最新の観てきた!クチコミ一覧

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隣はラジカル

隣はラジカル

演劇集団 Z-Lion

ザ・ポケット(東京都)

2016/03/30 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

隣はラジカル
誰か水でもこぼしたのか椅子が濡れていて、一応対応していただきましたが「これはシミですね」とそのまま。ティッシュで押さえたらしっとりぬれるので、仕方なく入り口でもらったチラシの束を敷きました。それが影響したとは思えないのですが、期待したほどではなかったです。時系列が前後して、ああ、これでそうなってああなるのねと言うのは面白いと思いましたが、せっかく回せる舞台にしたのですからあんなに長く暗転しないでもっとテンポよく見せて欲しかったです。

愛、あるいは哀、それは相。

愛、あるいは哀、それは相。

TOKYOハンバーグ

「劇」小劇場(東京都)

2016/03/30 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

う〜ん・・・
タイトルに違和感があったのですが、こりっち評が良かったので行きました。私にはなんだかな・・・でした。木遣りにやたら力が入っていました。なんだかひと事みたいな印象が強かったのは何故だろう。ただの再演ではなく、その後の事が知りたかったのかも。

はやぶさものがたり 元服版

はやぶさものがたり 元服版

はやぶさものがたり全国公演実現実行委員会

道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/02 (土)公演終了

満足度★★★★

はやぶさに感動♪
はやぶさや、エンジンなどの各パーツを擬人化したパラレルワールドな時代劇。
お子さんでも楽しめる内容になっていて、子供の方もしっかりと最後まで静かに観劇してました。

はやぶさがくぐり抜けてきた奇跡のような生還、やっぱり結構感動しました。

くちる

くちる

コズヱヲプロデュース

新宿眼科画廊(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/05 (火)公演終了

満足度★★★★

-
闇の中に明滅する仄かな明かりがあり、壁に映る役者の影や小さな物音が効果的に感覚に訴える。演劇では新しい感覚体験だった。

二人だけの芝居―クレアとフェリース―

二人だけの芝居―クレアとフェリース―

劇団民藝

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/04/04 (月) ~ 2016/04/21 (木)公演終了

満足度★★★★

奈良岡朋子の迫力がすごい
難解な劇である。パンフレットによると、それは訳・演出の丹野郁弓も認めているし、この二人芝居の出演者も同じだという。しかし、現実と空想、過去と現在、さらに芝居の練習と現実生活をシームレスに行きつ戻りつするこの会話劇を、奈良岡朋子と岡本健一が見事に演じきっている。

元ジャニーズの岡本健一は既に円熟というか、ベテラン舞台俳優の域に達している。そのベテランが「超ベテラン」の奈良岡朋子に堂々たる絡みを見せてくれるのだ。その岡本の迫力、言葉の強さ、声の通り具合にさらに負けない奈良岡の舞台は見事と言うよりない。40歳の年の差、86歳の迫力に客席は圧倒されている。だが、ある意味で、この奈良岡の迫力を引き出しているのは、岡本のすごさなのだろうと思う。

難解な会話劇で眠くなるかもしれない。だが、その節々で舞台に釘付けになる、その迫力を堪能したい。

ぼくの好きな先生(再演)

ぼくの好きな先生(再演)

enji

OFF OFFシアター(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

やはり重い・・・
初演に続いて2度目の観劇。コメディタッチなのだけど、やはり重いです。小中学生の頃、いじめたり、いじめられたりした思い出が蘇ってきます。やはり忘れられないものですね。年を取るにつれて、ますます響いてくる作品。多くの人に観てもらいたい。

ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

演劇ユニット「みそじん」

atelier.TORIYOU 東京都中央区築地3-7-2 2F tel:03-3541-6004(東京都)

2016/02/27 (土) ~ 2016/03/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

3月版
最後の3月版メンバーを観てきました。

最初4女だった天乃さんが、キーの次女になり、どうかなぁと思ったけど、やっぱ話が良いから、全然問題なく良かった。もちろん、天乃さんがしっかりしているからだけど。

で、泣きましたね。やはり。我慢できませんでした。後半は、号泣です。

最初は、一年のロングランなんて無謀だと思ったけど、立派にメンバーを代えながらやりきって、単純に感動しました。

また、どこかで再演してほしいですね。

三月大歌舞伎

三月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2016/03/03 (木) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

<夜の部>
1.双蝶々曲輪日記、3.五代目中村雀右衛門襲名披露 口上、3.祇園祭礼信仰記、4.関三奴の4本立て。

夜は口上を含め、良い作品満載で、外れも無く大満足でした。

口上の面々も、藤十郎を筆頭に、幸四郎さん、吉右衛門さん、我當さん、鴈治郎さん等など、凄い方ばかりで、名跡の偉大さが目立つ口上でした。

雀右衛門さんのお披露目は、「祇園祭礼信仰記・金閣寺」の雪姫。こちらも幸四郎さん、仁左衛門さんの布陣で、見事な作品でした。

最後の演目の関三奴の鴈治郎さん、松緑さん、勘九郎さんの踊りが面白かった。

三月大歌舞伎

三月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2016/03/03 (木) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

<昼の部>
1.寿曽我対面、2.女戻駕・俄獅子、3.鎌倉三代記、4.団子売の4本立て。

雀右衛門さんのお披露目は、『鎌倉三代記』の時姫。

3月初めに病欠していた菊五郎さんも復帰し、吉右衛門さん、東蔵さん、又五郎さん、秀太郎さん、と強力な布陣で、重厚なお披露目でした。

でも、そんなに扇雀さんが目立ってなかった感がありました。

他の作品は、仁左衛門さんと孝太郎さんの「 団子売」が秀逸でした

三太おじさんの家

三太おじさんの家

椿組

ザ・スズナリ(東京都)

2016/03/11 (金) ~ 2016/03/15 (火)公演終了

満足度★★★★

良い作品でした
途中まで流れを掴むのに苦労したけど、全体のプロットが理解できたら、いろいろと腑に落ちてきて、すっと理解できました。外波山さんの魅力が満載だし、椿組とパンダのコラボも上手く融合していて、とても良かったです。
外波山さんの魅力が満載で、エンディングの演技が涙ものでした。

凄いお芝居じゃないけど、好きなお芝居でした

隣の芝生の気も知らないで

隣の芝生の気も知らないで

カミグセ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/03/31 (木) ~ 2016/04/04 (月)公演終了

満足度★★★

隣の芝生の気も知らないで
モノローグ9対ダイアローグ1。女の子が自分の日記を読んでいるのを聞いている感じでした。だからあまり物語は動きませんし広がりません。会話シーンにはぞっとした瞬間があってよかったので、私としては会話中心の作品が観たいです。

いのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK『乱鶯 みだれうぐいす』

いのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK『乱鶯 みだれうぐいす』

劇団☆新感線

新橋演舞場(東京都)

2016/03/05 (土) ~ 2016/04/01 (金)公演終了

満足度★★★★

シンプルで楽しい
今までの作品よりもシンプルな人情物で、アクションもそんなに大げさではなく、本当に歌舞伎っぽく楽しめました。

新感線らしくないと言われればそうかもしれませんが、観ていて断然こちらの方が楽なので、私は一番好きです。

歌舞伎初心者でも楽しめるのではないでしょうか?

「従軍中のウィトゲンシュタインが(略)」凱旋公演

「従軍中のウィトゲンシュタインが(略)」凱旋公演

Théâtre des Annales

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/03/02 (水) ~ 2016/03/06 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
前回よりも体調も良かったので、暗闇にも負けず、最後まで観劇できました。
哲学的な内容なんでしょうが、会話聞いているだけで、単純に面白かったです。
空間的には、前回のアゴラよりも、より立体的な客席な作りだったので、見え方も平面じゃ無い分、いろんなところが観えて楽しめました。

男だけのお芝居だけど、見応え十分でした。

隣の芝生の気も知らないで

隣の芝生の気も知らないで

カミグセ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/03/31 (木) ~ 2016/04/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1790(16-080)
11:00の回(曇)。

10:30受付、開場。ミニ椅子とパイプ椅子の客席、すこし高めの舞台。
上手奥に天井まで積み上げられた木製BOX(10段組?)、床に7着のセーラー服とソックス。

10:59前説(75分)、11:05開演~12:25終演。

「その揺れでふれる手(2014/10@王子)」から3作目。

原案「女生徒」は1度読んだことがあり、いくつか公演を観たことがありますが細部は覚えていません。ですので、最後のセリフで「女生徒」だったと思い出したくらいです。

どこかで観た方は...と調べてみますと、(この年は)観ていないのですが、小見波さんは勅使川原さんの U18ダンスワークショップ・プロジェクト(2014/1@イースト)に参加していらっしゃったのですね?私がKARASダンスを観に行くようになったのは「パフューム°R(2014/4@APPRATUS)」からで12月のU18「ビヨンド 先に向かって」は観に行きました。

牧野さんは「PUPAⅡ(2015/11@PRUNUS)」の方だろうか...

朝起きて、学校へ行って、授業があって、お昼になって、部活があって...自身のこと、母のこと。時は、春はあけぼの、THE DAWN OF MAN、夜明け前...物語を紡いでた星々は薄れゆき、燃える朝焼けが訪れる期待と不安でしょうか。

舞音-MANON-

舞音-MANON-

宝塚歌劇団

宝塚大劇場(兵庫県)

2015/11/13 (金) ~ 2015/12/14 (月)公演終了

満足度★★★★

舞台美術が素敵
フランスで、バレエやオペラとして上演されてきた有名なお話「マノン・レスコー」を宝塚バージョンに仕上げた作品。
今回は友人に誘われるまま、それほどの期待もなく鑑賞しましたが、舞台美術の美しさ、お話の展開や演出など見どころの多さに圧倒してしまいました。

ネタバレBOX

主人公の心の中、そして表層のもの2人でてくるあたりの演出も面白く、悲劇的なラストを一層悲しいものにさせていました。
宝塚歌劇には愛や恋などよくモチーフに出てきますが、今回の作品では愛の不条理さと運命の切なさを見事に描いていました。
本編がとても短く感じてしまうくらいに、魅き込まれました。
テノヒラサイズの人生大車輪’16スプリング

テノヒラサイズの人生大車輪’16スプリング

テノヒラサイズ

HEP HALL(大阪府)

2016/03/31 (木) ~ 2016/04/02 (土)公演終了

満足度★★★★★

このバージョンもすごい!
人生大車輪は、過去にも観劇したことがありましたが、今回の2016年スプリングバージョンも、ちょっぴり切なくて面白い作品でした。
大筋は変わらず流れてゆきますが、何度観ても面白いのは舞台というLIVEの臨場感と時折出てくるアドリブが絶妙だったからに他ありません。
そして役者も多少の入れ替えなどあり、そこにも新鮮さを感じています。
不条理な世界にどんどんと引き込まれ、最終的には納得してしまう。役者の力量とキャラにも引き込まれました。
座席位置が良かったので、前の方の座高を気にする事無く鑑賞できたのもラッキーでした。

ネタバレBOX

数々の不条理な出来事を結びつけ、答え合わせとなるストーリー。
松木さん演じる田中さんのお話が、切なくて泣けてきます。ヤクザだけれどもカッコいい田中さんを観ていると、それを演じられている松木さんに惚れてしまいそうになりますw
湯浅さん演じる中国系監督が「チャウ・シンチー」と言ったのには、笑いましたw 輝けるゾンビ映画を撮りそう!
テノヒラから朝ドラに3名ほど役者さんが出演されていたので、そのこともちょいちょい思い出してしまいました。
バカから醒めたバカ

バカから醒めたバカ

INUTOKUSHI

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2016/03/05 (土) ~ 2016/03/11 (金)公演終了

満足度★★★

疲れました
前にした投稿が消えてるので、あらためて。

二階堂瞳子さんの舞台が観れるというのが一番の目当てでしたが、今まで犬と串さんの作品に比較すると、難しいなぁ…。ラストの過去のシーンを繰り返す部分のループは好みでしょうが、それ以前の導入部分があまり面白くないかも。

まぁ、そこにストーリーは無いのかもしれないけど。

誤人(ごにん)

誤人(ごにん)

企画演劇集団ボクラ団義

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/03/23 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

見事でした
ボクラ団義の【濃密会話劇】は、本当に濃密です。で、若干尺が長いかなぁ。2時間半やらないでも、良かった挿話もあるような気がして、何とか2時間で収めたら、もっとジェットコースター感があって良かったと思います。

まぁ、とは言え他劇団さんじゃ、収集付かなくなって空中崩壊しちゃうような内容も、見事にまとめあげちゃうんだから、久保田さんと役者の皆さんの技量は、素晴らしいとしか言えないですが。

なので、☆4.8くらいですが、四捨五入で☆5です。

Gliese

Gliese

ピヨピヨレボリューション

シアターノルン(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/05/29 (日)公演終了

満足度★★★

1か月公演
先ずは今までも観てきたので、1回観てきました。

結論から言えば、やっとお芝居らしくなってきたかなぁと思います。
歌と芝居のバランスや、場面の切り替えもスムーズになってきて、
観ていて苦じゃないし、キャラにも入り込めるので、それだけ安心感が
出てきたんだと思います。

ただ、まだストーリー的にも内容的にも今の内容だと薄いし、
飛び道具的に面白くても、それだけで終わっちゃうので、
どうしても観たい何か特徴が無いと、続けて観に行くのは厳しいかなぁ、
と思います。

しかし、今回は毎回スペシャルゲストが出てくるので、
そちら方目当てでの集客も見込めそうですが。

1点だけ気になったのは、照明が上手く当たってないように見えて
役者さんや芝居の焦点がぼけてしまい集中できないところです。
演出だとしても、何とか見直してほしいところです。

ネタバレBOX

先ずは、1か月公演を仕掛ける勇気と言うか、野望に心底ビックリしました。
でも、やってみること自体は凄いことだし、心から尊敬します。

目当てのゲストさんを観にまた行くかもしれませんが、1か月公演打つなら、もっともっと宣伝活動をしないと、観に来てくれないかもしれません。

追加戦略でも良いから、半券割引きとか、お友達割引き(複数人予約割引き)とか、当日空席が半数以上あれば、緊急割引きとか、何でも良いから餌撒きしないと、ただ単に空席情報流しても、お客さんは観に行かないかも。

特に3月・4月は、年度末&年度初めで、一般社会人は平日夜に観に行くのが難しい時期で、会場も駅から遠目なので、地道に宣伝するしかないと思います。

今回は、出演者とゲストさんもいっぱいいるので、遠慮せずに頼っていいと思いますよ。

初めてお芝居観る人には、時間も適度で楽しい作品だし、観に来て損したとは思わないので、十分にお勧めできますよ。

なので、何とか頑張って下さい。
紙風船

紙風船

libido:

新宿眼科画廊(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1789(16-079)
19:00の回(曇)。

18:30受付、開場。入って右に客席、桟敷の位置に「木」、後方にも席(2重ザブトン)、満席。

テーブル、椅子などのほかはたくさんの絵の具類、絵筆、床にブルーシート。

向かい側の壁一面にイラスト...テーブルには紙風船が置いてあります。

19:02前説(60分)、19:05波の音、開演~20:09終演。

岸田さんの戯曲...ですとまず観ないのですが、毛利さんが出ていらっしゃるので観に来ました。

二人芝居ですが、とても巧い間の取り方で、声のトーン、表情などもよかったと思います。

もちろんこのお話しは知らないので、後半、イラストに書かれていることも「そういうことか」と楽しく観ることができました。

こちらは初めて。毛利さんは「あの記憶の記録(2012/11@DECO)」「太陽とサヨナラ(2013/10@吉祥寺)」「Soundtrack(2015/12@上野)」。宮崎さんは「地獄任侠観音烈伝(2014/6バビロン」を観ていました。

戯曲と今との間を行き来しながら、気まずい「間」を挟みお話は進む。
大船は実家があったところで、江ノ島にはよくモノレールで行ったし、水族館にも行きました。鎌倉なら、北鎌倉、明月院手前の「葉祥明美術館」。

せっかくの機会なので検索してみたところ、オクムラ宅公演、カトリ企画UR公演などがあり目を通してみました。そして、青空文庫を斜め読み。「この夫婦」の関係について考えてみますが、結局はずっとこのままなのだろうと思う。子供ができたとしても。

開演前、天井をみあげると照明の影がくもの巣のようにみえるなぁ、と思っていました。終演後、それはこの夫婦がもう囚われて抜け出せないということなのだよ、といっているように思えてきたのは、なかなか刺激的でした。

先日「同性婚のリアル(東小雪, 増原裕子著」を読みました。そこにある「夫婦」と「この夫婦」との違いはなんだろう。

仲睦まじい夫婦、なんとなく続く夫婦、ほとんど疎遠な夫婦、いがみ合う夫婦、別居している夫婦...人と人...親子でも友人でもつながりが生まれますが、つながり続けるためには何が必要なのでしょう。

でも、続くことが必要なのでしょうか。こうありたい/こうありたかった、ものではないときも。

終わってから、自分だったらこうするのに...という感情は、実際の自分をどこかにおいてしまっているからできるのだろうと思うのでした。

照明の飯塚さんは、妖精名義では「うなぎ」さんで、妖精大図鑑公演では奇怪なメイクと振付で会場を沸かせてくれるのでした。

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