
ガムシャリズム
野生児童
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★
青春だなー
ストーリーは先の読める展開でしたが、それぞれのキャラクターが良かったです。メッセージ性がはっきりしていたのもわかりやすくて良かったです。実際に楽器を始めて3ヶ月くらいの役者さんも何人かいるらしく等身大の音でしたね。大音量はすこーしキツイかな。ごくせんとかポンキッキの歌とか凄く懐かしい。

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】
壱劇屋
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
いつか常設公演
ここまで多くの人に共感を得られるお芝居なかなかお目にかかれない。
壱劇屋の作品はいつか常設公演を行うようになっても充分耐えられるのではないかと思う。

悪党
innocentsphere
座・高円寺1(東京都)
2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱり役者がいいね。
「リチャードⅢ世」の件や二人の「悪党」の「悪の衝動」が生まれる瞬間を探っていく…。といったあらすじに興味を抱いて足を運んだ身には肩透かしを食った未消化な印象。
そのタイトルにも大きな違和感を感じるものの概ね楽しめる内容でした。

―ハムレット― 愛、解れて絡まり殺しあう
剣舞プロジェクト
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2016/04/14 (木) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★
男性版
男性版を観ました。
思っていたのとはちょっと違ったかな。
設定部分の細かいところが気になったけど、おもしろかったです。
バーナード役の方、セリフも聞き取りやすいし、よかったです。

イトイーランド
FUKAIPRODUCE羽衣
吉祥寺シアター(東京都)
2016/04/14 (木) ~ 2016/04/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
まだ良席取れます!
愛情一杯、エロ一杯、これぞ世界に誇るオリエンタルファンタジー!!
今回もどエライことになってます。取り敢えず楽日を押さえたけど、あとニ回位観たい。
これで近作四本連続五つ星献上!!(自分のこれまでの観劇記録中では“羽衣” のみ!)
いい時間を有難う~!!

ボーイズ オン ファイヤー
HYP39
ART THEATER かもめ座(東京都)
2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★
いいですよ!
“HYP39”は、今作が初観劇。
劇場に入ると、ちょっと鼻につく臭いが・・・、何の臭いだろうか?
気になりながら開演を待つ。
そして、開演後程なくして臭いの元と覚しきものが・・・。
それは、舞台上に設えられた、本物と見紛うばかりの“サウナ室内”のセットだ。セットに使われた大量の木材が“臭い”の発生源か?、
いや、木材の匂いは割りと好きなので、もしかしたら塗料とか接着剤とかかな・・・??
舞台が始まってしまえば、その熱量と面白さに、“臭い”も気にならなくなっていた。
“ネタバレ”になってしまいそうなので、詳細は書けないが、
作品のテーマ的には身近に感じる人も少なくないだろう。
また、役者の皆さん、それぞれがいいキャラを演じていて、面白かった。
殊に“タマカワ親子”がいい味出していた。

チェリーボーイズ
バードランドミュージックエンタテインメント
博品館劇場(東京都)
2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★
チェリーボーイズ
「憧れの教育実習生はるか先生」と言うのがどう見ても現実味がなくて、もしかしてこの先生亡くなってしまってみんなの心にイメージとしているだけなんじゃなかろうか?と思ってしまいましたがちゃんと生きてましたね。しかし実は・・・のまさかの設定でした。アフターイベントは劇中のアイドルグループ「チェリーガールズ」のライブで、中には本当にアイドル活動をしている人もいるとかで、ライブが始まったら隣のおじさん(お兄さん?)がサイリウムを振り出してびっくりです。じんときて笑えて面白い舞台でした。

2016-TSTクラシックス
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/04/06 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
ああ、いい劇団というのは
この劇団のように席が前から埋まっていくんですね・・・。小さくて座りにくそうな椅子も物ともせず、若い人は喜んで前から座っていく。だって近くで役者さんの息遣いを感じ、演技の細かいところまで見たいじゃないか。今日特に感じたのは緩急のつけ方の見事さ。前半の賑やかさとスピーディーな展開、後半のシリアスだけれど暖かく、一気にラストまで持っていく求心力。伏線の置き方も分かりやすく、恭子とおばさんのまっすぐさには泣かされた。そうだ、女はいつもこんな風に前を見ている。俯いたり、諦めたりはなかなかしない。その後のどんでん返しも秀逸で、いいお芝居だなぁ、見られて幸せ!とつくづく思ったひと時でした。ラストシャッフルB観劇。時々こんなのやってほしい。それか、観劇三昧で観られるようにしてほしい!

―ハムレット― 愛、解れて絡まり殺しあう
剣舞プロジェクト
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2016/04/14 (木) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

Gliese
ピヨピヨレボリューション
シアターノルン(東京都)
2016/04/01 (金) ~ 2016/05/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
客席から登場
今日も、綺麗なハーモニーで鳥肌が立った。
特に真嶋さんと那珂村さんの高音が美しい。
ゲストはシークレットだったが、開場して席に座っている時点で雰囲気が違った。
新しい曲も、客席と一体感を出せるノリの良い感じだ。

―ハムレット― 愛、解れて絡まり殺しあう
剣舞プロジェクト
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2016/04/14 (木) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★
観てきました
本当は男性バージョンが見たかったのですが、用事があり女性バージョンになりました。
本場イギリス演劇でも難しいシェークスピア
やはりもの足らないというか、感情移入できなくて終わってしまいました。

悪党
innocentsphere
座・高円寺1(東京都)
2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★
地震!
追記:チラシにあった「悪に翻弄された人々の『それでも生きて行く』という心の力」は感じました。特にラストの、お母さんが子どもの足あとをたどるシーンは今思い出しても涙が出ます。しかし「二人の『悪党』の『悪の衝動』が生まれる瞬間」は分かりませんでした。“ある男”には探りきれなかったのでしょうか?それとも・・・チラシは上演より大分前に作られますよね。その後脚本を書いているうちに、あるいは稽古に入ってから方針とか演出が変わっていったのでしょうか。今までにも何回か「チラシと、設定が、展開が、違うではないか!」と言う舞台を見たことがあり、そのひとつは理由を聞くことができました。西森さんにお会いする機会があれば聞いてみたいです。
9時ちょっと前、もう終盤にさしかかった頃「ドン」と言う音と振動を感じたので身構えましたが、それ以上揺れる事はなく舞台もとどこおりなく進んでいるので「勘違いかな?」と思ったのでしたが、やはり地震だったようです。熊本の地震が伝わって来たのかと思ったらそうではなかったようで、東京23区を震源とする地震でした。311以来、観劇する時は「もし今ここで・・・」と気になるようになりました。たいてい開演前に「非常の際には・・・」と言うアナウンスが流れますが「ほんと?大丈夫?」と思ってしまいます。
「悪党」このタイトルで良かったのかと言う事をアフタートークでゲストの下村氏がおっしゃっていましたが、私もそう感じました。だからといって的確な別案があるわけではありませんが。今も整理しきれない重いものを持たされた感じです。

イントレランスの祭
サードステージ
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2016/04/09 (土) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
イントレランスの祭
宇宙人がなぜ地球に来たのかは分かりませんでしたが(私が聞き漏らしたのかも)なぜ日本に来たか、なぜ地球人と同じ姿をしているかの説明が冒頭に無理なく組み込まれ、すんなりとお話に入って行けました。これは自分とは違う存在、人種に対する差別のお話と思っていたのでしたが、さらに考えさせられる問題を内包し、セリフが聞こえづらいところがあったりしたのに★5にしてさらに次の東京公演のチケットを予約するくらい気に入ってしまいました。

キラメキ
Z system
劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)
2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
青春っていいね
女優さん全員の一体感が素晴らしかった。
コーチ以外、身体作り込んできてる♪
まさかの展開で予想を超える感動を頂きました(*^^*)♪
また観たいと思える舞台です。ぜひ♪

悪党
innocentsphere
座・高円寺1(東京都)
2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★
長いよ……(笑)
2時間15分です。とにかく長いし、最後の15分は完全に蛇足。「終わりだな」と思わせてから15分は、長いです。そういうのは集中力が切れるのでやめた方がいい。それカットして、ラストシーンを15分前倒しにしてほしいです。周りの人は相当そわそわしてましたし、私もそわそわしちゃいました……とはいえ、とても見応えがありました。特にラストシーン。以下ネタバレへ。

イトイーランド
FUKAIPRODUCE羽衣
吉祥寺シアター(東京都)
2016/04/14 (木) ~ 2016/04/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
イトイーランド
ベッドで睦み合いながら宇宙、深海の旅へ。最初の場面から落涙。独自の世界が洗練、深化。でもいつも通り全身全霊で何もかも肯定して愛してくれる。約2時間50分、15分休憩込みだがもっと観てたかった。糸井幸之介さん、商業演劇でも活躍して欲しい。
音楽、音響、振付、衣装などもグレードアップしてる。出演者は皆、魅力的。幸田尚子さんの美貌と緻密な演技に感服。兵庫公演あり。

ロクな死にかた
アマヤドリ
スタジオ空洞(東京都)
2016/04/07 (木) ~ 2016/04/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
パズルは・・。
家に帰ってご飯作って、洗濯して、
子供の学校のプリントみて、家族の明日の予定確認して・・・・。
当たり前の毎日が一つパズルが消えると変わるのだろうか?
恋人たちが当たり前に過ごしていた時間の中である時、パズルが消えたら・・・。そこには、空いたままの空間になるのだろうか?
色んなケースで時が止まる。
芝居の中でも「生」の時間の概念と「死」の時間の概念の話があった。
あり得る事だけど、きっと、「自分はない」ってみんな思ってると思う。
でも、パズルが
無くなって
亡くなって
もう、それは「事実」なんだけどどうしたら、正解なんだろうか。
「死」を受け止めるのって当事者=死んだ人の周りの人はどうするのが、
正解であるのか、観終って考える。
自分的にはまだ、大切な人を亡くすって体験が無く
もし、これから起こる事は肉親の事だったり、旦那さんだったり、友達だったり、自分の子どもだったり・・・・。
年齢的にもう、自分の子ども以外だった場合悲しさよりも、「覚悟」かなって思った。
自分の子どもだった場合は「消去」を希望するだろう。
芝居の中で、「忘れること」が出てきたけど「わすれること」は悪くないと思う。弱い人にとっては。
私は、弱いから「事実」から楽になりたいのならぽっかり空いたパズルを認めたくないからきっと、全部消して、逃げる選択をすると思う。
だから、きっと、「チサト」は
もしかしたら、めちゃくちゃホントはメンタル強く持ってああいってるのかな。
周りは忘れていくのに、生きてるって・・。
印象に残ったシーンがいくつかある。
村瀬(石井双葉さん)の毬井との話を二人(武田と白井)に話していた時の最後の台詞。
この一言が、かなり、破壊力があった・・。
ずしっと、想いの強さがあった。
もしかすると、男性より女性の方が共感するかも。
私は、ここで、涙が出てしまった。
芝居の中で重なり合う瞬間にドキッとした。
毬井とチサト一平と看病される女
この時の一平(糸山和則さん)が、切ない・・・。
比較的、全体的に飄々とストーリーテラー的に進めていた彼だったのだが、変化があった。あの表情の変化・・・。
ぎゅっとなってしまった・・。
劇中
毬井の以前言っていた言葉を
武田が同じように言う。
重なる。
繋がる。
今で言うリンクするみたいな感じだろうが・・・。
貴方はもういない。
でも、デジタル遺産の「ブログ」で
もう一人の「毬井」が呼吸をしている。
もう一人の「毬井」が言葉を紡いでいる。
死んでいるけど
生きている??????
そんな毬井の存在も
一平の言葉で揺らぐ・・・。
観終ってすぐって、その芝居がどうなのかと考えて言葉にすると
「好き」か「嫌い」で分れる
そのうち「もやもやするけど、好き」か、「もやもやするから嫌い」かになって、
最後はやっぱり、頭で考えるよりこころが「すき」って感じたのは、
もう一度観たくなるっていうパターン。
今公演、「生活」というか、「毎日」といった、
日常からの、「死」や、「想い」、「繋がり」といったものが
役者たちが羽を広げて、演じられていたように感じた。
だから、決して、自分とかけ離れた話ではないと感じる。
だからこそ、「ロクな死にかた」を、観た人がそれぞれ、思う所の広がりを見せたのではないかと思う。
今作の「毬井」役の石本政晶さん。不思議だったな。
この人は、仮面をかぶるのが上手い方だと思った。
特に今作は、アルカイック・スマイルというか、「毬井」のそんな微笑みが印象的。
広田さんは、姉妹の描き方で
上手い対比をみせてくれる。
今作も、水野チサト(榊 菜津美さん)と、水野ハルカ(一川 幸恵さん)の対比。
*余談ですが、この姉妹のお母さん役が広田さんだったのですが、とても、愛くるしく、かなりの飛び道具的な出演で楽しかった*
あと、やはり、群舞が素敵。
今日観てて重なり合う部分が照らされて
うっすら、見えるものは、何だろうって考える。
台詞ではないけど言葉なのかな?
アマヤドリの群舞は空洞で観ると、より、画のように美しい。
「アマヤドリ」を初見の人は
このホンを、比較的、すっと受け入れられるような気がした

三國志
アフリカ座
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/02/10 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★
メリハリ
評判の良い劇団で結構期待して行ったんだけど・・・期待が大きすぎたのかなぁ。善解すると,作者は三国志の歴史の中で好きな場面,描きたい場面が多くあって,三国志の歴史,その中で生きた英傑の生き様を伝えるには削れなかったんだろうな。でも,観客からすれば,あまりに物語を詰め込み過ぎて全体として平板な芝居になってしまったと思います。ナレーションで芝居の場面を絞るとか,公演を前半と後半に2回に分けて,それぞれを充実させるとか,後から考えれば工夫の余地はいくらでもあったと思います。それがなかったんで,2時間半,メリハリのない,しかも演技にも思い入れが感じられず,ただただ退屈な芝居を見せられたと感じました。これじゃ芝居の面白さはないよね。残念な観劇でした。

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」〝頂の景色〞
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会
シアターBRAVA!(大阪府)
2016/04/08 (金) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
とっても面白かった。
八百屋舞台の真ん中が盆なんですが、その盆が単に回るんじゃなくて、八百屋舞台に対して角度を付けて回るんですよ。かっこいい。
デジタルなトリックもアナログなトリックもたくさん。
マスゲームというかフォーメーションも綺麗。
役者さんたちのポーズも綺麗。
とっても面白かったので、凝った演出が好きな人は観て損はないんじゃないかなあ。
ストーリーの描き方も丁寧でテンポがいいです。
演出はウォーリー木下さん。脚本は中屋敷法仁さんです。

世界の果ては、パンツの果てだ。
Moratorium Pants(モラパン)
ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)
2016/04/12 (火) ~ 2016/04/15 (金)公演終了
満足度★★★★★
涙でみえなくなるほどでした
全部で3回観てきました。
観るたびに感動が深くなりました。
涙の量が増えました。
今も台詞が、音楽が、みんなの表情が…思い出されて、それだけで涙がでそうになります。
永妻さんにしか書けないし描けない、複雑で深くそして愛に溢れた脚本を、才能と知性と映像と舞台装置を駆使して、あそこまで描ききり、演じた橋本さん。
両氏に心からの敬意と賛辞をおくりたいです。
佐山さん、さびしいです。
出演者のお一人お一人がすてきでした。
私の人生にまた一つすてきな大切な思い出をありがとうございました。