
四角といいながら、実際には六面ある立方体であること、面だけで形作られているわけではなく、点と線から四角が生まれる事。
「四角」と「刺客」をかけていること。
「四角」という状態をありとあらゆる角度から考え、掘り下げて、一つの演劇作品にしてしまう。

様々な要素をゴテゴテつけたしたような演劇が多い中、一つの要素から掘り下げ、奥が深いと言える所まで持ってくる洗練されたシナリオでした。
【公演終了】箱の中身2016【感想まとめました】

【公演終了】箱の中身2016【感想まとめました】

映像・舞台企画集団ハルベリー

テアトルBONBON(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

箱の中に最後に残ったものは
 昨日、初夏のような陽気の昼下り、中野のシアターBONBONで、劇団おぼんろのわかばやし めぐみさん演出、ハルベリーオフィス特別公演:「箱の中身2016」を観て来ました。

 人は、心の中に開けてはいけない「パンドラの匣」と、開けられたくない「記憶の匣」を頭の中に持っている。

 その匣が開けられた時、噛み合ってはならない歯車が噛み合い、回らずとも良かった歯車が動き出す。

 舞台の幕が開くと目の前に広がるのは、歯車と振り子のある柱時計の中。

 それは、この物語の開けられたくない「記憶の匣」を開けられようとしている、夥しい血痕を残したまま姿を消してしまった妻の行方に大きく関与しているのではと疑われ、精神鑑定を受けている、無口だけれど、悲しいほどに善良で、切ないほどに妻を愛している時計屋の主人の頭の中であり、記憶の箱である。

 佐藤正宏さんの時計屋の主人佐藤の妻えみ子に手痛いほどに裏切られても、赦し続け愛し続ける姿が、最初から最後まで、哀しいほどに切なく、その切なさは、物語が進行するほどにしんしんと心に降り積もって来る切なさだ。

 さかいかなさんの妻えみ子は、離婚歴があり、子供を産めない自分と結婚してくれた夫に、最初は引け目を感じながらも夫の誠実な温かさに、夫を好きになろうと謙虚であったのに、ある日を境に夫のお金や財物を売ったお金を愛人に貢ぎ、夫を見下し、やりたい放題をする女へと変わって行く、ここだけを切り取ると、「なぜ?」という憤懣やる方ない思いを抱く妻になっている。

 が、この後に続くもうひとつの物語を見ると、そこには別れた夫への一途な想いとその夫が、偶然店番をしていた夫の店に訪れ、再開した瞬間に開けてはならない「パンドラの匣」が開いてしまったが故に、夫の財産を別れた夫へ貢ぎ、大量の血痕を残して姿を消す事へと繋がって行く、哀しい一途さが、夫佐藤への仕打ちになって行くことを知ると、妻えみ子の哀しい切なさもまた、胸に痛い。

 そして、もう一つ。かつては喝采を浴び今は落ちぶれたボクサーの物語へと流れて行く。

 その流れた先は、えみ子の別れた夫であり、愛人であり、今は収監されている大和さんのボクサーの「記憶の匣」とえみ子に再開したことで開けられてしまった「パンドラの匣」をたどって行く物語へと続く。

 そのボクサーと同じ房に入って来た、かつてのライバルであり、引退を余儀なくされた最後の対戦相手のさひがしジュンペイさんのボクサー。

 落ちぶれたボクサーの中に見える、身を持ち崩していない人の一抹の清潔さと生きる力が時々一粒の砂金のように光っていたさひがしジュンペイさんのボクサーが色っぽく見えた。

 終演後、演出のわかばやし めぐみさんとお話しした時、この舞台の作りはやはり、時計屋の主人の頭の中をイメージしたものなのだと感じた。

 それはまた、開けてはならない「パンドラの匣」であり、開けられたくない「記憶の匣」でもある。

 匣とは、ぴったりと蓋を閉じる箱の意味であり、箱はだけで編んだ隙間のあるもの、蓋のないもの。

 開けてはならない「パンドラの匣」が開き、噛み合ってはならない歯車が動き出し、開けられたくない「記憶の匣」に出来た隙間から零れ出てしまった記憶の行き着く果てのどうしようもない切なさと哀しさを描いたのがこの舞台である。

 「パンドラの匣」に最後に残ったのが希望ならば、この「箱の中身2016」に最後に残ったのは、哀しみ、怒り、絶望、苦しみ、憎しみ、痛さ、辛さだったのか、それらを纏った一抹の希望だったのだろうか?

 願わくは、一抹の希望であって欲しいと思って止まない。心にしみじみと降り積もる哀しい切なさに、涙が零れ落ちた心揺さぶる舞台だった。


文:麻美 雪


レドモン

レドモン

カムヰヤッセン

吉祥寺シアター(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★

「共存・共生」というテーマ
「共存・共生」というテーマは1年半前に観た「未開の議場」と同じだ。ただ前作は1つの場面でスリリングな論戦が続いたのに対して、今作は頻繁に入れ替わる場面で流れが分断されテンポが悪い。次の場面に移る際、役者が舞台上で椅子、支柱、ロープなどを移動させるのが見えて転換の切れの点で気になった。さらに道具を多目的に用いる点は転換の効率の面でも良いのだが、支柱やロープがじゃまだと感じる場面もあった。SFベースの割にストーリーはやや単調で、もう少し事件性や意外性が欲しい(逆に過剰なキャラと思える人物設定もあった)。登場人物の心理描写は立川家の3人をはじめとして役者さんが自然にそして的確に表現されていて素晴らしかった。

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