
『西大橋の爆弾』
マキコミシアター
自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★
何かもやっと、、、
家族三人で参加しました!!マルチエンディングということで、分岐点で最後が変わるといったもの。犯人もわからず、一晩中もやっと…。犯人は、誰?

海、その深くより
劇団 C.falcata
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/20 (土)公演終了
満足度★★★
好印象
魔女伝説の記録を辿っていくストーリーでしたが、淡々と進んでいくので、長く感じてしまい退屈する感がありました。劇中に、沢山の歌が入っているのは好印象でしたが、役者さん達の動きが少ないのが残念でした。全体的に、もう少し・・という感じはありましたが、丁寧に作られた作品で、役者さん達の一生懸命さは伝わって来て良かったです。

村上佳子ひとり芝居
村上佳子ひとり芝居
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2016/07/29 (金) ~ 2016/07/31 (日)公演終了
満足度★★★★
「金子みすゞ物語」「フルートの行方」2つのお話、楽しかった
前半の「みんなを好きになりたい~金子みすゞ物語~」
金子みすゞさんの全ての詩が暖かく、皆を好きになりたい気持ちが、娘を想う気持ちが、涌き出てました。
後半の「フルートの行方」は一人三役+αの明石の田舎でのホームコメディ!
愉しい公演でした。
三役演じ分けれたかどうかは…。
追伸、明石の田舎は近所!
意欲的な一人芝居、楽しく拝見しました。

「ごはんと祭」
ごはん部
駅前劇場(東京都)
2016/08/15 (月) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
B演目:元気をもらえる御祭り
ごはん部の前半のラストが、私的には好きなシーン。あんなちゃんの表情の変化が面白い。
劇団ウミダの脚本が非常に面白く、さらに前園さんがエネルギッシュなので、何度見ても笑ってしまう。
劇団ピヨピヨレボリューションは、macoさんの身のこなしが綺麗なのとあずささんの変体シーンが毎回楽しみ。右手さんの脚本はラストが前向きになれる。そして、ライブstyle演劇が楽しい。特に今回は豊田さん、那珂村さん、新木さんも出演されて、嬉しかった。
あひるなんちゃらは、トミコの穏やかな口調で内容は変というアンバランスさがじわじわと笑ってしまう。

撃鉄の子守唄 2016年版
劇団ショウダウン
HEP HALL(大阪府)
2016/08/20 (土) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
おもしろい、そして最後は涙❣
初めから終わりまで、ずっと入り込んで観れてました❣
お話もおもしろいし、役者さんのアドリブかな?って思えるギャグっぽいやり取りも笑えました。
そしてステージ上に大勢の美男美女が勢揃いする場面がよくあり、迫力も演技力も高いと思いましたし、見ていてワクワクしました。
東京も見に行きます

きしめじ科
劇団きのこ牛乳
東中野RAFT (東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★
夏の暑い日に...
中野RAFTは2回目ですが、会場広く使っている感じがしました。夏の暑い日に、ガンガン冷房が効いているところで、のんびり見れた感じ。バブルさん作品、もう少し長く観たかったかな?

ホテル アヴニール
A.R.P
千本桜ホール(東京都)
2016/08/02 (火) ~ 2016/08/07 (日)公演終了

風は垂てに吹く
テトラクロマット
吉祥寺シアター(東京都)
2016/08/18 (木) ~ 2016/08/23 (火)公演終了
満足度★★★
不思議な世界
ロープが張り巡らされた舞台。開演前、何が始まるのかと思った。最初、何を言っているのか分からず、ただ「飛行士が砂漠に…」と言う展開から、「星の王子さま」にインスパイアされた作品かと。。。シンプルな舞台、身体表現、生演奏の歌、個性的な登場人物、いくつかのキーワードを基に、ロープを使って様々なことを表現する不思議な世界でした。これも演劇なんだ。

イヌの日
ゴーチ・ブラザーズ
ザ・スズナリ(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
いい感じで振り回された!
真夏の一夜の夢って感じ。松居演出、始めて視線があった気がした。たまたまだけど、下北沢が阿波踊りの日で何だか真夏の夜の夢...そんな気がした。

オールドアクターズソング
THEATRE ATMAN
シアターシャイン(東京都)
2016/08/18 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★
洞穴
金でもなく、土地でもなく、何しろ人間なんだなぁとしみじみ。人間に見せるための劇場であり、役者であり。夢の光を容れるものの宿命としての空虚は、また可愛げと切なさとが同居するもののよう。「歌ってしまった」ある者は虚ろを'抱えて'追い続け、ある者は空ろと'なって'受け入れ続ける。生き生きと味のある独り言とくすんでもの悲しい独り語りが強いコントラストとなり、過去に光を吸い取られてしまったかのよう。不思議な'いま'が流れていく。

KYOKAI 心の38度線
劇団 東京芸術座
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2016/08/18 (木) ~ 2016/08/22 (月)公演終了
満足度★★★★
境界、教会、そして、、
自身なら「巨魁」と言ったかも・・ このドラマのモデルとなった崔昌華という在日一世(故人)は、その足跡や彼に関する証言をみるに、シンプルで力強い権利意識、凡人の五歩先を行く背中、が思い浮かぶ。彼に前を横切られた者は、風に頬を打たれ、その風に「君はどう?」と言われたように思うのではないか。
氏の娘であるピアニスト崔善愛が音楽監修、生演奏もあり。初日挨拶では、この舞台作品を自分のものとして愛しているようであった。
氏の「運動」に捧げる人生の発端として、寸又峡の旅館に立てこもった金喜老事件が取り上げられ、これが前半の軸。その後の指紋押捺拒否や、娘の再入国不許可事件などは芝居では端折られていた。
後半の軸である訴訟(NHK相手の名前裁判)では明快な主張を展開する。しかし史実としてはこの裁判は敗訴した。
山谷典子の本は、少々台詞が硬かったり、逆に柔らかでなくて良いと感じる部分もあり、実際に俳優が本読みを始めた段階でも稽古に参加し、推敲し直すという作業を一工程設けても良かったのではないか。ただし以前酷評した本に比べ、一本筋の通った戯曲になっていると感じた。
舞台装置は「考え」の跡が見えたがもう一つでなかったか・・。リアルでなく象徴的装置だが、にしては具象に見えてしまう階段三つ、想像力の働く余地の面、また機能面でも、違う形を考えたい・・という欲求にかられた。(もっとも専門外なのでこの戯曲にこの装置あり、やも知れないが・・)
俳優が一番大変そうで、細部に宿る神をないがしろにしてしまった・・と見える場面も幾つか。
いずれも初日を見ての感想。「作り」の面では1ステージごと、には無理でも楽日にはどうなっているか、観たいが観れない。
この作品を数ステージで終えるのは惜しい。題材に鑑み、より熟成させ再演を希望である。

7 -2016 ver.-
studio salt
神奈川県立青少年センター(神奈川県)
2016/08/17 (水) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★
ストレートプレイ+α
芝居塾、主に若者の参加で成る「参加型」の企画では、「完成」が形として見えるダンスや歌が中心にあるのが熱が入りやすい。今回はストレートプレイで「演技」の課題に若者らは挑戦した格好だが、「音楽」としては彼らはオープニングと芝居の途中、そしてラストにストンプ風の「演奏」をやる。掃除道具などの物を集団で鳴らす「音」は、この芝居が犬猫の殺処分を行う保健所(今は別の呼称だろうけど)を舞台に、(対動物に限らず)人間のエゴ、身勝手さを声を荒げず描出する内容なのに呼応して、言葉にならない心情を「音」に乗せ、力強かった。
問題の、若者たちだが、拙さは当然見え隠れするが、巧まず滲み出るキャラや表現がその分をカバーして余りある、かどうかは別にして、このストレートプレイに貢献していた。
80分。

「ORI.×ORI.」-「たゆたう」
重惑[omowaku]
東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★
実験的でした
わたくし、バニラスタジオはちょっとした思い出のある場所であります。そこでどんなお芝居が繰り広げられるのかと期待したりなどしたのであります。
ドライブの途中でひとり降りろ、なんて展開は実生活では絶対にありえないシチュエーションですが、ま、そういうこともあり得るかなあーと思えるぐらいで、その自然さが大変よろしかったかと。
逆にもう一個のほうは力が入っていて、その分、ぼくはちょっと引いたかも。
バニラスタジオみたいな客席があるようでない場所では、やる側とみる側の一体感がそこはかとなく出るのがいいですね~
実験的でした。やってみたいことをやったのかなーと。いや、当然ですよね、そんなこと。

エルドラドを探して
劇団 白の鸚鵡
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★
目を覚ませ
エルドラドなんかないんです。君が開くべきはその扉ではないだろう。手あかにまみれた水先案内人だっていらない。役者さんは熱演でした。

イヌの日
ゴーチ・ブラザーズ
ザ・スズナリ(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★
穴ぐらで見る夢
やっぱしスズナリだな・・。三つの場面の大部分を占める薄暗い地下空間として見せる舞台空間の、猥雑で、陰影が深く奥行き感のある美術の出来は、スズナリならではと思う。
風変わりな設定(をもたらしている奇異なるストーリー)、変人揃いの登場人物。
リアルに想像すれば身震いしそうな「じめじめ」な場所での、あっけらかんと突き抜けた(というかネジが一本抜けた)奴らと、外で地べたに近い生活をしている世俗代表が衝突し、事の成り行きがぐにゃり・・と変調を来す感触が良い。
空間と言い、人物の造形(役作り)と言い、濃厚でうまい味に仕上がった芝居と感じた。
長塚圭史の作品は、ストレートプレイでは初。

蛋白質とエニグマ
右脳中島オーボラの本妻
G/Pit(愛知県)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★
早口のテンポの良さ!
今回は真ん中が舞台で、それを囲むように座席が!
砂が敷かれていたので、飛んでくるかもとビニールとマスクを渡されたけど、会場はとても暑くそんなのつけてるどころじゃなかった。
ストーリーは私は誰ですか?的な感じで、いまいちわからなかったけど、みんなの早口のやり取りはテンポもよく、聞いてて楽しかった。

宮本武蔵(完全版)
Age Global Networks
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/29 (月)公演終了
満足度★
セリフが聞き取れない
五反田団を見てたんで期待しましたが、アラフィフの補聴器など必要ない健常者の自分の耳で(逆サイドの)上手方向を向いて喋るセリフが聞き取りづらすぎて、芝居そのものに関心を失って1部はところどころで寝ました。休憩挟んで2部で仕切り直したらなんとか聞き取れないセリフがほとんどなくなったので、聴覚のチューニングがこの芝居に合って来たのかと思いました。まぁ難しい話じゃないんでざっくり9割くらい聞き取れれば、ストーリーを見失うようなことはありませんけど、日本語の芝居で自分の集中欠如以外で聞こえないセリフがある芝居は気持ちが悪いし、後味も悪いので、最低の観劇でした。初日だったので、後の観劇者のために一応某出演者に「最初のセリフから全く聞き取れなかった」と苦情は言っておきました。

スリー・ハンドレッド・ミリオン
Q商会
新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★
コントライブの乗り
しかも、すべる競争のような。
物語があるステージで、物語とコントの割合が50/50というのは斬新。
「彼女も思いも寄らない”ある真相”」というアイデアが面白かっただけに、各キャラクターがもっと客席を笑わせて欲しかった。
新中野駅に着いて地上に出たら超土砂降り。会場のサインが判りづらく、大雨の中、あのあたりを泣きそうになりながらウロウロ。目印のケーキ屋さんもシャッターが閉まってて、それとは判り辛かったし。

エルドラドを探して
劇団 白の鸚鵡
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★
最後の絶叫
安易に自分が見つかるはずもなく、とにかく厳しい現実の中で精一杯やってくしかないという最後の絶叫(しかも、かなり詩的な響きがあった)に共感&感動。また東京に来て熱演を見せてください。

風は垂てに吹く
テトラクロマット
吉祥寺シアター(東京都)
2016/08/18 (木) ~ 2016/08/23 (火)公演終了
満足度★★★
パイロットや特攻隊、ライカなど、
空の狭間に消えた人たちはいいんだけど、肝心のTLSの夫とその妻の話が、愛や奇跡なんていう言葉で語られ安っぽい感動に終始しちゃうのが残念。