
サバイバーズ・ギルト&シェイム
サードステージ
紀伊國屋ホール(東京都)
2016/11/11 (金) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

俺んちに神様!? 2016
タッタタ探検組合
ザ・ポケット(東京都)
2016/11/09 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
まさに喜劇
喜劇舞台の勢いと破壊力を感じた濃厚な舞台。
欲張って言えば、せっかくの七福神それぞれにもうちょっと見せ場と笑いの種があっても良かったかも。それぞれ魅力あふれるキャラクターだし。
本気の喜劇舞台をしっかり楽しめた。

魔女と賢者と永久の薬師
劇団ゴールデンタイム!
劇場HOPE(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★
一つ一つは良いけれど…
ダークファンタジーの汎用型的な判りやすい舞台。
好みは人それぞれであるが、この手の作品はマニア的な楽しみには物足りず、一般客にはちょっとむずがゆく感じる。原作ベースである程度の認知度があるとハードルは低いのだろう。オリジナルで挑むと世界観の説明からついて行くのがちょっぴり大変かもしれない。
しかしながら、導入の一人語り、善悪のカラー、対立軸などなど世界観を押しつけるだけでなく包み込もうとする努力を感じられた。
また、スキルの高い役者陣がそろい、一層魅力的な舞台になったと思う。
とくに動きの激しい女優陣(シュカ、アンダリテ、トート)が、狭い舞台を縦横無尽に動く姿はの見せ場があってより素敵だった。

稚拙で猥雑な本能寺の変
雀組ホエールズ
「劇」小劇場(東京都)
2016/11/09 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
歴史的衝撃作
妖艶な信長&蘭丸、ずっこけサラリーマンに終始笑わされっぱなし。
本能寺の変はものすごいアウフヘーベン。ビックリ。

稚拙で猥雑な本能寺の変
雀組ホエールズ
「劇」小劇場(東京都)
2016/11/09 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★
小劇場的大衆演劇
この劇団を観るのは初めて。
しっかり、こってりした前説で一笑い。常連も多いのか、会場の雰囲気は温かい感じで、小劇場的大衆演劇と言った感じ
内容は、タイムスリップした二人組が歴史的事件に絡んでドタバタするコメディー
途中途中でふざけてボケて、猥雑でくだらない面白さは◯
ただ、主人公が大河ドラマの女主人公のように、現代的価値観で善悪を感情で訴えるという部分がちょっと目立ちすぎて好みではなかった。
全編をふざけてコメディでやり通してもらった方が個人的には好きだけど、多分こういう人情あり、お笑い有りの配合のほうが好みの人も確実にいそうだし、劇団ごとに求められるものが違うのだろうと思う

一人芝居ミュージカル短編集vol.1
一人芝居ミュージカル短編集
アトリエ・カノン(東京都)
2016/11/03 (木) ~ 2016/11/15 (火)公演終了
満足度★★★★★
平板だが巧みで見事
音楽家の伊藤靖浩が、一人芝居のミュージカルを年に10本書いて10年続けて100本のプログラムを作ると言う企画の第1弾。イサドラ・ダンカンを描いた「それでも私は踊りつづける」福麻むつ美、ジュディ・シルを描いた「生殺しの蛇」ハマカワフミエ、バルバラを描いた「piano black」岡田あがさ、の3本を観たが、どれも興味深い作品に仕上がっていた。ただし、ミュージカルということで、物語の複雑さはあまりなく平板で、むしろ歌を使った表現に気を遣ったように思えた。驚くのは、イサドラ・ダンカン,バルバラという有名な2人に挟まれたジュディ・シルを取り上げた点。必ずしも有名でない70年代の女性シンガー・ソングライターを取り上げたのは、伊藤でなく演じたハマカワの要望だという。
ただし、上演順には疑問があり、数多くのミュージカルを経験した福麻をトップに持ってきたのでは、ストレートプレイ中心のキャリアのハマカワ,岡田は歌ではツライ気がする。その分、演技で魅せる2人の印象は強烈だった。その意味で、3者3様の魅力をしっかりと感じさせてくれる上演だった。

口紅
サンライズプロモーション東京
赤坂RED/THEATER(東京都)
2016/11/09 (水) ~ 2016/11/14 (月)公演終了
満足度★★★
憶測
演出の狙いがわからないでもないが、あまりにも不愉快な会話が続く。曖昧な言葉に適当に反応する。聞いているふりで聞いていない。同調しているようでも相手を近づけない。主語のない会話。同じ場所にいても、同じ空気を吸っていないような、ひとつ膜を張って会話しているような・・・・・。そんなリアルにありそうな会話が続く。人のことは言えない。私もかなりその傾向はある。しかし、延々と妙にずれた会話を聞いていると、不愉快さが鎌首をもたげてくる。ざわざわとしたストレスを感じた。題名の「口紅」。インストラクター達の会話の中に唯一出て来るシーンがある。これが多分、この話の人々を表す全てではないかと思った。ゆがみのある人々。それが口紅が落ちていくように、少しづつ本当の姿を曝け出していく。他人には見せなくてもいいものが露になっていく。よそ行きの顔で、日常を過ごすことに、慣れてしまっているはずだった者達。しっかりと口紅を塗り、過去の記憶を隠して、または忘れていたはずなのに、ひとつの出来事から拭い取られるそれを表していたのだろうか・・・・・と、もしくは逆にしっかりと口紅を塗った事で、言えなかった過去を口に出来たのではないかと・・・・・そのどちらも有りで、そのどちらでもないのかもしれない。いつもの自分がどこにいるかで決まるのだろう。まぁ勝手な憶測。作者の本音はわからないが。

ラズベリー
sleepwalk [スリープウォーク]
APOCシアター(東京都)
2016/11/08 (火) ~ 2016/11/14 (月)公演終了
満足度★★★★
アンサーなんだろうか
河西が国分寺大人倶楽部時代に書いた傑作『ストロべリー』へのアンサーだということだが、男女7人という点以外は大分違う気がする。20代で書いた『ストロべリー』の尖り具合に対し、本作はいかにも「あるある」な物語が展開され、最後は河西の「照れ」を示すと思われる「オチ」がある。アンサーだと言わずに、普通に上演していれば、余計な事を考えずに楽しめる作品だと思う。

男子校にはいじめが少ない?
趣向
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/11/02 (水) ~ 2016/11/08 (火)公演終了
満足度★★★★
男子校らしさがやや足りない
当初はリーディングで上演された作品を演劇として完成させた、というスタンスだろうか。男子校の高校生を女優が演じる、という試みが、リーディングでは活きていたと思ったのだけれど、動きが大きく入ると、何か男子校らしさがやや足りない(女子に見える)気がする。その点を除けば、テキストもテーマもステキなのだけれども…。

悪巧みの夜
同級生演劇部
梅ヶ丘BOX(東京都)
2016/11/01 (火) ~ 2016/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
「同級生」らしさがいっぱい
同じ孤児院を過ごした「同級生」が、その後輩の失踪を調べる内に意外な犯罪に辿りつく、という巧みな作品だった。作・演出の須貝は monophonic orchestra で書いてる作品とは全く違ったテイストの芝居も書けることを示したし、須貝・浅野・佐藤の3人も、キャラクターのしっかりした「同級生」という存在を描いてステキだった。

遠野物語・奇ッ怪 其ノ参
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2016/10/31 (月) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★★
一寸テイストが変わった
劇団イキウメの前川が、世田谷パブリックシアターと提携しての 「奇ッ怪」 シリーズ第三弾。今回は柳田邦夫の「遠野物語」のエピソードをいろいろと溶き混ぜての作品だが、今までのシリーズ作品とは少しテイストが違ってきているようにも思う。役者陣の役割、特に中村トオルの存在感はしっかりしているが、何か物足りないようにも思えた。

10の銃と10の自由
tea for two
小劇場B1(東京都)
2016/11/02 (水) ~ 2016/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
再演のたくらみ
劇団 tea for two の作・演出を担当する主宰の大根が「好きなこと」をする企画の tea for ONE が2012年に上演した作品の再演。10人の役者がさまざまな役割で最終的に銃を持ち合い互いを狙い合う、ディスコミュニケーションをテーマにした作品と言えるのではないだろうか。役者陣は劇団員以外は初演とは異なるが、それぞれの役割をしっかりと演じる。切ないエンディングは相変わらずではあるが…。
なお、「10の銃と10の自由」はNODA・MAP『カノン』に出てくるセリフだが、大根はこの作品は観たことがないそうだ

パール食堂のマリア
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2016/11/01 (火) ~ 2016/11/07 (月)公演終了
満足度★★★★★
見事な再演
2011年に劇団化した最初の作品であり、主宰の吉田の生まれ育った横浜を舞台とした芝居が見事に再演された。基本的に、「良い人」たちの一寸寂しい部分も含めた切ない話を描くのが得意な吉田だが、そういった特性はこの戯曲でも存分に描かれている。しかし、劇団員以外の客演が変わったことで、初演とは雰囲気が大きく変わった。特に、軸となる存在のマリアが、幽玄的な木下祐子からリアリティ強い渋谷はるかになったことが大きい。それでもステキな作品であることに変わりはない。戯曲の巧みさを感じさせてくれる芝居だった。

木の上の軍隊
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
気になっていて やっとこさ観れました(^^)
松本先生のSF漫画であった
木の上の狙撃者が・・・胡蝶の夢・・みたいな・・とか
勝手に想像して
事前情報をいつも通りに遮断して観劇したら~大正解♪
感情と矛盾について深く考えさせられた約2時間の舞台に
30分のアフタートーク付き!でありました

猿川方程式の誤算あるいは死亡フラグの正しい折り方
劇団ジャブジャブサーキット
ザ・スズナリ(東京都)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
舞台上の雰囲気は独特で印象に残る
さまざまな登場人物が
作風なんだが・・
よく似すぎた一面があり
舞台上では均一なペースで
数多の物語が積み重なっていった感じを受けた
約2時間の作品でありました

燦々
てがみ座
座・高円寺1(東京都)
2016/11/03 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1967(16-257)
19:00の回(曇~雨)。
18:40会場着(全席指定)、座席はB列からで2列目でした。
18:57(前説、アナウンス、130分)、19:03開演~21:11終演。
王子小劇場で初めて「てがみ座」を観てから(2011/4)5年半。劇団員の方の客演作もできるだけ観に行き、今年は前作(3月)と本作で2本、会場、演出ともだいぶ違った作風。
絵を観に行くというと、国内のものでは特定の作家さん(ホキ美術館の写実画、マンガ原画展、また観たい池口史子さんは洋画だけど)は観ますが
「浮世絵」の原画をじっくり観たことはなく、常設展で展示されていてもほとんど素通り。
会場の広い空間にたなびく薄い白布、具体性を抑えた清楚な美術が私の乏しい想像力ですら刺激する。
北斎は名前しかしらず、最近のニュースで「シーボルトが持ち帰った絵」というのを聞いてフーンと思っていたらちゃんと本作の中にも出できました。観劇後、書店に北斎コーナーがあったので手にとって見るとナルホドーと感ずるものがありました。
11月22日、両国に「すみだ北斎美術館」がオープンするそうで、シアターXに行ったときにでも観に行こうと思う。
広い舞台、日芸の中ホール(江古田)、伝承ホール(渋谷)、スペース・ゼロ(新宿)なども広い空間で様式美と強く息づくものを感じる。
舞台上の役者さんの動きを観ていながら、コンテンポラリーダンスに近いものを感じる。
てがみ座の作品には、群集が駆け足に近い歩きで時の流れを作るシーンが出てきますが、今観に行っている神奈川県の高校演劇発表会(11/19-20が県大会)、神奈川総合高校「この国をさがして」にも同じようなシーンがでてきます。単に役者が右に左に移動するのではなく「この国」が大きく動いてきた軌跡を描いていました。
まさに「人に歴史あり」
次は1年先...初演から今に至る間に少しは賢治の世界に触れることができましたが、まだまだこれから。

のぶなが
劇団そとばこまち
近鉄アート館(大阪府)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/14 (月)公演終了
満足度★★★★
トータルエンターテイメントショー☆★
前回公演『五右衛門』といい、お芝居というよりトータルエンターテイメントショーを堪能させてもらった感覚です♪なのでストーリーに付いて行けなくても流れるパフォーマンスが十二分に堪能出来る仕組みになってるのが凄いです♪殺陣シーンのハンパない熱量に華麗なダンスシーンが織り成す世界観は【黒澤映画】と【ミュージカル】を同時に体感したような贅沢な満足感でいっぱいです☆★そこによしもとのお笑いのエッセンスが盛り込まれてるんやから無敵の面白さです♪ダンスシーンの美しさは観てるだけで涙出そうなくらい感動的でした☆★

篠田千明『ZOO』
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭
京都芸術センター(京都府)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
同じものを見ても誰もが違う想像をする
参加型(?)かつ回遊型(?)パフォーマンスだった。私は苦手なタイプなんだけど、最終的にはとても面白かった。VRを被る福原完さんが人間、俳優、ロボット、又はそれらを兼ねた多重多彩な独白で、世界を平たくしたり、分厚くしたりしてくれた。撮影可。

テンリロ☆インディアン
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/10/26 (水) ~ 2016/11/01 (火)公演終了
満足度★★★★★
マイナス要素のかけらもなく面白い!
テンポ良く、スピーディかつ必要な部分ではじっくりと時間をかけて緩急のある2時間・・・まったく飽きることなく舞台に釘付けでした!とある容疑をかけられた日本人9人・・疑心暗鬼になったり協力したりしながら犯人を推理していきます。果たして犯人は誰なのか・・どうやって現場から脱出したのか・・・結末はなかなかに予想外で「やられた!」となりました♪脚本、演出、役者さんも、照明さんも、製作まわりも、何一つ文句のかけらもない最高に楽しい観劇でした!

大森カンパニープロデュース『いじはり』
劇団東京ヴォードヴィルショー
小劇場B1(東京都)
2016/11/09 (水) ~ 2016/11/16 (水)公演終了
満足度★★★★★
笑えます
ストーリーはシンプルなものですが、展開が良く、出演者のアドリブを含めてとても笑える公演でした。どの方にも楽しめる公演だと思います、特に仲村星凛さんが光ってました。私は年間140位の公演を観ますが、私としては可愛らしさを含め、年間のベスト3に入れたいと思う役者さんでした。\(^_^)/