最新の観てきた!クチコミ一覧

75921-75940件 / 190095件中
漂流劇 ひょっこりひょうたん島

漂流劇 ひょっこりひょうたん島

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/11 (木)公演終了

満足度★★★

やっぱり
意識が遠のいてしまいました。疲れているせいもあるけれど、年末に観た時と同じように後半は別の世界に飛んでしまいました。冒頭の登場しながらの台詞が既に頭に入らないので、当然頭に残らず、思考が動き出さない。だから、何を立ち上げ、伝えようとしていたのかを掴めませんでした。おそらく、震災やら、原発問題やらが、地響きのような効果音から、後ろに大きく映し出される映像から、想像するばかりで確信が持てませんでした。

空のバッキャロー!!

空のバッキャロー!!

株式会社Ask

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/02/06 (土) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

「大倉旅館」
初めて見るのに「大倉旅館」完結編ということでちょっと心配だったのですが、当日チラシにいままでのあらすじが書いてあったのでちゃんとお話について行けました。予約の時に「初めてでもだいじょうぶです」と言うお返事をいただいていたので、本当に何も知らないで見てみようかと思っていたのでしたがあらすじの誘惑に負けてしまったのが残念です(笑)。

声は聞こえているか

声は聞こえているか

劇団前方公演墳

小劇場B1(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

前墳Ver.
13年前の作品を再演、という事でしたが全然古臭くはなく、今だからこそのメッセージもあったと感じた。

いつもの作品と比較して、ダンスシーン短かったかな、という印象。なんだかんだで、前方公演墳のStageにダンスシーンはつきものだし、ちょっと期待している自分がいる笑

Revenge of Reversi

Revenge of Reversi

PocketSheepS

萬劇場(東京都)

2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

科学と演劇
 タイムマシン開発に纏わる発明のコアデータ開発者と研究所長の確執に、利害に敏い政治屋が絡み、その間に立って暗躍する弁護士2人と盗みのプロが絡まり合ってストーリーが展開する。而もタイムマシンがこの事情に更にタイムパラドクスを仕掛けてくるから、状況設定としては充分面白くなる題材を揃えた。揃えすぎかも知れぬ。わかったふりをする人々には、タイムパラドクスをどのように解決するかで作品評価が分かれる作品であろう。

ネタバレBOX


 落とし所をどのように作るかだが、演劇作品に於いて肝要なことは、矢張り観客のパトスに訴えることであろう。その点で若干弱いように思う。今の大学院がどうか詳らかには知らないが、自分の友人の多くが大学院の修士、博士課程に在籍していた頃、弟子の研究成果を指導教授が横取りして発表することは日常茶飯であった。無論、そうでない立派な教授も居らしたがマイノリティーであった。現実に現在でもポスドクの自殺率は異常に高い。その原因は、少子化を見越して多くの大学が大学存続と自らの生活安定の為に、学生をなるべく長く大学に残しておく為の戦略を立て、実践したことにもあるだろう。結果、世間的実体験に乏しく、プライドと学歴が高い、企業にとって使いにくい人材が多数生まれた。企業は、儲けの為にのみ行動することが本質である。これらの要素が結実する所にポスドクの仕事場は無かった。無論、出来の良い秀才たちであるから彼らの周囲の期待も高い。板挟みにもなって、居直るだけの世間知も無い人々は自死に追い込まれる事実があるのである。哀れなのは、精神的に自立する強さも持たない彼ら彼女らが、大人の判定を受けていることである。今作には、このような研究弱者の恨みは反映されていなかったように思う。そこをもっと強烈に描いて欲しかった。それがあれば、リベンジは、観客に更に強く訴え掛けたであろう。これが、タイムパラドクスをどのように処理するのかと同じくらい大きな演劇的要素だと考える。
リフラブレイン

リフラブレイン

santacreep

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/02/09 (火) ~ 2016/02/11 (木)公演終了

満足度★★★★

やるせない愛しさ
高校生の姉と中学生の弟。両親はいない。この2人の数年ごとのエピソードを描いていく中で、笑いとやるせない愛しさが湧き上がる物語。

貧しさやいじめなどひりひりするような現実の痛み。そして姉と弟の間の愛情は、恋愛とは違う家族という関係の重さと優しさを感じさせて、ふだんは手を触れられない心の深いところをえぐられたような気がした。

脚本の良さとそれを生かすテンポのよい演出、そして、緊急公演とは思えないハマリ役そろいのキャスティングで、忘れられない舞台のひとつとなった。

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

四面制覇しました!
違う面から観ると本当に違う景色が広がり違う感情が生まれ
何度も観たくなる作品です!四面制覇するか悩んでおられる方にはお時間が許すならぜひぜひ四面とも観て頂きたいです!

リフラブレイン

リフラブレイン

santacreep

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/02/09 (火) ~ 2016/02/11 (木)公演終了

満足度★★★★

粗さの中にも良さが溢れる
コスパ的にも大満足。
ちょっぴり昭和テイストを味わいながら、演劇的面白味を再確認した佳作。

ありがとねえ!

ありがとねえ!

梅舟惟永企画

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

全ての短編が五つ星!!
短編集で五つ星献上は久しぶり。
腰痛持ちにはしんどい座席ですがそれを差し引いても余りある大満足の楽しい内容。
仕事帰りでしんどかったが、観に行って本当に良かった。

「ソドムの紅い月~やっぱ、すっきゃねん~」「想い出パレット~乙女の戦、なにわ場所~」

「ソドムの紅い月~やっぱ、すっきゃねん~」「想い出パレット~乙女の戦、なにわ場所~」

大阪ゲキバカ

世界館(大阪府)

2016/01/28 (木) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

<ソドムの紅い月>を観劇♪
「サスペンスホラー風・オゲレツ・ハードボイルド、そしてちょっぴりハートウォーミング」との事でしたが、確かに少しごった煮な感じで、いろんなテイストを楽しめました。

ネタバレBOX

サスペンスホラー風シリアス系に、すこしお茶目な妹さんとのハートウォーミングな展開…、までは良かったです。
が、オゲレツなコナン君が浮いた感じで、個人的には、スイカと天ぷらを食べたような食べ合わせの悪さを感じました。
シリアスとオゲレツは別々に頂きたいと思いました…。
Revenge of Reversi

Revenge of Reversi

PocketSheepS

萬劇場(東京都)

2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

劇団のカラー?
“PocketSheepS”は本作が初見。
ストーリー自体は面白いのだが、全体的に冗長な印象を受けた。
少し整理をすれば、90~100分程度にまとめられたのではないだろうか。

そして、いちばん気になったのが、
ストーリーに対して、役者の芝居が“ミスマッチ”と感じたことろである。

まあ、これが“劇団のカラー”であるということなら、
致し方ないところであるのかも知れないが・・・。

どこよりも遠く、どこでもあった場所

どこよりも遠く、どこでもあった場所

プロトテアトル

ウイングフィールド(大阪府)

2016/01/29 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

原案となった作品の世界観…
原案となった作品の朗読。
少しビッコの姉と家族の大黒柱の弟、父は家を捨て、母は家族を守ろうとする。
弟の友達との出会いで…、家族の未来が少し前に進み出す…。
なかなか趣のある、興味深いお話でした。
原作の世界観に浸れました。

いつか、同作品を上演されるのを楽しみにしています。

錆色の瞳、黄金の海 2016

錆色の瞳、黄金の海 2016

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/21 (木) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

その村で過ごしたい
面白かった。某ジ○リの映画を見てるようでした。また、七人の出演者なのにあのキャラ数の多さ、そして演じ分けはお見事でした。
ただ、林遊眠さんが劇団の看板役者なのはわかるが、説明台詞も入れて、台詞量が多すぎるかなあと、ちょっと感じたかも。

Over Smile

Over Smile

SANETTY Produce

新宿村LIVE(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/15 (月)公演終了

満足度★★★★

心に響くファンタジー
とても大好きな作品なので不安がありましたが、とても楽しめました。ラストシーンは知っていても涙がこぼれました。ちゃんと久保田唱さんの作品でした。詳細はネタバレにて。

ネタバレBOX

衣装にとても拘りを感じますし、凄く凝っていると思いますが、少しやり過ぎな気がします。特に恵太役の衣装。普通の大学生はあんな格好しないと思います。舞台セットも扉がなんだか障子みたいに見えて違和感。一番好きな無声芝居のシーンで、スーが牢屋に入れられてしまうシーン。牢屋の照明が無地の壁なら映えるのにあの障子みたいなのに被ってとても勿体無かったです。ミズーリの声をドナルドが可愛いと連呼するシーン。可愛くないとは言いませんが、やはり齋藤彩夏さんのような特徴のある可愛い声でないと説得力が無いと感じました。殺陣アンサンブルの方々がいる事によって場面がとてもわかりやすくなっていました。高橋明日香さん演じるウェイトレスの存在が良いスパイスになっていて良かったです。平山空さんのジーナは安定していて良かったし、竹石悟朗さんのドナルドのあの不適な笑顔も良かった。玉川来夢さんのスーは可憐で儚い感じがあるのに笑顔が花のようでまさしくスーでした。齋藤彩夏さんのミヤビは美しさの中に怖さもあるのにリュウソウに向けての声のトーンが変わる所がミヤビの弱さや女らしさが出ていて凄く良かったです。
不完全な己たち

不完全な己たち

gojunko

スタジオ空洞(東京都)

2016/01/20 (水) ~ 2016/01/25 (月)公演終了

満足度★★★

捉え方によっては
母と娘の物語だが、母と娘の物語というより、母となった娘の不条理会話劇ポイと感じた。また、ラストだけをとらえると、娘の容姿(不完全)による妄想劇とも取れるかな(だからあんな容姿と)
面白くはあったが、捉え方によっては難しく感じてしまうかな。

【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】

【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】

DART’S

ギャラリーLE DECO(東京都)

2016/01/19 (火) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

空気感は変わらない感じ
ピリッとした空気感は変わらない感じなのに、まったく感じる色が違う作品なっていた。どちらの作品も面白かった。

ネタバレBOX

「ブラインドタッチ」
閉じこめられれてる密室な空気感を感じさせながら、あ、危ないとも思い、一緒に体験しながらでもどこかで見てる感じでもある。

「悪魔の証明」
ある意味究極の選択な感じなのにコメディ。が、そんな感じを受けながらも、密室な空気感は損なわず、ハラハラしながら見入ってしまう。そしてラスト、まさかのどんでん返しに、やられたーでした。
超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに

超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

ご機嫌の特撮魂
ササヅカイン1はDVDで、ササヅカイン2は劇場で観ました。
今回のササヅカイン3は、クラウドファンディングもしてるので、とにかくお金をかけているのがわかる。
初日から観ていますが、今日になって足された音とかもあって、ほんとに日々進化してました。
照明の数も半端ないし、ワイヤーも2本、トランポリンも2台。
キャストの人数の多さもさることながら、小劇場の演劇で、ここまでするかという豪華な感じ。
たくさん笑わしてもらって、ほろりとする。
カプセル兵団さんありがとう。

にてないモノマネ

にてないモノマネ

実験劇場企画公演

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2016/02/02 (火) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

水買っとけばよかった
物語を最初から最後まで描き切った感があって。そのへんがよかったかと。

長くて。途中で喉乾いて。水買っとけばよかった。途中休憩があればよかったのに。第一部(?)が終わったあたりで、自主的に目を閉じて休憩しました。

ネタバレBOX

海のシーン、よかったですね。それまで狭苦しい感じだったのが急にひらけて。ああ、このシーンのために、ながーい芝居があったのかあと。水がはねる物感っていうんですかね、そういうのもよくて。

最後に演出の人が、紙をまるめて投げて「あれ?」っていうでしょう?あれはどういう意味なのかなあとずっと疑問だったんだけど。
海に投げたつもりなのに、幕が下りてたからっていうことなんですかね?

役者が脚本に負けてたような気がしました。うーん、いや、気のせいもしれません。
SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/16 (火)公演終了

満足度★★★★

期待を裏切らない!!
あいかわらず、スタイリッシュでため息の出るようなパフォーマンスでした。
初演を拝見して「関西にこんな劇団がいたのか!?」と感心して以来、ずっと壱劇屋を観てきましたが、やっぱり『スクエリ』は彼らの代表作と言って間違いなしだと思いました。
私が劇団員全員の名前と顔が一致する劇団はココだけです。走り続けてほしい!!もっと多くの人に観てほしい!!

ワンさんの一生とその一部

ワンさんの一生とその一部

H-TOA

gallery to plus(東京都)

2016/02/06 (土) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1743(16-033)
19:00の回(曇)。

18:30受付、開場。2015年4オープンした会場、もちろん初めて。

「H-TOA(はとあ)」こちらも初めてですが、田久保さんはたぶん7作目、峰松さんは「脱衣する蛹(さなぎ)(2014/8@大隈)」、「; mo0ment(2014/8@楽間)」他。

入ると白く細長い部屋、左奥、役者さん二人が立っていて、目の前には逆T字のテーブル席、向こう側に座ります。と、田久保さんはカラダを丸め、ゆっくりと床を転げまわる...と英文の当パンに書いてあるように。胎児の動き、無重力/宇宙遊泳、ルンバにもみえてくる。

撮影可、テーブルにはスマホ置き場が描かれている(字体は全部違うのかな?)。

18:50動きだし、19:00開演~19:48終演。

田久保さんは、最近のトツゲキ倶楽部などとはかなり違うキャラクター。

ブロジェクターのPC映像(画像検索)が3面の壁にいくぶん歪んで映る。ワンさんの自身の語りと、別の人物による訂正修正補足が挿入される。真実、事実、認識/誤認/記憶の書き換え/錯乱。

目の前で起こっていることをあまり自分流に整理しないように視覚にとどめ置き、終わってから少しずつピースを動かしてみるのがいいのかもしれない。


シェイクスピア様ご乱心

シェイクスピア様ご乱心

劇団きのこの森

北池袋 新生館シアター(東京都)

2016/02/06 (土) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

覚悟と技術のご乱心。
面白い。本当に面白い。
役者やスタッフと、脚本演出の連携と信頼。こうもブレのない作品を観賞できるとは思っていなかった。

演劇を志す者ならば誰しもが存在を感じるシェイクスピア。
それは時に自分に都合よく、時に見本として、様々に姿形を変えて今も尚、生き続けている。という事を、言わずに!
面白く、感動的に、人間的に、舞台的に、君臨させた劇団きのこの森。賞賛の拍手はこの大きさの劇場では足り無い。

見られたくない部分へ目をつけて、滑稽あるいは実直に、表現するそれぞれの覚悟。舞台だからこそ、誤魔化しのない瞬間を感じることが出来て心が震えた。
再演を希望したい。でも、他の作品も観たい。

面白かったです。更なる躍進を心待ちにしております。

このページのQRコードです。

拡大