
四谷怪談
エイチエムピー・シアターカンパニー(一般社団法人HMP)
ウイングフィールド(大阪府)
2016/09/07 (水) ~ 2016/09/20 (火)公演終了

いつまでもスーホの白い馬みたいに。
劇団しようよ
KAIKA(京都府)
2016/09/10 (土) ~ 2016/09/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
時間を忘れるほど世界に入った
連日の観劇で特に、ヨーロッパ企画の後とあって、比べたら可哀想かなーなんて考えながら、着席しました。
そうだよね、この空間で、これだけのものしか使えないよね。。。と周りを見渡して落ち着き払っていたら始まりました。
私はまだまだ観劇初心者だし、涙腺はゆるゆるだし、専門家のようなことは言えないのだけれど、音と動きと、空間と道具の使い方、なんといっても演技!すべてが素晴らしく、もっとたくさんの人にぜひご覧頂きたいと思いました。
終わって劇団の方々の顔を見たら、また余韻で溢れてくるものが。
再演?再再演?される意味がよくわかる脚本ですし。。。。ああ、やっぱりもう一度見に行こうか。京都の劇団ってみんなこんな実力あるの?恐るべしです。

浮足町アンダーグラウンド
大野城まどかぴあ
大野城まどかぴあ(福岡県)
2016/09/10 (土) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★
仕上がりは
何とかなっていたかなと感じました。でも、コメディーに走って、ホランドからホラ吹きになって、ごちゃごちゃしだして、最期に芝居に戻して落ち着くかと思っていたのに、ほら、ってねえ。不完全燃焼にならなければいいけれども。

20th Century Boy
コンドルズ
イムズホール(福岡県)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/20 (土)公演終了
満足度★★★
スピーカー前で耳がキーン。
これまでの公演のガラコーナー的なものや、
コントとフォーメーションダンス。
コンドルズならではの心弾み楽しめる内容でした。
踊れるダンサーと見た目踊れないダンサーがいるのが、面白いですね。

ショウジさんの息子
渡辺源四郎商店
アトリエ・グリーンパーク(青森県)
2008/05/11 (日) ~ 2008/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★
グヤーシュを探す
サブタイトルの「ことば、からだ、こころ」がしみ込んできた。日常の中の非日常が、気持ち良く響いてきた。長内真理の存在感、ティナの独白、劇団レギュラーも相変わらず達者で若手が育っている。いつもながらこの劇団の音響効果はすばらしい。

三億円事件
ウォーキング・スタッフ
シアター711(東京都)
2016/09/03 (土) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
観てきた!
ものすごく面白い。終演後にしばらく呆然となるくらい作品に引き込まれてしまいました。
基本的に大声でがなりたてるような演技はあまり好きではないのですが、
この作品ではそんなことが全く気にならず、熱演に圧倒されっぱなしでした。
最前列は舞台に近すぎて迫力が半端ないです(笑)
有名すぎる未解決事件「三億円事件」を扱った半フィクション作品。
詳細までは知らないのでどこまでが真実でどこまでがフィクションなのかは分からなかったのですが、
とても説得力とリアリティのある内容だったと思います。
結末は分かっているのに、終盤はもう手に汗握る展開で、
構成が抜群に上手いと感じました。
こんな痺れるような緊迫感あふれる場面の連続なのに、
笑いが起こるようなシーンも存在することに驚きました。
それが全く不自然でないのも良いです。
演じる役者さんたちも皆キャラが立っていて良かったです。

SHAKESPEARE IN HOLLYWOOD~ハリウッドでシェイクスピアを~
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2016/08/31 (水) ~ 2016/09/14 (水)公演終了
満足度★★★★
カトケン喜劇
シェイクスピアの真夏の夜の夢の物語と、それを映画化しているアメリカハリウッドの映画制作の現場をないまぜンした喜劇。取り違えの喜劇が生きる設定だ。ドタバタで話は進むが、しっかり、ハリウッドの赤狩りの時事性(1950年ごろ)もとりいれていて二時間十五分飽きさせない。
カトケンの喜劇は例えば、見えない、ということなど舞台の約束事で強引に行くのだがそれがとおってしうだけの実績がある。惜しむらくは夜の公演がほとんどないことで(全部のうちたった2公演)、これでは若い人は集まらない。せっかく新しい客層を開いたカトケン事務所なのだから、若者にも宣伝して夜の客を増やさないと、旧新劇団のようにそっぽを向かれることになる。それは惜しい。若い人たちにもこういう芝居にも親しんでもらいたいと思うのだ。

MOMO-TARO
放課後ランナー
ウッディシアター中目黒(東京都)
2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
サイコー!
前作『MOMO-TARO』も面白かったけど、今作もすんごい面白かったです。
行って良かったです。最前列で拝見できた良かったです。
あの料金であのクオリティーは素晴らしい!
皆さん、お疲れさまでした。そしてありがとう。

Infinity
ハグハグ共和国
萬劇場(東京都)
2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
感動!
終末医療の物語で、みんな一生懸命生きている姿に感動しました。
ハグハグの舞台はいつも観ています。次回も楽しみにしています。

有限会社ひきもどし
WITH YOU
サンモールスタジオ(東京都)
2016/09/07 (水) ~ 2016/09/12 (月)公演終了
満足度★★★★
レッテルを貼ってはいけませんね
『みんな、“ひきこもりみたいなもの”』
だから、本当のしきもどしなんかない…
そうですね、本気になろうとしても、相手が引きこもりだから…と思うと言い訳になる。レッテルなんか貼らずに、本気になれば…
何事も決めつけずにいたら、そこから解決の糸口が見出せるんだよなー
確か以前仕事で壁を乗り越えてそれを痛感したことがあったのに、すっかり忘れてました。ありがとうございました。
サックスとチェロの生演奏も素晴らしかったですが、何より薄い黒幕の向こうがお部屋になってる演出は、、なるほどーと思いました😆
最近舞台を見ていると、演出や照明に感心させられる事が多くなってきましたが、この舞台もご多分に漏れず…f^_^;)

「イヌジニ」
雀組ホエールズ
OFF OFFシアター(東京都)
2016/09/01 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
ペットだけでなく、身の回りの全てへの関心を
舞台って繰り返し見てると毎回気付きがあったりするんですね。今回は3回観させて頂きました。
家族にワンコがいますが、『日本で生まれ育ったんだから日本語わかるの当たり前じゃない』という台詞に、愛娘🐶への態度がまず変わりました。でも、ペットだけでなく、家族も友人もお客さんも…更には物にまで…(小学校で、物にも心があると教わったことを思い出しました。)相手が何を思っているのか、伝えようとしているのか…言葉に出てこなくても関心を持って接することの大切さに改めて気付かされた舞台でした。
11月はコメディだそうで。
こちらも楽しみにしています😊✨

Back Stage~REBOOT~
TEAM空想笑年
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑った!
こういうバックステージもの、以前2本くらい観た記憶がある。このタイプの作品としての“お決まり”、役者がいない・セットが壊れた・ストーリーがどんどん変わっていく・そして役者の暴走・更に登場しないはずの人間が舞台に出る、なのに結局、話はなんとか繋がり、幕を迎える。それが満載ではあったが、その暴走振りがかなりのもので、思わず声を出して笑ってしまった!個性的な登場人物のバランスも良し!意外な歌声もいい清涼剤になっていた。これまでこちらの劇団の作品3作観せて頂いた。どれもまったく違うタイプの舞台。次回はいったいどんなものを観せてくれるのか?期待度が上った。

撃鉄の子守唄 2016年版
劇団ショウダウン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/09/01 (木) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
満足!
始まりに登場する兄妹、ここからキャラの完成度が高い!脇役にしても各々見事なセンスで彩られている。小劇場の枠越えの見事さ!衣装より芝居が脚本が演出が大事・・・などおっしゃる方たちはいるだろう。勿論、それらも大事だが、その世界観を表す、言わば物語りに観客を引き込む導入部として衣装はとても大事だ。小劇場の場合、予算面にしてもセンスとしても、それが満たされない場合が多い。言わば“小劇場の弱点”。それを克服したものであった。そして肝心のストーリー、これがまた実に楽しい!ガンマンに政治屋に占い師、妖精に守りし一族と冒険活劇としての要素はたっぷり(少々まどろっこしさはあるが)!出演者も粋がイイのがそろっている(確かに少々のムラはあるが)。荒がないわけではないが、満足感たっぷりの舞台であった。

まちがいの喜劇
Kawai Project
あうるすぽっと(東京都)
2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
ものすごく面白かった!!!
高橋洋介さんのふたごの兄弟が、最高!!!
トラッシュマスターズでの高橋さんしか知らなかったので、こんなに面白い人だとわ!と思いました。
音楽も素敵だったし、二人を巡るドタバタに笑いました。
修道院長の岩崎加根子さんが、ラストをグッと締めました。
この舞台、また観たいです。

9月文楽公演『通し狂言 一谷嫰軍記』『寿式三番叟』
国立劇場
国立劇場 小劇場(東京都)
2016/09/03 (土) ~ 2016/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
通し狂言
この演目を初段から三段目までを上演するのは、なんと41年ぶりだそうです。三段目は何度か観ているのですが、通して観ることで、より直実の心のうちが良くわかりました。

いつか
ねこのした
新宿眼科画廊(東京都)
2016/09/09 (金) ~ 2016/09/13 (火)公演終了
満足度★★★★★
無題1934(16-224)
19:30の回(曇)。
時間前会場着、30分前受付ですが、待っていると先に受付をと声をかけていただく。20分前予定通り開場。対面式の客席、入口側と奥、その間に教室(4人分の机といす)。
奥に座ります。
4人は座っている。中学なのか、高校なのか、劇中、一言しか語られない。
学生服、上履き。
19:20前説(50分、定刻開演)、19:30開演〜20:22終演、20:36トーク(競泳水着上野さん)終了。
仮に3年間として、約1,000日。大きくなって振り返ってみるまでは、特別な日などない日々の繰り返し。
今日も明日も...卒業してからも。変わるのは「大人」になってからだといつも先送りする。
でも、寄せては返す波でさえ、少しずつ浸食してゆく力を持っている。
意識しないまま変わってゆく、すべては変化するか忘れてしまうか。
専修大学の演劇は初めてです。こりっちで過去公演をみると「生田キャンパス」とありますね。生田というと「日本女子大学」があり、ここの劇団ピアチェーレをよく観ていました。会場は主に代々木上原でしたが、学園祭の校内公演を観に行ったことがあります。
最初に観たときの主要メンバーは当時3年生で、卒業後ふたりは文学座(演出、俳優)に、ひとりは他の2人とユニットを組んでいろんなことにチャレンジしています。たまたま内容がSFだったので観に行ったのですがとてもよい内容でした。
こちらの公演も特に理由があったのではなく、どうも学生さんらしいというので観に来ました。
自然体の演技、一部、話し(会話)が並行するところがあり、教室の喧騒はこうだったのかな、と思ってみたり。
成長に従い「個」が強まる。「個」なのか「我」なのか。
受付~終演、アフタートークまで大変丁寧な運営でした。

味がしなくなったガムみたいな
マニンゲンプロジェクト
「劇」小劇場(東京都)
2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★
細かいところまで設定があれば
着替えについて
劇団員は着替える。主人公は着替えない。彼女は着替えない。
主人公はずぼらだからでもいいが、彼女が着替えないのであれば、劇団員の着替えはいらないと思った。もしくは、彼女に着替えをさせるべき。
音楽について
ゾーマってあれだけいってるのであれば、通常戦闘曲ではなくゾーマ戦の音楽を流すべき。分からない人にとっては一緒であれば、分かる人につっこみを残す方がよくないと思う。
あと、これはDQ3を選んだ弊害なんだけど、
lv99からlv1になれるゲームだから、実際は3年もやってればステータスがMAXという表現がいいのかもしれないのだけど、そのうえでlv99で何をやってるんだろうなっというツッコミ。
ダブルキャスト云々やノルマについては、面白いと思うんだけど
たぶんこれも、わからない人にはダブルキャスト部分がつたわっていないんだろうなっと。
各キャストについて
風俗の子の顔芸はよかった。ただし、やめるから解散しないでのところしか記憶に残っていないかな。
ニートの男性は、顔が常に引きつり気味。メリハリをつけて無表情でタンタンとしゃべりだすとか、気持ち悪さの表現の幅を広げてくれるといいなと思った。成長していってるならなおのこと。
製作の子は、おとなしすぎて物足りないな!
年金の男性は、にたにたしてていい感じです。ただ、ネガティブ部分の演技がもう少し感情あるといいのかな?舞台でどなってくださいのまえあたり、悩んでる感がなかった記憶があります。
彼女役はとてもいい感じの演技でみてて楽しかったです。
ただ、クズ女なので、暴力というよりはメンヘラ感があったほうがいいのかな?演技ではしっかりしてるくせに、誰の子かわからない(=二股以上?)くらい股開いてるんだしね。
スーツの男性はナチュラルで見てて安心してました。
ツッコミどころはあるものの、それなりには楽しめました。
駄文ですが、なんとなく思ったことをつづってみました。

カタナデッドオアアライブ
AnK
Neuro Cafe(東京都)
2016/09/10 (土) ~ 2016/09/10 (土)公演終了
満足度★★★★★
前回とは真逆の表現の歩み
昔の講釈のごとく、回を重ねて物語を紡いでいく。初回は痛恨の見逃しだったのですが、2回目を観て、紙芝居のような語り口と壁の向こうの平面的な表現の態に、物語が膨らんでいくことに驚愕。それが、今回はまた異なり、まったくちがく質感で物語が刻まれました。
いやぁ、予想とはかなり異なって、でもそのことも含めて、ほんとおもしろかったです。

味がしなくなったガムみたいな
マニンゲンプロジェクト
「劇」小劇場(東京都)
2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★
日常の中の非日常
やっぱり、生の舞台演劇を観ると日常の中の非日常を感じられて良い。
いろいろ考えされ、立ち止まって自分の半生を振り返ったり。共感したり、え?と思わされたり。仕事の忙しさに流されている自分の日常。
良い意味でリフレッシュ出来ました。
これからも応援します。
また、呼んで下さい。笑

「米とりんご」
KARAS
KARAS APPARATUS(東京都)
2016/09/11 (日) ~ 2016/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題1933(16-223)
20:00の回(曇)
19:45会場着、受付、19:53開場、20:09開演~21:07終演。
アップデイトダンス No.32(2016/2)の再演(No.39)。
鰐川枝里さんのソロ(初日)。
珍しく日曜日スタート。
チラシとは違って全身「黒」。多様な楽曲と共生しているようなダンス。
大きく息を吸い、吐く。
光跡を伴い早く大きく動く振付、ゆっくりと呼吸を整えるような落ち着いた振り、スローテンポからアップテンポへ、艶やか、滑らかな転調。
決してストイックではない。
じっと見つめる1時間。
終演後、お客さんに語りかける爽やかさよ。