最新の観てきた!クチコミ一覧

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~アングラの章~ 皆殺しの旋律がまた再び聴こえる。

~アングラの章~ 皆殺しの旋律がまた再び聴こえる。

演劇ユニットCorneliusCockBlue(s)

OFF OFFシアター(東京都)

2016/07/25 (月) ~ 2016/07/27 (水)公演終了

満足度★★

観てきた
ある意味コメディ。人を選ぶ作品かもしれない。

照明効果が良かった。
もう少し使いどころを絞った方が良いような気もしますが。

at Home Coming

at Home Coming

Team ドラフト4位

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2016/07/20 (水) ~ 2016/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

Team ドラフト4位 第2回公演『at Home Coming』

居酒屋の横の急な階段を降り切って、右を見ると、すぐそこに舞台と客席が現れる上野小劇場は、場所自体もアットホームで、この舞台にぴったり。

今回は、奈穂さんの初脚本、兵藤さんの脚色。

奈穂さんから、「初めて脚本を書いた舞台を観に来て頂けたら」とご連絡を頂き、これは何を措いても駆けつけなければと観に行って参りました。

「夢を持って」「思い続け、言い続ければ夢は叶う」というと、恐らくは、「そんなの嘘だよ」「叶わない夢だってある」、「叶わないから夢なんだよ」「そんなのきれい事」という言葉が返って来ることがほとんどだと思う。

夢見荘に来た当初の松下芳和さんのノブもそんなタイプの青年。

それが、其々に夢と傷を抱え、それでも尚、それだからこそ尚更、夢を叶えるために、上手く行かなくて折れそうになっても、挫けそうになって傷付いたとしても、夢を見ることを止めず、叶えようとする姿に触れ、夢を見ることを、夢を持つことへの一歩踏み出そうとするノブは、きっと多くの人たちの姿でもあるのではないだろうか。

だから、観ているうちに、ノブの心中が自分の事のように思えてくるのだと思う

橘奈穂さんのサクも、過去に抱えた傷がストッパーになって、次に踏み出せないでいたのが、ノブと関わって行くうちに自分の傷を正面から見つめ、次へと踏み出す勇気を持つ姿に肩入れして観てしまった。

横山展晴さんのダクトの夢を持つきっかけが、私が作家になると決めたきっかけと重なる部分があり、思わず涙が溢れて、一番感情移入して観ていた。

去年、思いがけず子供の頃からの夢を叶え、文章を書く仕事のきっかけを得て、一歩踏み出した私は思う。

「夢は信じ続け、追い続け、言い続ければ叶う」と。

しかし、それはただ漠然と思い、追い、言い続けれるのではなく、何があっても続け、行動しなければ叶うものではない。

10歳の時に、傷ついた自分が物語や作家の綴った言葉で、励まされ、慰められ、力づけられたように、悲しい思いや苦しく辛い思いをしている人にそっと寄り添い、包めるような物語や言葉を紡ぐ作家になりたいと夢を持ち、40年書き続ける事だけは止めずにいて、去年初めて対価を貰って書く仕事をして、夢を叶える一甫を踏み出したからこそ、「夢は叶う」と言える。

観ながらそんなことや色々な思いや感情が目まぐるしく交錯する、温かくて、傷ついた心と背中をそっと包んで押してくれるような笑いとしみじみと染み入り、他人同士が各々の夢を持ち寄って、夢見荘に集まった住人たちは、誰よりもあったかい家族だと感じる。

ノブを始め、さまざまな傷と思いを抱えて、夢を追う夢見荘の住人たちを、時に核心をつき、時に抱きしめ、温かい目で見守り包み込む、ノブを始め、さまざまな傷と思いを抱えて、夢を追う夢見荘の住人たちを、時に核心をつき、時に抱きしめ、温かく包み込む、須佐光昭さんのマーコさんみたいな大家さんの家に住みたくなった舞台だった。


               .       文:麻美 雪

ふたりごと

ふたりごと

合同会社シザーブリッツ

上野ストアハウス(東京都)

2016/07/26 (火) ~ 2016/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

Bチーム初日、観てきました
シザーブリッツ初のコメディでない作品。と銘打った今回の作品。
シザーブリッツファンとしては、どんな感じになるのかドキドキ。
トリプルコラボでもあるし、新たな気持ちで上野に足を運びました。
…泣いた…
いつものドタバタにぎやかさはないけど、心がとっても暖かかったです。
終わって、ストアハウスから上野駅に歩いていく間、いつものシザーブリッツ観たあとと同じ、ほっこり気分♪
コメディでなくても、なんか根っこは同じなのかなぁ。
優しい気持ちになれますよ。

描かれたテーブル

描かれたテーブル

9-States

小劇場B1(東京都)

2016/07/22 (金) ~ 2016/07/27 (水)公演終了

満足度★★★★

人の行動や考えに斬り込んで来るなぁ····と
想像していた落とし処が
うまく外されていて楽しめた♪
約2時間弱の作品

ネタバレBOX

まぁ結構勧善懲悪的な進み方には賛否両論というか
ちょい太陽氏らしくないかなぁと勝手に推論するも
万人受けする作りで
判りやすく進行するストーリーは好みでありました(^<>^)

特に落ちのオープンエンド?なシーンは楽しめた♪

主人公 敵役 味方 とキャラクターの造りも好ましかったです
リーディング公演「『門』別役実 作」

リーディング公演「『門』別役実 作」

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2016/07/24 (日) ~ 2016/07/25 (月)公演終了

満足度★★★

『門』はリーディングの演目に向いていたのか
別役作品は、とても狭い範囲しか見えてこない。
人物の背景などの広がりが見えてこないのだ。
たとえ設定が町や国であってもそう感じる。

ネタバレBOX

別役作品は、とても狭い範囲しか見えてこない。
人物の背景などの広がりが見えてこないのだ。
たとえ設定が町や国であってもそう感じる。

今回の作品でもそうだ。
舞台の上の半径1.5メートルの、スポットライトの当たっているところのみが世界のすべてではないか、と感じてまう。

この作品はリーディング公演だから、実際はそうではないのだが、男と門番の2人が舞台の上にする様を想像したらそんな感じだった。
たとえここに門のセットがあったとしても、門には気持ちがいなかないような気がする。

「家族」という言葉があってもその家族へ想像は膨らまず、「公務員だ」という台詞があってもその勤務先には気持ちがたどり着けない。
女が出てくるが、彼女も現れて、そこから出るとまるで存在しないようだ。
彼らの背景は見えてこない。

いろんなモノが削ぎ落とされている。
それが登場人物たちを所属不明にし、不条理の住人としているのだろう。

それが作品全体の印象を良くし、作品に集中させることもあるが、素っ気なさ過ぎると感じることもある。
今回は、広がりがないことが功を奏していないと感じた。
なので、台詞に取っ掛かりのようなものが見出せず、前半はただ見ているだけだった。

中盤以降、門番の吐露から感情が出てきて、歌が入り、さらに門番の感情が激しくなってくる。このあたりは面白くなってきたと感じた。

この作品は、男と門番の会話が肝であろうと思う。
台詞自体よりも、彼らの仕草や対峙の仕方にミソがあるのではないかと思った。
なので、リーディングの題材としては向いていないのではないかとも感じてしまった。
INDEPENDENT:3rdSeasonSelection / JAPAN TOUR

INDEPENDENT:3rdSeasonSelection / JAPAN TOUR

INDEPENDENT

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/07/21 (木) ~ 2016/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった!
「仏の顔も10度目にもう一度」「シロとクロ」「或る男」を観ました。2600円なら、とチケットを買いましたが、観劇後はもっとチケット代払ってもよかったと思うくらい、どの作品も本当に面白かったです。役者が一人、全力汗だくで表現する世界に引き込まれました。特に「或る男」の破壊力、わけのわからないカオスが脳裏に焼き付いています。見に行ってよかったです。

unwelcome

unwelcome

劇団スクランブル

STスポット(神奈川県)

2016/07/21 (木) ~ 2016/07/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白い!
“劇団スクランブル”は、「PRESIDENT SURROUND」、「Alcohol&Night」に次いで三作目の観劇になります。
過去二作で感じたのが、『登場人物の“設定・造形”が的確且つ緻密なのが、ストーリーをより面白くしている。』ということです。

本作も、登場人物の“設定・造形”に於いて、脚本・演出は勿論ですが、役者さん達の演技も相まって、確りと形成されており、とても面白く観させていただきました。

次回公演も楽しみですね。。。

描かれたテーブル

描かれたテーブル

9-States

小劇場B1(東京都)

2016/07/22 (金) ~ 2016/07/27 (水)公演終了

満足度★★★★

優しさ
普段なんとなく使っている言葉、こんなに意味のある言葉なんだと、改めて感じました。観劇して3日たちましたが、今も考えています。心に残る作品です。

描かれたテーブル

描かれたテーブル

9-States

小劇場B1(東京都)

2016/07/22 (金) ~ 2016/07/27 (水)公演終了

満足度★★★

説教くさい
作家の説教は聞きたくない。ドラマが見たい。
脚本が雑という印象を拭えなかった・・・。
役者も噛んでる人だらけ。
チケット代が安いのは好感が持てました。

描かれたテーブル

描かれたテーブル

9-States

小劇場B1(東京都)

2016/07/22 (金) ~ 2016/07/27 (水)公演終了

満足度★★★★

鳴海家具コーポレーション(苦笑)
説明を読んで、少々懐疑的な気持ちで下北沢に足を運んだのだが、いやいやどうして、きちんと作られた骨太な作品で、見応えがあった。
いささか、その「若さ」に、ついていけない部分もあったが、ジェネレーションギャップはあって当然だ。

ネタバレBOX

ただ本当に残念なことに、小劇場の常でもあるのだが、俳優のレベルが揃わない。
一定レベル以上の俳優を揃えたら、この作品はもっと深いものになると思う。
『不眠普及』/『止まらない子供たちが轢かれてゆく』

『不眠普及』/『止まらない子供たちが轢かれてゆく』

キュイ

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2016/07/15 (金) ~ 2016/07/24 (日)公演終了

有機的身体的というより神経螺旋的な
せんだい短編戯曲賞大賞作品ということで観劇。
1人の女性があるとき陥る不条理な?日常を、3人の役者によって話者が入れ替わりながら語られていく。

しばらく身体的な、ユニバース的な創作舞台に関わっていたので、その対比でも、すごく観念的な、なんだか1つの神経を執拗に使っていくような感覚の世界だなと思った。でも例えば東京のど真ん中で、マンションで1人暮らししてるときにふと陥る寂しさの感覚ってああいう感じあるかもと思ったり。ある意味現代的と言えるのでしょうか。でも途中の女のセックスシーンとか、1日何十人もとヤったと話す女とか、まったく身体のヒリヒリ感も温もりもなく、声だけがうつろに響いている感じで、今の自分の気分的には受け入れ難かった。

音や照明の感じは好きだなと思った。あと、役者さんの声が重なり合ってセリフをつないでいくのが面白い。

アフタートークで、これは本当は1人芝居?の脚本というようなことも言われていて、なるほどと思った。ほかの作品も機会があれば見てみたいです。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2016/07/23 (土) ~ 2016/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

大当たり
CoRichの評で、絶対好みだと思って行ったら、想像以上に好みだった。
いや~、面白い、というか、なんかすごいわ。
「心温まるひどい話」の意味が、やっとわかった。
なんか、いろいろと観客サービスがユニークで、すごく楽しんだ。
たしかにちょっと台詞が聞き取れなかったところもあったけど、なんとかなったし、あでも、音のボリュームは微妙かな。

ルドベルの両翼

ルドベルの両翼

おぼんろ

BASEMENT MONSTAR王子(東京都)

2016/06/28 (火) ~ 2016/07/06 (水)公演終了

満足度★★★★

新しいスタイル
今回初めての観劇となりました。
劇場ではなくライブハウスで、「客席」と「ステージ」というくくりがなく、客席もステージのひとつ、みたいなのは新鮮でした!
観劇した日から少し日が経ってしまいましたが、お陰様でそのインパクトのある空間は今でも脳裏に焼き付いています。
非日常的な空間に圧倒!ストーリーとも見事に調和されて、とっても感心いたしました。

孤独な1/2

孤独な1/2

劇団絶対少女領域

MOVE FACTORY(大阪府)

2016/07/09 (土) ~ 2016/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

毒々しく、瑞々しい旗上公演、良かった!
学生さん中心の初々しい劇団さんの旗揚げ公演。
仲良し女子高生の姿を、ある種、毒々しく、でもどこか瑞々しく描かれていて、好感持てました。
個々の女優さんが活き活きと演技されていました!

ある事件をきっかけに、普段見せる事のない女性の本音が…。
表の顔と裏の顔、女性のたくましさを感じつつ、見せ方が良いです♪
作演の中村さん、凄いですね♪

そして狭い劇場ですが早々にチケット完売、これまた凄い!
楽しませて頂きました!

ネタバレBOX

お客さんが若く学内公演ノリで…。
少しざわついていましたが、製作の方はとっても親切で良かったです!
ゴンドララドンゴ

ゴンドララドンゴ

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2016/07/16 (土) ~ 2016/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

若い人にこそ観てほしい芝居
坂手さんの遊び心たっぷりの時間旅行は、客席を笑わせながらも、社会の移り変わりを刻々と表現していく。親視点の家族の物語を軸に据えつつ、ゴンドラを舞台に見立て、表現の自由を叫ぶ。舞台上は自由だと、改めて感じさせられる表現力もある。特筆すべきはキャスト陣の演技力。主演の猪熊・大西を観るだけでも、下北沢に足を運ぶ価値がある。次の時代はどう移ろっていくのか。若い人にこそ、観てほしい芝居である。

ペコロスの母に会いに行く

ペコロスの母に会いに行く

中日劇場

天王洲 銀河劇場(東京都)

2016/07/23 (土) ~ 2016/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

ギンノキオクと被るかしら~
原作も映画もドラマ化も知りませんでした

新鮮に感激できたかなぁとは思うけど····

話はなかなかに面白く出来てはいるが
挟み込む暗転がリズムというか進行を曇らせてる感があった
2時間半(休憩20分を入れた全2幕)の作品でした

また周りの方々の演技力が高く
ペコロス氏が素人然とちと思えたっす

話の面白さ+αで星数はおまけしてます

紙ひこうき(kamihikouki)

紙ひこうき(kamihikouki)

NPO法人バレエノア

あうるすぽっと(東京都)

2016/07/26 (火) ~ 2016/07/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1883(16-173)
19:00の回(雨)

18:15会場着、すでに列ができています。18:30開場。

特に何が、というのはなく、ダンス公演なので来てみました。

ロビーには若い方(小学生、中学生のような方も)も多く、普段観るコンテンポラリーとは雰囲気が違いました。

開場して席についても暗幕でステージはみえず。

19:00ブザーがなり、前説(アナウンス)、19:06開演、岩の塊のようなもの、~20:01何度も拍手に応えて終演。

実に見事な振り付け、スピード感に満ちたものが客席に迫ってきます。

ラフな(でもカラフルな)衣裳や、ブラウスにスカート&ネクタイ。

整然とした中でも荒々しい感性がほとばしるように感じました。いつもなら苦手な繰り返しにも惹かれる。

たった2回の公演とはもったいない。

ただ、セリフが入るシーンがあり、やはり(共感できず、個人的には)ダメでした。

ロミオ&ジュリエット-薔薇の名前-

ロミオ&ジュリエット-薔薇の名前-

剣舞プロジェクト

座・高円寺2(東京都)

2016/07/26 (火) ~ 2016/07/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

よかった。
ウィリアム・シェイクスピアの代表作で定番中の定番はじめてみました。よかったの一言です。役者さんもクオリティーが高くあっという間の時間でした。次回作も是非いきたいです。

ジャージー・ボーイズ

ジャージー・ボーイズ

東宝

シアタークリエ(東京都)

2016/07/01 (金) ~ 2016/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

WHITEを観ました。
隙のない演出、実力ある/将来が楽しみな若い俳優たちによる舞台。
見応えがありました。

一方で、男性目線で描かれ、女性の登場人物についてはほとんど人格・内面が描かれることがない舞台を、ほとんど女性ばかりの観客が観ているという事実に、ふと、不思議な気持ちにもなりました。

unwelcome

unwelcome

劇団スクランブル

STスポット(神奈川県)

2016/07/21 (木) ~ 2016/07/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しめました。
純粋に楽しめました。よくあると言えばよくある、成功した一家のホームパーティーでの物語だけれど、肩の力が抜けて、楽しめました。やはり、中根さんのキャラというか、演技が目立ちましたね。そのほか、皆さんの配役もベストマッチでした。こういう「最高の暇つぶし」も必要ですよね。

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