
楽園王25周年「図書幻想」「旅行記とその船」
楽園王
d-倉庫(東京都)
2016/12/20 (火) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/12/20 (火)
無題1989(16-279) 19:30の回(晴)。
18:47受付、ロビー開場、19:01開場。
ほぼ正方形の舞台、縁で囲まれ一段高くなっている。下手に階段、2階部分あり、上手には格子ドア(横)、椅子3脚、黒表紙の「本」が放置され山となっている。黒と白の世界。
19:37開演~22:04終演。
楽園王を初めて観たのは「仮病ガール(2011/12@上野ストアハウス)」、本作で3作目(久しぶり)、セリフを聴いて思い出す。
視覚的にはとても好み、照明の降らせ方も「幻想」的。ただ、初日だからなのか句読点ずらしの「セリフ」が硬く、もっと優雅さ、艶やかさが漂う中に登場人物たちの生と死を繰り返す世界として現れていたらよかったなと思いました。
発声は呼吸なのだから「自然」でなければ「不自然」。
物語の大枠(2つの場面が交互に)がなかなかつかめず、最後のシーンでやっとひとつにまとまったように見えるのは、それまでの間、表面的なものに囚われていたからかなと思うのでした。
図書館、世界各国の図書館写真集があります。何百年、何千年もの知の蓄積。もう少し厳かな雰囲気があったら。
最初のメモ。ずっと落ちたままなのがやけに気になる。
一番客席よりで、背を向ける位置に立っていると...みえない。
当パンはなかった?
岩澤繭さん「スーザンナ・マルガレータ・ブラント(2014/5@ APOC)。
大迫健司さん「見よ、飛行機の高く飛べるを(2015/6@明石)」。
丸本陽子さん「舞首ー三つ巴の里ー(2015/5@ 711)」。
色鳥トヲカさん「ダーリン!ダーリン!(2016/1@ MilkyWay)」。

ローザ
時間堂
十色庵(東京都)
2016/12/21 (水) ~ 2016/12/30 (金)公演終了

シブヤから遠く離れて
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2016/12/09 (金) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/12/17 (土)
村上虹郎という才能。
演技力の細かいところは分からないが、きっと才能に恵まれた逸材なのだろう。
親の遺伝子を受け継いでいて何だか不思議な雰囲気がある俳優さんだ。
作品に関しては、蜷川さんがやったらすごいものになるのだろうなーと思ってしまうのが悲しいところ。

痴女を待つ
スマッシュルームズ
シアター711(東京都)
2016/12/21 (水) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/12/21 (水)
久しぶりのスマッシュルームズの初日を観劇。
前半が若干流れてはいたがエンディングは最高(笑)
相変わらずここの劇団は面白い演劇を作る。
今だ小劇場でちまちましているが、個人的にはもう少し評価を受けても良いと思う。

砂漠のクリスマス
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2016/12/16 (金) ~ 2016/12/24 (土)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2016/12/18 (日)
題材が難しい。
どうしても翻訳劇には大きな壁が立ちはだかり、作品との距離感を感じてしまう。
俳優さん達は頑張っていましたが、根本のところで受け入れにくい作品でした。
じゃあ観に来るなよって話ですね。

モグラ…月夜跡隠し伝…
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2016/12/15 (木) ~ 2016/12/27 (火)公演終了
満足度★★★★
同劇団に何回も通う身としては、強力な客演の存在は良い刺激になって大歓迎です。
松田賢二氏が6年前の公演「蟹」で観た時よりも、随分と箔が付き一回り大きく見えて驚きました。

雪女ー密室の行軍ー
鬼の居ぬ間に
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2016/12/14 (水) ~ 2016/12/19 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/12/17 (土)
行軍の話しなのに行軍をせずにその過酷さや極寒の雪山の恐ろしさを感じさせ、一部隊に起こった恐ろしい悲劇を見ている人に突きつけた!
なぜ足を負傷した岩木だけが生き延びることができたのか、女はなぜ突如山小屋に現われたのか、その真実に近づくにつれ、もうこれ以上は知りたくないと目を閉じ耳をふさぎたくなるようなその先に待っている恐怖。
暗く恐ろしい話しではあるけど、ミステリー要素を含んでおってひとつひとつ謎が明らかになっていく展開は単純に面白かった。
丁寧に丁寧に物語を繋げているのがめっちゃ伝わってきた!
緊張感あふれるシーンでセリフがちょいとつまっちゃったのがもったいないなぁって思ったけど、小劇場らしさを堪能できるいい作品でした。

12月文楽公演『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』
国立劇場
国立劇場 小劇場(東京都)
2016/12/03 (土) ~ 2016/12/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
2日に分けて観ました。
長い時間でしたが、あまり長さを感じませんでした。
人形、義太夫、三味線・・・・とても素晴らしかったです。

天獄界~哀しき金糸鳥
玉造小劇店
近鉄アート館(大阪府)
2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★
初めての玉造小劇店さん、さすが、皆さん芸達者でした。
政府に殺されたアナーキストの娘・ルイズのその後を描いた作品。
歴史の狭間と人の愛情、両親を殺した将校、シリアスな内容でしたが(もっと重厚ないまーじを持っていましたが)、お笑いを挟みながら、あっという間の2時間でした。
楽しかったです。

「最悪のメタファー」
ポンポンペイン
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2016/12/21 (水) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/12/21 (水)
7つの「個性」とぶつかる一人の男との「禅問答」にも似たやりとり、それぞれの「個性」にビタッとはまった役者陣の演技は見ごたえがあり濃厚な時間を過ごせたと思った。
初見では、自分の頭のなかを整理しながら観たので、「メタファー=たとえの技法」が何だったのを思い巡らすまでは至らなかった。
複数回観る予定なので、次回は自分の中でいろいろな目を持って観たいしそれができる作品だと思う。

ルーツ
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2016/12/17 (土) ~ 2016/12/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
KAAT大スタジオ一面が高低差のある「町」で、左右のバルコニーも「路」の延長として役者が移動に用いる。その意味で舞台の隅々までこの世界の秩序の行き渡り感が視覚的にも圧倒して、隙が無い。閉山した「鉱山(やま)」らしく、黒くくすんだ町(というより廃村に近い)の全容、この地にへばりつくように暮らす住民たちの独特な、歪つな、猥雑なエートスが、この僻地にやってきた青年の眼差しと体験を通して顕在化していく。「個と集団」を探る企画の狙いが、作者・松井流に執拗に追究され、答えの無い混沌の中に放逐される。「砂の女」のテーゼがなお探求に値する今の現実があるという点には同意。
休憩10分を挟んで2時間40分。架空の村の生態観察は、言わずもがな変態性に満ち、私には好みである。

コンカツ狂騒曲
ピウス
サンモールスタジオ(東京都)
2016/12/17 (土) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
Bチーム観劇。想定どおり、一人者にはザクザク刺さったシナリオでしたが、とても楽しかった!そして、ハートウォーミング!ザキさん素敵だし、大野さんの役がレアだし、小野瀬さんが成長なさってた!何より、榎エドガーちひろさんのストレートプレイが堪能出来て嬉しかったです。

「ロストマンブルース」
SANETTY Produce
テアトルBONBON(東京都)
2016/12/20 (火) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
前回のキャストともガラッと変えて、今回は今回の良さがある。物語をすっかり忘れた気でいたけど、展開していくうちに思い出して、表情や行動の意味に気付いて胸が詰まる場面多数。初めてでも複数回でも味わえる素敵な舞台でした。
主演の夢さんと、ずんずしあのんがいい仕事しすぎてて、小劇場フィールドにこんなにいい役者がたくさんいることが幸せだなぁって思った。なるさんも小技効いててずるい。この間の百瀬の時のヘタレどこいった!

エノケソ一代記
シス・カンパニー
世田谷パブリックシアター(東京都)
2016/11/27 (日) ~ 2016/12/26 (月)公演終了
満足度★★★★
三谷幸喜作舞台を初観劇。サンシャインボーイズとか伝説だしシアタートップスは既に無かったし(年表的にはさほど「昔」でも無いらしいが)。近年演劇作品をコンスタントに打ち出しているので、映像の仕事が減ったか演劇熱を再燃させたか、いずれにせよ「往時の勢いに及ばず・・」等と失礼ながら勝手に見越して観に行った。
三谷的世界を発見。伏線とその独特な回収、笑わせ方の妙が三谷的、と納得するものがあったが、序盤で笑いを取りそびれているように見え、世田谷パブリックを奥行き浅く使ってるのに広く感じる。「毒」を期待したところへウェルメイドの風が流れると、やや肩透かし。だがそこは猿之助の人情を震わすワザが十二分に補い、最終的には熱烈なエノケン・ファンたる人物像がオーラスのオチを堅固にした。
終幕の構図の美しさを見るに、この瞬間のために作られた構造物としての脚本が三谷氏の「仕事」なのであるな・・という印象だ。(過去作品で映画化されたものなどを観ての印象がそう。)
ただ、やはり伏線とオチが約束する「どう演じてもさほど外れのない」という意味での完成度の高い脚本は、「演劇」をある一面的な魅力に押しとどめてしまう面もあるという、(ウェルメイド品への)実感を裏付けもした。俳優が「人間」として複合的・多面的に持つ「リアル」を捨象してしまわずに脚本の構成の妙を生かす、両立の難しさを思う。三谷氏がそれを志向したならまた面白い代物になるかも・・。三谷演劇素人の感想。

紛争地域から生まれた演劇シリーズ8
公益社団法人 国際演劇協会 日本センター
東京芸術劇場アトリエウエスト(東京都)
2016/12/14 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★
滅多に触れられない国/域の「演劇」を短編リーディングで手軽に観られる機会だが、毎度の年末。今年は運よく早くに公演チラシを手にして、2編中1編を観劇。
俳優一人によるリーディングで、毎ステージ異なる読み手で計4回。これが変わり種の台本で、俳優・観客ともにスリリングな体験となる。作家の言葉を代弁する俳優は純粋な意味で作者の媒介となっており、作者の自由奔放にしてある意志に貫かれた言葉が、観客を、俳優を揺さぶり、時に卑近な、時に壮大で高邁な思想の次元に導く。こうして過ぎる「時間」が意識される。
作家と、そこから距離を隔て、また時をも隔てた我々との「関係」とは何か・・単なる「芸術作品とそれを鑑賞する者」を超えた意表をつく呼びかけに戸惑い、ほくそ笑み、考えをめぐらす時間だった。

ゴールデンスランバー
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2016/12/10 (土) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
おもしろかったです!!原作は読んでいませんが映画は見た事があって、あれをどうやって舞台にするんだろうと思っていたのですが、なるんですね!もうこの先どうなるんだろうと思い切り前のめりで見ていましたが、原作、映画とも知らなかった場合を私はもう経験できない訳なので何とも言えませんが、もしかしたら分かりづらいのかな。隣のおじさんが時々寝てまして、おばさんに「よく分からなかった」と言ってました・・・

磁場
直人と倉持の会
本多劇場(東京都)
2016/12/11 (日) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/12/21 (水)
脚本家を精神的に追いつめて行くスポンサーが、そんなに自覚なくそうしてるようなところが怖かった。竹中直人怪演。やはり金を出してくれる人には頭があがらないのか?

鏡
早稲田大学劇団木霊
劇団木霊アトリエ(東京都)
2016/12/16 (金) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

冒した者
笛井事務所
山梨県立県民文化ホール(山梨県)
2016/12/20 (火) ~ 2016/12/20 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/12/20 (火)
東京公演より、進化と言うか熟成され台詞一つ一つがズシーンと響いていた。
ステージ上にセットと座席をつくり、素敵な空間でした。

執事達は沈黙
劇団ピンクメロンパン
シアター風姿花伝(東京都)
2016/12/14 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了